JPH0637087U - 二三輪車用シートのロック装置 - Google Patents

二三輪車用シートのロック装置

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JPH0637087U
JPH0637087U JP7942692U JP7942692U JPH0637087U JP H0637087 U JPH0637087 U JP H0637087U JP 7942692 U JP7942692 U JP 7942692U JP 7942692 U JP7942692 U JP 7942692U JP H0637087 U JPH0637087 U JP H0637087U
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JP
Japan
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seat
vehicle body
body side
lock pin
bottom plate
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Pending
Application number
JP7942692U
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English (en)
Inventor
隆男 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TS Tech Co Ltd
Original Assignee
TS Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートの先端とタンクの干渉を防止し、また
シートベルトを備えたシートであっても、シートベルト
の取着部と車体側とが干渉することがなく組付性が良好
な二三輪車用シートのロック装置を提供する。 【構成】 ボトムプレート11の車体側に配設されたシ
ートセットステー15,16に、車体側に出没可能に形
成されたシートロック17及びシートロックピン17の
近傍で車体側に突設固定された連結ピン18が、左右方
向にシートをスライドさせることにより、係合してロッ
クする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はオートバイ,バギー等の二三輪車用シートに係り、特に二三輪車用シ ートの着脱を改良した二三輪車用シートのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からオートバイ等のシートは、ボトムプレートの先端側に形成された位置 決め用のフロントステーを、タンクの下部係合部と係合させてシートの取付け位 置を決めて、次にシート中程の両側の締結ブラケットで、ボルトナット等により 車体側取付部と締結していた。 特にシートベルトを取着したシートにおいては、シートベルトがシートのボト ムプレート裏側で強固に取着するために、ボトムプレートの車体側にシートベル ト取付部が形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、ボトムプレート先端の位置決め用フロントステーをタンクの下 部係合部に係合、シート中程の両側の締結ブラケットでボルト等により締結して おり、シートの先端とタンクの干渉が発生したり、シート取付け時においてシー ト自体が変形したりしてシートの着脱作業の工数がかかるという不都合があった 。またシートの裏面にシートベルト取付部があるために、車体側とシートのボト ムプレートとを締結するときにシートベルト取付部と車体側が干渉しないように 締結する必要があり、組付性が悪いという不都合があった。
【0004】 本考案の目的は、シートの先端とタンクの干渉を防止し、組付性に優れた二三 輪車用シートのロック装置を提供することにある。 本考案の他の目的は、シートベルトを備えたシートであっても、シートベルト の取着部と車体側とが干渉することがなく組付性が良好な二三輪車用シートのロ ック装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る二三輪車用シートのロック装置は、ボトムプレート上にクッショ ン材を載置して表皮材で被覆してなる二三輪車用シートを車体側に取着する二三 輪車用シートのロック装置であって、前記ボトムプレートの車体側に配設された シートセットステーと、車体側に出没可能に形成されたシートロックピンと、該 シートロックピンの近傍で車体側に突設固定された連結ピンと、を備え、前記シ ートセットステーは前記ボトムプレートと連結するボトムプレート連結部と、こ の連結部から車体側に延出した車体側連結部とを有し、該車体側連結部には前記 連結ピンと係合する係合孔と、この係合孔と連続した前記シートロックピンと連 結する連結孔とが形成され、前記シートセットステーによって前記シートロック ピンを押圧すると共に前記連結ピンを前記連結孔に係合し、且つ連結ピンを係合 孔側に移動して係合孔と連結すると共に、前記シートロックピンを連結孔に係合 してなることを特徴とする。 またシートセットステーのシート側方側にシートベルトの取付部を形成すると 好適である。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部 材,配置等は本考案を限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変す ることができるものである。 図1乃至図5は本考案の一実施例を示すものであり、本例では二三輪車用シー トとして、オートバイ用シートを例にして説明する。図1はシートの装着を示す 側面からの説明図、図2はシートの装着を示す上面からの説明図、図3は、シー トの装着を示す要部断面による説明図、図4はシートセットステーとシートキャ ッチ及びロックピンとの連結状態を示す斜視図、図5は組付時におけるシートセ ットステーと連結ピン及びロックピンとの連結状態を示す平面説明図である。
【0007】 本例のオートバイ用シート10はダブルシートであり、図3で示すように、ボ トムプレート11上にクッション材12を載置して表皮材13で被覆したもので ある。このオートバイ用シート10にはシートベルト14が取着されている。そ してこのオートバイ用シート10は車体側20とロック装置Sにより締結されて いる。本例のロック装置Sは、シートセットステー15,16と、シートロック 17と、連結ピン18と、を主要要素として構成されている。
【0008】 シートロック17は、シートキャッチ17a及びシートロックピン17bとか ら構成されて車体側20に設けられ、シートロックピン17bはボトムプレート 11側に向けて出没可能に形成されている。このシートロックピン17bの出没 は、車体側20に形成されたシートキャッチ17aにスプリング(図示せず)等 を配設し、このスプリングにより常時にはシートロックピン17bを上方に付勢 し、シートロックピン17bを押圧することによりスプリングに抗して下降する 等の公知技術によって行なわれる。そして上記シートロックピン17bと一定間 隙をおいて、シートロックピン17bより径の小さい連結ピン18が突設固定さ れている。この連結ピン18は、上端に膨出部18aが形成されており、所定間 隙を置いて、同一線上に2つ形成されており、本例では前後2か所に合計4つ( 2つのみ図示)形成されている。
【0009】 本例のシートセットステー15,16はボトムプレート11の車体側20に配 設される板状体からなるもので、2種類のものを用いている。それぞれのシート セットステー15,16は、ボトムプレート11と連結するボトムプレート連結 部15a,16aと、このボトムプレート連結部15a,16aから車体側20 に延出した車体側連結部15b,16bとが形成されている。そして車体側連結 部15b,16bには、係合孔15c,16cと、連結孔15d,16dと、が 形成されている。この係合孔は連結ピン18と係合するものであり、連結ピン1 8の上端に膨出部以外の部分と係合するものである。これらの係合孔15c,1 6cと連結孔15d,16dとは、連続して形成されている。そして連結孔15 d,16dは上記係合孔15c,16cより大きく形成され、前記シートロック ピン17bと連結するように形成されている。
【0010】 シートセットステー16は、ボトムプレート連結部16aから遠い部分に連結 孔16dを形成し、これに連続して係合孔16cをボトムプレート連結部16a 側に向けて形成している。またシートセットステー15は、上記シートセットス テー16とは逆に、ボトムプレート連結部15aに近い部分に連結孔15dを形 成し、これに連続して係合孔15cをボトムプレート連結部15aから遠い部分 に向けて形成している。
【0011】 そしてこれらのシートセットステー15,16は、図5で示すように、同一線 上に、且つ上記連結ピン18と同一間隔をもって配設されている。なお図5中、 符号15e,16eはボトムプレート11との連結のための孔である。
【0012】 次に上記構成からなるロック装置Sを用いたシートの取付けについて説明する と、先ず図1のようにシート10を車体側20に載置し、図2のようにシート1 0を平行に移動することによって取付ける。即ち、図3で示すようにシート10 を車体側20に載置するが、このとき、シートセットステー16がシートロック ピン17bを押圧し、連結ピン18がそれぞれのシートセットステー15,16 の連結孔15d,16dに入る。
【0013】 連結孔15d,16dは連結ピン18の膨出部18aより大きく形成されてい るために、膨出部18aはシートセットステー15,16の車体側連結部15b ,16bより上方に位置する。そしてこの状態でシートをY方向に移動すると、 連結ピン18は係合孔15c,16cと連結し、同時に連結孔16dがシートロ ックピン17b上に位置して、シートロックピン17bが連結孔16dに係合す る。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、シートの位置決め及びシートロックとが隣接し て形成され、左右方向にシートをスライドさせてロックしているため、タンクと シート先端部の干渉を防止でき、シート自体を変形させるおそれもなく、周辺部 品を傷付けることもない組付性に優れた二三輪車用シートのロック装置となる。 またシートベルトを備えたシートであっても、シートベルトの取着部と車体側と が干渉することがなく組付ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートの装着を示す側面からの説明図である。
【図2】シートの装着を示す上面からの説明図である。
【図3】シートの装着を示す要部断面(図2のA−A断
面)による説明図である。
【図4】シートセットステーとシートキャッチ及びロッ
クピンとの連結状態を示す斜視図である。
【図5】組付時におけるシートセットステーと連結ピン
及びロックピンとの連結状態を示す平面説明図である。
【符号の説明】
10 シート(オートバイ用シート) 11 ボトムプレート 12 クッション材 13 表皮材 14 シートベルト 15,16 シートセットステー 15a,16a ボトムプレート連結部 15b,16b 車体側連結部 15c,16c 係合孔 15d,16d 連結孔 17 シートロック 17a シートキャッチ 17b シートロックピン 18 連結ピン 18a 膨出部 20 車体側 ロック 装置S

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトムプレート上にクッション材を載置
    して表皮材で被覆してなる二三輪車用シートを車体側に
    取着する二三輪車用シートのロック装置であって、前記
    ボトムプレートの車体側に配設されたシートセットステ
    ーと、車体側に出没可能に形成されたシートロックピン
    と、該シートロックピンの近傍で車体側に突設固定され
    た連結ピンと、を備え、前記シートセットステーは前記
    ボトムプレートと連結するボトムプレート連結部と、こ
    の連結部から車体側に延出した車体側連結部とを有し、
    該車体側連結部には前記連結ピンと係合する係合孔と、
    この係合孔と連続して前記シートロックピンと連結する
    連結孔とが形成され、前記シートセットステーによって
    前記シートロックピンを押圧すると共に前記連結ピンを
    前記連結孔に係合し、且つ連結ピンを係合孔側に移動し
    て係合孔と連結すると共に、前記シートロックピンを連
    結孔に係合してなる二三輪車用シートのロック装置。
  2. 【請求項2】 前記シートセットステーのシート側方側
    にはシートベルトの取付部が形成されてなる請求項1記
    載の二三輪車用シートのロック装置。
JP7942692U 1992-10-22 1992-10-22 二三輪車用シートのロック装置 Pending JPH0637087U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002356188A (ja) * 2001-05-31 2002-12-10 T S Tec Kk シートの車体外れ防止装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002356188A (ja) * 2001-05-31 2002-12-10 T S Tec Kk シートの車体外れ防止装置
JP4601858B2 (ja) * 2001-05-31 2010-12-22 テイ・エス テック株式会社 シートの車体外れ防止装置

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