JPH04793Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04793Y2 JPH04793Y2 JP4422987U JP4422987U JPH04793Y2 JP H04793 Y2 JPH04793 Y2 JP H04793Y2 JP 4422987 U JP4422987 U JP 4422987U JP 4422987 U JP4422987 U JP 4422987U JP H04793 Y2 JPH04793 Y2 JP H04793Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trim cover
- seat
- seat frame
- processing structure
- upper rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この考案は、車両用シートのトリムカバー端末
処理構造に関する。
処理構造に関する。
《従来の技術》
車両用シートは、一般にシートフレームの上に
クツシヨン材であるシートパツドが載置され、そ
の上に表皮であるトリムカバーが被せられて構成
されている。トリムカバーは袋状に形成され、シ
ートパツドに被せられた後、第５図に示すよう
に、その端末が適宜箇所においてウオームクリツ
プａによりシートフレームｂに取り付けられ、そ
の上からシートスライドｃのアツパレールｄがボ
ルトおよびナツトによりシートフレームｂに取り
付けられる。
クツシヨン材であるシートパツドが載置され、そ
の上に表皮であるトリムカバーが被せられて構成
されている。トリムカバーは袋状に形成され、シ
ートパツドに被せられた後、第５図に示すよう
に、その端末が適宜箇所においてウオームクリツ
プａによりシートフレームｂに取り付けられ、そ
の上からシートスライドｃのアツパレールｄがボ
ルトおよびナツトによりシートフレームｂに取り
付けられる。
《考案が解決しようとする問題点》
しかしながら、このようなトリムカバー端末処
理構造においては、ウオームクリツプａを手作業
で１個ずつ取り付ける必要があるので工数がかか
り、またウオームクリツプａとシートフレームｂ
とが干渉して異音を発生させることがある。また
シートスライドのアツパレールをボルトおよびナ
ツトによりトリムカバーの端末を介してシートフ
レームに取り付けるので、トリムカバーの経時変
化によりその締結が緩むことがある。
理構造においては、ウオームクリツプａを手作業
で１個ずつ取り付ける必要があるので工数がかか
り、またウオームクリツプａとシートフレームｂ
とが干渉して異音を発生させることがある。また
シートスライドのアツパレールをボルトおよびナ
ツトによりトリムカバーの端末を介してシートフ
レームに取り付けるので、トリムカバーの経時変
化によりその締結が緩むことがある。
そこでこの考案の目的は、ウオームクリツプを
使用しない、かつシートスライドの取り付けが確
実で自動化も可能なトリムカバー端末処理構造を
提供することにある。
使用しない、かつシートスライドの取り付けが確
実で自動化も可能なトリムカバー端末処理構造を
提供することにある。
《問題点を解決するための手段》
この考案によるトリムカバー端末処理構造は、
トリムカバーの端末をシートフレームとシートス
ライドのアツパレールとの間に挟み込む構造であ
つて、トリムカバーの端末にアツパレールの内側
側面に係止される係止片を設けたことを特徴とす
る。
トリムカバーの端末をシートフレームとシートス
ライドのアツパレールとの間に挟み込む構造であ
つて、トリムカバーの端末にアツパレールの内側
側面に係止される係止片を設けたことを特徴とす
る。
《作用》
シートスライドのアツパレールを、その内側側
面をトリムカバー端末の係止片に当接させてシー
トフレームに取り付けることにより、トリムカバ
ーの端末がアツパレールに引掛かり、端末処理が
容易に行なわれる。
面をトリムカバー端末の係止片に当接させてシー
トフレームに取り付けることにより、トリムカバ
ーの端末がアツパレールに引掛かり、端末処理が
容易に行なわれる。
《実施例》
第１図には、この考案の一実施例が示されてい
る。図は、シートクツシヨンの表面側が下向き
に、裏面側が上向きに示されている。シートフレ
ーム１の上にシートパツド２が載せられ、その上
にトリムカバー３が被せられると、図示のように
天地を引繰り返されてトリムカバー３の端末処理
が行なわれる。
る。図は、シートクツシヨンの表面側が下向き
に、裏面側が上向きに示されている。シートフレ
ーム１の上にシートパツド２が載せられ、その上
にトリムカバー３が被せられると、図示のように
天地を引繰り返されてトリムカバー３の端末処理
が行なわれる。
トリムカバー３の端末には、樹脂製のほぼＬ字
形の係止片４の水平部４ａが縫製され、その垂直
部４ｂは、シートスライド５のアツパレール６の
内側側面６ａに係止される大きさに形成されてい
る。アツパレール６は、ボルト７およびシートフ
レーム１に溶接されたナツト８により、シートフ
レーム１に取り付けられる。
形の係止片４の水平部４ａが縫製され、その垂直
部４ｂは、シートスライド５のアツパレール６の
内側側面６ａに係止される大きさに形成されてい
る。アツパレール６は、ボルト７およびシートフ
レーム１に溶接されたナツト８により、シートフ
レーム１に取り付けられる。
第２図および第３図に示すように、シートフレ
ーム１は、アツパレール６がボルト７により取り
付けられる部分１ａを除いて、他の部分１ｂが、
トリムカバー３の厚さよりも少し深い凹部になつ
ており、この凹部１ｂに、取付部１ａに対応する
部分を切除されたトリムカバー３の端末が収容さ
れる。したがつて、アツパレール６は、トリムカ
バー３の端末を逃げた状態でシートフレーム１に
直接取り付けられる。
ーム１は、アツパレール６がボルト７により取り
付けられる部分１ａを除いて、他の部分１ｂが、
トリムカバー３の厚さよりも少し深い凹部になつ
ており、この凹部１ｂに、取付部１ａに対応する
部分を切除されたトリムカバー３の端末が収容さ
れる。したがつて、アツパレール６は、トリムカ
バー３の端末を逃げた状態でシートフレーム１に
直接取り付けられる。
このようなトリムカバーの端末処理構造は、組
み立ての自動化が可能である。すなわち、第４図
に示すように、端末に係止片４を取り付けたトリ
ムカバー３をシートパツドに被せて組み立てライ
ンの所定位置に配置し、その側方からロボツトに
掴まれたシートスライド５を移動させ、そのアツ
パレール６の内側側面６ａを係止片４に当接させ
てボルト穴の位置合わせを行なつた後、そのボル
ト穴にボルトをねじ込んでシートスライド５を取
り付ける。これによりトリムカバー３の端末処理
と、シートスライド５の取り付けとが同時に行な
われる。
み立ての自動化が可能である。すなわち、第４図
に示すように、端末に係止片４を取り付けたトリ
ムカバー３をシートパツドに被せて組み立てライ
ンの所定位置に配置し、その側方からロボツトに
掴まれたシートスライド５を移動させ、そのアツ
パレール６の内側側面６ａを係止片４に当接させ
てボルト穴の位置合わせを行なつた後、そのボル
ト穴にボルトをねじ込んでシートスライド５を取
り付ける。これによりトリムカバー３の端末処理
と、シートスライド５の取り付けとが同時に行な
われる。
《考案の効果》
このように、この考案によるトリムカバー端末
処理構造は、トリムカバーの端末にアツパレール
の内側側面に係止される係止片を設けたので、ウ
オームクリツプの使用に起因する工数増加や異音
の発生がないばかりか、組み立ての自動化も可能
であり、部品点数や工数減によるコスト低減を図
ることができる。また、アツパレールとシートフ
レームのアツパレール取付部との間にトリムカバ
ーの端末が介在しないようにすればアツパレール
をシートフレームに確実に取り付けることがで
き、トリムカバー端末の経時的な変化による緩み
の発生を防止することができる。
処理構造は、トリムカバーの端末にアツパレール
の内側側面に係止される係止片を設けたので、ウ
オームクリツプの使用に起因する工数増加や異音
の発生がないばかりか、組み立ての自動化も可能
であり、部品点数や工数減によるコスト低減を図
ることができる。また、アツパレールとシートフ
レームのアツパレール取付部との間にトリムカバ
ーの端末が介在しないようにすればアツパレール
をシートフレームに確実に取り付けることがで
き、トリムカバー端末の経時的な変化による緩み
の発生を防止することができる。
第１図は、この考案によるトリムカバー端末処
理構造の一実施例を示すシートクツシヨンの部分
断面図、第２図は、同端末処理構造の分解斜視
図、第３図は、第２図の−線断面図、第４図
は、同シートクツシヨンとシートスライドを示す
斜視図、第５図は、従来のトリムカバー端末処理
構造の一例を示すシートクツシヨンとシートスラ
イドを示す斜視図である。 １……シートフレーム、１ａ……取付部、１ｂ
……凹部、２……シートパツド、３……トリムカ
バー、４……係止片、５……シートスライド、６
……アツパレール、７……ボルト、８……ナツ
ト。
理構造の一実施例を示すシートクツシヨンの部分
断面図、第２図は、同端末処理構造の分解斜視
図、第３図は、第２図の−線断面図、第４図
は、同シートクツシヨンとシートスライドを示す
斜視図、第５図は、従来のトリムカバー端末処理
構造の一例を示すシートクツシヨンとシートスラ
イドを示す斜視図である。 １……シートフレーム、１ａ……取付部、１ｂ
……凹部、２……シートパツド、３……トリムカ
バー、４……係止片、５……シートスライド、６
……アツパレール、７……ボルト、８……ナツ
ト。
Claims (1)
- トリムカバーの端末をシートフレームとシート
スライドのアツパレールとの間に挟み込む車両用
シートのトリムカバー端末処理構造であつて、前
記トリムカバーの端末に前記アツパレールの内側
側面に係止される係止片を設けたことを特徴とす
る車両用シートのトリムカバー端末処理構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4422987U JPH04793Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4422987U JPH04793Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63152500U JPS63152500U (ja) | 1988-10-06 |
| JPH04793Y2 true JPH04793Y2 (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=30861835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4422987U Expired JPH04793Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04793Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP4422987U patent/JPH04793Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63152500U (ja) | 1988-10-06 |
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