JPH05284444A - 液晶プロジェクタ - Google Patents

液晶プロジェクタ

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Publication number
JPH05284444A
JPH05284444A JP4077318A JP7731892A JPH05284444A JP H05284444 A JPH05284444 A JP H05284444A JP 4077318 A JP4077318 A JP 4077318A JP 7731892 A JP7731892 A JP 7731892A JP H05284444 A JPH05284444 A JP H05284444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
timing
crystal display
display area
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4077318A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ishita
研治 井下
Makoto Yokoi
誠 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP4077318A priority Critical patent/JPH05284444A/ja
Publication of JPH05284444A publication Critical patent/JPH05284444A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、液晶プロジェクタのコンバーゼンス
の調整を簡単に効率よく行う。 【構成】コモンドライバ62、セグメントドライバ61
および液晶パネル63を有する赤、青、緑表示用の液晶
モジュール6のうち少なくとも2つの液晶モジュール6
の液晶パネル63のコモンドライバ62とセグメントド
ライバ61に対しタイミング制御回路3より与えられる
サンプリング開始信号の発生タイミングを制御し液晶パ
ネル63での総表示領域631に対する実表示領域63
2の位置を調整できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバーゼンス調整機
能を有する液晶プロジェクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数の液晶表示パネルを使用
し、その各画像を合成手段で合成して1つの画像を投影
表示する液晶プロジエクタにおいては、複数の液晶表示
パネルの画像が正しく合成されていないと画像のぼやけ
が生じるため、画像が正しく合成されるように各液晶表
示パネルの位置または合成手段の向きを調整しなければ
ならない。そこで、従来では、最終的な調整工程でR、
G、Bの各色パターンをスクリーン上で一致させる、い
わゆるコンバーゼンス調整を行うようにしている。
【0003】従来、このようなコンバーゼンスの調整
は、R、G、Bの各液晶パネルについて作業員が手作業
でマイクロメータなどを操作し、各パネルを前後左右に
動かしながらコンバーゼンスを行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
コンバーゼンスの調整を行うのでは、作業員はプロジェ
クタの外装を取り外し、マイクロメータを操作し調整を
行った後に、再び外装を取り付けるようになるため、こ
れら一連の調整作業に手間と時間がかかり、特に、外装
を取り付け終わってから、何等かの原因で衝撃などが加
わり、一度合わせたコンバーゼンスがずれるようなこと
があると、再び面倒な作業を繰り返して行わなければな
らず、取扱い易さの点で劣る欠点があった。本発明は、
上記事情に鑑みてなされたもので、コンバーゼンス調整
を簡単に効率よく行うことができる液晶プロジェクタを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶プロジェク
タは、走査電極駆動回路、信号電極駆動回路および、液
晶表示パネルをそれぞれ有する赤、青、緑表示用液晶表
示モジュールと、これら液晶表示モジュールの画像を合
成する画像合成手段を備えた液晶プロジェクタにおい
て、前記液晶表示モジュールの走査電極駆動回路と信号
電極駆動回路にそれぞれタイミングを与えるタイミング
制御手段と、少なくとも2つの前記液晶表示モジュール
の走査電極駆動回路と信号電極駆動回路に対して前記タ
イミング制御手段より与えられるタイミング信号をそれ
ぞれ制御し、前記少なくとも2つの液晶表示パネルの総
表示領域に対する実表示領域の位置を調整できるように
構成されている。
【0006】
【作用】この結果、本発明によれば、赤、青、緑表示用
の液晶モジュールの少なくとも2つの液晶モジュールの
それぞれの液晶パネルでの総表示領域に対する実表示領
域の位置を液晶パネルのコモンドライバとセグメントド
ライバにそれぞれ与えられるタイミング信号を制御する
ことにより移動させてコンバーゼンスの調整を行うこと
ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。
【0008】図1は、R(赤)表示用液晶モジュールに
対する表示領域の調整回路を示している。他のG
(緑)、B(青)の表示用液晶モジュールに対する表示
領域の調整回路は、図1の構成に準じるので、ここでの
説明を省略する。
【0009】この場合、ビデオ信号は、クロマ回路1と
同期分離回路2に送られる。同期分離回路2は、ビデオ
信号に含まれる水平および垂直同期信号を分離し、水平
同期信号H−SYNCおよび垂直同期信号V−SYNC
をタイミング制御回路3に出力する。
【0010】タイミング制御回路3には、キー入力部4
を接続している。このキー入力部4は、R、G、Bの液
晶パネルの表示領域を水平方向に移動調整するための水
平シフトキー41、垂直方向に移動調整するための垂直
シフトキー42を有している。そして、水平シフトキー
41の出力信号key1、垂直シフトキー42の出力信
号key2をそれぞれタイミング制御回路3に与えるよ
うにしている。また、このキー入力部4には表示領域の
調整を要するR、G、Bの各液晶モジュールを選択する
ための選択キー43を有している。
【0011】タイミング制御回路3は、同期分離回路2
より与えられる水平同期信号H−SYNCおよび垂直同
期信号V−SYNCに基づいてサンプリング信号φs を
生成し、これをA/D変換回路5に与えるようにしてい
る。また、タイミング制御回路3は、キー入力部4より
与えられる出力信号key1に応じて液晶モジュール6
のコモンドライバ62に対するタイミング信号(走査開
始信号)SR・Rの発生タイミングを調整可能にしてい
るとともに、出力信号key2に応じてセグメントドラ
イバ61に対するタイミング信号(データ読み込みタイ
ミング信号)STO・Rの発生タイミングを調整可能に
している。
【0012】この場合、タイミング制御回路3は、入力
部4の選択キー43により図示しない液晶モジュール
(B)を選択した場合は、液晶モジュール(B)に対し
てもセグメント側タイミング信号STO・Bおよびコモ
ン側タイミング信号SR・Bを、同様に液晶モジュール
(G)を選択した場合は、液晶モジュール(G)に対し
てもセグメント側タイミング信号STO・Gおよびコモ
ン側タイミング信号SR・Gを出力するようにしてい
る。
【0013】A/D変換回路5は、クロマ回路1より出
力されるクロマ信号をサンプリング信号φs に同期して
複数ビット、例えば4ビットのデジタルデータを生成す
るもので、このデジタルデータを液晶モジュール6のセ
グメトドライバ61に送るようにしている。この場合、
A/D変換回路5のデジタルデータは、図示しないG、
Bの各液晶モジュールにも送るようになっている。
【0014】液晶モジュール6は、セグメトドライバ6
1、コモンドライバ62およびR(赤)表示用の液晶パ
ネル63から構成されたもので、この場合、液晶パネル
63は、図2に示すように総表示領域631に対して実
表示領域632を小さく形成している。また、液晶モジ
ュール6のコモンドライバ62は、タイミング制御回路
3からのタイミング信号SR・Rのタイミングで走査を
開始して、液晶パネル63のコモン電極を駆動し、ま
た、セグメトドライバ61は、A/D変換回路5でデジ
タル化されたビデオデータに対して、タイミング制御回
路3からのタイミング信号STO・Rの発生タイミング
でデータラッチを開始し、そのデータによって液晶パネ
ル63のセグメント電極を駆動するようにしている。次
に、以上のように構成した実施例の動作を説明する。
【0015】いま、入力部4の選択キー43により液晶
モジュール(R)を選択したとする。そして、R(赤)
表示用液晶モジュール6の液晶パネル63について、図
2に示すように総表示領域631に対し実表示領域63
2が図示位置に表示されているものとする。
【0016】この場合、液晶パネル63に対して図示D
IBのタイミングで与えられるタイミング信号SR・R
にしたがってコモンドライバ62より走査信号が順次出
力され走査が始まり、また、図示STIのタイミングで
図示SNBの期間だけ与えられるタイミング信号STO
・Rによりセグメトドライバ61のデータラッチが始ま
るようになっている。
【0017】この状態から、キー入力部4の水平シフト
キー41を操作して出力信号key1によりコモンドラ
イバ62に対するサンプリング開始信号SR・Rの発生
タイミングを調整して、図示DIB´のタイミングでコ
モンドライバ62の走査信号を出力し始めるとともに、
垂直シフトキー42を操作して出力信号key2により
セグメトドライバ61に対するサンプリング開始信号S
TO・Rの発生タイミングを調整し、図示STI´のタ
イミングでセグメトドライバ61によるデータラッチを
始めるようにすれば、総表示領域631に対し実表示領
域632を632´の位置まで移動できることになる。
【0018】つまり、水平シフトキー41によりコモン
ドライバ62に対するタイミング信号SR・Rの発生タ
イミングを上下方向に調整することにより、走査開始位
置が上下し、実表示領域632を上下方向に移動させる
ことができ、また、垂直シフトキー42によりセグメト
ドライバ61のタイミング信号STO・Rの発生タイミ
ングを左右方向に調整することにより、データラッチ位
置が左右され実表示領域632を左右方向に移動させる
ことができるようになる。
【0019】従って、最初にR、G、Bの各色パターン
のうちの一色を基準にして、残りの色パターンについて
上述した手順で水平シフトキー41および垂直シフトキ
ー42により実表示領域632のそれぞれの位置を移動
調整することにより、コンバーゼンスの調整を行うこと
ができる。
【0020】このようにすれば、水平シフトキー41お
よび垂直シフトキー42の操作によりセグメトドライバ
61またはコモンドライバ62のタイミングをずらすこ
とにより、総表示領域631に対する実表示領域632
の位置を移動することができるので、従来のコンバーゼ
ンスの調整を行うのに、作業員がプロジェクタの外装を
取り外し、マイクロメータを操作し調整を行った後に、
再び外装を取り付けるようにしたものに比べ、これら一
連の面倒な作業を回避することができ、コンバーゼンス
調整を簡単に効率よく行うことができる。そして、水平
シフトキー41および垂直シフトキー42の操作を外部
から行うことができるようにすれば、熟練した作業員で
なくとも、画面を見ながら簡単にコンバーゼンスするこ
とができるので、工場での調整項目を減らすこともで
き、その効果は絶大である。
【0021】なお、本発明は、上記実施例にのみ限定さ
れず、要旨を変更しない範囲で、適宜変形して実施でき
る。例えば、上述した実施例では、水平シフトキー41
および垂直シフトキー42を使用したが、サンプリング
開始信号SR・R、STO・Rの発生タイミングを制御
する専用の回路を設けて、これをジャグシャトルなどで
操作できるようにすれば、連続調整が可能になるなど、
より精度の高いコンバーゼンスの調整を期待できる。ま
た、信号電極、走査電極の駆動位置を変える方法は、本
実施例以外の方法でもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、赤、青、緑表示用の液
晶モジュールのうちの少なくとも2つの液晶モジュール
の液晶パターンのコモンドライバとセグメントドライバ
にそれぞれ与えられるタイミング信号を制御すること
で、総表示領域に対する実表示領域の位置を調整するよ
うにでき、コンバーゼンス調整を簡単に効率よく行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成を示す図。
【図2】図1に示す実施例を説明するための図。
【符号の説明】
1…クロマ回路、2…同期分離回路、3…タイミング制
御回路、4…キー入力部、41…水平シフトキー、42
…垂直シフトキー、43…選択キー、5…A/D変換回
路、6…液晶モジュール、61…セグメントドライバ、
62…コモンドライバ、63…液晶パネル、631…総
表示領域、632,632´…実表示領域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査電極駆動回路、信号電極駆動回路お
    よび、液晶表示パネルをそれぞれ有する赤、青、緑表示
    用液晶表示モジュールと、 これら液晶表示モジュールの画像を合成する画像合成手
    段を備えた液晶プロジェクタにおいて、 前記液晶表示モジュールの走査電極駆動回路と信号電極
    駆動回路にそれぞれタイミングを与えるタイミング制御
    手段と、 少なくとも2つの前記液晶表示モジュールの走査電極駆
    動回路と信号電極駆動回路に対して前記タイミング制御
    手段より与えられるタイミング信号をそれぞれ制御し前
    記少なくとも2つの液晶表示パネルの総表示領域に対す
    る実表示領域の位置を調整する制御手段を具備したこと
    を特徴とする液晶プロジェクタ。
JP4077318A 1992-03-31 1992-03-31 液晶プロジェクタ Pending JPH05284444A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4077318A JPH05284444A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 液晶プロジェクタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP4077318A JPH05284444A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 液晶プロジェクタ

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Publication Number Publication Date
JPH05284444A true JPH05284444A (ja) 1993-10-29

Family

ID=13630588

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4077318A Pending JPH05284444A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 液晶プロジェクタ

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JP (1) JPH05284444A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0806875A1 (en) * 1996-05-10 1997-11-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Video image projector
JP2009014747A (ja) * 2007-06-29 2009-01-22 Sony Corp 画像処理装置,画像処理方法及び投射型表示装置
JP2009031441A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Sony Corp 投射型表示装置

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