JP2582454B2 - 磁気ディスク装置のスピンドルロック装置 - Google Patents
磁気ディスク装置のスピンドルロック装置Info
- Publication number
- JP2582454B2 JP2582454B2 JP2065374A JP6537490A JP2582454B2 JP 2582454 B2 JP2582454 B2 JP 2582454B2 JP 2065374 A JP2065374 A JP 2065374A JP 6537490 A JP6537490 A JP 6537490A JP 2582454 B2 JP2582454 B2 JP 2582454B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- arm
- magnetic disk
- lock
- lock device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置のスピンドルの回転を止め
るためのスピンドルロック装置に関する。
るためのスピンドルロック装置に関する。
磁気ディスク装置は、輸送の時に受ける振動によって
磁気ディスクが回転すると、磁気ヘッドや磁気ディスク
が損傷する。これを防止するため、従来の磁気ディスク
装置は、これらが動かないように固定している。第３図
は、このような目的に用いている従来のディスク装置の
スピンドルロック装置の一例を示す平面図、第４図は第
３図の例の正面図である。第３図および第４図の例は、
ベースプレート24に取付けたシャフト16を支点として回
動するアーム17の先端に板ばね18を取付け、板ばね18の
先端にパッド15を取付け、このパッド15をスピンドル25
に取付けた円板21に押圧することによって磁気ディスク
19を保持しているスピンドル25の回転を止めるようにし
ている。
磁気ディスクが回転すると、磁気ヘッドや磁気ディスク
が損傷する。これを防止するため、従来の磁気ディスク
装置は、これらが動かないように固定している。第３図
は、このような目的に用いている従来のディスク装置の
スピンドルロック装置の一例を示す平面図、第４図は第
３図の例の正面図である。第３図および第４図の例は、
ベースプレート24に取付けたシャフト16を支点として回
動するアーム17の先端に板ばね18を取付け、板ばね18の
先端にパッド15を取付け、このパッド15をスピンドル25
に取付けた円板21に押圧することによって磁気ディスク
19を保持しているスピンドル25の回転を止めるようにし
ている。
上述したように、従来の磁気ディスク装置のスピンド
ルロック装置は、輸送の時の振動によって磁気ディスク
が回転して磁気ディスクまたは磁気ヘッドが損傷するの
を防止するため、スピンドルに円板を取付け、この円板
にパッドを押し付けることによってスピンドルの回転を
止めるようになっているが、パッドの押圧力のみでは、
パッドとこれを円板に押圧する板ばねがたわむため、ス
ピンドルを確実に固定することができず、スピンドルが
その回転方向および非回転方向に動いてしまうという欠
点があり、従ってヘッドクラッシュを引起こす危険があ
るという欠点がある。
ルロック装置は、輸送の時の振動によって磁気ディスク
が回転して磁気ディスクまたは磁気ヘッドが損傷するの
を防止するため、スピンドルに円板を取付け、この円板
にパッドを押し付けることによってスピンドルの回転を
止めるようになっているが、パッドの押圧力のみでは、
パッドとこれを円板に押圧する板ばねがたわむため、ス
ピンドルを確実に固定することができず、スピンドルが
その回転方向および非回転方向に動いてしまうという欠
点があり、従ってヘッドクラッシュを引起こす危険があ
るという欠点がある。
本発明の磁気ディスク装置のスピンドルロック装置
は、磁気ディスクを保持して回転するスピンドルと、前
記スピンドルを軸受を介して支持するベースプレートと
を備える磁気ディスク装置のスピンドルロック装置であ
って、前記スピンドルに固定して取付けられて外周に歯
形を有する円板と、回動運転によって前記円板の前記歯
形と噛合う歯を先端部に有するロックアームとを備えて
いるものであり、更に、前記ロックアームの回転軸を支
点として回動するストッパアームと、前記ストッパアー
ムの回動運転を駆動するレバーと、前記ロックアームと
前記ストッパアームとの間に装架されて前記ロックアー
ムを前記円板の方向に付勢するスプリングと、前記ロッ
クアームに設けられていて前記スプリングの力によって
前記ストッパアームと接触するピンとを備えているもの
である。
は、磁気ディスクを保持して回転するスピンドルと、前
記スピンドルを軸受を介して支持するベースプレートと
を備える磁気ディスク装置のスピンドルロック装置であ
って、前記スピンドルに固定して取付けられて外周に歯
形を有する円板と、回動運転によって前記円板の前記歯
形と噛合う歯を先端部に有するロックアームとを備えて
いるものであり、更に、前記ロックアームの回転軸を支
点として回動するストッパアームと、前記ストッパアー
ムの回動運転を駆動するレバーと、前記ロックアームと
前記ストッパアームとの間に装架されて前記ロックアー
ムを前記円板の方向に付勢するスプリングと、前記ロッ
クアームに設けられていて前記スプリングの力によって
前記ストッパアームと接触するピンとを備えているもの
である。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図は第
１図の実施例の動作状態を示す平面図である。
１図の実施例の動作状態を示す平面図である。
第１図および第２図において、円板１はスピンドル５
に固定されており、その外周に歯形1aを有している。ベ
ース14は、ベースプレート４に取付けられており、先端
に歯形2aを有するロックアーム２とストッパアーム６と
は、ベース14に固定されているシャフト９を支点として
回動自在に取付けられている。ストッパアーム６に固定
されたピン11とロックアーム２に固定されたピン10との
間にはスプリング３が装架されている。ストッパアーム
６には位置決め穴6aが設けてあり、ベース14に固定され
たシャフト12に挿入したストッパ13を嵌装している。ス
トッパアーム６の先端部に結合したレバー７を操作する
ことによってスピンドル５のロックまたは解除を行なう
ことができる。
に固定されており、その外周に歯形1aを有している。ベ
ース14は、ベースプレート４に取付けられており、先端
に歯形2aを有するロックアーム２とストッパアーム６と
は、ベース14に固定されているシャフト９を支点として
回動自在に取付けられている。ストッパアーム６に固定
されたピン11とロックアーム２に固定されたピン10との
間にはスプリング３が装架されている。ストッパアーム
６には位置決め穴6aが設けてあり、ベース14に固定され
たシャフト12に挿入したストッパ13を嵌装している。ス
トッパアーム６の先端部に結合したレバー７を操作する
ことによってスピンドル５のロックまたは解除を行なう
ことができる。
スピンドル５のロックを解除するときは、ロックアー
ム２はスプリング３の力によってピン10をストッパアー
ム６に接触させた状態で停止している。スピンドル５を
ロックするときは、レバー７を矢印Ｂ方向に押すことに
よってストッパアーム６を矢印Ｃ方向に回動させ、これ
によってピン10がストッパアーム６から離れてロックア
ーム２の先端の歯2aが円板１の歯形1aに押圧されてスプ
リング３の力によって噛合い、スピンドル５は確実にロ
ックされる。噛合いの力は、スプリング３を変えること
によって任意の値に変えることが容易である。マイクロ
スイッチ８は、ロックのときおよび解除のときの各状態
の検出用としてベース14に取付けたものである。
ム２はスプリング３の力によってピン10をストッパアー
ム６に接触させた状態で停止している。スピンドル５を
ロックするときは、レバー７を矢印Ｂ方向に押すことに
よってストッパアーム６を矢印Ｃ方向に回動させ、これ
によってピン10がストッパアーム６から離れてロックア
ーム２の先端の歯2aが円板１の歯形1aに押圧されてスプ
リング３の力によって噛合い、スピンドル５は確実にロ
ックされる。噛合いの力は、スプリング３を変えること
によって任意の値に変えることが容易である。マイクロ
スイッチ８は、ロックのときおよび解除のときの各状態
の検出用としてベース14に取付けたものである。
以上説明したように、本発明の磁気ディスク装置のス
ピンドルロック装置は、外周に歯形を有する円板をスピ
ンドルに取付け、これと噛合う歯を有するロックアーム
をストッパアームを介してレバーの操作によって回動さ
せ、スプリングの力によって円板の歯形とロックアーム
の歯とを噛合せることにより、スピンドルを確実に固定
することが可能となるという効果があり、従って磁気デ
ィスク装置の輸送の時の振動によるスピンドルの回転や
ガタツキを防止してヘッドクラッシュを予防することが
できるという効果がある。
ピンドルロック装置は、外周に歯形を有する円板をスピ
ンドルに取付け、これと噛合う歯を有するロックアーム
をストッパアームを介してレバーの操作によって回動さ
せ、スプリングの力によって円板の歯形とロックアーム
の歯とを噛合せることにより、スピンドルを確実に固定
することが可能となるという効果があり、従って磁気デ
ィスク装置の輸送の時の振動によるスピンドルの回転や
ガタツキを防止してヘッドクラッシュを予防することが
できるという効果がある。
第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図は第１
図の実施例の動作状態を示す平面図、第３図は従来の磁
気ディスク装置のスピンドルロック装置の一例を示す平
面図、第４図は第３図の例のスピンドル部を示す正面図
である。 １・21……円板、２……ロックアーム、３……スプリン
グ、４・24……ベースプレート、５・25……スピンド
ル、６……ストッパアーム、７……レバー、８……マイ
クロスイッチ、９・12・16……シャフト、10・11……ピ
ン、13……ストッパ、14……ベース、15……パッド、17
……アーム、18……板ばね、19……磁気ディスク。
図の実施例の動作状態を示す平面図、第３図は従来の磁
気ディスク装置のスピンドルロック装置の一例を示す平
面図、第４図は第３図の例のスピンドル部を示す正面図
である。 １・21……円板、２……ロックアーム、３……スプリン
グ、４・24……ベースプレート、５・25……スピンド
ル、６……ストッパアーム、７……レバー、８……マイ
クロスイッチ、９・12・16……シャフト、10・11……ピ
ン、13……ストッパ、14……ベース、15……パッド、17
……アーム、18……板ばね、19……磁気ディスク。
Claims (1)
- 【請求項１】磁気ディスクを保持して回転するスピンド
ルと、前記スピンドルを軸受を介して支持するベースプ
レートとを備える磁気ディスク装置のスピンドルロック
装置であって、前記スピンドルに固定して取付けられて
外周に歯形を有する円板と、先端部に前記円板の前記歯
形と噛合う歯を有するロックアームと、前記ロックアー
ムの回転軸を支点として回動するストッパアームと、前
記ストッパアームの回動運動を駆動するレバーと、前記
ロックアームと前記ストッパアームとの間に装架されて
前記ロックアームを前記円板の方向に付勢するスプリン
グと、前記ロックアームに設けられていて前記スプリン
グの力によって前記ストッパアームと接触するピンとを
備えることを特徴とする磁気ディスク装置のスピンドル
ロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2065374A JP2582454B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 磁気ディスク装置のスピンドルロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2065374A JP2582454B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 磁気ディスク装置のスピンドルロック装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03266256A JPH03266256A (ja) | 1991-11-27 |
| JP2582454B2 true JP2582454B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=13285129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2065374A Expired - Lifetime JP2582454B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 磁気ディスク装置のスピンドルロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2582454B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5331401U (ja) * | 1976-08-24 | 1978-03-17 | ||
| JPS6047188U (ja) * | 1983-09-07 | 1985-04-03 | 日本電気株式会社 | 磁気ディスク回転防止機構 |
| JPH01204270A (ja) * | 1988-02-08 | 1989-08-16 | Toshiba Corp | 情報処理装置 |
-
1990
- 1990-03-14 JP JP2065374A patent/JP2582454B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03266256A (ja) | 1991-11-27 |
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