JPH06292148A - 倍速映像表示装置 - Google Patents

倍速映像表示装置

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JPH06292148A
JPH06292148A JP5093827A JP9382793A JPH06292148A JP H06292148 A JPH06292148 A JP H06292148A JP 5093827 A JP5093827 A JP 5093827A JP 9382793 A JP9382793 A JP 9382793A JP H06292148 A JPH06292148 A JP H06292148A
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signal
double
screen
field
video signal
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JP5093827A
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Susumu Tsuchida
進 土田
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Sony Corp
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Publication of JPH06292148A publication Critical patent/JPH06292148A/ja
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    • H04N5/46Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for receiving on more than one standard at will

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 倍速周波数に変換された映像信号を親画面と
する画面に、同じ倍速で読み出された子画面の映像信号
を正確に、かつ高い解像度で挿入する。 【構成】 倍速フィールド周波数を形成するための4フ
ィールドシーケンスメモリに対し、その書き込み領域と
読み出し領域を指定する制御信号を、書き込み及び読み
出し映像信号の奇数偶数フィールド判別信号と、変換前
のV同期信号及び親画面用の2V同期信号に基づいてP
inP処理回路40で形成し、親画面がスクロールした
ときでも読み出し側のメモリの追い越しが生じないよう
に制御する。また、親画面がライン倍速によるインター
レース方式の映像信号の場合は、倍速されている子画面
映像信号の偶数フィールドの読み出しは1H遅延するこ
とによってラインの重ね書きが親子画面で一致するよう
に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力されている映像信号
を倍速の映像信号に変換し、例えばHDTVテレビジョ
ン受像機の画面に標準のテレビ信号を子画面と共に表示
する際に好適な倍速映像信号の表示装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ハイビジョン受像機においてNTSC、
PAL,SACAM等の標準的なテレビ信号を表示する
際は、偏向系の整合性を重視して映像信号を倍速処理
し、2倍のフィールド周波数または2倍のライン周波数
で表示することが好ましい。
【0003】例えばヨーロッパで採用されているTV方
式PAL/SECAMシステムは625ライン/50H
Z 2:1のインターレース方式のため、高い輝度の映
像信号を表示した場合、大画面フリッカが検知されやす
い。これを改善するためには親画面となる映像信号のフ
ィールド周波数を2倍にする倍速処理を行い312.5
H、312.5Hの奇数/偶数フィールド信号を312
H、312.5H、313H、312.5Hの奇数奇数
/偶数/偶数とフィールドをそれぞれ2回繰り返して表
示する倍速フィールド表手段を使用することが考えられ
ている。
【0004】また、NTSC方式の場合は262.5
H、262.5Hの奇数偶数フィールドの信号をライン
倍速処理し、525H、525Hのフィールド信号と
し、各水平ラインの同一信号を表示する上下のラインを
重ね合わせて、あたかもノーマルのインターレース方式
と同等な走査を行わせる重ね書きライン倍速方式が考え
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのように倍
速信号処理されている親画面に対して同時に子画面を重
畳して表示する場合には、次のような問題点が生じる。 (A)親画面がフィールド倍速されている画面の場合 (1)親画面に挿入する子画面もフィールド倍速処理す
る必要があるが、子画面をフィールド倍速する4フィー
ルドシーケンスメモリのクロックとして、倍速前のV同
期信号を用いて読み出し領域のシーケンスを決定し、そ
れをさらに偏向系の倍速の2V同期パルスによりラッチ
し、倍速の1フィールド分だけ遅延させて子画面の読み
出し用のメモリ領域のコントロール信号とすることが考
えられているが、この遅延量の分だけ書き込み用のメモ
リ領域のコントロール信号がオーバラップする場合が生
じ、1/8の確率で書き込みと読み出しの領域が一致
し、子画面用のメモリアドレスの追い越しが発生すると
いう問題がある。 (2)親画面が奇数奇数、偶数偶数フィールドの4回の
倍速処理を行うときに、メモリに書き込まれた子画面映
像信号の奇数偶数フィールドのいずれか一方のみを4回
繰返して読み出し表示するフィールド表示モードという
簡易な方法があるが、この方法は子画面の動きが1フィ
ールド歯抜けとなり、子画面の垂直解像度が通常フレー
ムの半分以下になるという問題がある。
【0006】(B)親画面をライン倍速した映像信号と
し重ね書きによってインターレース方式の表示画面にす
る場合、 (1)重ね書きライン倍速変換方式は基本的にはノンイ
ンターレース変換のタイミングであるため、倍速後では
奇数偶数の判別が不能になり、倍速変換後に子画面映像
信号を倍速して重畳する場合、1/2の確立で子画面映
像のインターレースが逆転するという問題がある。 (2)16:9の映像画面に4:3の映像信号の上下を
垂直偏向系のオーバスキャンにより画面いっぱいに表示
するズームモードにおいて、倍速変換する前に子画面の
映像信号をシフトして親画面の映像信号に重畳し、ライ
ン倍速処理を行う方法が考えられるが、この場合は親画
面のズーム表示画面をスクロールしたときに子画面の位
置が変化しないように、例えば逆方向にシフトするとい
う複雑な走査が必要になる。 (3)親画面をライン倍速処理し、その信号を重ね書き
してインターレース方式の映像を得る場合、倍速変換さ
れた映像信号の同一信号部分の上下のラインを偏向系で
奇数偶数フィールドで互いに逆方法に重ね合わせるが、
この倍速映像信号に倍速フィールド処理された子画面を
重畳して表示すると、奇数フィールドが正常の時は偶数
フィールドにおける子画面の上下ラインの重ね合わせが
逆転するという問題が生じる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
問題点を解消するためになされたもので、第1の発明で
は親画面の映像信号を倍速のフィールド周波数に変換す
る周波数変換手段と、上記周波数変換手段によりフィー
ルド周波数が変換された映像信号のアスペクト比を変換
するアスペクト比変換手段と、子画面の映像信号を倍速
のフィールド周波数に変換する子画面処理手段と、上記
アスペクト比変換手段より出力される映像信号に上記子
画面処理手段から出力される映像信号を挿入して走査画
面上に表示する表示手段を備えた倍速映像表示装置にお
いて、上記表示手段を走査する倍速2Vパルスを倍速前
のV同期位置を中心とする所定の幅のウインドウ信号で
間引く手段を設け、この間引き手段から得られるVパル
スによって上記子画面処理手段を構成する4フィールド
シーケンスメモリの領域制御信号を形成して、上記4フ
ィールドシーケンスメモリの読み出し及び書き込み領域
を制御することにより追い越しのない子画面の表示を行
うようにしたものである。
【0008】また、第2の発明では親画面の映像信号を
倍速のライン周波数に変換するライン周波数変換手段
と、上記ライン周波数変換手段によりライン倍速された
映像信号を所定のアスペクト比を有する映像信号に変換
するアスペクト比変換手段と、子画面の映像信号をフィ
ールド単位で倍速した映像信号に変換する子画面処理手
段と、上記アスペクト比変換手段より出力される映像信
号に、上記子画面処理手段から出力される映像信号を挿
入して走査画面上に重ね書き表示する表示手段を備えた
倍速映像信号表示装置において、上記子画面処理手段よ
り読み出す映像信号のフィールド判別は倍速変換前の同
期信号で行い、偶数フィールドの管面表示タイミングは
1H遅延して出力されるようにしたもである。
【0009】
【作用】上記したような構成を有する第1の発明は、フ
ィールド変換された後の2V同期パルスを変換前のV同
期信号位置を中心に所定の帯域幅のウインドウ信号で間
引き、この信号で子画面表示用の4フィールドシーケン
スメモリのクロック信号を形成するようにしているの
で、親画面がスクロールした際も前記4フィールドシー
ケンスメモリの書き込み側のメモリと読み出し側のメモ
リのオーバラップが回避され、メモリアドレスの追い越
しのない高画質の子画面表示を行うことができる。
【0010】奇数偶数フィールドを有する映像信号を子
画面用の倍速変換メモリに書き込み、それを奇数/奇
数、偶数/偶数のフィールド倍速された親画面の映像信
号上に正しくインターレースさせて表示することがで
き、垂直解像度の劣化がない高画質の子画面表示が可能
になる。
【0011】また、第2の発明では親画面をライン倍速
変換後に16:9の表示画面上に4:3の映像信号でズ
ームモードで表示し、表示位置が固定された子画面映像
信号をミックスするようにしているから、この画像を上
下方向にスクロールしたときでも子画面の垂直位置が変
動しないようになる。また、親画面を重ね書きライン倍
速処理して表示し、この画面にフィールド倍速処理され
た子画面を重畳する際に、その偶数フィールド側の読み
出しタイミングを1H遅延させることにより子画面の上
下ラインの重ね合わせが正常に行われる。
【0012】
【実施例】以下、本発明第1の発明となる実施例を説明
する図1は、本発明が適用されるテレビジョン受像機の
概要を示したもので、アンテナ1はUHFおよびVHF
のテレビジョン電波を受信すると共に、アンテナ2で衛
星放送電波を受信する。チューナ3はこれらのアンテナ
1、2で受信した電波を検波し、その出力をスイッチ4
の入力端子に供給している。
【0013】スイッチ4にはチューナ3の出力の外に、
図示されていないVTR等からビデオ信号が供給されて
おり、これらの入力から選択されたビデオ信号がデコー
ダ6とデコーダ7に出力される。デコーダ6はスイッチ
4より供給された親画面用のビデオ信号をデコードして
フィールド倍速処理部8に出力する。
【0014】この実施例において、デコーダ6はPA
L、NTSC、D2−MAC方式のビデオ信号をそれぞ
れデコードすることができるものとされている。フィー
ルド倍速処理部8は入力されたビデオ信号のフィールド
周波数を2倍に変換して出力する。アスペクト比コンバ
ータ9は、フィールド周波数が2倍値とされたビデオ信
号のアスペクト比を変更して出力するものであり、例え
ば4:3の画面を16:9の画面の信号として出力する
ことができる。(16:9の場合はそのまま出力す
る。)
【0015】スイッチ3は、図示しない装置から供給さ
れているHD−MAC方式やHDTV信号を選択してス
イッチ10と11に出力している。スイッチ10は前記
アスぺクト比コンバータ9またはスイッチ5の出力を選
択して、スイッチ13を介してビデオプロセッサ14に
供給する。そして、CRT15に出力する。。一方、デ
コーダ7はスイッチ4により選択されたビデオ信号をデ
コードして、スイッチ11を介して子画面用のフィール
ド倍速処理回路12に供給する。
【0016】この子画面用のフィールド倍速処理回路
(以下PinPプロセッサという)は、後で述べるよう
に4フィールドシーケンスメモリを使用して映像信号の
フィールド周波数を2倍にする倍速処理を行うものであ
り、親画面表示用の垂直同期信号(V)と水平同期信号
(H)を検出してメモリの一つの制御信号としている。
【0017】PinPプロセッサ12により生成された
子画面用の倍速ビデオ信号は、スイッチ13の他方の入
力に供給され、所定のタイミングでこのスイッチ13を
切換えることにより親画面の中に子画面を合成して前記
ビデオプロセッサ14に供給する。偏向系16はスイッ
チ13の出力から垂直同期信号と水平同期信号を検出し
これに対応してCRTの走査を制御する。スイッチ17
は前記フィールド倍速処理部8または偏向系16が出力
するフィールド周波数が変更される前のビデオ信号のV
同期信号およびH同期信号を選択してPinPプロセッ
サ12に出力する。
【0018】図2はフィールド周波数を2倍にする倍速
処理の説明図である。625ライン50Hz、2:1の
インターレースのPAL、SECAM信号の場合は31
2、312.5Hの奇数フィールドが2回、313、3
12.5Hの偶数フィールドが2回となるように倍速の
クロックで読み出しを行い、625H、100Hz、
2:1インターレースの信号に変換する。なお、525
ライン、60Hz、2:1のインターレースとなってい
るNTSC方式のビデオ信号の場合は、262、26
2.5、263、262.5Hラインで120Hzのフ
ィールド周波数に変換され2:1のインターレース走査
信号に変換される。
【0019】図3は上記したようなフィールド変換処理
をされた映像画面に子画面が合成されるときの図面を示
したもので、(A)、(B)は子画面Aとして1/9サ
イズのPAL信号を出力した画面と、チャンネルインデ
ックスとして3つの画面の疑似動画ABCを画面の外に
出力した例(PoutP)を示す。また、(C)は1
6:9の画面に4:3の映像信号をオーバスキャンで出
力した親画面内に子画面Aを挿入した(PinP)もの
であって、(C)では親画面をスクロールしたときも子
画面Aが一定の位置となるようにする必要がある。ま
た、(D)では子画面(16:9)Aが親画面内で移動
したときの様子を示す。
【0020】図4は、このようなPinP機能を形成す
る子画面のフィールド倍速処理を行わせる装置(Pin
Pプロセッサ)のブロック図を示したものである。この
図において、前記スイッチ11より出力された子画面用
のビデオ信号のうち、輝度信号YはA/D変換器21に
入力された後、メモリ23と24に1画素づつ交互に書
き込まれる。また、色差信号PBおよびPRはA/D変
換器22によりA/D変換された後、メモリ25に書き
込まれるようになされている。
【0021】子画面用の水平同期信号は書き込む側のP
LL26に入力され、このPLL26標準テレビのとき
には水平同期信号に同期して14.3MHZの周波数の
書き込みクロックを生成する。プロセッサ40は、この
PLL26に生成された書き込みクロックに同期してメ
モリ23〜25への書き込み動作を制御する。このメモ
リ23〜25には1ライン当たり256画素のデータが
320ライン入力される。そして、各画素は6ビットの
データによって構成されている。
【0022】一方、読み出し側PLL27はスイッチ1
7より入力された親画面用のビデオ信号に含まれる水平
同期信号に同期して28.6MHZの周波数を生成し、
このクロック信号と倍速変換前の親画面用の垂直同期信
号V、Hをプロセッサ40に出力する。
【0023】また、偏向系の2V同期信号も供給され、
メモリの読み出しタイミングを形成する。プロセッサ4
0はこれらの同期信号に基づいてメモリ23〜25に書
き込まれているデータを読み出す。このうち、輝度信号
はD/A変換器28により変換され、また色差信号はD
/A変換器29、30により変換されてて出力される。
【0024】輝度信号は第1の画素のデータが、例えば
メモリ23に書き込まれたとすると、次の第2の画素デ
ータはメモリ24に書き込まれるようにし、以下同様に
メモリ23と34に交互に書き込みにより早い転送速度
に対応できるようにしているが、メモリの記録読み出し
動作が早い場合は、4フィールド単位の1個のメモリを
使用することも可能である。このようにして、図5
(C)に示すように最初の1フレームのデータは4フィ
ールドシケンスメモリの128×160の領域0に書き
込まれた第1のフィールドの信号と、領域1に書き込ま
れた128×160の第2のデータによって構成され
る。同様に、第2フレームのデータは領域2に書き込ま
れた128×160の第1フィールドのデータと、領域
3に書き込まれた128×160第2のフィールドのデ
ータによって構成される。
【0025】そして、この書き込み動作は、図5(A)
に示すように領域0、領域1、領域2、領域3という順
序で連続的に行われことになる。これに対して読み出し
動作は、図5(B)に示すように通常のシーケンスでは
領域0、領域1、領域2、領域3と倍速のクロック信号
で読み出すことになるが、この読み出し時にメモリの追
い越しが生じる領域1では、例えば領域3を2回繰り返
すメモリの読み出し領域を指定する制御信号が形成され
る。
【0026】この4フィールドの読み出し制御は後で述
べるように、メモリの読み出しようのための領域指定が
制御回路によりコントロールされ、親画面と子画面のフ
ィールドタイミングがどのような関係になったときで
も、4フィールドシーケンススメモリから読み出される
子画面のデータが追い越しのないように制御する。
【0027】図6は、図1におけるPinPプロセッサ
8の読み出し側の構成例を示したもので、PLL27は
偏向系のから供給される倍速の2Hパルスに同期したク
ロックを発生する。すなわち、上記2Hパルスが入力さ
れている位相比較器51、ローパスフィルタ52、VC
O53及びクロックジェネレータ54、Hカウンタ55
を一順するループによってPLL回路が構成されてい
る。
【0028】クロックジェネレータ54は親画面の映像
信号の1水平区間に正確に910ドット分のクロックを
発生し、このクロックがHカウンタ55によって455
分の1に分周され、デューティ50%のHクロックを出
力する。そして、このHクロックが行アドレスを形成す
るVカウンタ56に供給され、このVカウンタ56を偏
向系の倍速垂直同期信号2Vパルスによってリセット
し、垂直方向の同期がかけられる。
【0029】上記クロックジェネレータ54の出力で親
画面映像信号の右隅または左隅に対応する240ドット
分の領域が水平領域の読み出しイネーブル信号となるよ
うにアンドゲート58の一方の端子に供給され、このア
ンドゲート58の他方の端子には子画面表示位置に対応
する親画面の下部または上部の80H分の信号がVイネ
ーブル回路57に供給され、垂直方向の読み出しイネー
ブル信号として供給されている。
【0030】タイミング信号形成回路59はアンドゲー
ト58を介して供給されるイネーブル信号が論理Hの時
に前記メモリ23、24を読み出すクロックSOCY1
と、SOCY2を出力し、後で述べるようにメモリの指
定された領域を4フィールドシーケンスに基づいて読み
出し子画面用の映像データを出力する。その結果、前記
スイッチ13と共同して親画面の所定の位置に倍速処理
された子画面を挿入することができるようになる。
【0031】図7にPinP画面を読み出す前記メモリ
の読み出し側の奇数偶数判別回路とその判別出力波形を
示す。この図に見られるように検出回路はDーFF回路
され、倍速変換する前のデューティ50%のHクロック
を同じく倍速変換前の映像信号信号のV同期信号の立ち
上がりエッジでラッチすることによって、奇数フィール
ドでは0、偶数フィールデは1となるような信号を形成
し奇数偶数判別出力を形成する。
【0032】図8は変換前の原信号(A)とフィールド
倍速変換後の信号(B)との位相関係を示したもので、
実線の奇数フィールドが2回、点線の偶数フィールドが
2回づつ読み出されて倍速変換された映像信号が出力さ
れている。この場合、前記した4フィールドシーケンス
メモリに映像信号が1フィールド単位で書き込み、読み
出す場合に、同一のフィールドが同時に書き込み、読み
出しがないような位相関係であれば良いから、図示され
ているように少なくとも1/2フィールド遅れたタイミ
ングのところから2倍のスピードで書き込まれた信号を
メモリから読み出すことにより、フィールド倍速された
信号がメモリ上で追い越しがないようにすることができ
る。
【0033】ところで、読み出し用の同期信号となる偏
向系の2V同期信号(C)と、原信号のV同期パルス
は、特に前記したズームモードで画面をスクロールする
ような際は、常に一定の位相関係となっているとはいえ
ないので、上記したような理想的な読み出しタイミング
が常に得られるとはいえない。そこで本発明の場合は、
偏向系の2V同期信号の一つを除去しメモリの4フィー
ルドシーケンスを確実なものにするために、原信号のV
同期信号を中心として±64幅のウインドウ信号(D)
を形成し、このウインド信号(D)によって偏向系の2
V同期信号を間引き、この間引かれたV信号(E)に基
づいて4フィールドシーケンスメモリの書き込み、読み
出し領域を指定する制御信号(F)を形成してフィール
ド倍速時にメモリの追い越しが生じないようなコントロ
ールを行っている。
【0034】図9は4フィールドシーケンスメモリの制
御信号を説明する表を示したもので、左側の一列は現在
の書き込みメモリの領域(W1、W0)と読み出しメモ
リの領域(R1、R0)を2進数で示している。したが
って、第1行では書き込みメモリの領域は0(00)、
読み出しメモリの領域も0(00)であることを示す。
シーケンス表の第2列は親画面及び子画面のV同期信号
が一致しているときに、次に書き込まれるメモリの領域
と読み出しが行われるメモリの領域を2進数で指定する
ものである。ただし、Xは書き込み側の奇数偶数判別出
力(奇数フィールド=1、偶数フィールド=0)、Yは
読み出し側の奇数偶数判別出力(奇数フィールド=0、
偶数フィールド=1)を示している。
【0035】この表によると、例えば現在書き込みと読
み出しのメモリ領域が00(0)、01(1)とされて
いるときに書き込み側でのフィールドがX=0、読み出
し側でのフィールドがY=1であるときは次にデータが
書き込まれ、読みだされるメモリ領域は00、11に指
定される。その結果、前記した図5に示したように同一
フィールドを書き込み、読み出すようなタイミングにな
るとアドレスの追い越しを禁止するように読み出し側の
メモリ領域の変更が生じ、以後は正常なシーケンに沿っ
て進行することになる。シーケンス表の第3列は親画面
と子画面のV同期信号が一致していない場合のシーケン
スを示している。
【0036】図10は前記シーケンス表に示されている
メモリ領域を指定する制御信号(W1、W0及びR1、
R0)を出力するロジック回路のブロック図を示したも
のでる。書き込み側領域の制御信号(W1、W0)は子
画面書き込み用のV同期信号でラッチされるラッチ回路
L1、L2から出力され、その出力(W1、W0)と書
き込み側の奇数偶数判別出力Xと、読み出し側の奇数偶
数判別出力Yが第1のロジック回路Q1に供給されてい
る。そして、制御信号は子画面のV同期信号のタイミン
グによって逐次更新されることになる。読み出し側のメ
モリ領域を指定する制御信号(R1、R0)も同様にロ
ジック回路Q2とラッチ回路L3、L4によって形成さ
れるが、ラッチ出力は前記したように変換前のV同期信
号を中心として形成した64H幅のウインド信号によっ
て、親画面読み出し用の2V同期信号を間引いたものが
アンドゲートA1から出力され、この信号が使用されて
いる。
【0037】図11に、従来例の方式により読み出し側
のシーケンスを原信号のV同期信号で行い、そこで得ら
れた読み出し領域ビット(R1、R0)を倍速の2Vパ
ルスで倍速の1フィールド分だけ遅延した場合を示す。
同一位相または同一の映像信号の組み合わせの場合、図
9のシーケンス表より偶数フィールドの書き込み領域が
0の時、偶数フィールドの読み出し領域が1になる状態
が2番目に存在する。この組み合わせで、そのまま書き
込みと読み出しを行えばメモリアドレスの追い越しは生
じない。しかし、フィールド倍速の親画面での子画面表
示用に読み出した側の領域ビット(R1、R0)が倍速
Vパルスにより1フィールド遅延されるので、奇数フィ
ールドを領域1で書き込んでいるときに2回目の読み出
しが同じメモリ領域1で行われることになり、子画面の
画面中央部に追い越しが発生する。
【0038】図11において、倍速変換前の信号(書き
込み側信号と同一)の偶数フィールドでのPinPアド
レスがクロスした左側は子画面の画面上部に相当し、直
前に書き込まれた映像信号が直ちに読み出されるが、ク
ロスした点の右側は子画面の下部に相当し、この領域で
は2フィールド前に書き込まれた映像信号が表示される
ことになる。奇数フィールドの1回目の読み出しではす
べての映像信号が2フィールド前のものであるため、画
面に動きがある映像信号の場合、画面上部に直前の映像
と2フレーム前の映像が重なって表示されることになり
画面上部が2重像になる。しかし、本実施例の図8に示
した間引かれたVパルスでシーケンス制御を行った場合
は、読み出し領域は倍速の奇数フィールドの開始点で3
に変化し、追い越しの問題は回避される。
【0039】次に本発明の第2の発明となる実施例を説
明する。図12は本発明が適用されるマルチスタンダー
ド受像機の概要を示したもので、図1と同一部分は同一
の符号としその詳細な説明を省略する。この図におい
て、8Aはデコーダ6より出力されるビデオ信号の1H
の映像信号を倍速周波数に変換するライン倍速処理回路
を示す。すなわち、この回路によって1Hの水平映像信
号が2回倍速で繰り返して読み出される。
【0040】図13はこのようなライン倍速周波数の説
明図であって、通常のNTSC方式の場合は1水平映像
期間の映像信号がA/D変換されてメモリに書き込ま
れ、その2倍の早さのクロックで読み出しを2回行いC
RT画面上に表示する。したがって、親画面は奇数、偶
数フィールドでそれぞれ262.5本の走査線が525
本に変換されることになるが、2回連続して読み出され
た1Hの同一映像信号(AA、BB、CCおよびA’
A’、B’B’、C’C’)の走査線は、垂直方向の補
正電流によって1本となるように重ね合わせられ、等価
的に525、2:1のインターレース表示を実現してい
る。
【0041】この重ね合わせは、図14に示すように垂
直偏向系に原信号の周期のデューティ50%方形波HC
LKを重畳し、同一信号を表示している2本のビームを
重ね合わせると奇数フィールドと偶数フィールドでお互
いにインターレースするようになり、ライン倍速であり
ながら通常にインターレース方式と同等の映像表示画面
が得られる。したがって、この映像信号の読み出しと同
期して前述したPinpプロセッサ12Aより子画面の
映像データを読みだし、親の映像信号とスイッチ13で
ミックスすれば、前記した図3の表示画面のように1/
9サイズのNTSCの子画面信号Aを映し出したり、3
画面の疑似動画ABCを映し出したりすることができ
る。また、図3のズームモードにおいても親画面の映像
信号を3/4倍にオーバスキャンし子画面表示を中央部
に移動して表示するようにし、疑似V同期信号をシフト
することによって親画面のスクロールをおこなせること
ができるが、この場合も偏向系からのV信号によって子
画面の表示タイミングを取ることにより、スクロール時
にも子画面が固定されたものにすることができる。
【0042】プロセッサ12Aは、前述したように4フ
ィールドシーケンススメモリを使用して1水平期間の映
像信号を720ドットの信号とし書き込み、この信号を
偏向系の2Hパルで倍速で続けて2回読み出すようにす
る。この読み出しは親画面が同一のラインAA,BB,
CC・・・と2回連続して表示するときに、子画面映像
信号をそれに同期して読み出すように制御することでイ
ンターレースの逆転が生じない子画面表示を行うことが
できる。
【0043】親画面が奇数フィールドの時は、前記した
図7のラッチ回路D−FFのQ出力は0レベルとなり、
それを子画面表示用の遅延されていない垂直読み出しイ
ネーブル信号のセレクタコントロール信号として使用す
れば、子画面の奇数フィールド用のデータが親画面の倍
速ライン変換部の出力に同期して表示される。しかし、
偶数フィールドの時は逆に判別出力は1レベルになり、
1H遅延された偶数フィールド用の読み出しイネーブル
信号が選択され、重ね合わせがA’A’、B’B’、
C’C’、・・・・のように正しく動作する。その結
果、歯抜けのない高い解像度の子画面の表示を行うこと
ができる。
【0044】フィールド倍速された子画面の映像データ
をPinPプロセッサ12Aから出力する制御回路を以
下図15によって説明する。この図において、書き込み
用のクロック信号発生器61は倍速処理前の原信号の水
平同期信号(H)を参照して、VCO62A、ローパス
フイルタ62B、スリーステートの位相比較器62Cを
含むPLL回路62により、例えば映像信号の1水平期
間内に同期した910ドット分のクロックを発生する。
【0045】書き込み水平カウンタ63は、この信号を
1/900で分周することによって変換前の変換前の水
平同期信号Hと同期した信号HCLKを形成し、書き込
み垂直カウンタ64に供給すると共に、子画面が存在す
る位置の240ドット分を水平書き込みイネーブル信号
としてアンドゲート66に供給する。また、信号HCL
Kをカウントしている書き込み垂直カウンタ64により
子画面が存在する画面の下部80H分の区間を検出し、
垂直イネーブル信号を前記アンドゲート66の他方の端
子に供給する。そして、この両イネーブル信号の論理積
によって書き込みクロック発生器67が制御され、イネ
ーブル信号期間に出力されるクロックによって映像信号
の子画面に対応する領域のデータがビデオRAM68に
書き込まれる。
【0046】垂直パルス発生器65は無信号時でもメモ
リへの書き込みのタイミングを保つため、水平カウンタ
63の出力のカウントと動作を行い、安定なVパルスを
発生する。なお、NTSC方式の場合は263の分周比
でVパルスを発生し、直ちにそれに同期したVパルスを
出力する。
【0047】ビデオRAM68に書き込まれた子画面の
情報データは、倍速で走査されている偏向系の2Hパル
ス及びVパルスを基準として読み出される。すなわち、
図に示されているように読み出しクロック信号発生器7
1は、PLL回路を構成するVCO73A、ローパスフ
イルタ73B、位相比較器73Cによって偏向系の2H
パルスに同期して、1水平期間で910ドット分のクロ
ック信号を発生する。書き込み側と同様に、このクロッ
ク信号は読み出し水平カウンタ73に供給され、910
分の1の分周された2HCLK信号を読み出し垂直カウ
ンタ74に供給する。そして、表示映像信号の子画面に
対応する位置のクロックの領域が水平方向の読み出しイ
ネーブル信号としてアンドゲート77に供給される。
【0048】読み出し垂直カウンタ74は偏向系のVパ
ルスによってリセットされ垂直方向の同期がとられる
が、このVパルスが生じないときでも、例えばNTSC
方式の場合、525でリセットされて安定な動作が行わ
れるようにしている。親画面の表示位置の下部に対応す
るカウント値によって垂直イネーブル信号を形成しアン
ドゲート77に供給すれば、アンドゲート77の出力に
より指定された読み出しクロック発生器78が、前記ビ
デオRAM68に格納された子画面のデータを読み出
し、スイッチ13で親画面に合成されて表示することが
できる。
【0049】本発明では垂直カウンタ74から出力され
る垂直読み出しイネーブル信号は奇数偶数判別回路75
と偶数1H遅延回路76を設け、垂直イネーブル信号を
アンドゲート77に供給する前に偶数フィールドの時は
1Hの遅延を与えるようにしている。この奇数/偶数判
別回路75は前記した図7に示した倍速前の映像信号の
V同期信号とHCLK信号の位相を比較するDーFF回
路の出力であって、この信号で偶数1H遅延回路のスイ
ッチ76Aを切換え、ラッチ回路76Bから1H遅延さ
れた垂直イネーブル信号を形成する。
【0050】その結果、重ね書きライン倍速によって基
本的にはノンインターレースとなっている親画面にフィ
ールド倍速された子画面を表示する際に、子画面の重ね
合わせが親画面の重ね合わせと一致するようになり、歯
抜けのない子画面の表示を行うことができる。
【0051】この第2の実施例の場合も、前記したよう
に4フィールドシーケンスメモリにおいてメモリの追い
越しが生じる場合がある。そこで本実施例の場合でも、
前述した図9のシーケンス表及び図10の制御回路を使
用して4シーケンスフィールドメモリの書き込み及び読
み出し領域の指定を行う。しかし、本実施例の場合は書
き込み側の奇数偶数判別出力を反転すると共に、読み出
し側のラッチ出力として倍速変換前のV同期パルスを使
用する。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の発明
は、フィールド倍速変換後の2Vパルスを変換前の原信
号のV同期信号位置を中心とした所定幅のウインド信号
で間引き、この間引かれたV同期信号をPinPプロセ
ッサの読み出し側の4フィールドシーケンスメモリのク
ロックとして用いるようにしているので、書き込み側と
読み出し側のメモリ領域のオーバラップが確実に回避で
きるようになり高い画質の子画面表示を行わせることが
できる。また、本発明の第2の発明では、倍速処理前の
VパルスとHクロックを用いて奇数偶数フィールド判別
を行い、重ね書きライン倍速変換後の2HパルスとVパ
ルスを用いる方法では不可能であった、奇数偶数フィー
ルド判別が可能になり、ライン倍速とされている親画面
に対してフィールド倍速された子画面を挿入する際に、
子画面の映像部分のインターレースが常に保証されるよ
うになるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像位置測定装置の概要を示すブロッ
ク図である。
【図2】測定用テレビカメラに写し出された画像の測定
点を示す図である。
【図3】被測定画像機器の表示面が後ろに傾いている時
の測定画面である
【図4】被測定画像機器とテレビカメラが相互に回転し
ている時の測定画面である。
【図5】被測定画像の表示面の長辺(短辺)が直線とな
っていない時の測定画面である。
【図6】画像位置測定装置の先行技術を示すブロック図
である。
【図7】クロスハッチパターンによる測定位置を示す図
である。
【図8】クロスハッチパターンのクロス点位置を検出す
る時の説明図である。
【図9】標準信号の組み合せの場合の書き込みと読み出
し領域を指定するための4フィールドシーケース表であ
る。
【図10】4フィールドシーケース制御出力を得る回路
のブロック図である。
【図11】奇数偶数フィールド判別を用いた同一位相信
号のメモリアドレスの制御を示す波形図である。
【図12】本発明の第2の発明と構成する実施例のブロ
ック図である。
【図13】重ね書き倍速変換方式の走査線構造を示す説
明図である。
【図14】重ね書きを行うための説明図である。
【図15】ライン倍速された親画面に同期して子画面の
映像を読み出すための回路図である。
【符号の説明】
3 チューナ 6 親画面のデコーダ 8 フィールド倍速処理部 8A ライン倍速処理部 7 子画面用のデコーダ 12 PinPプロセッサ 14 ビデオプロセッサ 15 CRT

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親画面の映像信号を倍速のフィールド周
    波数に変換する周波数変換手段と、 上記周波数変換手段によりフィールド周波数が変換され
    た映像信号のアスペクト比を変換するアスペクト比変換
    手段と、 子画面の映像信号を倍速のフィールド周波数に変換する
    子画面処理手段と、 上記アスペクト比変換手段より出力される映像信号に上
    記子画面処理手段から出力される映像信号を挿入して走
    査画面上に表示する表示手段を備えた倍速映像表示装置
    において、 上記表示手段を走査する倍速2V同期信号を倍速前のV
    同期位置を中心とする所定の幅のウインドウ信号で間引
    く間引き手段と、 この間引き手段から得られるVパルスによって上記子画
    面処理手段を構成する4フィールドシーケンスメモリの
    領域制御信号を形成する制御回路を設け、 上記制御回路から出力されるコントロール信号によって
    上記4フィールドシーケンスメモリの読み出し及び書き
    込み領域を制御することにより追い越しのない子画面の
    表示を行うようにしたことを特徴とする倍速映像表示装
    置。
  2. 【請求項2】上記所定幅は親画面をスクロールする際の
    水平走査ライン数の走査時間とされていることを特徴と
    する請求項1に記載の倍速映像表示装置。
  3. 【請求項3】上記4フィールドシーケンスメモリは第1
    のフレームの奇数フィールドを記録する第1の領域と、
    第1のフレームの偶数フィールドを記録する第2の領域
    と、第2のフレームの奇数フィールドを記録する第3の
    領域と、第2のフレームの偶数フィールドを記録する第
    4の領域を有することを特徴とする請求項1から2に記
    載の倍速映像信号表示装置。
  4. 【請求項4】上記4フィールドシーケンスは上記制御回
    路に入力されている書き込み側の映像信号から得られる
    奇数/偶数判別信号と、読み出し側映像信号の奇数/偶
    数判別信号と、子画面の書き込み用V同期信号と、偏向
    系の2V同期信号と、間引かれたV同期信号に基づいて
    形成されることを特徴とする請求項2から3に記載の倍
    速映像表示装置。
  5. 【請求項5】親画面の1水平期間の映像信号を倍速のラ
    イン周波数に変換するライン周波数変換手段と、 上記ライン周波数変換手段によりライン倍速された映像
    信号を所定のアスペクト比を有する映像信号に変換する
    アスペクト比変換手段と、 子画面の映像信号をフィールド単位で倍速した映像信号
    に変換する子画面処理手段と、 上記アスペクト比変換手段より出力される倍速の映像信
    号に、上記子画面処理手段から出力される映像信号を挿
    入して走査画面上に重ね書き表示する表示手段を備えた
    倍速映像表示装置において、 上記子画面処理手段より読み出す映像信号のフィールド
    判別は倍速変換前の同期信号で行い、偶数フィールドの
    管面表示タイミングは1H遅延して出力されるようにし
    たことを特徴とする倍速映像表示装置。
  6. 【請求項6】上記子画面処理手段における倍速処理は4
    フィールドシーケンスメモリを使用することを特徴とす
    る請求項5に記載の倍速映像表示装置。
  7. 【請求項7】上記4フィールドシーケンスは上記制御回
    路に入力されている書き込み側の映像信号から得られる
    奇数/偶数判別信号と、読み出し側映像信号の奇数/偶
    数判別信号と、子画面の書き込みようV同期信号と、子
    画面読み出しようの倍速変換前のV同期信号に基づいて
    形成されることを特徴とする請求項6に記載の倍速映像
    表示装置。
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