JPH0637607B2 - 金属容器用塗料 - Google Patents

金属容器用塗料

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JPH0637607B2
JPH0637607B2 JP19803588A JP19803588A JPH0637607B2 JP H0637607 B2 JPH0637607 B2 JP H0637607B2 JP 19803588 A JP19803588 A JP 19803588A JP 19803588 A JP19803588 A JP 19803588A JP H0637607 B2 JPH0637607 B2 JP H0637607B2
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phenol
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芳樹 渡辺
秀彦 西▲塚▼
誠七 小林
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属容器用塗料に関するもので、より詳細に
は、塗膜焼付時におけるヒューム発生が抑制された金属
容器用塗料に関する。
(従来の技術) 従来、罐詰用罐としては、側面に半田付、接着、溶接等
により継目を設けた罐胴に天地罐蓋を巻締してなる所謂
スリーピース罐や、絞り加工、絞りしごき加工、インパ
クト成形等により側面に継目を有しない罐胴に罐蓋を巻
締してなる所謂ツーピース罐が一般に使用されている
が、これらいずれの形態の罐も、金属基体の腐食を防止
するために、その内面や外面に保護塗膜を設けねばなら
ない。この保護塗膜はレトルト殺菌のような高温下での
熱水処理に耐えるものでなければならず、また内面塗料
にあっては、レトルト殺菌処理後においても、内容物へ
の金属溶出が長期にわたって抑制されるものでなければ
ならない。更に、この塗膜は、フランジ加工、ネックイ
ン加工、二重巻締等の加工に耐えるものでなければなら
ない。かかる見地から、罐用塗料としては、密着性、耐
腐食性、加工性に優れた熱硬化性塗料が一般的に使用さ
れている。
レゾール型フェノール・アルデヒド樹脂とエポキシ樹脂
との混合物乃至は予備縮合物から成る塗料は、このよう
な要求に対して満足すべきものとして使用されている。
特開昭57-182361号公報には、二核体ジメチロール化物
少なくとも60重量%含有するレゾール型フェノールア
ルデヒド樹脂と、アルコール性水酸基を樹脂1分子当り
少なくとも平均4個有する他の樹脂を、5:95乃至7
5:25の重量比で含有することを特徴とする迅速熱硬
化性を有する塗料が記載されている。また特開昭63-750
69号公報には、数平均分子量(Mn)が2000〜80
00で数平均分子量と重量平均分子量(Mw)の分散比
(Mw/Mn)が1.8〜2.6の範囲内にあり、分子量が60
0以上で且つ1分子当り1個以上の2級水酸基を含むエ
ポキシ樹脂分子成分をエポキシ樹脂全体当り99.4重量%
以上の量で含有し、且つ1分子当りのエポキシ基の平均
個数が1.2以上であるビスフェノール型エポキシ樹脂に
対する硬化剤樹脂とを含有することを特徴とする耐抽出
性に優れた缶内面塗料が記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) このようなフェノールエポキシ塗料は、金属缶或いは金
属缶形成用素材にスプレーコート或いはローラコート等
の手段で塗装した後、熱風循環炉等の加熱炉で焼付けを
行うがこの焼付けに際してかなり多量のヒュームを発生
することが問題となっている。フェノールエポキシ塗料
は種々の熱硬化性樹脂のうちでもヒューム発生量が大で
あり、その値は乾燥塗膜基準で7乃至10重量%にも達
している。
このようなヒュームの発生は塗膜固形分の損失でありま
た、大気汚染の原因となるばかりでなく、発生したヒュ
ームが加熱炉内の壁面、搬送治具、及び塗装金属素材の
塗装面や金属面に付着してこれらを汚染し、塗装金属素
材の変色や密着性を低下させる。更に加熱炉内の壁面等
に付着したヒューム蓄積物が塗装金属素材に落下して塗
膜欠陥の原因となる。これを防止するためには、加熱炉
や搬送治具を頻繁に清掃しなければならない。
従って本発明の目的は、塗膜焼付け時に起こるヒューム
の発生量を顕著に抑制したフェノールエポキシ系の金属
容器用塗料を提供するにある。
本発明の他の目的は、ヒューム発生の原因となる低分子
量物や未反応物の含有量が少なく、しかも塗膜焼付け時
の硬化速度が著しく大であって、その結果としてヒュー
ム発生量が顕著に減少したフェノールエポキシ系の金属
容器用塗料を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、抑制されたヒューム発生量、
迅速硬化性、優れた密着性と加工性及び耐水抽出性の組
合せを有するフェノールエポキシ系の金属容器用塗料を
提供するにある。
本発明の更に他の目的は、金属箔へのコイルコーティン
グ(ウェブコーティング)が可能で、事前塗装絞り成形
容器の用途に有用なフェノールエポキシ系の金属容器用
塗料を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、数平均分子量が250乃至600で且
つp−置換フェノール二乃至四核体ジメチロール化物乃
至そのエーテル化合物の含有量が少なくとも55重量%
であるアルカリレゾール型フェノールホルムアルデヒド
樹脂と、重量平均分子量(Mw)が15,000乃至40,000、
及び分子量が340以下である成分(n=0)の含有量
が0.3重量%以下であるビスフェノール型エポキシ樹脂
とを、3:97乃至50:50の重量比で含有して成る金属容
器用塗料が提供される。
(作用) 本発明に使用するレゾール型フェノールアルデヒド樹脂
成分は、前述した特開昭57-182361号公報により公知の
ものであり、また本発明に使用するエポキシ樹脂成分
は、特開昭63-75069号公報により公知のものであるが、
本発明によればこれらの両成分を組合せて金属容器用塗
料とすることにより、塗膜の焼付け時におけるヒューム
発生量を従来の塗料の約1/3乃至1/5のオーダーに抑制し
得るという予想外の作用効果が奏される。
フェノールエポキシ塗料の焼付け時に発生するヒューム
は硬化反応に関与しないフェノール樹脂の低分子量成分
やエポキシ樹脂の低分子量成分が焼付け温度(180℃
〜300℃)において、それらの蒸気圧に対応して蒸発
し、この蒸発物が雰囲気(熱風)中に霧煙状に析出する
ことによるものであり、ヒューム中の前記低分子量成分
は雰囲気中の酸素と熱の影響により酸化され、より高分
子量となっている。
本発明に用いるフェノール樹脂成分はp−置換フェノー
ルの二乃至四核体ジメチロール化物乃至そのエーテル化
物の含有量が少なくとも55重量%であるアルカリレゾ
ール型フェノールホルムアルデヒド樹脂であることが顕
著な特徴であり、このフェノール樹脂成分は低分子量成
分が著しく少ないことと高い硬化速度を有することとに
よって反応に関与しないフェノール樹脂の低分子量成分
を著しく低める作用を行う。即ち、本発明に用いるフェ
ノール樹脂は焼付け温度での蒸発速度が極めて小さい上
に硬化反応速度が著しく高いためヒュームの発生が抑制
されるものである。
一方、本発明に用いるエポキシ樹脂成分は、重量平均分
子量が15000乃至40000、及び分子量が340以下である
成分(n=0)の含有量が0.3重量%以下であるビスフ
ェノール型エポキシ樹脂から成ることが特徴であり、や
はり、このエポキシ樹脂成分は低分子量成分が著しく少
ないことと高い硬化速度を有することによって反応に関
与しないエポキシ樹脂の低分子量成分を著しく低める作
用を行う。即ち、本発明に用いるエポキシ樹脂は樹脂一
分子当りの水酸基の個数が極めて多いことから、硬化速
度が高くなりフェノール樹脂の場合と同様にヒュームの
発生が抑制されるものである。
本発明に用いるフェノール樹脂成分において、数平均分
子量(n)250乃至600の範囲にあることも重要
であり、が上記範囲よりも低いとモノマーや核体メ
チロール化物の含有量が多くなって硬化反応性が低下
し、低分子量として残存する割合が高くなり、ヒューム
発生量大、水抽出成分大の原因となる。一方、が上
記範囲よりも大きくなると、最終塗膜の密着性が低下
し、塗装物の加工性が低下する傾向がある。フェノール
樹脂中のフェノール成分がp−置換フェノールから成る
ことは塗膜の加工性及び密着性の点で不可欠であり、樹
脂がそのフェノール成分の二乃至四核体から成ることは
高い硬化速度の点で必須不可欠である。二乃至四核体の
ジメチロール化物乃至はそのエーテル化物の含有量は5
5重量%以上、特に60重量%以上であるべきであり、
上記範囲を下回ると硬化速度が遅くなる傾向がある。こ
のフェノール樹脂はアルカリレゾール、即ちアルカリ金
属触媒やアルカリ土類金属触媒を用いて縮重合したレゾ
ール樹脂であるべきであり、アンモニアレゾールではメ
チロール基濃度を本発明のように高めることが困難であ
り、硬化速度も遅くなる。
一方、エポキシ樹脂成分は15000乃至40000、特に16000
乃至38000の重量平均分子量(w)を有するべきであ
り、が上記範囲よりも低いと、一分子当りの官能基
数が減少するため硬化速度が遅くなり塗膜の加工性も低
下する。が上記範囲よりも高いと塗膜の密着性が悪
くなり、また塗料粘度が高くなりすぎて塗装作業性が低
下する。またこのエポキシ樹脂中の分子量が340以下
である成分の含有量(以下、単に低分子量含有率と呼
ぶ)が0.3重量%以下であることもヒュームの発生を抑
制する上で重要であり、上記範囲を超えるとヒューム発
生量が大となると共に、硬化速度が低下し塗膜の水抽出
性も増大する。
アルカリレゾール型フェノールホルムアルデヒド樹脂と
ビスフェノール型エポキシ樹脂とは3:97乃至50:
50、特に5:95乃至40:60の重量比で用いるの
がよく、フェノール樹脂成分の量が上記範囲より少ない
と硬化速度が低くなり、塗膜の耐食性や耐熱水性が、本
発明に比して劣るようになる。またフェノール樹脂成分
の量が上記範囲よりも多いと塗膜の加工性が悪くなる。
以上の作用が総合されて、抑制されたヒューム発生量、
迅速硬化性、優れた密着性と加工性及び耐水抽出性の組
合せを有するフェノールエポキシ系の金属容器塗料が提
供される。例えば、本発明の塗料は従来の塗料の約半分
の時間で硬化が可能であり、その水抽出量は従来の塗料
の約1/2乃至1/3に抑制される。またこの塗装金属容器の
加工部をエナメルレーター試験に賦すると、従来のもの
に比して一桁以上低い値が得られる。
この塗料は著しく大きい硬化速度を有することから、短
時間の塗膜焼付けが必要とされる金属箔へのコイルコー
ティング(ウェブコーティング)が可能であり、また塗
装金属箔を苛酷な絞り成形に賦する場合にもこの塗膜は
加工に耐えるという特徴を有する。
(発明の好適態様) 本発明に用いるアルカリレゾールの主成分、即ち二乃至
四核体のジメチロール化物乃至はエーテル化物は下記一
般式 式中、Rはアルキル基、アルコキシ基、アリール基、ま
たはアラール基であり、xは水素原子またはアルキル基
であり、mは0乃至2の数である、 である構造を有する。
このレゾール樹脂はp−置換フェノールとホルムアルデ
ヒド乃至その機能誘導体とを、該フェノール1モル当り
ホルムアルデヒドが2モル以上となる割合で、アルカリ
金属触媒またはアルカリ土類金属触媒の存在下に50℃
よりも低い温度で反応させて一核体のジメチロール化物
を形成させ、次いで生成する一核体のジメチロール化物
をより高温で縮合させることにより得られる。
式中、Rは前述した意味を有する、 で表わされるp−置換フェノールを使用する。一般式
(1)及び(2)において、アルキル基としては、直鎖状、分
岐鎖状或いは環状の炭素数10迄のアルキル基、例えば
メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−sec−或い
はtert−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキ
シル基等、アルコキシ基として炭素数4以下のアルコキ
シ基、例えばメトキシ基、イソプロポキシ等;アリール
基としては炭素数6乃至10のアリール基、例えばフェ
ニル基、トリル基、クミル基等;アラールキル基として
は炭素数6乃至10のアラールキル基、例えばベンジル
基、フエネチル基等を挙げることができる。
p−置換フェノールの適当な例は、これに限定されない
が、p−クレゾール、p−エチルフェノール、p−tert
ブチルフェノール、p−tertアミルフェノール、p−n
−オクチルフェノール、p−n−ノニルフェノール、p
−メトキシフエノール、p−フェニルフェノール、p−
シクロヘキシルフェノール、p−ベンジルフェノール等
である。
特に、p−クレゾール、p−エチルフェノール、p−te
rtブチルフェノール、p−フェニルフェノールが好適で
ある。
合成に際して、他方の原料としては、ホルムアルデヒド
の他にその機能誘導体、即ち、反応条件下でホルムアル
デヒドとして作用する誘導体、例えばパラホルムアルデ
ヒド、ポリオキシメチレン等を用いることもできる。
本発明においてフェノール成分は全てがp−置換フェノ
ールから成ることが好ましいが、フェノール全体当り3
0モル%を超えないという条件下で他のフェノール類を
組合せることができる。
このような他のフェノール類としては、例えばo−クレ
ゾール、2,3−キシレノール、2,5−キシレノール等の2
官能性フェノール、 2,2′−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビ
スフェノールA) 2,2′−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン(ビス
フェノールB) 1,1′−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)メタン(ビスフェノール
F) 4−ヒドロキシフェニルエーテル、p−(4−ヒドロキ
シ)フェノール、 等の多環フェノール類;フェノール(石炭酸)、m−ク
レゾール、m−エチルフェノール、3,5−キシレノー
ル、m−メトキシフェノール等の3官能性フェノール類
が挙げられる。
縮合反応は、適当な反応媒体中、特に水性媒体中、アル
カリ金属触媒又はアルカリ土類金属触媒の存在下に行
う。触媒としては例えばカセイソーダ、カセイカリ、炭
酸ナトリウム等のアルカリ金属の水酸化物やアルカリ性
塩や、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化
バリウム、酸化カルシウム、塩基性炭酸マグネシウム、
塩基性塩化マグネシウム、塩基性酢酸マグネシウム等の
アルカリ土類金属の水酸化物、酸化物或いは塩基性塩等
が好適に使用される。これらの塩基性触媒は、反応媒体
中に触媒量、特に0.01乃至0.5モル%の量で存在させれ
ばよい。
生成する樹脂はそれ自体公知の手段で精製することがで
き、例えば反応生成物たる樹脂分を例えばケトン、アル
コール、炭化水素溶媒或いはこれらの混合物で反応媒体
から抽出分離し、必要により水で洗滌して未反応物を除
去し、更に共沸法或いは沈降法により水分を除去して、
エポキシ樹脂等に混合し得る形のレゾール型フェノール
アルデヒド樹脂とすることができる。
レゾール樹脂中のメチロール基の少なくとも一部をブチ
ルアルコール等のアルコール類と反応させて、エーテル
化メチロール基の形に予じめ変性しておくことも勿論可
能である。
本発明においては、が15000乃至40000で低分子量含
有率が0.3以下であるビスフェノール型エポキシ樹脂を
使用する。
エポキシ樹脂の化学構造は、ビスエポキシドの例をとっ
て説明すると、 下記一般式 Rは水素原子又は、CHを表わし、nは整数を表わ
す。
で表わされる。上記式中、nがゼロである場合(以下n
=0成分と呼ぶ)には、両末端にエポキシ基が存在する
が、分子鎖中には、2級水酸基が存在しないのに対し
て、nが1以上である場合には、分子鎖中に必らず1個
以上の2級水酸基が存在することがわかる。
本発明に用いるエポキシ樹脂はが前述した高い範囲
にあることから分子鎖中に硬化の際官能基となる2級水
酸基を多数含有し、2級水酸基を含まない成分は0.3重
量%以下という微量に抑制されているものである。
が上記範囲内にあるエポキシ樹脂はエピハロヒドリン
とビスフェノール類とを等モルに近い量比、例えば1.5
0:1.00乃至1.01:1.00のモル比で反応させる。;付
加反応を比較的低温で長時間行う。例えば140乃至2
00℃の温度で1乃至24時間反応させる;反応を多
段、例えば2乃至3段で行う。;これらの条件の2以
上を組合せる;ことにより得られる。エポキシ樹脂を高
分子量化することにより、n=0成分の含有量は必然的
に減少するが、n=0成分を更に低減乃至除去するに
は、次の手段を用いる。
まず化学的な方法として再結晶法、溶媒抽出法、分取型
GPC等を利用して低分子量成分を分離、除去すること
ができる。このうち溶媒抽出法は、抽出溶媒の選択を適
切に行なえば工業的に有利な方法である。
一方物理的な方法として分子蒸留法(以下蒸留とよ
ぶ)、分離膜による処理等が挙げられる。このうち蒸留
による低分子量成分の分離除去をエポキシ樹脂製造工程
の中に組入れる方法は次の特徴がある。すなわち最終的
に得られるエポキシ樹脂の純度が高い、密閉系で取扱う
ことができる、樹脂中間物を精製するので所望する分子
量のエポキシ樹脂を得ることができる等の特徴が挙げら
れる。通常蒸留法はビスフェノールA型エポキシ樹脂を
200℃〜280℃に加熱溶媒し0.1〜1.0mmHgの条件で
減圧蒸留して行なうことができる。この場合エポキシ樹
脂の加熱溶媒粘度は200℃において1000cps以下、望
ましくは300cps以下である。従って蒸留に供するエ
ポキシ樹脂の分子量は600〜1500の範囲であることが
好ましい。また蒸留を行なう際低分子量成分の分離を行
ないやすくするために10%以下の高沸点エポキシ樹脂
親溶剤を添加することもできる。一回の蒸留で所望の程
度まで低分子量物が除去されない時は複数回の蒸留を行
なうかまたは温度、減圧度、蒸留速度等の条件を変化さ
せて低分子量成分の分離程度を調節する。
これらの両樹脂成分は単なる混合物の形で或いは予備縮
合物の形で塗料に用いることができる。溶媒としては、
トルエン、キシレン等の芳香族溶媒、エタノール、ブタ
ノール等のアルコール系溶媒、メチルエチルケトン、シ
クロヘキサノン等のケトン系溶媒、酢酸ブチル等のエス
テル系溶媒の1種或いは2種以上を用いることができ、
固形分が10乃至50%の溶液の形で塗料とする。この
塗料にはそれ自体公知の変性剤や配合剤、例えば脂肪
酸、重合脂肪酸、ロジン、乾性油、キシレン樹脂等の改
質剤を混合乃至は予備縮合により含有させることがで
き、更にシリコーンオイル等のレベリング剤、ワックス
等の滑剤、リン酸やナフテン酸金属塩の硬化促進剤等を
配合し得る。
上述した溶液形の塗料に加えて、本発明の組成物は、所
謂粉体塗料として用いることもできる。例えば、前述し
た両成分を必要により助剤と共に乾式ブレンドし、比較
的低温で混練し、冷却後或いは冷却時に粉砕して、粉体
塗料とする。混練の代りに溶媒中で混合して均質組成物
とすることもできる。更に本発明の塗料は、水性塗料、
特に水性乳化塗料としても使用される。即ち、両樹脂の
溶液又は溶融物に水を添加して転相を行わせ、得られた
転相物(O/W型エマルジョン)から必要により有機溶
媒を共沸蒸留等により除去することにより、水性乳化塗
料とする。転相による乳化に際してアニオン系又はノニ
オン系の界面活性剤を併用することができる。また、こ
の場合、カルボキシル基含有アクリル樹脂の少量を併用
し、このアクリル樹脂をアンモニア又はアミンで中和す
ることにより転相が円滑に進行する。この水性塗料の分
散粒径は0.1乃至10μm、特に0.3乃至5μmの範囲に
あることが望ましい。
本発明の塗料は、170乃至210℃の比較的低い温度
でしかも短時間で硬化可能であるという特徴を有する。
例えば190℃のような比較的低温でも20乃至60秒
間の加熱で十分であり、250℃のような比較的高温で
は5乃至20秒間のような著しく短時間の加熱で硬化が
完了する。
本発明の塗料は、金属容器用塗料として特に有用であ
り、金属素材の段階から金属容器の段階への任意の段階
で塗膜として施こすことができる。しかしながら、本発
明の塗料は前述した迅速硬化特性を有することから、コ
イル状の金属板や金属箔に連続塗装を行い或いは再絞り
缶や絞りしごき缶の内面へのスプレー塗装及び焼付を短
時間の内に行い得るという優れた利点を有する。
例えば、側面継目を有するスリーピース缶の場合には、
ブラックプレート、各種被覆鋼板、例えばスズ、クロ
ム、アルミニウム、亜鉛等を表面にメッキしたメッキ鋼
板やその表面をクロム酸及び/又はリン酸等で化学処理
乃至は陰極電解処理した鋼板乃至箔;アルミニウムの如
き軽金属板乃至箔;ポリオレフィン等の樹脂フィルムや
紙ボード等の有機質基質の表面にアルミニウム箔等を接
着積層した複合金属素材等の罐用素材に予じめ、前記塗
料を施こし、次いで焼付した後、ハンダ付け、溶接、接
着剤による接合等の手段で接合して、罐胴とする。
或いは塗装罐用素材を打抜き、プレス成形、或いは更に
スコア加工、ボタン成形、タブの取付け等を行って、罐
蓋或いはイージイ・オープン罐蓋に成形する。勿論順序
を逆にして、製罐後の罐胴や罐蓋或いは罐に前記塗料を
塗布し、焼付けてもよく、この塗料はシングルコートと
して設けても、或いはダブルコートとして設けてもよ
い。
また、後継目罐胴の場合には、前記罐用素材を、しぼり
加工或いはしぼり−しごき加工に賦し、成形後の罐胴に
前記塗料を塗布し、焼付ける。或いは順序を逆にして、
加工前の罐用素材に前記塗料を塗布し、焼付してもよ
い。
本発明の溶液型塗料は、例えば浸漬塗、ローラコート、
スプレー塗布、ハケ塗、静電塗装、電着塗装、ワイヤー
コート、フローコート、ドクターコート等の任意の手段
で、罐用素材、罐胴、罐蓋又は罐に塗布することができ
る。塗料の厚みは、一般に乾燥物基準で1乃至50ミク
ロン、特に2乃至40ミクロンの範囲とすることができ
る。
塗料の焼付硬化のための加熱は、例えば電熱オーブン、
ガス燃焼オーブン、各種熱源から発生させた熱風オーブ
ン等による雰囲気加熱方式の他、被塗物基体側から加熱
する抵抗加熱、誘導加熱方式または熱板に被塗物を圧着
する伝導熱による加熱、さらにガスを燃焼させ発生する
火炎により直接塗膜を加熱する方式、赤外または遠赤外
線による加熱などいずれの方法を用いてもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、数平均分子量が250乃至600で且
つp−置換フェノールに二乃至四核体ジメチロール化物
乃至そのエーテル化物の含有量が少なくとも55重量%
であるアルカリレゾール型フェノールホルムアルデヒド
樹脂と、重量平均分子量(Mw)が15,000乃至40,000、
及び分子量が340以下である成分(n=0)の含有量
が0.3重量%以下であるビスフェノール型エポキシ樹脂
とを、3:97乃至50:50の重量比で組合せて金属
容器用塗料とすることにより、塗膜、焼付け時における
ヒューム発生量を従来の塗料の約1/3乃至1/5のオーダー
に抑制し得るという予想外の効果が奏される。
即ち、本発明に用いる組合せ樹脂は焼付け温度での蒸発
速度が極めて小さい上に硬化反応速度が著しく高いため
ヒュームの発生が抑制されるものである。
また、本発明の塗料は、抑制されたヒューム発生量、迅
速硬化性、優れた密着性と加工性及び耐水抽出性の組合
せを有し、例えば、本発明の塗料は従来の塗料の約半分
の時間で硬化が可能であり、その水抽出量は従来の塗料
の約1/2乃至1/3に抑制される。またこの塗料金属容器の
加工部をエナメルレーター試験に賦すると、従来のもの
に比して一桁以上低い値が得られる。
この塗料は著しく大きい硬化速度を有することから、短
時間の塗膜焼付けが必要とされる金属箔へのコイルコー
ティング(ウェブコーティング)が可能であり、また塗
装金属箔を苛酷な絞り成形に賦する場合にもこの塗膜は
加工に耐えるという特徴を有する。
フェノール樹脂の製造 実施例中、フェノール樹脂は以下の要領で製造した。
所定量のフェノール類と37%のホルマリンを反応器に
入れ、40℃で加熱攪拌しながら、所定量の触媒を添加
する。反応系を所定の温度に上げて、所定の時間反応さ
せる。反応終了後、倍量の水で希釈し、室温に冷却して
15%の酢酸水溶液で中和する。生じる沈殿物をロ過捕
集後、水洗、乾燥し、メチルイソブチルケトン40部、
トルエン20部、シクロヘキサノン20部、セロソルブ
アセテート20部から成る混合溶剤に、固形分が30%
になるように溶解させてフェノール樹脂溶液を得た。
これらの樹脂の数平均分子量及び樹脂全体当りの特定の
フェノール樹脂の比率は、ゲルバーミュエーションクロ
マトグラフィー(以下GPCと略す)から求めた。
種々のフェノール樹脂の仕込条件、反応条件及び数平均
分子量ならびに樹脂全体当りの特定のフェノール樹脂の
比率の測定結果を表1に示した。
GPC測定方法 測定サンプル濃度が0.3wt%のTHF溶液を調製し、下
記測定装置及び測定条件にてGPCチャートを得た。な
お、樹脂の数平均分子量は、ポリスチレン換算で求め
た。
GPC測定装置:TOYO SODA 製 HLC-8020 カラム :TOYO SODA TSK-GEL G4000HXL、G3000HXL、G2000HXL G1000HXL 各1本 カラム温度 :40℃ 溶媒 :THF 溶媒流量 :1.0ml/min サンプル注入量:100μl エポキシ樹脂の製造 所定量のエピコート828(油化シェルエポキシ(株)
商品名)、ビスフェノールA、反応触媒、(溶剤)を混
合し、所定の温度に上げて、所定の時間反応させる。
上記原料の仕込比率、溶剤量メタノールによるエポキシ
樹脂の洗浄回数を変化させて、種々のエポキシ樹脂を作
成した。なお、反応に用いた触媒は、エチルトリフェニ
ルホスホニウムクロリドとし、0.3g添加した。
また、作成したエポキシ樹脂の重量平均分子量及び樹脂
全体当りの分子量340以下の成分含有量は、前記のG
PCにより求めた。
エポキシ樹脂作成条件及び、GPC測定結果を表2に示
した。
塗料の製造 エポキシ樹脂をブチルセロソルブ50部とキシレン50
部の混合溶剤に溶解して30%樹脂溶液を調整し、所定
の比率で30%のフェノール樹脂溶液と混合する。この
際、予備縮合が必要とされる場合には、110℃で2時
間加熱した後に試験塗料とした。
塗料の評価 実施例及び比較例中、塗料の評価は以下の要領で行なっ
た。塗料をロールコーター、グラビアコーター等の塗装
機を用いて、基材(アルミニウム板、電解クロム酸処理
鋼板(TFS板)、アルミニウム箔、クロメート表面処
理を有する圧延鋼箔、錫メッキ鋼板等)上に乾燥塗膜の
厚さが約10マイクロメーターとなるように塗布し、ガ
スオーブンで190〜230℃で10〜60秒間焼付け
て塗装板とし、以下に述べる塗膜性能の評価に供した。
(1)ゲル分率の測定 塗装板を10cm×10cmに切断して試験片とし、この試
験片の初期重量(Wo)を測定する。これらの試験片を
メチルエチメケトン中で75℃で60分間抽出した後
に、試験片を取り出し、150℃で30分間乾燥して重
量(W1)を測定する。次に、板上の抽出残分を濃硫酸
で分解除去し、水洗、乾燥した試験片の重量(W2)を
測定する。ゲル分率は次式により求めた。
ゲル分率=(W1−W2)/(W0−W2)×100 ゲル分率は、以下の基準で評価した。
◎:85%以上 ○:70〜85% △:50〜70% ×:50%以下 (2)耐レトルト白化性 塗装板を4cm×8cmに切り出して試験片とした。蒸留水
を入れたビーカー中に試験片を浸漬し、アルミフォイル
でビーカーの口を覆った後、125℃で30分のレトル
ト処理に賦した。耐レトルト白化性は、レトルト後の塗
膜の白化程度を目視判定して以下の基準で評価した。
◎:白化なし ○:わずかに白化 △:かなり白化 ×:著しく白化 (3)加工密着性及び耐食性 各種試作塗料の塗装板から次に述べる工程により、エポ
キシフェノール樹脂が内面側にある絞り缶を作成した。
即ち、塗装板を直径161.8mmに打ち抜き、1段目の絞り
加工で直径105mm、高さ35.4mmのカップを作成する。
次いで、2段目の絞りにより直径82mm、高さ57.7mmに
し、内容積210mlを持つ缶を作成した。
このようにして作成した缶に1%食塩水を満たし、6.4
Vの電圧をかけて流れる電流値を読み取ることにより塗
膜の絞り加工性を測定した。各サンプル10缶ずつ測定
を行ない、その平均値を求めた。
また説明絞り缶100缶にカツオ味付けを充填した後、
二重巻締を行い。125℃で1時間のレトルトを行い、
37℃で3年間保存した後に開缶し、缶内面腐食状態を
観察し100缶中の腐食缶数を調べた。
(4)水抽出物の過マンガン酸カリウム消費量測定 厚生省告示第20号に揚げられてある過マンガン酸カリ
ウム消費量測定方法に基づき、過マンガン酸カリウム消
費量を求めた。
(5)加熱減量 試作塗料等を塗布しただけの塗装板を100℃−30分間
の予備乾燥により溶剤を除去した後に、その重量を測定
する(W0)。その後、所定の加熱条件で焼付を行な
い、冷却して重量を測定する(W1)。この重量差(W0
−W1)により、加熱減量を求めた。
実施例1〜4及び比較例1〜3 エポキシ樹脂NO.5と各種フェノール樹脂を用い、仕込
み比をエポキシ樹脂/フェノール樹脂=80/20(重
量比)として表3に示す7種の塗料を調整した。これら
の塗料を0.22mm厚のTFS板或いは50μmアルミニウ
ム箔に塗布し、200℃−30秒の焼付乾燥した後、塗
膜の性能評価を行ない、表3に結果を示した。
表3の結果より、p−置換フェノールを用いたアルカリ
レゾール型フェノールホルムアルデヒド樹脂において、
数平均分子量及び二乃至四核体ジメチロール化物乃至そ
のエーテル化物の含有量が金属容器用塗料の性質に大き
く影響を及ぼすことがわかる。
実施例5〜9及び比較例4〜5 フェノール樹脂NO.1と各種エポキシ樹脂を用い、仕込
み比をエポキシ樹脂/フェノール樹脂=80/20(重
量比)として、表4に示す7種の塗料を調整した。これ
らの塗料を0.22mm厚のTFS板或いは50μmアルミニ
ウム箔に塗布し200℃−30秒の焼付乾燥した後、塗
膜の性能評価を行ない、表4に結果を示した。
表4の結果より、使用するビスフェノール型エポキシ樹
脂において、重量平均分子量及び分子量が340以下で
ある成分の含有量が金属容器用塗料の性質に大きく影響
を及ぼし、好適範囲が存在していることがわかる。
実施例10及び比較例6 エポキシ樹脂NO.1,3及びフェノール樹脂NO.1,7を
用いて、仕込み比をエポキシ樹脂/フェノール樹脂=8
0/20(重量比)として、2種の塗料を調整した。こ
れらの塗料を100μmアルミニウム箔に塗布し、230
℃〜10〜30秒の焼付乾燥した後、塗膜の性能評価を
行ない、表5に結果を示した。
表5の結果より、本発明による塗料では、従来用いられ
ていた塗料に比べて、約半分以下の時間で硬化し、か
つ、その際の加熱減量も少なく、塗膜焼付時におけるヒ
ューム発生が抑制されていることがわかる。
実施例11〜14及び比較例7〜8 エポキシ樹脂NO.5とフェノール樹脂NO.1とを用いて、
表6に示す6種の塗料を調整した。これらの塗料を0.23
mm厚の錫メッキ鋼板に塗布し、190℃−60秒の焼付
乾燥した後に、塗膜の性能評価を行ない、表6に結果を
示した。
表6の結果より、本発明による塗料においては、エポキ
シ樹脂/フェノール樹脂(重量比)は、金属容器用塗料
の性質に大きく影響を及ぼし、好適範囲があることがわ
かる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】数平均分子量が250乃至600で且つp
    −置換フェノールの二乃至四核体ジメチロール化物乃至
    そのエーテル化物の含有量が少なくとも55重量%であ
    るアルカリレゾール型フェノールホルムアルデヒド樹脂
    と、重量平均分子量(Mw)が15,000乃至40,000、及び
    分子量が340以下である成分(n=0)の含有量が0.
    3重量%以下であるビスフェノール型エポキシ樹脂と
    を、3:97乃至50:50の重量比で含有して成る金属容器
    用塗料。
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