JPH063914B2 - デ−タ通信装置 - Google Patents

デ−タ通信装置

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JPH063914B2
JPH063914B2 JP8518586A JP8518586A JPH063914B2 JP H063914 B2 JPH063914 B2 JP H063914B2 JP 8518586 A JP8518586 A JP 8518586A JP 8518586 A JP8518586 A JP 8518586A JP H063914 B2 JPH063914 B2 JP H063914B2
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JP
Japan
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link control
control unit
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JP8518586A
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JPS62242438A (ja
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和朝 小林
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、伝送媒体へのアクセス制御を行うメディアア
クセス制御と、誤り制御およびフロー制御を行うリンク
制御とを持つデータ通信装置に関する。
〔従来の技術〕
通常、データ通信装置の論理構造は階層的に分離され、
相手と自分との同じレベルの階層とのやりとりの手続を
プロトコルと呼ぶ。
従来のデータ通信装置は、データバッファを有し伝送媒
体へアクセスするための制御を行うメディアアクセス制
御部と、データに誤りが起こると再送したり、バッファ
オーバフローを起こさないようにフロー制御するリンク
制御部とを持っており、このように2つの階層に分離さ
れている。
メディアアクセスの例として、以下の3例を挙げる。
(A)メディアアクセスの例1 衛星ネットワークでのランダムアクセスの場合、データ
を送信したとき衛星上で衝突を起こして相手端末にデー
タが届かない場合があり、そのときは同じデータがもう
一度再送される。そこで、以前のデータが衝突なく相手
端末に届いたことが確認されるまで、次に送るべきデー
タは待たされる。
(B)メディアアクセスの例2 CSMA(キャリアセンスマルチアクセス)の場合は、
メディアアクセス制御で常に通信媒体がビジー(他の端
末が送信中)かどうかを観測し、ビジー中ならば送信す
べきデータが存在しても、それが解除されるまで送信を
待つ。もし、通信媒体がアイドル(だれも送信していな
い状態)になれば、送信を開始する。送信を行っても他
の端末の送信と衝突した場合はもう一度送信を行うが、
例1と同様、送信が正常に終わったことが確認されるま
で、次のデータは送信を待たされる。
(C)メディアアクセスの例3 トークンリングは、端末間をトークンと呼ばれる信号を
順番にまわしているが、トークンを捕まえたときのみ送
信が可能となる。したがって、トークンを捕まえるま
で、送信を待たされる。
この3つの例から分かるように、通常のデータ通信装置
では通信媒体がある条件を満足するまで送信を待たされ
るために、リンク制御部から送られたデータを蓄積する
バッファがメディアアクセス制御部に用意されている。
例2及び例3の場合は、従来、リンク制御部の処理速度
に比べて、メディアアクセス制御部にかかる処理時間及
び送信時間は非常に短いため、バッファに多くのデータ
が溜ることが全くなく、ほとんど問題とはならなかっ
た。しかしながら、リンク制御部の処理が高速化され、
高速データ通信が行われるようになると、バッファに多
くのデータが滞留することがおこる。また、例1のよう
な衛星ネットワークの場合は現在でも衛星の遅延のため
にデータの滞留する機会が多い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように2つの階層に分離されていると、伝送媒体の
効率をかなり落とすことがある。一例として、メディア
アクセス制御部ではランダムアクセス方式をとり、リン
ク制御部ではHDLC(ハイレベルデータリンク制御手
順)に似たものを使ったとする。そうすると、メディア
アクセス制御部では、常時リンク制御部からデータバッ
ファに送られてきたデータが、即、伝送媒体へ送られる
ことはなく、伝送媒体の状況によって、待ちが起こった
り、伝送媒体で衝突が起こり、再送を行っていたりす
る。
ここでリンク制御部がメディアアクセス制御部と論理的
に切り離されていると、通信相手のリンク制御部からデ
ータを受け取れないコマンドが送られてきても、すでに
メディアアクセス制御部のデータバッファにデータが出
されていれば、そのデータをキャンセルすることはでき
ない。又、伝送媒体が輻輳して、実際にはデータがまだ
メディアアクセス制御部から送られていないにもかかわ
らず、リンク制御部では受信確認コマンドがこないた
め、タイムアウトで再送を行ってしまい、かえって輻輳
を増長してしまうこともある。
本発明の目的は、このような問題点を解決したデータ通
信装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明は、伝送媒体へのアクセス制御と誤り制御、フロ
ー制御を行うデータ通信装置において、誤り制御、フロ
ー制御のための処理を行うリンク制御手段と、伝送媒体
へ送信するタイミングを定めるメディアアクセス制御手
段と、このメディアアクセス制御手段からの送信タイミ
ングに従って、前記リンク制御手段にある送信可能なデ
ータを送信する送信手段と、この送信手段によってデー
タが送信されるとセットされ、一定時間過ぎると、前記
リンク制御手段に知らせるタイマーとを備えることを特
徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、データバッファをメディアアクセス制
御部に持たないようにし、送信データおよび受信データ
からデータ送信のタイミングを設定し、このタイミング
でリンク制御部から直接にデータを送信するようにして
いるので、メディアアクセス制御部にデータが滞留した
り、重複したりすることを避けることが可能となる。
具体的には、従来のメディアアクセス制御部でデータを
送信していたタイミングでバッファから取り出して送信
していたものを、その送信タイミングをリンク制御部に
送り、リンク制御部でこのタイミングにしたがいデータ
をメディアアクセス制御部に送り、メディアアクセス制
御部ではそのデータを蓄積することなく通信媒体へ送信
する。
従来はリンク制御部がデータをメディアアクセス部に送
れば、実際に通信媒体に送り出されていなくても、送信
完了したものとしてタイマーが起動されたが、本発明で
は、メディアアクセス制御部からの送信タイミングで送
り出したときにリンク制御のタイマーが起動されるの
で、バッファに滞留してタイムアウトになることはな
い。
〔実施例〕
以下第1図を参照しながら、本発明の一実施例について
詳しく説明する。
リンク制御部1は、誤り制御、フロー制御のための処理
を行うリンク制御プロセス部4と、このリンク制御プロ
セス部にある送信可能なデータを送信する送信プロセス
部5と、データを受信する受信プロセス部6と、送信プ
ロセス部5によってデータが送信されるとセットされ、
一定時間過ぎると、リンク制御プロセス部4に知らせる
タイマー7とから構成されている。この一定時間には、
例えばデータの再送を決定する時間を選ぶことができ
る。一方、メディアアクセス制御部2は、伝送媒体へ送
信するタイミングを定めるメディアアクセス制御プロセ
ス部8と、定められたアドレスを持つデータのみを取り
込み、それ以外は捨てるアドレスフィルタ9とから構成
されている。送信プロセス部5、メディアアクセス制御
プロセス部8、アドレスフィルタ9は、伝送媒体と物理
的整合を取り送受信を行う送受信機3に接続される。
以上の構成のデータ通信装置では、リンク制御プロセス
部4において、リンク制御の処理を行い、送信プロセス
部5へデータを渡す。送信プロセス部5ではメディアア
クセス制御プロセス部8からの送信コマンドを受けると
データをメディアアクセス制御プロセス部8および送受
信機3に送り、同時にタイマー7をセットする。このタ
イマー7はデータ対応に一定時間過ぎると、リンク制御
プロセス部4に知らせる。
送受信機3が伝送媒体からデータを受信すると、受信デ
ータをメディアアクセス制御プロセス部8およびアドレ
スフィルタ9に送る。アドレスフィルタ9では定められ
たアドレスを持つデータのみを取り込み、受信プロセス
部6に送る。受信プロセス部6では受信バッファを確保
し、アドレスフィルタ9からくるデータを取り込み、リ
ンク制御プロセス部4へ渡す。
メディアアクセス制御プロセス部8では送信データ、受
信データから伝送媒体へデータを送信するタイミングを
定め、送信プロセス部5へ送信コマンドを送る。今、送
信プロセス部5からデータを送信してから、タイマー7
が終了する前にそのデータの受信確認コマンドを受信プ
ロセス部6を通してリンク制御プロセス部4が受けたな
らば、リンク制御プロセス部4はタイマー7をリセット
する。もしタイマー7が終了していたならば、送信デー
タに誤りが起こったあるいは受信されなかったとして、
リンク制御プロセス部4で再送のプロセスにはいる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によればメディアアクセス制
御部にデータバッファを持たないため、メディアアクセ
ス制御部でデータが滞留したり、重複したりすることが
なくなり、結果として、伝送媒体の効率を上げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 1・・・・リンク制御部 2・・・・メディアアクセス制御部 3・・・・送受信機 4・・・・リンク制御プロセス部 5・・・・送信プロセス部 6・・・・受信プロセス部 7・・・・タイマー 8・・・・メディアアクセス制御プロセス部 9・・・・アドレスフィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送媒体へのアクセス制御と誤り制御、フ
    ロー制御を行うデータ通信装置において、誤り制御、フ
    ロー制御のための処理を行うリンク制御手段と、伝送媒
    体へ送信するタイミングを定めるメディアアクセス制御
    手段と、このメディアアクセス制御手段からの送信タイ
    ミングに従って、前記リンク制御手段にある送信可能な
    データを送信する送信手段と、この送信手段によってデ
    ータが送信されるとセットされ、一定時間過ぎると、前
    記リンク制御手段に知らせるタイマーとを備えることを
    特徴とするデータ通信装置。
JP8518586A 1986-04-15 1986-04-15 デ−タ通信装置 Expired - Lifetime JPH063914B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8518586A JPH063914B2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15 デ−タ通信装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8518586A JPH063914B2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15 デ−タ通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62242438A JPS62242438A (ja) 1987-10-23
JPH063914B2 true JPH063914B2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=13851601

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JP8518586A Expired - Lifetime JPH063914B2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15 デ−タ通信装置

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JPS62242438A (ja) 1987-10-23

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