JPS6025712Y2 - テ−プレコ−ダの頭出し装置 - Google Patents
テ−プレコ−ダの頭出し装置Info
- Publication number
- JPS6025712Y2 JPS6025712Y2 JP11413079U JP11413079U JPS6025712Y2 JP S6025712 Y2 JPS6025712 Y2 JP S6025712Y2 JP 11413079 U JP11413079 U JP 11413079U JP 11413079 U JP11413079 U JP 11413079U JP S6025712 Y2 JPS6025712 Y2 JP S6025712Y2
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- button
- recorder
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、テープレコーダの頭出し装置の改良に関する
。
。
従来から、テープレコーダをレビュー、キューの状態で
作動させる時には、レビュー、キュー等の操作釦を指で
絶えず押すことにより行なわせているが、カーステレオ
等にあっては、車の安全運転の関係上、操作釦を指で押
し続けてレビューキュー等の作動状態を維持するわけに
いかないという欠点があった。
作動させる時には、レビュー、キュー等の操作釦を指で
絶えず押すことにより行なわせているが、カーステレオ
等にあっては、車の安全運転の関係上、操作釦を指で押
し続けてレビューキュー等の作動状態を維持するわけに
いかないという欠点があった。
本考案の目的は、レビュー、キュー等の操作釦を押す指
を操作釦から離したとしても、操作釦をレビュー、キュ
ーの作動状態に維持させ、磁気テープ上の無録音部分を
検出して、自動的に磁気テープの頭出しを行う新規なテ
ープレコーダの頭出し装置を提供する点にある。
を操作釦から離したとしても、操作釦をレビュー、キュ
ーの作動状態に維持させ、磁気テープ上の無録音部分を
検出して、自動的に磁気テープの頭出しを行う新規なテ
ープレコーダの頭出し装置を提供する点にある。
本考案の特徴とするところは、押込方法と反対力向に弾
発付勢されたレビュー、キュー等の操作釦を押込むこと
により復帰付勢された摺動板を復帰付勢方向と反対方向
に移動可能に設け、該摺動板に前記操作釦を押込状態で
維持するためのロック板を重ねて設け、該ロック板を前
記復帰付勢方向と反対方向に弾発付勢する一方、該弾発
付勢力に抗して該ロック板を前記復帰付勢位置に維持す
る電磁気的係止手段を前記ロック板の付近に設け、前記
摺動板の往復動により、該電磁気的係止手段をオン・オ
フさせ、前記操作釦を押込状態に維持すると共に、前記
操作釦の押込状態で前記テープレコーダをレビュー、キ
ュー等の作動状態に設定する手段を前記テープレコーダ
に設け、前記テープレコーダの作動により搬送される磁
気テープ上の無録音部分を検出することにより、前記電
磁気的係止手段をオフして前記ロック板を復帰付勢位置
から解除する手段を前記チープレコータに設けたことを
特徴とするチープレコータの頭出し装置である。
発付勢されたレビュー、キュー等の操作釦を押込むこと
により復帰付勢された摺動板を復帰付勢方向と反対方向
に移動可能に設け、該摺動板に前記操作釦を押込状態で
維持するためのロック板を重ねて設け、該ロック板を前
記復帰付勢方向と反対方向に弾発付勢する一方、該弾発
付勢力に抗して該ロック板を前記復帰付勢位置に維持す
る電磁気的係止手段を前記ロック板の付近に設け、前記
摺動板の往復動により、該電磁気的係止手段をオン・オ
フさせ、前記操作釦を押込状態に維持すると共に、前記
操作釦の押込状態で前記テープレコーダをレビュー、キ
ュー等の作動状態に設定する手段を前記テープレコーダ
に設け、前記テープレコーダの作動により搬送される磁
気テープ上の無録音部分を検出することにより、前記電
磁気的係止手段をオフして前記ロック板を復帰付勢位置
から解除する手段を前記チープレコータに設けたことを
特徴とするチープレコータの頭出し装置である。
以下、本考案による実施例を図面に従って説明する。
本実施例によるテープレコーダはオートリバース型のも
のである。
のである。
更に、カーステレオ用として構成してあり、カートリッ
ジ等が挿填された状態で常時はプレイ状態にある。
ジ等が挿填された状態で常時はプレイ状態にある。
第1図は、カートリッジ(図示せず)が挿填されて、テ
ープレコーダがプレイ状態にある場合を説明するための
図である。
ープレコーダがプレイ状態にある場合を説明するための
図である。
この状態で、各部材の構成について説明する。
図中において、1はカートリッジ押え部材である。
2は、磁気テープ巻取用の左側リールであり、2′は磁
気テープ巻取用の右側リールである。
気テープ巻取用の右側リールである。
これら、左・右リール2,2′は磁気ヘッド操作板3を
介して対称位置に配しである。
介して対称位置に配しである。
そして、磁気ヘッド基板3を介して左・右対称位置に配
しである4、4′はそれぞれピンチローラ制御板である
。
しである4、4′はそれぞれピンチローラ制御板である
。
左側ピンチローラ制御板4は、支持軸4aを支点として
回動可能としてあり、右側ピンチローラ制御板4′は、
支持軸4’aを支点として回動可能としである。
回動可能としてあり、右側ピンチローラ制御板4′は、
支持軸4’aを支点として回動可能としである。
そして、第1図、第2図に示すプレイ状態にあっては、
左側ピンチローラ制御板4は不使用状態、右側ピンチロ
ーラ制御板4′は使用状態にある。
左側ピンチローラ制御板4は不使用状態、右側ピンチロ
ーラ制御板4′は使用状態にある。
即ち、左側のピンチローラ支承板5に支承されたピンチ
ローラ6は、キャプスタン7に圧接されており、他方、
右側のピンチローラ支承板5′に支承されたピンチロー
ラ6′は、キャプスタン7から離隔させられている。
ローラ6は、キャプスタン7に圧接されており、他方、
右側のピンチローラ支承板5′に支承されたピンチロー
ラ6′は、キャプスタン7から離隔させられている。
なお、左・右ピンチローラ6.6′と左・右キャプスタ
ンとの圧接・離隔は以下に説明する構成のもとで行なう
ものである。
ンとの圧接・離隔は以下に説明する構成のもとで行なう
ものである。
左・右ピンチローラ支承板5,5′は、それぞれ支持軸
5a、5’aを支点にして回動可能としてあり、かつ、
常時、左・右キャプスタン7゜7′の位置する方向に弾
発付勢しである。
5a、5’aを支点にして回動可能としてあり、かつ、
常時、左・右キャプスタン7゜7′の位置する方向に弾
発付勢しである。
そして、左・右ピンチローラ支承板5,5′には、それ
ぞれピン5b、5’bが固植してあり、各ビン5b、5
’bに左・右ピンチローラ制御板4.4′の先端部4b
、4’bがそれぞれ当接させである。
ぞれピン5b、5’bが固植してあり、各ビン5b、5
’bに左・右ピンチローラ制御板4.4′の先端部4b
、4’bがそれぞれ当接させである。
以上のように構成しであるので、左・右ピンチローラ制
御板4,4′が支持軸4a、4’aを支点にして回動す
ることにより、左・右ピンチローラ6.6′と左・右キ
ャプスタン7.7′との圧接・離隔が可能となっている
。
御板4,4′が支持軸4a、4’aを支点にして回動す
ることにより、左・右ピンチローラ6.6′と左・右キ
ャプスタン7.7′との圧接・離隔が可能となっている
。
本実施例によるテープレコーダのプレイ状態では、左ピ
ンチローラ6と左キャプスタン7とが圧接状態にあるの
で、磁気テープ(図示せず)は右側リール2′から左側
リール2へ向かって走行する状態にある。
ンチローラ6と左キャプスタン7とが圧接状態にあるの
で、磁気テープ(図示せず)は右側リール2′から左側
リール2へ向かって走行する状態にある。
この状態で、各種操作釦の配置について説明する。
第1図、第2図において、8は磁気テーブル上に記録さ
れた信号を検出しながら磁気テープを早送りするための
キュー釦(CLJE)である。
れた信号を検出しながら磁気テープを早送りするための
キュー釦(CLJE)である。
9は磁気テープを早送りするためのエフ・エフ釦(F−
F)である。
F)である。
10はカートリッジ(図示せず)を排出するためのイジ
ェクト釦である。
ェクト釦である。
11は、磁気テープを巻取るためのリワインド釦(RE
W)である。
W)である。
12は、磁気テープ上に記録された信号を検出しながら
磁気テープを早春取りするためのレビュー釦(REV)
である。
磁気テープを早春取りするためのレビュー釦(REV)
である。
これらの各操作釦8,9,10,11,12はテープレ
コーダがプレイ状態にある時には、第1図、第2図に示
す配置状態、即ち原位置に位置するものである。
コーダがプレイ状態にある時には、第1図、第2図に示
す配置状態、即ち原位置に位置するものである。
そして、これらの各操作釦8. 9. 10. 11.
12は、矢印Aの方向にそれぞれ押込可能としであると
共に、自動的に原位置に復帰させるために矢印A方向と
反対方向にそれぞれ弾発付勢されている。
12は、矢印Aの方向にそれぞれ押込可能としであると
共に、自動的に原位置に復帰させるために矢印A方向と
反対方向にそれぞれ弾発付勢されている。
なお、これら各操作釦8,9,11.12はイジェクト
釦10を介して左・右対称の配置としである。
釦10を介して左・右対称の配置としである。
摺動板13は、各操作釦8,9,10,11゜12の上
方に配置してあり、第2図に示すように、矢印B方向に
常時復帰付勢されている。
方に配置してあり、第2図に示すように、矢印B方向に
常時復帰付勢されている。
そして、この摺動板13には第3図に示すように、各操
作釦8,9.10,11.12に形成した保合片8ay
9a、10a* 11a、12aのそれぞれと係合
する係合部13a、13b、13C,13d、13eが
形威しである。
作釦8,9.10,11.12に形成した保合片8ay
9a、10a* 11a、12aのそれぞれと係合
する係合部13a、13b、13C,13d、13eが
形威しである。
更に、この各係合部13 at 13 b、 13
c。
c。
13d、13eの一側には、各操作釦8. 9. 10
.11.12に形威した係合片8a、 9a、 1
0a、11a、12aの各−と係合して摺動板13を復
帰付勢するバネ14に抗して、摺動板13をこの復帰付
勢方向と反対方向に移動させるために傾斜面13’a、
13’b、13’c、13’d。
.11.12に形威した係合片8a、 9a、 1
0a、11a、12aの各−と係合して摺動板13を復
帰付勢するバネ14に抗して、摺動板13をこの復帰付
勢方向と反対方向に移動させるために傾斜面13’a、
13’b、13’c、13’d。
13′eがそれぞれ形威しである。
なわ、摺動板13に穿設した長孔13f、13fは、摺
動板13の移動規制のために設けたものであり、摺動板
13に形威した突起13gは、摺動板13の往・復動作
中にスイッチS1をオン・オフさせるために設けたもの
である。
動板13の移動規制のために設けたものであり、摺動板
13に形威した突起13gは、摺動板13の往・復動作
中にスイッチS1をオン・オフさせるために設けたもの
である。
そして、各操作釦8,9,11.12を押込み状態で維
持するためのロック板15は、摺動板13の下側に重ね
て配置しである。
持するためのロック板15は、摺動板13の下側に重ね
て配置しである。
このロック板15には、第4図、第5図に示すように、
各係合片8a、9a、lla、12aと係合して各操作
釦8. 9. 11. 12をロックするための係止部
15a、15b、15c、15dが形威しであると共に
、被吸着用鉄片16が一体に設けである。
各係合片8a、9a、lla、12aと係合して各操作
釦8. 9. 11. 12をロックするための係止部
15a、15b、15c、15dが形威しであると共に
、被吸着用鉄片16が一体に設けである。
このロック板15は、摺動板13を復帰付勢する方向と
は同方向、即ち矢印Cの方向にバネ17により弾発付勢
されていると共に、常時は通電状態にある電磁石18に
よって、ロック板15はロックされている。
は同方向、即ち矢印Cの方向にバネ17により弾発付勢
されていると共に、常時は通電状態にある電磁石18に
よって、ロック板15はロックされている。
なわ、ロック板15に穿設した長孔15e、15eは、
ロック板15の移動規制のため設けたものである。
ロック板15の移動規制のため設けたものである。
そして、摺動板13とロック板15とが共に復帰付勢状
態にある時には、係合部13a、13b、13c、13
d、13eと係止部15a、15b、15c、15dと
は第6図に示す配置状態にある。
態にある時には、係合部13a、13b、13c、13
d、13eと係止部15a、15b、15c、15dと
は第6図に示す配置状態にある。
次に、磁気ヘッド基板3を操作釦の押込み方向と同方向
にスライドさせる中介部材について、第7図を基にして
説明する。
にスライドさせる中介部材について、第7図を基にして
説明する。
磁気ヘッド基板3には、図示しない磁気ヘッドが固定し
てあり、第7図に示すプレイ状態にあってはカートリッ
ジ押え部材1に固定された補助板1aによって磁気テー
プ(図示せず)を介して磁気ヘッド(図示せず)はカー
トリッジに設けられたパッド(図示せず)と圧接状態に
ある。
てあり、第7図に示すプレイ状態にあってはカートリッ
ジ押え部材1に固定された補助板1aによって磁気テー
プ(図示せず)を介して磁気ヘッド(図示せず)はカー
トリッジに設けられたパッド(図示せず)と圧接状態に
ある。
そして、この圧接状態を解除させるための中介部材は、
レビュー釦12によって回動するレビュー板19とこの
レビュー板19に連結されたヘッド基板操作用板20と
からなっている。
レビュー釦12によって回動するレビュー板19とこの
レビュー板19に連結されたヘッド基板操作用板20と
からなっている。
レビュー板19は、テープレコーダの基板に固定された
支持軸19aに回転自在に支承しであると共に、レビュ
ー釦12に設けた突起126との係合用ピン19bとヘ
ッド基板操作用板2oに固定して設けた保合ピン20a
との嵌合用孔19cとが形威しである。
支持軸19aに回転自在に支承しであると共に、レビュ
ー釦12に設けた突起126との係合用ピン19bとヘ
ッド基板操作用板2oに固定して設けた保合ピン20a
との嵌合用孔19cとが形威しである。
なお、レビュー釦12に穿設した長孔12cはレビュー
釦12の案内用に設けたものである。
釦12の案内用に設けたものである。
そして、一方、ヘッド基板操作用板20は、テープレコ
ーダの基板に固定された支持軸20bに回転自在に支承
してあり、この磁気ヘッド操作用基板20には、保合ピ
ン20aを固植した端部と反対側の端部に、磁気ヘッド
基板3の突部3aとの係合用突部20cが形威しである
。
ーダの基板に固定された支持軸20bに回転自在に支承
してあり、この磁気ヘッド操作用基板20には、保合ピ
ン20aを固植した端部と反対側の端部に、磁気ヘッド
基板3の突部3aとの係合用突部20cが形威しである
。
次に、ピンチローラ6とキャプスタン7とを離隔させる
ための中介部材について説明する。
ための中介部材について説明する。
ピンチローラ6とキャプスタン7とを離隔させるための
中介部材は、レビュー板19と磁気ヘッド操作用基板2
0と中介板21とピンチローラ制御板4とからなってい
る。
中介部材は、レビュー板19と磁気ヘッド操作用基板2
0と中介板21とピンチローラ制御板4とからなってい
る。
中介板21は、第8図に示すようにテープレコーダの基
板に固定した支持軸21aに回動自在に支承してあり、
この中介板21の一端側には磁気ヘッド操作用基板20
に固定された係合ピン2゜aとの嵌合用孔21bが第9
図に示すように形威しである。
板に固定した支持軸21aに回動自在に支承してあり、
この中介板21の一端側には磁気ヘッド操作用基板20
に固定された係合ピン2゜aとの嵌合用孔21bが第9
図に示すように形威しである。
また、他方、この中介板21の他端側にはピンチローラ
制御板4の一端側に固定した係合ピン4Cと当接する斜
面21cが形威しである。
制御板4の一端側に固定した係合ピン4Cと当接する斜
面21cが形威しである。
次に、磁気テープの走行状態を切換えるためのアイドラ
ーについて説明する。
ーについて説明する。
アイドラー22は図示しないモータによって回転駆動さ
れるようにしてあり、アイドラー支承用板23に固定さ
れた支持軸23aによって、アイドラー支承用板23に
回動自在に支承されている。
れるようにしてあり、アイドラー支承用板23に固定さ
れた支持軸23aによって、アイドラー支承用板23に
回動自在に支承されている。
そして、アイドラー支承用板23は支持軸21aに回動
自在に支承してあり、このアイドラー支承用板23に固
植されたピン23b、23bは、中介板21に形成した
斜面21d、21dと当接させである。
自在に支承してあり、このアイドラー支承用板23に固
植されたピン23b、23bは、中介板21に形成した
斜面21d、21dと当接させである。
なお、ここで右側斜面21dはアイドラー支承用板23
を反時計方向に回動させるためのものであり、左側斜面
21dはアイドラー支承用板21dを時計方向に回動さ
せるためのものである。
を反時計方向に回動させるためのものであり、左側斜面
21dはアイドラー支承用板21dを時計方向に回動さ
せるためのものである。
次に、摺動板13に近接して配置したスイッチS1とロ
ック板15に近接して配置した電磁石18との関係につ
いて説明する。
ック板15に近接して配置した電磁石18との関係につ
いて説明する。
電磁石18は、スイッチS、がオンしている場合には、
磁気ヘッド(図示せず)が磁気テープの無録音部分を検
出して、電磁石18の通電を断つ時を除いて市常時通電
されており、また一方、スイッチS、がオフしている場
合には、電磁石18は常に通電が断たれるようにしであ
る。
磁気ヘッド(図示せず)が磁気テープの無録音部分を検
出して、電磁石18の通電を断つ時を除いて市常時通電
されており、また一方、スイッチS、がオフしている場
合には、電磁石18は常に通電が断たれるようにしであ
る。
以下、本実施例によるテープレコーダの頭出し装置につ
いてその作用を説明する。
いてその作用を説明する。
第1図に示すように、磁気テープ(図示せず)は、左リ
ール2によってD方向へ走行している。
ール2によってD方向へ走行している。
この状態で、レビュー釦12を矢印Aの方向に押し込む
と、第10図のイに示すように、摺動板13の係合部1
3eと係合片12aとが当接する。
と、第10図のイに示すように、摺動板13の係合部1
3eと係合片12aとが当接する。
摺動板13の係合部13eには、斜面13e′が形成し
であるので、摺動板13は第3図に示すバネ14の復帰
付勢力に抗して矢印B方向と反対方向に往復する。
であるので、摺動板13は第3図に示すバネ14の復帰
付勢力に抗して矢印B方向と反対方向に往復する。
この摺動板13の往復動作において、摺動板13に形成
した突起13gとスイッチS1とが係合し、スイッチS
、がオフとなる。
した突起13gとスイッチS1とが係合し、スイッチS
、がオフとなる。
これにより、第5に示すロック板15に形成上た鉄片1
6を吸着する電磁石18への通電が断たれる。
6を吸着する電磁石18への通電が断たれる。
これによって、レビュー釦12は、更にA方向へ押込ま
れ、摺動板13に形成した係合部13eとレビュー釦1
2に形成した係合片12aとの保合か解除される。
れ、摺動板13に形成した係合部13eとレビュー釦1
2に形成した係合片12aとの保合か解除される。
この結果、摺動板13は、バネ14の復帰付勢力により
、矢印B方向へ復帰し、この摺動板13の復動動作によ
り、スイッチS1と突起13gとの係合が解除され、ス
イッチS1がオンする。
、矢印B方向へ復帰し、この摺動板13の復動動作によ
り、スイッチS1と突起13gとの係合が解除され、ス
イッチS1がオンする。
従って、再び電磁石18への通電が開始され、ロック板
15と一体に設けた鉄片16が、電磁石18によって吸
着される。
15と一体に設けた鉄片16が、電磁石18によって吸
着される。
この結果、ロック板15は、バネ17により矢印C方向
に移動し、維持される。
に移動し、維持される。
この時、レビュー釦12に形成した係合片12aが、ロ
ック板15に形成された係止部15dと係合するので、
レビュー釦12は、押込み状態で維持される。
ック板15に形成された係止部15dと係合するので、
レビュー釦12は、押込み状態で維持される。
即ち、レビュー釦12は第11図、第12図に示す押込
み状態で維持される。
み状態で維持される。
また、一方、レビュー釦12を押込むと、レビュー板1
9に固植した保合用ビン19bとレビュー釦12に形成
した突起12aとが第13図に示すように係合し、レビ
ュー板19が支持軸19aを支点にして、反時計方向に
回動する。
9に固植した保合用ビン19bとレビュー釦12に形成
した突起12aとが第13図に示すように係合し、レビ
ュー板19が支持軸19aを支点にして、反時計方向に
回動する。
これに伴って、レビュー板19に連結されたヘッド基板
操作用板20が支持軸20bを支点にして時計方向に回
動する。
操作用板20が支持軸20bを支点にして時計方向に回
動する。
これにより、保合用突部20cが、磁気ヘット基板3に
形成した突部3aに当接し、当接後、磁気ヘッド基板3
はレビュー釦12の押込み方向と同方向にスライドする
。
形成した突部3aに当接し、当接後、磁気ヘッド基板3
はレビュー釦12の押込み方向と同方向にスライドする
。
従って、磁気ヘッド基板3に固定された磁気ヘッド(図
示せず)と、カートリッジ(図示せず)に設けであるパ
ッドとが離隔し、磁気ヘッド(図示せず)とパッド(図
示せず)との圧接状態が解除される。
示せず)と、カートリッジ(図示せず)に設けであるパ
ッドとが離隔し、磁気ヘッド(図示せず)とパッド(図
示せず)との圧接状態が解除される。
なお、この離隔は磁気テープ(図示せず)と磁気ヘッド
(図示せず)との摺接走行状態が実現される程度に行な
うものである。
(図示せず)との摺接走行状態が実現される程度に行な
うものである。
他方、レビュー板19の反時計方向の回動により、レビ
ュー板19に係合ピン20aを介して連結された中介板
21も支持軸21aを支点にして時計方向に回動する。
ュー板19に係合ピン20aを介して連結された中介板
21も支持軸21aを支点にして時計方向に回動する。
(第14図参照)この時、ピンチローラ制御板4に固植
した係合ピン4cと斜面21cとが当接状態にあるので
、中介板21の時計方向の回動により、ピンチローラ制
御板4は支持軸4aを支点にして反時計方向に回動する
。
した係合ピン4cと斜面21cとが当接状態にあるので
、中介板21の時計方向の回動により、ピンチローラ制
御板4は支持軸4aを支点にして反時計方向に回動する
。
ピンチローラ制御板4の先端部4bは、ピンチローラ支
承板5に固植したビン5bと当接状態にあるので、ピン
チローラ支承板の反時計方向への回動付勢力に抗して、
ピンチローラ支承板5は、ピンチローラ制御板4の反時
計方向への回動により、支持軸5aを支点にして時計方
向に回動する。
承板5に固植したビン5bと当接状態にあるので、ピン
チローラ支承板の反時計方向への回動付勢力に抗して、
ピンチローラ支承板5は、ピンチローラ制御板4の反時
計方向への回動により、支持軸5aを支点にして時計方
向に回動する。
この結果、ピンチローラ6とキャプスタン7との圧接状
態が解除され、磁気テープ高速走行可能な状態となる。
態が解除され、磁気テープ高速走行可能な状態となる。
また、アイドラー支承板23に固植したビン23b、2
3bと中介板21に形成した斜面21d、21dとが当
接状態にあるので、中介板21の時計方向の回動により
、アイドラー支承板23も時J1方向に回動し、アイド
ラー22は右側リール2′に当接する。
3bと中介板21に形成した斜面21d、21dとが当
接状態にあるので、中介板21の時計方向の回動により
、アイドラー支承板23も時J1方向に回動し、アイド
ラー22は右側リール2′に当接する。
これにより、右側リール2′にアイドラー22の回転が
伝達され、磁気テープが右側リール2′によって巻取ら
れることになる。
伝達され、磁気テープが右側リール2′によって巻取ら
れることになる。
そして、磁気テープは磁気ヘッド上を摺接走行するので
、磁気テープに記録された信号が読取られる。
、磁気テープに記録された信号が読取られる。
ぞして、磁気テープの無録音部分が磁気ヘッドにより検
出された時、ロック板維持用の電磁石18への通電が断
たれる。
出された時、ロック板維持用の電磁石18への通電が断
たれる。
この結果、レビュー釦12を押込み状態で維持していた
ロック板15が矢印C方向へ移動し、Lノビュー釦12
の維持が解除される。
ロック板15が矢印C方向へ移動し、Lノビュー釦12
の維持が解除される。
これ故、レビュー釦12は原位置に自動的に復帰する。
そして、このレビュー釦12が原位置に復帰することに
よりアイドラー支承板23が中立位置に復帰し、アイド
ラー22は右側リール2′から離脱する。
よりアイドラー支承板23が中立位置に復帰し、アイド
ラー22は右側リール2′から離脱する。
そして、これと同時に、ピンチローラ6とキャプスタン
7とは圧接状態となる。
7とは圧接状態となる。
これ故、テープレコーダの頭出しが行なわれた後、テー
プレコーダは再生状態に移行する。
プレコーダは再生状態に移行する。
なお、本実施例においては、レビューについてのみ説明
を行なったが、キュー釦8に、レビュー板と同一形状の
キュー板と磁気ヘッド操作用基板20と同一形状の磁気
ヘッド操作用基板とを連結しておけば、キューについて
も同様の作用を行なわせることができることはもちろん
である。
を行なったが、キュー釦8に、レビュー板と同一形状の
キュー板と磁気ヘッド操作用基板20と同一形状の磁気
ヘッド操作用基板とを連結しておけば、キューについて
も同様の作用を行なわせることができることはもちろん
である。
本考案は以上のように構成したので、操作釦を指で押え
続けていなくとも、磁気テープの頭出しを行なうことの
できるテープレコーダの頭出し装置を提供することが可
能となった。
続けていなくとも、磁気テープの頭出しを行なうことの
できるテープレコーダの頭出し装置を提供することが可
能となった。
第1図、第2図、第4図、第7図、第8図、第9図は、
それぞれ本考案に係るテープレコーダの頭出し装置のプ
レイ状態を説明するための該略平面図、第3図は摺動板
とスイッチとの位置関係を説明するための図、第5図は
ロック板と電磁石との位置関係を説明するための図、第
6図はロック板に形成した係止部と摺動板に形成した保
合部との配置関係を説明するための部分拡大図、第10
図イはレビュー釦に形成した保合片と摺動板に形成した
係合部との当接状態を説明するための部分拡大図、第1
0図の口はレビュー釦を押込状態で維持することを説明
するための部分拡大図、第11図、第12図、第13図
、第14図は、それぞれ本考案に係るテープレコーダの
頭出し装置のレビュー状態を説明するための該略平面図
である。 2.2′・・・・・・リール、3・・・・・・磁気ヘッ
ド、4゜4′・・・・・ゼンチローラ制御板、5. 5
’・・・・・・ピンチローラ支承板、6,6′・・・・
・・ピンチローラ、7゜7′・・・・・・キャプスタン
、8・・・・・・キュー釦、9・・・・・・エフ・エフ
釦、10・・・・・・イジェクト釦、11・・・・・・
リワインド釦、12・・・・・・レビュー釦、13・・
・・・・摺動板、15・・・・・田ツク板、16・・・
鉄片、18・・・・・・電磁石、19・・・・・・レビ
ュー板、20・・・・・・磁気ヘッド基板操作用基板、
21・・・・・・中介板、22・・・・・・アイドラー
23・・・・・・アイドラー支承用板。
それぞれ本考案に係るテープレコーダの頭出し装置のプ
レイ状態を説明するための該略平面図、第3図は摺動板
とスイッチとの位置関係を説明するための図、第5図は
ロック板と電磁石との位置関係を説明するための図、第
6図はロック板に形成した係止部と摺動板に形成した保
合部との配置関係を説明するための部分拡大図、第10
図イはレビュー釦に形成した保合片と摺動板に形成した
係合部との当接状態を説明するための部分拡大図、第1
0図の口はレビュー釦を押込状態で維持することを説明
するための部分拡大図、第11図、第12図、第13図
、第14図は、それぞれ本考案に係るテープレコーダの
頭出し装置のレビュー状態を説明するための該略平面図
である。 2.2′・・・・・・リール、3・・・・・・磁気ヘッ
ド、4゜4′・・・・・ゼンチローラ制御板、5. 5
’・・・・・・ピンチローラ支承板、6,6′・・・・
・・ピンチローラ、7゜7′・・・・・・キャプスタン
、8・・・・・・キュー釦、9・・・・・・エフ・エフ
釦、10・・・・・・イジェクト釦、11・・・・・・
リワインド釦、12・・・・・・レビュー釦、13・・
・・・・摺動板、15・・・・・田ツク板、16・・・
鉄片、18・・・・・・電磁石、19・・・・・・レビ
ュー板、20・・・・・・磁気ヘッド基板操作用基板、
21・・・・・・中介板、22・・・・・・アイドラー
23・・・・・・アイドラー支承用板。
Claims (1)
- 押込方向と反対方向に弾発付勢されたレビュ、キュー等
の操作釦を押込むことにより復帰付勢された摺動板を復
帰付勢方向と反対方向に移動可能に設け、該摺動板に前
記操作釦を押込状態で維持するためのロック板を重ねて
設け、該ロック板を前記復帰付勢方向と反対方向に弾発
付勢する一方、該弾発付勢に抗して該ロック板を前記復
帰付勢位置に維持する電磁気的係止手段を前記ロック板
の付近に設け、前記摺動板の往復動により、該電磁気的
係止手段をオン・オフさせ、前記操作釦を押込状態に維
持すると共に、前記操作釦の押込状態で前記テープレコ
ーダをレビュー、キュー等の作動状態に設定する手段を
前記チープレコータに設け、前記チープレコータの作動
により搬送される磁気テープ上の無録音部分を検出する
ことにより、前記電磁気的係止手段をオフして前記ロッ
ク板を復帰付勢位置から解除する手段を前記テープレコ
ーダに設けたことを特徴とするチープレコータの頭出し
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11413079U JPS6025712Y2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | テ−プレコ−ダの頭出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11413079U JPS6025712Y2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | テ−プレコ−ダの頭出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5635146U JPS5635146U (ja) | 1981-04-06 |
JPS6025712Y2 true JPS6025712Y2 (ja) | 1985-08-02 |
Family
ID=29346392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11413079U Expired JPS6025712Y2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | テ−プレコ−ダの頭出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025712Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6422278U (ja) * | 1987-07-31 | 1989-02-06 |
-
1979
- 1979-08-20 JP JP11413079U patent/JPS6025712Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5635146U (ja) | 1981-04-06 |
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