JP3036469U - 透明反射膜 - Google Patents

透明反射膜

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JP3036469U
JP3036469U JP1995011966U JP1196695U JP3036469U JP 3036469 U JP3036469 U JP 3036469U JP 1995011966 U JP1995011966 U JP 1995011966U JP 1196695 U JP1196695 U JP 1196695U JP 3036469 U JP3036469 U JP 3036469U
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reflective
reflective film
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JP1995011966U
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English (en)
Inventor
満 内山
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満 内山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昼間等の明るいときには下地の外観を損うこ
となくまた貼る場所の制約を受けないで使用でき、且つ
夜間の暗いときにはヘッドライトその他の僅かな照明に
より充分に光を乱反射させて視覚性を向上させることが
できる反射膜を提供する。 【解決手段】 2枚の透明シート2,4間に透明な反射
粒体3を挟持し、一方の透明シート2の外面に透明な接
着層1を設けた。前記反射粒体3は、ガラス粒、プラス
チック粒、または雲母片からなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、夜間に自動車のヘッドライト等の光を反射する反射膜に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、夜間に自動車のヘッドライトその他の照明光を反射して視覚による識別 性を高めるための反射膜が実用化され、反射テープや反射ステッカーとして市販 されている。従来より用いられている反射膜は、光を透過させずに反射させるた めの色付きテープ上にガラス粒子を散在させ、その上から透明テープでガラス粒 子を覆って固定し、色付きテープの下面側に接着剤層を設けて、所望の場所に張 り付ける積層構造体からなる構成である。このような構成の反射テープを、例え ばステッキや靴あるいは自転車等に貼り付けておくことにより、夜間に自動車等 のヘッドライトの光が当たると、表面の透明テープを光が透過し、ガラス粒子と その下面側の色付きテープの作用によりこの光を乱反射させて夜間での視覚によ る識別性を向上させることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の反射テープにおいては、光を反射するために色付きテー プを用いているため、この反射テープを貼った下地が覆われてその色が隠れてし まう。このため、昼間あるいは明るい場所で見ると、反射テープを貼った下地の 配色性やデザイン性がこの反射テープにより損われ、また下地の文字や記号等が 隠れるため反射テープを貼る位置に制約を受けていた。
【0004】 本考案は上記従来技術の欠点に鑑みなされたものであって、昼間等の明るいと きには下地の外観を損うことなくまた貼る場所の制約を受けないで使用でき、且 つ夜間の暗いときにはヘッドライトその他の僅かな照明により充分に光を乱反射 させて視覚性を向上させることができる反射膜の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案では、2枚の透明シート間に透明な反射粒体 を挟持し、一方の透明シートの外面に透明な接着層を設けたことを特徴とする透 明反射膜を提供する。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案における前記透明な反射粒体は、ガラス粒、プラスチック粒、または雲 母片からなることを特徴としている。
【0007】
【実施例】
図1は本考案に係る透明反射膜の断面図である。無色透明な透明シート2上に 反射粒体として無色透明なガラス粒体3を散在させ、その上からこれも無色透明 な透明シート4で覆って固定することにより、2枚の透明シート2、4間にガラ ス粒体3を挟持する。下側の透明シート2の外面(下面側)には無色透明な接着 層1が設けられる。このような積層体からなる透明反射膜は、所望の下地、例え ば幼児の靴や自転車あるいはステッキ等に接着層1を介して貼り付けられる。こ のような透明反射膜は、細長いテープ状あるいは矩形その他各種形状のステッカ ーとして形成することができる。
【0008】 透明シート2および接着層1は、予め作成された粘着テープ(シート)であっ てもよい。また、上側の透明シート4についても、下側の透明シート2と同じ粘 着テープを用いてもよい。このような2枚の透明粘着テープ(シート)間にガラ ス粒体3を挟持して積層体を構成し、透明反射膜を形成することができる。
【0009】 なお、上下の透明シート2、4間にガラス粒体を挟んで上下の透明シート2、 4同士を固着する方法は、上述のように2枚の粘着テープ(シート)を用いる方 法に限らず、例えば、上側の透明シートを熱溶着させる方法や両透明シート2、 4間に透明な接着剤を充填する方法等を用いることができる。
【0010】 また、反射粒体として透明なガラス粒体3に代えて、透明なプラスチック粒体 あるいは、細かい透明な雲母片を散在させてもよい。また、透明なガラス繊維や プラスチック繊維を用いてもよい。
【0011】 また、従来の色付き反射テープを細かくカッティングして2枚の透明テープ間 に挟んでもよい。この場合、本考案の特徴である透明性を充分確保するために、 なるべく淡い色の半透明な反射テープの細片を用いることが望ましい。
【0012】 さらに、上記ガラスや雲母等の反射粒体に代えて、紐や糸に反射塗料を塗布し て反射材料として用い、これを2枚の透明シート間に挟んでもよい。
【0013】 以上のような構成により、全体が透明な反射膜を形成することができる。この ような構成の透明反射膜を下地上に貼り付けた場合、夜間ヘッドライト等の照明 光が透明シート2、4を透過して下地表面で反射されるとともに、ガラス粒体3 等の反射粒体の乱反射作用により、透明反射膜が光って鮮明に識別できるように なる。
【0014】 上記構成の反射膜は全体が透明であるため、昼間や明るい場所では、下地の色 やデザインあるいは文字等を覆い隠すことはなく、下地の外観は損われずまた貼 付場所を制約されることもない。
【0015】 図2は、本考案に係る透明反射膜の使用形態の一例を示す平面図である。この 反射膜5は、色付き反射膜6と透明反射膜7とを交互にストライプ状に配列した ものである。色付き反射膜6の部分は従来と同じ構造の反射膜であり、色付きの 接着テープ上にガラス粒体を散在させその上から透明テープで覆った構成であり 、透明反射膜7の部分は本考案の透明反射膜の構造であり、前述のように、2枚 の透明シートで反射粒体を挟持し、全体が透明の反射テープである。このように 、透明テープ間に色付きテープを挿入することにより、夜間照明に照されたとき に乱反射光による色を伴う識別性の効果を高めることができる。なお、この場合 、色付きテープ部分は下地の配色やデザイン等を損わない程度になるべく小面積 とすることが望ましい。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る反射膜は全体が無色透明な積層構造である ため、貼付したときに下地がそのまま見えるため、下地の色やデザイン等の外観 や商品価値を損うことなく使用することができ、また貼り付ける下地に書かれた 文字や記号あるいは看板等のサインを見えなくすることなく使用できるため、貼 付位置に制限を受けない。従って、このような透明反射膜を老人のステッキや幼 児の靴の踵あるいは自転車等その他鞄、バック、衣類等に貼り付けておくことに より、昼間や明るい場所では、通常の外観をそのまま保ち、夜間に自動車のヘッ ドライト等により反射させて視覚による識別性を高め、幼児や老人などの存在を 運転者にはっきりと認識させ、交通事故を事前に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例に係る透明反射膜の断面図で
ある。
【図2】 本考案の透明反射膜の使用の形態の一例を示
す平面図である。
【符号の説明】
1:透明な接着層 2:透明シート 3:ガラス粒体 4:透明シート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の透明シート間に透明な反射粒体を
    挟持し、一方の透明シートの外面に透明な接着層を設け
    たことを特徴とする透明反射膜。
  2. 【請求項2】 前記反射粒体は、ガラス粒、プラスチッ
    ク粒、または雲母片からなることを特徴とする請求項1
    に記載の透明反射膜。
JP1995011966U 1995-11-13 1995-11-13 透明反射膜 Expired - Lifetime JP3036469U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010054139A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Sharp Corp 導光部材,表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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