JPH063926B2 - 共用チヤネルアクセス制御方式 - Google Patents

共用チヤネルアクセス制御方式

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JPH063926B2
JPH063926B2 JP60150027A JP15002785A JPH063926B2 JP H063926 B2 JPH063926 B2 JP H063926B2 JP 60150027 A JP60150027 A JP 60150027A JP 15002785 A JP15002785 A JP 15002785A JP H063926 B2 JPH063926 B2 JP H063926B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、網終端装置を介して加入者回線に接続されて
いる宅内系バスに複数の宅内機器が接続され、各宅内機
器が前記バス上のチャネルを共用して前記網終端装置と
の間で情報の送受を行なうに際し、各宅内機器からの前
記共用チャネルへのアクセスが競合による衝突を生じる
場合に備えて各宅内機器に設けられた共用チャネルアク
セス制御回路による共用チャネルアクセス制御方式に関
するものである。
一般に、電話、データ、ファクシミリ通信サービスや、
通信情報を加工する各種通信処理サービスなどの多様な
サービスを一つのディジタル通信網で総合して提供する
網をディジタル総合サービス網(ISDN)と云い、こ
のISDNでは、多種多様なサービスを提供するため
に、該網に網終端装置を介して接続された宅内系におい
て、多種多様な宅内機器を接続する必要があり、この
際、1本の加入者線で複数の宅内機器が経済的に加入で
きるようにバス接続などによる1対n(マルチポイン
ト)接続を採用することがある。
本発明は、例えばかかるマルチポイント接続の宅内機器
における共用チャネルアクセス制御回路による共用チャ
ネルアクセス制御方式に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は上述のマルチポイント接続を採る複数の宅内機
器の接続状況を示す回路図である。
同図において、TE1〜TEiはそれぞれ宅内機器、NT
は網終端装置としての宅内制御装置、BuR,BuTは宅
内制御装置NTより出ている受信および送信バス、Lは
加入者回線である。加入者回線Lは宅内制御装置NTを
図示しないディジタル交換機等に接続する。
宅内機器TE1〜TEiは、その1個TEiのみ構成を詳
しく示すが、他の何れも同様な構成を有する。宅内機器
TEiにおいてCNTは呼制御情報等を伝送する共用チ
ャネル(DT,DR)アクセス制御回路、MPXT,DM
PXTはそれぞれ多重化および分離回路、DRは受信呼
制御情報、DTは送信呼制御情報、BRは受信されるディ
ジタル化された通話信号、データ端末へのデータ信号等
からなるユーザ情報およびその受信端子を、またBT
同じく送信されるユーザ情報およびその送信端子を示
し、端子BR,BTには、電話機、データ端末等の宅内機
器に対するディジタル化されたユーザ情報が送受され
る。
Eはエコービットつまり、競合の起こり得る上りチャネ
ル(送信バスBuT)の各ビットの値を宅内制御装置N
Tで判定し、下りのエコーチャネル(受信バスBuR)
で返送してくるビットである。各宅内機器では、このエ
コービットEを監視しており、“1”ビットが一定数
(例えば8以上)続くと上り共用チャネルが空きと判定
する。空きの場合、共用チャネルに送信情報を1ビット
ずつ送り出し、これがエコービットの値と一致すれば送
信を継続し、不一致ならば衝突と判定し、直ちに送信を
停止し、再び空きと判定した時点で最初のビットから再
送するようになっている。
またIN1,IN2は否定回路である。なお、宅内機器T
1〜TEiは、総べて網側から供給されるクロックに同
期して動作する。
第4図は、従来の共用チャネルアクセス制御回路による
共用チャネルアクセス制御方式を示す回路図である。同
図において、11はデータ再送回路、12はCPU、1
3は送信制御回路、14はデータ送信回路、15は共用
チャネル空き検出回路、16は衝突検出回路、17は送
信ビットセレクタ、18はメインメモリ、19はCPU
バスである。
本回路の動作の概要は次の如くである。
データ再送回路11はCPU12から共用チャネルへ送
出する送信データを書き込まれると、これをバッファリ
ングするとともに送信制御回路13に回線要求の通知を
行い、CPU12から送信データの終了を通知され最終
送信データをデータ送信回路14に出力し、該送信回路
14から共用チャネルへのフレーム送信が終了したこと
を検出すると回路要求の通知を取り下げることになる。
送信制御回路13は回線要求の通知を受けると共用チャ
ネル空き検出回路15から通知される共用チャネル空き
の通知(SACK)と回線要求との論理積をとり、デー
タ送信回路14に対して共用チャネルへのフレーム送信
可(SDW)の通知を行い共用チャネルへのフレーム送
信を開始させ、共用チャネル空き検出回路15と衝突検
出回路16にフレーム送信中の通知を行う。
衝突検出回路16はフレーム送信中の通知により衝突の
発生を監視し、衝突を検出すると送信制御回路13に通
知(COD)し、送信制御回路13はデータ送信回路1
4の送信を中断させる。データ再送回路11はバッファ
リングしておいた呼制御用の信号やユーザ情報の1オク
テット目を再びデータ送信回路14へ出力し、フレーム
の再送に備え、送信制御回路13に回線要求の通知を行
う。
この後、空き検出回路15から共用チャネルの空きが通
知されると、送信制御回路13はデータ送信回路14に
フレーム送信可の通知を行い、データ送信回路14は再
びフレームを送り始める。
フレームの再送が始まると、データ再送回路11はデー
タ送信回路14からの送信文字要求に応じてバッファリ
ングしておいた呼制御用の信号やユーザ情報をデータ送
信回路14に出力するが、バッファリングしておいた内
容をすべて出力するとCPU12に残りの呼制御用の信
号やユーザ情報を要求する。共用チャネルに出力される
呼制御用の信号やユーザ情報は、データ再送回路11か
らの送信文字要求に応じて、CPU12によってメイン
メモリ18から読み出されデータ再送回路11に書き込
まれる。
衝突検出時には、送信ビットセレクタ17によりデータ
送信回路14からのフレームの代りに、“1”のデータ
が選択されて送出され、共用チャネルへのフレーム送信
は中止される。データ再送回路11とCPU12はバス
19を介して接続されるものであることは勿論である。
以上は、先に特願昭60−120651号において本発
明者等が提案した方式と同じものであるから、必要があ
れば上記特許願の明細書を参照されたい。
さて、以上説明した如き従来技術においては、共用チャ
ネルアクセス制御回路により共用チャネルアクセスに成
功した宅内機器が、引続いて行なわれるフレーム送信中
も、共用チャネルの衝突検出動作を衝突検出回路16に
よって継続するような構成になっていたために、アクセ
ス制御終了後において、網の終端装置からの共用チャネ
ル使用状況に関する情報に、伝送誤りによるビットエラ
ーが発生すると、衝突検出回路16が衝突発生と誤判断
し、共用チャネルへのフレーム送信を中止し、再び始め
からアクセス制御をやり直すように動作することが生じ
た。このため共用チャネルの使用効率が低下するという
欠点があった。
また、共用チャネルのアクセスに成功した宅内機器が、
引続いて行なわれるフレーム送信中も、本来必要がない
にもかかわらず、共用チャネル空き検出回路15によっ
て共用チャネルの空き検出動作を継続するような構成に
なっていたために、そのままでは、空き検出回路15
は、共用チャネルが自宅内機器によって使用中であるこ
との故に、空き検出信号を出力しない。従ってこのとき
は、空き検出信号の出力がなくても支障のないように、
空き検出回路の出力を無視する制御を行なう必要があ
る。
しかし、他方、共用チャネルアクセス時において衝突検
出回路16により衝突が検出された際などは、次のデー
タ再送に備えて空き検出回路からの出力を有効として空
き検出信号の出力の有無を監視しなければならない。
このように、従来技術では、場合、場合に応じて空き検
出回路の出力を無視したり、或いは有効とするような制
御を行なわなければならなかったので、制御回路が複雑
になり回路規模が増大するという欠点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで本発明においては、共用チャネルアクセス制御回
路によるアクセス制御方式において、共用チャネル使用
効率の改善を図ること、また所要制御回路の構成を簡単
化し、回路規模の低減を図ること、を解決すべき問題点
としている。従って本発明は、上述のことを可能にする
共用チャネルアクセス制御方式を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
上記目的を達成するために、本発明は、共用チャネルア
クセス制御方式において、送信制御回路は、共用チャネ
ルへのアクセス時において、データ送信回路から、該送
信回路が送出中の情報について、該情報を構成するフレ
ームの中のどの位置まで送信が終了したかを示すフレー
ム内送信終了位置信号を貰い、それによって共用チャネ
ルへのアクセスが行なわれている期間を判別し、該期間
においてだけ衝突検出回路を有効ならしめるよう制御す
ること、また前記フレーム内送信終了位置信号からフレ
ーム送信中の期間を判別し、該期間においては空き検出
回路の出力を、空き検出状態にして保持し、該期間の経
過後、空き検出状態をリセットして空き検出動作を再開
させるように制御すること、を従来技術と相違する点、
つまり特徴としている。
〔実施例〕
次に図を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。同図に
おいて、21は送信制御回路、22は共用チャネル空き
検出回路、23はデータ送信回路、24は衝突検出回
路、11はデータ再送回路、17は送信ビットセレク
タ、12はCPU、18はメインメモリ、19はCPU
バスである(21〜24が本発明に関係する構成要素で
あり、11,12,17〜19は従来技術と同一の動作
を行う構成要素である)。
次に回路動作を説明するわけであるが、その前に、デー
タ送信回路23から共用チャネルへ送出される情報のフ
レーム構成を説明しておく。
第2図は、かかるフレーム構成の一例として、ISDN
ユーザ・網インタフェースのDチャネルのフレーム構成
を示した説明図である。
ここで一寸、説明を付加すると、先にも述べたように、
ISDNは各種サービスを一元的に提供しようとする網
のことであり、かかるISDNの構築は、現実に全世界
的な課題となっており、CCITT(国際電信電話諮問
委員会)においてその標準化の検討が進められているわ
けで、その一環として、ISDNとユーザとの間のイン
タフェース(ISDNユーザ網インタフェース)で規定
されるプロトコルとして、共通チャネル形プロトコルが
検討されている。
この共通チャネル形プロトコルは、その名のとおり、共
通の信号チャネル(本プロトコルでは信号チャネルを便
宜上、Dチャネルと呼ぶ)を用いて複数の情報チャネル
(情報チャネルを便宜上、Bチャネルと呼ぶ)の制御を
行うプロトコルである。先にも述べたように、マルチポ
イント構成をとって複数の宅内機器を収容している場
合、制御信号の転送に共用しているDチャネルに対する
各宅内機器からのアクセス競合が起きるので、その制御
のために本発明による共用チャネルアクセス制御方式を
用いうるものであることは述べるまでもないであろう。
さて、以上説明した如き背景をもつISDNユーザ網イ
ンタフェースのDチャネルフレームと、その中のアドレ
スフィールドの詳細を第2図に示したわけである。
第2図において、31はフレーム開始フラグ(1オクテ
ット)、32はアドレスフィールド(2オクテット)、
33はコントロールフィールド(1〜2オクテット)、
34は情報フィールド(0〜260オクテット)、35
はFCS(2オクテット)、36はフレーム終結フラグ
(1オクテット)である。
またアドレスフィールド32(2オクテット、16ビッ
ト)の中味は、拡張ビットEAと、サービスアクセスポ
イント識別子SAPIと、コマンド/レスポンドビット
C/Rと、終端点識別子TEIとから成るものである。
このように、データ送信回路23から共用チャネルへ送
出される情報は、すべてフラグシーケンス(F)で区切
られた可変長のフレームとして送出されるわけである。
そして、先にも説明したマルチポイント構成への適用の
ため、第2図に見られるように、アドレス(A)フィー
ルド内に終端点識別子(TEI)を設け、個々の宅内機
器にそれぞれ異なるTEIの値を付与することで、第3
図に示すように、複数のデータリンクコネクションを同
時に設定可能としているわけである。
第2図に戻り、ここに示したフレーム構成のうち、唯今
も説明したように、宅内機器が固有の値を持ちアクセス
制御に用いられるフィールドはアドレスフィールド32
であり、アドレスフィールド32の共用チャネルへ送信
が終わって、次のコントロールフィールド33の送信が
始まれば、共用チャネルへのアクセスに成功したことが
わかる。従って、アドレスフィールド32が送出されて
いる期間のみ、衝突発生の有無を監視しておれば充分で
あり、コントロールフィールド33以降は衝突発生の有
無監視の必要がないことが理解されるであろう。
そこで、第1図に戻り、データ送信回路23では、フレ
ームを送出するに際し、送出フレームの中における送出
ビット数(つまり送出ずみのビット数)をカウントする
バイトカウンタ(図示せず)を設けておき、そのカウン
ト情報をBCAZ(バイトカウンタ・オールゼロ)とし
て、8ビットをカウントする毎に、1パルスの割合で送
信制御回路21へ送出する。
従って送信制御回路21では、データ送信回路23から
BCAZ情報として1パルスを受信したとすれば、第2
図に示したフレーム構成のうち、フレーム開始フラグ3
1(1オクテット、8ビット)の送信が終了したことを
知り、続いて更に2パルス受信したとすれば、アドレス
フィールド32(2オクテット、16ビット)の送信を
終了したことを知り、以下同様にして、フレームの中の
どのフィールド位置まで送信が終了したかを知ることが
できる。
以上を予備知識として、第2図に戻り、その回路動作を
説明する。共用チャネルへアクセスする場合、送信制御
回路21は空き検出回路22からの共用チャネル空きの
通知(SDR)とデータ再送回路11からの回線要求の
論理積をとり、それによりデータ送信回路23へフレー
ム送信可(SDW)の通知を行い共用チャネルへのフレ
ーム送信を開始させる。
送信制御回路21はデータ送信回路23から送信フレー
ムにおける1オクテット(8ビット)送出毎にBCAZ
情報として出力されるパルス信号を受信することによ
り、現在共用チャネルへ送信しているフィールドは、フ
レーム中のどのフィールドであるかを識別しており、送
信中のフィールドがアドレスフィールド(A)であると
判断されるときは、その間、衝突発生の有無を監視する
よう、衝突検出回路24に指示(CDACT)する。ま
た、共用チャネルにフレーム送信中であることから、空
き検出回路22の出力(SDR)は当然、送信開始前の
空き検出から空きなしの信号状態に変わるわけである
が、このフレーム送信の期間中は、空き検出回路22の
出力を、フリップ・フロップ(図示せず)などを用いて
空き検出の状態に保持するようにする。続いて、以下の
場合について、それぞれ動作を説明する。
(イ) 衝突が検出された場合 衝突検出回路24は、衝突を検出すると衝突発生(CD
ET)を送信ビットセレクタ17、送信制御回路21、
データ再送回路11に通知する。衝突発生が通知される
と送信ビットセレクタ17は“1”を送信することで共
用チャネルへのフレーム送出を直ちに中止する。送信制
御回路21はデータ送信回路23を制御しフレームの送
信を中止させ、さらに衝突検出回路24への衝突検出可
の指示をとりさげるとともに空き検出回路22への空き
検出出力保持の指示をとりさげる。衝突検出回路24は
送信制御回路21からの指示が取り下げられると衝突検
出の出力をリセットする。空き検出回路22は送信制御
回路21からの指示が取り下げられると空き検出の出力
をリセットし、新たに空き検出動作を開始する。データ
再送回路11は既に共用チャネルへ送出したデータ即ち
バッファリングしておいた呼制御用の信号やユーザ情報
の1オクテット目を再びデータ送信回路23へ出力し、
フレームの再送に備え、送信制御回路21に回線要求の
通知を行う。この後、空き検出回路22から共用チャネ
ルの空きが通知されると、送信制御回路21はデータ送
信回路23にフレーム送信可の通知を行い、データ送信
回路23は再びフレームを送り始める。フレームの再送
が始まると、データ送信回路11はデータ送信回路23
からの送信文字要求に応じてバッファリングしておいた
呼制御用の信号やユーザ情報をデータ送信回路23に出
力するが、バッファリングしておいた内容をすべて出力
するとCPU12に残りの呼制御用の信号やユーザ情報
を要求する。
(ロ) 衝突が検出されない場合 送信制御回路21は、データ送信回路23から送信フレ
ーム中の1オクテット分のデータ送出が終了する毎に出
力されるパルス(BCAZ情報)を受信し、それをもと
に現在共用チャネルへ送信しているフレーム中のフィー
ルドの識別を認識し、即ち共用チャネルのアクセス制御
に用いられるフィールド(アドレスフィールド)の共用
チャネルへの送出が完了したことを認識すると、衝突検
出のための監視は不要と判定して、衝突検出回路24に
出力していた衝突検出可の指示を取り下げる。フレーム
送信が始まると、共用チャネルに出力される呼制御用の
信号やユーザ情報は、データ再送回路11からの送信文
字要求に応じて、CPU12によってメインメモリ18
から読み出されCPUバス19を介してデータ再送回路
11に書き込まれる。送信制御回路21はフレームの送
信が進み、データ再送回路11からの回線要求の取り下
げによって呼制御用の信号やユーザ情報の出力が完了し
たことを認識すると、空き検出出力保持の不要となるこ
とを判定して、空き検出回路22に出力していた空き検
出出力保持の指示を取り下げる。空き検出回路22は送
信制御回路21からの指示が取り下げられると空き検出
の出力保持をリセットし、新たに空き検出動作を開始す
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、共用チャネルの
アクセス制御に本来必要な期間のみ衝突の発生有無の監
視を行うものであるから、共用チャネルへの送信権を獲
得した宅内機器が網の終端装置から送られる共用チャネ
ルの使用状況に関する情報のビットエラー(伝送誤り)
により、一旦獲得した送信権を失うなどのことがなくな
るため、共用チャネルの利用効率が向上し、また共用チ
ャネルへの送信権を獲得した後でフレーム送信の中止及
び再送などの動作が発生しないので、データ再送回路の
ハードウェア規模を小さくでき、通信制御を行うソフト
ウェアもビットエラー対策を考慮しなくて良いためソフ
トウェア規模を小さくできるなどの利点がある。さら
に、共用チャネルへ自宅機器がフレームを送信している
状態では空き検出出力が保持されるため、送信制御回路
の制御論理が簡単化され、ハードウェア規模を小さくで
きるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は本発
明において用い得るフレームのフォーマットの一例を示
す説明図、第3図はマルチポイント接続を採る複数の宅
内機器の接続状況を示す回路図、第4図は従来の共用チ
ャネルアクセス制御方式を示す回路図、である。 符号の説明 11…データ再送回路、12…CPU、13…送信制御
回路、14…データ送信回路、15…共用チャネル空き
検出回路、16…衝突検出回路、17…送信ビットセレ
クタ、18…メインメモリ、19…CPUバス、21…
本発明により用いる送信制御回路、22…本発明により
用いる共用チャネル空き検出回路、23…本発明により
用いるデータ送信回路、24…本発明により用いる衝突
検出回路、31…フレーム開始フラグ(1オクテッ
ト)、32…アドレスフィールド(2オクテット)、3
3…コントロールフィールド(1〜2オクテット)、3
4…情報フィールド(0〜260オクテット)、35…
FCS(2オクテット)、36…フレーム終結フラグ
(1オクテット)。
フロントページの続き (72)発明者 中野 愼夫 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日本 電信電話株式会社横須賀電気通信研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−127842(JP,A) 特開 昭61−261941(JP,A) 特開 昭61−239742(JP,A) 特開 昭61−280140(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網終端装置を介して加入者回線に接続され
    ている宅内系バスに複数の宅内機器が接続され、各宅内
    機器が前記バス上のチャネルを共用して前記網終端装置
    との間で情報の送受を行なうに際し、各宅内機器からの
    前記共用チャネルへのアクセスが競合による衝突を生じ
    る場合に備えて各宅内機器に設けられた共用チャネルア
    クセス制御回路であって、 前記網終端装置からの共用チャネル使用状況情報により
    共用チャネルの空きを検出する回路、同じく共用チャネ
    ル使用状況情報により共用チャネルへのアクセス衝突を
    検出する回路、フレーム構成で情報を送信するデータ送
    信回路、該送信回路の入力側に配置されていて、送信す
    べき情報をバッファリングしておき再送に備える再送用
    回路、および送信制御回路を少なくも具備し、 前記送信制御回路は、前記空き検出回路により共用チャ
    ネルの空きが検出されているときのみ、前記データ送信
    回路による情報送出を許し、前記衝突検出回路により共
    用チャネルへのアクセス衝突が検出されたときは、前記
    データ送信回路による情報送出を中止させ、その後、共
    用チャネルの空きが検出されたとき、前記再送用回路を
    利用して、衝突により消失の恐れのある既送出データの
    再送を行なうようにした共用チャネルアクセス制御回路
    において、 前記送信制御回路は、共用チャネルへのアクセス時にお
    いて、前記データ送信回路から、該送信回路が送出中の
    情報について、該情報を構成するフレームの中のどの位
    置まで送信が終了したかを示すフレーム内送信終了位置
    信号を貰い、それによって共用チャネルへのアクセスが
    行なわれている期間を判別し、該期間においてだけ前記
    衝突検出回路を有効に動作させるよう制御することを特
    徴とする共用チャネルアクセス制御方式。
  2. 【請求項2】網終端装置を介して加入者回線に接続され
    ている宅内系バスに複数の宅内機器が接続され、各宅内
    機器が前記バス上のチャネルを共用して前記網終端装置
    との間で情報の送受を行なうに際し、各宅内機器からの
    前記共用チャネルへのアクセスが競合による衝突を生じ
    る場合に備えて各宅内機器に設けられた共用チャネルア
    クセス制御回路であって、 前記網終端装置からの共用チャネル使用状況情報により
    共用チャネルの空きを検出する回路、同じく共用チャネ
    ル使用状況情報により共用チャネルへのアクセス衝突を
    検出する回路、フレーム構成で情報を送信するデータ送
    信回路、該送信回路の入力側に配置されていて、送信す
    べき情報をバッファリングしておき再送に備える再送用
    回路、および送信制御回路を少なくも具備し、 前記送信制御回路は、前記空き検出回路により共用チャ
    ネルの空きが検出されているときのみ、前記データ送信
    回路による情報送出を許し、前記衝突検出回路により共
    用チャネルへのアクセス衝突が検出されたときは、前記
    データ送信回路による情報送出を中止させ、その後、共
    用チャネルの空きが検出されたとき、前記再送用回路を
    利用して、衝突により消失の恐れのある既送出データの
    再送を行なうようにした共用チャネルアクセス制御回路
    において、 前記送信制御回路は、共用チャネルへの情報送出時にお
    いて、前記データ送信回路から、該送信回路が送出中の
    情報について、該情報を構成するフレームの中のどの位
    置まで送信が終了したかを示すフレーム内送信終了位置
    信号を貰い、それによってフレーム送出中の期間を判別
    し、該期間においては前記空き検出回路の出力を空き検
    出状態にして一定に保持し、該期間の経過後、空き検出
    状態をリセットして空き検出動作を再開させるように制
    御することを特徴とする共用チャネルアクセス制御方
    式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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