JPH0874459A - ラッチヘッド - Google Patents

ラッチヘッド

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JPH0874459A
JPH0874459A JP23223094A JP23223094A JPH0874459A JP H0874459 A JPH0874459 A JP H0874459A JP 23223094 A JP23223094 A JP 23223094A JP 23223094 A JP23223094 A JP 23223094A JP H0874459 A JPH0874459 A JP H0874459A
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JP
Japan
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latch
shaft pin
hole
head
rod
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JP23223094A
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Inventor
Kazuo Kuriki
一男 久力
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KURIKI SEISAKUSHO KK
Kuriki Manufacture Co Ltd
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KURIKI SEISAKUSHO KK
Kuriki Manufacture Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂性の傾斜カム面を有するラッチヘッ
ドとラッチ棒とを容易に且つ堅牢強固に連結する。 【構成】 枠体5が、底板11の両側縁からそれぞれ起
立した側壁と6、6と、これらの側壁6、6の後端縁か
らそれぞれ内側に折り曲げられ前記ラッチ棒3の先端に
一体に形成された軸ピン16が嵌装する凹所7が設けら
れた補助壁8、8と、前記底板11の後端縁から起立し
軸ピン16が挿通する貫通孔9が設けられた後壁10と
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は錠のラッチに関するも
のであり、詳しくは合成樹脂製の傾斜カム面を有するラ
ッチヘツドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ラッチヘッドは金属製のものが多
いが、傾斜カム面の滑り性のよさや、ドアーの開閉時に
伴うラッチヘッドの当たり音が小さいことなどから、傾
斜カム面を合成樹脂で形成したラッチヘツドも使用され
ている。
【0003】傾斜カム面が合成樹脂で形成されたラッチ
ヘッドの従来例としては、図5および図6に示すよう
に、傾斜カム面51を有する硬質の合成樹脂性のラッチ
本体52と、このラッチ本体52を収納して固定し、且
つラッチ棒53に連結する金属製の枠体54から成るも
のが知られている。
【0004】かかる従来例における前記枠体54は、底
板55の両側縁からそれぞれ起立した側壁56,56
と、この各側壁56,56の後端縁からそれぞれ帯状の
長板が内側に折り曲げられて後壁57,57が形成さ
れ、更にラッチ棒53を挟んで外側に屈曲して延びて一
対の連結片58,58とで構成されている。
【0005】そして、連結片58,58とラッチ棒53
には同軸上に連通する同径の連結孔60が各々穿設され
ていて、この連結孔60に挿通されたロックピン59の
両端縁を叩打してかしめ、枠体54とラッチ棒53とは
連結されて固着されるというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のラッチヘッドにおいては、枠体54とラッチ棒53
との連結作業の際に、別個にロックピン59を用意し、
一対の連結片58,58の連結孔60とラッチ棒53の
連結孔60を同軸上に合わせてからロックピン59を挿
通し、且つロックピン59の両端縁を連結片58,58
の連結孔60から均等に突出させてからかしめるもの
で、工数が多く作業性がわるかった。
【0007】また、ドアーの開閉時に傾斜カム面51に
かかる力や衝撃はロックピン59の軸周り方向に働くの
で、多数回に亘って使用している間にラッチヘッド61
とラッチ棒53とのロックピン59による連結が緩んで
ロックピン59の軸周りにがたつくことがあった。
【0008】そして、ラッチ棒53に連結用の孔を空け
るので強度が落ちるうえに、ロックピン59の太さも制
限されてラッチ全体の強度が充分ではなかった。
【0009】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
ので、ラッチヘッドとラッチ棒との連結作業が容易にで
き、且つラッチヘッドとラッチ棒とを強固に連結できる
合成樹脂製の傾斜カム面を有するラッチヘッドを提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるラッチヘ
ッドは、傾斜カム面を有する合成樹脂製のラッチ本体
と、前記ラッチ本体を包囲して固定し、且つラッチ棒に
連結する金属製の枠体からなるラッチヘッドに於いて;
前記枠体は、底板の両側縁からそれぞれ起立した側壁
と、前記側壁の後端縁からそれぞれ内側に折り曲げられ
前記ラッチ棒の先端に一体に形成された軸ピンが嵌装す
る凹所が設けられた補助壁と、前記底板の後端縁から起
立し前記軸ピンが挿通する貫通孔が設けられた後壁とを
有することを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明に係わるラッチヘッドにおいては、合成
樹脂製のラッチ本体を収納する枠体は、側壁の後端縁か
らそれぞれ内側に折り曲げられラッチ棒の先端に一体に
形成された軸ピンが嵌装する凹所が設けられた補助壁
と、底板の後端縁から起立し前記軸ピンが挿通する貫通
孔が設けられた後壁とによりラッチ棒との連結部が二重
壁に構成され、且つラッチ棒の先端部に一体に形成され
た軸ピンの先端がかしめられて固着されるので連結部が
堅牢にでき、更にラッチヘッドにかかる力は軸ピン周り
の方向には働かないので、多数回使用されても連結部が
がたつくことがない。
【0012】また、本発明に係わるラッチヘッドは、ラ
ッチ棒に一体的に形成された軸ピンによりラッチ棒と連
結される構造であるので、ラッチ棒にロックピンを挿通
する孔を空けたり、別個にロックピンを用意する必要が
ない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。図1乃至図4は、本発明のラッチ
ヘッドの一実施例を示すもので、これらの図において、
符合4は組み上げられたラッチヘッドを示している。
【0014】本実施例のラッチヘッド4は、図1及び図
3に示すように、傾斜カム面1を有する硬質合成樹脂製
のラッチ本体2と、このラッチ本体2を収納して固定
し、且つラッチ棒3に連結する金属製の枠体5から成っ
ている。
【0015】ラッチ本体2は、従来のものと同様にポリ
アミド、ポリアセタール、ポリカーボネートなど剛性と
滑り性を兼ね備えたエンジニアリング合成樹脂材料で縦
断面が略三角形に形成され、長辺の面が僅かに外側に湾
曲形成されて傾斜カム面1となっている。
【0016】また、ラッチ本体2の頂稜部には、後述す
るラッチ本体2を包囲する枠体5にラッチ本体2を固定
する為にかしめ折り曲げられる一対の爪片12,12を
収納する段部13,13が形設されているとともに、ラ
ッチ本体2の底面には、枠体5の底板11に貫設された
透孔14に嵌合して前後方向の抜け止めとなる突起15
が突設されており、更にラッチ本体2の後面には、ラッ
チ棒3の先端に一体に形成された軸ピン16の先端のか
しめ部17を収納する凹所18が刻設されている。
【0017】一方、前記ラッチ2を包囲固定する枠体5
は、図4の展開図に示すように、剛性のある金属板を打
ち抜いて所定形状の原板19を形成し、これを折り曲げ
て形成されている。
【0018】枠体5は、底板11の両側縁からそれぞれ
起立しラッチ本体2を固定する一対の爪片12,12が
上端に一体に設けられた略三角形状を呈する側壁6,6
と、この側壁6,6の後端縁からそれぞれ内側に折り曲
げられラッチ棒3の軸ピン16が嵌装する凹所7,7が
設けられた一対の補助壁8,8と、前記底板11の後端
縁から起立し前記ラッチ棒3の軸ピン16が挿通する貫
通孔9が設けられた後壁10とから構成されている。
【0019】そして、補助壁8,8の端縁に設けられた
一対の凹所7,7が対向して構成される孔状部21と、
前記後壁10の貫通孔9とは、軸ピン16が挿通される
されるように同軸に設けられているとともに、補助壁
8,8と後壁10とは密接して形成されている。尚、符
合20は、軸ピン16上に装着されて枠体5とラッチ棒
3とに介在する座金20である。
【0020】また、前記枠体5に連結される剛性を有す
る金属棒から形成されたラッチ棒3の先端部には、前記
貫通孔9の孔寸法とほぼ同じ外径の太さの軸ピン16が
一体に形成されている。
【0021】以上のように形成された枠体5にラッチ棒
3を連結するときは、最初にラッチ棒3の軸ピン16を
座金20と枠体5の後壁10の貫通孔9に挿通し、軸ピ
ン16の先端を叩打してかしめることにより連結し、強
固に固定する。
【0022】軸ピン16はラッチ棒3の先端に同軸に一
体に形成されるので、かしめ作業に好適な任意の太さに
設定が可能である。従って、適正の太さに設定された軸
ピンはかしめ作業による歪みを生ずることもなく、且つ
枠体5の連結部となる後壁10は二重壁に形成されるの
で、ラッチ棒3と枠体5とは堅牢に一体化される。
【0023】尚、かしめ部17には座金を介在させても
よいが、補助壁8,8が座金の働きもするので別個に座
金を介在させなくとも充分強固に固着できる。
【0024】そして、ラッチヘッド4の組み立ては、ラ
ッチ棒3が連結された枠体5に傾斜カム面1を上に向け
てラッチ本体2をはめ込み、透孔14に突起15を嵌合
させてラッチヘッドの前後方向の抜け止めにするととも
に、爪片12,12をそれぞれ内側に折り込んでかし
め、上下方向の抜け止めにして固定する事により完成す
る。
【0025】
【発明の効果】本発明に係わるラッチヘッドによれば、
ラッチヘッドとラッチ棒との連結部が二重壁に構成され
ているとともに、ラッチ棒の先端部に一体に形成された
軸ピンの先端がかしめられて固着されるので連結部が堅
牢にでき、更にラッチヘッドにかかる力は軸ピン周りの
方向には働かないので多数回使用されても連結部ががた
つくようなことがない。従って、ラッチ全体の強度が向
上する。
【0026】また、本発明に係わるラッチヘッドによれ
ば、ラッチヘッドはラッチ棒の先端に一体的に形成され
た軸ピンにより連結される構造であるので、従来のラッ
チ棒のように、ラッチ棒にロックピンを挿通する孔を空
けたり、別個にロックピンを用意してこれをセットする
作業の必要がない。 従って、ラッチの組立作業が簡単
になり安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるラッチヘッドの分解
斜視図。
【図2】図1に示した実施例におけるラッチヘッドの平
面図。
【図3】図1に示した実施例におけるラッチヘッドの側
面図。
【図4】図1に示した実施例におけるラッチヘッドの枠
体の展開図。
【図5】従来のラッチヘッドの平面図。
【図6】従来のラッチヘッドの側面図。
【符号の説明】
1 傾斜カム面 2 ラッチ本体 3 ラッチ棒 4 ラッチヘッド 5 枠体 6 側壁 7 凹所 8 補助壁 9 貫通孔 10 後壁 11 底壁 16 軸ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜カム面を有する合成樹脂製のラッチ
    本体と、前記ラッチ本体を包囲して固定し、且つラッチ
    棒に連結する金属製の枠体とからなるラッチヘッドに於
    いて;前記枠体は、底板の両側縁からそれぞれ起立した
    側壁と、前記側壁の後端縁からそれぞれ内側に折り曲げ
    られ前記ラッチ棒の先端に一体に形成された軸ピンが嵌
    装する凹所が設けられた補助壁と、前記底板の後端縁か
    ら起立し前記軸ピンが挿通する貫通孔が設けられた後壁
    とを有することを特徴とするラッチヘッド。
JP23223094A 1994-09-01 1994-09-01 ラッチヘッド Expired - Lifetime JP3491847B2 (ja)

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