JP2001243853A - 多機能スイッチ装置 - Google Patents

多機能スイッチ装置

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JP2001243853A
JP2001243853A JP2000055600A JP2000055600A JP2001243853A JP 2001243853 A JP2001243853 A JP 2001243853A JP 2000055600 A JP2000055600 A JP 2000055600A JP 2000055600 A JP2000055600 A JP 2000055600A JP 2001243853 A JP2001243853 A JP 2001243853A
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Keiichi Yamamoto
恵一 山本
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両装備品の選択時や機能調整時の操作性が
良く、選択された車両装備品を正しく認識して誤操作の
低減を図れる多機能スイッチ装置を提供する。 【解決手段】 本発明にかかる多機能スイッチ装置は、
複数の車両装備品4に接続した接点12A〜12Gを、
往復操作可能な操作レバー1を操作方向Aに繰り返し操
作することにより選択手段2で選択し、選択された車両
装備品の回路45〜48に接続されて選択された車両装
備品の機能を調整する調整手段3を操作レバー1の近傍
に配置し、選択手段2で選択された車両装備品を認識手
段5で乗員に認識させるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作部を操作する
ことで、複数の車両装備品に接続した接点が選択され、
選択された車両装備品の機能を調整可能な多機能スイッ
チ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、電装品などの車両装備品が多
く搭載されている。これら車両装備品を作動したり、そ
の機能を調整するには、各車両装備品のスイッチをそれ
ぞれ操作しているのが現状である。このため、車両装備
品のスイッチ類が多く、操作性が煩雑である。そこで、
特開平8−225031号公報に示すように、操作性を
考慮してステアリングコラムに装着された操作部の一例
である操作レバーに、複数のスイッチを設け、操作レバ
ーを操作することで車両装備品を作動させたり、作動し
た車両装備品の機能を調整することが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平8−22503
1号公報に記載のものでは、操作部を操作することで作
動したり、その機能が調整される車両装備品が少なく、
また、どの車両装備品が機能しているか判りにくく、誤
操作のおそれがあった。本発明は、車両装備品を選択し
たり、その機能を調整する際の操作性が良く、選択され
た車両装備品を乗員が正しく認識することができ、誤操
作の低減を図れる多機能スイッチ装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数の車両
装備品に接続した接点を、往復操作可能な操作部を第1
の操作方向に操作することにより第1の選択手段で選択
し、この選択された車両装備品の回路に接続され、同車
両装備品の機能を調整する調整手段を操作部の近傍に配
置すると共に、第1の選択手段によって選択された車両
装備品を乗員に認識させる認識手段を備えているため、
乗員は、操作部の操作によって選択された車両装備品を
認識することができると共に、複数の車両装備品の選択
動作や機能調整を操作性良く行えると共に、誤操作の防
止に役立つ。
【0005】本発明では、第1の選択手段が、操作部を
第1の操作方向と反対の第2の操作方向に操作すること
で、第1の操作方向への操作時と逆方向に接点を選択可
能であるため、車両装備品の選択順序を逆にも行え、所
望の車両装備品を選択する場合に早く選択を行え、操作
性がさらによくなる。
【0006】本発明では、操作部の往復操作に中立位置
を設け、この中立位置を境に操作部を第1の操作方向と
反対の第2の操作方向に操作することにより、第1の操
作方向への操作で選択された接点と個別な複数の車両装
備品に接続した接点を第2の選択手段で選択可能として
いるので、接続できる車両装備品の数を増やすことが容
易に行え、車両装備品が増加したり追加された場合でも
対応することができる。
【0007】認識手段としては、表示装置または音声発
生装置の少なくとも一方を備えていれば、乗員に対して
音声または画像で視覚的または聴覚的に、選択された車
両装備品を認識させることができて好ましく、音声発生
装置及び表示装置の双方を備えていれば、乗員に対して
音声及び画像で視覚的並びに聴覚的に、選択された車両
装備品を認識させることができるのでより好ましい。ま
た、音声発生装置及び表示装置の双方を備えている場合
には、選択される車両装備品に応じて、表示装置や音声
発生装置を適宜制御手段等で選択的に切換え可能とする
ことで、選択された車両装備品を認識させるのに効果的
な装置を選択して、選択された車両装備品を乗員に認識
させるようにしてもよい。認識手段は、第1の選択手段
によって選択された車両装備品を乗員に認識させるだけ
でなく、第2の選択手段によって選択された車両装備品
を乗員に認識させてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施の形態
について図面を用いて幾つか説明する。各形態におい
て、同一構成要素には同一符号を付し、重複説明は省略
するものとする。
【0009】(第1の実施の形態)本形態にかかる多機
能スイッチ装置は、図1に示すように、先端1aが回動
可能に設けられた、往復操作可能な操作部としての操作
レバー1と、複数の車両装備品4を選択する第1の選択
手段としての主スイッチ2と、車両装備品4の機能を調
整する調整手段としての補助スイッチ3と、主スイッチ
2によって選択された車両装備品4を乗員に認識させる
認識手段5とを備えている。認識手段5は、本形態では
表示装置の一例であるインジケータ6と、音声発生装置
7の双方を備えている。本形態において、車両装備品4
は、エアコン装置41、オーディオ装置42、フォグラ
ンプ装置43、ヘッドライト装置44となっている。主
スイッチ2は、操作レバー1の基端1b側に設けられ、
補助スイッチ3は操作レバー1の先端1aの内部に設け
られている。主スイッチ2及び補助スイッチ3は、イン
ターフェイス11に接続されている。インターフェイス
11には、車両装備品4がそれぞれ接続されている。多
機能スイッチ装置は、図示しないイグニッションスイッ
チがオン状態となると通電可能状態となる。
【0010】操作レバー1は、ステアリング8が取付け
られたステアリングシャフト9を覆うステアリングコラ
ム10に装着され、ステアリングシャフト9の軸方向C
に往復操作可能に設けられている。操作レバー1の操作
方向は、軸方向Cではなく、操作レバー1をステアリン
グコラム10に装着した状態での上下方向であったり、
ステアリングコラム10の内外方向であっても良く、こ
れら操作方向は、接続される車両装備品4の数や車種に
応じて適宜選択すれば良い。
【0011】操作レバー1は、図2に示すように、主ス
イッチ2を構成する図2に仮想線で示す可動盤13内
に、軸14で一体的に支持されている。可動盤13は、
軸14を中心に回動可能であって、操作レバー1を往復
操作方向の一方向となる第1の操作方向A(以下「操作
方向A」と記す)及びこれと反対方向の第2の操作方向
B(以下「操作方向B」と記す)にそれぞれ一回操作す
る毎に、所定角度だけ回転すると共に、図示しない節度
部やバネの作用により操作レバー1を図2に示す中立位
置に戻すように構成されている。可動盤13には、軸1
4回りに可動盤13の回動動作と連動して所定量だけ回
転する回転カム板16が設けられ、この回転カム板16
には可動接点15が取り付けられている。
【0012】主スイッチ2は、操作レバー1を操作方向
Aに操作すると、可動盤13が所定角度だけ回転したあ
と元の中立位置に戻るとともに、回転カム板16が軸1
4を中心に矢印aで示す順方向に所定量だけ回転され、
操作方向Bに操作すると、可動盤13が所定角度だけ逆
回転したあと中立位置に戻るとともに、回転カム板16
が軸14を中心に矢印bで示す逆方向に所定量だけ逆回
転するように構成されている。可動接点15の移動範囲
内には、車両装備品4に接続した接点12A〜12G
が、回転カム板16の一回当たりの回転量(回転角)に
対応する位置にそれぞれ配置されており、各位置で可動
接点15と接触可能に設けられている。すなわち、主ス
イッチ2は、操作レバー1を操作方向Aに操作すると、
図4に示すように車両装備品4に接続した接点12A〜
12Gを順方向aに選択すると共に、操作方向Bに操作
すると操作方向Aへの操作時と逆方向bに接点12A〜
12Gを選択して、車両装備品4を切換えられるように
構成されている。
【0013】エアコン装置41は温度や風量を制御する
回路45を、オーディオ装置42は放送局の選択や音量
などを制御する回路46を、フォグランプ装置43は同
装置をオンオフするための回路47を、ヘッドライト装
置44は車幅灯やヘッドライトのオンオフや切換え制御
を行う回路48をそれぞれ備えている。
【0014】本形態では、可動接点15と接点12Aと
が接触するとヘッドライト装置44が選択され、可動接
点15と接点12Bとが接触するとフォグランプ装置4
3が選択され、可動接点15と接点12C,12D,1
2Eとがそれぞれ接触するとオーディオ装置42の音量
と放送局のFMまたはAMが選択され、可動接点15と
接点12F,12Gとがそれぞれ接触するとエアコン装
置41の送風と温度がそれぞれ選択される。
【0015】補助スイッチ3は、操作レバー1の先端1
aと図示しない軸で接続され、先端1aを回転すること
で、図示しない接点が切換えられるロータリースイッチ
である。補助スイッチ3は、主スイッチ2で選択された
車両装備品4、すなわち、エアコン装置41、オーディ
オ装置42、フォグランプ装置43、ヘッドライト装置
44の各回路45,46,47、48にインターフェイ
ス11を介して接続されており、各車両装備品の機能を
調整するものである。補助スイッチ3は、先端1aを矢
印cで示す方向(以下「送り方向c」と記す)に回転さ
せると、図4に示すように、選択された車両装備品の機
能を左方から右方へと切換え調整し、先端1aを矢印d
で示す方向(以下「戻り方向d」と記す)に回転させる
と、選択された車両装備品の機能を右方から左方へと切
換え調整するようになっている。
【0016】本形態において、主スイッチ2と接続して
いる車両装備品4は、操作レバー1を操作することによ
って選択され、補助スイッチ3を操作することでその機
能を調整されるようになっており、車両装備品4やそれ
らの機能を選択したり調整するスイッチは、操作レバー
1以外は備えていない。つまり、車両装備品4は、操作
レバー1によって一括集中操作されるように構成されて
いる。
【0017】本形態においては、操作レバー1を操作し
て機能調整された車両装備品4の作動状態が、操作レバ
ー1がさらに操作されて当該車両装備品4とは異なる車
両装備品の機能調整時においても、そのままの状態に保
持され、一旦機能調整された車両装備品4を停止しない
ように構成されている。
【0018】インジケータ6は、例えば運転席近傍のダ
ッシュパネルやセンターコンソール、あるいはメータパ
ネル等に配置される。インジケータ6は、図3に示すよ
うに、選択された車両装備品4を表示する表示部61、
62、63、64と、選択された車両装備品の機能を表
示する機能表示部65〜72とを備えている。表示部6
1〜64は、操作レバー1が操作されて車両装備品4が
選択されると、選択された車両装備品4に対応する部位
が点灯されるものである。表示部61はエアコン装置4
1に対応し、表示部62はオーディオ装置42に対応
し、表示部63はフォグランプ装置43に対応し、表示
部64はヘッドランプ装置44にそれぞれ対応してい
る。
【0019】機能表示部65〜72は、操作レバー1の
選択1aが操作されて車両装備品4の機能が選択調整さ
れると、選択調整中の機能に対応する部位が点灯される
ものである。機能表示部65は温度機能が選択されると
点灯し、機能表示部66は送風機能が選択されると点灯
する。機能表示部67,68は放送局がAM,FMに選
択されるとそれぞれ点灯し、機能表示部69は音量機能
が選択されると点灯する。機能表示部70は、フォグラ
ンプ装置がON状態となると点灯し、機能表示部71は
車幅灯がON状態となると点灯し、機能表示部72は前
照灯がON状態となると点灯する。
【0020】音声発生装置7は、スピーカやアンプ等を
有する周知のもので、現在選択されている車両装備品4
や機能を音声によって乗員に知らせるものであり、各装
備品や機能が選択されたときに音声情報を図示しないス
ピーカから出力するようになっている。
【0021】このような構成の多機能スイッチ装置の操
作による車両装備品4の切換えや機能調整について説明
する。図示しないイグニッションスイッチがオンされる
と、先ず、現在選択されている接点に対応する車両装備
品4に対応する表示や音声が行われる。例えば図2にお
いて接点12Dが可動接点15と接続状態にあると、オ
ーディオ装置42のFMが選択されている状態なので、
インジケータ6の表示部62と機能表示部68が点灯
し、「FMが選択されています」などの音声が音声発生
装置7から発せられる。
【0022】図2に示す状態から、例えば操作レバー1
を操作方向Aに2回続けて操作すると、可動接点15が
順方向aに移動して接点12Fと接触する。すると、図
4に示すように、FM機能からエアコン装置41の送風
機能が選択されて、インジケータ6の表示部61と機能
表示部66が点灯し、「送風が選択されています」など
の音声が音声発生装置7から発せられる。
【0023】送風機能が選択された状態で、先端1aを
送り方向cに回転して補助スイッチ3を操作すると、そ
の回転位置に応じて送風の強さが段階的に強められ、戻
し方向dに回転すると送風の強さが段階的に弱められ
る。
【0024】図2に示す状態から、例えば操作レバー1
を操作方向Bに3回続けて操作すると、可動接点15が
逆方向bに移動して接点12Aと接触する。すると、図
4に示すように、FM機能からヘッドライト装置41
(ライト)が選択されるので、インジケータ6の表示部
64が点灯し、「ライト装置が選択されています」など
の音声が音声発生装置7から発せられる。
【0025】ヘッドライト装置41が選択された状態
で、先端1aを送り方向cに回転して補助スイッチ3を
操作すると、その回転位置に応じて車幅灯やヘッドライ
トがオンされ、インジケータ6の機能表示部71や機能
表示部72が点灯する。先端1aを戻し方向dに回転し
て補助スイッチ3を操作すると、ヘッドライト、車幅灯
の順番でオフされる。
【0026】このように操作レバー1を操作して主スイ
ッチ2及び補助スイッチ3を作動させることで、車両装
備品4が切換え選択され、選択された車両装備品の機能
を調整できると共に、選択された車両装備品4をインジ
ケータ6の表示や音声発生手段7からの音声で視覚的、
聴覚的に認識することができるので、車両装備品4の選
択動作や調整時の操作性が良く、誤操作も低減する。操
作レバー1を操作方向Aと反対の操作方向Bに操作する
と、操作方向Aへの操作時と逆方向に接点が選択される
ので、車両装備品4の選択順序を逆に行える。このた
め、所望の車両装備品4を選択する時の選択操作を早く
行え、操作性がさらに良くなる。
【0027】(第2の実施の形態)本形態にかかる多機
能スイッチ装置は、図5に示すように、先端20aが回
動可能に設けられ操作方向A,Bに往復操作可能な操作
部としての操作レバー20と、複数の車両装備品4を選
択する第1の選択手段としての主スイッチ21と、複数
の車両装備品80を選択する第2の選択手段としての主
スイッチ22と、車両装備品4,80の機能を調整する
調整手段としての補助スイッチ30と、主スイッチ2
1,22で選択された車両装備品4,80を乗員に認識
させる表示装置の一例であるインジケータ60と音声発
生装置7の双方を備えた認識手段50とを備えている。
本形態において、車両装備品80は、フロントワイパー
装置71、リアワイパー装置72、空気清浄器83とな
っている。
【0028】操作レバー20は、ステアリングコラム1
0に軸23で操作方向A,Bに揺動自在に支持されてい
て往復動作可能となっている。操作レバー20は、引っ
張りバネ26,27によって図5に示す中立位置に保持
されている。操作レバー20の基端20bの側面には、
主スイッチ21、22をオンオフさせる突状の被検知部
24,25が設けられている。
【0029】主スイッチ21,22は、その可動片21
a、22aをそれぞれ被検知部24,25で押されると
オンするようになっている。主スイッチ21,22は、
操作レバー20の基端20b側に設けられ、補助スイッ
チ30は操作レバー20の先端20aの内部に設けられ
ている。操作レバー20は、操作方向Aに操作すると主
スイッチ21をオン状態とし、操作方向Bに操作すると
主スイッチ22をオン状態とするようになっている。本
形態にかかる多機能スイッチ装置は、図示しないイグニ
ッションスイッチがオン状態となると通電可能状態とさ
れる。
【0030】主スイッチ21は、操作レバー20を操作
方向Aに操作してオンされる毎に、車両装備品4に接続
した接点12A〜12Gを順方向aに段階的に選択する
ものである。主スイッチ22は、操作レバー20を操作
方向Bに操作してオンされる毎に、車両装備品80に接
続した接点12H,12I,12Jを順方向aに段階的
に選択するものである。接点12H,12I,12J
は、インターフェイス57を介してフロントワイパー装
置81、リアワイパー装置82、空気清浄器83にそれ
ぞれ接続されている。
【0031】フロントワイパー装置81及びリアワイパ
ー装置82は、図示しないワイパー駆動モータの回転速
度や回転時期を制御する回路84,85をそれぞれ備え
ている。空気清浄器83は、図示しない吸引ファン駆動
モータの回転速度や回転時期を制御する回路86を備え
ている。本形態では、接点12Hが選択されるとフロン
トワイパー装置81が選択され、接点12Iが選択され
るとリアワイパー装置82が選択され、接点12Jが選
択されると空気清浄器83が選択される。
【0032】補助スイッチ30は、操作レバー20の先
端20aと図示しない軸で接続され、先端20aを回転
することで、図示しない接点が切換えられるロータリー
スイッチである。補助スイッチ30は、主スイッチ21
で選択される車両装備品4の各回路にインターフェイス
11を介して接続されるとともに、主スイッチ22で選
択される車両装備品80の回路84,85,86にイン
ターフェイス57を介して接続されており、各車両装備
品の機能を調整するものである。補助スイッチ30は、
先端20aを送り方向cに回転させると、図7に示すよ
うに、選択された車両装備品4,80の機能を左方から
右方へと切換え調整し、先端20aを戻り方向dに回転
させると、選択された車両装備品4,80の機能を右方
から左方へと切換え調整するようになっている。
【0033】本形態においては、主スイッチ21,22
に接続された車両装備品4,80は、操作レバー20を
操作することによって選択され、補助スイッチ30を操
作することでその機能を調整されるようになっており、
車両装備品4,80やそれらの機能を選択したり調整す
るものは、操作レバー20以外は備えていない。つま
り、各車両装備品4,80は、操作レバー20によって
一括集中操作されるように構成されている。
【0034】本形態においては、操作レバー20を操作
して機能調整された車両装備品4,80の作動状態が、
操作レバー20がさらに操作されて当該車両装備品4,
80とは異なる車両装備品の機能調整時においても、そ
のままの状態に保持され、一旦機能調整された車両装備
品4,80を停止しないように構成されている。
【0035】本形態におけるインジケータ60は、図6
に示すように、表示部61,62,63,64や機能表
示部65〜72と共に、表示部73,74,75と機能
表示部76,77,78,79を備えている。表示部6
1〜64は、操作レバー20が操作方向Aに操作されて
車両装備品4が選択されると、選択された車両装備品に
対応する部位が点灯される。表示部73〜75は、操作
レバー20が操作方向Bに操作されて車両装備品80が
選択されると、選択された車両装備品80に対応する部
位が点灯されるものである。表示部73は空気清浄器8
3に対応し、表示部74はリアワイパー装置82に対応
し、表示部75はフロントワイパー装置81に対応して
いる。
【0036】機能表示部76〜79は、操作レバー20
の先端20aが操作されて車両装備品80の機能が選択
調整されると、選択調整中の機能に対応する部位が点灯
されるものである。機能表示部76は空気清浄器83が
ON状態となると点灯し、機能表示部77はリアワイパ
装置82がON状態となると点灯し、機能表示部78は
フロントワイパー装置81の間欠機能が選択されると点
灯し、機能表示部79は同ワイパ装置の連続機能が選択
されると点灯する。
【0037】本形態における音声発生装置7は、現在選
択されている車両装備品4,80や機能を音声によって
乗員に知らせるものであり、選択されたときに音声情報
を図示しないスピーカから出力するようになっている。
【0038】このような構成の多機能スイッチ装置の操
作による車両装備品4,80の切換えや機能調整につい
て説明する。図示しないイグニッションスイッチがオン
されると、先ず、現在選択されている接点に対応する車
両装備品4,80に対応する表示や音声が行われる。例
えば図5において接点12Jが選択状態にあると、空気
清浄器83が選択されているので、図6に示すインジケ
ータ60の表示部73が点灯し、「空気清浄器が選択さ
れています」などの音声が音声発生装置7から発せられ
る。
【0039】接点12Jが選択された状態から、図5に
おいて例えば操作レバー20を操作方向Bに1回操作す
ると、順方向aに進んで接点12Hが選択される。する
と、図7に示すように、フロントワイパー装置81が選
択され、インジケータ60の表示部75が点灯し、「前
ワイパーが選択されています」などの音声が音声発生装
置7から発せられる。
【0040】フロントワイパー装置81が選択された状
態で、先端20aを送り方向cに回転して補助スイッチ
30を操作すると、その回転位置に応じてフロントワイ
パー装置81がオン状態となって間欠機能や連続状機能
が選択されて、インジケータ60の機能表示部78や機
能表示部79が点灯する。一方、先端20aを戻し方向
dに回転して補助スイッチ30を操作すると、これら機
能が順番にオフされる。
【0041】図5において、例えば操作レバー20を操
作方向Aに操作して接点12Aが選択されると、図7に
示すように、ヘッドライト装置41(ライト)が選択さ
れ、インジケータ60の表示部64が点灯し、「ライト
装置が選択されています」などの音声が音声発生装置7
から発せられる。
【0042】ヘッドライト装置41が選択された状態
で、先端20aを送り方向cに回転して補助スイッチ3
0を操作すると、その回転位置に応じて車幅灯やヘッド
ライトがオンされ、インジケータ60の機能表示部71
や機能表示部72が点灯し、先端20aを戻し方向dに
回転して補助スイッチ30を操作すると、ヘッドライト
や車幅灯が順番にオフされる。
【0043】接点12Aが選択された状態から操作レバ
ー20を操作方向Aに操作すれば、1操作毎に選択され
る接点が順方向aに進み、選択された接点に対応する車
両装備品4に切換え選択されると共に、対応する表示部
や機能表示部が点灯して、現在の状況が乗員に知らされ
る。
【0044】このように、操作レバー20の往復操作方
向に中立位置を設け、この中立位置を境にして操作レバ
ー20を操作方向Aに操作することで車両装備品4を選
択する主スイッチ21と、操作レバー20を操作方向B
に操作することで車両装備品80を選択する主スイッチ
22とを設けることで、操作レバー20の操作によって
選択される車両装備品の数を容易に増やすことができ、
車両装備品が増加したり追加する場合でも簡素な構成で
対応することができる。
【0045】上述した各実施の形態では、操作部として
ステアリング8の近傍に配置された操作レバー1,20
を用いたが、操作部の形態はこれら操作レバー1,20
に限定されるものではない。例えば十字方向に移動可能
なジョイステックのようなレバー部材を運転席周辺で乗
員が操作し易いの部位に設け、これを操作部としてもよ
い。この場合、例えばジョイステックの上下方向への操
作を検出するスイッチの作動によって車両装備品4ある
いは車両装備品4,80を選択するように構成し、ジョ
イステックの左右方向への操作を検出するスイッチの作
動によって選択された車両装備品の機能を調整するよう
にすれば良い。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、操作部の操作によって
選択された車両装備品を認識手段で認識することができ
ると共に、複数の車両装備品の選択動作や機能調整を操
作部の操作で行う際の操作性が良くなるとともに、誤操
作の発生を極めて少なくすることができる。
【0047】本発明によれば、車両装備品の選択順序を
逆にも行えるようになるので、所望の車両装備品を選択
する場合に早く選択を行え、操作性をさらに高めること
ができる。
【0048】本発明によれば、接続できる車両装備品の
数を増やすことが容易に行え、車両装備品が増加したり
追加された場合でも容易に対応することができる。
【0049】本発明によれば、認識手段として表示装置
または音声発生装置を用いることで、乗員に対して音声
や画像等の視覚情報や聴覚情報で、選択された車両装備
品を認識させることができるので、誤操作の発生をより
一層少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す多機能スイッ
チ装置の概略構成図である。
【図2】第1の実施の形態にかかる選択手段、調整手段
の構成を主に示す拡大図である。
【図3】第1の実施の形態にかかる表示装置の構成を示
す拡大図である。
【図4】第1の実施の形態にかかる選択手段及び調整手
段による切換え工程を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す多機能スイッ
チ装置の概略構成図である。
【図6】第2の実施の形態にかかる表示装置の構成を示
す拡大図である。
【図7】第2の実施の形態にかかる選択手段及び調整手
段による切換え工程を示す図である。
【符号の説明】
1,20 操作部 2,21,22 選択手段 3,30 調整手段 4,80 車両装備品 5,50 認識手段 6,60 表示装置 7 音声発生装置 12A〜12J 接点 45〜48,84〜86 回路 A 第1の操作方向 B 第2の操作方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】往復操作可能な操作部を第1の操作方向に
    操作することにより複数の車両装備品に接続した接点を
    選択する第1の選択手段と、 第1の選択手段で選択された車両装備品の回路に接続さ
    れ、同車両装備品の機能を調整する上記操作部の近傍に
    配置した調整手段と、 第1の選択手段によって選択された車両装備品を乗員に
    認識させる認識手段とを有する多機能スイッチ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の多機能スイッチにおいて、
    第1の選択手段は、上記操作部を第1の操作方向と反対
    の第2の操作方向に操作することで、第1の操作方向へ
    の操作時と逆方向に上記接点を選択可能に構成された多
    機能スイッチ装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の多機能スイッチにおいて、
    上記操作部の往復操作に中立位置を設け、この中立位置
    を境に上記操作部を第1の操作方向と反対の第2の操作
    方向に操作することにより、第1の操作方向への操作で
    選択された接点と個別な複数の車両装備品に接続した接
    点を選択する第2の選択手段を有する多機能スイッチ装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載の多機能スイッ
    チにおいて、上記認識手段は、音声発生装置または表示
    装置の少なくとも何れか一方を有する多機能スイッチ装
    置。
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