JPH0638688Y2 - 印字プラテンの支持機構 - Google Patents

印字プラテンの支持機構

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JPH0638688Y2
JPH0638688Y2 JP1986136261U JP13626186U JPH0638688Y2 JP H0638688 Y2 JPH0638688 Y2 JP H0638688Y2 JP 1986136261 U JP1986136261 U JP 1986136261U JP 13626186 U JP13626186 U JP 13626186U JP H0638688 Y2 JPH0638688 Y2 JP H0638688Y2
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JP
Japan
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bearing
frame
platen
convex portion
shaped groove
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Application number
JP1986136261U
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JPS6341557U (ja
Inventor
洋司 笹井
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は印字プラテンの支持機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のプリンタプラテン支持機構を第3・4図に示す。
組み立て方法を以下に示す。プラテン軸2に軸受3をは
め込み、位置決め突起3cとバネ板部3aの間にフレーム4
のU字形溝部4aをはめ合せながら矢印11方向に軸受3を
押し込むと、支持突起3bがフレーム4の側面に当たり矢
印21方向へ押され、バネ板部3aがたわみ、更に押し込ま
れて、支持突起3bがフレーム4の支持穴4bに係合し、軸
受3はフレーム4に固定される。
〔発明が解決しようとする問題点と目的〕
しかし、前述の従来技術では次に述べる問題点を有す
る。軸受3の矢印12方向への支持は、軸受3の支持突起
3bとフレーム4の支持穴4bの係合であるため、例えばプ
リンタが天面落下してプラテン1の重量が矢印12方向へ
衝撃荷重として加わった場合、支持突起3bはバネ性を有
するバネ板部3aをたわませて、支持穴4bからはずれてし
まい軸受3がフレーム4からはずしてしまうと問題点を
有する。また、前述のはずれ防止のためにバネ板部3aの
バネ性を強くすると、組み立てる時により大きな力で矢
印11方向に軸受3を押し込まなければならず、組立が非
常に困難になるという問題点を有する。
そこで本考案は、このような問題点を解決するもので、
その目的とするところは矢印12方向への衝撃荷重に対し
て強固で、かつ組み立てが簡単な軸受3とそれに係合す
るフレーム4を提供するところにある。
〔問題を解決するための手段〕
本考案による印字プラテンの支持機構は、プラテン
(1)の両端に突出したプラテン軸(2)と、上面が解
放されたU字形溝部(4a)が形成され、回転防止被係合
部(4d)と前記のU字形溝部の底部に板面に対し直角方
向に突設された凸部(4c)とが設けられたフレーム
(4)と、プラテン軸を回転可能に軸支し、このプラテ
ン軸に対し直角方向に形成された位置決め突起(3c)及
びフレームの板面に対し位置決め突起の反対側に柱状に
突出形成されたL字形凸部(3e)とを有する軸受(3)
とを備え、凸部とL字形凸部間にフレームを挟持し、軸
受はU字形溝部内に装着され、L字形凸部先端が凸部の
下方端面に係合しかつ回転防止係合部が回転防止被係合
部と係合され、軸受がフレームに固定されることを特徴
とするものである。
〔実施例〕
以下に本考案を図面にもとづいて説明する。
本考案の支持機構は、プラテン軸2の両端に設置される
ものであるが、構造及び機能は互いに同等であるので片
側の支持機構で代表させ説明する。
第1図において本考案の構造を説明する。プラテン1の
プラテン軸2を回転可能に軸支する軸受3には、プラテ
ン軸2と直角方向に延びる弾性を有するバネ板部3aが設
けてある。このバネ板部3aの先端近くには突起3dがプラ
テン1に対して外側にもうけられている。また軸受3に
は図における下方に、先端がプラテン側を向いたL字状
の凸部3eがもうけられている。
軸受3は、金属または樹脂またはこれらの組合せにより
作られている。
一方、この軸受3が固定されるフレーム4には軸受3が
大きなガタツキなしに支持される内径をもつU字形溝部
4aを有し、かつ該溝部下方でプラテン1の反対側の壁面
に前記L字状の凸部3eと係合する凸部4cをもつ。この凸
部4cは、その下側の面がL字状の凸部3eの上側の面と組
立状態で接する様寸法設定されている。またフレーム4
には、軸受3がフレーム4に固定された状態において軸
受のバネ板部3aにもうけられた突起3dが入る回転防止穴
4dがあけられている。
次に、第2図も加えて、組み立て方法を説明する。プラ
テン軸2に軸受3をはめ込み、位置決め突起3eと凸部3e
の間にフレーム4のU字形溝部4aをはめ合せながら、凸
部3eと凸部4cが当たらない状態(第2図中一点鎖線で示
す)にしてU字形溝部4aの底まで軸受3を押し込み、次
に軸受3を矢印31方向へ回転させ凸部3eと凸部4cを係合
させ、更に回転させ回転防止突起3dがフレーム4の側面
に当たり矢印22方向へ押され、バネ板部3aがたわみ、更
に回転させると回転防止突起3dがフレーム4の回転防止
穴4dに係合し、軸受3はフレーム4に固定される。
以上説明したプラテン支持機構において、矢印12方向の
衝撃荷重を軸受3の凸部3eとフレーム4の凸部4cで受け
とめることになるが、両凸部にバネ性は必要ないので衝
撃荷重に負けないだけの十分な強度を持たせることがで
きる。また、回転防止突起3dを有するバネ板部3aは衝撃
荷重を直接受ける事がないので、バネ性は突起3dが穴4d
からはずれない程度で良く、組立時に軸受を矢印31方向
へ回転させる力は小さくて済む。
〔考案の効果〕
本考案による印字プラテンの支持機構は、簡素な構造で
確実に軸受がフレームに形成したU字形溝部の開口部よ
り抜け出ること及び、この溝部を中心に回転することを
防止でき、またその組み付け及び取り外しも容易となっ
た。しかも、凸部(4c)とL字形凸部間にフレームは挟
持されておりどのような方向から力が加えられても軸受
はフレームから離脱することはなく軸受は単独でフレー
ムに固定されるので、組立分解作業の自由度が向上する
とともに外部より加えられる衝撃等に対する信頼性も向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図。 第2図は本考案の詳細図 第3図は従来例を示す斜視図 第4図は従来例を示す図 1……プラテン、2……プラテン軸、3……軸受、4…
…フレーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテン(1)の両端に突出したプラテン
    軸(2)と、 上面が解放されたU字形溝部(4a)が形成され、回転防
    止被係合部(4d)と前記U字形溝部の底部に板面に対し
    直角方向に突設された凸部(4c)とが設けられたフレー
    ム(4)と、 前記プラテン軸を回転可能に軸支し、前記プラテン軸に
    対し直角方向に形成された位置決め突起(3c)及び前記
    フレームの板面に対し前記位置決め突起の反対側に柱状
    に突出形成されたL字形凸部(3e)とを有する軸受
    (3)とを備え、 前記凸部と前記L字形凸部間に前記フレームを挟持し、
    前記軸受は前記U字形溝部内に装着され、前記L字形凸
    部先端が前記凸部の下方端面に係合しかつ前記回転防止
    係合部が前記回転防止被係合部と係合され、前記軸受が
    前記フレームに固定されることを特徴とする印字プラテ
    ンの支持機構。
JP1986136261U 1986-09-05 1986-09-05 印字プラテンの支持機構 Expired - Lifetime JPH0638688Y2 (ja)

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JPS6341557U JPS6341557U (ja) 1988-03-18
JPH0638688Y2 true JPH0638688Y2 (ja) 1994-10-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200009386A (ko) * 2018-07-18 2020-01-30 주식회사 빅솔론 인쇄장치의 플래튼롤러 설치구조

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