JPH0639139U - 磁力選別機能付き空缶圧潰機 - Google Patents

磁力選別機能付き空缶圧潰機

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JPH0639139U
JPH0639139U JP8020692U JP8020692U JPH0639139U JP H0639139 U JPH0639139 U JP H0639139U JP 8020692 U JP8020692 U JP 8020692U JP 8020692 U JP8020692 U JP 8020692U JP H0639139 U JPH0639139 U JP H0639139U
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忠男 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空缶を圧潰する作業に磁力選別機構及びシャ
ッター機構を連動させ、磁性缶と非磁性缶とを分別回収
する。 【構成】 機枠の側板111,112に差し渡された受
け板141と可動アーム130に設けられた押し板14
2との間で、空缶C1 ,C2 が圧潰される。非磁性缶C
2 は、可動アーム130に伴って押し板142が受け板
141から離れると、そのまま落下してバスケット15
2に収容される。このとき、シャッター板310は、一
方のストッパー302に接触し、バスケット151に至
る通路を遮断している。磁性缶C1 は、磁性シート21
3に一旦吸着された後、加圧部225で磁性シート21
3から剥されて落下する。このとき、シャッター板31
0は、リンク320を介して伝えられた可動アーム13
0の回転運動によって、他方のストッパー301に接触
するまで回転し、バスケット152に至る通路を遮断す
る。その結果、磁性缶C1 は、バスケット151に回収
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、圧潰された空缶をアルミ缶等の非磁性缶とスチール缶等の磁性缶に 選別する機能を備えた空缶圧潰機に関する。
【0002】
【従来の技術】
公園,海浜等に捨てられたアルミ缶,鉄缶,ガラス瓶等の廃棄物は、一か所に 集められた後、有価資源として再使用されている。特に最近では、電力消費が大 きなアルミ製錬の負担を軽減するため、アルミ缶をアルミ資源として再使用する ことが各方面で検討されている。 資源として再利用するためには、空缶をアルミ缶と鉄缶とに分別する作業が必 要となる。従来は、この分別作業を人手により行っていた。しかし、作業自体が 単調であることや昨今の人手不足等から、作業者の確保が困難になっている。分 別作業を省力化できれば、その分だけ少ない作業者で分別を行うことができると 共に、多量の廃棄物を処理することも可能となる。
【0003】 アルミ缶,鉄缶等の廃棄物を自動的に仕分ける装置として、たとえば特公平2 −53112号公報で紹介されているように、磁気ドラムや磁気ベルトを使用し て選別を行うものが知られている。磁性材料である鉄缶は、たとえば磁気ドラム に吸着され、磁気ドラムの回転に随伴される。非磁性材料であるアルミ缶は、磁 力を受けることなく、磁気ドラムの周面から自由落下する。そこで、アルミ缶, 鉄缶等は、磁気ドラムからの落下位置が異なることを利用し、アルミ缶と鉄缶と を分別することができる。 しかし、磁気ドラムや磁気ベルトを使用した従来の選別装置は、磁気ドラム, 磁気ベルト等を回転させるための動力源が必要である。この種の選別装置は、多 量の廃棄物を処理することに有効ではあるが、設備負担が大きくなる。多数の廃 棄物業者は、小規模経営であり、アルミ缶,鉄缶等の選別に専用設備を購入する 余裕がない場合が多い。
【0004】 そこで、本考案者等は、動力源を必要とすることなく、簡単に持ち運ぶことが でき、しかもアルミ缶,鉄缶,ガラス瓶等をそれぞれ材質ごとに仕分けることが できる安価な選別機を開発し、実願平4−38304号として出願した。この選 別機は、磁界を発生させる部分を固定し、或いは空缶の自重落下に伴って従動回 転させる方式を採用している。鉄缶等の磁性缶は、磁気吸着されながら磁性曲面 に沿って転がり排出される。他方、アルミ缶等の非磁性缶は、磁界の作用を受け ることなく、磁性曲面から自由落下する。したがって、投入口に空缶を投入する だけの作業で、磁性缶及び非磁性缶に分別回収される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
先願で提案した選別機は、圧潰作業に先立って空缶を磁性缶と非磁性缶に分別 することに使用される。そのため、選別工程が余分に必要とされ、作業者に負担 を強いることになる。また、分別された磁性缶及び非磁性缶をそれぞれの材質ご とに圧潰することから、圧潰作業自体も面倒なものとなる。
【0006】 本考案は、このような問題を解消すべく案出されたものであり、空缶を圧潰す る力を利用して磁力選別することにより、作業工数を増加させることなく、圧潰 後の空缶を磁性缶と非磁性缶とに自動的に分別回収することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の磁力選別機能付き空缶圧潰機は、その目的を達成するため、左右の側 板を有する機枠と、前記側板に枢着され、一端が引張りバネを介し前記機枠に接 続され、他端に加圧部が設けられた可動アームと、前記側板の間に差し渡された 受け板と、該受け板に対向するように前記可動アームに設けられた押し板と、前 記受け板と前記押し板との間に形成される圧潰空間の下方に位置する磁力選別機 構と、前記可動アームの回転運動に連動して揺動するシャッター板を有するシャ ッター機構とを備え、 前記磁力選別機構は、前記圧潰空間から送り出される圧潰化された空缶の通路 に臨み且つ前記機枠の幅方向に関して複数の磁気吸着力をもつ舌片が形成された 固定側金具を前記受け板の下部に固定し、隣接する前記舌片の間の空間部を通過 する加圧部を備えた可動側金具を前記押し板の下端に固定しており、 前記シャッター機構は、枢軸ピンを介して前記可動アームの端部にリンクを枢 着し、該リンクの長孔に挿入された伝動ピンを側面に有するシャッター板を前記 側壁に枢着し、前記可動アームの回転運動に連動する前記シャッター板の揺動を 規制する一対のストッパーを前記側板に設けており、 圧潰された空缶が非磁性缶であるとき、前記シャッター板が一方のストッパー と接触状態にあり、前記圧潰空間から非磁性缶が一方の通路を経て排出され、 圧潰された空缶が磁性缶であるとき、前記シャッター板が揺動して他方のスト ッパーに当接するまで、前記圧潰空間から排出された磁性缶が前記舌片に吸着さ れ、次いで前記可動側金具の加圧部により前記舌片に対する前記磁性缶の吸着状 態が解除されることを特徴とする。
【0008】
【実施例】
本実施例は、足踏み式の空缶圧潰機に磁力選別機能を組み込んだ例である。し かし、本考案はこれに拘束されることなく、モータ等の動力で駆動される圧潰機 に対しても同様に適用することができる。 足踏み式の空缶圧潰機は、図1に示すように一対の側板111,112で機枠 110を構成し、ベースパイプ113,114からハンドルパイプ115を起立 させている。ハンドルパイプ115の上端側で投入口121が開口したシュート 120が、ハンドルパイプ115に沿って設けられている。投入口121に投入 される空缶は、缶軸方向を水平にしてシュート120内を落下する。圧潰力が働 いていないとき、シュート120の下端側開口122は、図2に示すように空缶 受けプレート131で閉鎖されている。
【0009】 空缶受けプレート131は、可動アーム130に固定されている。可動アーム 130は、側板111,112に差し渡された枢軸132を中心として揺動可能 に設けられており、端部とベースパイプ113,114との間に張設された引張 りバネ133で時計方向に付勢されている。可動アーム130は、手前側端部の 足踏み部134に踏圧Pを加えたとき、引張りバネ133の弾撥力に抗して反時 計方向に回転する。 圧潰部140は、受け板141及び押し板142を備えており、受け板141 と押し板142との間が圧潰空間143になる。受け板141は、側板111と 112との間に差し渡されている。押し板142は、足踏み部134に踏圧Pを 加えて可動アームを反時計方向に回転させたときに受け板141に対向する位置 関係で可動アーム130に固定されている。
【0010】 枢軸132を中心として可動アーム130が反時計方向に回転すると、可動ア ーム130と一体化された缶受けプレート131が移動し、シュート120の下 端側開口122が開放される。そのため、投入口121から投入された空缶は、 下端側開口122から圧潰空間143に落下する。空缶は、固定側の受け板14 1で支持された状態で押し板142により押し潰される。 踏圧Pが解除されると、可動アーム130は、引張りバネ133の弾撥力によ って時計方向に回転する。この回転により、押し板142が枢軸132を中心と して旋回し、圧潰空間143の下方が開放される。その結果、圧潰された空缶は 、受け板141と押し板142の下端側隙間144を経て圧潰空間143から落 下し、下方に配置されているバスケット150に回収される。
【0011】 図1及び図2に示した圧潰機は、本考案者等が特願平3−208686号で提 案したものと同じ構成をもっているが、本実施例ではこの圧潰機において図6に 示すように圧潰空間143の下端側隙間144の下方に磁力選別機構200を配 置し、磁力選別機構200の更に下方にシャッター機構300を配置している。
【0012】 磁力選別機構200は、側板111と112との間に差し渡された固定側金具 210と、可動アーム130に固定された可動側金具220を備えている。 固定側金具210は、図3に示すように平板211の長手方向一側に複数の舌 片212を固着し、舌片212の表面に磁性シート213を貼り付けている。或 いは、舌片212自体を磁化させても良い。磁性シート213は、側板111か ら112に、換言すると圧潰により扁平になった空缶の長手方向に配列されてい る。隣接する舌片212の間には、可動側金具220の加圧部225が通過する ように間隙L1 をもった空間部214が設けられている。固定側金具210は、 平板211に穿設した貫通孔215に差し通したボルトを受け板141のフラン ジ145(図6)に締結することにより、受け板141に固定される。
【0013】 可動側金具220は、水平視でほぼコ字型のフレーム221に解除金具222 を固着している。解除金具222は、図4に示すように金具本体223の長手方 向一辺から複数の爪片224を突出させている。爪片224は、逆L型の形状に 成形されたオーステナイト系ステンレス鋼等の非磁性材料で作られており、屈曲 した先端部が加圧部225となる。加圧部225は、隣接する舌片212の空間 部214を通過するように間隙L1 より小さな幅L2 をもっている。また、隣接 する加圧部225の間には、舌片212の幅よりも大きな間隙をもった空間部2 26が設けられている。
【0014】 解除金具222は、ほぼコ字状に屈曲した内面側がフレーム221の先端側平 面部227に溶接等によって固着される。フレーム221のアーム部228に穿 設したボルト孔229に挿通したボルトを可動アーム130の側面にねじ込むこ とにより、可動金具220が可動アーム130に固定される。
【0015】 シャッター機構300は、側板111,112に取り付けたストッパー301 ,302の間を揺動するシャッター板310を備えている。シャッター板310 は、図5に示すように、側板111と112との間に差し渡される長さをもった 平板部311の下端に枢軸孔312が形成されている。側板111,112に取 り付けられたピン313が枢軸孔312に差し込まれたとき、シャッター板31 0は、ピン313を中心として揺動する。
【0016】 シャッター板310の両側面には、伝動ピン314が植設されている。伝動ピ ン314は、リンク320に形成した長孔321に差し込まれる。リンク320 の一端は、可動アーム130の下端に枢軸ピン322で軸支されている。枢軸1 32を中心とした可動アーム130の回転運動は、リンク320を介してシャッ ター板310に伝達され、枢軸ピン322を中心としてシャッター板310を揺 動させる。このとき、可動アーム130の回転初期にはシャッター板310が静 置し、垂立点を過ぎたときシャッター板310が迅速に左側又は右側に倒れるよ うに、長孔321の長さを設定しておく。
【0017】 以下、空缶の圧潰作業に連動した磁力選別機構200及びシャッター機構30 0の動作を説明する。なお、圧潰後の空缶を磁性缶C1 と非磁性缶C2 とに分別 回収するため、圧潰部140の下方にバスケット151及び152をそれぞれ配 置する。 投入口121から空缶C1 ,C2 をシュート120に投入し、可動アーム13 0の足踏み部134に踏圧を加えていない状態では、図6に示すように受け板1 41から押し板142が離間している。このとき、枢軸132を中心として可動 アーム130が時計方向に回転した極限位置にあるので、圧潰空間143の開放 された下端に可動側金具220が臨んでいる。また、枢軸ピン322を介して可 動アーム130の先端でリンク320が引っ張られているため、シャッター板3 10の伝動ピン314は、長孔321の右側内壁面で押され、ストッパー301 に接触した状態で左側に倒伏している。
【0018】 足踏み部134に踏圧を加えると、可動アーム130は、枢軸132を中心と して反時計方向に回転する。可動側金具220は、可動アーム130の回転に伴 って固定側金具210方向に移動する。しかし、可動アーム130の回転初期に は、リンク320の長孔321に沿って伝動ピン314が相対的に移動するだけ であるため、可動アーム130の回転運動はシャッター板310に伝達されない 。 シャッター板310は、図7に示すように長孔321の左側内壁面が伝動ピン 314に当接するまで、可動アーム130の回転運動から切り離されて、ストッ パー301に接触している。
【0019】 図7の状態から更に可動アーム130が反時計方向に回転すると、長孔321 の左側内壁面が伝動ピン314を右方向に押し、ピン313を中心としてシャッ ター板310を時計方向に回転させる。シャッター板310が垂立点まで回転す ると、長孔321の右側内壁面と伝動ピン314との間に自由空間があるため、 垂立点を過ぎたシャッター板310は、重力で時計方向に急激に回転する。シャ ッター板310の時計方向回転は、他方のストッパー302で規制される。 シャッター板310が倒伏した直後では、長孔314の左側内壁面と伝動ピン 314との間に自由空間がある。そのため、シャッター板310は、可動アーム 130の回転運動から切り離され、ストッパー302に接触した静置状態に維持 される。更に可動アーム130が回転し、図8に示した圧潰状態に至る。このと き、可動側金具220は固定側金具210に対して最も押込まれた位置にあり、 シャッター板310はバスケット151への通路を遮断した姿勢を取る。
【0020】 圧潰状態では、缶受けプレート131が左方向に移動しているので、次に圧潰 される空缶C2 が圧潰空間143の上方待機位置に送り込まれる。 圧潰した空缶を圧潰空間143から排出するため足踏み部134に加えている 踏圧を解除すると、可動アーム130は、引張りバネ133の弾撥力で時計方向 の回転を始める。可動アーム130の回転によって、受け板141から押し板1 42が離れ、圧潰空間143が開かれる。 圧潰された空缶が非磁性缶C2 であるとき、非磁性缶C2 と磁性シート213 との間に磁気吸着力が働かない。したがって、非磁性缶C2 は、圧潰後の厚みよ りも圧潰空間143の下端側隙間144が開いた状態で直ちに落下する。この状 態では、シャッター板310は、ストッパー302に接触した姿勢を維持し、バ スケット151に至る通路を遮断している。そのため、非磁性缶C2 は、図9( b)に示すようにバスケット152に回収される。また、次に圧潰される空缶C 2 が缶受けプレート131の側面で押され、圧潰空間143に送り込まれる。
【0021】 圧潰された空缶が磁性缶C1 であるとき、磁性缶C1 と磁性シート213との 間に磁気吸着力が作用する。したがって、磁性缶C1 は、圧潰空間143の下端 側隙間144を通過した後、図9(b)に示すように磁性シート213に吸着さ れる。ここで、缶軸を水平にして圧潰された空缶が圧潰空間から送り出されるの で、扁平化された磁性缶C1 の長手方向が複数の磁性シート213で吸着され、 大きな磁気吸着力により磁性缶C1 の自由落下が確実に防止される。 シャッター板310は、長孔321の右側内壁面が伝動ピン314に当接する まで図9(a)の姿勢を維持する。可動アーム130が更に時計方向に回転する とき、枢軸ピン322を介して可動アーム130の回転運動に追従するリンク3 20の移動によって、伝動ピン314が長孔321の右側内壁面で押される。そ の結果、シャッター板310は、ピン313を中心として反時計方向の回転を始 める。
【0022】 シャッター板310は、可動アーム130の回転に応じて回転し、図10に示 す垂立姿勢になる。この状態では、長孔321の左側内壁面と伝動ピン314と の間に自由空間がある。また、可動側金具220の加圧部225は、磁性シート 213の表面とほぼ同じ位置にある。 図10の状態から更に可動アーム130が時計方向に回転すると、シャッター 板310は、重力によって急速に反時計方向に回転し、図11に示すようにスト ッパー301に当接する。シャッター板310の回転運動に連動して、固定側金 具210から離れる方向に可動側金具220が移動する。したがって、噛合い状 態にあった加圧部225が隣接する舌片212間の空間部214から抜け出そう とするが、爪片224が図4に示すように屈曲した形状をもっているので、磁性 缶C1 と磁性シート213との間の磁気吸着力によって、可動側金具220の加 圧部225に貼着した状態になる。
【0023】 可動アーム130が更に時計方向回転して爪片224に加わる力が磁性缶C1 と磁性シート213との間の磁気吸着力を超えるとき、磁性缶C1 は、爪片22 4の加圧部225表面から離れる。離れた磁性缶C1 は、バスケット152への 通路がシャッター板310で遮断されているので、図11に示すように他方のバ スケット151に送り出される。 図11の状態は、次に圧潰される空缶C2 が圧潰空間143に送り込まれてお り、圧潰部140,磁力選別機構200及びシャッター機構300は図6と同じ 位置関係になっている。そこで、可動アーム130の足踏み部134に踏圧を加 えると、図6〜図11の工程を経て空缶C2 が圧潰・排出される。そして、圧潰 された空缶は、磁性材料或いは非磁性材料に応じてそれぞれバスケット151或 いは152に分別回収される。
【0024】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案の空缶圧潰機においては、可動アームの回転運 動に連動する磁力選別機構及びシャッター機構を組み込むことにより、圧潰空間 から排出される空缶の材質に応じて磁性缶及び非磁性缶に分別回収している。そ のため、圧潰前に空缶を仕分ける作業が不要になり、作業者の負担が大幅に軽減 される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案が適用される空缶圧潰機
【図2】 同空缶圧潰機の内部構造
【図3】 磁力選別機構の分解斜視図
【図4】 可動側金具に取り付ける解除金具
【図5】 シャッター機構の要部
【図6】 空缶を投入した初期状態
【図7】 図6から可動アームを若干回転させた状態
【図8】 圧潰状態
【図9】 圧潰後に可動アームを若干開放し、非磁性缶
が排出されている状態
【図10】 図9から可動アームを更に開放した状態
【図11】 圧潰された磁性缶が排出されている状態
【符号の説明】
110 機枠 111,112 側板
130 可動アーム 133 引張りバネ 134 足踏み部(加圧部) 140 圧潰部 141 受け板
142 押し板 151,152 バスケット 200 磁力選別機構 210 固定側金具
212 舌片 213 磁性シート 220 可動側金具
225 加圧部 300 シャッター機構 301,302 ストッパー 310 シャッター板 314 伝動ピン 320 リンク
321 長孔 322 枢軸ピン C1 磁性缶 C2 非磁性缶

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の側板を有する機枠と、前記側板に
    枢着され、一端が引張りバネを介し前記機枠に接続さ
    れ、他端に加圧部が設けられた可動アームと、前記側板
    の間に差し渡された受け板と、該受け板に対向するよう
    に前記可動アームに設けられた押し板と、前記受け板と
    前記押し板との間に形成される圧潰空間の下方に位置す
    る磁力選別機構と、前記可動アームの回転運動に連動し
    て揺動するシャッター板を有するシャッター機構とを備
    え、 前記磁力選別機構は、前記圧潰空間から送り出される圧
    潰化された空缶の通路に臨み且つ前記機枠の幅方向に関
    して複数の磁気吸着力をもつ舌片が形成された固定側金
    具を前記受け板の下部に固定し、隣接する前記舌片の間
    の空間部を通過する加圧部を備えた可動側金具を前記押
    し板の下端に固定しており、 前記シャッター機構は、枢軸ピンを介して前記可動アー
    ムの端部にリンクを枢着し、該リンクの長孔に挿入され
    た伝動ピンを側面に有するシャッター板を前記側壁に枢
    着し、前記可動アームの回転運動に連動する前記シャッ
    ター板の揺動を規制する一対のストッパーを前記機枠に
    設けており、 圧潰された空缶が非磁性缶であるとき、前記シャッター
    板が一方のストッパーと接触状態にあり、前記圧潰空間
    から非磁性缶が一方の通路を経て排出され、 圧潰された空缶が磁性缶であるとき、前記シャッター板
    が揺動して他方のストッパーに当接するまで、前記圧潰
    空間から排出された磁性缶が前記舌片に吸着され、次い
    で前記可動側金具の加圧部により前記舌片に対する前記
    磁性缶の吸着状態が解除されることを特徴とする磁力選
    別機能付き空缶圧潰機。
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