JPS6220914Y2 - - Google Patents

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JPS6220914Y2
JPS6220914Y2 JP1980017339U JP1733980U JPS6220914Y2 JP S6220914 Y2 JPS6220914 Y2 JP S6220914Y2 JP 1980017339 U JP1980017339 U JP 1980017339U JP 1733980 U JP1733980 U JP 1733980U JP S6220914 Y2 JPS6220914 Y2 JP S6220914Y2
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JP
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lever
pinch roller
recess
tape
contact pin
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JP1980017339U
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JPS56119165U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はテープレコーダ等の自動早送り/巻戻
り機構に関するものである。
<従来技術> テープレコーダを再生等の定速走行状態より早
送り等の高速走行状態にモード変換する際、ソレ
ノイドの作動力を利用するものとして、特公昭52
−23928号公報に示されるような構成のものがあ
る。
しかし乍ら、このような従来のものでは、磁気
ヘツドを載置した摺動基板が回転して磁気ヘツド
をテープに接離させるものがあるから、摺動基板
の移動範囲が大きくなり、装置の小型化が阻害さ
れる等の欠点がある。
<目的> 本考案は上述した従来装置の欠点に鑑みて考案
されたものであり、ソレノイドの作動によつて、
1つのレバーを直線的に往復動させることによ
り、ピンチローラ、摺動基板及び定速・高速走行
状態切換レバーを動作させ、しかも、摺動基板を
直線的に往復動させることにより装置の小型化を
計ろうとするものである。
<実施例> 以下、図面に示されるこの考案の実施例に係る
機構の要部を概略化した平面図(第1図は巻戻し
状態、第2図は再生状態)を参照しながら説明す
る。
第1図の再生状態において、テープ(図示しな
い)がリール台25間を図上左方向に向かつて巻
取られていく結果、テープ終端時点が所定の検出
機構によつて検出されるとソレノイド13が通電
され、第2図の巻戻し状態となる。この動作を構
成とともに説明する。
ソレノイド13の吸引反撥力によつて図上、上
下方向に進退する鉄心131は、先端上部にピン
132を備え、ピン132が三角台板12の一の
長穴121に遊嵌されている故、鉄心131の上
記進退動で三角台板には取付ピン122を中心に
回動される。三角台板12の二の長穴123に早
送り/巻戻し用高速動作のためのレバー8の右端
上部にあるピン81が遊嵌されている故、レバー
8は三角台12の時計方向、反時計方向の回動に
よつて、それぞれ左方向、右方向に移動させられ
る。レバー8の上記左方向、右方向の移動を可と
するべく、基板1に植立のピン11,12は、レ
バー8の長手方向に長径となる長穴82,83に
遊嵌される。レバー8はスプリング84によつて
常時右方向に付勢されてあるとともに、左端部に
特殊形状の穴85が形成される。レバー8の穴8
5は左右内壁851,852と、突部86を形成
する上部内壁853と、三角凹所87を形成する
下部内壁854とで囲まれてなる空間であつて、
この空間内の上部内壁853に圧接するように付
勢されるロツクピン9と、下部内壁854に圧接
するように付勢されるピンチローラ当りピン61
とが臨ましめられる。
ピンチローラレバー6はピンチローラ62を回
動可に取付るととに、上記ピンチローラ当りピン
61を備え、かつピン14を中心に回動可とされ
る。レバー8が第1図の位置から第2図の位置に
まで左方向に移動されると、ロツクピン9は突部
86によつて付勢方向(図上、上方向)への移動
が阻止されている状態から、突部86によつてこ
の阻止が解除される状態となることとなつて、付
勢方向にに移動されて上部内壁853に当接さ
れ、またピンチローラ当りピン61は下部内壁8
54の凹所87の一方の側壁から圧力を受けて、
この凹所87の側壁に沿いつつ上方向に移動し、
凹所87から脱したところの下部内壁854に当
接される(第2図)。ピンチローラ当りピン61
の上記移動によつて、ピンチローラレバー6はピ
ン14を中心に反時計方向に回転させられ、第1
図の再生状態においてキヤプスタン7に圧接して
いたピンチローラ62はキヤプスタン7から離脱
させられる。このピンチローラ62とキヤプスタ
ン7との離脱はテープの高速走行に必要である。
次に、磁気ヘツド15を載置した摺動基板16
は上下方向に摺動可にして、かつ下方向に常時付
勢されており、左端下部の一部切欠の内壁にピン
チローラ当りピン61が圧接される結果、下方向
に付勢されていてもそれ以上の下方向移動ができ
ないものである。しかるに、上述のように、ピン
チローラ当りピン61が上方向に移動してくる
と、摺動基板16もピンチローラ当りピン61に
押圧されて上方向に摺動され、その結果、テープ
を高速で走行させるために必要とされるヘツド1
5とテープとの離反が確保される。なお、テープ
完全にヘツド15から離反されず、若干の当接力
にて依然としてテープをヘツドに当接される、い
わゆる頭出し位置にまでヘツドを移動させてもよ
いことは勿論である。
次にテープを再生方向の定速走行から例へば巻
戻しの高速走行とするにはリール台25の回転方
向および速度を切換える必要があるが、これは、
レバー8の中央域下部より僅か右寄りのところに
取付けてあるアングル88に切換レバー4の一端
を当接させレバー8の左方向移動にてレバー4を
スプリング41の時計方向付勢力に抗して反時計
方向に回動させると、レバー4の他端にある小ロ
ーラ42の外周縁噛合部が一方のリール台2、中
間ローラ3との噛合から他方のリール台5との噛
合に切換えられて、テープレコーダは巻戻し状態
となる。レバー4の大ローラ43はモータ(図示
しない)によつて回転させるローラであつて、小
ローラ42とともに一体回転する構成を有する。
次に、巻戻し状態(第2図)から再生状態(第1
図)を得るには、ロツクピン9のロツクを解除す
べくこのロツクピンを、図上、下方向に移動さ
せ、突部86を越えさせるとよく、これによつて
レバー8がスプリング84の引圧力によつて右動
可となり、レバー8が右動すれば上述と逆の動作
でテープレコーダは再び再生状態を得る。
なお、レバー8の駆動手段については、三角台
板12による以外にも、ラツクとピニオンの組合
わせ等、種々考えられることは明らかであろう。
上述のように、この考案によれば、構成簡易に
して小型化が計れ、迅速かつ正確なる自動巻戻し
等をなし得る装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例に係る再生状態にお
けるテープレコーダ等の自動早送/巻戻し機構の
概略化した要部平面図、第2図は巻戻し状態にお
ける同平面図である。 1……固定基板、2,5……リール台、4……
切換レバー、8……早送り/巻戻し用レバー、1
3……ソレノイド、85……穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 載置した磁気ヘツドをテープに接離させる方向
    に摺動可であつて常時磁気ヘツドをテープに接触
    させる方向に附勢されている摺動基板と、 回動可に支持したピンチローラを常時キヤプス
    タンに接触させる方向に附勢され、端部に上記摺
    動基板に当接するピンチローラ当りピンを有する
    ピンチローラレバーと、 上記摺動基板と直交する第1、第2の位置方向
    に往復動できるレバーと、 該レバーの一端部板面に設けられたものであつ
    て、このレバーの摺動方向に沿う相平行した2つ
    の内壁の一方に上記ピンチローラ当りピンが嵌る
    凹所を設け、他方には突部を設けた穴と、 上記レバーを上記ピンチローラ当りピンが上記
    凹所に嵌る第1の位置方向に付勢する付勢手段
    と、 通電に伴う作動により上記レバーを上記付勢手
    段に抗して上記ピンチローラ当りピンが凹所より
    離脱する第2の位置方向に摺動させるソレノイド
    と、 上記穴内に位置し突部を含む上記他方の内壁に
    圧接するように付勢されたロツクピンと、 上記レバーに一端を係合され、該レバーの往復
    動に連動してリール台の回転方向及び速度を定速
    及び高速走行状態に切換える切換レバーとから成
    り、 定速走行状態にあつては上記ピンチローラ当り
    ピンが上記穴の凹所に嵌ることによつてピンチロ
    ーラがキヤプスタンに接触すると共に上記ロツク
    ピンが突部上に当接し、かつ、上記定速走行状態
    より上記ソレノイドに通電すると、該通電に伴う
    ソレノイドの動作で上記レバーが第2の位置方向
    に摺動することによつて、 (a) 上記ピンチローラ当りピンを凹所より離脱さ
    せて上記ピンチローラをキヤプスタンより離反
    させると共に上記摺動基板を磁気ヘツドがテー
    プより離間する方向に後退させる。 (b) 上記切換レバーをしてリール台を高速走行状
    態に切換える。 (c) 上記ロツクピンを上記突部の側縁に係合させ
    上記レバーを第2の位置にロツクする構成とし
    たテープレコーダ等の自動早送り/巻戻し機
    構。
JP1980017339U 1980-02-13 1980-02-13 Expired JPS6220914Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980017339U JPS6220914Y2 (ja) 1980-02-13 1980-02-13

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JP1980017339U JPS6220914Y2 (ja) 1980-02-13 1980-02-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56119165U JPS56119165U (ja) 1981-09-11
JPS6220914Y2 true JPS6220914Y2 (ja) 1987-05-27

Family

ID=29613704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980017339U Expired JPS6220914Y2 (ja) 1980-02-13 1980-02-13

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JP (1) JPS6220914Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119507A (en) * 1974-08-09 1976-02-16 Hitachi Ltd Teepurekoodano rebyuusochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119507A (en) * 1974-08-09 1976-02-16 Hitachi Ltd Teepurekoodano rebyuusochi

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56119165U (ja) 1981-09-11

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