JPH0230082Y2 - - Google Patents
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- JPH0230082Y2 JPH0230082Y2 JP1985065261U JP6526185U JPH0230082Y2 JP H0230082 Y2 JPH0230082 Y2 JP H0230082Y2 JP 1985065261 U JP1985065261 U JP 1985065261U JP 6526185 U JP6526185 U JP 6526185U JP H0230082 Y2 JPH0230082 Y2 JP H0230082Y2
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- roll
- wiper
- bearing
- rolls
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0269—Cleaning
- B21B45/0275—Cleaning devices
- B21B45/0278—Cleaning devices removing liquids
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/02—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/14—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
- B21B13/147—Cluster mills, e.g. Sendzimir mills, Rohn mills, i.e. each work roll being supported by two rolls only arranged symmetrically with respect to the plane passing through the working rolls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、冷間圧延機、スキンパス圧延機ある
いはレベラ等々で使用される圧延油やレベラオイ
ルが、金属帯表面に付着してロール間より出てく
るのを、各機の出側にて十分ワイピングする機能
を果し、金属帯の表面品質を損ねることなく、簡
単に能率よくロール組替の可能なロールワイパに
関するものである。
いはレベラ等々で使用される圧延油やレベラオイ
ルが、金属帯表面に付着してロール間より出てく
るのを、各機の出側にて十分ワイピングする機能
を果し、金属帯の表面品質を損ねることなく、簡
単に能率よくロール組替の可能なロールワイパに
関するものである。
[従来の技術]
従来、金属帯を冷間圧延、スキンパス圧延ある
いはレベリングなどを行なう際、此等の設備で使
用される圧延油やレベラオイルが金属帯表面に付
着しながらロール間から出てくるのを出側にてワ
イピングする手段は、例えば実開昭56−60516号
公報、実開昭55−165607号公報などで紹介されて
いる。
いはレベリングなどを行なう際、此等の設備で使
用される圧延油やレベラオイルが金属帯表面に付
着しながらロール間から出てくるのを出側にてワ
イピングする手段は、例えば実開昭56−60516号
公報、実開昭55−165607号公報などで紹介されて
いる。
前者は弾性のあるゴムホースを使用した固定挟
着式のゴムホースワイパ、後者は複数本の金属性
ロールを上下2段に千鳥状に配列したロールワイ
パによるワイピング手段を開示している。
着式のゴムホースワイパ、後者は複数本の金属性
ロールを上下2段に千鳥状に配列したロールワイ
パによるワイピング手段を開示している。
本考案は、このうち後者に開示されているのと
同じロールワイパに関するものであり、このロー
ルワイパについて以下に説明する。
同じロールワイパに関するものであり、このロー
ルワイパについて以下に説明する。
ロールワイパを設置した具体的事例として、冷
間圧延機の一つであるセンジミアミルの構成を第
10図に示す。
間圧延機の一つであるセンジミアミルの構成を第
10図に示す。
この20段センジミアミルによる冷間圧延作業
は、左右のテンシヨンリール2から送り出された
金属帯3が左右のデフレクタロール4を介してレ
バースされながら、圧延機本体内のロール5で圧
延を行なうものであるが、この圧延時、圧延機本
体内で圧延油がスプレーAされる。この圧延油を
圧延機外に出さないようにするために、圧延方向
の出口側にロールワイパを設けるのであるが、こ
の場合はレバース圧延であるから圧延機本体の両
側にロールワイパ1,1が設置されている。
は、左右のテンシヨンリール2から送り出された
金属帯3が左右のデフレクタロール4を介してレ
バースされながら、圧延機本体内のロール5で圧
延を行なうものであるが、この圧延時、圧延機本
体内で圧延油がスプレーAされる。この圧延油を
圧延機外に出さないようにするために、圧延方向
の出口側にロールワイパを設けるのであるが、こ
の場合はレバース圧延であるから圧延機本体の両
側にロールワイパ1,1が設置されている。
このロールワイパ1の構造概要は、第11図お
よび第12図に図示するようなものである。ロー
ルワイパ1は、金属帯3を上下から挟む上段ロー
ルワイパ部1xと下段ロールワイパ部1y、上段
ロールワイパ部1xをガイドロツド6に沿つて上
下動させる油圧シリンダ7から構成されている。
よび第12図に図示するようなものである。ロー
ルワイパ1は、金属帯3を上下から挟む上段ロー
ルワイパ部1xと下段ロールワイパ部1y、上段
ロールワイパ部1xをガイドロツド6に沿つて上
下動させる油圧シリンダ7から構成されている。
上段ロールワイパ部1xは、上段ワイパロール
1aを回転自在に支承する上段フレーム8からな
る。この上段フレーム8は、図示していないベツ
ドに固定された下段フレーム9の上方にあつて、
上段フレーム8上に配設された油圧シリンダ7に
よつてガイドロツド6に沿い上下に摺動される。
1aを回転自在に支承する上段フレーム8からな
る。この上段フレーム8は、図示していないベツ
ドに固定された下段フレーム9の上方にあつて、
上段フレーム8上に配設された油圧シリンダ7に
よつてガイドロツド6に沿い上下に摺動される。
下段ロールワイパ部1yは、ベツドに固定され
た下段フレーム9と、同フレーム9に回転自在に
支承された下段ワイパロール1bとからなる。
た下段フレーム9と、同フレーム9に回転自在に
支承された下段ワイパロール1bとからなる。
上段ワイパロール1aと下段ワイパロール1b
とは、第12図に示すように金属帯3の進行方向
に対して千鳥状のに配列されている。
とは、第12図に示すように金属帯3の進行方向
に対して千鳥状のに配列されている。
10は上段および下段のワイパロール1a,1
bの胴部外周面にライニングされている弾性体で
あり、例えばポリウレタンゴム等が用いられてい
る。
bの胴部外周面にライニングされている弾性体で
あり、例えばポリウレタンゴム等が用いられてい
る。
[考案が解決しようとする問題点]
従来から使用されているロールワイパは、大略
以上説明したような構造をもつものであるが、こ
れには以下に述べるような問題点がある。
以上説明したような構造をもつものであるが、こ
れには以下に述べるような問題点がある。
ロールワイパは、一般に上段2本、下段2本
の合計4本のワイパロールで構成されている。
この上段および下段の各ワイパロールがそれぞ
れ1つのフレームに回転自在に支承され、しか
もこれ等のフレームはガイドロツドに串刺され
た構造となつているので、ロール組替に際して
はワイパロール4本をすべてライン外へ撤去し
なければロール組替ができなかつた。
の合計4本のワイパロールで構成されている。
この上段および下段の各ワイパロールがそれぞ
れ1つのフレームに回転自在に支承され、しか
もこれ等のフレームはガイドロツドに串刺され
た構造となつているので、ロール組替に際して
はワイパロール4本をすべてライン外へ撤去し
なければロール組替ができなかつた。
つまり、破損したワイパロール1本を組替え
たい場合でも、クレーン、ポーターバーなどを
使用してワイパロール全部を撤去しなければな
らず、簡単に能率よくワイパロールの組替がで
きないのである。
たい場合でも、クレーン、ポーターバーなどを
使用してワイパロール全部を撤去しなければな
らず、簡単に能率よくワイパロールの組替がで
きないのである。
ワイパロールは、金属帯の表裏面に付着した
圧延油によつてロールが浮くようなことなく油
切りを十分行なうために、金属帯に対して強く
圧接されねばならない。このワイパロールに作
用する圧下圧力によつて、上段および下段の各
ワイパロールはそれぞれ撓み、このためロール
ネツク部に配置されたベアリングが傷むことが
多く、ロール自体が回転不良あるいは回転不能
に陥る。こうなると、金属帯にスリツプ疵など
が発生し、金属帯の表面品質を損ねる。
圧延油によつてロールが浮くようなことなく油
切りを十分行なうために、金属帯に対して強く
圧接されねばならない。このワイパロールに作
用する圧下圧力によつて、上段および下段の各
ワイパロールはそれぞれ撓み、このためロール
ネツク部に配置されたベアリングが傷むことが
多く、ロール自体が回転不良あるいは回転不能
に陥る。こうなると、金属帯にスリツプ疵など
が発生し、金属帯の表面品質を損ねる。
ワイパロールの胴部外周面は、適当な肉厚を
もつた弾性体でライニングされているが、この
ワイパロールの弾性体は張力が付加された金属
帯の両エツジ部分によつて特に傷つけられ、金
属帯の板幅がほぼ同じものを連続通板すること
が多いために両エツジ部に該当するロールの弾
性体部位のみ極端に消耗しロール本体が変形し
た状態になる。
もつた弾性体でライニングされているが、この
ワイパロールの弾性体は張力が付加された金属
帯の両エツジ部分によつて特に傷つけられ、金
属帯の板幅がほぼ同じものを連続通板すること
が多いために両エツジ部に該当するロールの弾
性体部位のみ極端に消耗しロール本体が変形し
た状態になる。
このようになると、弾性体の損耗部位から油
洩れが起り、ワイパロールによる金属帯の油切
れが悪くなる。これを防ごうとして、前記で
説明したようにロールによる加圧力を増せばロ
ールの撓みはますます大きくなり、また前記
で述べた如き非能率なロール組替えを行なわな
くてはならなくなるのである。
洩れが起り、ワイパロールによる金属帯の油切
れが悪くなる。これを防ごうとして、前記で
説明したようにロールによる加圧力を増せばロ
ールの撓みはますます大きくなり、また前記
で述べた如き非能率なロール組替えを行なわな
くてはならなくなるのである。
[問題点を解決するための手段]
以上説明したように従来から使用されているロ
ールワイパには、ロール組替上、ロールの回転不
良や回転不能等の故障、ロールにライニングされ
た弾性体の損耗などに基因するワイピング機能
上、金属帯の表面品質や歩留上における多くの問
題点があつた。
ールワイパには、ロール組替上、ロールの回転不
良や回転不能等の故障、ロールにライニングされ
た弾性体の損耗などに基因するワイピング機能
上、金属帯の表面品質や歩留上における多くの問
題点があつた。
本考案は、上下2段の千鳥状ロール配列構成か
らなるロールワイパにおいて、かかる従来の問題
点を解決したロールワイパの構造に関するもので
ある。
らなるロールワイパにおいて、かかる従来の問題
点を解決したロールワイパの構造に関するもので
ある。
すなわち、本考案は、ワイパロール軸11の両
端部を回転支持する軸受用ベアリング12と、こ
のロール軸11の両端部より内側の位置の軸外周
面に嵌合されたベアリング13とによつて、2重
に回転自在に支承されたロール外筒14を有する
上段および下段のワイパロール1a,1bと、上
段のワイパロール軸11の両端部の軸受用ベアリ
ング12を挿入する横溝18を有し、この横溝1
8に挿入された軸受用ベアリング12を横溝内に
固定する手段を備えた上段フレーム8と、下段の
ワイパロール軸11両端部の軸受用ベアリング1
2を挿入する縦溝21を有する下段フレーム9と
を具備することを特徴とするロールワイパを提供
するものである。
端部を回転支持する軸受用ベアリング12と、こ
のロール軸11の両端部より内側の位置の軸外周
面に嵌合されたベアリング13とによつて、2重
に回転自在に支承されたロール外筒14を有する
上段および下段のワイパロール1a,1bと、上
段のワイパロール軸11の両端部の軸受用ベアリ
ング12を挿入する横溝18を有し、この横溝1
8に挿入された軸受用ベアリング12を横溝内に
固定する手段を備えた上段フレーム8と、下段の
ワイパロール軸11両端部の軸受用ベアリング1
2を挿入する縦溝21を有する下段フレーム9と
を具備することを特徴とするロールワイパを提供
するものである。
さらに望ましい態様としては、前記ロール外筒
14を筒長方向に任意の長さに複数個に分割した
各分割外筒23が、ワイパロール軸11の外周面
に嵌合されたベアリング13によつて各々独立し
た分割ロール22となつているとともに、前記ロ
ール外筒14およびこの外筒14を分割してなる
分割外筒23の外周面にそれぞれ弾性体10およ
び分割弾性体24がライニングされていることを
特徴とするロールワイパを提供するものである。
14を筒長方向に任意の長さに複数個に分割した
各分割外筒23が、ワイパロール軸11の外周面
に嵌合されたベアリング13によつて各々独立し
た分割ロール22となつているとともに、前記ロ
ール外筒14およびこの外筒14を分割してなる
分割外筒23の外周面にそれぞれ弾性体10およ
び分割弾性体24がライニングされていることを
特徴とするロールワイパを提供するものである。
つまり、本考案に係るロールワイパの構造上の
特徴は、ワイパロールが従来使用されているよう
な上下段それぞれのフレームに支承され一体物と
して自在に回転しているものとは異なり、回転自
在なロール軸の外周面上をさらに自在に回転する
ロール外筒からなる2体物構造とし、したがつて
この2体物をそれぞれ独立して回転自在とするた
めに都合2重のベアリングを配し、また、このよ
うなワイパロールを1本ずつ簡単に脱着すること
ができるように上段および下段のロール支持フレ
ームを改造したものである。
特徴は、ワイパロールが従来使用されているよう
な上下段それぞれのフレームに支承され一体物と
して自在に回転しているものとは異なり、回転自
在なロール軸の外周面上をさらに自在に回転する
ロール外筒からなる2体物構造とし、したがつて
この2体物をそれぞれ独立して回転自在とするた
めに都合2重のベアリングを配し、また、このよ
うなワイパロールを1本ずつ簡単に脱着すること
ができるように上段および下段のロール支持フレ
ームを改造したものである。
さらに上段のワイパロール軸11の両端部を回
転支持する軸受用ベアリング12を保持する上段
フレーム8において、この上段フレーム8に設け
られた横溝18内に軸受用ベアリング12を溝内
に固定する手段は、ブロツク19,20とこの横
溝入口を開閉する固定用プレート17によつて行
なうことができる。
転支持する軸受用ベアリング12を保持する上段
フレーム8において、この上段フレーム8に設け
られた横溝18内に軸受用ベアリング12を溝内
に固定する手段は、ブロツク19,20とこの横
溝入口を開閉する固定用プレート17によつて行
なうことができる。
[実施例]
以下、図面によつて本考案をさらに詳細に説明
する。
する。
第1図乃至第9図は本考案に係るロールワイパ
の実施例を図示したものである。
の実施例を図示したものである。
第1図は本考案に係るロールワイパの一部を省
略した要部断面概略平面図、第2図は第1図の
−矢視図、第3図aは上段フレーム概要図、第
3図bは第3図aの上段フレームの他の事例を示
した概要図である。
略した要部断面概略平面図、第2図は第1図の
−矢視図、第3図aは上段フレーム概要図、第
3図bは第3図aの上段フレームの他の事例を示
した概要図である。
第4図aは上記第3図aに図示した上段フレー
ムの横溝に挿入される上段ワイパロール軸の回転
支持用軸受ベアリングとブロツクの組合せ説明図
であり、第4図bは第3図bに図示した上段フレ
ームの横溝に挿入されるベアリングとブロツクの
組合せ説明図である。
ムの横溝に挿入される上段ワイパロール軸の回転
支持用軸受ベアリングとブロツクの組合せ説明図
であり、第4図bは第3図bに図示した上段フレ
ームの横溝に挿入されるベアリングとブロツクの
組合せ説明図である。
第5図は下段フレーム概要図、第6図は一部切
断された分割ロール断面図である。
断された分割ロール断面図である。
第7図は、Wmmの幅狭金属帯からwmmの最大幅
金属帯までの多数の金属帯を通板した場合、Cの
1本ロール1aまたは1b、およびDの分割ロー
ル22の外周面にライニングした弾性体10およ
び24の損耗状態を示したものである。
金属帯までの多数の金属帯を通板した場合、Cの
1本ロール1aまたは1b、およびDの分割ロー
ル22の外周面にライニングした弾性体10およ
び24の損耗状態を示したものである。
第8図は本考案に係るロールワイパをスキンパ
ス圧延機25に実施した状況を示す概略説明図で
あり、第9図は、金属帯3の連続剪断ラインや金
属帯3の精整(サイドトリミング、レベリング
等)ラインに設置されているレベラの後面に配置
されたロールワイパの状況を示す概略説明図であ
る。
ス圧延機25に実施した状況を示す概略説明図で
あり、第9図は、金属帯3の連続剪断ラインや金
属帯3の精整(サイドトリミング、レベリング
等)ラインに設置されているレベラの後面に配置
されたロールワイパの状況を示す概略説明図であ
る。
なお、第1図乃至第9図に基づいて本考案を説
明するが、前記第10図乃至第12図を用いて説
明した従来のロールワイパのものと同一または略
同一のものには同一の符号をつけ、その説明も一
部省略する。
明するが、前記第10図乃至第12図を用いて説
明した従来のロールワイパのものと同一または略
同一のものには同一の符号をつけ、その説明も一
部省略する。
左右対称のため左半分を省略して図示された第
1図と第2図において、金属帯3を挟む如く上段
および下段に各々少なくとも2本ずつ千鳥状に配
置されるワイパロール1a,1bは、ワイパロー
ル軸11とワイパロール外筒14と、この両者を
回転自在とするために2重に配したベアリング1
2,13と、ロール外筒14の外周面にライニン
グされた弾性体10とから構成される。
1図と第2図において、金属帯3を挟む如く上段
および下段に各々少なくとも2本ずつ千鳥状に配
置されるワイパロール1a,1bは、ワイパロー
ル軸11とワイパロール外筒14と、この両者を
回転自在とするために2重に配したベアリング1
2,13と、ロール外筒14の外周面にライニン
グされた弾性体10とから構成される。
このような上下段の各ワイパロール1a,1b
は、そのロール軸11の両端部が軸受用ベアリン
グ12と、このベアリング12を支承する上段お
よび下段のフレーム8,9とによつて回転自在に
支持され、さらにこのロール軸11の外周面上に
ロール外筒14を自在に回転させるために、ロー
ル軸11の両端部より内側の位置の軸外周面にベ
アリング13が嵌合された構造となつている。
は、そのロール軸11の両端部が軸受用ベアリン
グ12と、このベアリング12を支承する上段お
よび下段のフレーム8,9とによつて回転自在に
支持され、さらにこのロール軸11の外周面上に
ロール外筒14を自在に回転させるために、ロー
ル軸11の両端部より内側の位置の軸外周面にベ
アリング13が嵌合された構造となつている。
以上の如く構成された上下段の各ワイパロール
1a,1bは、その一部であるベアリング12を
支承する上下段フレーム8,9とともに、上段ロ
ールワイパ部1xと下段ロールワイパ部1yをそ
れぞれ構成する。
1a,1bは、その一部であるベアリング12を
支承する上下段フレーム8,9とともに、上段ロ
ールワイパ部1xと下段ロールワイパ部1yをそ
れぞれ構成する。
このように構成された上下段のロールワイパ部
1x,1yは、その上下段フレーム8,9をガイ
ドロツド6で串刺された構造となつて一体化され
る。また、下段ワイパロール1bを支承する下段
フレーム9には、円柱形支持金物15が立設固定
されており、上段ワイパロール1aの上段フレー
ム8に固定された油圧シリンダ7のフオークエン
ド16が上記金物15に連結されている。
1x,1yは、その上下段フレーム8,9をガイ
ドロツド6で串刺された構造となつて一体化され
る。また、下段ワイパロール1bを支承する下段
フレーム9には、円柱形支持金物15が立設固定
されており、上段ワイパロール1aの上段フレー
ム8に固定された油圧シリンダ7のフオークエン
ド16が上記金物15に連結されている。
次に、第3図乃至第5図において上下段フレー
ムを説明する。第3図は、上段フレーム8の概要
を示す。この上段フレーム8には、前記上段ワイ
パロール軸11両端部の軸受用ベアリング12を
挿入し支承する横溝18が設けられるとともに、
その横溝18の入口Bを開閉する固定用プレート
17が取りつけられている。固定用プレート17
はバカ孔32を通してねじ孔33にねじ込んだボ
ルト34により上段フレーム8に固定される。こ
のような上段フレーム8の横溝18に挿入される
軸受用ベアリング12と、このベアリング12を
横溝18内に固定するブロツク19,20の組合
せを第4図に示す。
ムを説明する。第3図は、上段フレーム8の概要
を示す。この上段フレーム8には、前記上段ワイ
パロール軸11両端部の軸受用ベアリング12を
挿入し支承する横溝18が設けられるとともに、
その横溝18の入口Bを開閉する固定用プレート
17が取りつけられている。固定用プレート17
はバカ孔32を通してねじ孔33にねじ込んだボ
ルト34により上段フレーム8に固定される。こ
のような上段フレーム8の横溝18に挿入される
軸受用ベアリング12と、このベアリング12を
横溝18内に固定するブロツク19,20の組合
せを第4図に示す。
第3図bに示す上段フレーム8は、第3図aに
図示したものの横溝18の溝入口付近を水平より
若干持ち上げた形状となし、溝内に挿入したベア
リング12即ち上段ワイパロール1aあるいはブ
ロツク19,20が溝外へ簡単にとびださないよ
うにした他の事例である。また、第4図aに示し
たベアリング12とブロツク19,20の組合せ
のものが、第3図aに示した上段フレーム8の横
溝18に挿入される。同様に第4図bに示した組
合せのものが、第3図bに図示された上段フレー
ム8の横溝18に挿入される。
図示したものの横溝18の溝入口付近を水平より
若干持ち上げた形状となし、溝内に挿入したベア
リング12即ち上段ワイパロール1aあるいはブ
ロツク19,20が溝外へ簡単にとびださないよ
うにした他の事例である。また、第4図aに示し
たベアリング12とブロツク19,20の組合せ
のものが、第3図aに示した上段フレーム8の横
溝18に挿入される。同様に第4図bに示した組
合せのものが、第3図bに図示された上段フレー
ム8の横溝18に挿入される。
第5図は、下段フレーム9を概要を示す。この
下段フレーム9には、下段ワイパロール軸11の
両端部の軸受用ベアリング12を落しこむ如く挿
入しまたは抜きとる如くH支承する縦溝21が設
けてある。
下段フレーム9には、下段ワイパロール軸11の
両端部の軸受用ベアリング12を落しこむ如く挿
入しまたは抜きとる如くH支承する縦溝21が設
けてある。
以上の如き構造を有するロールワイパにおい
て、各ワイパロールは1本ロールとして有効なも
のであるが、これの望ましい態様として1本ロー
ルを任意の長さに筒長方向に分割化した分割ロー
ルとして用いてもよいのである。
て、各ワイパロールは1本ロールとして有効なも
のであるが、これの望ましい態様として1本ロー
ルを任意の長さに筒長方向に分割化した分割ロー
ルとして用いてもよいのである。
この分割ロールの断面図を第6図に示すが、分
割ロール22は、1本ロールのロール外筒14を
筒長方向に複数個に分割した各分割外筒23と、
これ等の分割外筒23をワイパロール軸11の外
周面に対して回転自在に支持するベアリング1
3,13…と、各分割外筒23,23…の外周面
にライニングされた分割弾性体24とからなつて
いる。
割ロール22は、1本ロールのロール外筒14を
筒長方向に複数個に分割した各分割外筒23と、
これ等の分割外筒23をワイパロール軸11の外
周面に対して回転自在に支持するベアリング1
3,13…と、各分割外筒23,23…の外周面
にライニングされた分割弾性体24とからなつて
いる。
以上に述べた如き構造を有する本考案に係るロ
ールワイパを具体的に実施する事例として、前述
のセンジミア冷間圧延機に実施する以外に、スキ
ンパス圧延機に実施する概略を第8図に、また金
属帯の連続剪断ラインや金属帯の精整(サイドト
リミング、レベリング等)ラインに実施する概略
状況を第9図に示す。
ールワイパを具体的に実施する事例として、前述
のセンジミア冷間圧延機に実施する以外に、スキ
ンパス圧延機に実施する概略を第8図に、また金
属帯の連続剪断ラインや金属帯の精整(サイドト
リミング、レベリング等)ラインに実施する概略
状況を第9図に示す。
第9図において、本考案に係るロールワイパ1
はレベラ26の後方に設置されている。この図に
おいて27はドライア、28は剪断装置、29は
コンベア、30はパイラ、31は剪断された金属
シートを示し、Eは金属帯3をコイル状に巻取る
ラインを、Fは金属シート31をパイラ30に送
り積重ねるラインを示している。
はレベラ26の後方に設置されている。この図に
おいて27はドライア、28は剪断装置、29は
コンベア、30はパイラ、31は剪断された金属
シートを示し、Eは金属帯3をコイル状に巻取る
ラインを、Fは金属シート31をパイラ30に送
り積重ねるラインを示している。
このように、ロールワイパ1はレベラ26の後
方に設置され、レベラ26において使用されるレ
ベラオイルが金属帯3の表面に付着してくるのを
後方(出側)において十分ワイピングするのであ
る。
方に設置され、レベラ26において使用されるレ
ベラオイルが金属帯3の表面に付着してくるのを
後方(出側)において十分ワイピングするのであ
る。
[作用]
ロールワイパ1は冷間圧延機、スキンパス圧延
機あるいはレベラ等の後方(出側)に設置する。
そして、これ等各機の出側のロール間より金属帯
3の表面に付着しながら出てくる圧延油やレベラ
オイルを、金属帯3の上面に上段ワイパロール1
aを加圧接触させると共に同下面に下段ワイパロ
ール1bを接触させることによつてワイピングを
行なう。
機あるいはレベラ等の後方(出側)に設置する。
そして、これ等各機の出側のロール間より金属帯
3の表面に付着しながら出てくる圧延油やレベラ
オイルを、金属帯3の上面に上段ワイパロール1
aを加圧接触させると共に同下面に下段ワイパロ
ール1bを接触させることによつてワイピングを
行なう。
上下段のワイパロール1a,1bは金属帯3に
対して上下から押圧するために、そのロールネツ
ク部に嵌装したベアリングが傷み易く、金属帯3
にスリツプ疵が生じ易いが、本考案においては軸
受用ベアリング12と外筒用ベアリング13の二
重構造となつているのでワイパロールの撓みを各
ベアリングに分散させて受けもたすことができる
とともに、同一長の金属帯に対するワイピングに
対し各ベアリングの回転量は少なくすることがで
きるので、ワイパロールの寿命を伸ばすことが出
来る。
対して上下から押圧するために、そのロールネツ
ク部に嵌装したベアリングが傷み易く、金属帯3
にスリツプ疵が生じ易いが、本考案においては軸
受用ベアリング12と外筒用ベアリング13の二
重構造となつているのでワイパロールの撓みを各
ベアリングに分散させて受けもたすことができる
とともに、同一長の金属帯に対するワイピングに
対し各ベアリングの回転量は少なくすることがで
きるので、ワイパロールの寿命を伸ばすことが出
来る。
上段ワイパロール1aを交換するときにはバカ
孔32を通してネジ孔33に螺込んでいたボルト
34を緩めて取り外し、固定用プレート18を解
放し、上段ワイパロール1aを横溝18から抜き
取つて行う。
孔32を通してネジ孔33に螺込んでいたボルト
34を緩めて取り外し、固定用プレート18を解
放し、上段ワイパロール1aを横溝18から抜き
取つて行う。
下段ワイパロール1bを交換するときには、下
段フレーム9上から金属帯3を逃がし、油圧シリ
ンダ7により下段フレーム9と上下フレーム8の
間隙を十分とつたのち、下段ワイパロール1bを
縦溝21から第5図に示すように矢印Hの方向に
一本ずつ引き上げて抜き取る。
段フレーム9上から金属帯3を逃がし、油圧シリ
ンダ7により下段フレーム9と上下フレーム8の
間隙を十分とつたのち、下段ワイパロール1bを
縦溝21から第5図に示すように矢印Hの方向に
一本ずつ引き上げて抜き取る。
また、第1図および第2図に示した1本ロール
1a,1bや第6図に示した分割ロール22にお
いては、第7図に図示する如く金属帯3の両エツ
ジによつて傷つけられたロールのみ、あるいは傷
つけられた両端部の分割ロール22のみを取り替
えることができるものである。
1a,1bや第6図に示した分割ロール22にお
いては、第7図に図示する如く金属帯3の両エツ
ジによつて傷つけられたロールのみ、あるいは傷
つけられた両端部の分割ロール22のみを取り替
えることができるものである。
[考案の効果]
本考案は次のような効果を有している。
(a) 従来は、4本のワイパロールを組み込んだフ
レーム全体を取り外さなければならなかつた。
しかし本考案においては、上段ワイパロール1
aは上段フレーム8を動かさなくてもそのまま
取替えることができる。つまり、金属帯3を残
したままで下段フレーム9を何ら動かさずに上
段ワイパロール1aを取替えることができるの
である。
レーム全体を取り外さなければならなかつた。
しかし本考案においては、上段ワイパロール1
aは上段フレーム8を動かさなくてもそのまま
取替えることができる。つまり、金属帯3を残
したままで下段フレーム9を何ら動かさずに上
段ワイパロール1aを取替えることができるの
である。
また、下段ワイパロール1bは、下段フレー
ム9上から金属帯3を逃がしてあれば、上段フ
レーム8(上段ワイパロール1aの有無に拘ら
ず)および下段フレーム9を取り外さなくて
も、下段フレーム9の縦溝21から下段ワイパ
ロール1bを上方に抜取ることにより、簡単に
取替えることができる。
ム9上から金属帯3を逃がしてあれば、上段フ
レーム8(上段ワイパロール1aの有無に拘ら
ず)および下段フレーム9を取り外さなくて
も、下段フレーム9の縦溝21から下段ワイパ
ロール1bを上方に抜取ることにより、簡単に
取替えることができる。
損傷ワイパロール1本のみを簡単に交換する
ことができるし、ロール寸法にもよるがロール
自体が従来のものより軽量化されているので、
クレーン、ポータバーなどを用いずとも人手に
より交換できるためワイパロール組替時間が大
幅に短縮されるのである。
ことができるし、ロール寸法にもよるがロール
自体が従来のものより軽量化されているので、
クレーン、ポータバーなどを用いずとも人手に
より交換できるためワイパロール組替時間が大
幅に短縮されるのである。
それ故、従来ワイパールの組替時間が30分/
回必要としていたものを10分/回以下に短縮す
ることができる。
回必要としていたものを10分/回以下に短縮す
ることができる。
(b) 簡単に且つ能率良くロール交換ができるの
で、作業中にワイパロール異常が発見された場
合、作業の途中例えばレバース圧延の途中でも
ロール交換ができる。
で、作業中にワイパロール異常が発見された場
合、作業の途中例えばレバース圧延の途中でも
ロール交換ができる。
(c) さらにワイパロールネツク部のベアリングが
傷むことが少なく且つ慣性能率の小さいワイパ
ロール外筒、分割外筒を有するのでワイパロー
ルが金属帯に追随しながら軽く回転するため
に、金属帯にスリツプ疵などを発生させて表面
品質を損ねることがない。
傷むことが少なく且つ慣性能率の小さいワイパ
ロール外筒、分割外筒を有するのでワイパロー
ルが金属帯に追随しながら軽く回転するため
に、金属帯にスリツプ疵などを発生させて表面
品質を損ねることがない。
(d) ワイパロールを分割ロールとした場合には、
傷つき易い両端部のみを取替えれば済むのでロ
ール費を著しく減少させることができるととも
に予備などを含めたロール保有本数を減少させ
得る。
傷つき易い両端部のみを取替えれば済むのでロ
ール費を著しく減少させることができるととも
に予備などを含めたロール保有本数を減少させ
得る。
以上の如く、十分なワイピング機能を果す本考
案の工業的価値は大きいものである。
案の工業的価値は大きいものである。
第1図乃至第9図は、本考案の実施例を示すも
のであり、第1図は本考案に係るロールワイパの
一部を省略した要部断面概略正面図、第2図は第
1図の−矢視図、第3図aは上段フレーム概
要図、第3図bは第3図aの上段フレームの他の
事例を示した概要図である。第4図aは上記第3
図aに図示した上段フレームの横溝に挿入される
上段ワイパロール軸の回転支持用軸受ベアリング
とブロツクの組合せ説明図であり、第4図bは第
3図bに図示した上段フレームの横溝に挿入され
るベアリングとブロツクの組合せ説明図である。
第5図は下段フレーム概要図、第6図は一部切断
された分割ロール断面図である。第7図は、Wmm
の幅狭金属帯からwmmの最大幅金属帯までの多数
の金属帯を通板した場合、Cの1本ロールおよび
Dの分割ロールの外周面にライニングした弾性体
の損耗状態を示したものである。第8図は本考案
に係るロールワイパをスキンパス圧延機に実施し
た状況を示す概略説明図であり、第9図は、金属
帯の連続剪断ラインや金属帯の精整(サイドトリ
ミング、レベリング等)ラインに設置されている
レベラの後面に配置されたロールワイパの状況を
示す概略説明図である。第10図乃至第12図
は、従来のセンジミア冷間圧延機にロールワイパ
を設置した事例およびその構造概要を示すもので
あり、第10図は20段センジミア冷間圧延機にロ
ールワイパを設置した構成図、第11図はロール
ワイパの構造概要を示す正面図、第12図は第1
1図のXII−XII矢視図である。 1……ロールワイパ、1x……上段ロールワイ
パ部、1y……下段ロールワイパ部、1a……上
段ワイパロール、1b……下段ワイパロール、2
……テンシヨンリール、3……金属帯、4……デ
フレクタロール、5……圧延ロール、6……ガイ
ドロツド、7……油圧シリンダ、8……上段フレ
ーム、9……下段フレーム、10……弾性体、1
1……ワイパロール軸、12……軸受用ベアリン
グ、13……外筒用ベアリング、14……ワイパ
ロール外筒、15……円柱形支持金物、16……
油圧シリンダのフオークエンド、17……固定用
プレート、18……横溝、19……ブロツク、2
0……ブロツク、21……縦溝、22……分割ロ
ール、23……分割外筒、24……分割弾性体、
25……スキンパス圧延機、26……レベラ、2
7……ドライア、28……剪断装置、29……コ
ンベア、30……パイラ、31……金属シート、
32……バカ孔、33……ネジ孔、34……ボル
ト。
のであり、第1図は本考案に係るロールワイパの
一部を省略した要部断面概略正面図、第2図は第
1図の−矢視図、第3図aは上段フレーム概
要図、第3図bは第3図aの上段フレームの他の
事例を示した概要図である。第4図aは上記第3
図aに図示した上段フレームの横溝に挿入される
上段ワイパロール軸の回転支持用軸受ベアリング
とブロツクの組合せ説明図であり、第4図bは第
3図bに図示した上段フレームの横溝に挿入され
るベアリングとブロツクの組合せ説明図である。
第5図は下段フレーム概要図、第6図は一部切断
された分割ロール断面図である。第7図は、Wmm
の幅狭金属帯からwmmの最大幅金属帯までの多数
の金属帯を通板した場合、Cの1本ロールおよび
Dの分割ロールの外周面にライニングした弾性体
の損耗状態を示したものである。第8図は本考案
に係るロールワイパをスキンパス圧延機に実施し
た状況を示す概略説明図であり、第9図は、金属
帯の連続剪断ラインや金属帯の精整(サイドトリ
ミング、レベリング等)ラインに設置されている
レベラの後面に配置されたロールワイパの状況を
示す概略説明図である。第10図乃至第12図
は、従来のセンジミア冷間圧延機にロールワイパ
を設置した事例およびその構造概要を示すもので
あり、第10図は20段センジミア冷間圧延機にロ
ールワイパを設置した構成図、第11図はロール
ワイパの構造概要を示す正面図、第12図は第1
1図のXII−XII矢視図である。 1……ロールワイパ、1x……上段ロールワイ
パ部、1y……下段ロールワイパ部、1a……上
段ワイパロール、1b……下段ワイパロール、2
……テンシヨンリール、3……金属帯、4……デ
フレクタロール、5……圧延ロール、6……ガイ
ドロツド、7……油圧シリンダ、8……上段フレ
ーム、9……下段フレーム、10……弾性体、1
1……ワイパロール軸、12……軸受用ベアリン
グ、13……外筒用ベアリング、14……ワイパ
ロール外筒、15……円柱形支持金物、16……
油圧シリンダのフオークエンド、17……固定用
プレート、18……横溝、19……ブロツク、2
0……ブロツク、21……縦溝、22……分割ロ
ール、23……分割外筒、24……分割弾性体、
25……スキンパス圧延機、26……レベラ、2
7……ドライア、28……剪断装置、29……コ
ンベア、30……パイラ、31……金属シート、
32……バカ孔、33……ネジ孔、34……ボル
ト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ワイパロール軸11の両端部を回転支持する
軸受用ベアリング12と、このロール軸11の
両端部より内側の位置の軸外周面に嵌合された
ベアリング13とによつて、2重に回転自在に
支承されたワイパロール外筒14を有する上段
および下段のワイパロール1a,1bと、前記
上段のワイパロール軸11の両端部の軸受用ベ
アリング12を挿入する横溝18を有し、この
横溝18に挿入された軸受用ベアリング12を
横溝内に固定する手段を備えた上段フレーム8
と、下段のワイパロール軸11両端部の軸受用
ベアリング12を挿入する縦溝21を有する下
段フレーム9とを具備することを特徴とするロ
ールワイパ。 2 ワイパロール外筒14を筒長方向に複数個に
分割した各分割外筒23がワイパロール軸11
の外周面に嵌合されたベアリング13によつて
独立した分割ロール22となつていることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
ロールワイパ。 3 ワイパロール外筒14およびこの外筒14を
分割して形成される各分割外筒23の外周面に
それぞれ弾性体10および分割弾性体24がラ
イニングされていることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項または第2項記載のロー
ルワイパ。 4 横溝18に挿入された上段ワイパロール軸1
1の軸受用ベアリング12を横溝内に固定する
手段がブロツク19,20および横溝入口を開
閉する固定用プレート17であることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載のロー
ルワイパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985065261U JPH0230082Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985065261U JPH0230082Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61182609U JPS61182609U (ja) | 1986-11-14 |
JPH0230082Y2 true JPH0230082Y2 (ja) | 1990-08-14 |
Family
ID=30597099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985065261U Expired JPH0230082Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0230082Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0341853Y2 (ja) * | 1987-07-10 | 1991-09-03 | ||
JP2523725B2 (ja) * | 1987-12-04 | 1996-08-14 | 株式会社日立製作所 | ストリツプワイパ |
JPH0942274A (ja) * | 1995-08-04 | 1997-02-10 | Odaka Gomme Kogyo Kk | ゴムロールおよびその製造方法 |
JP4135320B2 (ja) * | 1999-03-31 | 2008-08-20 | 株式会社日立製作所 | ストリップワイパ装置,ストリップのワイピング方法,圧延設備及び圧延方法 |
JP2009178707A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Omiya Kogyo Kk | ダイシングフレーム洗浄方法及びその装置 |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP1985065261U patent/JPH0230082Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61182609U (ja) | 1986-11-14 |
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