JPH0637152B2 - シ−トのリフト装置 - Google Patents

シ−トのリフト装置

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JPH0637152B2
JPH0637152B2 JP11606186A JP11606186A JPH0637152B2 JP H0637152 B2 JPH0637152 B2 JP H0637152B2 JP 11606186 A JP11606186 A JP 11606186A JP 11606186 A JP11606186 A JP 11606186A JP H0637152 B2 JPH0637152 B2 JP H0637152B2
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JP
Japan
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spur gear
bell crank
frame
cushion frame
seat
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11606186A
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English (en)
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JPS62273134A (ja
Inventor
勲 池ケ谷
理 上杉
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Fuji Kiko Co Ltd
Original Assignee
Fuji Kiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Kiko Co Ltd filed Critical Fuji Kiko Co Ltd
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Priority to KR1019870001809A priority patent/KR960004301B1/ko
Priority to US07/020,698 priority patent/US4787594A/en
Priority to DE8787102967T priority patent/DE3780661T2/de
Priority to EP87102967A priority patent/EP0235793B1/en
Publication of JPS62273134A publication Critical patent/JPS62273134A/ja
Publication of JPH0637152B2 publication Critical patent/JPH0637152B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、シートのリフト装置、特に1つの機構を用
いてシートクッションの平行リフト及び前後傾斜の三動
作を行なえるようにしたシートのリフト装置に関する。
[従来の技術] 車両用シートのうち、いわゆるシートリフターおよびシ
ートクッションの前後傾斜機能を備えたシートでは、一
般にシートクッションの平行リフト用のリンク機構及び
サイサポート部またはシートクッション全体の前後傾斜
用の機構及び各機構に付属する操作用ノブまたはレバ
ー、あるいはパワーシートにあってはモーターを備えて
いる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、これらのリフト機構および前後傾斜機構
を別個に設けたものでは、構造が複雑となり、限られた
スペース内での部品の取り合い上も好しいものでなく、
しかもそれぞれの機構を別個に操作して調整を行うた
め、調整作業も煩雑となる欠点がある。
本発明は、以下の問題点を解決するもので、1つの機構
を用いてシートクッションの平行リフト及び前後傾斜の
三動作を行なえるようにすることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明によれば、ベースフレ
ームの前後に夫々枢支されたベルクランクおよび操作軸
と、ベースフレーム上にあって、前記ベルクランクの一
方の揺動端に連繋するクッションフレームと、ベースフ
レームに設けられ操作軸に噛合する平歯車と、この平歯
車に所定の偏心比で設けられたクランク軸と、このクラ
ンク軸に一端を連繋し、他端をクッションフレームに連
繋する平リンクと、クッションフレームの下部に沿って
配置され、かつ一端を前記ベルクランクの他方側揺動端
に連繋するとともに、他端を前記クランク軸に連繋した
連結ロッドとからなることを特徴とする。
[作用] クッションフレームを支持する前後のベースフレームに
対する連結部分のレバー比や偏心比の相違に応じて、ク
ランクレバーの一回転中にクッションフレームが平行リ
フト,前後傾斜の動作モードを連続的に取ることがで
き、クランクレバーの回転角度位置に応じた姿勢を得る
ことになる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図はこの発明を適用した車両用シートのフレーム構
造を示す側断面図、第2図(イ),(ロ)は操作軸の一
回転中におけるクッションフレームの動作状態を示す説
明図である。
図において、この車両用シート1は、車両のフロア面上
に取り付けられる固定レール2と、固定レール2上を前
後スライド可能に取付けられたスライドレール3と、ス
ライドレール3上にボルトBを介して固定されたベース
フレーム4と、ベースフレーム4の内側上部に配置され
たクッションフレーム5と、ベースフレーム4の後端部
に図示しないリクライニングデバイス及び連結ピン6を
介して前後回動可能に連結されたシートバック7とから
概略構成されている。
前記クッションフレーム5は座面形状に合せてプレス成
形された鋼板製のもので、そのフロント[F]およびリ
ア[R]側の下面には一対のブラケット8,9が固定さ
れ、各ブラケット8,9にリフト装置10の作用端が結
合している。
リフト装置10はベースフレーム4の後部に枢支ピン1
1を介して揺動自在に支持されたベルクランク12と、
ベースフレーム4の前部側にあって支軸13を介して回
転自在に枢支された平歯車14とを備えている。
平歯車14はクランクレバーを兼用するものでこれの端
面には所定の偏心比でクランク軸15が突設されてい
る。このクランク軸15には平リンク16の下端が連結
されており、また平リンク16の上端は連結軸17を介
して前記ブラケット8に連結している。
他方、後端側ブラケット9は同じく連結軸18を介して
前記ベルクランク12の一方側揺動端に連結している。
そして、ベルクランク12の下部側揺動端には連結ロッ
ド19の後端部が連結ピン20を介して結合している。
連結ロッド19はクッションフレーム5の下部にほぼ平
行に位置するもので、その先端部は前記クランク軸15
に連結し、平歯車14の回転によるクランク軸15の偏
心比に応じて前記ベルクランク12を揺動運動させるよ
うにしている。
さらに、平歯車14とベルクランク12間には一端を平
歯車14に突設した取付ピン21に係合し、他端を前記
連結ピン20に係合した引張りコイルバネ22が懸架さ
れ、この引張りコイルバネ22のバネ圧により、ベルク
ランク12および平歯車14を互いに近寄る方向に引張
ることにより、常時クッションフレーム5を上昇側に付
勢している。
なお、平歯車14にはピニオン23が噛合している。ピ
ニオン23は操作軸24に軸着されたものであり、この
操作軸24のベースフレームからの突出端は図示しない
操作用のノブあるいはレバー等に連繋し、操作軸24の
回転操作に応じて前記平歯車14を回転操作するように
している。
次に以上の構成のリフト装置10の動作を説明する。
操作軸24の回転操作に応じた平歯車14の回転により
クッションフレーム5のリア[R]側はクランク軸15
の偏心比及びベルクランク12のレバー比に応じた高さ
位置に昇降運動する。
また、クッションフレーム5のフロント[F]側は同じ
くクランク軸15の偏心比及び平リンク16のレバー比
に応じた高さ位置に昇降運動する。
そして、両者のレバー比及び偏心比の相違によりベルク
ランク12の揺動運動に伴うリア[R]側の昇降運動に
対しフロント[F]側は所定の遅れを持って昇降運動を
する。この状態を第2図(イ),(ロ)に示す。
各図はクランク軸15が(a)に位置した状態からそれ
ぞれα〜αまでの360゜の回動角におけるそれぞ
れの位置(b)〜(h)までにおけるフロント[F]と
リア[R]側とのシーソー運動を示したもので、各角度
位置においてクッションフレーム5は前傾状態での上昇
から平行上昇及び後傾下降に至るまでの範囲を伴ってい
る。従って、平歯車14の回転角の調整によって、平行
リフト運動と前後傾斜運動の三種の状態を得ることがで
きるのである。
なお、前記実施例ではベルクランク12を後部側に、平
歯車14およびこれに連結される平リンク16を前部側
に配置してあるが、これと逆であっても良いことは勿論
である。また、操作軸24の駆動動力としては、前述の
操作ノブあるいはレバーに代えて専用の駆動モータを用
いてもよい。
[発明の効果] 以上実施例により詳細に説明したように、この発明によ
れば、シートクッションの平行リフト及び前後傾斜の三
動作を一つの機構により行なえるので、機構が簡素化
し、しかも調整操作を1つ操作ノブまたはレバー、ある
いはモーター駆動により行なえるので、調整作業も簡単
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用した車両用のシートのフレーム
構造を示す側断面図、第2図(イ),(ロ)は同シート
のシートクッションの動作説明図である。 1……車両用シート 4……ベースフレーム 5……クッションフレーム 10……リフト装置 12……ベルクランク 14……平歯車 15……クランク軸 16……平リンク 19……連結ロッド 24……操作軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースフレームの前後に夫々枢支されたベ
    ルクランクおよび操作軸と、ベースフレーム上にあっ
    て、前記ベルクランクの一方の揺動端に連繋するクッシ
    ョンフレームと、ベースフレームに設けられ操作軸に噛
    合する平歯車と、この平歯車に所定の偏心比で設けられ
    たクランク軸と、このクランク軸に一端を連繋し、他端
    をクッションフレームに連繋する平リンクと、クッショ
    ンフレームの下部に沿って配置され、かつ一端を前記ベ
    ルクランクの他方側揺動端に連繋するとともに、他端を
    前記クランク軸に連繋した連結ロッドとからなることを
    特徴とするシートのリフト装置。
JP11606186A 1986-03-03 1986-05-22 シ−トのリフト装置 Expired - Lifetime JPH0637152B2 (ja)

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JP11606186A JPH0637152B2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22 シ−トのリフト装置
KR1019870001809A KR960004301B1 (ko) 1986-03-03 1987-03-02 차량용 시이트
US07/020,698 US4787594A (en) 1986-03-03 1987-03-02 Seat for motor vehicles
DE8787102967T DE3780661T2 (de) 1986-03-03 1987-03-03 Sitz fuer kraftfahrzeug.
EP87102967A EP0235793B1 (en) 1986-03-03 1987-03-03 Seat for motor vehicles

Applications Claiming Priority (1)

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JP11606186A JPH0637152B2 (ja) 1986-05-22 1986-05-22 シ−トのリフト装置

Publications (2)

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JPS62273134A JPS62273134A (ja) 1987-11-27
JPH0637152B2 true JPH0637152B2 (ja) 1994-05-18

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ID=14677740

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09301380A (ja) * 1996-05-13 1997-11-25 Packs:Kk 収納袋
WO2012036212A1 (ja) * 2010-09-17 2012-03-22 アイシン精機 株式会社 シートリフター装置

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JPS62273134A (ja) 1987-11-27

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