JP3042683U - 走行体感マット - Google Patents

走行体感マット

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JP3042683U
JP3042683U JP1996012914U JP1291496U JP3042683U JP 3042683 U JP3042683 U JP 3042683U JP 1996012914 U JP1996012914 U JP 1996012914U JP 1291496 U JP1291496 U JP 1291496U JP 3042683 U JP3042683 U JP 3042683U
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JP1996012914U
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Inventor
博美 佐藤
泰二 松坂
弘 木下
修 藤田
良勝 吉田
Original Assignee
建設省東北地方建設局長
株式会社サトーライン
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】車輛の通過時に仮設した設置位置がずれるこ
とがなく安定した状態で敷設され、設置状態が良好であ
るとともに、夜間の道路工事等の際にも昼間同様に目視
され、視覚に訴えてドライバーに事前に注意を喚起する
ことを可能とし、視認性の高い走行体感マットを提供す
る。 【解決手段】長手方向に沿った両端11,12がテーパ
に形成された帯状体10と、帯状体10の上面の略全面
に被着され、その表面が回帰性反斜面として形成されて
いる反射シート30とより構成される。帯状体10は、
その裏面側の長手方向に沿って、両端が開放した、ずれ
・めくれ防止用の吸着凹条部15を複数列備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、その上を通過する車輛に振動を与えるため、その長手方向を車輛進 行方向に対して交差する方向に沿わせた状態で敷設する走行体感マットに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、道路工事等を行う際に、ドライバーに事前に注意を喚起し、安全にその 工事等を行うため、 図7に示すように、例えば中央分離帯53の片側における走行車線51と 追越し車線52とのうちの後者の一部を工事する場合に、工事区域54の 始点を示すための標識54aや旗振り人形56を工事区域54の直前位置 に設置し、その手前側には、工事区域54の存在を予告するための各種標 識55a,55bを設置して、追越し車線52を走行する車輛を走行車線 51へ車線変更させるようにしたり; 本体の表面一様に小突起を設けたマットを車輛の進行方向に敷設し、その 上を通過する車輛内のドライバーに注意・徐行を促したり; していた。
【0003】 しかしながら、従来技術のうち、 前者にあっては、視覚にのみ訴える標識手段であるため、居眠り運転や脇 見運転によって、これらの標識等を見落とし、工事現場に進入し大事故を 惹起する虞がある。 後者にあっては、居眠り運転や脇見運転による標識等を見落としをある程 度防ぐことができるが、〔1〕マットの厚さが薄く、長さも十分になく、 更に、その長手方向に沿った両端が面取りされていない場合には、車輛に 与える振動が弱く、又走行する車輛により敷設位置が移動したり、あるい は通過する車輛の前輪で跳ね上げられ後輪でめくれて反転したりして、仮 設マットとしての用をなさなくなる;〔2〕夜間の視認性に劣るため、夜 間工事の看板を見逃し易く、上記と同様の事態を招く。 等の問題点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、移動が容易で持 ち運びに便利であり簡単かつ短時間で設置でき、更に通過車輛に適度の振動を与 えてドライバーに注意を喚起することを可能とすると同時に、確実に車輛を停止 することを可能にし、工事が完了し仮設の必要性がなくなるときには簡単に撤去 できる走行体感マットを提供することにある。
【0005】 本考案の他の目的は、車輛の通過時に仮設した設置位置がずれることがなく安 定した状態で敷設され、設置状態の良好な走行体感マットを提供することにある 。
【0006】 本考案のもう一つ他の目的は、夜間の道路工事等の際にも昼間同様に目視され 、視覚に訴えてドライバーに事前に注意を喚起することを可能とし、視認性の高 い走行体感マットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1の考案は、その長手方向に沿った両端がテーパに形成された帯 状体と、該帯状体の上面の略全面に被着され、その表面が回帰性反斜面として形 成されている反射シートとより構成され、前記帯状体が、その裏面側の長手方向 に沿って、両端が開放した、ずれ・めくれ防止用の吸着凹条部を複数列備えてな る走行体感マットである。
【0008】 本願の請求項2の考案は、その上を通過する車輛に振動を与えるため、その長 手方向を車輛の進行方向に対して交差する方向に沿わせた状態で敷設する走行体 感マットであって、その長手方向に沿った両端がテーパに形成された帯状体と、 前記帯状体の上面の略全面に被着され、その表面が回帰性反斜面として形成され ている反射シートとより構成され、前記帯状体が、敷設面側の長手方向に沿って 、両端が開放した、ずれ・めくれ防止用の吸着凹条部を等間隔に複数列備えてな る走行体感マットである。
【0009】 本願の請求項3の考案は、その上を通過する車輛に振動を与えるため、その長 手方向を車輛の進行方向に対して交差する方向に沿わせた状態で敷設する走行体 感マットであって、その長手方向に沿った両端がテーパに形成された帯状体と、 該帯状体の上面の略全面に被着され、その表面が回帰性反斜面として形成されて いる反射シートとより構成され、前記帯状体が、敷設面側の長手方向に沿って、 両端が開放した、ずれ・めくれ防止用の吸着凹条部を等間隔に複数列備え、前記 反射板が、柔軟性フィルムにより形成され、その表面に多数の凹凸部を備えたベ ース基体と、該ベース基体の表面をコーティングする反射素子を備えてなる走行 体感マットである。
【0010】 本願の請求項4の考案は、その上を通過する車輛に振動を与えるため、その長 手方向を車輛の進行方向に対して交差する方向に沿わせた状態で敷設する走行体 感マットであって、その長手方向に沿った両端がテーパに形成された帯状体と、 前記帯状体の上面の略全面に被着され、その表面が回帰性反斜面として形成され ている反射シートとより構成され、前記帯状体が、敷設面側の長手方向に沿って 、両端が開放した、ずれ・めくれ防止用の吸着凹条部を等間隔に複数列備え、前 記反射板が、ゴムを主成分とする柔軟性フィルムにより形成され、その表面に多 数の凸部が形成されたベース基体と、該ベース基体の凸部をコーティングする、 反射輝度を有するセラミックビーズにより形成された反射素子を備えてなる走行 体感マットである。
【0011】
【考案の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面とともに説明する。 走行体感マットは、長手方向に沿った両端がテーパに形成され可撓性を有する 帯状体と、この帯状体の上面の略全面に被着された反射シートとより構成される 。帯状体は、裏面側の長手方向に沿って、両端が開放した、ずれ・めくれ防止用 の吸着凹条部を複数列備え、又反射シートは、表面が回帰性反斜面を形成してい る。
【0012】 (実施例) 次に、実施例について説明する。 図1は本考案に係る走行体感マットの使用状態を示す斜視図、図2は走行体感 マットの斜視図、図3は走行体感マットの平面図、図4は図3のX−X拡大断面 略図、図5は走行体感マットを構成している反射シートを示す斜視図、6は走行 体感マットを構成している反射シート等の構成要素を示す部分拡大断面略図であ る。
【0013】 これらの図において、走行体感マット1は、長手方向に沿った(図2における 左右)両端11,12がテーパに形成された帯状体10と、この帯状体10の上 面の略全面に被着され、その表面が回帰性反射面として形成された反射シート3 0とより構成され、通過する車輛40に振動を与えるため、その長手方向を車輛 40の進行方向に対して交差する方向に沿わせた状態で敷設する。
【0014】 このうち、前記帯状体10は、敷設(裏)面側の長手方向に沿って、(図2に おける前後面)両端13、14が開放した、ずれ・めくれ防止用の吸着凹条部1 5a,15b,・・・・,15j、15kを等間隔に複数列備えている。この吸着凹 条部15(15a,15b,・・・・,15j、15k)は両端が開放しているため 、前記走行体感マット1上を車輛40が通過すると、この吸着凹条15の凹溝が 多少押し広げられながら変形して道路面方向に若干沈み、凹溝内の空気が両端よ り逃げ前記吸着凹条15は道路面に吸着する。 尚、前記帯状体10は可撓性を賦与したゴム、好ましくは天然ゴムを主成分と して形成されている。
【0015】 前記反射シート30は、ゴム、例えば合成ゴムを主成分とし、柔軟性の賦与さ れたフィルムをエンボス(embossing )加工することにより形成された多数の凸 部32を備えたベース基体31と、このベース基体31の凸部32の表面を均一 の厚さにコーティングする、反射輝度を有する反射素子33とを備えている。 この反射素子33は、高屈折で耐久性に優れたセラミックビーズにより形成さ れている。 かくして、前記ベース基体31はエンボス加工された表面構造を有しており、 雨天時の滑りを防止するとともに、水膜が形成されるのを防ぐ。更に前記反射シ ート30は長期間反射輝度を有し、また夜間の視認性も良好である。
【0016】 前記帯状体10と前記反射シート30は、接着層34を介して固着している。 次に、走行体感マット1の具体的寸法、重量の一例を示す。 L1 =3000mm W1 = 250mm W2 = 5mm W3 = 200mm T1 = 15mm 重量 = 17kg 尚、走行体感マット1は、通過する車輛40に振動を与えるため、3〜4m間 隔(図1における間隔D)で3〜4本、その長手方向を車輛40の進行方向に対 して交差する方向に沿わせた状態で敷設する(図1参照)。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成され本考案によれば、次ぎに効果を奏する。 移動が容易で持ち運びにも便利で簡単かつ短時間で設置でき、帯状体にテー パを施してあるので車輛の乗り上げもスムーズであり、しかも通過車輛に適 度の振動を与えてドライバーに注意を喚起することを可能とすると同時に、 必要時に確実に車輛を停止することを可能にし、工事完了時に伴って仮設の 必要性がなくなるときには簡単に撤去できる走行体感マットが得られる。 帯状体の裏面(敷設面)側に吸着凹条を具備しているので、車輛の通過時に も仮設した設置位置がずれたりめくれたりすることがなく安定しており、設 置状態の良好な走行体感マットが得られる。 夜間の道路工事等の際にも昼間同様に目視でき、視覚に訴えてドライバーに 事前に注意を喚起することを可能とし、視認性の高い走行体感マットが得ら れる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】走行体感マットの使用状態を示す斜視図であ
る。
【図 2】走行体感マットの斜視図である。
【図 3】走行体感マットの平面図である。
【図 4】図3のX−X拡大断面略図である。
【図 5】走行体感マットを構成している反射シートを
示す斜視図である。
【図 6】走行体感マットを構成している反射シート等
の構成要素を示す部分拡大断面略図である。
【図 7】道路工事の際における従来の標識配置例を示
す図である。
【符号の説明】
1 走行体感マット 10 帯状体 15 吸着凹条部 30 反射シート 31 シート基体 32 凸部 33 反射素子 34 接着層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 木下 弘 岩手県盛岡市湯沢10地割73番4号 株式会 社サトーライン内 (72)考案者 藤田 修 岩手県盛岡市湯沢10地割73番4号 株式会 社サトーライン内 (72)考案者 吉田 良勝 岩手県宮古市磯鶏3−4−4−103

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】その長手方向に沿った両端がテーパに形成
    された帯状体と、 該帯状体の上面の略全面に被着され、その表面が回帰性
    反斜面として形成されている反射シートとより構成さ
    れ、 前記帯状体が、その裏面側の長手方向に沿って、両端が
    開放した、ずれ・めくれ防止用の吸着凹条部を複数列備
    えてなる走行体感マット。
  2. 【請求項2】その上を通過する車輛に振動を与えるた
    め、その長手方向を車輛の進行方向に対して交差する方
    向に沿わせた状態で敷設する走行体感マットであって、 その長手方向に沿った両端がテーパに形成された帯状体
    と、 前記帯状体の上面の略全面に被着され、その表面が回帰
    性反斜面として形成されている反射シートとより構成さ
    れ、 前記帯状体が、敷設面側の長手方向に沿って、両端が開
    放した、ずれ・めくれ防止用の吸着凹条部を等間隔に複
    数列備えてなる走行体感マット。
  3. 【請求項3】その上を通過する車輛に振動を与えるた
    め、その長手方向を車輛の進行方向に対して交差する方
    向に沿わせた状態で敷設する走行体感マットであって、 その長手方向に沿った両端がテーパに形成された帯状体
    と、 該帯状体の上面の略全面に被着され、その表面が回帰性
    反斜面として形成されている反射シートとより構成さ
    れ、 前記帯状体が、敷設面側の長手方向に沿って、両端が開
    放した、ずれ・めくれ防止用の吸着凹条部を等間隔に複
    数列備え、 前記反射板が、柔軟性フィルムにより形成され、その表
    面に多数の凹凸部を備えたベース基体と、該ベース基体
    の表面をコーティングする反射素子を備えてなる走行体
    感マット。
  4. 【請求項4】その上を通過する車輛に振動を与えるた
    め、その長手方向を車輛の進行方向に対して交差する方
    向に沿わせた状態で敷設する走行体感マットであって、 その長手方向に沿った両端がテーパに形成された帯状体
    と、 前記帯状体の上面の略全面に被着され、その表面が回帰
    性反斜面として形成されている反射シートとより構成さ
    れ、 前記帯状体が、 敷設面側の長手方向に沿って、両端が開放した、ずれ・
    めくれ防止用の吸着凹条部を等間隔に複数列備え、 前記反射板が、 ゴムを主成分とする柔軟性フィルムにより形成され、そ
    の表面に多数の凸部が形成されたベース基体と、 該ベース基体の凸部をコーティングする、反射輝度を有
    するセラミックビーズにより形成された反射素子を備え
    てなる走行体感マット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012193603A (ja) * 2011-02-28 2012-10-11 Ssc:Kk 可搬型運転注意喚起器具

Citations (3)

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JPS6017884A (ja) * 1984-06-07 1985-01-29 松下電器産業株式会社 高周波加熱装置
JPH05311621A (ja) * 1992-05-07 1993-11-22 Ranguburantonaa Josef マーキング部材

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