JP2804698B2 - カセットホルダロック機構 - Google Patents

カセットホルダロック機構

Info

Publication number
JP2804698B2
JP2804698B2 JP5134557A JP13455793A JP2804698B2 JP 2804698 B2 JP2804698 B2 JP 2804698B2 JP 5134557 A JP5134557 A JP 5134557A JP 13455793 A JP13455793 A JP 13455793A JP 2804698 B2 JP2804698 B2 JP 2804698B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette holder
lock lever
pin
lock
locked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5134557A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06349169A (ja
Inventor
友則 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5134557A priority Critical patent/JP2804698B2/ja
Publication of JPH06349169A publication Critical patent/JPH06349169A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2804698B2 publication Critical patent/JP2804698B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、磁気テープ装着装置にお
けるカセットホルダのロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カセットホルダのロック機構とし
て例えば、公開特許公報・特開昭59−221861号
(G11B 15/66)が挙げられる。該当公報の概
略図を図5〜図8に示す。図5は外観斜視図、図6〜図
8は側面図である。
【0003】図において、1は被ロックピン1aを有す
るカセットホルダ、2は基台で、該基台2の側面には軸
3を中心に回動自在の中間レバー4及び軸5を中心に回
動自在のロックレバー6が取着されている。該ロックレ
バー6には係止片6a,ロック片6b,スイッチ7の作
動片6cが一体に形成されている。8は中間レバー4と
ロックレバー6との間に架けられたトーションスプリン
グ、9はストッパ、10はカセットホルダ1を支持する
X状リンク機構である。カセットホルダ1は常時スプリ
ング(図示せず)により上方へ付勢されている。
【0004】カセットホルダ1が上昇位置にある場合、
時計方向(CW)へ付勢されたロックレバー6は、その
係止片6aが中間レバー4の先端4aに当接し、図5の
位置に保持されている。この状態からカセットホルダ1
を押し下げると、ピン1aがロックレバー6の傾斜面6
dに当接し、該ロックレバー6を反時計方向(CCW)
へ回動させる(図6参照)。更にカセットホルダ1を押
し下げると、ピン1aが中間レバー4に当接し、該中間
レバー4をCCWへ回動させる(図7参照)ので該中間
レバー4の先端4aが係止片6aから離間する。その結
果、ロックレバー6の係止が解かれ、該ロックレバー6
はCWへ回動してロック片6bで被ロックピン1aをロ
ックする(図8参照)。従って、カセットホルダ1はロ
ックされると共に、ロックレバー6の作動片6cがスイ
ッチ7を作動させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロックレバ
ー6によるピン1aのロック動作及びスイッチ7の作動
をより確実に行うために、カセットホルダ1を更に押し
下げ可能にオーバストロークを設定している。このオー
バーストローク設定のために、上述の構成では、ロック
レバー6及びトーションスプリング8以外に中間レバー
4とストッパ9が必要であり、部品点数・組立て作業工
数の増加となり、コストアップの一因となっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本案では、中間レ
バー4を使用すること無く、オーバストローク期間にあ
ってもカセットホルダ1を確実にロック保持するため
に、上述の中間レバー4とトーションスプリング8を単
一のバネ部材で構成する。即ち、本発明によるカセット
ホルダロック機構は、被ロックピンを有し、リンク機構
を介して基台に上昇・下降自在に常時上昇付勢されたカ
セットホルダと、係止片を有し、前記基台に回動自在に
設けられると共に前記被ロックピンと係合し前記カセッ
トホルダを下降位置に保持するためのロックレバーと、
前記ロックレバーを前記ロックピンと係合する方向に常
時付勢すると共に、前記係止片に選択的に係合しロック
レバーの前記方向への回動を阻止する係合部を有するト
ーションスプリングとよりなり、前記カセットホルダが
上昇位置にある時には前記係合部は前記係止片に係合し
前記ロックレバーの回動を阻止するとともに、前記カセ
ットホルダの下降に伴い、前記被ロックピンが前記トー
ションスプリングに当接し、係合部と係止片との係合が
外れロックレバーの回動を許容することを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】上述の構成により、カセットホルダが上昇位置
にある時、トーションスプリングの一端が第1規制ピン
に当接すると共に、該トーションスプリングの係合部に
ロックレバーの係止片が係合した第1の位置にロックレ
バーが保持される。カセットホルダが下降すると、被ロ
ックピンがトーションスプリングを押圧して係止片との
係合が解除する。従って、ロックレバーがCWへ回動
し、被ロックピンをロックする。その際、トーションス
プリングの一端が第2規制ピンに当接し、被ロックピン
をロック片に弾性的に押圧すると共に、作動片がスイッ
チを作動させる。
【0008】
【実施例】以下、本案のカセットホルダロック機構につ
いて、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同
一部分には同一番号を付し、その説明を省略する。本案
の変更点は、トーションスプリングの形状を変更して、
従来例の中間レバーを削減したものである。図1は外観
斜視図、図2はカセットホルダ下降途中の側面図、図3
は同じく下降途中の異なる側面図、図4はカセットホル
ダが下降してロックされた状態の側面図である。
【0009】図において、11は係合部11aを有する
トーションスプリングで、該スプリング11は中央をピ
ン14に巻回し、一端11bを基台に取着された第1規
制ピン12または第2規制ピン13に当接され、他端1
1cはロックレバー6のピン6eに架けられている。
【0010】図1の状態から、カセットホルダ1を押圧
して下降させると、被ロックピン1aがロックレバー6
の傾斜部6dに当接し、ロックレバー6をCCWへ回動
させる(図2参照)。更にカセットホルダ1を押し下げ
ると、被ロックピン1aがトーションスプリング11を
押圧するので、ロックレバー6の係止部6aが係合部1
1aから離間する。従って、ロックレバー6は、CWへ
の回動が可能になり、被ロックピン1aをロックする方
向(CW)へ回動し、図3の状態を経て、ロックレバー
6のカセットホルダ1を押圧すると、ロック片6bが被
ロックピン1aをロックする。
【0011】その際、ロックレバー6の作動片6cがス
イッチ7を作動させる(図4参照)。図4の状態におい
ては、トーションスプリング11の一端11bが第2規
制ピン13に当接して、被ロックピン1aに対して弾性
力を付与するので、該ピン1aはロックレバー6により
がたつき無く確実に保持される。従って、カセットホル
ダ1は下降した第2の位置に保持される。ここで、オー
バストロークdを適宜設定することにより、被ロックピ
ン1aのロック不安定状態を無くすことができる。
【0012】カセットホルダ1のロックを解除するに
は、ロックレバー6を矢印Aの方向へ押圧すれば、上述
と逆の動作を経てカセットホルダ1が上昇し、図1の状
態になる。
【0013】
【発明の効果】本案のカセットホルダロック機構は、係
合部を有する単一のトーションスプリングにより、カセ
ットホルダロック時のオーバストローク作用とロック動
作を確実に行うことを可能にすると共に部品点数の削減
によるコスト低減が図られ、有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の外観斜視図である。
【図2】本案の側面図である。
【図3】本案のロック途中の側面図である。
【図4】本案のロック時の側面図である。
【図5】従来例の外観斜視図である。
【図6】従来例の側面図である。
【図7】従来例のロック途中の側面図である。
【図8】従来例のロック時の側面図である。
【符号の説明】
1 カセットホルダ 1a 被ロックピン 2 基台 6 ロックレバー 6a 係止片 11 トーションスプリング 11a 係合部 12 第1規制ピン 13 第2規制ピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被ロックピン1aを有し、リンク機構を
    介して基台2に上昇・下降自在に常時上昇付勢されたカ
    セットホルダ1と、 係止片6aを有し、前記基台に回動自在に設けられると
    共に前記被ロックピンと係合し前記カセットホルダを下
    降位置に保持するためのロックレバー6と、 前記ロックレバーを前記ロックピンと係合する方向に常
    時付勢すると共に、前記係止片に選択的に係合しロック
    レバーの前記方向への回動を阻止する係合部11aを有
    するトーションスプリング11とよりなり、 前記カセットホルダが上昇位置にある時には前記係合部
    は前記係止片に係合し前記ロックレバーの回動を阻止す
    るとともに、前記カセットホルダの下降に伴い、前記被
    ロックピンが前記トーションスプリングに当接し、係合
    部と係止片との係合が外れロックレバーの回動を許容す
    ることを特徴とするカセットホルダロック機構。
JP5134557A 1993-06-04 1993-06-04 カセットホルダロック機構 Expired - Fee Related JP2804698B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5134557A JP2804698B2 (ja) 1993-06-04 1993-06-04 カセットホルダロック機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5134557A JP2804698B2 (ja) 1993-06-04 1993-06-04 カセットホルダロック機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06349169A JPH06349169A (ja) 1994-12-22
JP2804698B2 true JP2804698B2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=15131114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5134557A Expired - Fee Related JP2804698B2 (ja) 1993-06-04 1993-06-04 カセットホルダロック機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2804698B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19826792C2 (de) * 1998-06-16 2002-02-07 Deutsch Zentr Luft & Raumfahrt Hochtemperaturbeständige Faserverbundmaterialien und Verfahren zu deren Herstellung

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5952450A (ja) * 1982-09-16 1984-03-27 Sanyo Electric Co Ltd ビデオカセツト開蓋装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06349169A (ja) 1994-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2804698B2 (ja) カセットホルダロック機構
JPS6349309B2 (ja)
JPH0753142Y2 (ja) カセツト式テ−プレコ−ダ−の操作レバ−ロツク装置
JPS6236Y2 (ja)
JP3014849B2 (ja) カセット装着装置
JP2876368B2 (ja) 記録または再生装置
JPS6313542Y2 (ja)
JPH0135304Y2 (ja)
JPH0450571Y2 (ja)
JPH01278674A (ja) 施錠装置
JP3036168B2 (ja) 開閉ロック装置
JPH048521Y2 (ja)
JPH039139Y2 (ja)
US4465245A (en) Automatic locking type take-up device
JPH08100557A (ja) ドアガード
JPS6012244Y2 (ja) ソレノイドの動作切換機構
JPS6030842Y2 (ja) ピンチロ−ラの操作機構
JPS626590Y2 (ja)
JPH0441469Y2 (ja)
KR0116960Y1 (ko) Vcr의 브레이크 장치
JPH0216423Y2 (ja)
KR900002061Y1 (ko) 테이프 레코오더 조작장치
JPH0633549Y2 (ja) カセツト式テ−プレコ−ダ−の動作切換装置
JP2582454B2 (ja) 磁気ディスク装置のスピンドルロック装置
KR970003499Y1 (ko) 카세트 하우징의 록킹장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees