JPH0347986Y2 - - Google Patents

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JPH0347986Y2
JPH0347986Y2 JP3712488U JP3712488U JPH0347986Y2 JP H0347986 Y2 JPH0347986 Y2 JP H0347986Y2 JP 3712488 U JP3712488 U JP 3712488U JP 3712488 U JP3712488 U JP 3712488U JP H0347986 Y2 JPH0347986 Y2 JP H0347986Y2
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JP
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cushion material
seat
bottom plate
cushion
hole
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JP3712488U
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、二輪車用シートに係り、特に外観が
良好で取付けが容易な二輪車用シート関する。
[従来の技術] 従来二輪車用シートを車体に取付けるには、シ
ートのボトムプレート下側に取付けステー等を取
付けて、このステーと車体フレーム等をとを、取
付けボルトによつて螺着して取付けていた。例え
ば第4図で示す例は、サイドカバーの上部で車体
フレームと取り付けるものであり、第5図はシー
ト前端部で取付ける例を示すものである。この他
にも、サイドカバー内側でフレームと取付けた
り、リアフエンダー裏側で取付けるものがある。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来例によれば、いずれもボルトで締結す
る取付けステーの部分が露出していたり、車体内
側の組付け性の悪い箇所で取付けていた。
本考案は、締結部分が露見せず、車体と一体感
を図り、組立作業を容易にした二輪車用シートの
提供を目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記を解決するためになされたもので
あり、本考案の二輪車用シートは、その周縁端に
車体へ取り付けるための穴を有するボトムプレー
トと、そのボトムプレートを覆うように取り付け
られたクツシヨン材とを有し、そのクツシヨン材
の上記穴に対応する部分を屈曲可能に構成したも
のである。
[作用] 本考案の二輪車用シートは、ボトムプレートの
周縁端に、シートを車体へ取り付けるための穴を
設けており、その位置はクツシヨン材で覆われて
いる。このため従来のように、取付けステー等が
露見することはない。またこの取付け用の穴の上
方にあるクツシヨン部分が屈曲可能に構成されて
いるので、容易に曲げたり、持上げたりすること
ができる。即ち、上記取り付け用穴がある部分の
クツシヨン材を屈曲させてシートを容易に取り付
けることができ、しかもこの取り付け部分はクツ
シヨン材の下に位置して、通常の場合には外部に
露見することはない。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下に説明する部材,配置等は本考
案を限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内
で種々改変することができるものである。
第1A図乃至第1G図において、記号Sは二輪
車用シートであり、本例のシートSはボトムプレ
ート1の上にクツシヨン材2を載置して表皮材3
で被覆してなる。
ボトムプレート1は合成樹脂からなり、該ボト
ムプレート1の周縁端4の自由端部4bには、取
付けネジ5によつて車体フレーム,車体側パイプ
等(図示せず)と締結するための、取付け穴4a
が形成されている。そしてボトムプレート1の周
縁端4で且つ取付け穴4aが位置する部分は、ク
ツシヨン材2を支持するボトムプレートが省略さ
れている。本例の取付け穴4aの位置は、シート
1後部の角部であり、この部分のクツシヨン材2
は屈曲可能にするため、第1D図で示すように、
凹部2aとしており、クツシヨン材2の厚みを少
なくして、他のクツシヨン部分より柔軟にしたも
のである。本例の凹部2aとしては、その一例を
示せば、クツシヨン材1の厚さが20mmの場合に
は、クツシヨン材1の端部から10mm程度内側で約
45mm×約30mm程度,深さ10mm程度のものとしてい
る。このクツシヨン材2の凹部2aは、不織布6
を凹面に沿つて配設してある。不織布6はクツシ
ヨン材を成形するときにインサートされて一体に
成形されるものであり、クツシヨン凹部2aより
もシートの中央方向に30mm程度延長されて取付け
られている。そして、裏マチ7を表皮材3の端末
部3aとボトムプレート1に接合して凹部2aを
被覆している。本例では裏マチ7と表皮材3の端
末部3aとを縫合しており、裏マチ7とボトムプ
レート1とは、ステイプル8により接合してい
る。本例のようにすると、不織布6によつてクツ
シヨン材2の凹部2aを柔軟なままに保持して亀
裂を等を防止することができ、また裏マチ7によ
つて、取付け時及び組付け後のクツシヨン材2の
損傷を防止することができる。本例のように構成
することにより、シートの脱着作業を繰返し行な
つても、クツシヨン割れ、変形等を防止すること
ができる。
なお、記号Tはガソリンタンク,記号Dは取付
具としてのドライバー,記号Rは取付工具として
のレンチ,符号11は後部シート,符号12はサ
イドカバーである。
次に、上記構成からなるシートSの取付けにつ
いて説明する。
第1C図及び第1F図で示すように、ボトムプ
レート1が省略されて、クツシヨン材2が他のク
ツシヨン部分より柔軟となつているシート後部の
角部を、手或いは治具(図示せず)で押付けて、
ドライバーDを用いて、固着具としての取付けネ
ジ5により、ボトムプレート1の周縁端4と車体
フレーム(図示せず)等と取付けるものである。
なお、取付けは、第1G図のように、シート後部
の角部をめくり上げて取付けても良い。また取付
けネジ5に代えて取付けボルト9とし、レンチR
によつて取付けても良い。
なお、上記実施例では、取付け穴4aが位置す
る部分のクツシヨン材2を凹部2aとしている
が、本例のように凹部2aとせずに、クツシヨン
材2を異硬度一体で形成し、取付け穴が位置する
クツシヨン材部分を柔軟にして構成することもで
きる。このように異なる硬度のクツシヨン材を用
いることにより、柔軟な部分の外形制限がなくな
り、外観形状を所望に形成することができる。
第2A図及び第2B図は第2実施例を示し、第
3A図及び第3B図は第3実施例を示すものであ
る。これらの実施例において、上記実施例と同一
部材等には同一符号を付してその説明を省略す
る。
第2A図及び第2B図で示す実施例では、屈曲
可能にするために他のクツシヨン部分より柔軟に
したクツシヨン材2の部分は断面波状凹部になる
ように、クツシヨン材2にスリツト2b,2
b・・・を所定数(本例では5条)形成したもの
である。本例のように構成することによつても、
クツシヨン材の屈曲等を容易にすることができ
る。
第3A図及び第3B図で示す実施例では、クツ
シヨン材を切欠いて、柔軟性の別部材を配置した
ものである。本例では、別部材31として、ゴム
材等を用いており、より柔軟性を確保するため
に、別部材に凹部32を形成している。本例で
は、表皮材3をブロー成形によつて形成し、別部
材31をインサートして一体発砲成形をしたもの
である。なお本例のように、表皮材をブロー成形
とせずに、第2図で示すような態様で別部材を用
いることもできる。
[考案の効果] 以上のように、本考案の二輪車用シートは周縁
端に車体へ取り付けるための穴を有するボトムプ
レートと、そのボトムプレートを覆うように取り
付けられたクツシヨン材とを有し、そのクツシヨ
ン材の上記穴に対応する部分を屈曲可能としたの
で、上方から上記穴に装着される固着具を取付け
可となり、車体上に取付けネジ、取付けボルト等
の取付け部材が見えることなく、外観商品性が向
上する。さらに、この取付け部がクツシヨン材の
下に位置しても、クツシヨン材を屈曲させること
ができるので、シートの取り付けが容易できる。
【図面の簡単な説明】
第1A図乃至第1G図は本考案の第1実施例を
示すものであり、第1A図は概略斜視図、第1B
図は第1A図の腰部拡大図、第1C図は取付けの
説明図、第1D図は第1A図の−線による断
面図、第1E図は第1D図の矢印X方向からみた
矢視図、第1F図及び第1G図は取付けの説明
図、第2図及び第3図は第2実施例及び第3実施
例を示すものであり、第2A図は要部断面図、第
2B図は第2A図の矢線からみたクツシヨン材の
平面図、第3A図は要部断面図、第3B図は第3
A図の矢線からみた別物の平面図、第4図及び第
5図は従来例を示す説明図である。 1……ボトムプレート、2……クツシヨン材、
2a……凹部、3……表皮材、4……ボトムプレ
ート周縁端、4a……取付け穴、5……取付けネ
ジ、6……不織布、7……裏マチ、9……取付け
ボルト、S……二輪車用シート(シート)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周縁端に車体へ取り付けるための穴を有するボ
    トムプレートと、そのボトムプレートを覆うよう
    に取り付けられたクツシヨン材とを有し、そのク
    ツシヨン材の上記穴に対応する部分を屈曲可能と
    した二輪車用シート
JP3712488U 1988-03-23 1988-03-23 Expired JPH0347986Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3712488U JPH0347986Y2 (ja) 1988-03-23 1988-03-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3712488U JPH0347986Y2 (ja) 1988-03-23 1988-03-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01147185U JPH01147185U (ja) 1989-10-11
JPH0347986Y2 true JPH0347986Y2 (ja) 1991-10-14

Family

ID=31263704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3712488U Expired JPH0347986Y2 (ja) 1988-03-23 1988-03-23

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JPH01147185U (ja) 1989-10-11

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