JP2532237Y2 - 電子部品実装装置の移送ヘッドのノズルユニット - Google Patents

電子部品実装装置の移送ヘッドのノズルユニット

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JP2532237Y2
JP2532237Y2 JP1988099383U JP9938388U JP2532237Y2 JP 2532237 Y2 JP2532237 Y2 JP 2532237Y2 JP 1988099383 U JP1988099383 U JP 1988099383U JP 9938388 U JP9938388 U JP 9938388U JP 2532237 Y2 JP2532237 Y2 JP 2532237Y2
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tapered
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渡 秀瀬
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ノズルをノズルホルダに着脱交換自在に、
しかもがたつきなくしっかりと装着できる電子部品実装
装置の移送ヘッドのノズルユニットに関するものであ
る。
(従来の技術) 第5図は、従来の電子部品を真空吸着して基板に実装
する電子部品実装装置の移送ヘッドのノズルユニットの
断面図である。101はノズルホルダ、102は箱形吸着部10
4を下端部に有するノズルであり、ノズルホルダ101の下
端挿入部101aをノズル102の孔部102aに挿着し、ノズル
ホルダ101側のばね材103の下端屈曲部103aをノズル102
の側壁面の凹部に弾接することにより、ノズル102はノ
ズルホルダ101に着脱交換自在に結合されており、例え
ば電子部品の品種変更にともなって電子部品の形状や大
きさが変るような場合は、ノズル102をノズルホルダ101
から取りはずして、新たな電子部品に適合する新たなノ
ズルと交換できるようになっている。105は吸着部104に
吸着された電子部品である。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のものは、挿入部101aを孔部102aに挿着する
ことにより、ノズル102をノズルホルダ101に装着するも
のであるが、挿入部101aと孔部102aの接合面は垂直面で
あるので、装着状態において、ノズル102はノズルホル
ダ101にしっかりと保持されず、がたつきやすいという
問題点があった。このようにノズル102がかたつくと、
電子部品105の真空吸着ミスを発生しやすい。
また電子部品の品種変更などにともなうノズルの交換
は、一般にかなり頻繁に行われるものであり、したがっ
てこの種のノズルユニットは、ノズルをノズルホルダに
対して簡単に着脱して交換できることが要求され、また
上述したようにノズルががたつくと電子部品の真空吸着
ミスなどが発生するので、ノズルはがたつきなくしっか
りとノズルホルダに装着されることが要求される。
そこで本考案は上記課題を解決し、ノズルをノズルホ
ルダに簡単に着脱して交換でき、しかもノズルをノズル
ホルダにしっかり装着することができる電子部品実装装
置の移送ヘッドのノズルユニットを提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) このために本考案は、電子部品実装装置の移送ヘッド
のノズルユニットを構成するノズルホルダの下端部にテ
ーパ状被装着部を形成するとともに、このノズルホルダ
に装着されるノズルの上端部にテーパ状装着部を形成
し、このテーパ状装着部を上記テーパ状被装着部に面接
合させて装着し、かつノズルホルダに取り付けられた複
数個のばね材の自由下端部をノズルの側壁面に弾接させ
てチャックすることにより、ノズルをノズルホルダに着
脱交換自在に装着したものである。
さらに望ましくは、ノズルの側壁面にテーパ面を形成
し、ばね材のばね力よりこのテーパ面を押し上げる方向
へ押圧することにより、ノズルのテーパ状装着部をノズ
ルホルダのテーパ状被装着部に面接合されるようにした
ものである。
(作用) 上記構成において、ノズルを交換するときは、例えば
ばね材を除去するなどしてノズルをノズルホルダから取
りはずし、新たなノズルをノズルホルダに装着する。こ
の場合、ノズルのテーパ状装着部を、ノズルホルダのテ
ーパ状被装着部に面接合させることにより、ノズルはノ
ズルホルダにしっかりと装着される。
(実施例) 次に図面を参照しながら本考案の実施例の説明を行
う。
(実施例1) 第1図は本考案の第一実施例の電子部品実装装置の移
送ヘッドのノズルユニットの分解斜視図、第2図は同組
立て状態の断面図である。このノズルユニット1は、シ
ャフト4の下部に装着された略円筒体5を主体とするノ
ズルホルダ2と、このノズルホルダ2の下部に着脱交換
自在に装着されるノズル3から成っている。13は略円筒
体5の下部に膨出形成されたつば部である。ノズル3
は、つば部6の上面にテーパ状装着部7を突設し、また
その下面に円管状のシャンク部8を突設し、シャンク部
8の下部に箱形の吸着部9を形成して構成されており、
テーパ状装着部7をノズルホルダ2のテーパ状被装着部
としてのテーパ状孔部10に挿着して組み立てられる。11
は吸着部9の下面に凹設された電子部品Pの吸着用凹入
部、12は電子部品Pが収納されたトレイである。
15はピン16によりその上端部を略円筒体5の胴面の両
側部に固着された板ばねから成る複数個のばね材であっ
て、その自由下端部の屈曲部15aを、上記つば部6の側
壁面に凹設された凹部17に弾接させてチャックすること
により、ノズル3はノズルホルダ2に着脱交換自在に装
着される。19と20は回り止め用ピンとその係合用孔部で
ある。
第2図において、22は上記シャフト4の上方に装着さ
れたギヤ、23はこのギヤ22に噛合するギヤ、24はシャフ
ト4の上端部に装着された回転板、25はシャフト4の弾
持用ばね材、26は回転板24の押圧材である。図示しない
モータに駆動されてギヤ23が回転すると、その回転はギ
ヤ22を介してシャフト4に伝達され、ノズル3はその軸
心線を中心にθ方向に回転する。また図示しないモータ
の駆動により、押圧材26が回転板24に押し付けられるこ
とにより、回転板24はばね材25のばね力に抗して下降
し、この回転板24にシャフト4を介して連結されたノズ
ル3は下降し、吸着部9は電子部品Pに押し付けられ
る。また押圧状態が解除されると、ばね材25のばね力に
よりノズル3は上昇する。このようにノズル3が下降・
上昇することにより、トレイ12内の電子部品Pは吸着部
9に吸着されてピックアップされる。
このノズルユニット1は上記のような構成より成り、
ノズル3は、テーパ状装着部7の外周面をノズルホルダ
2のテーパ状孔部10に面接合させることによりノズルホ
ルダ2に装着されるので、ノズルホルダ2にがたつきな
くしっかりと装着される。またばね材15を除去したり、
側方に拡開させることにより、ノズル3をノズルホルダ
2から簡単に取りはずすことができる。
(実施例2) ところで上記第一実施例の場合、第2図鎖線にて示す
ように、屈曲部15aが位置ずれして凹部17に正しく嵌着
せず、このためばね材15の押圧力に狂いを生じ、ノズル
3がノズルホルダ2にしっかりと保持されない場合があ
る。したがって第二実施例では、かかる問題を解消でき
る手段について説明する。
第3図は、本考案の第二実施例のノズルユニットの断
面図である。第3図において、32はノズルホルダ、33は
ノズル、34はばね材である。35は圧接部材であって、そ
の上部と下部に突部35a,35bが突設されている。またノ
ズルホルダ32とノズル33の側壁面には、この突部35a,35
bが嵌合する凹部36a,36bが形成されている。圧接部材35
は、ばね材34と、ノズルホルダ32およびノズル33の間に
介装され、ばね材34により背面から押圧される。
ばね材34により圧接部材35を押圧した状態で、第3図
部分拡大図に示すように、突部35bは凹部36bのテーパ面
bに押圧されて、そのやや上向きの力Fは、テーパ面b
を押し上げる方向、すなわちノズル33のテーパ状装着部
33′の外周面をノズルホルダ32のテーパ状被装着部32′
の内周面に押接させる方向に作用するので、第一実施例
のものよりもノズル33をノズルホルダ32によりしっかり
装着できる。
(実施例3) 第4図は本考案の第三実施例のノズルユニットの断面
図である。第4図において、ノズルホルダ42の下端部に
テーパ状被装着部44が形成されており、またノズル43の
上端部にテーパ状装着部としてのテーパ状装着孔45が形
成されている。またこのノズル43は、箱形の吸着部を有
しないフラットノズルである。したがってこのものも、
テーパ状装着孔45をテーパ状被装着部44に装着し、ばね
材46を弾接することにより、ノズル43はノズルホルダ42
にしっかり面接合される。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、ノズルをノズル
ホルダに簡単に着脱して交換でき、しかもノズルをノズ
ルホルダにがたつきなくしっかりと装着することができ
る。殊にノズルの側壁面にテーパ面を形成し、ばね材の
ばね力によりこのテーパ面を押し上げる方向に押圧する
ことにより、ノズルをノズルホルダによりしっかりと装
着できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例の電子部品実装装置の移送
ヘッドのノズルユニットの分解斜視図、第2図は同組立
て状態の断面図、第3図は本考案の第二実施例のノズル
ユニットの断面図、第4図は本考案の第三実施例のノズ
ルユニットの断面図、第5図は従来のノズルユニットの
断面図である。 1……ノズルユニット 2,32,42……ノズルホルダ 3,33,43……ノズル 7,33′,45……テーパ状装着部 10,32′,44……テーパ状被装着部 15,34,46……ばね材 35……圧接部材 b……テーパ面

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品実装装置の移送ヘッドのノズルホ
    ルダの下端部にテーパ状被装着部を形成するとともに、
    このノズルホルダに装着されるノズルの上端部にテーパ
    状装着部を形成して、このテーパ状装着部を上記テーパ
    状被装着部に面接合させて装着し、かつノズルホルダに
    取り付けられた複数個のばね材の自由下端部をノズルの
    側壁面に対して弾接させてチャックすることにより、ノ
    ズルをノズルホルダに着脱交換自在に装着したことを特
    徴とする電子部品実装装置の移送ヘッドのノズルユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】前記ノズルの前記側壁面にテーパ面を形成
    し、前記ばね材のばね力によりこのテーパ面を押し上げ
    る方向へ押圧することにより、前記ノズルの前記テーパ
    状装着部を前記ノズルホルダの前記テーパ状被装着部に
    面接合させるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の電子部品実装装置の移送ヘッドのノズルユニット。
  3. 【請求項3】前記ばね材と、前記ノズルホルダおよび前
    記ノズルの間に圧接部材を介装し、前記ばね材によりこ
    の圧接部材を前記ノズル側に押圧し、この圧接部材に形
    成された突部により前記テーパ面を押し上げる方向へ押
    圧するようにしたことを特徴とする請求項2記載の電子
    部品実装装置の移送ヘッドのノズルユニット。
JP1988099383U 1988-07-27 1988-07-27 電子部品実装装置の移送ヘッドのノズルユニット Expired - Lifetime JP2532237Y2 (ja)

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