JPH0637146B2 - シ−トポジシヨン設定装置 - Google Patents

シ−トポジシヨン設定装置

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JPH0637146B2
JPH0637146B2 JP60232757A JP23275785A JPH0637146B2 JP H0637146 B2 JPH0637146 B2 JP H0637146B2 JP 60232757 A JP60232757 A JP 60232757A JP 23275785 A JP23275785 A JP 23275785A JP H0637146 B2 JPH0637146 B2 JP H0637146B2
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JP
Japan
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switch
horn
seat
switches
switch unit
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JP60232757A
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JPS6291334A (ja
Inventor
義春 井川
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白木金属工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のシートポジション設定装置に関し、更
に詳しくは、シートポジションをマニュアル設定するた
めのスイッチユニットの操作処理に関する。
(従来の技術) 自動車のシートの最適ポジションは運転者の体格や体形
に応じて異なるものであり、運転者が乗車する都度に調
整する必要がある。
一般に、このようなシートポジションの調整は、シート
の各部分に設けられている操作用のレバーやノブを適宜
操作して手動により所望のポジションに設定するように
構成されているが、操作が煩雑である。
そこで、このような手動操作の煩雑さを解決するため
に、スイッチの操作に応じてモータを選択的に駆動して
シートの各部分をそれぞれ所定の方向に移動させること
によって所望のポジションに設定するパワーシートが実
用化されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、従来のこのようなパワーシートにおける操作用
のスイッチはシートの各部分にそれぞれ分散して取り付
けられているために、調整したい部分のスイッチを操作
するためには腕をそれぞれのスイッチの位置まで動かさ
なければならず、不便である。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、その目的
は、シートの各部のポジションを1箇所に集中配置され
たスイッチ群を操作することにより任意に設定できる操
作性の優れたシートポジション設定装置を実現すること
にある。
(問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本発明は、シートの各部分を
所定の方向に移動させるために使用される複数のスイッ
チを具備するスイッチユニットが、ステアリングハンド
ルのホーンボタン部に取り付けられていて、ホーンボタ
ン部の押圧によってホーンスイッチを操作してホーンを
鳴らす動作と、前記複数のスイッチを押圧してシートの
各部分を移動させる動作とは、前記押圧の程度によって
区別されるようになっており、また、前記複数のスイッ
チは等価であってそれらの複数のスイッチの間には優先
順位はなく、さらに、ホーンボタン部が押圧されてホー
ンスイッチが操作される場合には、シート移動のための
前記複数のスイッチの操作を全て無効にすることによっ
て、前記ホーンスイッチの操作を前記複数のスイッチの
全てに対して優先させる、シート移動のためのスイッチ
の無効手段を有していることを特徴とするものである。
(実施例) 以下、図面を参照し本発明の実施例について詳細に説明
する。
第1図は本発明に係るシートポジション設定装置で運転
者に応じた最適シートポジションをマニュアル設定する
ために用いられるスイッチユニット1の一実施例を示す
構成図、第2図はシートの状態説明図である。2,3は
シートクッション4の前部を矢印Aで示す上下方向に変
位させるための制御信号を出力するスイッチ、5,6は
シートクッション4の後部を矢印Bで示す上下方向に変
位させるための制御信号を出力するスイッチ、7,8は
シートバック9を矢印Cで示す前後方向に傾動変位させ
るための制御信号を出力するスイッチ、10,11はシ
ート全体を矢印Dで示す前後方向に変位させるための制
御信号を出力するスイッチであり、これら各スイッチは
例えばタッチスイッチとして構成されている。尚、第1
図中の4F,9Fは、前記各スイッチがシートクッショ
ン4やシートバック9のどの部分を動かすかを容易に知
ることができるように設けられたディスプレイである。
そして、このディスプレイの近くに各スイッチの接触部
が三角形状に形成され、ここに触れると、三角形の外側
の頂点の方向にシートクッション4やシートバック9が
移動するようになっている。又、このスイッチユニット
1は、第3図に示すように、ステアリグハンドル12の
ホーンボタン部中央に取り付けられている。ここで、ホ
ーンボタン部のホーンスイッチを作動させるための押圧
力は、スイッチユニット1の各スイッチを作動させるた
めの押圧力よりも大きく(例えば2倍程度)設定されて
いる。即ち、シートポジションを設定するためのスイッ
チユニット1のスイッチの操作は、ホーンスイッチの操
作よりも小さな力で行えることになり、スイッチユニッ
ト1の各スイッチの操作とホーンスイッチの操作とを押
圧力の大きさで区別することができる。
このように構成することにより、ホーンボタン部に取り
付けられているスイッチユニット1の各スイッチ2,
3,5〜8,10,11を選択的に操作することによっ
てシートの各部のポジションを任意に設定でき、優れた
操作性が得られる。
ところで、このような構成によれば、前述のようにホー
ンスイッチの押圧力とスイッチユニット1のスイッチの
押圧力の大きさを異ならせることによって一応これらを
区別することはできるものの、ホーンスイッチ操作時に
誤ってスイッチユニット1のスイッチも操作してしまう
ことがある。このような場合、予期していない状態でシ
ートが移動することになり、安全運転上からも好ましく
ない。
そこで、本発明では、ホーンスイッチが操作された場合
にはスイッチユニット1の操作を無効にするように構成
している。
第4図は本発明の一実施例を示す回路図である。第4図
において、13はバッテリーであり、陰極側は車のボデ
ーアースEに接続され、陽極側はヒューズ14を介して
並列に接続されたホーン15,16の一端に接続されて
いる。17は、常閉接点NCを有するリレーであり、励
磁コイルの一端は並列接続されたホーン15,16の他
端に接続され、他端はホーンスイッチ18を介してボデ
ーアースEに接続されている。リレー17の常閉接点N
Cの一端は電源19の陽極側に接続され、他端はスイッ
チユニット1に接続されている。20はスイッチユニッ
ト1から出力される制御信号に従ってシートポジション
調整動作を行うシートコントロール回路である。
このように構成することにより、ホーンスイッチ18が
オフの間はリレー17の常閉接点NCが閉じられている
ためにスイッチユニット1には常閉接点NCを介して電
源19の出力が供給されることになり、シートポジショ
ンはシートコントロール回路20に加えられるスイッチ
ユニット1のスイッチの操作に対応した制御信号に従っ
て調整されることになる。これに対し、ホーンスイッチ
18がオンになるとホーン15,16が鳴ると共に常閉
接点NCが開かれることからスイッチユニット1への電
源19の出力の供給が遮断されてスイッチユニット1か
らスイッチの操作に対応した制御信号が出力されなくな
り、シートコントロール回路20によるシートポジショ
ン調整は行われないことになって、予期しない状態での
シートの移動を防止することができる。
第5図は本発明の他の実施例を示す回路図であり、第4
図と同一部分には同一符号を付けてその再説明は省略す
る。第5図において、21はホーンスイッチ18と連動
して相補的に接点が開閉するブレークスイッチであり、
第4図の常閉接点NCの代わりに電源19とスイッチユ
ニット1との間に接続されている。第6図はこのような
ブレークスイッチ21が組み込まれたホーンスイッチ1
8の具体例を示す構成図であり、(a )はホーンパット
22を押下しない状態を示し、(b )はホーンパット2
2を押下した状態を示している。第6図(a )に示すよ
うに、ホーンパット22を押下しない状態ではホーンパ
ット22はばね23によりベース24から押し上げられ
ていて、ホーンスイッチ18を形成する接点AとBは開
離されブレークスイッチ21を形成する接点CとDは閉
成されれている。これに対し、第6図(b )に示すよう
に、ホーンパット22はばね23に抗して押下した状態
ではホーンスイッチ18を形成する接点AとBは閉成さ
れブレークスイッチ21を形成する接点CとDは開離さ
れることになる。
このように構成することにより、ホーンパット22を押
下しない状態ではブレークスイッチ21がオンになって
いることからスイッチユニット1にはブレークスイッチ
21を介して電源19の出力が供給されることになり、
シートポジションはシートコントロール回路20に加え
られるスイッチユニット1のスイッチの操作に対応した
制御信号に従って調整されることになる。これに対し、
ホーンパット22を押下してホーンスイッチ18をオン
にするとホーン15,16が鳴ると共にブレークスイッ
チ21がオフになることからスイッチユニット1への電
源19の出力の供給が遮断されてスイッチユニット1か
らスイッチの操作に対応した制御信号が出力されなくな
り、シートコントロール回路20によるシートポジショ
ン調整は行なわれないことになって、第4図と同様に、
予期しない状態でのシートの移動を防止することができ
る。そして、このような第5図の回路構成によれば、第
4図の回路構成におけるリレー17の励磁動作に伴う常
閉接点NCのような動作遅れを大幅に短縮できる。
第7図も本発明の他の実施例を示す要部の回路図であ
る。第7図において、SW〜SWnはスイッチユニッ
ト1のスイッチの接点であり、これら各接点SW〜S
Wnは並列に接続されている。SWHはホーンスイッチ
18に連動した常閉接点であり、スイッチユニット1の
接点SW〜SWnの並列回路と直列に接続されてい
る。
このような構成において、ホーンスイッチ18がオンに
なると常閉接点SWHはオフになり、スイッチユニット
1の接点SW〜SWnの接点信号は出力されなくな
る。
これにより、第4図及び第5図に示すようにスイッチユ
ニット1に加える電源を制御することなく、ホーンスイ
ッチ18が操作された場合にスイッチユニット1のスイ
ッチの操作を無効にすることができる。
ところで、上記各実施例では、ホーンスイッチ18の操
作に続いてスイッチユニット1のスイッチを操作する場
合にはシートの移動を防止できるが、スイッチユニット
1のスイッチの操作に続いてホーンスイッチ18を操作
する場合にはホーンスイッチ18が操作されるまでの時
間シートが移動するおそれがある。このような場合のシ
ートの移動を防止するためには、スイッチユニット1の
スイッチを操作しても一定時間(例えば数10ms〜数1
00ms)はシートが移動しないようにスイッチユニット
1のスイッチの出力信号を遅延させる遅延回路をスイッ
チユニット1やシートコントロール回路20に設ければ
よい。
第8図はこのような遅延回路の一実施例を示す回路図で
ある。第8図において、スイッチユニット1の接点SW
の一端は抵抗器Rを介して接地されると共に他端はコン
デンサCを介して接地されている。第9図は第8図の動
作説明図である。スイッチSWをオンにすると、電位V
はコンデンサCと抵抗器Rの値に応じて第9図の実線E
で示すように変化する。そして、電位VthをスイッチS
Wの動作電圧とすると、スイッチSWをオンにした後の
時刻tにおいて電位Vthに達することから、時間tdだ
けスイッチSWの動作を遅延させることができる。
第10図は前述のような一連の動作の流れを示すフロー
図である。(a )はスイッチユニット1のスイッチが操
作されたことを検出した後にホーンスイッチ18が操作
されなかったことを検出してシートコントロール動作を
実行する場合を示している。(b )はホーンスイッチ1
8が操作されなかったことを検出した後にスイッチユニ
ット1のスイッチが操作されたことを検出してシートコ
ントロールの動作を実行する場合を示している。(c )
はスイッチユニット1のスイッチが操作されたことを検
出した後に遅延時間tdを与え、該遅延時間td経過後にホ
ーンスイッチ18が操作されなかったことを検出してシ
ートコントロール動作を実行する場合を示している。
尚、スイッチユニット1をホーンボタン部に取り付ける
のにあたっては、例えば永久磁石を利用した係合機構や
係合爪及び係合溝よりなる係合機構を用いて着脱可能に
取り付けるようにしてもよい。このように着脱可能に取
り付けることによって、スイッチユニット1をリモコン
スイッチとしても用いることができて、より操作性を高
めることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、シートの各部の
ポジションをホーンボタン部に集中配置されたスイッチ
を選択的に操作することによって任意に設定できると共
に、シートポジション調整用スイッチとホーンスイッチ
の多重操作による不都合を生じることもなく、操作性の
優れたシートポジション設定装置が実現できる。すなわ
ち、押圧の違いとメーク・ブレーク接点の組合せという
極めて簡単な構成により、ホーン鳴りの際のパワーシー
トの誤動作の確実防止ができ、安全性を確保できると共
に、パワーシート用スイッチのホーンボタン部への集中
化によって、快適なスイッチ操作を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いられるスイッチユニットの一実施
例を示す構成図、第2図はシートの状態説明図、第3図
はスイッチユニットの取付状態説明図、第4図,第5図
及び第7図はそれぞれ本発明の一実施例を示す回路図、
第6図はホーンスイッチの具体例を示す構成図、第8図
は遅延回路の具体例を示す回路図、第9図は第8図の動
作説明図、第10図は一連の動作の流れを示すフロー図
である。 1……スイッチユニット 2,3,5〜8,10,11……スイッチ 4……シートクッション、9……シートバック 12……ステアリングハンドル 13……バッテリー、14……ヒューズ 15,16……ホーン、17……リレー 18……ホーンスイッチ、19……電源 20……シートコントロール回路 21……ブレークスイッチ 22……ホーンパット、23……ばね 24……ベース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートの各部分を所定の方向に移動させる
    ために使用される複数のスイッチを具備するスイッチユ
    ニットが、ステアリングハンドルのホーンボタン部に取
    り付けられていて、ホーンボタン部の押圧によってホー
    ンスイッチを操作してホーンを鳴らす動作と、前記複数
    のスイッチを押圧してシートの各部分を移動させる動作
    とは、前記押圧の程度によって区別されるようになって
    おり、 また、前記複数のスイッチは等価であってそれらの複数
    のスイッチの間には優先順位はなく、 さらに、ホーンボタン部が押圧されてホーンスイッチが
    操作される場合には、シート移動のための前記複数のス
    イッチの操作を全て無効にすることによって、前記ホー
    ンスイッチの操作を前記複数のスイッチの全てに対して
    優先させる、シート移動のためのスイッチの無効手段を
    有していることを特徴とするシートポジション設定装
    置。
JP60232757A 1985-10-18 1985-10-18 シ−トポジシヨン設定装置 Expired - Lifetime JPH0637146B2 (ja)

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JP5211628B2 (ja) * 2007-10-11 2013-06-12 トヨタ紡織株式会社 シートスイッチおよびそのシートスイッチに接続された制御装置
JP5342588B2 (ja) * 2011-03-28 2013-11-13 株式会社ホンダアクセス 自動車における車載機器の操作装置

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