JPH0349064Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0349064Y2 JPH0349064Y2 JP1985039859U JP3985985U JPH0349064Y2 JP H0349064 Y2 JPH0349064 Y2 JP H0349064Y2 JP 1985039859 U JP1985039859 U JP 1985039859U JP 3985985 U JP3985985 U JP 3985985U JP H0349064 Y2 JPH0349064 Y2 JP H0349064Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- rod
- hollow
- shaped reinforcing
- plate pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 7
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 5
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Landscapes
- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《考案の技術分野》
本考案は、自動車用のラゲージパネルやトノボ
ード等として形成される中空仕切板に関する。
ード等として形成される中空仕切板に関する。
《従来技術とその問題点》
従来、例えば自動車用のラゲージパネルとし
て、合成樹脂をブロー成形して中空を有する板状
に形成することで、軽量かつ製造容易にしたもの
が提供されている。このラゲージパネルは、ハツ
チバツクタイプ等の自動車において、トランクル
ームと車室とを仕切るためのものであり、リアシ
ートの後方に略水平に配置されるようになつてい
る。そして、このラゲージパネルの上部もラゲー
ドスペースとして用いられ、ラゲージパネルの上
面に種々の荷物を載置できるようになつている。
しかしながら、合成樹脂製の中空仕切板でラゲー
ジパネルを形成した場合には、大きな強度を得難
い欠点がある。
て、合成樹脂をブロー成形して中空を有する板状
に形成することで、軽量かつ製造容易にしたもの
が提供されている。このラゲージパネルは、ハツ
チバツクタイプ等の自動車において、トランクル
ームと車室とを仕切るためのものであり、リアシ
ートの後方に略水平に配置されるようになつてい
る。そして、このラゲージパネルの上部もラゲー
ドスペースとして用いられ、ラゲージパネルの上
面に種々の荷物を載置できるようになつている。
しかしながら、合成樹脂製の中空仕切板でラゲー
ジパネルを形成した場合には、大きな強度を得難
い欠点がある。
また、このようなラゲージパネルとして、一対
の板片を、一体成形による薄肉ヒンジ部や別体の
ヒンジ金具等により、折畳み自在に連結したもの
が提供されており、トランクルームの開放操作や
ラゲージパネルの運搬時等の便利性の向上が図ら
れている。ところが、前記薄肉ヒンジ部で板片を
連結した場合には、この薄肉ヒンジ部が耐久性に
劣るため、長期の使用により損傷し易い欠点があ
る。また、前記ヒンジ金具により板片を連結した
場合には、このヒンジ金具がパネル表面に露出し
てしまい、このラゲージパネルの美観が損われる
とともに、このヒンジ金具に荷物等が引掛かつて
しまうなどの欠点がある。
の板片を、一体成形による薄肉ヒンジ部や別体の
ヒンジ金具等により、折畳み自在に連結したもの
が提供されており、トランクルームの開放操作や
ラゲージパネルの運搬時等の便利性の向上が図ら
れている。ところが、前記薄肉ヒンジ部で板片を
連結した場合には、この薄肉ヒンジ部が耐久性に
劣るため、長期の使用により損傷し易い欠点があ
る。また、前記ヒンジ金具により板片を連結した
場合には、このヒンジ金具がパネル表面に露出し
てしまい、このラゲージパネルの美観が損われる
とともに、このヒンジ金具に荷物等が引掛かつて
しまうなどの欠点がある。
《考案の目的》
本考案の目的は、薄肉ヒンジ部やヒンジ金具を
設けることなく、一対の板片を回転自在に、かつ
強力な構造で連結することができ、しかも同時に
この板片の強度をも行なうことのできる中空仕切
板を提供することにある。
設けることなく、一対の板片を回転自在に、かつ
強力な構造で連結することができ、しかも同時に
この板片の強度をも行なうことのできる中空仕切
板を提供することにある。
《考案の構成》
すなわち本考案の中空仕切板は、合成樹脂より
形成されて中空部を有する一対の板片を備え、こ
れら板片の互いの連結部に、幅方向に交差する中
空の突縁部に形成し、この突縁部の内部に共通の
棒状補強材を嵌挿することにより各板片を回転自
在に連結し、かつ、前記突縁部に、その表面壁の
一部を裏面側に屈曲して、前記棒状補強材を表裏
方向に狭持された状態で保持する押圧部を形成し
たことを特徴とする。
形成されて中空部を有する一対の板片を備え、こ
れら板片の互いの連結部に、幅方向に交差する中
空の突縁部に形成し、この突縁部の内部に共通の
棒状補強材を嵌挿することにより各板片を回転自
在に連結し、かつ、前記突縁部に、その表面壁の
一部を裏面側に屈曲して、前記棒状補強材を表裏
方向に狭持された状態で保持する押圧部を形成し
たことを特徴とする。
《実施例の説明》
以下、本考案の中空仕切板を自動車用のラゲー
ジパネルに適用した実施例について図面に従つて
詳細に説明する。
ジパネルに適用した実施例について図面に従つて
詳細に説明する。
この実施例によるラゲージパネルは、第1図に
示すように、リアシート1の後方に、互いに連結
された一対の板片2,3を、前後方向に並んで配
置し、トランクルームと車室とを開放可能に仕切
るようにしたものである。
示すように、リアシート1の後方に、互いに連結
された一対の板片2,3を、前後方向に並んで配
置し、トランクルームと車室とを開放可能に仕切
るようにしたものである。
前記各板片2,3は、合成樹脂のブロー成形に
より形成されており、それぞれ中空部4,5を有
している。また、各板片2,3は、裏面側の一部
が間欠的に内側に屈曲して、表面側と接合された
補強部6,7を有している。この補強部6,7
は、第2図に示すように、略方形状に形成され
て、マトリツクス状に配置されている。従つて、
前記中空部4,5は、各板片2,3を前後方向と
幅方向に直交する略格子状のものとなつている。
より形成されており、それぞれ中空部4,5を有
している。また、各板片2,3は、裏面側の一部
が間欠的に内側に屈曲して、表面側と接合された
補強部6,7を有している。この補強部6,7
は、第2図に示すように、略方形状に形成され
て、マトリツクス状に配置されている。従つて、
前記中空部4,5は、各板片2,3を前後方向と
幅方向に直交する略格子状のものとなつている。
また、各板片2,3の連結部は、その幅方向に
交差する構造となつている。すなわち、一方の板
片2には、両側に、前記板片3側に突出した突縁
部8,9が形成されており、他方の板片3には、
前記各突縁部8,9の間に挿入される突縁部10
が形成されている。これら突縁部9,10は各板
片2,3を連結する状態で、幅方向に互いに交差
して突き合わされるようになつている。
交差する構造となつている。すなわち、一方の板
片2には、両側に、前記板片3側に突出した突縁
部8,9が形成されており、他方の板片3には、
前記各突縁部8,9の間に挿入される突縁部10
が形成されている。これら突縁部9,10は各板
片2,3を連結する状態で、幅方向に互いに交差
して突き合わされるようになつている。
各突縁部8,9,10は、その内部が各中空部
4,5の一部となつている。そして、これら突縁
部8,9,10の側部には、第3図に示すよう
に、それぞれ開孔11が形成されており、各突縁
部8,9,10における中空部4,5を幅方向に
連通している。
4,5の一部となつている。そして、これら突縁
部8,9,10の側部には、第3図に示すよう
に、それぞれ開孔11が形成されており、各突縁
部8,9,10における中空部4,5を幅方向に
連通している。
そして、これら突縁部8,9,10の中空部
4,5内には、棒状補強材12が挿入される。こ
の棒状補強材12は、例えば鉄パイプよりなるも
のであり、第4図に示すように、突縁部8の位置
側部に形成された挿通孔13より、各中空部4,
5及びナイロン製ブツシユ11aを介して開孔1
1に挿通されるようになつている。この挿通され
た棒状補強材12は、第2図に示すように、前記
補強部6,7に挟持されるとともに、前記各突縁
部8,9,10の表面壁の一部を裏面側に屈曲す
ることにより形成した押圧部8a,9a,10a
により、表裏方向に挟持された状態で保持されて
いる。なお、前記補強部6の挿通孔13に対向す
るコーナ部6aは円弧状に形成され、棒状補強材
12の挿入操作をガイドするようになつている。
4,5内には、棒状補強材12が挿入される。こ
の棒状補強材12は、例えば鉄パイプよりなるも
のであり、第4図に示すように、突縁部8の位置
側部に形成された挿通孔13より、各中空部4,
5及びナイロン製ブツシユ11aを介して開孔1
1に挿通されるようになつている。この挿通され
た棒状補強材12は、第2図に示すように、前記
補強部6,7に挟持されるとともに、前記各突縁
部8,9,10の表面壁の一部を裏面側に屈曲す
ることにより形成した押圧部8a,9a,10a
により、表裏方向に挟持された状態で保持されて
いる。なお、前記補強部6の挿通孔13に対向す
るコーナ部6aは円弧状に形成され、棒状補強材
12の挿入操作をガイドするようになつている。
また、前記挿通孔13は、蓋体14によつて閉
蓋されるようになつている。すなわちこの蓋体1
4は、方形状の本体14aの裏側に前記挿通孔1
3に引掛かるV字状の4つの係合片14bを設け
たものであり、この係合片14bの弾性により、
本体14aが板片2の側壁に圧接して保持される
ようになつている。なお、装着された蓋体14
は、本体14aの外側が板片2の側面と面一にな
り、板片2の一部を構成する。
蓋されるようになつている。すなわちこの蓋体1
4は、方形状の本体14aの裏側に前記挿通孔1
3に引掛かるV字状の4つの係合片14bを設け
たものであり、この係合片14bの弾性により、
本体14aが板片2の側壁に圧接して保持される
ようになつている。なお、装着された蓋体14
は、本体14aの外側が板片2の側面と面一にな
り、板片2の一部を構成する。
そして、前記棒状補強材12によつて連結され
た各板片2,3の連結部分は、互いに突き合わせ
られる端面が円弧状に形成されている。これによ
つて各板片2,3は、棒状補強材12を支点とし
て、互いに回動自在となつている。
た各板片2,3の連結部分は、互いに突き合わせ
られる端面が円弧状に形成されている。これによ
つて各板片2,3は、棒状補強材12を支点とし
て、互いに回動自在となつている。
また、各板片2,3の中空部4,5には、各突
縁部8,9,10以外の部分にも棒状の補強材1
5が挿入されて、この板片2,3を補強してい
る。
縁部8,9,10以外の部分にも棒状の補強材1
5が挿入されて、この板片2,3を補強してい
る。
以上のような構成のラゲージパネルでは、各板
片2,3が棒状補強材12を介して連結され、特
に板圧双方向に回動自在である。従つて、例えば
トランクルームと車室とを開放したい時には、前
側の板片2を上方に回動操作すればよい。また、
急停車によりラゲージパネルが衝撃を受けた場合
には、各板片2,3が、その支点である棒状補強
材12を浮き上がらせる方向、すなわち前記トラ
ンクルーム開放時と逆方向に回動して屈折し、こ
の急停車時の衝撃を緩和することができる。
片2,3が棒状補強材12を介して連結され、特
に板圧双方向に回動自在である。従つて、例えば
トランクルームと車室とを開放したい時には、前
側の板片2を上方に回動操作すればよい。また、
急停車によりラゲージパネルが衝撃を受けた場合
には、各板片2,3が、その支点である棒状補強
材12を浮き上がらせる方向、すなわち前記トラ
ンクルーム開放時と逆方向に回動して屈折し、こ
の急停車時の衝撃を緩和することができる。
《考案の効果》
本考案によれば、各板片を、互いの突縁部に挿
通した棒状補強材により回転自在に連結すること
により、この連結部の耐久性を向上することがで
き、しかも、このためのヒンジ金具等が外部に露
出することもなく、併せてこの棒状補強材により
各板片の荷重に対する強度も向上させることがで
きとともに、棒状補強材が、突縁部の表面壁の一
部を裏面側に屈曲して形成した押圧部で、表裏方
向に狭持された状態で保持されている結果、一対
の板片は、互いにがたなく連結され、たとえ振動
が伝達しても両者の間で当たりあつたりして、こ
れによる衝突音とか擦れ音とかを防止することが
でき、自動車のラゲージパネルやトノボード等に
使用する場合最適である。
通した棒状補強材により回転自在に連結すること
により、この連結部の耐久性を向上することがで
き、しかも、このためのヒンジ金具等が外部に露
出することもなく、併せてこの棒状補強材により
各板片の荷重に対する強度も向上させることがで
きとともに、棒状補強材が、突縁部の表面壁の一
部を裏面側に屈曲して形成した押圧部で、表裏方
向に狭持された状態で保持されている結果、一対
の板片は、互いにがたなく連結され、たとえ振動
が伝達しても両者の間で当たりあつたりして、こ
れによる衝突音とか擦れ音とかを防止することが
でき、自動車のラゲージパネルやトノボード等に
使用する場合最適である。
第1図は本考案の一実施例によるラゲージパネ
ルを車内に設置した状態を示す断面図、第2図は
前記ラゲージパネルの各板片の連結部を一部省略
平面図、第3図は前記ラゲージパネルの分解斜視
図、第4図は前記各板片を連結する棒状補強剤の
挿入部分を示す一部省略平面図、第5図は前記棒
状補強材の挿入状態を示す断面図である。 2,3……板片、4,5……中空部、8,9,
10……突縁部、8a,9a,10a……押圧
部、12……棒状補強材。
ルを車内に設置した状態を示す断面図、第2図は
前記ラゲージパネルの各板片の連結部を一部省略
平面図、第3図は前記ラゲージパネルの分解斜視
図、第4図は前記各板片を連結する棒状補強剤の
挿入部分を示す一部省略平面図、第5図は前記棒
状補強材の挿入状態を示す断面図である。 2,3……板片、4,5……中空部、8,9,
10……突縁部、8a,9a,10a……押圧
部、12……棒状補強材。
Claims (1)
- 合成樹脂より形成されて中空部を有する一対の
板片を備え、これら板片の互いの連結部に、幅方
向に交差する中空の突縁部を形成し、この突縁部
の内部に共通の棒状補強材を嵌挿することにより
各板片を回転自在に連結し、かつ、前記突縁部
に、その表面壁の一部を裏面側に屈曲して、前記
棒状補強材を表裏方向に狭持された状態で保持す
る押圧部を形成したことを特徴とする中空仕切
板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985039859U JPH0349064Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985039859U JPH0349064Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61157032U JPS61157032U (ja) | 1986-09-29 |
JPH0349064Y2 true JPH0349064Y2 (ja) | 1991-10-21 |
Family
ID=30548202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985039859U Expired JPH0349064Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0349064Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5431946A (en) * | 1977-08-15 | 1979-03-09 | Matsushita Electric Works Ltd | Folding door and its preparation |
JPS5910303U (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-23 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | 近赤外線レ−ル加熱機装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59102459U (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-10 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用仕切板 |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP1985039859U patent/JPH0349064Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5431946A (en) * | 1977-08-15 | 1979-03-09 | Matsushita Electric Works Ltd | Folding door and its preparation |
JPS5910303U (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-23 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | 近赤外線レ−ル加熱機装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61157032U (ja) | 1986-09-29 |
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