JPS5819959Y2 - 自動車用ワイパ−装置 - Google Patents

自動車用ワイパ−装置

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JPS5819959Y2
JPS5819959Y2 JP1977154079U JP15407977U JPS5819959Y2 JP S5819959 Y2 JPS5819959 Y2 JP S5819959Y2 JP 1977154079 U JP1977154079 U JP 1977154079U JP 15407977 U JP15407977 U JP 15407977U JP S5819959 Y2 JPS5819959 Y2 JP S5819959Y2
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JP
Japan
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stay
holder
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reinforcing member
opening
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JP1977154079U
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JPS5483144U (ja
Inventor
櫛田忠雄
Original Assignee
市光工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用ワイパー装置に関する。
従来の自動車用ワイパー装置は、払拭部材やステーから
戒るワイパーブレードとこれを駆動するワイパーアーム
との連結をサイドロック方式(横差し込み式)で行なう
ものが主流である。
例えば、第1図の従来例ではワイパーブレードaの連結
部すの側方から突出したピンCをアームdがわの穴eに
挿通し、これによりアームdがわに配設した板ばねfを
ピンCの溝C′に弾接せしめ、もってフレードaとアー
ムdとを枢着せしめている。
第2図の例は逆にピンCがアームdがわから突出してお
り、これをブレードaの連結部すの穴eに入れ、この溝
C′に第1図の例と同様にワイパーア−モ ある。
ところが、このようなサイドロック方式の構成では、ピ
ンCの外径と穴eの径との間の不可避的な寸法公差によ
り、この部分でガタが発生し、ブレードaが振動し易く
なっている。
また板ばねfとピンCとの関係でもワイパー作動時にブ
レードaの振れが大きくなる。
このような振れは、ブレードとアームとの連結部の愛用
をもたらし、ひいてはこの部分の弱化をもたらすもので
ある。
即ち、ピンCと穴eとの寸法公差によりブレードa先端
に第4図のような振れαが出現し、さらに、第3図に示
す如くピンCの溝C′の幅は普通板ばねfの幅よりも大
きく、両者の間には隙間があるので、矢印に示すワイパ
ー作動に伴ってこの隙間の分だけブレードaとアームd
との一体作動に差が出、これも第4図に示すワイパー上
面図におけるブレードa先端の振れαとなって現れる。
ブレードaの先端にかかる振れαが現れるということは
、ブレードaとアームdとの連結部にゆがんだ力が加わ
っているということであり、このために長時間の払拭作
動に伴い連結部が変形し、歪みが生ずる。
また、前記した従来のこの構成では、第5図図示の如く
、ワイパーアームdの圧力Pの加わる点と、払拭部材g
が被払拭部材と接する点とが側方にLだけずれているの
で、ブレードaの中心には力Pがかからず、力の加わり
が偏心して不均一となり、力伝達の効率が悪いという問
題もある。
上記事情に鑑み、本考案は、ワイパー作動時のブレード
の振れが少なく、シかもワイパーアームとブレードとの
連結部の変形を防止し、力伝達が有利な自動車用ワイパ
ー装置を提供することを目的とする。
以下、第6図乃至第13図を参照して本考案の一実施例
を説明する。
本考案の自動車用ワイパー装置は、第6図に略示するよ
うに、払拭部材1とこれを支持するステー2とから成る
ワイパーブレードと、これを駆動するワイパーアーム3
とを備えており、ステー2とアーム3とはホルダー4を
介して連結する。
本例にあってはステー2は払拭部材1を把持する1対の
副ステー21と、この副ステー21を把持する主ステー
22とから成り、主ステー22の中央部がアーム3との
連結部23になっている。
払拭部材1としては第7図の如き断面を有するゴム部材
を用いている。
ホルダー4は、第8図ないし第10図に示すように、ス
テー2の連結部23に設けた開口24から配設して該連
結部23内にほぼその側面を密着して収容する構成とす
る。
また、アーム3とステー2とを連結構造は、第8図に分
解斜視図にて詳しく示しである。
即ち、両者2,3を連結する前記ホルダー4は、図示の
如くおおむね下面が開口した門型をなし、後部がアーム
受容部41をなし、前部がステー組付部42をなしてい
る。
アーム受容部41の側辺にはかしめ片5を設ける。
このアーム受容部41の内幅はアーム3の幅とほぼ等し
く設定し、従ってアーム3をこの部分41に配設すると
、受容部41の内側辺にアーム3はぴったりと適合する
ようになる。
ホルダー4の前部のステー組付部42は既に述べたとお
り、主ステー22の略中夫の連結部23上部に設けた開
口24中に配設する。
この連結部23の内幅はステー組付部42外幅とほぼ等
しく設け、従って両者もぴったりと適合するようになっ
ている。
かかるホルダー4とステー2とはピン6により枢着する
のであるが、このピン6を付勢する板ばね7はアーム3
先端部に取付けるものである。
つまり、アーム3の先端部には穴31を開設し、板ばね
7にも穴71を開設し、ホルダー4のアーム収容部41
にも穴43を開設し、各穴31゜71.43においてリ
ベット8止めし、もってホルダー4にアーム3と板ばね
7とを固定する。
さらにアーム収容部41側面に設けたかしめ片5を内が
わに曲げ、アーム3と板はね7とをホルダー4と一体化
せしめる。
この時板ばね7には切欠72を設け、この幅をアーム3
幅とほぼ等しくして、かしめ片5に密着するように設け
る。
従ってかしめ片5は板ばね7の切欠72に密着係合する
ことになる。
板ばね7は中央部が上方への突出部73をなし、更に前
方に伸びている。
ピン6は図示の如く略円柱形であるが、その中央部を小
径として溝部61が形成されている。
第11図乃至第13図はステー2の補強部材を示すもの
である。
すなわち、本考案においては、ステーの連結部23の一
部に開口24を形成しているので、第14図に示す如く
、開口24の長手方向の寸法L′が大きくなると、ワイ
パー作動時に連結部23の側壁23aが変形する可能性
である。
このため、本考案においては、連結部23を補強部材8
により補強する。
第11図に示す補強部材8は、連結部23とホルダー4
との間に介装するものである。
これは両側壁の上部に開口24の側縁上部に係合する爪
81を有すると共に、その両側壁を連結する底板部の両
側に連結部23の側縁下部を挟持するための凹部82を
立上がり片83にて設けである。
凹部82は各側辺に2個ずつ前後に形成する。
ピン6の挿通のために丸穴84を開設する。
第12図に示す補強部材8は、第11図の丸穴84のか
わりに、上部が開いた切欠85を設け、かつ第11図の
例の爪81が両側辺に各1個であったに対し、切欠85
の両がわにおいて各2個ずつ設けたものである。
凹部82の長さは第11図のものよりやや短くなってい
る。
第13図は更に別の例であって、切欠85及び凹部82
は第12図の例と同じである。
しかし、前2例と異なり図示の如く連結部23を外がわ
から補強するものであって、従って爪81の向きも逆に
内がわを向いて形成しである。
凹部82を形成する立上がり片83は内側に形成するこ
とになる。
上記の如きワイパー装置の組付は、以下のようにして行
なう。
先づ、補強部材8をステー2の連結部23に嵌着し、そ
の上部の爪81を開口24の両側縁に係合すると共に凹
部82中に両側壁の下端を嵌着保持する。
次に、アーム3と板ばね7とをホルダー4に取付けるが
、これはリベット8で行うとともに、かしめ片5を折曲
げてカルめ固定する。
この時、板ばね7はその切欠72においてかしめられる
ようにする。
このようにしてアーム3と板ばねとを固定したホルダー
4を、そのアーム取付部42を開口24から主ステー2
2の連結部23に収納し、この状態でこのピン6を連結
部23の側面の穴25及びホルダー4のアーム取付部4
2の側面の穴44に挿通して、両者2,4を枢着する。
この時、ホルダー4及びアーム3と一体化された板ばね
7はピン6の溝部61に弾接する。
板ばね7はホルダー4の前部切欠45を通り、連結部2
3内に収容される形となり、第9図に示す如く板はね7
の先端74は上方に位置するようになる。
本考案のワイパー装置は、上記の構成であるので、アー
ム3と板ばね7とはホルダー4のかしめ片5に把持され
て一体的に動くが、ホルダ−4自体が連結部23内に側
面を密着して収容されているので、ピン6の外径と穴2
5.44などの径との寸法差(公差)にも拘らず、ステ
ー2つまりブレードの振れは全く生じない。
また、従来例と異なり、側方の隙間というものもないの
で、ブレードに振れの生ずる余地は殆んどなく、さらに
、ステーの連結部23は補強部材8により補強されてい
るので、この部分の変形を防ぐことができる。
力伝達に際しては、板ばね7に直接力が加わらないので
、板ばね7の弾性力も維持され、連結は弱まらない。
さらに、第7図に図示の如くブレードの中心にアーム3
の力が加わるので、偏心した不均一な力の加わりによる
連結の弱まりというものも生じない。
上述の如く、本考案自動車用ワイパー装置は、ワイパー
アームとブレードとの連結部の変形を防止し、かつ、ブ
レードが振れてガタが生ずるおそれを確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は各々従来例の部分分解斜視図、第3
図乃至第5図はかかる従来例の問題点を説明するための
図である。 第6図乃至第13図は本考案の一実施例を示し、第6図
は全体の正面図、第7図は連結部分の断面図、第8図は
要部の分解斜視図、第9図は同じく組付は状態での要部
斜視図、第10図は第9図におけるA−A線断面図、第
11図乃至第13図は補強部材の斜視図、第14図は補
強部材を必要とする説明図である。 1・・・・・・払拭部材、2・・・・・・ステー、23
・・・・・・連結部、24・・・・・・開口、3・・・
・・・ワイパーアーム、4・・・・・・ホルダー 6・
・・・・・ピン、7・・・・・・板バネ、8・・・・・
補強部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 払拭部材を支持するステーと、該ステーを駆動するワイ
    パーアームと、両者を連結するホルダーと、ステーの補
    強部材とよりなり、前記ステーは、その連結部を下面開
    口の門型にすると共に、その上面の一部を切り欠いてホ
    ルダー組付用の開口を形成せしめ、前記ステーの補強部
    材は、ステーの前記開口の両側壁に当接される両側壁と
    その両側壁を結合する底板とステーの両側壁と係合する
    保合部材とよりなり、前記ホルダーは、後部がアーム受
    容部をなすと共に前部が下面開口の門型をなすステー組
    付部を形成し、さらに、前記ステーの開口部両側壁とホ
    ルダーのステー組付部の両側壁並びにステー補強部材の
    両側壁にピン孔を穿設し、前記ホルダーのアーム受容部
    にワイパーアームの先端部と板バネとを受容して固定し
    、かつ、ステーの開口部両側壁間に前記補強部材を嵌合
    すると共にその補強部材をステーに係着し、前記アーム
    および板バネを固定したホルダーをステーの前記開口中
    に嵌合し、かつ、そのステーとホルダー並びに補強部材
    のピン孔に中間に溝部を有するピンを挿入してステーと
    ホルダーとを組付けると共に、そのピンの溝部に前記板
    バネを係合せしめ、前記ステーの両側壁とホルダーの両
    側壁ないし補強部材の両側壁が密着してワイパーブレー
    ドの振れ止めを行なうと共に、ステーの開口部の両側を
    前記補強部材により補強せしめたことを特徴とする自動
    車用ワイパー装置。
JP1977154079U 1977-11-18 1977-11-18 自動車用ワイパ−装置 Expired JPS5819959Y2 (ja)

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JP1977154079U JPS5819959Y2 (ja) 1977-11-18 1977-11-18 自動車用ワイパ−装置

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JPS5483144U JPS5483144U (ja) 1979-06-13
JPS5819959Y2 true JPS5819959Y2 (ja) 1983-04-25

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JP1977154079U Expired JPS5819959Y2 (ja) 1977-11-18 1977-11-18 自動車用ワイパ−装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS523774U (ja) * 1975-06-24 1977-01-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS523774U (ja) * 1975-06-24 1977-01-11

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JPS5483144U (ja) 1979-06-13

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