JPH0130530Y2 - - Google Patents

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JPH0130530Y2
JPH0130530Y2 JP15972581U JP15972581U JPH0130530Y2 JP H0130530 Y2 JPH0130530 Y2 JP H0130530Y2 JP 15972581 U JP15972581 U JP 15972581U JP 15972581 U JP15972581 U JP 15972581U JP H0130530 Y2 JPH0130530 Y2 JP H0130530Y2
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JP
Japan
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claw piece
hole
torque
gear
engagement hole
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JP15972581U
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JPS5864780U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電動機で負荷を駆動する動力伝達
機構のトルク緩衝装置に係るもので、とくに自動
車の窓ガラス昇降装置に用いられるトルク緩衝装
置の改良に関するものである。
従来、自動車の窓ガラス昇降装置として、第1
図に示したものが使われている。
すなわち、1は駆動側の合成樹脂製ウオーム歯
車、2はその側面部位にあけられた係合用孔3は
ゴムのような弾性材料で円盤状に形成された従動
側の弾性盤体、4,5はこの弾性盤体の両側面に
それぞれ一体に固定された金属製端板、6は端板
4からウオーム歯車1の係合孔2に突出するピン
形突子、7は前記端板5に連結された従動軸であ
り、前記ウオーム歯車1には、電動機の回転軸に
取付けられたウオーム(図示してない)が噛合さ
れ、電動機の回転がウオーム歯車1−端板4−弾
性盤体3−端板5を介して従動軸7に伝えられ、
電動機の起動停止時の急激なトルクが前記弾性盤
体3によつて緩衝されるようになつている。
しかし、上記の如く構成されたトルク緩衝装置
にあつては、盤体側の突子6と歯車側の係合孔2
との嵌入芯合わせ作業を容易にする目的で両者は
遊嵌状態にされているため、両者の芯合わせ、な
らびに盤体側と従動軸7との芯合わせによる組み
付け作業において、盤体と歯車とが離れてしまう
ことがあり、その組み付け作業は非常に面倒で手
数のかゝる欠点がある。また突子6と係合孔2と
のあいだに〓間があるため、トルク緩衝作用に好
ましくないガタが発生し易いことも欠点とされて
いる。
この考案は、上記の問題を解消するためになさ
れたものであつて、上記構成のトルク緩衝装置に
おいて、盤体側の突子と歯車側の係合孔との嵌入
芯合わせ作業が容易にでき、しかも盤体と歯車と
の組み付けが強固に保持されるトルク緩衝装置を
提供することを主たる目的としているものであ
る。
以下、この考案を、その実施例を示した図面に
基いて詳細に説明する。
第2図および第3図において、1は駆動側のウ
オーム歯車、2は係合用孔、3はゴム材からなる
弾性盤体、4,5はその両側面にそれぞれ一体に
固定された金属製端板であり、前記歯車1に対向
する端板4には、その周縁から直立状に屈曲する
爪片7が一体に形成されており、その爪片7の表
面中央部位には、半球状の押出し突起部7aが形
成されている。
前記ウオーム歯車側の係合用孔2は角孔とさ
れ、これに対する前記爪片7は、歯車の半径方向
に沿つた角孔巾に対して若干の遊びをもつて容易
に挿入され、その挿入後に爪片7がその突起部7
aと孔内面との押圧接触で傾動されるときに生ず
る復元弾発力により、孔内に強固に保持されるよ
うになつている。
第4図に示したものは、他の実施例であつて角
孔2の内面の一側が傾斜面2aとされ、角孔2内
に挿入された爪片7が傾斜面2aに押圧接触した
ときに復元弾発力が生じるようになつている。
上記のトルク緩衝装置の構成によれば、ウオー
ム歯車1と緩衝用弾性盤体3とを、弾性盤体側の
爪片7とこれを受入れる歯車側の係合用孔2との
相互係合作用で生ずる爪片の復元弾発力によつて
簡単に一体化することができる。
従来のトルク緩衝装置では、前記歯車をケーシ
ング本体に組み込み、その歯車に弾性盤体を組み
付けるための芯合わせ作業に多大の時間を要して
いたが、上記のように歯車と弾性盤体との一体組
み立てができれば、組み付け作業の簡易化が図れ
るばかりでなく、ガタ付き防止効果も得られる。
また、前記の構成によれば、一体化した歯車と
弾性盤体とは簡単に分離できるので、その一方が
破損したり、不良の場合は、交換することにより
再使用できる利点がある。
以上に述べたように、この考案によれば、駆動
軸側の歯車にあけられた係合用孔に従動軸側のト
ルク緩衝用弾性盤体の突子が嵌入されてなるトル
ク緩衝装置において、前記弾性盤体側の突子は、
弾性盤体と一体なる金属製端板から直立状に突出
する爪片に形成され、その爪片とこれを受入れる
前記係合用孔とは、爪片が係合用孔に対して若干
の遊びをもつて挿入することができ、挿入後の孔
内面との押圧接触で生ずる復元弾発力によつて孔
内に強固に保持し得る嵌合関係に構成されている
ので、前記歯車と弾性盤体との芯合わせ組み付け
作業の簡易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトルク緩衝装置の分解断面図、
第2図はこの考案の一実施例を示すトルク緩衝装
置の分解斜視図、第3図はその要部の拡大断面
図、第4図は他の実施例を示す装置要部の断面図
である。 1……ウオーム歯車、2……係合用孔、3……
弾性盤体、4,5……金属製端板、6……突子、
7……爪片、8……突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動軸側の歯車にあけられた係合用孔に従動軸
    側のトルク緩衝用弾性盤体の突子が嵌入されてな
    るトルク緩衝装置において、前記弾性盤体側の突
    子は、弾性盤体と一体なる金属製端板から直立状
    に突出する爪片に形成され、その爪片とこれを受
    入れる前記係合用孔とは、爪片が係合用孔に対し
    て若干の遊びをもつて挿入することができ、挿入
    後の孔内面との押圧接触で生ずる復元弾発力によ
    つて孔内に強固に保持し得る嵌合関係に構成され
    ていることを特徴とするトルク緩衝装置。
JP15972581U 1981-10-27 1981-10-27 トルク緩衝装置 Granted JPS5864780U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15972581U JPS5864780U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 トルク緩衝装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15972581U JPS5864780U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 トルク緩衝装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5864780U JPS5864780U (ja) 1983-05-02
JPH0130530Y2 true JPH0130530Y2 (ja) 1989-09-19

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ID=29952172

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JP15972581U Granted JPS5864780U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 トルク緩衝装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613816B2 (ja) * 1983-09-28 1994-02-23 日本電装株式会社 減速機の緩衝装置

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JPS5864780U (ja) 1983-05-02

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