JP2581795B2 - リール台移動装置 - Google Patents

リール台移動装置

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JP2581795B2 JP1090701A JP9070189A JP2581795B2 JP 2581795 B2 JP2581795 B2 JP 2581795B2 JP 1090701 A JP1090701 A JP 1090701A JP 9070189 A JP9070189 A JP 9070189A JP 2581795 B2 JP2581795 B2 JP 2581795B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、3種類のリールハブ間隔の異なる、テープ
カセットを使用する、カセット式ビデオテープレコーダ
のリール台を、カセットの種類に応じて位置決め固定す
る、リール台移動装置に関する。
〔従来の技術〕
サイズの異なるテープカセット(以後カセットと呼
ぶ)が載置できるように、カセットの種類に応じて、リ
ール台を移動させる位置としては、例えば特開昭62−92
154号記載の装置がある。
本例にあるように2つのカセットサイズに対応したリ
ール台移動装置においては、リール台を載置したベース
をガイドするレール等を支持するブロックに前記ベース
を当接させ、押しつけ用ばねを介して保持する方式が一
般的である。3つのカセットサイズに対しては、ガイド
に沿って移動させる為の駆動源とその動力の伝達機構及
び位置決めのための駆動源と位置決め機構が必要とされ
ていた。例えば、ベース移動の動力源としてモータを用
い、ベルト,ギヤ等を介してベースの移動を行うもので
ある。リールを所定の位置に係止させるために、ベース
の位置を検出するセンサーを設け、センサーの信号によ
りモータの駆動を停止させている。しかし、モータへの
通電を停止してもベースはすぐには停止せずその慣性に
より停止する位置がずれる。これらは大カセット位置か
ら中カセット位置へ移動した時と、小カセット位置から
中カセット位置へと移動した時とでは停止した時のずれ
方向が反対であり、このずれ量を一定以下にしたり又は
無くすためには高精度の検出器が必要となるとともに、
複雑な制御が必要とされた。
また、移動を完了したベースも、ベースに設けられた
モータの起動又は停止により力を受ける。この力に抗し
て安定なリール位置を保持するためには位置決め機構が
多く用いられている。例えば移動するベースの側面にV
字型の溝を設け、V溝に対応した位置からピンを押し出
すことによりV溝の中心はピンの中心へとガイドされる
とともに位置決めは保持される。また、この位置決め動
作のためにベース移動機構のベースの間に、ばね等を介
在させたものがほとんどである。
従来例として示した特開昭62−92154号においても、
ベース移動及び位置決めのための動力源としてモータが
用いられている。また、動作切替えのためにプランジャ
ーが必要とされるとともに、第1,第2の制御手段が必要
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術においては、ベースを移動するための動
力と、位置決めするための動力を、1つの駆動源である
モータから得る様にしたものであり、作動機構を用いた
ものである。このため1つの入力を2つの出力つまり、
ベースの移動と位置決めに切替えるための動力が必要で
あり、プランジャーを用いて2種類の制動装置を操作す
るものであり部品点数の増加とともに、機構が複雑にな
る問題があった。
本発明の目的は、3の種類のカセットに対応して、リ
ール台が載置されたベースを簡素なメカニズムにより、
移動,確実に位置決めする、リール台移動装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、ベースの移動及び位置決めの動作を連続
した動きとすることにより達成される。以下、大,中,
小3種類のカセットをそれぞれL,M,Sカセットと称す
る。駆動源であるモータの回転を減速したウォームホイ
ール等回転体の回転に変換し、そのウォームホイール等
回転体の上に偏心させ回転支点を有するレバーを設け、
該レバーの他端を、リール台ベースの移動方向に沿った
ガイド溝等案内手段に係合させる。Mカセットに対応す
る位置においては、前記ガイド溝等案内手段中にV字型
の切欠部等停止位置決め構造を設ける。
上記目的は、リール台を含む移動構体を摺動させるた
めのガイド等の案内体と、駆動源としてのモータと、ウ
ォームホイール等の減速された回転体と、該回転体上に
設けられ、該回転体の回転力を直線駆動力に変換するた
めのレバーと、レバーを上記移動構体に係合するための
ガイド溝等の第1の移動体案内手段及び上記移動構体上
に設けた溝または長穴等第2の移動体案内手段と、上記
回転体上に設けられ上記レバーに該回転体の外半径方向
に押し付け力を与えるためばねと、レバーの端部に設け
られたカムと、該カムに係合するローラとを備えた構成
とすることにより達成される。
〔作用〕
リール台ベースがLカセットに対応した位置にある場
合を動作開始状態として以下作用を述べる。駆動源であ
るモータが回転すると減速されてウォームホイール等回
転体が回転させられる。該回転体に連結されたレバーの
支点はガイド溝等移動体案内手段に沿ってM位置側へ移
動を始める。上記回転体の回転に伴い徐々に、レバーの
引かれる方向が変化し、ガイド溝に係合したレバーの支
点はV字型切欠部に接近する。この時、レバーの端部に
設けたカムが、V字型切欠部に対応して設けられたロー
ラに案内され、レバーの支点はV字型切欠部の縁に沿っ
て移動し、M位置に設けられたV字型切欠部等移動体停
止位置決め構造の位置に位置決めされる。回転体とレバ
ーの一端はばねを介して回転自在の支点で連結されてお
り、該支点は回転体中心から偏心した位置に設けられて
いる。ばねはレバーを回転体の外半径方向に押し付ける
作用をする。回転体に設けたレバーの駆動点がV字切欠
部等停止位置決め構造と回転体の中心を結ぶ線上にきた
時、レバーの他端はV字型切欠部等位置決め構造の位置
に、位置決めされて保持される。
さらに回転体が回転すると、レバーの駆動端は死点を
過ぎ徐々にバネ力は減少し、レバーの他端を押し出す。
このとき、レバーの端部に設けたカムがローラに案内さ
れ、レバーに設けた支点は、V字型切欠部の縁に沿って
移動し、ガイド溝に案内される。その後、レバーの支点
は回転体の回転に伴ない、ガイド溝等案内手段に沿って
移動し、S位置に達する。この時、レバの支点にガイド
されたリール台ベースはS位置への移動を完了する。
ホイール等の回転体はさらに回転し、レバーの一端に
設けたばねは再び伸長されウォームホイール等回転体の
レバーにより構成されたトグルは死点を超えた時点で、
センサーから信号によりモータの回転は停止させられ
る。
この時、レバーはバネによりS位置決め部に押しつけ
られ、リール台ベースは安定,確実に位置決め保持され
る。
S位置からM位置及びL位置への移動は、上述の逆の
動作により行われ、リール台ベースの位置決め及び保持
が行われる。
〔実施例〕
以下、本発明の装置をビデオテープレコーダ(VTR)
に使用した場合の実施例を第1図〜第14図により説明す
る。第1図は本発明の主要部を示す平面図、第2図は第
1図の側面図を示す。
第3図はVTRのカセットを載置し、リールの巻取りと
繰り出しを行うリール部分の平面図を示す。第4図は第
3図の構造の側面図を示す。全体の構成を第3図,第4
図により説明する。
1は基板、2,3はリール台を示す。リール台を含む移
動構体とてのリール台ベース4,5にはリールモータ6,7が
取付けられ、リールモータの回転により、リール台2,3
に係合したリールハブを駆動し、テープの巻取り及び繰
り出しを行う。
リール台ベース4,5は、これに平行に設けられた案内
体としてのガイド8a,8b及び9a,9bに摺動可能に取付けら
れている。基板1上には第1の移動体案内手段としてガ
イド溝12を設けたサブ基板10が設けられている。サブ基
板10に設けられたガイド溝12中にその行程途中に、Mサ
イズカセットのリールハブ間隔に対応した移動体停止位
置決め構造としてのV字型切欠部30が設けられている。
上記ガイド溝12中を連動する移動体はガイドピン15bで
ある。
ガイドピン15bにローラ21が同軸に設けられ、ガイド
ピン15bとスライドロール21によりガイド溝12をはさみ
こんでいる。
サブ基板10の裏面には、ローラ40がローラ軸41により
回転自在に設けられている。それを第2図に示す。
また、基板1のリール第2,3の中心線上にウォームギ
ヤ13が設けられており、その下部に取付けられたモータ
11とはベルト31を介して連結されている。
ウォームギヤ13の両側には回転体としてのそれぞれウ
ォームホイール14がかみ合っている。ウォームホイール
14の上にはレバー15の一端の支点15aがスライド及び回
転可能に載置されるとともに、ばね16により、レバー15
の一端の支点15aはウォームホイール14の外側方向へ押
し付けられている。レバー15の他端にはガイドピン15b
が設けられ、前記サブ基板10に設けられたガイド溝12に
係合されガイド溝に沿って移動可能となっている。また
レバーの端部にはカム15cが設けられている。
リール台ベース4,5は、前記ガイド15bと、リール台の
移動方向とは直交して設けられた第2の移動体案内手段
としての溝20を介して係合しており、ガイドピン15bの
移動に伴ってリール第ベース4,5はガイド8,9上を移動す
る。サブ基板10上にL位置,M位置,S位置に対応したセン
サー17L,17M,17Sが設けられている。
ウォームホイール14の下部には、ギヤ部が設けられて
おり、ウォームホイール14の回転に応じて、アイドラギ
ヤ32を介して、アロー33は回転する。センサはフォトイ
ンタラプタにより構成されており、アロー33が光路を遮
断することにより、ウォームホイール14の回転位置、結
果的にはリール台2,3の位置を検知する。34はストッパ
ーを示し、異状なレバー15の回転を防止する。次に動作
について説明する。第11図は、テープカセット18S,18M,
18Lを示す。リール台2,3の位置をカセットのリール間隔
に応じて、位置決めを行うことにより、各サイズのカセ
ット18S,18M,18Lの使用が可能となる。
第3図は、最も大きなカセット18Lが、使用可能なリ
ール間隔に設定されている状態を示したものである。こ
こで、カセットサイズの異なるMサイズのカセット18M
を使用する場合における、リール台ベース4,5の動作に
ついて述べる。
Mサイズのカセット18Mをカセット挿入口に挿入する
と、カセット挿入口に設けられたカセットサイズ検出決
により、挿入されたカセットのサイズがMであることが
検出される(図示しない)。システム制御回路(図示し
ない)は、カセットサイズ検出器の信号により、リール
台ベース4,5を、カセットサイズMの位置へ移動するた
め、モータ11への電圧印加を行う。モータ11への通電に
より、モータ11の回転はベルトを介して、ウォームギヤ
13に伝達される。ウォームギヤ13の両側にはそれぞれウ
ォームホイール14がかみ合わされている。ウォームホイ
ール14及びリール台ベース4,5の動作は左右対称であ
り、左側のウォームホイールは、供給側リール台ベース
4を、また右側のウォームホイールは巻き取側リール台
ベース5を駆動する。
モータ11の回転により、左側のウォームホイール14は
第1図において、時計方向に回転を行い、ウォームホイ
ール14に係合されたレバー15は、一端15b(ガイドピ
ン)がガイド溝12に案内されて移動し、リール台ベース
4が移動する。第5,6図はMサイズカセット位置に位置
決めされる直前のウォームホイール14及びリール台ベー
ス4,5の状態を示す。さらにウォームホイール14が回転
すると、レバー15の端部に設けられたカム15cはローラ4
0に当接する。このためレバーの支点15bは、V字型切欠
部30の縁30aに沿って案内され、Mカセット対応の停止
位置決め構造のV字型切欠部30に案内される。
ウォームホイール14がさらに回転するとレバー15の支
点15aはウォームホイール14に設けたばね16の力に抗し
て、ウォームホイール14の中心側に移動しながら回転す
る。レバー15がウォームホイール14の回転中心上に来た
時、センサー17Mが、レバー15の位置を検出し、モータ1
1への通電を停止する。
リール台2,3は、Mサイズカセット18Mに対応した位置
にバネ16により確実に位置決め保持される。この状態を
第1図及び第7図に示す。
次に、リール台2,3がMサイズカセット18Mに対応した
位置にある時(第7図の状態)に、Sサイズカセット18
Sを挿入した場合の動きについて述べる。前述したよう
にカセット挿入部においてカセットのサイズが検出さ
れ、モータ11に通電が開始される。
モータ11の回転によりウォームホイール14は、時計方
向に回転を始める。この時、レバー15の支点15aは、ウ
ォームホイール14に設けられたばね16を伸ばしており、
第5図に示す位置まで、ウォームホイール14が回転して
も、リール台ベース4,5は移動しない。ここで、カム部
について、第1図,第2図により説明を追加する。カム
部15cの先端部は、ガイドピン15bがV字型切欠部30に保
持された時のガイドピン15bを中心とし、ローラ40に接
する円弧により構成されている。また、円弧の両側は、
支点15bがV字溝の縁に沿って移動する時、ローラ40に
接するように構成されている。このためガイドピン15b
がバネ16によりV字切欠部30に押しつけられている時
は、レバー15は支点15bを中心に回動し、レバー15の先
端のカム15cはローラ40に接しながら移動する。次にリ
ール台2,3がS位置側へ移動を開始する場合について述
べる。レバー支点15aがウォームホイール14の中心軸を
中心として回動を始めると、ガイドピン15bはV字切欠
部30から押し出される。この時カム15cはローラ40に案
内される。このためレバー15の支点15bはV字切欠部30
の縁に沿って押し出され、レバー15の支点15bに係合し
たリール台ベース4,5はガイド8,9に沿って移動を開始す
る(第13図)。
ガイドピン15bのV字型切欠部30への押しつけが解除
された時点を第8図に示す。ここでホイール14の回転角
とリール台ベース4,5の移動と、リール台ベース4,5の移
動と、リール台ベース4の位置センサとの関係を第12図
に示す。
ウォームホイール14が連続した働きに対し、本リール
台移動装置は移動,停止,移動,停止と間欠的動作を行
う。センサー17はウォームホイール14の回転に連動して
アロー33が各センサ17L,17M,17Sを通過し、センサーで
あるフォトインタラプタの光を遮断することにより、各
ポジションにリール台2,3が移動したことを検知する。
第9図の状態から、さらにウォームホイール14が回転
すると、ガイドピン15bはガイド溝12に案内されて移動
し、ガイドピン15bに係合したリール台4,5は、S位置側
へと移動する。さらにウォームホイール14が回転すると
ガイドピン15bに挿入されたスライドローラ21がガイド
溝12のS側端部に当接し、移動が規制され、リール台2,
3はSカセットに対応したリール台位置への移動を完了
する。
さらにウォームホイール14が回転するとレバー15の支
部15aはばね16に抗してウォームホイール14の中心側へ
移動し、レバー15の支点15aとウォームホイール14の回
転中心を結ぶ線を越え(支点を越え)て第10図に示した
状態となる。この時レバー15の位置をセンサー17Sによ
り検出し、モータ11への通電を停止する。
なお、リール台がSサイズカセットの位置からMサイ
ズカセットの位置へ、またMサイズカセットの位置から
Lサイズカセットの位置へ移動する場合については、先
に述べたLからM,MからSへの移動の場合と全く逆の動
作により実現されることは言うまでもない。
カセットサイズに応じたリール台2,3の位置決めは、
ウォームホイール14の内部に設けたばね16の力をトグル
的に用いており、ウォームホイールを回転させるトルク
が小さいにもかかわらず、十分な位置決め保持力を得る
ことができる。
リール台ベース4,5に設けたガイド溝12に直交した溝2
0を設けた部材をリール台ベース4,5に対して別個の部材
として構成し取付けることにより、リール台2,3の移動
のためのユニットのベース21ごとの取外しが容易となり
特に保守点検の簡易化等サービス制の向上が図れる。
以上、本実施例においては、第2の移動体案内手段と
してはリール台2,3移動方向に対し直角方向の溝20を設
けたが、同案内手段としては略長方形の穴等他の構成が
あってもよい。
また、案内体としてのガイド8,9、第1及び第2の案
内手段としてのガイド溝12やV字型切欠部、レバー15、
回転体としてのウォームホイール14等は、本実施例では
各2個ずつ設け対となっている2個のリール台を同時に
移動させる構成としたが、この他これら部品を各1個ま
たは1式ずつ設け片方の1個のリール台だけを移動させ
る構成にしても良い。上記案内体、第1及び第2の移動
体案内手段、レバー15、回転体(ウォームホイール1
4)、ばね16をリール台2,3の中心距離内に設けることに
より本移動装置を大幅に小形化できる。
上記本発明のリール台移動装置をVTRに使用するとVTR
をして小形・軽量かつ低コストなものにできる。
本実施例においてはL,M,S3種類のセットが使用できる
VTRについて説明したが、2種類のカセットに対応したV
TRにおいても使用できることは言うまでもない。
Mカセットに対応したリール位置に位置決めするため
のV字型切欠部は、第14図に示した様にガイド溝20の垂
線に対し、非対称とし、レバーの引き込む方向に近づけ
ることにより、モータに加わる負荷の低減が可能とな
る。また、V字型切欠部は曲線にて構成しても効果は同
様である。
また、本実施例では、L及びS位置への位置決めにガ
イド溝12の端部を利用したが、位置決め部材として部部
材をサブ基板10上に設け、レバー支点15b又はリール台
ベースを位置決め規制してもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、各カセットサイズに対応してリール
台を含む移動構体を1個のモータで容易にかつ確実に移
動運動させかつ所定位置に確実に停止させることができ
る。特にウォームホイールとレバーを用いて回転運動を
直線運動等に変換する機構は構成が容易で大きな駆動力
を得易く小形化もし易い。
また、リール台ベースの位置決めのための制動機構や
装置やソレノイド等の部品も必要としない。このためリ
ール台移動装置全体を大幅に小形化,軽量化かつ低コス
ト化できる。さらにこれを用いたVTR等磁気記録再生装
置の小形化,軽量化,低コスト化もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるガイドピン駆動部の要部を示す平
面図、第2図は第1図の正面図、第3図はリール台がL
カセット対応の位置にある場合の平面図、第4図は第3
図の正面図、第5図及び第6図はリール台がMカセット
対応の位置に移る直前を示す平面図、第7図はリール台
がMカセット対応位置にある場合の平面図、第8図,第
9図はリール台がMカセット位置からSカセット位置方
向へ移動始めた時の平面図、第10図はリール台がSカセ
ット対応の位置にある場合の平面図、第11図は3種類の
カセットを示す図、第12図はホイールの回転角に対する
リール第の移動及びセンサーの検出範囲を示す図、第13
図はレバの動作を示す平面図、第14図はV字型切欠部の
一例を示す平面図である。 1……基板、2,3……リール台、4,5……リール台ベー
ス、8,9……ガイド、10……サブ基板、11……モータ、1
2……カイド溝、14……ウォームホイール、15……レバ
ー、17……センサ、18……カセット、20……溝、21……
スライドローラ、33……アロー、40……ローラ、15b…
…ガイドピン、15c……カム部。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リール台(2,3)を含む移動構体をその周
    辺部に設けた摺動部を介して保持するための案内体(8,
    9)と、該案内体(8,9)に対しその長手方向に平行に設
    けられその長手方向のほぼ中央部においてリール台(2,
    3)の間隔に対応した位置に移動体停止位置決め構造(3
    0)を有する第1の移動体案内手段(12)と、上記リー
    ル台(2,3)を含む移動構体上に設けられ上記案内体
    (8,9)及び第1の移動体案内手段(12)に対しその長
    手方向に対し少なくとも直角方向に可動範囲を備えた第
    2移動体案内手段(20)と、上記第1及び第2の移動体
    案内手段(12,20)に対しその一端が摺動的に係合する
    構成のレバー(15)と、上記レバー(15)の他の一端を
    その回転中心から偏心した位置に設けた支点(15a)を
    軸に回動可能な状態に係合して支承した回転体(14)
    と、一端が上記回転体(14)上に固定されその弾性力で
    上記レバー(15)を上記回転体(14)の外半径方向に押
    し付けるためのばね(16)と、上記移動体停止位置決め
    構造(30)に対応した位置に設けられたローラ(40)
    と、上記レバー(15)の端部に設けられ上記ローラ(4
    0)に係合するカム(15C)と、上記回転体(14)回転駆
    動するためのモータ(11)とを備え、上記モータ(11)
    の回転力で上記回体(14)を回転駆動し上記レバー(1
    5)の一端を回転駆動することにより同レバー(15)の
    他端を上記第1及び第2の移動体案内手段(12,20)で
    規制された方向に連動せしめ上記移動構体をして上記案
    内体(8,9)上を摺動せしめてリール台(2,3)を移動せ
    しめるように構成したことを特徴とするリール台移動装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、上記第1の移動体
    案内手段(12)に設けた移動体停止位置決め構造を、移
    動体案内手段の側面に設けたV字型切欠きにより構成し
    たリール台移動装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載において、上記V字型切欠き
    の案内面を第1の移動体案内手段(12)の長手方向の垂
    線に対し非対称形状に構成したリール台移動装置。
  4. 【請求項4】請求項乃至3のいずれか1項において、上
    記案内体(8,9),第1及び第2の移動体案内手段(12,
    20),レバー(15),回転体(14),モータ(11)を上
    記リール台(2,3)の中心間距離内の範囲に設けたリー
    ル台移動装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1項において、
    上記回転体(14)として、ウォームギヤ(13)にかみ合
    い運動するウォームホイール(14)を用いたリール台移
    動装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至6のいずれか1項記載のリー
    ル台移動装置を備えた磁気記録再生装置。
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