JPH0639374Y2 - 自動改札装置 - Google Patents

自動改札装置

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JPH0639374Y2
JPH0639374Y2 JP1988023890U JP2389088U JPH0639374Y2 JP H0639374 Y2 JPH0639374 Y2 JP H0639374Y2 JP 1988023890 U JP1988023890 U JP 1988023890U JP 2389088 U JP2389088 U JP 2389088U JP H0639374 Y2 JPH0639374 Y2 JP H0639374Y2
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JP
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JP1988023890U
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JPH01133668U (ja
Inventor
和資 広田
正美 有田
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株式会社高見沢サイバネティックス
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 駅等に設置され、入場に際して券に入鋏する自動集改札
装置に関する。
(従来技術) 通常、自動改札装置おける入鋏は、入場用通路について
は、有効と判定された全ての券について無条件に行われ
る。
また、入鋏をする場合はパンチ部により入場済みの印と
して券にパンチ孔をあける方式が採用されている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の自動改札装置では以下のような問題があった。次
に第1図を参照しその問題点を説明する。
第1図は、E・Fの2通路をもち少なくとも入場口用の
機能を有する自動改札装置である。通常の利用客は、挿
入口部1e若しくは1fへ券を挿入し、通路E若しくはFに
進入し、装置内部でパンチが行われた券を取出口部7e若
しくは7fで受取ることにより装置を通過できる。
しかし、利用客が急いでいたり、通行時にたまたま右手
に荷物を持っていた等の理由により、券を挿入口部1eへ
挿入しながら本来通路Eに侵入すべきところを通路Fに
進入してしまい、その結果ドア8c・8dが閉じたままで通
過できないことにより過ちに気がつくことがあった。し
かし、その時点では、上述したように当該券が有効な券
である以上は取出口部7eに放出された券には既にパンチ
が施されていることになる。故に、当該利用客が通路F
内に留まりながらその位置から手の届く位置にある取出
口部7eに放出されている券を抜きとってしまうとその時
点から一定時間後にドア8a,8bが閉鎖されてしまう。
(この動作を行う目的等については、特開昭47-47277に
おいて詳細に述べられている。) 従って、この乗車券抜取り後に利用客が挿入口に対応し
ていない通路に誤って進入したことに気づき、再度正し
い操作を行おうとしても、既にパンチ孔が施されている
為に判定部が不正使用と判断し二回目の通路の通過は許
さず、従って係員のいる所まで行き事情を説明する必要
があった。
本考案は上記のような利用客が誤挿入(誤進入)を犯し
てしまった場合における自動改札装置の欠点を是正しう
る自動改札装置を提供することを目的とする。
(問題を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するために、二以上の複数の
通路を構成する自動改札装置において、挿入口から取出
口に至るまでの間で挿入された券を処理する搬送部と、
前記搬送部上で挿入された券の正偽を判定する判定部
と、前記搬送部上で挿入された券に対し入鋏を行うパン
チ部と、前記搬送部上で挿入された券を保持する保留部
と、人の進入および通過を検出する人間検知部と、通常
は通路を閉鎖し前記判定部による判定に基き通路を開放
するドアと、同様に前記判定部からの正券判定信号に基
き作動を開始するタイマとを供え、挿入された券が正券
であり前記タイマの作動中に当該通路に設けられた前記
人間検知部による検知が行われない間は券を前記保留部
に保持し、前記タイマの作動中に前記人間検知部による
検知が行われた場合は前記保留部による券の保持を解除
してさらに前記パンチ部により入鋏を行った上で取出口
へ放出し、前記タイマの作動後も人間検知部による検知
が行われなかった場合は前記保留部による券の保持を解
除するのみで取出口に放出することにより構成するよう
にしたものである。
(作用) 利用客が券の挿入により通行可能になった通路、例えば
第1図における通路E以外の通路、同通路Fに進入する
と、通路Fを受け持つ判定部よりの出力がないにも関わ
らず人間検知部の出力がなされたのを受けて異常が発せ
られる。この間、通路Eを受け持つ搬送部内の保留部に
より券が制御手段のタイマの設定時間待機するので、利
用客がその間に過ちに気づいて正しい通路に進入しなお
せば通常の一連の処理が為される。また、正しい通路へ
の進入をタイマ設定時間内までに行わなかった場合は、
保留部に停止していた券が入鋏が行われることなく放出
されるので、保留部に待機していた券は、パンチ孔が施
されず取出し口部へ搬出され、利用客は改めて券の挿入
及び通行が可能となる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は通路E,通路Fの2通路についての通行を規制す
る自動改札装置の斜視図である。自動改札装置の各筐体
の側面のうちA,Bは通路Eを、C,Dは通路Fをそれぞれ構
成している。1eは通路Eに対応する挿入口部で、1fはF
通路に対応する挿入口部、7eは挿入口部1eより挿入され
た券の取り出し口部で、7fは挿入口部1fより挿入された
券の取り出し口部である。
各側面には表示器2a〜2dと、人の進入を検知する為の検
知器3a〜3d,4a〜4d,5a〜,5d,6a〜6dが設けられている。
また8a〜8dは人の通行を規制するドアである。
第2図は第1図に於ける券の自動改札装置における機能
を示すブロック図である。
図において、9は制御手段でありCPU21(中央演算処理
装置)、RAM、ROM、タイマ22等(詳細は図示せず)から
構成され、11は第1図の検知器を含む検知部で、12はド
ア及び開閉機構を含むドア部、13は第1図における表示
器2a〜2dの他に数々の表示例えば異常・警報などを表示
する表示器から成る表示部である。10は搬送部であり、
券を挿入する挿入口部1、挿入された券の情報を判定す
る判定部14、券を待機させる保留部16、判定済みの券に
パンチ孔を設けるパンチ部15、券を保持し利用客に抜き
取らせる取出口部7より構成されている。これらの構成
やその動作等については従来より多数の文献に紹介され
ている。尚、第2図に示される各部位は、全て原則的に
は各通路毎に具備されるものであるが、これらのうち制
御部9については通路Eに係る構成を受け持つものと通
路Fに係る構成を受け持つものとを共用することができ
る。この点についても従来より公知である(特開昭51-5
2899等を参照)。
第3図は第1図、第2図に示した実施例の動作をフロー
チャートに示したものであり、以下このフローチャート
を含む各図により実施例における動作を説明する。
利用客が挿入口部1eに券を入れ、この挿入口部1eに対応
する判定部14で券が判定され判定がNOの場合は、常閉式
であるドア8a〜8bは開かず前記券は取出口部7eまで搬送
され異常表示をする。
また、同じく挿入口部1eに挿入された券が、挿入口部1e
に対応する判定部14の判定でOKとなり利用客が正しい通
路Eに進入した場合は、通路Eに対応する検知器3a〜3
b,4a〜4b,5a〜5b,6a〜6bにより進入が検知され、パンチ
部15によりパンチ孔を施された券を取り出し口部7eまで
搬出し、ドア8a〜8bが開いて通過を許可する。
これに対し、同じく挿入口部1eに券を挿入し、挿入口部
1eに対応する判定部14ではOKであったとしても、利用客
が過った通路Fに進入した場合は、通路Eに対応しない
検知器3c〜3d,4c〜4d,5c〜5d,6c〜6dの出力により制御
手段を介し、表示器13、より具体的には表示器2c〜2dに
より異常を報知すると共にドア8c,8dの閉鎖状態を保つ
ことにより進入路の間違ったことを知らしめる。また、
前記制御手段はそのタイマを作動(ON)し、挿入口部1e
に対応する搬送部10内の保留部16に券を保持させる。そ
して利用客が前記タイマの作動中に間違った通路Fから
正しい通路Eに進入し直せば挿入口部1eに対応する前記
保留部16の券の待機を解除させ挿入口部1eに対応するパ
ンチ部15によりパンチ孔を施した券を挿入口部1eに対応
する取り出し口部7eまで搬出し、ドア8a〜8bが開いて通
過を許可する。
しかるに、利用客が過ちに気がつかず前記タイマの作動
が終了(OFF)した場合は、ドア8a〜8bが閉鎖のまま
で、挿入口部1eに対応する保留部16に待機されていた券
は挿入口部1eに対応するパンチ部15によってはパンチ孔
を施さず取出口部7eまで送出する。
(考案の効果) 本考案は上述した構成としたので、利用客が犯した通路
の間違いを容易に気づかせることができ、一定の時間内
に正しい通路に進入し直すことにより再挿入の必要なく
そのまま通行できる。また、利用客が過ちに気がつかず
立ち往生したとしても、ドアが開かないと共にパンチの
施されていない券が取出口に搬送されるだけであるの
で、再挿入を行っても有効と判定され通行が可能とな
る。依って、この様な双方の場合とも係員の手を何等煩
わせることなく利用客に正しい処理をさせることを促す
ことが可能である。
以上の様に本考案は各種施設等での自動改札装置本来の
目的である無人処理を一層押し進めることができる産業
上の顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はE,Fの2通路をもつ自動改札装置の1実施例斜
視図であり、第2図は第1図に於ける券の自動改札装置
における機能を示すブロック図であり、第3図は第1
図、第2図に示した実施例の動作をフローチャートに示
したものである。 1:挿入口部、7:取出口部 8:ドア、9:制御手段 10:搬送部、11:検知部 14:判定部、15:パンチ部 16:保留部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二以上の複数の通路(E,F)を構成する自
    動改札装置において、 挿入口(1)から取出口(7)に至るまでの間で挿入さ
    れた券を処理する搬送部(10)と、 前記搬送部(10)上で挿入された券の正偽を判定する判
    定部(14)と、 前記搬送部(10)上で挿入された券に対し入鋏を行うパ
    ンチ部(15)と、 前記搬送部(10)上で挿入された券を保持する保留部
    (16)と、 人の進入および通過を検出する人間検知部(11)と、 通常は通路を閉鎖し前記判定部(14)による判定に基き
    通路を開放するドア(12)と、 同様に前記判定部(14)からの正券判定信号に基き作動
    を開始するタイマ(22)とを供え、 挿入された券が正券であり前記タイマ(22)の作動中に
    当該通路に設けられた前記人間検知部(11)による検知
    が行われない間は券を前記保留部(16)に保持し、 前記タイマ(22)の作動中に前記人間検知部(11)によ
    る検知が行われた場合は前記保留部(16)による券の保
    持を解除してさらに前記パンチ部(15)により入鋏を行
    った上で取出口(7)へ放出し、 前記タイマ(22)の作動後も人間検知部(11)による検
    知が行われなかった場合は前記保留部(16)による券の
    保持を解除するのみで取出口(7)に放出することを特
    徴とする自動改札装置。
JP1988023890U 1988-02-26 1988-02-26 自動改札装置 Expired - Lifetime JPH0639374Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988023890U JPH0639374Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 自動改札装置

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JP1988023890U JPH0639374Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 自動改札装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01133668U JPH01133668U (ja) 1989-09-12
JPH0639374Y2 true JPH0639374Y2 (ja) 1994-10-12

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ID=31243261

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