JPH063785U - 自転車用サドル - Google Patents
自転車用サドルInfo
- Publication number
- JPH063785U JPH063785U JP4384492U JP4384492U JPH063785U JP H063785 U JPH063785 U JP H063785U JP 4384492 U JP4384492 U JP 4384492U JP 4384492 U JP4384492 U JP 4384492U JP H063785 U JPH063785 U JP H063785U
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- JP
- Japan
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- saddle
- tape
- curved surface
- reflective tape
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 サドルの後周壁(21)の曲面に該曲面に沿わせ
て軟質反射テープ(4)を取付けている。 【作用及び効果】 反射テープ(4)は軟質であるから、
サドルの後周壁(21)の任意の部位に、その曲面に沿わせ
て取付けできる。反射テープ(4)もサドルの曲面に沿っ
て湾曲するため、ライトがどの方向からテープ(4)に当
っても、一方向に光が反射することはなく、後続車輌の
運転者に十分に注意を喚起できる様に反射する。
て軟質反射テープ(4)を取付けている。 【作用及び効果】 反射テープ(4)は軟質であるから、
サドルの後周壁(21)の任意の部位に、その曲面に沿わせ
て取付けできる。反射テープ(4)もサドルの曲面に沿っ
て湾曲するため、ライトがどの方向からテープ(4)に当
っても、一方向に光が反射することはなく、後続車輌の
運転者に十分に注意を喚起できる様に反射する。
Description
【0001】
本考案は、後続の車輌のライトを反射して注意を喚起できる自転車用サドルに 関するものである。
【0002】
夜間に車道を走る自転車は、後続車輌からはその存在が分り難く、追越し時或 は左折時に自転車を巻き込んでしまう事故が絶えない。
【0003】 図6に示す如く、自転車(6)の後輪の泥避けカバー、サドルの後部下側、ペタ ル等に合成樹脂製の反射板(7)を取付け、後続車輌(8)のライトを反射して注意 を喚起することも行なわれている。
【0004】 上記反射板(7)は硬質の平面体であるため、自転車(8)が後続車輌(8)の正面 を走行している場合は、後続車輌(8)のライトを後方に反射して該車輌の運転者 に注意を喚起できる。
【0005】 しかし、車道(9)を行く自転車は歩道(3)に寄せて走行することが義務づけら れており、後続車輌(8)のライトは反射板(7)に対して右から当って、左側、即 ち、後続車輌(8)の運転者から遠ざかる方向に反射する。従って、運転者に対す る注意喚起効果が少ない。
【0006】 本考案は、サドルの周壁は曲面であることに着目し、この曲面に沿わせて反射 体を湾曲して取付けることにより、ライトを広い角度範囲に亘って反射し、上記 問題を解決するサドルを明らかにするものである。
【0007】
本考案のサドルは、サドルの後周壁(21)の曲面に、該曲面に沿わせて全体的或 は部分的に軟質反射テープ(4)を湾曲して取付けている。
【0008】
反射テープ(4)は軟質であるから、サドルの後周壁(21)の任意の部位に、その 曲面に沿わせて取付けできる。
【0009】 反射テープ(4)もサドルの曲面に沿って湾曲するため、後続車輌のライトがど の方向からテープ(4)に当っても、反射光は一方向に集中するのでなく、広い角 度範囲に亘って反射し、自動車の運転席にも直射する。従って後続車輌の運転者 に十分に注意を喚起する。
【0010】
図1は、サドルの後壁(21)の中央に軟質反射テープ(4)を装着する実施例を示 している。 サドルは、サドルベース(1)の上面及び周壁に軟質合成樹脂製のサドルトップ (2)を被せて形成され、後壁(21)の中央部に軟質反射テープ(4)が取付けられる 。
【0011】 実施例の軟質反射テープ(4)は、株式会社ナカネ(東京都足立区千住旭町1の 18)が総販売元となり、マイクロプリズムシート(Microprism Sheet)の名で市 販されているものであって、合成樹脂にて形成され、表面は平滑面、裏面は指先 で触れて辛うじて分る程度の微細な凹凸が全面に形成された凹凸面(41)となって いる。
【0012】 テープ(4)の素材は透明樹脂或は着色透明樹脂であるが、裏面の凹凸面(41)に よってテープ自体は半透明となっている。又、反射テープ(4)は、ウェルダー加 工が利き、対衝撃性、対摩耗性、耐候性、可撓性に優れている。
【0013】 反射テープの凹凸面(41)は、図3に白抜きで示す三角錐凸部(41a)と、斜線 で示す逆三角錐凹部(41b)が隙間なく縦横に隣りあって形成され、平滑表側から 入射した光は、裏面のこの三角錐凸部(41a)と逆三角錐凹部(41b)のプリズム効果 によって、屈折して平滑表面から抜ける。即ち、反射テープ(4)の表面に入射し た光は、テープの肉厚内で乱反射してテープの平滑表面からあらゆる方向に向か う。
【0014】 上記軟質反射テープ(4)は、所望の大きさにカットして外周縁を熱溶着、高周 波溶着等にてサドルに接合される。
【0015】 然して、反射テープ(4)は軟質であるから、サドルの後周壁(21)の任意の部位 に、その曲面に沿わせて容易に取付けできる。
【0016】 反射テープ(4)もサドルの曲面に沿って湾曲しているため、車輌の前方左側を 走行する自転車に対して該車輌のライトが右側から当ったとき、反射テープ(4) は、従来の様に専ら歩道方向へ反射することはなく、後続車輌の運転者側にも反 射して注意を喚起できる。
【0017】 特に実施例の様に、テープ(4)の裏面をプリブム効果を有する凹凸面(41)とす ることにより、テープに入射した光が裏面から抜けることが少なくなり、大部分 が入射側表面に抜けるため、後続車輌に一層効果的に注意を喚起できる。
【0018】 図4は、反射テープ(4)の凹凸面(41)に、商標、メーカ名等の標章(5)をシル ク印刷した実施例を示している。テープ(4)の素材は透明樹脂或は、着色透明樹 脂であるから表面から裏面の印刷標章(5)を見通すことができる。
【0019】 図5は、サドル後部の両コーナ部(22)(22)に反射テープ(4)(4)を取付けた他 の実施例を示している。 自転車が転倒した場合、サドルの後部のコーナ部(22)を地面に打付けてサドル トップの表面を傷付け、生地の発泡樹脂を露出することが多いが、前記の如く、 該コーナ部(22)に貼着した反射テープ(4)は、コーナの急な曲面によって一層多 方向に反射光を拡散するとともに、樹脂は対衝撃性、対摩耗性に優れているため 、サドルトップ(2)を保護できる効果がある。
【0020】 尚、本考案の実施に際し、反射テープ(4)をサドルの後周壁(21)の全面に被せ ることも、複数の反射テープ片を間隔を存して貼着することも出来る等、実用新 案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能である。
【図1】サドルの斜面図である。
【図2】サドルのA−A線に沿う後部断面図である。
【図3】反射テープの背面図である。
【図4】印刷を施した反射テープを装着したサドルの後
部断面図である。
部断面図である。
【図5】後部コーナ部に反射テープを装着したサドルの
斜面図である。
斜面図である。
【図6】従来の光の反射状態を示す説明図である。
(1) サドルベース (2) サドルトップ (21) 凹凸面 (4) 反射テープ
Claims (1)
- 【請求項1】 サドルの後周壁(21)の曲面に該曲面に沿
わせて全体的に或は部分的に軟質反射テープ(4)を湾曲
して取付けた自転車用サドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4384492U JPH063785U (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 自転車用サドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4384492U JPH063785U (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 自転車用サドル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH063785U true JPH063785U (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=12675048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4384492U Pending JPH063785U (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 自転車用サドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063785U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002028005A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-01-29 | Achilles Corp | 光輝性スラッシュ成形靴およびその製造方法 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP4384492U patent/JPH063785U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002028005A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-01-29 | Achilles Corp | 光輝性スラッシュ成形靴およびその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980331 |