JPH0638015U - 映像あるいは音声信号再生装置の速度制御装置 - Google Patents

映像あるいは音声信号再生装置の速度制御装置

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JPH0638015U
JPH0638015U JP7341992U JP7341992U JPH0638015U JP H0638015 U JPH0638015 U JP H0638015U JP 7341992 U JP7341992 U JP 7341992U JP 7341992 U JP7341992 U JP 7341992U JP H0638015 U JPH0638015 U JP H0638015U
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speed
unit
video
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audio signal
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JP7341992U
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泰男 横尾
一郎 薄井
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素な構造の映像あるいは音声信号再生装置
の速度制御装置を提供する。 【構成】 走行速度指示ボタン112および122それ
ぞれと組合わされ、各ボタンに印加される押圧力の検知
信号を出力する感圧抵抗素子111および121と、検
知信号を予め定められた変換曲線に基づいてテープ30
0の走行速度制御用の出力信号に変換する検出部22
と、検出部22の出力信号に基づいて記録媒体300の
駆動部30を制御して走行速度を制御する制御部21と
を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、VTR等の映像信号再生装置やCDプレーヤ等の音声信号再生装置 、ならびに、これら装置に用いられるリモートコントロール送信器に適した速度 制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の速度制御装置の1つとして、ジョグシャトルと呼ばれるものが 一般に知られている。従来のジョグシャトルは、回転軸を中心として回転可能な 円盤状の内側ノブと、内側ノブの同軸外側に回転可能に備えられた円環状の外側 ノブと、両ノブそれぞれの回転量を電気的に検出して速度制御を行う制御部とを 有している。
【0003】 このジョグシャトルは、例えば、VTRに備えられた場合には、以下のように して使用される。VTRには、ジョグシャトルの他に、ビデオテープ(以後、単 にテープと呼ぶ)の再生、停止および一時停止の動作を制御する各ボタンが備え られている。いま、再生ボタンが押下され、テープに記録された映像信号が再生 されているとき、ジョグシャトルの外側ノブを時計回りに回転させることで、映 像信号を早送りできる。映像信号の再生速度、即ち、早送りの速度は、外側ノブ の回転量に対応して制御できる。図3は、ジョグシャトルにおける外側ノブの回 転量に対する早送りの速度変化を示す図である。図3において、早送りの速度は 、通常の早送りから、それより高速の早送り(以後、早早送りと呼ぶ)まで、外 側ノブの回転量に応じて制御できることがわかる。尚、逆方向の早送りの場合に は、映像信号の再生時に、外側ノブを反時計回りに回転させればよく、その速度 は、外側ノブの反時計回りの回転量に対応して制御できる。
【0004】 一方、再生中に一時停止ボタンが押下されると、テープに記録された映像信号 は静止画となる。このときに、ジョグシャトルの内側ノブを時計回りに回転させ ることで、映像信号をコマ送りできる。ジョグシャトルの内側ノブは、360゜ を越え、何回転でも回転可能な構造であり、内側ノブを回転させている間は、継 続してコマ送りできるものである。尚、逆方向のコマ送りの場合には、再生中に 一時停止ボタンが押下された後に、内側ノブを反時計回りに回転させればよい。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ジョグシャトルは、前述したように、内側および外側ノブを回転可能 とした機械的構造を有するため、速度制御装置として構造が複雑であるという問 題点がある。また、内側および外側ノブは、操作者の手作業により回転させるた め、その配設には、操作者の手の円弧運動の軌跡に間に合う面積が必要であり、 装置あるいはそのリモートコントロール送信器の小型化に対して不利であるとい う問題点がある。さらに、内側および外側ノブは、装置や送信器の前面パネルよ り十分前方に突出させねばならず、この様な突出部は装置や送信器の美観を損う だけでなく、パッケージの際に邪魔になるという問題点がある。
【0006】 本考案の課題は、簡素な構造の映像あるいは音声信号再生装置の速度制御装置 を提供することである。
【0007】 本考案の他の課題は、映像あるいは音声信号再生装置ならびにこれら装置に用 いられるリモートコントロール送信器の小形化に有利な映像あるいは音声信号再 生装置の速度制御装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、記録媒体に記録された映像あるいは音声信号を再生する装置 に用いられ、前記記録媒体の走行速度を制御する映像あるいは音声信号再生装置 の速度制御装置において、走行速度指示ボタンと組合わされ、該走行速度指示ボ タンに印加される押圧力の検知信号を出力する感圧抵抗素子と、前記検知信号を 予め定められた変換曲線に基づいて前記走行速度制御用の出力信号に変換する検 出部と、前記出力信号に基づいて前記記録媒体の駆動部を制御して前記走行速度 を制御する制御部とを有することを特徴とする映像あるいは音声信号再生装置の 速度制御装置が得られる。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の一実施例による映像あるいは音声信号再生装 置の速度制御装置を説明する。
【0010】 図1は、本速度制御装置を示す概念図である。図1において、本速度制御装置 は、操作系10と、操作系10に接続された制御系20とを有している。操作系 10は、逆送り部11および送り部12と、停止部13、再生部14、一時停止 部15、逆巻取り部16および巻取り部17とを有している。各部はそれぞれ、 動作内容を示す絵記号の描かれたボタン、即ち、走行速度指示ボタンであるボタ ン112および122と、機能指示ボタンである132、142、152、16 2および172とを備えている。制御系20は、制御部21と、制御部21に接 続した検出部22とを有しており、操作系10からの出力に基づいて、制御部2 1に接続された駆動部30を制御する。
【0011】 さらに、逆送り部11および送り部12はそれぞれ、シート状の感圧抵抗素子 111および121を備えており、制御系20の検出部22に接続している。停 止部13、再生部14、一時停止部15、逆巻取り部16および巻取り部17は それぞれ、スイッチ131、141、151、161および171を備えており 、制御系20の制御部21に接続している。
【0012】 次に、本速度制御装置の動作を説明する。
【0013】 本速度制御装置には、駆動部30が接続されており、駆動部30には、映像信 号の記録されたテープ300がセットされている。
【0014】 今、再生部14のボタン142を押下すると、スイッチ141から制御部21 へ再生指示信号が出力される。再生指示信号の入力された制御部21は、駆動部 30を制御してテープ300を通常の再生速度で走行させて再生動作を行わせる と共に、逆送り部11および送り部12からの出力信号を待機する状態に入る。
【0015】 この待機状態で、送り部12のボタン122を押圧すると、その押圧力に応じ た検知信号が感圧抵抗素子121から出力される。検知信号は、検出部22によ り、後述する変換曲線に基づいて走行速度制御用の出力信号に変換され、この出 力信号の入力された制御部21は、駆動部30を制御してテープ300を早送り する。早送りの速度は、ボタン122の押圧力に応じて感圧抵抗素子121から 出力される検知信号により制御できる。
【0016】 図2は、押圧力に対する早送りの速度変化を示す図である。図2において、早 送りの速度は、早送りから早早送りまで、押圧力に応じて制御できることがわか る。検出部22は、このような変換曲線に基づいて検知信号を走行速度制御用の 出力信号に変換する。尚、逆方向の早送りの場合には、再生ボタンが押下された 後に、逆送り部11のボタン112を押圧すればよく、その速度は、押圧力に応 じて感圧抵抗素子111から出力される検知信号により、送りと同様に制御でき る。ボタン112、122の押圧時間は、短時間で良く、押し続けた状態で押圧 力を変化させれば走行速度もそれに応じて連続的に変化する。
【0017】 一方、再生中に一時停止ボタン152を押下すると、スイッチ151から制御 部21へ一時停止信号が出力される。一時停止信号の入力された制御部21は、 駆動部30を制御してテープ300の走行を一時停止(映像信号は静止画となる )する。また、逆送り部11および送り部12からの出力信号を待機する状態は 、継続する。
【0018】 この待機状態で、送り部12のボタン122を押圧すると、検知信号が感圧抵 抗素子121から出力される。検出部22から出力信号のの入力された制御部2 1は、駆動部30を制御してテープ300を、即ち、映像をコマ送りする。他方 、逆方向のコマ送りの場合には、一時停止中に、逆送り部11のボタン112を 押圧すればよい。
【0019】 尚、コマ送りの場合においても、感圧抵抗素子から出力される検知信号に基づ いてコマ送りに速度変化を持たせるように制御部21を設定することにより、ボ タンの押圧力に応じてコマ送りの速度を制御することが可能である。
【0020】 他方、テープ300の停止時に、逆巻取り部16のボタン162あるいは巻取 り部17のボタン172を押下すると、テープ300の逆巻取りあるいは巻取り が行われる。ただし、逆巻取りおよび巻取り時には、テープ300から映像信号 は読み出されない。また、再生、一時停止、逆巻取りおよび巻取りの各状態時に 、停止部13のボタン132を押下することで、各動作を停止することができる 。
【0021】 尚、ボタン112および122は、樹脂材等から成るシートにより形成し、感 圧抵抗素子に積層させて構成してもよい。この構成により、速度制御装置として 、一層簡素な構造が実現できる。
【0022】 本実施例においては、映像信号再生装置であるVTRを例に速度制御装置を説 明したが、本考案は、CDプレーヤ等の音声信号再生装置において、再生状態で の早送り逆早送りで聞きたいところを捜すことや、遅口再生や早口再生(このと き音程補正回路を通すと遅口や早口になっても音程は変わらない。)を行うこと にも適用できることはいうまでもない。
【0023】
【考案の効果】
本考案による映像あるいは音声信号再生装置の速度制御装置は、走行速度指示 ボタンと組合わされ、走行速度指示ボタンに印加される押圧力の検知信号を出力 する感圧抵抗素子と、検知信号を予め定められた変換曲線に基づいて記録媒体の 走行速度制御用の出力信号に変換する検出部と、出力信号に基づいて記録媒体の 駆動部を制御して走行速度を制御する制御部とを有するため、従来のジョグシャ トルのような比較的複雑な機械的構造に比べて簡素な構造である。これにより、 実装体積の小型化や耐久性の向上が図れる。さらに、操作者がその手を円弧運動 させることなく操作できるため、手の動きを小さくできることは勿論、操作部分 の面積を小さくし、しかも装置やリモートコントロール送信器前面からの突出量 を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による映像あるいは音声信号
再生装置の速度制御装置を示す概念図である。
【図2】図1に示す装置のボタンの押圧力に対する早送
りの速度変換曲線を示す図である。
【図3】従来例、即ち、ジョグシャトルの外側ノブ回転
量に対する早送りの速度変化を示す図である。
【符号の説明】
10 操作系 11 逆送り部 12 送り部 13 停止部 14 再生部 15 一時停止部 16 逆巻取り部 17 巻取り部 20 制御系 21 制御部 22 検出部 30 駆動部 111、121 感圧抵抗素子 112〜172 ボタン 131〜171 スイッチ 300 テープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された映像あるいは音声
    信号を再生する装置に用いられ、前記記録媒体の走行速
    度を制御する映像あるいは音声信号再生装置の速度制御
    装置において、走行速度指示ボタンと組合わされ、該走
    行速度指示ボタンに印加される押圧力の検知信号を出力
    する感圧抵抗素子と、前記検知信号を予め定められた変
    換曲線に基づいて前記走行速度制御用の出力信号に変換
    する検出部と、前記出力信号に基づいて前記記録媒体の
    駆動部を制御して前記走行速度を制御する制御部とを有
    することを特徴とする映像あるいは音声信号再生装置の
    速度制御装置。
JP7341992U 1992-10-21 1992-10-21 映像あるいは音声信号再生装置の速度制御装置 Withdrawn JPH0638015U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007052023A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 Tektronix Inc 統合制御装置及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007052023A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 Tektronix Inc 統合制御装置及び方法
JP4658001B2 (ja) * 2005-08-15 2011-03-23 テクトロニクス・インコーポレイテッド 統合制御装置

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