JPH0636513Y2 - 磁気テ−プ駆動装置 - Google Patents

磁気テ−プ駆動装置

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JPH0636513Y2
JPH0636513Y2 JP1986012984U JP1298486U JPH0636513Y2 JP H0636513 Y2 JPH0636513 Y2 JP H0636513Y2 JP 1986012984 U JP1986012984 U JP 1986012984U JP 1298486 U JP1298486 U JP 1298486U JP H0636513 Y2 JPH0636513 Y2 JP H0636513Y2
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tape
tension
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tape reel
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えばコンピュータの端末機器として使用され
る磁気テープ駆動装置に関し、特に磁気テープの張力を
制御するテンションアームの回動位置に応じてリールモ
ータを制御するに好適な磁気テープ駆動装置に関する。
(従来の技術) 従来より、例えばコンピュータの外部記憶装置として磁
気テープ駆動装置が一般的に利用されていることは周知
のことである。この種の磁気テープ駆動装置のテープの
駆動系は、コンピュータとの間のデータ転送を高速に処
理するために、コンピュータからの指令信号によってテ
ープ速度を所定の速度までできるたけ速く立ち上げ、か
つ正確に走行させることが要求される。このため、磁気
テープ駆動系におけるテープ駆動用のキャプスタンモー
タは停止状態から所定の速度まで急速に起動されるが、
その際、供給側テープリールおよび巻取側テープリール
はそれぞれ慣性負荷が大きいため、短時間でテープを送
り出すことができないので、テープ緩衝装置を用いてテ
ープの駆動速度とテープリールの回転数との差を吸収す
る必要がある。この磁気テープの急速な起動および停止
動作時において、データの正確な転送を行なうために
は、データの読み書きを行なう磁気ヘッドと記録媒体で
ある磁気テープとの常時安定した接触が必要であり、こ
のためテープの張力は極力一定に保たれていることが厳
しく要求される。
従って、外部記憶装置である磁気テープ駆動装置には、
走行命令が与えられるとテープ速度を所定の速度へ急
瞬に加速、磁気ヘッド面でのテープ張力の一定確保、
キャプスタン駆動の場合にはテープ加速時の緩衝起
動、磁気テープの機械的・電気的な保護、などの諸事
項が要求される。
そこで、磁気テープ駆動装置に任せられた上記の要求を
満たすためのテープの緩衝駆動方法として以下に示すも
のがある。即ち、供給側リールと巻取側リールとの間に
一対のテンションアームを配置して、テープの張力変動
をこれらのテンションアームの変位によって吸収するよ
うに構成したテンションアーム方式。また、一対のテー
プリールにそれぞれ配置された真空部にそれぞれ磁気テ
ープを蓄えてテープの張力変動を吸収する真空コラム方
式。さらに、テープ緩衝量の変動を一対のテープリール
間を直線移動するキャリッジの変位によって吸収するよ
うにスライドキャリッジ方式などが採用されている。上
記テンションアーム方式はテープ速度が比較的高速な場
合、テープ緩衝機構が追従し得ず、また真空カラム方式
は装置の構成が複雑でいきおい高価となっている。
これに対して、スライドキャリッジ方式は構造が簡単で
テープ速度が比較的高速な場合においてもテープ緩衝機
構が追従することができる方式である。
第4図〜第6図は上記スライドキャリッジ方式による従
来の磁気テープ駆動装置を示し、第4図はその外観斜視
図、第5図は第4図に示すテープ駆動系を示す平面図、
第6図は従来のテンションアームの張力検出機構を示す
一部外観斜視図である。
第4図に示すように、磁気テープ駆動装置Bは供給側テ
ープリール2および巻取側テープリール3とキャリッジ
4を含むアイドラおよびテープ駆動用の一対の第1,第2
のキャプスタン5,6などよりなるテープ走行系7を基板
1の上部に配置すると共に、これらの要素を駆動するた
めの第5図に示す如くのテープ駆動系20を基板1の下部
に配置してなる。なお、8はデータの読み書きを行なう
磁気ヘッド、9,10は各テープリール2,3を載置する一対
のリールハブ、11はキャリッジ4の移動位置を検出する
検出手段、そして12はテープの張力を検出してこれを制
御するテンションアーム組立体であり、これらは共に基
板1の下部に配置してある。
テープ駆動系20の具体的な構成は第5図示の如く、リー
ルハブ9,10上に載置され、磁気テープ13を巻回して所定
の間隔を保って相対向している一対の供給側および巻取
側テープリール2,3は、それぞれに張架された歯付ベル
ト14,15を介して別々のモータ16,17などによって回転駆
動され、記録再生時にはそれぞれ時計方向に回転するこ
とにより磁気テープ13を供給側テープリール2より矢印
P方向に送り出して反対側の巻取側テープリール3にて
巻取る。
供給側および巻取側の両テープリール2,3の近傍にそれ
ぞれ配置された一対のキャプスタク5,6は、エンドレス
ベルト18を介してカャプスタン駆動モータ19の出力軸19
aに取付けられたプーリ21によって共に同方向に回転駆
動される。22はエンドレスベルト18の張力を調整する固
定アイドラであり、これを適宜変位させることにより、
ベルトに適切な張力を付与する。
ここで、供給側テープリール2より送り出されて巻取側
テープリール3に巻回される際の磁気テープ13のテープ
走行系7を説明するに、供給側テープリール2により矢
印P方向に送り出された磁気テープ13は、アイドラ23を
介して巻取側テープリール3に向ってX1方向(下方向)
に走行し、キャリッジ4に設けられた一対のアイドラ24
a,24bの一方のアイドラ24aの外周を約180度の範囲に亙
って巻回され、内側に折り畳まれる如く導かれてX2方向
(上方向)に反転走行する。その後、この磁気テープ13
は上記第1のキャプスタン5の外周を約180度巻回され
て再びX1方向に走行してガイドローラ25に添接し、次に
磁気ヘッド8上を摺接した後、他のガイドローラ26に添
接されて上記第2のキャプスタン6に至る。ここで磁気
テープ13は、この第2のキャプスタン6の外周を約180
度に亙って巻回されて再びX2方向に反転走行した後、上
記キャリッジ4の他方のアイドラ24bの外周を約180度の
範囲に亙って外側に折り畳まれる如く巻回されて正規の
走行方向(X1方向)に反転して導かれた後、変位可能な
上記テンションアーム組立体12上のアイドラ27に添接し
て巻取側テープリール3に至る。このテンションアーム
組立体12はコイルばね28により回動軸12aを中心として
時計方向への回動力が付勢され、磁気テープ13に適度な
テンションを付与すると共に、テープ起動時に磁気テー
プ13に異常な張力が作用した際には、その回動軸12aの
回動角に応じてこの軸に取付けられている第6図に示す
如くのポテンションメータ40が動作し、その出力信号に
よって両リールハブ9,10を駆動するモータ16,17の印加
電圧を制御してこれらの回転数および回転方向を適宜制
御する。
ここで、上記構成の磁気テープ駆動装置Bに図示せぬコ
ンピュータから順方向への走行指令信号が入来すると、
キャプスタン駆動用モータ19の瞬時の起動によって、キ
ャプスタン5,6がそれぞれ反時計方向(順方向)に同期
回転してテープ走行系7が駆動する。
この際、両テープリール2,3は上記した如く慣性負荷が
大であるから、両モータ16,17はキャプスタン5,6の瞬間
的な起動に追従することができず停止状態が維持されて
いる。このため、キャリッジ4は磁気テープ13を連行し
つつ案内軸30をガイドとしてX2方向に上昇変位する。そ
こで、このキャリッジ4の変位量、つまりテープ緩衝量
の変化量をキャリッジ4に取付けられたシャッタ28の移
動量として、例えば光電管などよりなる光学的な検出器
29が電気的に検出して、その移動量に応じた電圧を両モ
ータ16,17にそれぞれ供給しキャリッジ4を中心位置に
戻すように両モータ16,17を駆動制御する。この時、両
テープリール2,3とテープ走行系7内のテープループと
の間にテープ長の変動に応じてテンションアーム組立体
12が軸12aを中心として適宜C,D方向に回動することによ
って、張力変動を吸収するものである。例えば供給側テ
ープリール2の巻径が巻取側テープリール3の巻径より
大なる場合には、起動時、巻取側テープリール3の回転
数の上昇に比して供給側テープリール2の回転数の上昇
が遅れ、このため供給側テープリール2によるテープの
供給量が少なくなってテープリール内のテープ量が足り
なくなるため、テープ張力が増大する、この結果とし
て、テンションアーム組立体12はC方向に回動する。そ
して、このテンションアーム組立体12の所定角度の回動
よって、この軸12aに取付けられたポテンションメータ4
0の出力電圧が変化し、テープ張力を緩める方向にモー
タ16,17に所定の電圧を供給する。つまり、供給側テー
プリール2が時計方向に、巻取側テープリール3が反時
計方向にそれぞれ回転するような所定値の電圧がそれぞ
れに印加される。このテンションアーム12による張力調
整時、テンションアーム12が所期の許容回動角以上に回
動した際には、第6図に示す如くの動作片40aがスイッ
チSW1,SW2を適宜押圧して、その信号によって各モータ
16,17の回転を停止させる。
例えば供給側テープリール2の巻径が巻取側テープリー
ル3の巻径より小なる場合には、供給側テープリール2
によるテープの供給量が多くなってテープリール内のテ
ープ量が余分になるため、テープ張力が弛緩するので、
テンションアーム組立体12は軸12aを中心として時計方
向(D方向)に回動し、上記ポテンションメータ40の出
力電圧が変化し、テープ張力を増大する方向にモータ1
6,17に所定の電圧を印加する。このようにしてテープル
ープ内の張力を一定に保持するようにする。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の磁気テープ駆動装置Bによれ
ば、磁気テープ13の張力を検出するために高価なポテン
ションメータ40を使用しているため、これに伴って装置
が高価となり、またテンションアーム12の許容回動範囲
を設定するに際してマイクロスイッチなどの機械的なス
イッチSW1,SW2を用いているため、これの装置本体に対
する取付け位置の設定および調整操作が困難であるばか
りか、構成部品点数が多くなるなど、装置を小型化およ
び薄型化する上の障害となるなどの問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、弾性
手段によって回動力が付勢されており、供給側テープリ
ールより送り出されて巻取り側テープリールに巻回され
る磁気テープの張力変動に応じて回動変位するテンショ
ンアームと、このテンションアームの回動軸の許容回動
範囲を示す第1の被検出部と回動角に応じて順次変化す
る第2の被検出部とを同一平面上にそれぞれ形成した平
板状の被検出板と、前記第2の被検出部の変化に応じた
制御信号を前記供給側テープリールおよび前記巻取側テ
ープリールの各モータに出力すると共に前記第1の被検
出部の示す許容回動範囲を越えた際にこの各モータを停
止させる停止信号を出力する検出手段とを備えたことを
特徴とする磁気テープ駆動装置を提供するものである。
(実施例) 第1図は本考案になる磁気テープ駆動装置に使用される
テンションアームの回動角変位を検出する角度検出機構
の一実施例を示す分解斜視図、第2図は第1図に示すシ
ャッタの拡大平面図、第3図は本考案になる磁気テープ
駆動装置のテープ駆動系を示す平面図であり、この第3
図において上記第4図、第5図に示す従来構成と同一の
部分には同一の符号を付してその具体的な説明は省略す
る。
即ち、第3図に示す如く磁気テープ駆動装置のテープ駆
動系35において、供給側テープリール2よりP方向に送
り出される磁気テープ13は、従来と同様にアイドラ23a
を介して巻取側テープリール3に向ってX1方向(下方
向)に走行し、キャリッジ4に設けられた相対向する一
対のアイドラ24a,24bの一方のアイドラ24aの外周を約18
0度の範囲に亙って巻回され、内側に折り畳まれる如く
導かれてX2方向(上方向)に反転走行する。その後、こ
の磁気テープ13は、従来装置とは異なって回動変位可能
なテンションアーム組立体31のガイドローラ32の外周を
約180度巻回されて再びX1方向に走行し、ガイドローラ2
5に添接し、次に磁気ヘッド8上を摺接した後、他のガ
イドローラ26に添接されてキャプスタン駆動モータ33の
単一のキャプスタン34に至る。ここで磁気テープ13は、
きのキャプスタン34の外周を約180度の範囲に亙って巻
回されて再びX2方向に反転走行した後、上記キャリッジ
4の他方のアイドラ24bの外周を約180度の範囲に亙って
外側に折り畳まれる如く巻回されて正規の走行方向(X1
方向)に反転して導かれた後、固定のアイドラ23bに添
接して巻取側テープリール3に至る。このように、磁気
テープ13は単一のキャプスタン34によってのみ走行され
るため、テープ走行系を簡素化して装置を小型化し得
る。
テンションアーム組立体31は、コイルばね32によりその
軸31aを中心として反時計方向(張力を附勢するE方
向)への回動力が規定量の許容回転角内では一定となる
様に付勢されており、この軸31aには第1図,第2図に
示す如くの本考案の要部の一部を構成する回動角検出部
材となる、平板状のシャッタ41が支持部46を介して固定
されている。
44は上記シャッタ41の後述する被検出部の回動位置を検
出する光学的なフォトセンサ部(検出手段)42,43を上
下に備えて回路部品などを搭載したプリント基板からな
る検出部材であり、これは上記支持部46のねじ45などに
よって固定されている。
シャッタ41の具体的な構成は第2図に示すように、軸31
aに取付けられる取付け孔41aを中心として略90度拡開し
た扇形に形成されており、その内部に略60度の角度範囲
に亙って順次拡開変位する円弧状の透孔(第2の被検出
部)41bを穿設すると共に、外周部には透孔41bと所定の
角度位置関係を保って切欠き部(第1の被検出部)41c
がそれぞれエッチングなどの手段によって形成されてい
る。なお、透孔41bは、内側の円弧(半径r)41b1に対
して外側の曲線41b2は、その曲線上の点と円弧41b1の中
心との距離が順次変化するように構成されている。即
ち、この場合、テンションアーム組立体31の軸31aが±3
0度(0〜60度)の角度範囲に亙って回動して際、透孔4
1bの形状の変化状態をフォトセンサ部43が遂次直線的に
検出し、その出力信号により各モータ16,17の印加電圧
を供給して、回転数および回転方向を適宜制御する。こ
のように、軸31aの角度位置を検出する透孔41bをシャッ
タ41の内部に形成したことにより、光量を必要とするフ
ォトセンサ43の発光部を内部に位置させることができる
ため、センサからの光漏れが少なく精度の高い制御を行
ない得る。また、切欠き部41cは略50度の角度範囲に亙
って形成されており、軸31aが±25度の許容回動角をオ
ーバした際に、これが他のフォトセンサ部42に検出され
て、モータ16,17の回転を直ちに停止させる。
ここで、本考案の磁気テープ駆動装置による動作を説明
するに、図示せぬコンピュータから磁気テープ駆動装置
に順方向への走行指令信号が入来すると、キャプスタン
駆動用モータ33の起動によって、キャプスタン34が反時
計方向に瞬時に回転する。この際、両テープリール2,3
は上記した如く慣性負荷が大であるため、磁気テープ13
の走行によつてスイラドキャリッジ4は案内軸30に沿っ
てX2方向に上昇変位する。この時キャリッジ4の変位、
つまりテープ緩衝量の変化をキャリッジ4に取付けられ
たシャッタ37の移動量として、例えば一対の発光素子群
39a,39bなどを含む光学的な検出器38が電気的に検出し
て、その移動量に応じた検出器38の差動出力電圧を両モ
ータ16,17に印加電圧としてそれぞれ供給することによ
り、両モータ16,17はキャリッジ4を一対の発光素子群3
9a,39b間の中心位置に戻すように回転駆動する。この
時、テープ走行系36内のテープループとの間のテープ長
の変動に応じてテンションテーム組立体31が軸31aを中
心として適宜E,F方向に回動することによって、張力変
動を吸収するものである。
即ち、順方向走行時、例えば供給側テープリール2の巻
径が巻取側テープリール3の巻径より大なる場合には、
キャプスタン34の起動時、巻取側テープリール3の回転
数の上昇に比して供給側テープリール2の回転数の上昇
が遅れ、このため供給側テープリールによるテープの供
給が少なくなってテープループ内のテープ長が足りなく
なるため、テープ張力が増大し、この結果テンションア
ーム組立体31はF方向に回動する。そして、この軸31a
に取付けられたシャッタ41の透孔41bの変化状態をフォ
トセンサ部43が検出し、その出力電圧の変化によって、
テープ張力を緩める方向にモータ16,17に所定の電圧を
それぞれ印加する。つまり、供給側テープリール2が時
計方向に、巻取側テープリール3が反時計方向に回転す
るような所定値の電圧がそれぞれ印加される。このよう
に、テープ走行系36内の磁気テープ13の張力の制御およ
び、各リールハブ9,10を駆動するモータ16,17の回転数
および機械的保護は、テンションアーム組立体31の軸31
aの取付けられた平板状のシャッタ41およびフォトセン
サ部42,43からなる検出部材44によって行なわれている
ため、構成部品点数が少なくなると共に、無調整化が可
能でしかも生産性が良好でいきおい廉価に構成し得る。
さらに、これにより装置の小型化および薄型化を図るこ
とが可能となる。
なお、巻取側テープリール3より供給側テープリール2
に磁気テープ13を送り出して、磁気ヘッド8によるデー
タの読み取りを行なうような逆方向テープ走行時は、各
要素は上記とは逆の態様で動作するためその具体的な説
明は省略する。
(考案の効果) 以上の如く、本考案になる磁気テープ駆動装置は、磁気
テープの張力を制御するテンションアームは、その回動
軸の許容動範囲を示す第1の被検出部と回動角に応じて
順次変化する第2の被検出部とを同一平面上にそれぞれ
形成した平板状の被検出板と、前記第2の被検出部の変
化に応じた制御信号を前記供給側テープリールおよび前
記巻取側テープリールの各モータに出力すると共に前記
第1の被検出部の示す許容回動範囲を越えた際にこの各
モータを停止させる停止信号を出力する検出手段とによ
り制御されるため、従来の如く高価なポテンションメー
タなどを使用することなく構成部品点数が少なく廉価に
構成できると共に、テープ張力を高精度に制御して安定
した信号の読み書きを行ない得、また生産性が良好で角
度検出機構の装置本体に対する取付け位置の設定および
調整操作が容易であり、さらに、装置の小型化および薄
型化が容易となるなどの実用的な利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる磁気テープ駆動装置に使用される
テンションアームの回動角変位を検出する角度検出機構
の一実施例を示す分解斜視図、第2図は第1図に示すシ
ャッタの拡大平面図、第3図は本考案になる磁気テープ
駆動装置の好適な一実施例のテープ駆動系を示す平面
図、第4図,第5図は従来の磁気テープ駆動装置を示
し、第4図はその外観斜視図、第5図は第4図に示すテ
ープ駆動系を示す平面図、第6図は従来のテンションア
ームの張力検出機構を示す一部外観斜視図である。 2……供給側テープリール、 3……巻取側テープリール、 8……磁気ヘツド、31……テンションアーム組立体、 31a……軸、41……シャッタ、 41b……第2の被検出部、 41c……第1の被検出部、 42,43……フォトセンサ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性手段によって回動力が付勢されてお
    り、供給側テープリールより送り出されて巻取側テープ
    リールに巻回される磁気テープの張力変動に応じて回動
    変位するテンションアームと、 このテンションアームの回動軸の許容回動範囲を示す第
    1の被検出部と回動角に応じて順次変化する第2の被検
    出部とを同一平面上にそれぞれ形成した平板状の被検出
    板と、 前記第2の被検出部の変化に応じた制御信号を前記供給
    側テープリールおよび前記巻取側テープリールの各モー
    タに出力すると共に前記第1の被検出部の示す許容回動
    範囲を越えた際にこの各モータを停止させる停止信号を
    出力する検出手段とを備えたことを特徴とする磁気テー
    プ駆動装置。
JP1986012984U 1986-01-31 1986-01-31 磁気テ−プ駆動装置 Expired - Lifetime JPH0636513Y2 (ja)

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