JPH0638228A - カラー画像表示装置 - Google Patents

カラー画像表示装置

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JPH0638228A
JPH0638228A JP4190955A JP19095592A JPH0638228A JP H0638228 A JPH0638228 A JP H0638228A JP 4190955 A JP4190955 A JP 4190955A JP 19095592 A JP19095592 A JP 19095592A JP H0638228 A JPH0638228 A JP H0638228A
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video signal
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Akira Kanai
章 金井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モノクロ画像装置と着色装置との組み合せで
あってもフリッカーが生じない解像度の高いカラー画像
を表示できるカラー画像表示装置を得ることを目的とす
る。 【構成】 各色信号R、G、Bを垂直同期信号Vに同期
して記憶する各色信号対応の映像信号記憶回路9R,9
G,9Bと、これら各映像信号記憶回路9R,9G,9
Bより信号記憶動作の数倍の速度で各色信号を繰り返し
読み出しモノクロのCRT15順次出力する信号
切換回路10と、この信号切換回路10より出力された
色信号に対応して着色装置2中の色フィルタをCRT1
の表示面1aの前方に位置するよう着色装置2の駆
動部3を回転制御する制御回路14とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モノクロのCRTを
使用した単色画像表示装置の表示面で連続配置した3色
の色フィルタを連続回転させ、色フィルタを通してカラ
ー画像を表示するカラー画像表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9は、この種の従来のカラー画像表示
装置の構成を示すブロック図である。図において、1は
白黒画像を表示するモノクロ陰極管(以下、単にCRT
と略記する)、2は着色装置であり、その構成として図
10に示すように赤、緑、青の各色フィルタ2R、2
B、2Gが回転軸7を中心に連続的に等配されている。
各色フィルタ2R,2G,2BはCRT1の表示面1a
に順次選択的に対向するように配置されている。尚、こ
の着色装置は1フィールドで1/3回転する。
【0003】3は回転軸7を介して着色装置2を回転駆
動する駆動部、4は回転検出器であり、駆動軸7に設け
られた検出子7aを検出することで回転装置2の回転位
置を検知し回転同期パルスPを出力する。5は信号切換
回路であり、図示しない複合映像信号より分離した各色
信号R,G,Bうち1つの色信号を選択して輝度信号Y
の形でCRT1へ切り換え出力する。6は制御回路であ
り、複合映像信号の垂直同期信号Vと、回転検出器4か
ら出力される着色装置2の回転同期パルスPを受けて切
換信号Sを信号切換回路5へ出力すると共に、駆動部3
を制御する。尚、Hは水平同期信号である。
【0004】次に、上記構成に従って従来のカラー画像
表示装置の動作について説明する。制御回路6は垂直同
期信号Vを3分周した信号と回転検出器4からの回転同
期パルスPとを受けて、走査線aの上下移動位置と色フ
ィルタの回転位置の関係、即ち双方の位相関係が一定の
状態を保持される様に駆動部3を制御して着色装置2を
矢印方向に回転制御する。この位相関係とは具体的には
垂直同期信号Vの出力タイミングに合わせて赤、緑、青
いずれかの色フィルタ2R、2G、2Bの内、例えば赤
色の色フィルタ2Rの中央より下方部分がCRT1の上
端に位置する様に設定すれば、赤色フィルタ2RはCR
T1の走査線が画面の上方から下方へと進むに際にも常
に走査線aを追う様な方向に回転することになる。
【0005】また制御回路6は垂直同期信号Vを入力し
た時切換信号Sを信号切換回路5に入力する。この時、
赤色の色フィルタ2Rは中央より下方部分がCRT1の
上端に位置(図11)する様に設定されているため、色
フィルタ2Rが表示面1aの中央に位置する箇所まで回
転したときには走査線aは表示面1aの中央(図12)
に移動する。更に、色フィルタ2Rが回転し、色フィル
タの中央より上方部分がCRT1の下端に位置(図1
3)に移動して行き、結局緑色の色フィルタ2bの中央
より下方部分がCRT1の上端に位置し(図14)、再
び垂直同期信号Vが制御回路6に入力されると切換信号
Sが信号切換回路5に出力される。この結果、信号切換
回路5は緑の色信号GをCRT1へ出力する。また緑色
の色フィルタ2Gは赤色の色フィルタ2Rと同ように1
フィールド分の走査線の上下移動に従って回転する。
【0006】以上の様に、着色装置2が1回転する間
に、CRT1は1フィールド毎にR、G、Bの各映像信
号を順次表示するため、着色装置2の1回転につき3フ
ィールドの画面でもって3色に着色された1枚のカラー
画像が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラー画像表示
装置は以上のように構成されているので1枚のカラー画
像を得るには3フィールドの映像信号を要し、そのため
送られて来る映像が赤、緑、青の各原色の内ほぼ1つの
原色成分で占められる絵柄の部分では、3フィールドの
内当該原色成分の色フィールタが選択されているフィー
ルドの映像のみが鮮明に表示され、他の2フィールドの
映像は選択された色フィルタを透過しにくくなり暗画面
となって表示画面上にフリッカが生じ、映像が見にくく
なるという問題点があった。
【0008】更に、この問題点を解決するため従来はシ
ャドウマスク方式のカラーCRTや、3本のCRTの画
像をダイクロックミラーで合成する方法などが既に提案
されてきたが、前者は同一のCRTを3色に分解して表
示するため、白黒CRTに比して解像度が3分の1にな
るという課題を有し、他方、後者は3本のCRTの位置
を高精度に合わせる必要があって製造が困難であり、か
つ3本のCRTと精度の高いダイクロイックミラーとを
必要とするため装置が高価になるという課題を有してい
た。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、モノクロの画像表示部と着色装
置との組み合せであってもフリッカーが生じない解像度
の高いカラー画像を表示することができるカラー画像表
示装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るカ
ラー画像表示装置は、モノクロの画像表示部に入力され
る複合映像信号より各色信号を分離する色信号分離回路
と、この分離した各色信号を前記複合映像信号より分離
した同期信号に同期して記憶する各色信号にそれぞれ対
応した複数の映像信号記憶回路と、これら各映像信号記
憶回路より信号記憶動作の数倍の速度で各色信号を繰り
返し読み出し順次前記モノクロの画像表示部へ出力する
信号出力手段と、この信号出力手段より出力された色信
号に対応して着色装置中の色フィルタを前記モノクロの
画像表示部の表示面に位置するよう駆動部を制御する回
転制御手段とを備えたものである。
【0011】請求項2の発明に係るカラー画像表示装置
は、回転方向に沿って複数の色フィルタを連続的に等配
置した円盤状の着色装置を駆動部によってモノクロの画
像表示部の前面で回転させ、前記複数の色フィルタを通
してカラー画像を得るようにしたカラー画像表示装置に
おいて、前記モノクロの画像表示部に入力される複合映
像信号より各色信号を分離する色信号分離回路と、この
分離した各色信号を前記複合映像信号より分離した垂直
同期信号に同期し1フィールド単位で記憶する各色信号
に対応した第1の映像信号記憶回路と、同じく前記分離
した各色信号を前記複合映像信号より分離した垂直同期
信号に同期し1フィールド単位で記憶する第2の映像信
号記憶回路と、前記各映像信号記憶回路より信号記憶動
作の数倍の速度で各色信号を繰り返し読み出し順次前記
モノクロの画像表示部へ出力する信号出力手段と、この
信号出力手段より出力された色信号に対応して前記着色
装置中の色フィルタを前記モノクロの画像表示部の表示
面に位置するよう前記駆動部を制御すると共に、1フィ
ールド毎に前記各映像信号記憶回路を書込み専用記憶回
路、読出し専用記憶回路に交互に切替え制御する制御手
段とを備えたものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明によるカラー画像表示装置は、
複合映像信号より分離した3つの色信号をそれぞれ3分
の1フィールド間隔でモノクロの画像表示部へ出力する
と共に、出力された色信号に対応した色フィルタが画像
表示部の表示面に位置するように着色装置を1フィール
ドに1回転の割合で回転させることで1枚のカラー画像
をフリッカを軽減して1フィールドの期間で表示するこ
とができる。
【0013】請求項2の発明によるカラー画像表示装置
は、第1の映像信号記憶回路と第2の映像信号記憶回路
のアクセス動作を1フイールド毎に色信号の書込み専
用、読出し専用に交互に切り換え、現フィールド期間中
の色信号書き込み中は前フィールド期間の色信号を、読
出し専用に切り換えられた映像信号記憶回路より読み出
し画像表示部へ出力する。そして次のフィールド期間に
は各映像信号記憶のアクセス動作を切り換えこのフィー
ルドの前に書き込まれた色信号を、読出し専用に切り換
えられた映像信号記憶回路より読み出して画像表示部へ
出力することで各映像信号記憶回路には書き込みと読み
出しが同時に発生せず、従ってフィールド間の追い越し
という現象は発生しない。
【0014】
【実施例】実施例1.次に、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1は本実施例によるカラー画表示像
装置の構成をしめすブロック図である。尚、図中図7と
同一符号は同一または相当部分を示す。図において、8
は複合映像信号MVSより赤、緑、赤の各色信号R、
G、Bを分離して出力する色信号分離回路、9R,9
G,9Bは各色信号毎の映像信号記憶回路であり、分離
出力した各色信号を後述する垂直同期信号Vに同期し1
フィールド単位で書き込むと共に、書き込み速度の3倍
の速度で色信号を読み出す2ポートメモリから構成され
ている。10は本実施例における信号切り換え回路であ
り、映像信号記憶回路9R、9G、9Bから読み出した
色信号R、G、BをCRT1へ順次切り換え出力する。
11は複合映像信号MVSより垂直同期信号Vと水平同
期信号Hを分離して出力する同期分離回路である。
【0015】12は分離出力した垂直同期信号Vの周波
数を3倍に変換する周波数変換回路、13は分離出力し
た水平同期信号Hの周波数を3倍に変換する周波数変換
回路、14は本実施例における制御回路であり、周波数
変換回路12より出力された周波数変換後の垂直同期信
号3Vに従って各映像信号記憶回路9R,9G,9Bの
信号読出しを制御すると共に、垂直同期信号3V、回転
検出器4から出力された回転同期パルスPにより信号切
換回路10の切り換え制御、並び駆動部3を駆動制御す
る。尚、信号出力手段は信号切換回路10、周波数変換
回路12、及び制御回路14より構成され、また回転制
御手段は駆動部3、回転検出器4、及び制御回路14よ
り構成される。
【0016】前記各映像信号記憶回路9R,9G,9B
は垂直同期信号Vに同期して1フィールドに1回の割合
で各色信号R、G、Bを書き込み、かつ色信号を書き込
んでいる3分の1フィ−ルドの間に各色信号を順次繰り
返し読み出す。また着色装置2は色信号読み出し周期に
同期し、1フィールドに1回転する。従ってCRT1の
表示面に位置する色フィルタと1フィールド期間中に映
像信号記憶回路より出力される色信号との同期をとるこ
とができる。
【0017】次に、上記構成に従って本実施例の動作に
ついて説明する。先ず、複合映像信号MVSからは同期
分離回路10によって垂直同期信号V、水平同期信号H
が分離出力され、色信号分離回路8によって各色信号
R,G,Bが出力される。出力された各色信号R,G,
Bは垂直同期信号Vに同期して各映像信号記憶回路9
R,9G,9Bに書き込まれることで、1フィールド期
間中に1フィールド分の各色信号が記憶されることにな
る。
【0018】更に、各映像信号記憶回路9R,9G,9
Bは制御回路14より出力された制御信号Sに従って1
フィールド中に順次繰り返し3回色信号R、G、Bの読
み出し動作を行う。これは即ち、全映像信号記憶回路9
R、9G、9Bの読み出し動作を3分の1フィールド期
間中で行うという動作を1フィールド期間中3回繰り返
し行うことを意味する。この読み出された各色信号R、
G、Bは、同じく制御回路14より出力された制御信号
Sに従って3分の1フィールド間隔で各映像信号記憶回
路9R,9G,9Bの出力切り換え動作を行う信号切換
回路10によりCRT1に出力される。この結果CRT
1には信号切換回路10を通して3分の1フィールド間
隔で緑、青、赤の順で色信号9R,9G.9Bの映像が
表示される。
【0019】また、制御回路14は周波数変換回路14
からの垂直同期信号3Vと回転検出器4からの回転同期
パルスPに従って駆動部3を制御して着色装置2を回転
させ、CRT1の表示面に来る色フィルタと信号切換回
路10より出力される色信号の同期をとると共に、色フ
ィルターの回転位置とCRT1上の走査線の位置関係を
合わせ一定の位相関係を保つようにする。この結果1回
転につき1フィールドの画面でもって3色に着色された
1枚のカラー画像が着色装置2を通して得られる。
【0020】この実施例では映像信号記憶回路に対し各
色信号の書込み動作と読出し動作とが平行して行われ、
かつ読出し動作は書込み動作の3倍の動作で行われるた
めに書込みと読出し間でフィールドの追い越しという現
象が生じる。以下、この追い越し現象の発生原因と解消
方法を図3(a)〜(d)ないし図5(a)〜(d)に
従って説明する。図3(a)は初めの3分の1フィール
ド期間に、各映像信号記憶回路9R,9G,9Bに書き
込まれた各色信号R,G,Bを示す図であり、このフィ
ールド期間では3分の1アドレス領域に各色信号R,
G,Bの映像信号(30A)が書き込まれている。 図
3(b)は初めの3分の1フィールド期間に各映像信号
記憶回路9R,9G,9Bから読み出された信号を示す
図である。図3(c)は初めの3分の1フィールド期間
中の信号切換回路10の切換え位置を示す図である。図
3(d)は初めの3分の1フィールド期間中における表
示面1aと色フィルタの相対位置関係を示す図である。
【0021】次に、図4(a)〜(d)は次の3分の1
フィールド期間中における図3(a)〜(d)の相当図
である。また図5(a)〜(d)は最後の3分の1フィ
ールド期間中における図3(a)〜(d)の相当図であ
る。尚、信号切換回路10の切り換え順序、及び着色装
置2の色フィルタ回転順序は後述するフィールド追い越
し解消のために緑(G)、青(B)、赤(R)、緑
(G)・・・の順に変わる。
【0022】初めの3分の1フィールド期間には各映像
信号記憶回路9R、9G、9Bの3分の1のアドレス領
域に各色信号R、G、Bの映像信号(30A)が書き込
まれる(図3(a))。しかし信号読出し速度は信号書
込み速度の3倍であるため、書込み動作は読出し動作に
追い付かず読出し映像信号として映像信号(30A)は
読み出されず前フィールド期間の映像信号(30B)、
(30C)が読み出されてしまう。
【0023】次の3分の1フィールド期間には前回の3
分の1のアドレス領域の映像信号(30A)に加え次の
3分の1アドレス領域にも各色信号R、G、Bの映像信
号(30B)が書き込まれる(図4(a))。しかし信
号読出し速度は信号書込み速度の3倍であるため、読み
出し動作が書き込み動作に先行し現在の3分の1フィー
ルドの映像信号(30B)を追い越してしまう。この結
果、今回の3分の1フィールド期間中に各映像信号記憶
回路9R、9G、9Bから読み出される映像信号は先の
3分の1アドレス領域の各色信号9R,9G,9Bの映
像信号(30A)と空白部分の前のフィールドの映像信
号(30C)を読みだす(図4(b))。
【0024】そして最後の3分の1フィールド期間の信
号読出し時には1フィールド分の色信号の映像信号(3
0A〜30C)(図5(a))が書き込まれているた
め、読み出される色信号は各映像信号記憶回路9R,9
G,9Bに書き込まれた1フィールド分の色信号となる
(図5(b))。この時信号切換回路10は映像信号記
憶装置9R側に切り換えられているため、読み出された
映像信号の内赤の色信号RがCRTへ出力される(図5
(c))。更に、CRT1の表示面には着色装置2の赤
色フィルタ2Rが位置(図5(d))するように駆動部
3が制御される。
【0025】以上のようなフィールドの追い越しが生じ
た時の映像の一例としては図6(c)に示すようものが
ある。同図の上部の映像は図4(a)に示されたされた
現フィールドの映像信号(30A)即ち図6(b)の一
部であり、また下部の映像は図4(a)に示された前フ
ィールドの映像信号(30C)即ち図6(a)の一部で
あり、これら映像信号を一枚の画像にすると上下ずれた
様な映像となる。本来の画像である図6(b)と比較す
ると1フィールド分映像信号が抜けた画像となる。
【0026】この様に各色信号R、G、Bのうち1度は
追い越しの生じた映像信号を出力すると画像を見ている
人にとっては画面上で違和感が生じる。この違和感を軽
減するために、フィールドの追い越しが生じるときには
視覚上見えにくい青の色信号BをCRT1へ出力するよ
う制御回路14によって信号切換回路を切り換えると共
に、駆動部4を制御して着色装置2の青色フィルタ2B
をCRT1の表示面に位置させる(図4(c),
(d))。
【0027】尚、映像信号記憶回路9R,9G,9Bは
垂直同期信号Vの次の水平同期信号Hを時間基準として
各色信号R,G,Bを記憶するように構成する。更に垂
直同期信号Vの周波数を変換する周波数変換回路12
は、入力される複合映像信号のインターレースに同期し
て映像信号記憶回路より読み出される信号の3パルス毎
に水平同期信号Hの3倍の周波数である周波数変換回路
13の出力を半周期分だけ前後するように構成してもイ
ンターレース同様の効果を奏する。
【0028】実施例2.尚、上記実施例1によるカラー
画像表示装置では、フィールド間の追い越しによって生
じる画面上の違和感を完全に取り除くことはできない。
その解決策として図7に示す様に各映像信号記憶回路9
R,9G,9Bに追越し用映像信号記憶回路91を併設
する。図面上では映像信号記憶回路9Bのみに追越し用
映像信号記憶回路91を併設されているが、実際は総て
の映像信号記憶回路9R,9G,9Bに併設されている
ものとする。尚、第1の映像信号記憶回路は映像信号記
憶回路9R,9G,9Bによって構成され、第2の映像
信号記憶回路は追越し用映像信号記憶回路91によって
構成されている。
【0029】これら映像信号記憶回路のアクセス動作と
しては、例えば第1フィールド期間中は各映像信号記憶
回路9R,9G,9Bは書き込み動作を専用に行い各3
分の1フィールド期間には読み出し動作を行わない。ま
た各追越し用映像信号記憶回路91は第1フィールド期
間中は読み出し動作を専用に行う。この各映像信号記憶
回路9R,9G,9B,追い越し用映像信号記憶回路の
アクセス動作切り換え制御は制御手段である制御回路1
4Aにて行う。
【0030】次に、第2フィールド期間中は各映像信号
記憶回路9R,9G,9B、追越し用映像信号記憶回路
のアクセス動作は前記第1フィールド期間中の動作と逆
になり、更に第3フィールド期間中のアクセス動作は再
び第1フィールド期間中の動作に移る。この結果、第1
フィールド期間中は追越し用映像信号記憶回路91より
0フィールド期間の各色信号R,G,Bが信号切換回路
10Aを通してCRT1へ出力されるが、第2フィール
ド期間においては既に第1フィールド期間の各色信号
R,G,Bが書き込まれている映像信号記憶回路9R,
9G,9Bの色信号R,G,BがCRT1へ出力され
る。
【0031】また第2フィールド期間には追越し用映像
信号記憶回路91は第2フィールドの各色信号R,G,
Bを書き込んでいる。次の第3フィールド期間には既に
第2フィールドの色信号を書き込んだ追越し用映像信号
記憶回路91から各色信号を読み出しCRT1へ出力す
る。この時映像信号記憶回路9R,9G,9Bは第3フ
ィールドの各色信号R,G,B書き込んでいる。
【0032】従って、各映像信号記憶回路9R,9G,
9B、91は1フィールド期間中に信号の書込みと読出
しが同時発生することがないためフィールド間の追い越
しという現象は発生しない。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によればモノクロの画像
表示部に入力される複合映像信号より各色信号を分離す
る色信号分離回路と、この分離した各色信号を前記複合
映像信号より分離した同期信号に同期して記憶する各色
信号にそれぞれ対応した映像信号記憶回路と、これら各
映像信号記憶回路より信号記憶動作の数倍の速度で各色
信号を繰り返し読み出し順次前記モノクロの画像表示部
へ出力する信号出力手段と、この信号出力手段より出力
された色信号に対応して着色盤中の色フィルタを前記モ
ノクロの画像表示部の表示面に位置するよう前記駆動装
置を制御する回転制御手段とを備えたので、1枚のカラ
ー画像を1フィールドの期間で表示することで、フリッ
カが生じることのない解像度の高いカラー画像表示がで
きるカラー画像装置を得ることが出来るという効果があ
る。
【0034】請求項2の発明によればモノクロの画像表
示部に入力される複合映像信号より各色信号を分離する
色信号分離回路と、この分離した各色信号を前記複合映
像信号より分離した垂直同期信号に同期し1フィールド
単位で記憶する各色信号に対応した第1の映像信号記憶
回路と、同じく前記分離した各色信号を前記複合映像信
号より分離した垂直同期信号に同期し1フィールド単位
で記憶する各色信号対応の第2の映像信号記憶回路と、
前記各映像信号記憶回路より信号記憶動作の数倍の速度
で各色信号を繰り返し読み出し順次前記モノクロの画像
表示部へ出力する信号出力手段と、この信号出力手段よ
り出力された色信号に対応して前記着色装置中の色フィ
ルタを前記モノクロの画像表示部の表示面に位置するよ
う前記駆動部を制御すると共に、1フィールド毎に前記
各映像信号記憶回路を書込み専用記憶回路、読出し専用
記憶回路に交互に切替え制御する制御手段とを備えたの
で、1枚のカラー画像をフリッカを軽減して1フィール
ドの期間で表示すると共に、1フィールド内で生じる追
い越しを改善することができ、これによってフリッカと
追い越しによる画質の劣化のない良質なカラー画像が得
られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるカラー画像装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】本実施例における着色装置の構成を示す図であ
る。
【図3】本実施例によるカラー画像装置の追い越しを説
明する図である。
【図4】本実施例によるカラー画像装置の追い越しを説
明する図である。
【図5】本実施例によるカラー画像装置の追い越しを説
明する図である。
【図6】本実施例によるカラー画像装置の追い越し時の
映像を示した図である。
【図7】他の実施例によるカラー画像装置の構成を示し
たブロック図である。
【図8】図7におけるカラー画像装置の正面図である
【図9】従来のカラー画像装置の構成を示すブロック図
である。
【図10】従来のカラー画像装置の正面図である。
【図11】着色装置の回転位相とCRTの表示面におけ
る走査線との関係について説明する図である。
【図12】図11と同様に着色装置の回転位相とCRT
の表示面における走査線との関係について説明する図で
ある。
【図13】図11と同様に着色装置の回転位相とCRT
の表示面における走査線との関係について説明する図で
ある。
【図14】映像信号の赤色表示から青色表示への切換え
時を説明する図である。
【符号の説明】
1 CRT 2 着色装置 3 駆動部 4 回転検出器 5 色信号分離回路 9R、9G,9B 映像信号記憶回路 10、10A 信号切換回路 14、14A 制御回路 91 追い越し用映像信号記憶回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 カラー画像表示装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、色画像表示装置の
表示面の前方で円周方向に連続的に配列された3色の
色フィルタを連続回転させ、これら色フィルタを通して
カラー画像を表示するカラー画像表示装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図は、この種の従来のカラー画像表示
装置の構成を示すブロック図である。図において、1
像表示部としてのモノクロ陰極管(以下、単にCR
Tと略記する)、2は着色装置であり、その構成として
に示すように赤、緑、青の各色フィルタ2R、2
G、2Bが回転軸7を中心に円周方向に連続的に配列
れている。そしてこれら色フィルタ2R,2G,2Bは
CRT1の表示面1aの前方回転するように表示面1
aと対向して配置されている。尚、この着色装置2は1
フィールドで1/3回転する。
【0003】3は回転軸7を介して着色装置2を回転駆
動する駆動部、4は回転検出器であり、回転軸7に設け
られた検出子7aを検出することで着色装置2の回転位
置を検知し、回転同期パルスPを出力する。5は信号切
換回路であり、図示しない複合映像信号より分離した各
色信号R,G,Bのうち1つの色信号を選択して輝度信
号Yの形でCRT1へ切り換え出力する。6は制御回路
であり、複合映像信号から分離した垂直同期信号Vと、
回転検出器4から出力される回転同期パルスPを受けて
切換信号Sを信号切換回路5へ出力すると共に、駆動部
3を制御する。尚、Hは同じく複合映像信号から分離し
水平同期信号である。
【0004】次に、上記構成に従って従来のカラー画像
表示装置の動作について説明する。制御回路6は垂直同
期信号Vを3分周した信号と回転検出器4からの回転同
期パルスPとを受けると、走査線a(図1参照)の上
下移動位置と色フィルタ2R,2G,2Bの回転位置
の関係、即ち双方の位相関係が一定の状態を保持るよ
うに駆動部3を制御して着色装置2を矢印方向に回転制
御する。この位相関係とは具体的に垂直同期信号Vの出
力タイミングに合わせて赤、緑、青いずれかの色フィル
タ2R、2G、2Bの内、例えば赤色の色フィルタ(以
下、単に赤色フィルタと記載する)2Rの中央より下方
部分がCRT1の表示面1aのに位置するように設
定すれば、赤色フィルタ2Rは表示面1aの走査線aが
画面の上方から下方へと進むに際にも常に走査線aを追
ような方向に回転することになる。
【0005】また制御回路6は垂直同期信号Vが入力さ
れた時、切換信号Sを信号切換回路5に出力する。この
時、赤色フィルタ2R中央より下方部分は表示面1a
の上に位置(図10参照)するように設定されている
ため、赤色フィルタ2Rが表示面1aの中央に位置する
箇所まで回転したときには走査線aは表示面1aの中央
(図11参照)に移動する。更に、色フィルタ2Rが
回転し、色フィルタ2Rの中央より上方部分が表示面
1aの下に位置(図12参照するように移動し、結
局緑色の色フィルタ(以下、緑色フィルタと記載する)
2Gの中央より下方部分が表示面1aの上に位置
時に(図13参照)、再び垂直同期信号Vが制御回路6
に入力されると切換信号Sが信号切換回路5に出力され
る。この結果、信号切換回路5緑の色信号GをCRT
1へ出力すると緑色フィルタ2Gは赤色フィルタ2R
と同ように1フィールド分の走査線の上下移動に追従
するように回転する。
【0006】以上のように、着色装置2が1回転する間
に、CRT1は1フィールド毎にR、G、Bの各映像信
号を順次表示するため、着色装置2の1回転につき3フ
ィールドの画面でもって赤、緑、青の3色でカラー合成
された1枚のカラー画像が表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラー画像表示
装置は以上のように構成されているので1枚のカラー画
像を表示するには3フィールドの映像信号を必要と
、そのため送られて来る映像が赤、緑、青の各原色の
内ほぼ1つの原色成分で占められる絵柄の部分では、3
フィールドの内当該原色成分の色フィルタが選択されて
いるフィールドの映像のみが鮮明に表示され、他の2フ
ィールドの映像は選択された色フィルタを透過しにくく
なり、暗画面となって表示画面上にフリッカが生じ
像が見にくくなるという問題点があった。
【0008】更に、この問題点を解決するため従来は
シャドウマスク方式のカラーCRTを使用する方法や
3本のCRTの画像をダイクロックミラーで合成する方
法などが提案されてきたが、前者は同一のCRTを3色
に分解して表示するため、モノクロCRTに比べて解像
度が3分の1になるという問題点があり、他方、後者は
3本のCRTの位置を高精度に合わせる必要があって製
造が困難であり、かつ3本のCRTと精度の高いダイク
ロイックミラーとを必要とするため装置が高価になる
という問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、モノクロのCRTと着色装置と
の組み合せであってもフリッカーが生じない解像度の高
いカラー画像を表示することができるカラー画像表示装
置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るカ
ラー画像表示装置は、外部より入力される複合映像信号
より各色信号を分離する色信号分離回路と、この分離し
た各色信号を前記複合映像信号より分離した垂直同期信
号に同期して記憶する各色信号に対応した映像信号記
憶回路と、信号記憶動作の速度よりも速い速度で前記
映像信号記憶回路より各色信号を繰り返し読み出し前
記画像表示部へ順次出力する信号出力手段と、この信号
出力手段より出力された色信号に対応した前記色フィル
タを前記画像表示部の表示面の前方で回転させるべく
記駆動部を制御する回転制御手段と、前記映像信号記憶
回路より色信号を読み出す時に、色信号の追い越し読み
出しが発生する時点で視覚上前記画像表示部で見えにく
い色信号を出力する色信号出力手段とを備えたものであ
る。
【0011】請求項2の発明に係るカラー画像表示装置
は、外部より入力される複合映像信号より各色信号を分
離する色信号分離回路と、この分離した各色信号を前記
複合映像信号より分離した垂直同期信号に同期し1フ
ィールド単位で記憶する各色信号に対応した第1及び
第2の映像信号記憶回路と、信号記憶動作の速度よりも
速い速度で前記各映像信号記憶回路より各色信号を繰り
返し読み出し前記像表示部へ順次出力する信号出力
手段と、この信号出力手段より出力された色信号に対応
した前記色フィルタを前記画像表示部の表示面の前方で
回転させるべく前記駆動部を制御すると共に、1フィー
ルド毎に前記各映像信号記憶回路を書込み専用記憶回
路、読出し専用記憶回路に交互に切替え制御する回転
制御手段とを備えたものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明によるカラー画像表示装置は、
複合映像信号より分離した3つの色信号をそれぞれ3分
の1フィールド間隔でモノクロの画像表示部へ出力する
と共に、出力された色信号に対応した色フィルタが画像
表示部の表示面の前方に位置するように着色装置を1フ
ィールド1回転の割合で回転させることで1枚のカ
ラー画像をフリッカを軽減して1フィールド期間で表
示することができる。そして、色信号の追い越しが発生
する3分の1フィールド期間に、信号出力手段より視
覚上で見えにくい青の色信号を読み出すことで映像信
号記憶回路において読み出しと書き込みの周波数の違い
よって生じる画像追い越しによる画質の劣化を軽減す
る。
【0013】請求項2の発明によるカラー画像表示装置
は、第1の映像信号記憶回路と第2の映像信号記憶回路
のアクセス動作を1フイールド毎に色信号の書込み専
用、読出し専用に交互に切り換え、現フィールド期間
中の色信号書き込み中は前フィールド期間の色信号を、
出し専用に切り換えられた映像信号記憶回路より読
み出し画像表示部へ出力する。そして次のフィールド
期間には各映像信号記憶のアクセス動作を切り換え、前
フィールド期間に書き込まれた色信号を、読出し専
用に切り換えられた映像信号記憶回路より読み出して画
像表示部へ出力することで各映像信号記憶回路には書き
込みと読み出しが同時に発生しないため各フィールド間
における追い越しという現象は生じない。
【0014】
【実施例】実施例1.次に、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1は本実施例によるカラー画像表示
装置の構成を示すブロック図である。尚、図中図と同
一符号は同一または相当部分を示す。図において、8は
複合映像信号MVSより赤、緑、の各色信号R、G、
Bを分離して出力する色信号分離回路、9R,9G,9
Bは各色信号毎の映像信号記憶回路であり、分離出力
た各色信号後述する垂直同期信号Vに同期し1フ
ィールド単位で書き込まれると共に、書き込み速度の3
倍の速度で色信号読み出される2ポートメモリ(図示
しない)から構成されている。10は本実施例における
信号切換回路であり、映像信号記憶回路9R、9G、9
Bから読み出された色信号R、G、Bを画像表示部とし
ての後述するCRTへ順次切り換え出力する。11は
複合映像信号MVSより垂直同期信号Vと水平同期信号
Hを分離して出力する同期分離回路である。
【0015】12は同期分離回路11より出力された垂
直同期信号Vの周波数を3倍に変換する周波数変換回
路、13は同じく同期分離回路11より出力された水平
同期信号Hの周波数を3倍に変換する周波数変換回路、
14は本実施例における制御回路であり、周波数変換回
路12より出力された垂直同期信号3Vに従って各映像
信号記憶回路9R,9G,9Bの信号読出しを制御する
と共に、垂直同期信号3V、回転検出器4から出力され
た回転同期パルスPに基づいて信号切換回路10を切り
換え制御かつ駆動部3を駆動制御する。15は画像
表示部としての単色画像表示装置であり、例えばCRT
から構成され、従来のCRT1に比較してその垂直走査
周波数および水平走査周波数がそれぞれ3倍にされて白
黒の画像を表示するものである。尚、信号出力手段は信
号切換回路10、周波数変換回路12、13、及び制御
回路14より構成される。また回転制御手段は駆動部
3、回転検出器4、及び制御回路14より構成される。
更に色信号出力手段は映像信号記憶回路9B、信号切換
回路10、周波数変換回路12、13、及び制御回路1
4より構成される。
【0016】各映像信号記憶回路9R,9G,9B
垂直同期信号Vに同期して1フィールドに1回の割合で
各色信号R、G、B書き込まれ、かつ色信号書き
まれている3分の1フィ−ルドの間に各色信号順次
繰り返し読み出される。また着色装置2は色信号読み
出し周期に同期し、1フィールドに1回転する。従って
CRT15の表示面15aの前方に位置する色フィルタ
と1フィールド期間中に映像信号記憶回路9R,9G,
9Bより出力される色信号との同期をとることができ
る。
【0017】次に、上記構成に従って本実施例の動作に
ついて説明する。先ず、複合映像信号MVSからは同期
分離回路11によって垂直同期信号V、水平同期信号H
が分離出力され、かつ色信号分離回路8によって各色信
号R,G,Bが出力される。出力された各色信号R,
G,Bは垂直同期信号Vに同期して各映像信号記憶回路
9R,9G,9Bに書き込まれることで、1フィールド
期間中に1フィールド分の各色信号が記憶されることに
なる。
【0018】更に、制御回路14より出力された切換
号Sに従って1フィールド中に順次繰り返し3回、
色信号R、G、Bが各映像信号記憶回路9R,9G,9
Bから読み出される。即ち、これは全映像信号記憶回路
9R、9G、9Bの読み出し動作を3分の1フィールド
期間中行うという動作を1フィールド期間中3回
繰り返し行うことを意味する。この読み出された各色
信号R、G、Bは、同じく制御回路14より出力された
切換信号Sに従って3分の1フィールド間隔で各色信号
R,G,Bの出力切り換え動作を行う信号切換回路10
によりCRT15に出力される。この結果表示面15a
には信号切換回路10を通して3分の1フィールド間隔
、緑、の順で色信号の映像が表示さ
れる。
【0019】また、制御回路14は周波数変換回路12
からの垂直同期信号3Vと回転検出器4からの回転同期
パルスPに従って駆動部3を制御して着色装置2を回転
させ、示面15aの前方に来る色フィルタと信号切換
回路10より出力される色信号の同期をとる。そして制
御回路14は色フィルタの回転位置と表示面15a上の
走査線との位置関係を合わせて一定の位相関係を保つよ
うにする。この結果、着色装置2の1回転につき1フィ
ールドの画面でもって赤、緑、青の3色でカラー合成
れた1枚のカラー画像が着色装置2を通して表示されれ
る。
【0020】施例では映像信号記憶回路9R,9
G,9Bに対して各色信号R,G,Bの書込み動作と
出し動作とが平行して行われ、かつ読出し動作は
込み動作の3倍の動作で行われるために信号
みと読出しとの間でフィールドの追い越しという現象
が生じる。以下、この追い越し現象の発生原因と解消方
法を図3(a)〜(d)ないし図5(a)〜(d)に従
って説明する。図3(a)は初めの3分の1フィールド
期間に、各映像信号記憶回路9R,9G,9Bに書き込
まれた各色信号R,G,Bを示す図であり、このフィー
ルド期間では3分の1アドレス領域(30A)に各色信
号R,G,Bの映像信号が書き込まれている。 図3
(b)は初めの3分の1フィールド期間に各映像信号記
憶回路9R,9G,9Bの全アドレス領域(30A〜3
0C)から読み出された信号を示す図である。図3
(c)は初めの3分の1フィールド期間中の信号切換回
路10の切換え位置を示す図である。図3(d)は初め
の3分の1フィールド期間中における表示面15aと色
フィルタの相対位置関係を示す図である。
【0021】次に、図4(a)〜(d)は次の3分の1
フィールド期間中における図3(a)〜(d)の相当図
である。また図5(a)〜(d)は最後の3分の1フィ
ールド期間中における図3(a)〜(d)の相当図であ
る。尚、信号切換回路10の切り換え順序、及び着色装
置2の色フィルタ回転順序は後述するフィールド追い越
し解消のために緑(G)、青(B)、赤(R)、緑
(G)・・・の順に変わる。
【0022】初めの3分の1フィールド期間は、各映像
信号記憶回路9R、9G、9Bの3分の1のアドレス領
(30A)に各色信号R、G、Bの映像信号が書き込
まれる(図3(a))。しかし信号読出し速度は信号
込み速度の3倍であるため、書込み動作は読
し動作に追い付かず出し映像信号として現フィー
ルド期間の映像信号(斜線部分)は読み出されず前フィ
ールド期間(空白部分)の映像信号が読み出されてしま
う。
【0023】次の3分の1フィールド期間には前回の3
分の1のアドレス領域(30A)に続いて次の3分の1
アドレス領域(30B)に現フィールド期間の各色信号
R、G、Bの映像信号が書き込まれる(図4(a))。
しかし信号読出し速度は信号書込み速度の3倍であ
るため、読み出し動作が書き込み動作に先行し、現在書
き込みを行っているアドレス領域(30B)の読み出し
は、アドレス領域30A、30Bの1/2領域、30C
の読み出しによって追い越されてしまう。この結果、今
回の3分の1フィールド期間中に各映像信号記憶回路9
R、9G、9Bから読み出される映像信号は追い越しが
生じるまでは、現在のフィールド(斜線部分)を読み出
し、その後前のフィールド(空白部分)の映像信号を読
み出す。このように書き込みと読み出しの速度の比が1
対3の時に、映像信号記憶回路9R,9G,9Bから同
時に信号読み出しと書き込みを始めると2度目の信号
読み出し時に、3分の1アドレス領域(30B)の真ん
中で追い越しが生じる(図4(b))。
【0024】そして最後の3分の1フィールド期間(3
0C)では現在のフィールドの色信号が書き込まれるの
で、全アドレス領域(30A〜30C)に現在のフィー
ルドの色信号が書き込まれたことになり、読み出される
色信号は現在のフィールドの1フィールド分の色信号と
なる(図5(b))。この時信号切換回路10は映像信
号記憶回路9R側に切り換えられているため、読み出さ
れた映像信号の内赤の色信号RがCRT15へ出力され
る(図5(c))。更に、示面15aの前方には着色
装置2の赤色フィルタ2Rが位置(図5(d))するよ
うに駆動部3が制御される。
【0025】以上のようなフィールドの追い越しが生じ
た時の映像の一例としては図6(c)に示すようもの
がある。同図の上部の映像は現フィールドの映像信号
(斜線部分、図3、4を参照)即ち図6(b)の一部で
あり、また下部の映像は前フィールドの映像信号(空白
部分、図3、4を参照)即ち図6(a)の一部であり、
これら映像信号を一枚の画像にすると上部映像と下部映
像がずれたような画像となる。この画像が、図4(b)
に示す追い越し現象が生じた時の画像である
【0026】このように1フィールドの間に一度は追い
越しが生じるため、各色信号R、G、Bのうち度は追
い越しの生じた映像信号を出力することになり、画像を
見ている人にとっては画面上で違和感が生じる。この違
和感を軽減するために、フィールドの追い越しが生じる
ときには視覚上見えにくい青の色信号BをCRT15
出力するよう制御回路14によって信号切換回路10
切り換えると共に、駆動部を制御して着色装置2の青
色フィルタ2Bを示面15aの前方に位置させる(図
4(c),(d))。
【0027】尚、映像信号記憶回路9R,9G,9Bは
垂直同期信号Vの次の水平同期信号Hを時間基準として
各色信号R,G,Bを記憶するように構成する。更に垂
直同期信号Vの周波数を変換する周波数変換回路12
は、合映像信号MVSのインターレースに同期して映
像信号記憶回路9R,9G,9Bより読み出される信号
の3パルス毎に水平同期信号Hの3倍の周波数である周
波数変換回路13の出力を半周期分だけ前後するように
構成してもインターレース同様の効果を奏する。
【0028】実施例2.尚、上記実施例1によるカラー
画像表示装置では、フィールド間の追い越しによって生
じる画面上の違和感を完全に取り除くことはできない。
その解決策として図7に示すように各映像信号記憶回路
9R,9G,9Bに追越し用映像信号記憶回路91を併
設する。図面上では映像信号記憶回路9Bのみに追越し
用映像信号記憶回路91併設されているが、実際は総
ての映像信号記憶回路9R,9G,9Bに併設されてい
るものとする。尚、第1の映像信号記憶回路は映像信号
記憶回路9R,9G,9Bによって構成され、第2の映
像信号記憶回路は追越し用映像信号記憶回路91によっ
て構成されている。
【0029】これら映像信号記憶回路9R,9G,9
B,91のアクセス動作としては、例えば第1フィール
ド期間中は各映像信号記憶回路9R,9G,9Bに対し
書き込み動作を専用に行い各3分の1フィールド期
間には読み出し動作を行わない。また各追越し用映像信
号記憶回路91は第1フィールド期間中は読み出し動作
を専用に行う。この各映像信号記憶回路9R,9G,9
B,追い越し用映像信号記憶回路91のアクセス動作切
り換え制御は回転制御手段の一部を構成する制御回路1
4Aにて行う。
【0030】次に、第2フィールド期間中は各映像信号
記憶回路9R,9G,9B、追越し用映像信号記憶回路
91のアクセス動作は前記第1フィールド期間中の動作
と逆になり、更に第3フィールド期間中のアクセス動作
は再び第1フィールド期間中の動作に移る。この結果、
第1フィールド期間中は、各映像信号記憶回路9R,9
G,9Bには1フイールド分の色信号R,G,Bが書き
込まれ、また追越し用映像信号記憶回路91からは前フ
ィールド期間に記憶された各色信号R,G,Bが読み出
され信号切換回路10Aを通してCRT15へ出力され
る。次に第2フィールド期間は、各映像信号記憶回路
9R,9G,9Bから既に第1フィールド期間書き込
れた色信号R,G,Bが読み出され信号切換回路10
を通してCRT15へ出力される。一方、越し用映像
信号記憶回路91は第2フィールド期間中の各色信号
R,G,B書き込まれる。
【0031】更に第3フィールド期間中は、各映像信号
記憶回路9R,9G,9Bには第3フイールド期間中の
色信号R,G,Bが書き込まれ、また追越し用映像信号
記憶回路91からは第2フィールド期間中書き込まれ
た各色信号R,G,Bが読み出され、信号切換回路10
Aを通してCRT15へ出力される。従って、各映像信
号記憶回路9R,9G,9B、91は1フィールド期間
中に信号の書込みと読出しが同時発生することが
ないためフィールド間の追い越しという現象は発生しな
い。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、外部より入力
される複合映像信号より各色信号を分離する色信号分離
回路と、この分離した各色信号を前記複合映像信号より
分離した垂直同期信号に同期して記憶する各色信号に
対応した映像信号記憶回路と、信号記憶動作の速度より
も速い速度で前記各映像信号記憶回路より各色信号を繰
り返し読み出し前記画像表示部へ順次出力する信号出
力手段と、この信号出力手段より出力された色信号に対
応した前記色フィルタを前記画像表示部の表示面の前方
回転させるべく前記駆動部を制御する回転制御手段
と、前記映像信号記憶回路より色信号を読み出す時に、
色信号の追い越し読み出しが発生する時点で視覚上前記
画像表示部で見えにくい色信号を出力する色信号出力手
段とを備えたので、1枚のカラー画像を1フィールドの
期間で表示することで、フリッカが生じることのない解
像度の高いカラー画像示で、追い越しが生じる時
の出力映像信号を青の色信号とすることで追い越しによ
る画質の劣化を軽減することができるという効果があ
る。
【0033】請求項2の発明によれば、外部より入力さ
れる複合映像信号より各色信号を分離する色信号分離回
路と、この分離した各色信号を前記複合映像信号より分
離した垂直同期信号に同期し1フィールド単位で記憶
する各色信号に対応した第1及び第2の映像信号記憶
回路と、信号記憶動作の速度よりも速い速度で前記各映
像信号記憶回路より各色信号を繰り返し読み出し前記
像表示部へ順次出力する信号出力手段と、この信号出
力手段より出力された色信号に対応した前記色フィルタ
を前記画像表示部の表示面の前方で回転させるべく前記
駆動部を制御すると共に、1フィールド毎に前記各映像
信号記憶回路を書込み専用記憶回路、読出し専用記
憶回路に交互に切替え制御する回転制御手段とを備えた
ので、1枚のカラー画像をフリッカを軽減して1フィー
ルドの期間で表示すると共に、1フィールド内で生じる
追い越しを改善することができ、これによってフリッカ
と追い越しによる画質の劣化のない良質なカラー画像が
得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるカラー画像表示装置の一実施例
の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例における着色装置の構成を示す図であ
る。
【図3】本実施例によるカラー画像表示装置の追い越し
を説明する図である。
【図4】本実施例によるカラー画像表示装置の追い越し
を説明する図である。
【図5】本実施例によるカラー画像表示装置の追い越し
を説明する図である。
【図6】本実施例によるカラー画像表示装置の追い越し
時の映像を示した図である。
【図7】他の実施例によるカラー画像表示装置の構成を
示したブロック図である。
【図8】従来のカラー画像表示装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】従来の着色装置の構成を示す図である。
【図10】着色装置の回転位相とCRTの表示面におけ
る走査線との関係について説明する図である。
【図11】図1と同様に着色装置の回転位相とCRT
の表示面における走査線との関係について説明する図で
ある。
【図12】図1と同様に着色装置の回転位相とCRT
の表示面における走査線との関係について説明する図で
ある。
【図13】映像の赤色表示から青色表示への切換え時を
説明する図である。
【符号の説明】 2 着色装置 3 駆動部 4 回転検出器 色信号分離回路 9R、9G,9B 映像信号記憶回路 10、10A 信号切換回路 14、14A 制御回路15 CRT 15a 表示面 91 追い越し用映像信号記憶回路
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図3】
【図1】
【図4】
【図6】
【図8】
【図9】
【図5】
【図7】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転方向に沿って複数の色フィルタを連
    続的に等配置した円盤状の着色装置を駆動部によってモ
    ノクロの画像表示部の表示面で回転させ、前記複数の色
    フィルタを通してカラー画像を得るようにしたカラー画
    像表示装置において、 前記モノクロの画像表示部に入力される複合映像信号よ
    り各色信号を分離する色信号分離回路と、 この分離した各色信号を前記複合映像信号より分離した
    垂直同期信号に同期して記憶する各色信号にそれぞれ対
    応した複数の映像信号記憶回路と、 これら各映像信号記憶回路より信号記憶動作の数倍の速
    度で各色信号を繰り返し読み出し順次前記モノクロの画
    像表示部へ出力する信号出力手段と、 この信号出力手段より出力された色信号に対応して前記
    着色装置中の色フィルタを前記モノクロの画像表示部の
    表示面に位置するよう前記駆動部を制御する回転制御手
    段とを備えたことを特徴とするカラー画像表示装置。
  2. 【請求項2】 回転方向に沿って複数の色フィルタを連
    続的に等配置した円盤状の着色装置を駆動部によってモ
    ノクロの画像表示部の表示面で回転させ、前記複数の色
    フィルタを通してカラー画像を得るようにしたカラー画
    像表示装置において、 前記モノクロの画像表示部に入力される複合映像信号よ
    り各色信号を分離する色信号分離回路と、 この分離した各色信号を前記複合映像信号より分離した
    垂直同期信号に同期し1フィールド単位で記憶する各色
    信号に対応した第1の映像信号記憶回路と、 同じく前記分離した各色信号を前記複合映像信号より分
    離した垂直同期信号に同期し1フィールド単位で記憶す
    る第2の映像信号記憶回路と、 前記各映像信号記憶回路より信号記憶動作の数倍の速度
    で各色信号を繰り返し読み出し順次前記モノクロの画像
    表示部へ出力する信号出力手段と、 この信号出力手段より出力された色信号に対応して前記
    着色装置中の色フィルタを前記モノクロの画像表示部の
    表示面に位置するよう前記駆動部を制御すると共に、1
    フィールド毎に前記各映像信号記憶回路を書込み専用記
    憶回路、読出し専用記憶回路に交互に切替え制御する制
    御手段とを備えたことを特徴とするカラー画像表示装
    置。
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