JPH0416744Y2 - - Google Patents

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JPH0416744Y2
JPH0416744Y2 JP1986200382U JP20038286U JPH0416744Y2 JP H0416744 Y2 JPH0416744 Y2 JP H0416744Y2 JP 1986200382 U JP1986200382 U JP 1986200382U JP 20038286 U JP20038286 U JP 20038286U JP H0416744 Y2 JPH0416744 Y2 JP H0416744Y2
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JP
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seat
owner
driver
switch
driving position
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JP1986200382U
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JPS63105530U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、運転者が乗車または降車する時にシ
ートを予め記憶してあるオーナーのドライビング
ポジシヨンに自動的に復帰するパワーシートの改
良に関するものである。
(従来の技術) 近年、自動車の運転席のシートの座部の位置や
高さ、シートバツクの後傾角度等シート各部の位
置を所定の操作により、運転者に対応して予め記
憶された最適位置に自動的にセツトするパワーシ
ートが開発され、実際に自動車に装備されている
現状にある。
この種のパワーシートにおいて、オーナードラ
イバーの乗車性を向上させるため、何れの運転者
が乗車または降車する時にもシートを予め記憶し
ているオーナーのドライビングポジシヨンへマイ
コン制御により自動的に復帰させるように構成さ
れたものが本出願人によつて新たに提案されてい
るが、オーナー以外の運転者がかかるパワーシー
トの自動車を利用するとき、オーナードライビン
グポジシヨンに復帰したシートをその都度適応位
置に再調節することを必要とし、至極不便であ
る。
(考案の目的) 本考案の目的は、運転者が乗車または降車する
時にシートを予め記憶してあるオーナーのドライ
ビングポジシヨンに自動的に復帰するパワーシー
トにおいて、降車時のスイツチ操作によりオーナ
ーのドライビングポジシヨンにシートが自動的に
復帰するのを禁止し、オーナー以外の運転者の着
座位置に保持することができるパワーシートを提
供することにある。
(考案の構成) このため、本考案は、オーナー以外の運転者の
の操作する復帰禁止スイツチを設け、該スイツチ
操作によりオーナーのドライビングポジシヨンを
記憶し、記憶されたシートの各部の位置を再生し
て復帰指令する制御手段に復帰禁止信号を送り、
オーナーのドライビングポジシヨンへの復帰動作
を禁止させるようにしたことを特徴とする。
なお、上記スイツチ操作は運転者の直接ボタン
操作により行なつてもよいが、降車時のエンジン
停止→ドア開閉動作に連係してスイツチ作動を行
わせてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、オーナーが運転者の場合に
は、何らの操作もなく、オーナーのドライビング
ポジシヨンに自動的に復帰したシートを利用する
ことができる一方、オーナー以外の運転者が引き
続き運転しているときは復帰禁止スイツチを選択
的に操作してオーナー以外の運転者の記憶された
ドライビングポジシヨンを維持させることができ
るので、シートへの着座の前後にスイツチ操作す
る煩わしさや、着座後のシートの移動による危険
感がなくなり、迅速かつ快適に運転操作に移るこ
とができる。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。
第1図および第2図において、マイクロコンピ
ユータ11はパワーシート12の制御部としての
機能を有するもので、CPU(中央処理装置)、
ROMおよびRAM等により構成されている。こ
のマイクロコンピユータ11は、入力装置13を
有している。
上記入力装置13は、第2図に示すように、パ
ワーシート12のシートクツシヨン14の矢印A
1で示す前後方向の位置およびシートバツク15
の矢印A2で示す前後の揺動角度を夫々マニユア
ル操作するマニユアル操作スイツチ16を有す
る。このマニユアル操作スイツチ16はパワーシ
ート12のシートクツシヨン14の側面に取り付
けられ、マニユアル操作信号をマイクロコンピユ
ータ11に出力する。
上記入力装置13はまた、メモリスイツチ1
7、ストツプスイツチ18および選択(セレク
ト)スイツチ19,20および21からなるオー
トスイツチ22を有する。上記メモリスイツチ1
7は、マニユアル操作スイツチ16でマニユアル
設定されたパワーシート12のシートクツシヨン
14およびシートバツク15の位置の記憶を指令
する。また、上記ストツプスイツチ18は、パワ
ーシート12の動作を停止させる。さらに、オー
ナー選択スイツチ19、選択スイツチ20および
21は夫々、自動車の所有者(オーナー)お含め
て合計3人の運転者について、パワーシート12
のシートクツシヨン14およびシートバツク15
の位置の記憶および再生を指令する。上記オート
スイツチ22はそのメモリスイツチ17、ストツ
プスイツチ18、オーナー選択スイツチ19、選
択スイツチ20および21の上記機能に夫々対応
したオートスイツチ信号をマイクロコンピユータ
11に出力する。
上記オートスイツチ22はパワーシート12の
近傍に配置され、運転者により操作される。一
方、マイクロコンピユータ11は、第1図に示す
ように、ドライバー回路26および29にモータ
駆動信号を出力する。上記ドライバー回路26
は、上記モータ駆動信号に応じてモータ27を駆
動し、パワーシート12のシートクツシヨン14
を前方および後方にスライドさせる。また、いま
一つの上記ドライバー回路29は、上記モータ駆
動信号に応じてモータ30を駆動し、パワーシー
ト12のシートバツク15を前方および後方に揺
動させる。
上記モータ27および30の回転数は夫々セン
サー回路28および31により検出される。これ
らセンサー回路28および31はいずれもリード
スイツチ等からなり、上記モータ27および30
の回転数に夫々比例したパルス数を有するセンサ
ー信号をマイクロコンピユータ11に出力する。
上記マイクロコンピユータ11は、センサー回
路28および31からのセンサー信号をカウント
して、そのカウント値からパワーシート12のシ
ートクツシヨン14およびシートバツク15の位
置を演算する。
上記構成においては、オートスイツチ22のス
イツチ選択により、予め記憶された所定のシート
位置に自動的に設定させることができるが、オー
ナーの乗降を考慮して何れの運転者が降車する時
にも常にオーナーのドライビングポジシヨンにパ
ワーシート12を自動的に復帰させることができ
るように、例えば、エンジン停止後のドアの閉鎖
動作と同等にまたはドアの閉鎖動作後一定時間経
過すると、上記オーナー選択スイツチ19を操作
せずとも選択操作した時に出力する信号をオート
スイツチ22から出力させるようになつている。
しかしながら、このようにオーナー以外の運転
者が引き続き運転するときでも常に運転者の降車
とともにシートがオーナーのドライビングポジシ
ヨンに自動的に復帰すると、オーナー以外の運転
者の乗車にとつて不便である。そこで、乗車前に
操作容易な位置、例えばインナーハンドル付近に
シートクツシヨン4側部にオーナー以外の運転者
が乗車する時に操作する自動復帰禁止スイツチ4
0を設け、かかるスイツチ40を選択操作するこ
とにより、上記オートスイツチ22からのオーナ
ードライビングポジシヨン復帰指令信号の出力を
停止するように構成する。
このように構成すると、オーナー以外の運転者
に運転するときでも、常に運転者の降車とともに
シートがオーナーのドライビングポジシヨンに自
動的に復帰するパワーシート12であつても、オ
ーナー以外の運転者が降車するときに、自動復帰
禁止スイツチ40を選択操作しておくと、現状の
オーナー以外の運転者の記憶されたドライビング
ポジシヨンを変更することなく、維持することが
できるので、自動車への乗車が容易になるととも
に、シート着座後改めて選択スイツチ20,21
を選択操作してシート位置を調節する必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパワーシートの制御回路
のブロツク図、第2図は第1図のパワーシートの
概略構成図である。 11……マイクロコンピユータ、12……パワ
ーシート、13……入力装置、14……シートク
ツシヨン、19……オーナー選択スイツチ、2
0,21……選択スイツチ、40……自動復帰禁
止スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 運転者が乗車または降車する時にシートを予め
    記憶してあるオーナーのドライビングポジシヨン
    に自動的に復帰するパワーシートにおいて、 オーナー以外の運転者が操作するオーナードラ
    イビングポジシヨン復帰禁止スイツチを設け、該
    スイツチを降車時に操作して予め記憶してあるオ
    ーナーのドライビングポジシヨンに自動的に復帰
    指令する制御手段に禁止信号を入力してオーナー
    ドライビングポジシヨン復帰動作を禁止するよう
    に構成したことを特徴とするパワーシート。
JP1986200382U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH0416744Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986200382U JPH0416744Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986200382U JPH0416744Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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Publication Number Publication Date
JPS63105530U JPS63105530U (ja) 1988-07-08
JPH0416744Y2 true JPH0416744Y2 (ja) 1992-04-15

Family

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JPS63105530U (ja) 1988-07-08

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