JPH0637818B2 - ドアハンドル装置 - Google Patents

ドアハンドル装置

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JPH0637818B2
JPH0637818B2 JP23989185A JP23989185A JPH0637818B2 JP H0637818 B2 JPH0637818 B2 JP H0637818B2 JP 23989185 A JP23989185 A JP 23989185A JP 23989185 A JP23989185 A JP 23989185A JP H0637818 B2 JPH0637818 B2 JP H0637818B2
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JP
Japan
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handle
case
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concave portion
door
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Inventor
清志 白銀
正佳 松原
Original Assignee
株式会社ユ−シン
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車におけるドアハンドル装置に関するも
のである。
(従来の技術とその問題点) 従来、ドアハンドル装置として、種々の形式のものが提
案されている。
その一つとして、実公昭58−50029号公報の第2
図以下に示すものである。これは、コ字形把手部を有す
るハンドルの基部に面取り部を備えた軸受部を設ける一
方、ハンドルケースに、前記軸受部に嵌合可能な面取り
部を有する軸部を設け、押圧により前記軸受部を軸部に
強制嵌合して一体化するものである。
このドアハンドル装置においては、ハンドル基部両端に
大なる荷重がかかるため、ハンドルを合成樹脂で成型す
る場合であっても、弾性の少ない硬質材料を使用する必
要がある。
したがって、前記形状のものにあっては、軸部を大きく
することができず、取り付け強度に不安がある。また、
大なる力でハンドルとハンドルケースとを嵌合するた
め、組み付け作業が面倒であるという問題を有する。
一方、ハンドルがL字形のものであっては、把手部が、
その基部の一端部から延びている関係上、前者のように
嵌合により取り付けることが面倒であるため、シャフト
を挿通することによりハンドルとハンドルケースとを組
み付けており、部品が余分に必要とするばかりか、組み
付け手間がかかるという問題を有していた。
ところで、後者のL字形ハンドルにおいては、主とし
て、その基部の把手部側に大部分の荷重がかかるもので
ある。
したがって、本発明は、前記L字形ハンドル装置の特徴
に着目して、シャフト等の部品を必要とせず、かつ、容
易に嵌合して組み付けるとともに、十分なハンドル荷重
に耐えるドアハンドル装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決すべき手段) 本発明は、前記目的を達成するために、ハンドル基部を
設けた凸部あるいは凹部を、ハンドルケースに設けた凹
部あるいは凸部に嵌合して、ハンドルをハンドルケース
に回動自在に取り付ける形式のドアハンドル装置におい
て、ハンドル把手部を前記基部の一端部から延びた大略
L字形とするとともに、この把手部側の基部にドアロッ
ク装置のリンクと連結されるレバーを形成し、前記把手
部側の前記凸部あるいは凹部を所定の長さの係合代でハ
ンドルケースに形成された一方の凹部あるいは凸部に係
合し、他方の凹部あるいは凸部を前記係合代より短い係
合代で、前記ハンドルケースに形成された他方の凸部あ
るいは凹部に押圧嵌合して組み付けたものである。
(実施例) つぎに、本発明を一実施例である図面にしたがって説明
する。
図面において、1はドア(図示せず)に取り付ける合成
樹脂からなるハンドルケースで、下記するハンドル10
を収納する凹陥部2とハンドル10のレバー部13を突
出させる開口部5とを有する。また、前記凹陥部2の底
面には、ビス(図示せず)にてドアパネルに取り付ける
取付孔4を有する。
一方、ハンドルケース1の開口部5近傍の側壁3a,3bに
は、互いに対向して円柱状の軸部6a,6bが設けてある。
そして、軸部6aは、第7図、第8図に示すように、端面
が軸線に対して直角であり、一方の軸部6bの端部は下
方が内方に突出するように、斜めの面取り部6cが形成
してある。
前記ハンドル10は、基部11と、その一端部から延
び、凹陥部2に位置する把手部18とからなる略L字形
のものであって、基部11の前記把手部18側の側壁1
2には、ドアロック装置(図示せず)のリンクと連結す
るための孔14を有するレバー部13となっている。そ
して、この側壁12には、前記軸部6aと嵌合する凹部1
5が形成されている。
一方、他の側壁12には、前記軸部6bと押圧嵌合可能
に、下端に面取り部16aを有する凹部16が設けられて
ある。
そして、前記軸部6aと凹部15との係合代は、軸部6bと
凹部16との係合代より長くなっている(第8図参
照)。
なお、20は、前記ハンドル10の両側壁12に設けた
孔17に両端を挿通して取り付けたダブルトーションバ
ネである。
つぎに、前記構成からなるハンドルケース1とハンドル
10との組み付け方法を説明する。
ダブルトーションバネ20の両側部22,22を、ハン
ドル10に設けた孔17,17に挿通して取り付ける。
このとき、ダブルトーションバネ20は両端部22,2
2が開き方向に付勢された状態でバネ取付孔17,17
に挿通して取り付けられるようにしており、従って、ダ
ブルトーションバネ20は、振動等によって外れること
がないものである。そして、このハンドル10を、ま
ず、第7図に示すように、凹部15を軸部6aに斜め状態
で予めはめ込んで係合する。この場合、ダブルトーショ
ンバネ20の中央突出部21は、ハンドルケース1の開
口部5に向かって設けた切欠部からなるバネ当接部7に
位置している。
ついで、ハンドル10の凹部16側を押圧すると、面取
り部6c,16aとにより側壁12が若干内方にたわみ、凹
部16は軸部6bに、また、軸部6aは凹部15にそれぞれ
回動自在に嵌合し、ハンドル10はハンドルケース1に
組み付けられる。
なお、前記実施例では、ハンドル10側に凹部、ハンド
ルケース1側に凸部を設けたが、これは逆であってもよ
い。また、前記ダブルトーションバネ20は必ずしも必
要でないことは勿論である。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、L字形状の把手部を有
するハンドルを、ハンドルケースに組み付けるにあた
り、操作時に大なる荷重を受けるハンドルの把手部側基
部を、まず、ハンドルケースにその凹部と凸部とで係合
し、他方側を押圧嵌合することによって取り付けるた
め、つまり、押圧嵌合は一方側だけでよく、しかもこの
部分の係合代は短いため、小さな押圧力で容易に組み付
けることができる。そして、この押圧嵌合による係合部
にはあまり荷重がかからないため、係合部は外れること
はない。
一方、荷重がかかる把手部基部は、凹部と凸部とで予め
はめ込んで係合させるため、係合代を十分に長くでき、
大なる荷重を耐えうる強度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明にかかるドアハンドル装置の平面図、第
2図はハンドルケースの平面図、第3図は第2図のIII
−III線断面図、第4図はハンドルの断面図、第5図は
ハンドルの一部断面図、第6図は第1図のVI−VI線断面
図、第7図および第8図はハンドルとハンドルケースの
嵌合方法を示す説明用断面図である。 1〜ハンドルケース、6a,6b〜凸部、7〜バネ当接部、
10〜ハンドル、11〜基部、13〜レバー部、15,
16〜凹部、17〜バネ取付孔、18〜把手部、20〜
ダブルトーションバネ、21〜中央部、22〜端部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドル基部に設けた凸部あるいは凹部
    を、ハンドルケースに設けた凹部あるいは凸部に嵌合し
    て、ハンドルをハンドルケースに回動自在に取り付ける
    形式のドアハンドル装置において、ハンドル把手部を前
    記基部の一端部から延びた大略L字形とするとともに、
    この把手部側の基部にドアロック装置のリンクと連結さ
    れるレバーを形成し、前記把手部側の前記凸部あるいは
    凹部を所定長さの係合代でハンドルケースに形成された
    一方の凹部あるいは凸部に係合し、他方の凹部あるいは
    凸部を前記係合代より短い係合代で、前記ハンドルケー
    スに形成された他方の凸部あるいは凹部に押圧嵌合して
    組み付けたことを特徴とするドアハンドル装置。
JP23989185A 1985-10-26 1985-10-26 ドアハンドル装置 Expired - Fee Related JPH0637818B2 (ja)

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JPS6299575A JPS6299575A (ja) 1987-05-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997013710A1 (en) 1995-10-13 1997-04-17 Empak, Inc. 300mm MICROENVIRONMENT POD WITH DOOR ON SIDE
AU2002359492A1 (en) 2001-11-27 2003-06-10 Entegris Inc. Front opening wafer carrier with path to ground effectuated by door
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JPS5823875Y2 (ja) * 1979-01-18 1983-05-21 株式会社大井製作所 自動車用車内開扉操作装置
JPS59122675A (ja) * 1982-12-29 1984-07-16 アイシン精機株式会社 自動車用ドアハンドル装置

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