JP2709421B2 - 圧延鋼帯における圧延油のワイピング方法 - Google Patents
圧延鋼帯における圧延油のワイピング方法Info
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- JP2709421B2 JP2709421B2 JP3267281A JP26728191A JP2709421B2 JP 2709421 B2 JP2709421 B2 JP 2709421B2 JP 3267281 A JP3267281 A JP 3267281A JP 26728191 A JP26728191 A JP 26728191A JP 2709421 B2 JP2709421 B2 JP 2709421B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0269—Cleaning
- B21B45/0275—Cleaning devices
- B21B45/0278—Cleaning devices removing liquids
- B21B45/0284—Cleaning devices removing liquids removing lubricants
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷間圧延鋼帯に付着し
た圧延油のワイピング方法に関するものである。
た圧延油のワイピング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷間圧延鋼帯に付着した圧延油を
ワイピングする手段として、図2に示す如く、圧延鋼帯
1の下面に当接させる1本の金属製小径ロール2と、圧
延鋼帯1の上面に当接させる2本の金属製小径ロール
3,4とを、圧延鋼帯1の長手方向に千鳥状に配列し、
かつ前記各ロール2,3,4の変形を防止するためのバ
ックアップロール2a,3a,4aからなる所謂ロールレベラー
型ワイパー5がある(特開昭61−140318号公報
参照)。
ワイピングする手段として、図2に示す如く、圧延鋼帯
1の下面に当接させる1本の金属製小径ロール2と、圧
延鋼帯1の上面に当接させる2本の金属製小径ロール
3,4とを、圧延鋼帯1の長手方向に千鳥状に配列し、
かつ前記各ロール2,3,4の変形を防止するためのバ
ックアップロール2a,3a,4aからなる所謂ロールレベラー
型ワイパー5がある(特開昭61−140318号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記ロールレベラー型
ワイパー5は、(1)式の如く、鋼帯1とワイパー5間
の接触圧力Pは、鋼帯1にかかる張力に比例する。 P=T・ sinθ/D・π・θ………(1) P;接触圧力 θ;巻き付き角度
の1/2 T;鋼帯1の単位幅当りの張力 D;ロール2,
3,4の直径
ワイパー5は、(1)式の如く、鋼帯1とワイパー5間
の接触圧力Pは、鋼帯1にかかる張力に比例する。 P=T・ sinθ/D・π・θ………(1) P;接触圧力 θ;巻き付き角度
の1/2 T;鋼帯1の単位幅当りの張力 D;ロール2,
3,4の直径
【0004】またワイピング後の残留油膜厚さは、
(2)式の如く、接触圧力Pの逆数に比例する。 t=K・η・V/α・P………(2) t;ワイピング後の残留油膜厚さ K;定数 η;油の粘度 V;鋼帯速度 α;噛み込み角度 従って、鋼帯1の板厚が薄くなってくると、鋼帯1にか
かる張力が減少するため、接触圧力が小さくなるのでワ
イピング性が悪化し、ロール2,3,4と鋼帯1間にお
いてスリップが発生し、スリ疵となる。良好なワイピン
グ状態を保つためには、(2)式の関係から鋼帯速度を
制限する必要がある。図3は、最大圧延速度 500m/ m
inの圧延機にてSUS 304を圧延する場合の板厚と速度
制限値との関係を示すが、板厚 1.0mm未満では、最大圧
延速度での圧延ができず、生産能率が大幅に低下すると
いう問題がある。
(2)式の如く、接触圧力Pの逆数に比例する。 t=K・η・V/α・P………(2) t;ワイピング後の残留油膜厚さ K;定数 η;油の粘度 V;鋼帯速度 α;噛み込み角度 従って、鋼帯1の板厚が薄くなってくると、鋼帯1にか
かる張力が減少するため、接触圧力が小さくなるのでワ
イピング性が悪化し、ロール2,3,4と鋼帯1間にお
いてスリップが発生し、スリ疵となる。良好なワイピン
グ状態を保つためには、(2)式の関係から鋼帯速度を
制限する必要がある。図3は、最大圧延速度 500m/ m
inの圧延機にてSUS 304を圧延する場合の板厚と速度
制限値との関係を示すが、板厚 1.0mm未満では、最大圧
延速度での圧延ができず、生産能率が大幅に低下すると
いう問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の問
題を解決すべくなしたものであって、その要旨とすると
ころは、冷間圧延ライン中に、ロールレベラー型ワイパ
ーと、ピンチロール型ワイパーとを直列に配置し、板厚
1mm以上の圧延鋼帯は前記ロールレベラー型ワイパーへ
通板させ、板厚1mm未満の圧延鋼帯は前記ピンチロール
型ワイパーへ通板させるようにした圧延鋼帯における圧
延油のワイピング方法にある。
題を解決すべくなしたものであって、その要旨とすると
ころは、冷間圧延ライン中に、ロールレベラー型ワイパ
ーと、ピンチロール型ワイパーとを直列に配置し、板厚
1mm以上の圧延鋼帯は前記ロールレベラー型ワイパーへ
通板させ、板厚1mm未満の圧延鋼帯は前記ピンチロール
型ワイパーへ通板させるようにした圧延鋼帯における圧
延油のワイピング方法にある。
【0006】
【作用】本発明によれば、ロールレベラー型ワイパーと
ピンチロール型ワイパーとを直列に配置してあるから、
板厚1mm以上の圧延鋼帯はロールレベラー型ワイパーへ
通板させ、板厚1mm未満の圧延鋼帯はピンチロール型ワ
イパーへ通板させることにより、すべての板厚の圧延鋼
帯において、圧延の高速化と、良好なワイピングが行え
る。
ピンチロール型ワイパーとを直列に配置してあるから、
板厚1mm以上の圧延鋼帯はロールレベラー型ワイパーへ
通板させ、板厚1mm未満の圧延鋼帯はピンチロール型ワ
イパーへ通板させることにより、すべての板厚の圧延鋼
帯において、圧延の高速化と、良好なワイピングが行え
る。
【0007】圧延鋼帯の板厚が1mm未満の場合は、前述
した如く、ロールレベラー型ワイパーでは、鋼帯張力が
小さくなるので、ワイピングに必要な圧力が保てなくな
るが、ピンチロール型ワイパーでは、鋼帯張力に関係な
く、ワイピング圧力が一定に保てるので、良好なワイピ
ングが可能となる。これと逆に圧延鋼帯の板厚が1mm以
上の場合には、ピンチロール型ワイパーでは、圧延鋼帯
の形状が悪い場合は、ロールと圧延鋼帯とが板幅方向に
均一に接触しないという問題があるが、ロールレベラー
型ワイパーでは、レベリング効果により、板幅方向に均
一に接触するので良好なワイピングが可能となる。
した如く、ロールレベラー型ワイパーでは、鋼帯張力が
小さくなるので、ワイピングに必要な圧力が保てなくな
るが、ピンチロール型ワイパーでは、鋼帯張力に関係な
く、ワイピング圧力が一定に保てるので、良好なワイピ
ングが可能となる。これと逆に圧延鋼帯の板厚が1mm以
上の場合には、ピンチロール型ワイパーでは、圧延鋼帯
の形状が悪い場合は、ロールと圧延鋼帯とが板幅方向に
均一に接触しないという問題があるが、ロールレベラー
型ワイパーでは、レベリング効果により、板幅方向に均
一に接触するので良好なワイピングが可能となる。
【0008】
【実施例】図1において、1は圧延鋼帯、6は冷間リバ
ース圧延機であり、冷間リバース圧延機6の入側および
出側に、ロールレベラー型ワイパー5と、ピンチロール
型ワイパー7とをそれぞれ直列に配置し、板厚1mm以上
の圧延鋼帯は前記ロールレベラー型ワイパー5へ通板さ
せ、板厚1mm未満の圧延鋼帯は前記ピンチロール型ワイ
パー7へ通板させる。なお、図1中、8はデフレクトロ
ール、9は巻き取りリールである。
ース圧延機であり、冷間リバース圧延機6の入側および
出側に、ロールレベラー型ワイパー5と、ピンチロール
型ワイパー7とをそれぞれ直列に配置し、板厚1mm以上
の圧延鋼帯は前記ロールレベラー型ワイパー5へ通板さ
せ、板厚1mm未満の圧延鋼帯は前記ピンチロール型ワイ
パー7へ通板させる。なお、図1中、8はデフレクトロ
ール、9は巻き取りリールである。
【0009】前記各ワイパー5、7のロールは、金属製
であり、その直径は70mmであって、板厚 0.1〜 6.0mm、
最大幅1500mmのSUS 304の圧延を行ったところ、上記
板厚範囲において、圧延機の最大速度による圧延と、良
好なワイピングとが行えた(圧延能率は、従来よりも約
30%向上した)。なお、実施例では、各ワイパー5,7
のロールの直径を70mmとしたが、これは、(2)式から
判るように小径ほど有利であるが、クーラントオイルの
粘度によってもワイピング性が変化するので、特にロー
ル直径は限定しない。
であり、その直径は70mmであって、板厚 0.1〜 6.0mm、
最大幅1500mmのSUS 304の圧延を行ったところ、上記
板厚範囲において、圧延機の最大速度による圧延と、良
好なワイピングとが行えた(圧延能率は、従来よりも約
30%向上した)。なお、実施例では、各ワイパー5,7
のロールの直径を70mmとしたが、これは、(2)式から
判るように小径ほど有利であるが、クーラントオイルの
粘度によってもワイピング性が変化するので、特にロー
ル直径は限定しない。
【0010】
【発明の効果】以上述べた如く、冷間圧延ライン中に、
ロールレベラー型ワイパーと、ピンチロール型ワイパー
とを直列に配置し、板厚1mm以上の圧延鋼帯は前記ロー
ルレベラー型ワイパーへ通板させ、板厚1mm未満の圧延
鋼帯は前記ピンチロール型ワイパーへ通板させるように
したので、すべての板厚の圧延鋼帯において、圧延の高
速化と、良好なワイピングが可能となった。
ロールレベラー型ワイパーと、ピンチロール型ワイパー
とを直列に配置し、板厚1mm以上の圧延鋼帯は前記ロー
ルレベラー型ワイパーへ通板させ、板厚1mm未満の圧延
鋼帯は前記ピンチロール型ワイパーへ通板させるように
したので、すべての板厚の圧延鋼帯において、圧延の高
速化と、良好なワイピングが可能となった。
【図1】本発明方法の実施例を示す概略図である。
【図2】従来のワイピング手段の概略を示す説明図であ
る。
る。
【図3】従来のワイピング手段における板厚と圧延速度
制限との関係図である。
制限との関係図である。
1 圧延鋼帯 5 ロールレベラー型ワ
イパー 6 冷間リバース圧延機 7 ピンチロール型ワイ
パー 8 デフレクトロール 9 巻き取りリール
イパー 6 冷間リバース圧延機 7 ピンチロール型ワイ
パー 8 デフレクトロール 9 巻き取りリール
Claims (1)
- 【請求項1】 冷間圧延ライン中に、ロールレベラー型
ワイパーと、ピンチロール型ワイパーとを直列に配置
し、板厚1mm以上の圧延鋼帯は前記ロールレベラー型ワ
イパーへ通板させ、板厚1mm未満の圧延鋼帯は前記ピン
チロール型ワイパーへ通板させることを特徴とする圧延
鋼帯における圧延油のワイピング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3267281A JP2709421B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 圧延鋼帯における圧延油のワイピング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3267281A JP2709421B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 圧延鋼帯における圧延油のワイピング方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576922A JPH0576922A (ja) | 1993-03-30 |
| JP2709421B2 true JP2709421B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=17442659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3267281A Expired - Fee Related JP2709421B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 圧延鋼帯における圧延油のワイピング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2709421B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107838199B (zh) * | 2017-12-11 | 2019-11-05 | 中冶南方工程技术有限公司 | 高强带钢矫平矫工艺 |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP3267281A patent/JP2709421B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0576922A (ja) | 1993-03-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |