JP2000512456A - イーサネットネットワークにおける循環性優先配置 - Google Patents

イーサネットネットワークにおける循環性優先配置

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Abstract

(57)【要約】 遅延時間は、遅延インターバルの整数倍を最小のインターパケットギャップ(IPG)インターバルに加え、各ネットワーク局の整数を媒体上の検出されたアクティビティに応答して減分することによって、イーサネットネットワーク装置中で修正される。各局は0から局の数(N)から1を減じた数の範囲で固有の整数値を有する。この固有の整数値は、各局が、受信搬送波のデアサーションを感知した後に、媒体にアクセスする際に異なった遅延インターバルを有することを確実にする。0の整数値を有する局は、局がネットワーク上のデータパケットを送信した後にその整数カウンタを(N−1)にリセットし、0以外の整数値を有する局はそれぞれの整数カウンタを減分する。各ネットワーク局はまた、(N−1)遅延インターバルの最大遅延インターバルと最小のIPG値との合計をカウントする延期タイマを含み、したがって半二重共有ネットワークのための制限されたアクセス待ち時間を確立する。

Description

【発明の詳細な説明】 イーサネットネットワークにおける循環性優先配置発明の背景 この発明は、ネットワーク接続に関し、より特定的には、効果的にイーサネッ ト媒体にアクセスする方法およびシステムに関する。関連技術の説明 ローカルエリアネットワークは、ネットワーク上の局にリンクするためにネッ トワークケーブルまたは他の媒体を用いる。各ローカルエリアネットワークアー キテクチャは、メディアアクセスコントロール(MAC)を用いて各局のネット ワークインターフェイスカードが媒体へのアクセスを共用することを可能にする 。 イーサネットプロトコルISO/IEC8802−3(ANSI/IEEE規 格802.3,1993年版)は、すべての局が同等にネットワークチャネルに アクセスできるようにする半二重のメディアアクセス機構を規定している。各局 は、衝突検出型搬送波多重アクセス方式を用いるイーサネットインターフェイス カードを含み、媒体上のトラフィックを聞き取ろうとする。局による送信は、ネ ットワークトラフィックがないことを示す媒体上の受信搬送波のデアサーション を検出した後に、開始される。送信が始まると、送信局は媒体を監視して、他局 が同時にデータを送ることによって衝突が起きていないかどうかを判断する。衝 突が検出されると、両方の局が停止し、任意の時間待機して、送信を再試行する 。 どの局も、媒体上の受信搬送波のデアサーション後に、インターパケットギャ ップ(IPG)インターバルと称されて公知である予め定められた時間待機する ことによって、チャネルの獲得を競おうと試みることができる。複数の局がネッ トワーク上に送るべきデータを有すると、各局が媒体上の受信搬送波のデアサー ションの検出に応答して送信を試み、IPGインターバル後に衝突してしまう結 果となる。 イーサネットネットワークは2進数による打切待機処理(TBEB)アルゴリ ズムを用いて衝突を調停し、これが、制御された擬似ラングム機構を提供して、 再送信が試行される前に衝突待機処理インターバルを実行させる。2進数による 打切待機処理アルゴリズムに従って、局は、現フレームの送信の間、送信試行回 数(j)を記録する。局は、衝突待機処理インターバルを、スロット時間インタ ーバルのランダムな整数倍として算出し、衝突待機処理インターバルの後、再送 信を試行する。局は、2進数による打切待機処理のもとで、最大16回送信を試 行する。 衝突待機処理インターバルは、0から2j−1の範囲でランダムな数のタイム スロットを選択することによって計算される。たとえば、試行回数がj=3であ れば、ランダムに選択されたタイムスロットの範囲は(0,7)となり、ランダ ムに選択された数のタイムスロットが4であれば、衝突待機処理インターバルは 、4スロット時間インターバルと等しくなる。イーサネットプロトコルに従うと 、ランダムに選択されたタイムスロットの最大の範囲は210−1である。 2進数による打切待機処理は、特定の局が衝突後の再試行で負けるたびにラン ダムに選択されたタイムスロット(0,2j−1)の範囲が指数関数的に増える という欠点を有し、これは次の衝突の調停の間、局がより大きな整数倍のタイム スロットをランダムに選択して次の衝突の調停に負けてしまうという結果をもた らす。したがって、送るべきデータを有する新しい局は、より多くの試行回数を 有する局に比べて衝突の調停に勝つ可能性が高い。この効果は捕捉効果として公 知であり、ここで衝突調停の新しい局は、試行回数が最大に達するまで、負けた 局に比べて媒体へのアクセスを捕捉するより大きな可能性を有している。 したがって、衝突の調停を有する衝突ベースのネットワークは、媒体へのアク セスを再試行する前に、試行回数によって、衝突する局の各々がランダムな数の スロット時間待機処理することを要求する。このような衝突の調停はネットワー クスループットを減少させ、無限のパケットアクセス待ち時間を作り出す。結果 として、対話型マルチメディアのようにアクセス待ち時間の制限を要するアプリ ケーションは、半二重ネットワークでは支持することが不可能である。 代替のネットワークアーキテクチャは、共有媒体へのアクセスを制御する外部 制御機構に頼ってきた。たとえば、トークンリングネットワークはトークンをネ ットワーク局に連続した手法で伝達する。トークンを取得した局がネットワーク 上で送信する権利を有する。送信が完了すると、トークンは次の局へと伝達され る。トークンの伝達は、しかしながら、媒体上の帯域を使い尽くしてしまう。帯 域はまた、送信するデータを持たない局によってトークンが受取られそのまま伝 達されても消耗する。したがって、トークンリングネットワークはネットワーク スループットを限定してしまう。なぜなら、個々の局は、他の局が送るべきデー タを有するか否かにかかわらず、トークンを受取るまでデータを送信できないか らである。 IEEE802.12(1995年)「デマンド優先アクセス方法、物理層、 および100Mb/s駆動のためのリピータ仕様」によって規定された別のネッ トワーク配置は、VG ANYLANネットワークとしてもまた公知であるが、 集中化ハブを用いてネットワーク局からの要求を調停している。ハブは局へのア クセスをラウンドロビン式(a round robin fashion)で認可する。しかしなが ら、VG ANYLANネットワークはなおも集中化ハブによる制御を必要とす る。 別の案が提唱するのは、集中管理主体のユーザがネットワーク上の各局にスロ ット番号を割当て、そこで局は現スロット番号が局のスロット番号と同じである ときのみ送信するというものである。このような提案もまた、ネットワークを管 理するために、集中化された管理主体を必要とする。発明の開示 多量のトラフィックロード下でイーサネットネットワークのスループットを増 す、イーサネットネットワークの媒体へのアクセス方法が必要とされる。 また、捕捉効果を除去する、イーサネットネットワークの媒体へのアクセス方 法も必要とされる。 また、制限されたパケットアクセス待ち時間を提供する半二重の共有ネットワ ークの媒体へアクセスするための構成も必要とされる。 さらに、所与のインターバルの間、1つの局のみが、集中化された管理主体ま たは局間に伝達されるトークンを用いることなく媒体へのアクセスを試みる、共 有ネットワークの媒体へのアクセス方法もまた必要とされる。 これらの要求および他の要求はこの発明によって達成される。ここでは、媒体 上の受信搬送波のデアサーションの感知と媒体の試行アクセスとの間の遅延時間 が、ネットワーク上の局の数およびネットワークアクティビティの検出に基づい て変調される。 この発明の1つの局面に従えば、ネットワーク局によってネットワーク媒体に アクセスする方法は、ネットワーク上の局の数を決定するステップと、媒体上の データパケットを送伯するステップと、送信するステップの完了に応答して、予 め定められたインターパケットギャップインターバルと予め定められた遅延イン ターバルの整数倍とを含む遅延時間だけ待機するステップとを含み、この整数は 局の数に関連し、予め定められた遅延インターバルは予め定められたタイムスロ ットに関連しており、この方法はさらに、待機するステップの間媒体上のアクテ ィビティの存在を判断するステップと、媒体上のアクティビティの検出に応答し て、整数を減分することにより遅延時間をリセットするステップとを備える。ネ ットワークアクティビティの検出に応答する遅延時間のリセットは、送信局が、 ネットワーク上の他の局に対して最高の遅延時間を局自身に割当てるような局送 信シーケンスを確立する。この局は他の局に譲歩するので、遅延時間は整数を減 分することによって連続的に減少する。したがってこの発明の方法は、いかなる 外部制御機構も必要とせずに、半二重共有ネットワーク中でネットワーク局が、 1つの局のみがアクセスを試行するプロトコルを用いることを可能にする。 上述の、媒体にアクセスする方法の1つの特定的な実施例は、たとえば、プロ グラム可能なインターパケットギャップ(IPG)タイマである。上述の方法の 別の実施例は、予め定められた遅延インターバルの整数倍と等しい第1のタイマ と、予め定められたインターパケットギャップインターバルと等しい第2のタイ マとをセットする。第1のタイマは送信ステップの完了に応答して開始され、第 2のタイマは第1のタイマの満了および第1のタイマによってカウントされたイ ンターバルの間のアクティビティが不在であると判断されたことに応答して開始 される。したがって、この発明の方法は、ハードウェアの修正をすることなくイ ーサネットネットワークのインターフェイス装置で実施され得る。 この発明の別の局面が提供するのは、ネットワークの媒体と接続するネットワ ークインターフェイスであって、媒体上の搬送波のデアサーションを感知する搬 送波センサと、感知された搬送波のデアサーションに応答して予め定められた遅 延インターバルの整数倍をカウントするプログラムタイマとを含み、この予め定 められた遅延インターバルは、予め定められたスロット時間と関連しており、さ らにこのインターフェイスは、検出された搬送波のデアサーションに応答して、 0を含みネットワーク中の局の数(N)より小さい数の範囲内の遅延時間を決定 する整数をセットするコントローラと、予め定められた遅延インターバルの整数 倍と予め定められたインターパケットギャップインターバルとを含むインターバ ルの間、センサによりアクティビティが不在であると判断されたことに応答して 、データパケットを媒体上に出力する送信機とを備える。 この発明のその他の目的、利点、および新規な特徴は後続の説明の部分で述べ られ、それは以下を検討することによって当業者には明らかになるであろうし、 またはこの発明の実施によって学ぶことができるであろう。発明の目的および利 点は、特に添付の請求項で指摘された方法および組合せを用いることによって実 現および達成され得る。図面の簡単な説明 全体を通して同じ参照番号の表示を有する要素は同じ要素を表わす、添付の図 面を参照する。 図1は、この発明の実施例に従ったネットワークインターフェイスのブロック 図である。 図2A、2Bおよび2Cは、それぞれこの発明の第1、第2および第3の実施 例に従ったイーサネットネットワークの媒体にアクセスする方法のフロー図であ る。 図3は、イーサネットネットワークのレイアウトを示す図である。 図4は、ネットワークのそれぞれの局での遅延タイマおよび延期タイマの動作 を示す図である。 図5は、図1のメディアアクセスコントロール(MAC)のブロック図である 。発明を実施するためのベストモード 図1は、この発明の実施例に従ってイーサネット(ANSI/IEEE802 .3)ネットワークの媒体にアクセスする例示的なネットワークインターフェイ ス10のブロック図であり、この結果、捕捉効果が回避され、トラフィックが多 い間のネットワーク上のスループットが増大し、衝突が起こらない。 ネットワークインターフェイス10は、好ましくは単一チップで32ビットの イーサネットコントローラであって、コンピュータのローカルバス12、たとえ ば周辺装置相互接続(PCI)ローカルバスと、イーサネットベースの媒体50 との間にインターフェイスを提供する。例示的なネットワークインターフェイス は、AMDイーサネット/IEEE802.3ファミリー(1994年、ワール ドネットワークデータブック/ハンドブック)(AMD Ethernet/IEEE 802.3 Fami ly 1994 World Network Data Book/Handbook)の1−868から1−1033頁 に開示された、カリフォルニア州サニィベイルのアドバンスト・マイクロ・ディ バイシズ・インコーポレイテッドが市販しているAm79C970 PCnetTM −PCI単一チップイーサネットコントローラである。この開示全体を引用に より援用する。 インターフェイス10は、PCIバスインターフェイスユニット16と、ダイ レクトメモリアクセス(DMA)バッファ管理ユニット18と、メディアアクセ スコントロール(MAC)コア22、接続機構ユニットインターフェイス(AU I)24、およびツイストペアトランシーバ媒体装着ユニット(10BASE− T MAU)26を含むネットワークインターフェイス部分20とを含む。AU Iポート24はISO/IEC8802−3(IEEE−ANSI802.3) の仕様に従う。インターフェイス10はまた、マイクロワイヤEEPROMイン ターフェイス28と、受信先入れ先出し(FIFO)バッファ30と、送信FI FOバッファ32と、FIFOコントローラ34とを含む。 PCIバスインターフェイスユニット16は、PCIローカルバスの仕様(改 訂版2.1)に従って、ホストコンピュータのCPUからPCIバス12を介し てデータフレームを受信する。PCIバスインターフェイスユニット16は、D MAバッファ管理ユニット18の制御下で、CPUからPCIバス12を介して DMAおよびバースト転送を受信する。PCIバスインターフェイスユニット1 6から受信されたデータフレームは、バイト毎に送信FIFO32に伝達される 。 バッファ管理ユニット18はPCIバスインターフェイスユニット16によっ てデータの受信を管理し、送信の最初にCPUからPCIバス12を介して送信 されたヘッダバイトがらの情報を回収する。受信されたフレームのバイト長さを 特定するヘッダ情報は、FIFO制御34へと伝達される。 マンチェスターエンコーダおよび装着ユニットインターフェイス(AUI)2 4は衝突イン(CI+/−)差分入力対を含み、これは擬似ECLレベルで動作 しており、ネットワーク媒体上で衝突が検出されるとネットワークインターフェ イス10に信号を送る。衝突は、CI入力対がISO/IEC8802−3(A NSI/IEEE802.3)規格に適合するに十分な振幅およびパルス幅の1 0MHzパターンを備えて駆動されるときに起こる。AUI24のデータアウト (DO+/−)出力対は、ネットワーク媒体50上に擬似ECLレベルでマンチ ェスターエンコードされたデータを送信する。同様に、ツイストペアインターフ ェイス26は10BASE−Tポート差分受信機(RXD+/−)および10B ASE−Tポート差分ドライバ(TXD+/−)を含む。 メディアアクセスコントロール(MAC)20は、インターフェイス24また は26からの信号に応答してCSMA/CD機能を果たす。たとえば、搬送波の 感知は、それぞれ、AUIポート24およびMAU26のDIおよびRXD信号 経路によって検出される。AUI24およびMAU26は各々、イーサネット( ANSI/IEEE802.3プロトコルで規定されるように、媒体50上での アイドル状態から非アイドル状態への遷移を感知する物理層を含む。媒体50上 のアクティビティの検出は物理層によって実行され、これは、受信データパケッ トのプリアンブルの検出およびデコーディングに応答してMAC20層への有効 受信データ表示をアサートする。したがって、媒体上のアクティビティという用 語は有効データの受信を指す。感知された受信搬送波のデアサーションは、物理 層が、媒体50が非アイドル状態からアイドル状態へ遷移すると判断したときに 起こる。AUI24はCI入力によって衝突を検出し、MAU26はツイスト ペア信号RXDおよびTXDの両方のアクティビティを感知することによって衝 突を検出する。 図3は、媒体50によって4つのネットワーク局44に接続しているリピータ 42を有するネットワーク40を示す図である。媒体50は同軸か光ファイバか またはツイストペアワイヤのいずれかであり得、したがってインターフェイス1 0を10BASE−T、10BASE−2、100BASE−TX、100BA SE−T4、または100BASE−FXネットワークに結合し得る。ネットワ ーク40は毎秒10メガビット(10Mbit/s)、毎秒100メガビット( 100Mbit/s)、または毎秒1000メガビット(1000Mbit/s )で動作し得る。 開示された実施例は循環性の優先方式を提供し、イーサネットネットワーク内 の局による性能を改善する。イーサネットネットワーク装置の遅延時間は、予め 定められた遅延インターバルの整数倍を予め定められたインターパケットギャッ プインターバル(IPG)に加え、さらに媒体へのアクセスを試みる前に修正さ れた遅延時間待機することによって修正される。以下に述べるように、媒体上の アクティビティの検出に応答して、整数を減分することによって遅延時間をリセ ットすることは、1つの局のみが予め定められたインターパケットインターバル に等しいわずかな遅延時間を有することを確実にする。したがって、1つの局の みが与えられた時間に媒体へのアクセスを有し、その結果衝突を回避して捕捉効 果を完全に除く構成が得られる。循環性の優先方式はまた制限されたアクセス待 ち時間を提供し、制限されたアクセス待ち時間を要求するアプリケーションを半 二重共有ネットワーク中で用いることを可能にする。制限されたアクセス待ち時 間を要求するアプリケーションの例は、ビデオおよびオーディオデータをリアル タイムまたはほぼリアルタイムで移送するマルチメディアアプリケーションを含 む。 図2A、2B、および2Cは、それぞれ第1、第2、および第3の実施例に従 ってイーサネットネットワークの媒体50にアクセスする方法を図示するフロー 図である。開示された実施例はどれも、MAC22中の記憶素子(たとえばレジ スタ、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリなど)内に実行可能コード を埋込むことによって実現され得る。 3つの実施例の各々は自動折衝60の最初のステップで開始し、ここでリピー タ42は、局44へのリンクが接続、起動、またはリセットされるたびにリンク のスタートアップ手続を実行する。リピータ42は、ネットワーク構成パラメー タ(たとえば、ネットワークトポロジー、信号伝達、リピータへの距離、および ネットワーク上の局の数など)に従って動作する局44を自動的に構成する。 自動折衝処理60の完了に伴って、ネットワーク局インターフェイス10はネ ットワーク上の局の数を含むネットワーク構成データを受信し、記憶する。リピ ータおよび自動折衝に関するさらに詳しい説明は、ブレーヤー他(Breyer et al .)による「交換および高速イーサネット:その稼動と使用(“Switched and Fa st Ethernet:How It Works and How to Use It”)、ジフーデイビス・プレス、 カリフォルニア州エミリービル(Ziff-Davis Press,Emeryville,California) (1995年)60−70頁、およびジョンソン(Johnson)による「高速イー サネット:新しいネットワークの夜明け」(“Fast Ethernet:Dawn of a New N etwork”)プレンティスホール,インコーポレイテッド(Prentice-Hall,Inc. )(1996年)158−175頁、に開示されている。 これらの開示全体を引用により援用する。 図2A、2B、および2Cのステップ60中で実行される自動折衝の後、ステ ップ62のメディアアクセスコントローラ(MAC)22は、遅延整数カウンタ (i)を最大整数値i=N−1と等しくなるようにセットする。ここで(N)は ネットワーク40の局44の数を規定する。整数カウンタ(i)は図5に示され るように、分離したカウンタとして実行され得る。 図2Aは第1の実施例の循環性の優先方式を表わす。整数カウンタ(i)がス テップ62内にセットされた後、メディアアクセスコントローラ(MAC)22 は、IPGタイマの遅延時間(DIPG)およびステップ64内の延期タイマ(D FR)の延期時間(DDFR)をセットする。遅延時間および延期時間はそれぞれ 、プログラム可能なIPGおよびDFRタイマ内にセットされる。この技術分野 で認識されるように、IPGタイマのデフォルト値は、イーサネット(ANSI /IEEE802.3)プロトコルに規定される、予め定められたインターパケ ット ギャップ(IPG)インターバルである。予め定められたインターパケットギャ ップインターバル(IMIN)は、毎秒10メガビット、毎秒100メガビット、 および毎秒1000メガビットのネットワークでは、96ビット時間と定義され ている。 ステップ64に示されるように、IPG遅延インターバル(DIPG)は、最小 の予め定められたインターパケットギャップインターバル(IMIN)を予め定め られた遅延インターバルの整数倍(i)に加えることによって決定される。延期 カウンタ値(DDFR)は、最小の予め定められたインターパケットギャップイン ターバル(IMIN)を予め定められた遅延インターバルの最大の整数倍(N−1 )に加えることによって決定される。この発明の予め定められた遅延インターバ ルは図2Aにδとして示されている。値2δは、局の間の最大往復遅延と定義さ れ、またスロット時間(ts)とも定義される。スロット時間(ts)は10MB /sおよび100MB/sネットワークにおいて512ビット時間であると定義 されるので、値2δもまた10MB/sおよび100MB/sネットワークにお いて512ビット時間と同等であると定義される。したがって、遅延2δは毎秒 10メガビットおよび毎秒100メガビットのネットワークでそれぞれ51.2 マイクロ秒および5.12マイクロ秒の持続時間を有する。値2δは、毎秒10 00メガビットのネットワークでは4096ビット時間という好ましい値を有し ているが、ネットワークトポロジーおよび伝搬の特徴と一致するように他の値を 用いることが可能である。 したがって、ステップ64内のMAC22はプログラム可能なIPGタイマを 値DIPG=iδ+IMINにセットし、延期タイマDFRを最大遅延時間DDFR=(N −1)δ+IMINにセットする。MAC22は、リピータ42による自動折衝の完 了に応答して、たとえば、局がリピータからリンクアクティブ信号を受信したと き、IPGタイマと延期(DFR)タイマとを同時に始動する。以下に述べるよ うに、IPGタイマおよび延期タイマはまた、媒体上の受信搬送波のデアサーシ ョンに応答して、または媒体50上にアクティビティを検出することなく延期タ イマが満了すると、同時に再始動する。 ステップ64内のIPGおよび延期タイマが始動した後、MAC22はステッ プ66内で遅延時間(DIPG)待機する。遅延時間(DIPG)待機している間、M AC22は、ステップ68内の媒体50上のアクティビティの存在を判断する。 アクティビティは、送信局によって送信されたデータがMAC22によって検出 されたときに、ステップ68内のMAC22によって検出される。詳細には、MA Cの物理層は、イーサネット(ANSI/IEEE802.3)プロトコルで規 定されるように、媒体50のアイドル状態から非アイドル状態への遷移を検出す る。非アイドル状態が検出されると、物理層は送信されたデータのプリアンブル をデコーディングし、MACに対し有効受信データ表示を表わす制御シグナルを アサートする。有効受信データ表示は媒体上のアクティビティの検出、すなわち 有効なデータを表わす。 受信搬送波のデアサーションの感知は、物理層が媒体50の非アイドル状態か らアイドル状態への遷移を検出したときに起こる。受信搬送波のデアサーション に応答して、MAC22はステップ70で整数カウンタ(i)を値(i=i−1 )へと減分し、ステップ64でIPGおよび延期タイマをリセットおよび再始動 する。 ステップ68でMAC22が、遅延時間(DIPG)待機する間、媒体上のアク ティビティを全く検出しなければ、MAC22はステップ72で、送信FIFO 32が送るべきデータパケットを有するかどうか確認する。送信FIFO32が 送るべきデータを有しでいると、MAC22はステップ74でデータパケットの 送信を開始する。送信が完了すると、MAC22はステップ76で整数カウンタ (i)が0であるかどうかを確認する。整数(i)が0であったならば、プログ ラム可能なIPGタイマはDIPG=IMIN=96ビット時間という最小遅延時間を 有したことになる。したがって、局が、最小のインターパケットギャップインタ ーバル(IMIN)にセットされた遅延時間を有することによって優先送信を有し ていたので、整数カウンタはステップ62で最大整数値(N−1)と等しくなる ようにリセットされる。ステップ76で整数(i)が0でなかったなら、局は、 優先送信を有していたが送るべきデータを有していなかった別の局に譲歩した後 、送信することが可能であった。したがって、0以外の整数値(i)を有する送 信局は、局の優先シーケンスにおける自身の位置を維持し、ステップ70でその 整数 カウンタを減分する。 ステップ72で、MAC22が送信FIFO32が送るべきデータを有してい ないと判断すると、MAC22はステップ78で延期状態に入り、延期タイマに よってカウントされる剰余インターバル(DDFR=DIPG)待機する。MAC22 はステップ80で、延期インターバル(DDFR)の剰余の間、媒体50で搬送波 が検出されるかどうかを確認する。最大遅延時間(DDFR)待機する間、媒体上 にアクティビティが検出されると、MAC22はステップ76で、整数値(i) が0であるかどうかを確認する。整数値が0であれば、整数カウンタはステップ 62でリセットされる。逆に、0以外の整数値はステップ70で減分される。ス テップ80でMAC22が、最大遅延時間中、媒体上のアクティビティの不在を 検出すると、待機ステップは繰返され、IPGおよび延期カウンタはステップ6 4で再始動される。 したがって、ネットワーク上の局の数に基づいて遅延時間を変調する方法は循 環性の優先配置を確立し、ここで媒体への優先アクセスを有する局のシーケンス は、局が、送信を試行する前に媒体上の受信搬送波のデアサーションを検出して から待機しなければならない遅延時間を、連続的に減分することによって循環さ れる。 図4は、この発明の優先シーケンスを示す図である。詳細には、図4は、図3 のネットワーク局A、B、C、およびDにおけるそれぞれのIPGおよび延期タ イマのカウントを図示している。各局A、B、C、およびD中の延期タイマは最 大遅延時間(DDFR)をカウントしている。局A、B、C、およびDに記憶され た整数値はそれぞれiA=0、iB=1、iC=2およびiD=3である。図4に見 られるように、すべてのIPGおよび延期タイマは媒体50上の受信搬送波のデ アサーションと同時に事象82で始動する。局Aは整数値iA=0を有している ので、局Aの遅延インターバル(DIPG)はIMINと等しい。したがって、局Aの IPGカウンタは、受信搬送波のデアサーション後に事象84で、96ビット時 間を満了する。局Aが送るべきデータを有していると、局Aは事象84で送信を 開始する。局B、C、およびDのIPGタイマは、しかしながら、なおもカウン トを続けている。したがって、局Aが送信を開始しようとすると、局B、C、お よび Dは送信が完了するのを待ち、物理層からの有効な受信データに応答して、それ らの局の内部カウンタを減分し(ステップ70参照)、受信搬送波のデアサーシ ョンに応答してステップ64でカウンタを再始動する。 図4に示されるように、局BはIPG遅延インターバル(DIPG)=1δ+IM IN を有する。したがって、局BのIPGタイマは事象86で満了する。仮に局A が送るべきデータを有していないとすると、局Bは対応するIPGタイマの満了 に応答し、さらに対応するIPGインターバルの間、媒体上のアクティビティの 不在の検出に応答して、事象86で送信を開始するはずである。同様に、局Cの IPGタイマは事象88で満了し、局AおよびBが送るべきデータを有していな ければ、すなわち、局Cの待機の間、媒体上のアクティビティが不在であれば、 局Cは送信を開始するであろう。最後に、局DのIPGタイマは事象90で満了 し、局A、B、およびCが送るべきデータを有しておらず、それが局Dによる待 機の間、媒体上のアクティビティの不在を引起こすときに、局DのIPGタイマ は送信を試みることになる。 図4に示されるように、これらの局A、B、C、およびDは各々対応する遅延 時間を有し、それらは96ビット時間に等しい最小のインターパケットギャップ インターバル(IMIN)と遅延インターバルに予め定められたIPGインターバ ルを加えた最大遅延(N−1)との間の範囲である。図4に示されるように、延 期カウンタDFRは局Dによってカウントされた最大遅延インターバルと同時に 満了する。したがって、局A、B、C、およびDのどれもが送るべきデータを有 していなければ、タイマはリセットされ、整数カウンタのどれも減分することな くシーケンスは繰返される。したがって、事象82と90との間で局A、B、C 、およびDが送るべきデータを有していなければ、局A、B、C、およびDのI PGカウンタは事象90でリセットされ、それぞれ、事象92、94、96、お よび98で満了する。 図4はまた、延期タイマ(DFR)の使用を図示し、ここで局A、B、および Cが送るべきデータを有していなければ、局は送信を試行する前に最大遅延時間 待機しなければならない。したがって、局Aが事象84で送信するデータを有し ていなければ、局Aは、対応する送信FIFO32によってその後受信されたデ ータパケットを送信する前に事象92まで待機しなければならない。局Aは最短 の遅延時間(DIPG)を有しているので、図2Aの実施例は、局Aが事象84で データを送信しない場合、他のいずれかの局(B、C、またはD)が媒体上でデ ータを送信すると整数カウンタ(i)がリセットされるということを要求する。 したがって、この発明の循環性優先配置は、最小の遅延時間を有する局が、どの 局も媒体上でデータを送信していないとき以外は対応する整数カウンタをその後 リセットすることを確実にする。表1はそれぞれの局に記憶された整数値のシー ケンスを表わす。 表1に示されるように、シーケンス1は、図4のシーケンスに対応し、局A、 B、C、およびDはそれぞれ整数値0、1、2、および3を有する。仮に局Aが 送るべきデータを有しているとすると、整数カウンタは局B、C、およびD中で 減分され、局Aの整数カウンタはリセットされてシーケンス2の整数シーケンス を獲得し、ここで局Bは最短の遅延時間を有するであろう。仮にシーケンス2で 局Bが送るべきデータを有しているとすると、各局は対応する整数カウンタをセ ットしてシーケンス3を作り出し、ここで局Cは最小の遅延時間を有する。 シーケンス3の間にどの局も送るべきデータを有していないとすると、すべて の局が、延期タイマの満了と最大遅延時間中の媒体上のアクティビティの不在を 検出することとに応答して、それぞれが有するタイマを再始動させるであろう。 したがって、局は延期カウンタインターバル(DDFR)の満了後にシーケンス4 (シーケンス3と同一)をカウントし始めるであろう。 シーケンス4で、局A、C、およびDは送るべきデータを有していないが、局 Bが送るべきデータを有しているとすると、局Bはデータを送信し、よって整数 カウンタはシーケンス5へとリセットされるであろう。したがって、たとえ局B がデータを送信したとしても、整数値は0に等しくないので局Bに対応する整数 カウンタ(iB)は減分される。したがって、この発明の構成は、いかなる所与 の時点でも1つの局のみが媒体にアクセスするということを確実にする。その上 、この発明は捕捉効果を完全に除去し、衝突回避機構を提供する。さらに、この 発明は、最大パケット送信時間の(N)倍に等しい制限されたアクセス待ち時間 インターバルを提供する。与えられた局が2つのパケットの送信の間に制限され たアクセス待ち時間を有するので、この発明は、半二重共有ネットワーク内のマ ルチメディアのような、時間に敏感なアプリケーションの使用を可能にする。 図2Bは図2Aの実施例の変形であって、ここでは、MAC22が送信FIF O32が送るべきデータを有していないと判断すると、待機ステップの最後に送 信ウィンドウインターバルが加えられる。詳細には、局がIPGタイマの満了に おいて送るべきデータパケットを有していなければ、図2Aの実施例は局に、そ の後受信されたデータパケットの送信を試みる前に全サイクル(DDFR)待機す ることを要求する。図2Bの実施例は、しかしながら、IPGタイマによって定 義された待機インターバルで開始する送信ウィンドウインターバルを提供する。 MAC22が、送信ウィンドウインターバルの間に送信すべきデータパケットの 存在を検出すると、データパケットはMAC22によって送信される。 図2Bの実施例はステップ60に自動折衝の最初のステップを含み、ステップ 62に遅延整数カウンタ(i)を最大整数値(N−1)に等しくセッティングす ることを含む。受信搬送波のデアサーションを感知すると、MAC22はステッ プ102でIPGタイマおよび延期タイマを始動する。図2Bの実施例はスロッ ト時間の2分の1(すなわちδと等しい)に対応する送信ウィンドウインターバ ルを含むので、IPGタイマの整数(i)および延期タイマ(DFR)の整数( N−1)によって乗算された予め定められた遅延インターバルは、2δにセット される。したがって、この発明の、予め定められた遅延インターバルという用語 は、予め定められたスロット時間(ts)に関連した遅延インターバルであって 、最大の整数(N−1)を乗じると、最大遅延時間(DDFR)を規定し、可変の 整数(i)を乗じるとそれぞれの局の異なる遅延時間を規定するものとして定義 される。 MAC22がステップ102でIPGタイマおよび延期タイマを始動すると、 MAC22はステップ104で、ステップ102で定義されたIPGインターバ ル(DIPG)の間待機する。特定のIPGインターバル待機する間、MAC22 はステップ106で、媒体50上で搬送波が検出されるかどうか確認する。ステ ップ106で搬送波が検出されると、MAC22はステップ108で、受信搬送 波のデアサーションに伴って整数カウンタを減分し、ステップ102でタイマを 再始動する。ステップ106で搬送波の感知が検出されずにIPGタイマが満了 すると、MAC22はステップ110で送信FIFO32が送るべきデータを有 するかどうかを確認する。送信FIFO32が送るべきデータを有していると、 データパケットはステップ112で媒体上を送信される。しかしながら、送信F IFOがIPG遅延インターバル(DIPG)の最後に送るべきデータを有してい なければ、MAC22は、ステップ114で、δと等しい送信ウィンドウインタ ーバルの間、データパケットを待つ。送信ウィンドウインターバル(δ)の間、 MAC22はステップ116で、FIFO32が送るべきデータを有しているか どうかを確認する。送信FIFO32が送るべきデータを現在有していると、デ ータパケットは112で送信される。したがって、図2Bの実施例は、対応する 送信FIFOが送るべきデータを有しているかどうかを判断するために1つの局 に余分な時間を設けている送信ウィンドウインターバルを提供する。 ステップ116で、MAC22が送るべきデータがないと判断すると、局はス テップ118で、ステップ102で定義された延期期間DDFRの剰余の間、待た される。MAC22は延期インターバル(DDFR)の間、ステップ120の媒体 上で受信搬送波が感知されたかどうかを確認する。受信搬送波が感知されると、 MAC22はステップ122において、記憶された整数値が0と等しいかどうか を確認する。整数値(i)が0に等しいと、整数カウンタはステップ62でリセ ットされ、逆に0以外の整数値はステップ108で減分される。 図2Aおよび2Bの実施例は、予め定められたインターパケットギャップイン ターバル(IMIN)と予め定められたスロット時間(ts)に関連する予め定めら れた遅延インターバルの整数倍(i)とを含む遅延時間(DIPG)をカウントす るために、プログラム可能なIPGタイマを用いる。上述したように、予め定め られた遅延インターバルは図2Aおよび2B中のそれぞれδおよび2δと等しい 。 図2Cは、プログラム不可能なIPGタイマとともに待機処理衝突カウンタを 用いて局の遅延時間を計算する別の実施例を図示するフロー図である。したがっ て、ネットワーク局の図4に示された遅延時間は、96スロット時間の固定カウ ント値を有するIPGカウンタを、通常、衝突調停の間に待機処理インターバル を計算するために用いられる衝突カウンタとともに用いて実施される。 図2Cに見られるように、この方法はステップ60での自動折衝と、ステップ 62で遅延整数カウンタ(i)を最大整数値(N−1)にセットすることとで始 まる。受信搬送波のデアサーションによって、MAC22は、スロット時間(ts )と等しい予め定められた遅延の整数倍をカウントする衝突待機処理タイマ( TB)を開始する。延期カウンタ(DDFR)は、予め定められたIPG(IMIN) と予め定められた遅延インターバル(ts)の最大整数倍(N−1)とを含む最 大遅延インターバルにセットされる。 MAC22がステップ130で感知された受信搬送波のデアサーションに応答 して待機処理タイマおよび延期タイマを始動した後、MAC22はステップ13 2で待機処理インターバルの間待機する。ステップ132で待機する間、MAC 22はステップ134で、媒体上で搬送波が感知されるかどうかを確認する。M AC22が受信搬送波を感知すると、衝突待機処理タイマ(TB)はステップ1 36で停止(halted)する。MAC22はそれからステップ138で、搬送波の デアサーションを検出するためにCSMA/CDセンサを用いた媒体を監視する 。CSMA/CDがステップ138で受信搬送波のデアサーションを感知すると 、整数カウンタはステップ140で減分され、衝突待機処理および延期タイマは ステップ130で再始動される。 したがって、予め定められた遅延インターバルの整数倍をカウントするために 、プログラム可能なIPGタイマの代わりにプログラム可能な衝突待機処理タイ マ(TB)を用いることができる。ステップ134でMAC22が、ステップ1 32で待機する間の搬送波アクティビティが不在であると判断すれば、MAC2 2は衝突待機処理タイマ(TB)の満了に応答してステップ142でIPGタイ マを始動する。IPGタイマは96ビット時間の予め定められた最小IPGイン ターバル(IMIN)をカウントする。MAC22はIPGインターバルの間ステ ップ 144で、媒体上に搬送波が感知されるかどうかを確認する。搬送波が感知され ると、MAC22は受信搬送波のデアサーションまでステップ138で待機し、 ステップ140で整数タイマを減分してタイマを再始動させる。しかしながら、 ステップ144で搬送波が感知されなければ、MAC22はステップ146で、 送信FIFO32が送るべきデータパケットを有しているかどうかを確認する。 送信FIFO32が送るべきデータを有すると、データパケットはIPGタイマ が満了した後にステップ148で送信される。したがって、局の遅延時間(D) は衝突待機処理タイマ(TB)と全体の遅延時間D=TB+IMIN、を獲得するた めに予め定められた最小IPGインターバル(IMIN)をカウントするIPGタ イマとを用いて実現される。 ステップ148でデータパケットの送信が完了すると、MAC22はステップ 150で、整数カウンタ中の記憶された整数値(i)が0の値を有するかどうか 確認する。整数0以外の値を有すると、整数カウンタはステップ140で減分さ れ、そうでなければ0の値を有する整数はステップ162でリセットされる。 ステップ146でMAC22が送るべきデータがないと判断すれば、MAC2 2は最大遅延インターバル(DDFR)の剰余の間待たされ、ステップ154で、 延期インターバルの間に受信搬送波が感知されたかどうか確認する。ステップ1 54で、延期インターバルの間に受信搬送波が感知されると、整数カウンタはそ れに従ってリセットされる。逆に、搬送波が感知されなければ、タイマはステッ プ130でリセットされる。 図5は、MAC22の機能的構成要素を示すブロック図である。メディアアク セスコントロール22は複数のレジスタ160と、カウンタ162と、タイマ1 64とを含む。MAC22はまた、コントローラ166と衝突検出型搬送波多重 アクセス方式(CSMA/CD)部分168とを含む。レジスタ160a、16 0b、および160cにはリピータの最初の自動折衝の間、それぞれタイムスロ ット(ts)と、局の数(N)と、最小インターパケットギャップインターバル (IMIN)とが記憶される。整数(i)は整数カウンタ162a中でカウントさ れ、従来のTBEB衝突調停中に遭遇した衝突の数(j)はカウンタ162bで カウントされる。図2Cに関して上述されるように、整数カウンタ162aを消 去し、 整数(i)をカウントするために試行カウンタ162bを用いてもよい。 タイマ164a、164bおよび164cは最小のIPG(IMIN)と、延期 インターバル(DDFR)と、図2Cの待機処理インターバル(TB)とをカウント する。図2Cに従うと、IPGタイマ164aは96ビット時間をカウントする プログラム不可能なタイマである。IPGタイマ164aはまた、図2Aおよび 2Bの実施例に従って遅延時間(DIPG)とセットされるプログラム可能なタイ マであり得る。プログラム可能なIPGタイマ164aの使用はしたがって、こ の発明の循環性優先配置を実施する上での衝突待機処理タイマ164cの必要性 をなくす。 さらに、IPGカウンタ164a、延期タイマ164bおよび待機処理インタ ーバルタイマ164cは、各々異なったカウンタ値を値(N)に基づいて保持す るレジスタの構成として実施され得る。したがって遅延値は値(N)を適切な遅 延値を有するレジスタを指すポインタとして用いることによって計算され得る。 MACコントローラ166は、適切な遅延タイマ164を、CSMA/CD1 68からの媒体上の受信搬送波のデアサーションが感知されたことを示す信号に 応答して始動させる。MACコントローラ166はマンチェスターエンコーダ/ デコーダ24(MENDEC)に指示を送り、適切なタイマ164が図2A、2 B、または2C中で示されたプログラムされた遅延時間に達した後に媒体へのア クセスを試みる。 この発明によると、予め定められた遅延インターバルの整数倍の加算はイーサ ネットプロトコルと一致している。なぜならこのプロトコルは最小の遅延回数の みを規定しているからである。したがって、この発明は捕捉効果を除去する衝突 回避機構を提供し、トラフィック状況が悪い間のネットワークスループットを改 善し、アクセス待ち時間の制限を設ける。 開示した実施例はイーサネットネットワークに関連して述べられているが、こ の発明は他のネットワークプロトコルにも適用可能であることが認識されるであ ろう。さらに、この発明は異なるタイプのデータ、たとえばTCP/IPおよび IPXタイプのトラフィックにも適用することが可能である。 この発明は、現在最も実用的で好ましいと考えられている実施例に関して述べ てきたが、一方、この発明は開示された実施例に限定されるのではなく、逆に、 添付の請求の範囲の精神および範囲内に含まれるさまざまな修正および同意義の 構成を包含するように意図されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カダンビ,ジャヤント アメリカ合衆国、95035 カリフォルニア 州、ミルピタス、ミルモント・ドライブ、 1775、ナンバー・ビィ・107 (72)発明者 マンギン,ジェームス・ローレンス アメリカ合衆国、94583 カリフォルニア 州、サン・ラモン、シャディー・バレー・ コート、312 (72)発明者 クリシュナ,ゴパル アメリカ合衆国、95148 カリフォルニア 州、サン・ノゼ、アダムス・ウッド・ドラ イブ、3260

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ネットワークの媒体に結合されたネットワーク局において、この媒体にアク セスする方法であって、 ネットワーク上の局の数(N)を決定するステップと、 媒体上に第1のデータパケットを送信する第1のステップと、 第1の送信ステップの完了に応答して、予め定められたインターパケットギャ ップインターバルと予め定められた遅延インターバルの整数倍とを含む遅延時間 だけ待機するステップとを含み、前記整数は局の数(N)に関連し、予め定めら れた遅延インターバルは予め定められたスロット時間に関連しており、この方法 はさらに、 前記待機するステップの間、媒体上のアクティビティの存在を判断するステッ プと、 前記アクティビティの検出に応答して、前記整数を減分することにより前記遅 延時間をリセットするステップとを含む、方法。 2.前記アクティビディが不在であると判断されたことに応答して、前記待機す るステップの終わりに第2のデータパケットを送信する第2のステップをさらに 含む、請求項1に記載の方法。 3.第2の送信ステップの完了に応答し、かつ前記整数が0でない場合に、前記 整数を減分するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。 4.第2の送信ステップの完了に応答し、かつ前記整数が0である場合に、前記 整数を最大整数値にリセットするステップをさらに含む、請求項3に記載の方法 。 5.前記最大整数値がN−1である、請求項4に記載の方法。 6.前記第2の送信ステップが、 前記待機するステップの終わりに、送信する第2のデータパケットの存在およ び不在の一方を検出する第1のステップと、 前記スロット時間に対応する送信ウィンドウインターバルの間待機し、前記第 1の検出するステップが前記第2のデータパケットの存在を決定すると、前記待 機するステップの終わりに開始するステップと、 前記送信ウィンドウインターバルの間、前記送信のための前記第2のデータパ ケットの前記存在および不在の一方を検出する第2のステップと、 前記第1および第2の検出するステップの1つによる第2のデータパケットの 検出に応答して前記第2のデータパケットを送信するステップとを備える、請求 項2に記載の方法。 7.前記第2の送信ステップの完了に応答して、かつ前記整数が0でない場合に 、前記整数を減分するステップをさらに備える、請求項6に記載の方法。 8.前記待機するステップが、第1のタイマを遅延時間と等しくセットするステ ップと、前記第1の送信ステップの完了に応答して第1のタイマを始動するステ ップとを備える、請求項1に記載の方法。 9.前記第1のタイマがプログラム可能なインターパケットギャップ(IPG) タイマである、請求項8に記載の方法。 10.前記予め定められたインターバルがスロット時間の2分の1と実質的に等 しい、請求項8に記載の方法。 11.前記予め定められたインターバルがスロット時間と実質的に等しい、請求 項8に記載の方法。 12.前記待機するステップの終わりに、送信する第2のデータパケットの存在 および不在の一方を検出する第1のステップと、 前記スロット時間に対応する送信ウィンドウインターバルの間待機し、前記第 1の検出するステップが前記第2のデータパケットの不在を判断すると、前記待 機するステップの最後で始動するステップと、 前記送信ウィンドウインターバルの間、前記送信のための前記第2のデータパ ケットの前記存在および不在の一方を検出する第2のステップと、 前記第1におよび第2の検出するステップの1つによる第2のデータパケット の検出に応答して前記第2のデータパケットを送信するステップとをさらに備え る、請求項11に記載の方法。 13.前記第2の送信ステップの完了に応答して、かつ前記整数が0でない場合 、前記整数を減分するステップをさらに備える、請求項12に記載の方法。 14.前記待機するステップが、 第1のタイマを予め定められた遅延インターバルの整数倍と等しくセットし、 第2のタイマを前記予め定められたインターパケットギャップインターバルと等 しくセットするステップと、 前記第1の送信するステップの完了に応答して第1のタイマを始動するステッ プと、 予め定められた遅延インターバルの前記整数倍の間の前記第1のタイマの満了 と前記アクティビティが不在であると判断されたこととに応答して、前記第2の タイマを始動するステップとを備える、請求項1に記載の方法。 15.前記リセットするステップが、 前記アクティビティの前記検出に応答して前記第1のタイマを停止するステッ プと、 媒体上の前記アクティビティのデアサーションに応答して前記整数を減分する ステップとを備え、前記待機するステップは前記第1のタイマを予め定められた 遅延インターバルの減分された整数倍へとリセットする、請求項14に記載の方 法。 16.延期タイマを、前記予め定められたインターパケットギャップインターバ ルおよび前記予め定められた遅延インターバルの最大整数倍を含む最大遅延時間 に等しくセットするステップをさらに備え、前記最大整数倍は前記局(N)の数 よりも少なく、前記整数倍は前記最大整数倍よりも大きくなく、さらに、 前記延期タイマを、前記第1の送信ステップの完了に応答して前記待機するス テップと同時に始動するステップと、 前記最大遅延時間中の媒体上のアクティビティの不在の検出に応答して、前記 待機し、始動し、および決定するステップを繰返すステップとをさらに備える、 請求項1に記載の方法。 17.局の数を決定する前記ステップが、 前記局の数(N)を認識するデータパケットをリピータから受信するステップ と、 ネットワーク局に局の数(N)を記憶するステップとを含む、請求項1に記載 の方法。 18.前記ネットワークがCSMA/CDネットワークであって、予め定められ たインターパケットギャップが96ビット時間と等しく、予め定められたスロッ ト時間が少なくとも512ビット時間と等しい、請求項1に記載の方法。 19.前記ネットワークが毎秒1000メガビットのデータ速度を有し、予め定 められたスロット時間が約4096ビット時間である、請求項18に記載の方法 。 20.ネットワークの媒体との接続のためのネットワークインターフェイスであ って、 媒体上の搬送波のデアサーションを感知する搬送波センサと、 前記搬送波の感知されたデアサーションに応答して予め定められた遅延インタ ーバルの整数倍をカウントするプログラム可能なタイマとを備え、前記予め定め られた遅延インターバルは予め定められたスロット時間に関連しており、前記ネ ットワークインターフェイスはさらに、 前記搬送波の感知されたデアサーションに応答して、0とネットワーク上の局 の数(N)よりも少ない数との範囲の間で前記遅延時間を決定する整数をセット するコントローラと、 前記予め定められた遅延インターバルの整数倍と予め定められたインターパケ ットギャップインターバルとを含むインターバルの間に前記センサによってアク ティビティが不在であると判断されたことに応答してデータパケットを媒体上に 出力する送信機とを備える、ネットワークインターフェイス。 21.前記タイマが、予め定められた遅延インターバルの前記整数倍と、前記予 め定められたインターパケットギャップインターバルとを含む前記インターバル をカウントする、請求項20に記載のインターフェイス。 22.前記プログラム可能なタイマの満了に応答して前記予め定められたインタ ーパケットギャップインターバルをカウントするインターパケットギャップタイ マと、前記インターパケットギャップタイマの満了に応答して前記データパケッ トを出力する送信機とを備える、請求項20に記載のインターフェイス。 23.前記プログラム可能なタイマが、検出された衝突に応答して指数待機処理 アルゴリズムに従った衝突待機処理インターバルをカウントする、請求項22に 記載のインターフェイス。 24.前記予め定められたインターパケットギャップインターバルと前記予め定 められた遅延インターバルの最大整数倍とからなる最大遅延インターバルをカウ ントする延期タイマをさらに備え、前記最大整数値は前記範囲の最大値である、 請求項22に記載のインターフェイス。 25.前記最大値がN−1に等しい、請求項22に記載のインターフェイス。 26.前記局の数(N)を記憶する記憶装置と、予め定められたインターパケッ トギャップインターバルと、予め定められたスロット時間とをさらに備える、請 求項20に記載のインターフェイス。
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