JPS6211415B2 - - Google Patents

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JPS6211415B2
JPS6211415B2 JP53119679A JP11967978A JPS6211415B2 JP S6211415 B2 JPS6211415 B2 JP S6211415B2 JP 53119679 A JP53119679 A JP 53119679A JP 11967978 A JP11967978 A JP 11967978A JP S6211415 B2 JPS6211415 B2 JP S6211415B2
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recording
lever
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fixing pin
moved
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JP53119679A
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Kazuyasu Motoyama
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP11967978A priority Critical patent/JPS5545189A/ja
Publication of JPS5545189A publication Critical patent/JPS5545189A/ja
Publication of JPS6211415B2 publication Critical patent/JPS6211415B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、フオワード方向およびリバース方
向のどちら方向にも録音が可能であり、しかも使
用する磁気録音テープのどちらの走行方向の録音
が可能かを判定する録音判定機構を有したカセツ
トテープレコーダに関する。
従来の小型のカセツトテープレコーダはフオワ
ード方向にのみ録音が可能であるので、これをリ
バース方向にも録音可能にした場合、どちらのテ
ープ走行方向が録音可能なのかを判定する必要が
でてくる。
この発明は上記事情に基づきなされたもので、
リバース方向にも録音可能とした場合どちらのテ
ープ走行方向が録音可能なのかを判定できる、小
型のカセツトテープレコーダに適したコンパクト
な構成の録音判定機構を有したカセツトテープレ
コーダを提供することである。
以下この発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
まず第1図を主に参照し第2図、第3図を参考
にして説明する。本発明によるテープレコーダ2
0は1対の回動自在な第1のリール22および第
2のリール24とこの中間後方位置に設けられた
1つのキヤプスタン26を有している。そして、
このキヤプスタン26は図示しない駆動用モータ
により矢印Fで示すフオワード方向あるいは矢印
Rで示すリバース方向に選択的に回転が行なわれ
る。また、2つのリール22,24のそれぞれに
は同軸上にゴムタイヤ28,30がそれぞれ装着
されている。またキヤプスタン26の同軸上にプ
ーリ32が装着されている。その他キヤプスタン
26の後方には2つの録音再生ヘツド34,36
が装備されている磁気ヘツド支持台38と、ピン
チローラ40が装備されているピンチローラ支持
台42とが設けられており、ピンチローラ支持台
42は常にコイルバネ44によりヘツド支持台3
8に常に押圧されている。そして、ヘツド支持台
38の左右両端部およびピンチローラ支持台42
の中央部にはそれぞれ前後方向に直線状のガイド
孔46,48,50,52が形成されており、こ
れらのガイド孔46,48,50,52には図示
しないシヤーシ上の固定ピン54,56,58,
60がそれぞれ係合している。そして、これらの
ガイド孔46,48,50,52に沿つてヘツド
支持台38とピンチローラ支持台42とは一体的
に前後方向に移動可能となつている。ピンチロー
ラ40はピンチローラ支持台42が前方に移動し
た時キヤプスタン26と転接し、ヘツド36は図
示しない磁気録音テープがフオワード方向に送ら
れる時テープの第1のトラツクに録音又は第1の
トラツクから再生し、ヘツド34は磁気録音テー
プがリバース方向に送られる時テープの第2のト
ラツクに録音又は第2のトラツクから再生する。
その他、このテープレコーダ20は大略、第2
図に示す駆動切換機構62と、第3図に示す録音
判定機構64とに、その内部機械の構成を分類す
ることができる。これら2つの機構62および6
4の配設位置関係は、駆動切換機構62の全体が
第1図の図面に対して垂直方向の上側に位置し、
録音判定機構64の全体は下側に位置している。
またこれら2つの機構62および64は、第2の
リール24の右側で、磁気ヘツド支持台38と平
行に設けられているテープ走行方向選択部材66
を共通の構成部材としている。このテープ走行方
向選択部材66の前端部および後端部には前後方
向に直線状のガイド孔68および70が形成され
ており、これらのガイド孔68および70には図
示しないシヤーシ上の固定ピン72および74が
それぞれ係合している。そして、これらのガイド
孔68および70に沿つて、テープ走行方向選択
部材66は前後方向に移動可能となつている。ま
た、テープ走行方向選択部材66には前後方向に
直列に配設された同一直径の位置決め孔LMNが
形成されており、このうちのまん中の孔Mにこの
孔よりも大きな直径の球75が係合しており、こ
の球75は図示しないコイルバネにより常にテー
プ走行方向選択部材66に対して押圧されてい
る。
以下、主に第2図を参照し、第4図第5図を参
考にしてこのテープレコーダ20の駆動切換機構
62を説明する。
上記テープ走行方向選択部材66の後端部で図
面の垂直方向上側には、その一方の末端部を前記
磁気ヘツド支持台38の右側前縁の前方に延出し
ている第1の操作レバー76の他方の他端部が交
差している。そしてこの他方の他端部にはガイド
孔78が形成されており、このガイド孔78にテ
ープ走行方向選択部材66の上面に設けられてい
る固定ピン80が係合している。また、このガイ
ド穴78より右側の第1の操作レバー76の前縁
には図示しないシヤーシ上の固定ピン82が当接
している。また、この当接位置よりもさらに右側
の他端部とこの他端部よりさらに上方のシヤーシ
上のの部分との間に引張バネ83がかけわたされ
ている。また、ガイド穴78より左側には別のガ
イド孔84が形成されており、このガイド孔84
には図示しないシヤーシ上の固定ピン86が係合
している。そしてこのガイド孔84の形状は第1
の操作レバー76が固定ピン82を回動中心とし
て回転した場合に固定ピン86に対して第1の操
作レバー76が上方に回動できるような形状にな
つている。また、第1の操作レバー76の一方の
端部には固定ピン88が設けられており、この固
定ピン88と磁気ヘツド支持台38上に設けられ
ている固定ピン90との間には引張バネ92が掛
け渡されている。そして選択部材66を矢印Gで
示す上方向に移動させた場合、第4図に示すよう
に孔Mに係合していた球65は孔Nに係合するよ
うになる。第1の操作レバー76は選択部材66
上の固定ピン80が上方に移動するので固定ピン
82を回動中心として時計回り方向に回動する。
この際、第1の操作レバー76の一方の端部に設
けられている固定ピン88は上方に回動し、引張
りバネ92を介して磁気ヘツド支持台38を上方
に引き上げ、キヤプスタン26にピンチローラ4
0を当接させる。次に、第2図の状態からテープ
走行方向選択部材66を矢印Hで示す下方向に移
動させた場合、第5図に示すように孔Mに係合し
ていた球65は孔Lに係合するようになる。第1
の操作レバー76は選択部材66上の固定ピン8
0が下方に移動するので、固定ピン86を回動中
心として時計回り方向に回動する。この際、第1
の操作レバー76の一方の端部に設けられている
固定ピン88は上方に回動し、引張りバネ92を
介して磁気ヘツド支持台38を上方に引き上げ、
キヤプスタン26にピンチローラ40を当接させ
る。
また、第2図に示すように、2つのリール2
2,24の中間には揺動部材94が設けられてお
り、この揺動部材94の前方端部は2つのリール
22,24の中間部前方に設けられた図示しない
シヤーシ上の軸96に回動自在に係合されてい
る。また、揺動部材94の上面で後方端部は2つ
のリール22,24の中間部に延出されており、
この下方端部には平行に1対の第1のアイドラ9
8および第2のアイドラ100が回動自在に設け
られている。そして揺動部材94が時計回り方向
に回動した時は第1のアイドラ98が第1のリー
ル22と同軸上に装着されたゴムタイヤ28と接
触し、揺動部材94が反時計回り方向に回動した
時は第2のアイドラ100が第2のリール24と
同軸上に装着されたゴムタイヤ30と接触する。
また、揺動部材94の上面でこれらのアイドラ9
8,100の中間の上方には1個の第3のアイド
ラ102が回動自在に設けられている。そして、
キヤプスタン26と同軸上のプーリ32と第3の
アイドラ102との間に無端ベルト104が掛け
渡されており、このベルト104はプーリ32と
第3のアイドラ102の中間で第1のアイドラ9
8と第2のアイドラ100とに接触している。し
たがつてキヤプスタン26が矢印F方向あるいは
矢印R方向に回転した際この回転力はベルト10
4を介して第1のアイドラ98および第2のアイ
ドラ100に伝達される。また、揺動部材94の
上面には軸96と第3のアイドラ102との間に
固定ピン106が設けられており、この固定ピン
106と図示しないシヤーシ上の固定ピン108
との間にトグルバネ110が架設されている。そ
して、揺動部材94が2つのリール22および2
4の中立点より左側に位置した時には、時計回り
方向に偏倚させ、右側に位置した時には反時計回
り方向に偏倚させる。その他、揺動部材94の両
側面から軸96を中心とした1対の部分的な円環
状の第1の突起112および第2の突起114が
水平に突出している。また、固定ピン106と第
3のアイドラ102との間には概略四角形の係合
孔119が形成されている。
選択部材66と揺動部材94との間には、第2
のリール24の下方に図示しないシヤーシ上の固
定ピン120と回動自在に係合し、その一方の端
部を右方に水平に延出し、選択部材66の下面と
交差させ、他方の端部を左斜め上方に水平に延出
し揺動部材94の(下面で)係合孔119と交差
する略L字形の手動切換レバー122が設けられ
ている。この手動切換レバー122は大略2つの
部品から構成されている。その1つの部品は、一
端部を固定ピン120と回動自在に係合し固定ピ
ン120より右方に水平に延出しその他端を選択
部材66の下面と交差させた第1の切換レバー1
24であり、他の1つの部品は、第1の切換レバ
ー124よりも上方に位置し、一端部を固定ピン
120と回動自在にかつ上下方向に摺動自在に係
合し、他端部を左斜め上方に水平に延出し揺動部
材94の下面で係合孔119と交差させた第2の
切換レバー126である。そして第1の切換レバ
ー126の選択部材66の下面と交差した一端部
にはその端部より固定軸120の方向に向つて凹
部128が形成されている。そして、この凹部1
28には、選択部材66の下面より下方に向つて
突出して設けられた固定ピン130が係合されて
いる。また、第1の切換レバー124のほぼ中間
部には、ガイド孔132が形成されており、この
ガイド孔132には図示しないシヤーシ上の固定
ピン134が係合されている。そして、ガイド孔
132は、第1の切換レバー124が固定ピン1
20を中心として揺動した場合固定ピン134に
対し第1の切換レバー124が上下に揺動できる
ような部分的な円弧状の形状になつている。また
この第1の切換レバー124のガイド孔132と
固定ピン120の間には上方に突出して設けられ
た固定ピン136が設けられている。そしてこの
固定ピン136には、第2の切換レバー126の
固定ピン120側の一端部より水平方向右側に第
1の切換レバー124と平行になるように延出さ
れた第1の舌片部138の端部が上下に摺動自在
に係合されている。また、第1の舌片部138と
第1の切換レバー124との間には圧縮コイルバ
ネ140が装備されており、常に舌片部138を
上方に偏倚させるようになつている。また第2の
切換レバー126の他端部で揺動部材94の下面
で係合孔119と交差している部分には変位制御
機構142が設けられている。この変位制御機構
142は、第2の切換レバー126の他端部上に
設けられた固定ピン144とその一端部が回動自
在に係合し、またその他端部は係合孔119の下
方に延出している微小揺動レバー146と、この
微小揺動レバー146の他端部から上下両方向に
突出している固定ピン148と、この固定ピン1
48の下方向に突出した部分と係合する第2の切
換レバー126上に設けられた円弧状のガイド孔
150とから成つている。そして、上記固定ピン
148の上方向に突出した部分は揺動部材94の
係合孔119に揺動可能に挿通されている。ま
た、第2の切換レバー126の他端部からは、右
方に水平に延出された第2の舌片部152が設け
られている。そして上記構成の手動切換レバー1
22は、選択部材66を矢印G方向に移動させた
場合、第4図に示すように選択部材66の下面に
設けられている固定ピン130は前方に移動し、
よつて、この固定ピン130と凹部128で係合
している第1の切換レバー124はシヤーシ上の
固定ピン120を中心として反時計回り方向に回
動する。すると、この第1の切換レバー124上
の固定ピン136と係合し、しかも固定ピン12
0を同じく回動中心としている第2の切換レバー
126は変位制御機構142の設けられている他
端部が反時計回り方向に回動する。変位制御機構
142の微小揺動レバー146上の固定ピン14
8の下方向突出部分は、第2の切換レバー126
上の固定ピン144の反時計回り方向の位置変化
に応じてガイド孔150内を時計回り方向に移動
する。そして、ガイド孔150の右端に達した
時、固定ピン148の上方向突出部分は揺動部材
94の係合孔119の左側面に当接する。そし
て、この時点で第2の切換レバー126の回動も
ストツプする。また、今度は第2図の状態から選
択部材66を矢印H方向に移動させた場合、第5
図に示すように選択部材66の下面に設けられて
いる固定ピン130は後方に移動し、よつて、こ
の固定ピン130と凹部128で係合している第
1の切換レバー124はシヤーシ上の固定ピン1
20を中心として下方に回動する。すると、この
第1の切換レバー124上の固定ピン136と係
合し、しかも固定ピン120を同じく回動中心と
している第2の切換レバー126は変位制御機構
142の設けられている他端部が時計回り方向に
回動する。変位制御機構142の微小揺動レバー
146上の固定ピン148の下方向突出部分は第
2の切換レバー126上の固定ピン144の時計
回り方向の位置変化に応じてガイド孔150内を
反時計回り方向に移動する。そしてガイド孔15
0の左端に達した時、固定ピン148の上方向突
出部分は揺動部材94の係合孔119の右側面に
当接し、揺動部材94をトグルバネ110の偏倚
力に反し反時計回り方向に押圧回動させる。この
揺動部材94は2つのリール22および24の中
間の中立点を過ぎた後、トグルバネ110の偏倚
力により反時計回り方向に回動させられる。する
と、揺動部材94の下方端部に設けられている第
1のアイドラ98は第1のリール22と同軸上に
装着されているゴムタイヤ28から離反し、今度
は第2のアイドラ100が第2のリール24と同
軸上に装着されているゴムタイヤ30と接触す
る。この時点で揺動部材94の反時計回り方向へ
の回動はストツプし、この時点まで微小揺動レバ
ー146上の固定ピン148は、下方向突出部分
がガイド孔150の左端に偏倚したまま、上方向
突出部が反時計回り方向へ偏倚した揺動部材94
の係合孔119の右側面に当接するまで第2の切
換レバー126とともに回動する。
また、第2図に示すように、第2の切換レバー
126の他端より右方に水平に延出された第2の
舌片部152の前方には前後方向に移動自在なリ
モコン切換レバー154が設けられている。この
リモコン切換レバー154の中央部には、前後方
向に直線状のガイド孔156が形成されており、
このガイド孔156には図示しないシヤーシ上の
固定ピン158が係合している。そして、この固
定ピン158とリモコン切換レバー154の後端
部との間には引張バネ160が掛け渡されてお
り、リモコン切換レバー154を常に前方に偏倚
させている。また、このリモコン切換レバー15
4の後端部の左側面には後方向に延出された立上
り162が設けられている。そして、この立上り
162の後端は、上縁より下縁後方に向つて直線
状にその後端が形成されている。また、リモコン
切換レバー154の前端は、左縁より右縁後方に
向つて直線状に立上り164が設けられている。
このような構成のリモコン切換レバー154は、
テープレコーダ20の外部より挿入された図示し
ないリモコン装置のジヤツクが前方より立上り1
64に当接し、リモコン切換レバー154を引張
バネ160の引張力に反して後方に移動させる
と、リモコン切換レバー154の立上り162の
前端は、第2の切換レバー126の第2の舌片部
152の前縁と当接し、第2の切換レバー126
全体を圧縮バネ140の抗力に反して固定ピン1
20および136に沿つて下方に摺動させる。す
ると、第2の切換レバー126の他端部上に設け
られている微小揺動レバー146も下方に移動
し、この微小揺動レバー146に設けられている
固定ピン148は、揺動部材94に形成されてい
る係合孔119との挿通状態を解除される。よつ
て、この時点では、選択部材66を矢印G方向
に、あるいは矢印H方向に移動させても、手動切
換レバー122を介して揺動部材94の回動を行
なわせることはできない。
次に、このテープレコーダ20の電気回路につ
いて第2図および第6図a,bを参照して説明す
る。第2図において、選択部材66の前方および
後方には、第1の回路切換スイツチSW1および
第2の回路切換スイツチSW2がそれぞれ配設さ
れており、選択部材66が前方に移動した時はそ
の前端が第1の回路切換スイツチSW1と当接し
これを作動させ、また、選択部材66が後方に移
動した時はその後端が第2の回路切換スイツチ
SW2と当接しこれを作動させる。また、磁気ヘ
ツド支持台38の左側前縁の前方には電源スイツ
チSW3が設けられている。そして、磁気ヘツド
支持台38が前方に移動した時、その左側前端が
電源スイツチSW3と当接しこれを作動させる。
また、揺動部材94の第1の突起112および第
2の突起114のそれぞれに、第1の励磁コイル
166および第2の励磁コイル168がそれぞれ
突起112,114に接触しないように巻かれて
いる。そして、第1の励磁コイル166に通電さ
れた場合、第1の突起112は第1の励磁コイル
116中を時計回り方向に移動し、また第2の励
磁コイル168に通電された場合、第2の突起1
14は第2の励磁コイル118中を反時計回り方
向に移動する。
上記の各スイツチSW1,SW2,SW3および
第1、第2の励磁コイル166,168はテープ
レコーダ20の本体内で第6図aに示すような回
路170に組まれている。そしてこの回路170
は、選択部材66を矢印Gで示す方向に移動した
場合、第1の回路切換スイツチSW1が作動し閉
状態になる。この後、選択部材66の移動を第1
の操作部材76および引張バネ92を介して伝え
られた磁気ヘツド支持台38が選択部材66の移
動開始より一瞬遅れて前方向に移動し電源スイツ
チSW3を作動させ閉状態にする。するとキヤプ
スタン26に連結されている駆動用モータ172
がキヤプスタン26を第2図に矢印Fで示すフオ
ワード方向に回転させる。次に、今度は選択部材
66を矢印Hで示す方向に移動した場合、第1の
切換スイツチSW2が作動し閉状態になる。この
後、上記と同様に磁気ヘツド支持台38が選択部
材66の移動開始より一瞬遅れて前方向に移動し
電源スイツチSW3を作動させ閉状態にする。す
ると、駆動用モータ172がキヤプスタン26を
第2図に絡印Rで示すリバース方向に回転させ
る。
次にテープレコーダ20の本体に第6図bで示
す電気回路174を有したリモートコントロール
装置176を装備した場合、テープレコーダ20
の本体内に組まれている回路170の端子A,
B,C,D,J,Kのそれぞれはリモートコント
ロール装置176の回路174に設けられた回路
a,b,c,d,j,kとそれぞれ接続される。
また、テープレコーダ20側の端子のうちEおよ
びIは、リモートコントロール装置176が装備
されない時には閉状態で連結しているが、リモー
トコントロール装置176が装備された状態で
は、端子IとEとの連結を解除し、リモートコン
トロール装置176側の端子eとテープレコーダ
側の端子Eとが閉状態に連結される。さらに、リ
モートコントロール装置176には図示しないジ
ヤツクが設けられており、このジヤツクはテープ
レコーダ20の本体内に設けられている第2図に
示すリモコン切換レバー154の立上り164と
当接し、前記のように微小揺動レバー146に設
けられている固定ピン148の揺動部材94に形
成されている係合孔119への挿通状態を解除す
る。
上記のような状態にテープレコーダ20に装備
されたリモコン装置176は、まず第2図に示す
選択部材66を矢印G方向あるいは矢印H方向の
どちらか一方に移動し、磁気ヘツド支持台38を
前方に移動させて電源スイツチSW3を閉状態に
する。この後、第1の切換スイツチ178を閉状
態にして、第1の励磁コイル166に電気を流し
てやると、第4図に示すように揺動部材94は時
計回り方向に偏倚する。次に、テープ走行方向選
択スイツチ180を端子Sの位置から上方に回動
させ端子tと端子fとを閉状態にすると、キヤプ
スタン26に連結されている駆動モータ172が
キヤプスタン26を第4図に矢印Fで示すフオワ
ード方向に回転させる。
また、今度は、第2の切換スイツチ182を閉
状態にして、第2の励磁コイル168に電気を流
してやると、第5図に示すように揺動部材94は
反時計回り方向に偏倚する。次に、テープ走行方
向選択スイツチ180を端子Sの位置から下方に
回動させ端子rと端子fとを閉状態にすると、キ
ヤプスタン26に連結されている駆動モータ17
2がキヤプスタン26を第5図に矢印Rで示すリ
バース方向に回転させる。
なお、第1の励磁コイル166あるいは第2の
励磁コイル168に電気を流してやるのは揺動部
材94が中立点を過ぎて時計方向あるいは反時計
に回り始めるまでで良く、中立点を過ぎた後はト
グルバネ110の偏倚力により、揺動部材94は
第1の励磁コイル166あるいは第2の励磁コイ
ル168のどちらか一方の電気を流された方に偏
倚する。よつて本発明の第1および第2の励磁コ
イル166,168とトグルバネ110との組み
合わせを用いたテープ走行方向切換機構は、リモ
ートコントロール装置を使用した場合に、電力の
消費が少なくてすみ、特に電池を使用してテープ
レコーダの運転を行わせる場合には電池の寿命を
のばすことができ、経済的となる。
次に、以下主に第3図を参照し、第7図を参考
にして、このテープレコーダ20の録音判定機構
64を説明する。符号184は録音ボタンであ
り、テープレコーダ20のハウジング186の外
部へ一部突出し、ハウジング186に設けられた
孔188に前後方向へ摺動可能に挿入されてい
る。この録音ボタン184の後端にはガイド板1
90が下方に向つて設けられている。そして、こ
のガイド板190には前後方向に直線状の第1の
ガイド孔192と第2のガイド孔194が前後方
向に直列に形成されている。第1のガイド孔19
2には第2図で示したトグルバネ110の一端部
が固定されている、図示しないシヤーシ上の固定
ピン108が係合しており、また、第2のガイド
孔194には第2図で示した揺動部材94の回転
中心となる軸96が係合されている。また、ガイ
ド板190の左縁には突出部196が設けられて
おり、この突出部196とハウジング186の下
面との間に引張バネ198が掛け渡されている。
そして、ガイド板190はこの引張バネ198の
引張力により常に前方に偏倚されている。ガイド
板190の後方には押圧板200が設けられてお
り、この押圧板200の前端部はガイド板190
の後端部上方に交差している。押圧板200の前
端部には円弧状のガイド孔202が形成されてお
り、このガイド孔202にガイド板190の後端
部に上方に突出して設けられた固定ピン204が
係合している。また、上記ガイド孔202のすぐ
後方には四角形の第1の係合孔206と同じく四
角形の第2の係合孔208が前後方向に直列に形
成されており、これらの係合孔206および20
8のそれぞれには図示しないシヤーシ上の固定ピ
ン210および212がそれぞれ挿通されてい
る。また、押圧板200の上面の左右両端部の対
象位置には第1のロツクピン214と第2のロツ
クピン216がそれぞれ設けられており、後端に
は立上り218が設けられている。また押圧板2
00のさらに後方には録音スイツチ220が設け
られている。そして、録音ボタン184を引張バ
ネ198の引張力に抗して後方に移動させると、
ガイド板190を介して押圧板200は後方に移
動し、その後端の立上り218を録音スイツチ2
20と当接させ、録音スイツチ220を作動させ
る。
押圧板200の左右には、前後方向に直線的な
形状をしており、その後端を図示しないシヤーシ
上の固定ピン222および224とそれぞれ回動
自在に係合している第1の解除レバー226と第
2の解除レバー228とが配設されている。ま
た、第1の解除レバー226の右縁は押圧板20
0の第1のロツクピン214に当接し、第2の解
除レバー228の左縁は第1の解除レバー228
の右縁と対称な位置で第2のロツクピン216と
当接する。また、上記それぞれの当接位置のすぐ
後方にはそれぞれ第1の係合突起230と第2係
合突起232とが設けられており、これらの突起
230,232の前縁はそれぞれの突起230,
232の基部から先端に向つた時に前方より後方
に向つて斜めに形成されているテーパ状となつて
いる。また、これら第1の解除レバー226と第
2の解除レバー228との間には引張バネ229
が固定ピン222および224の上方位置で掛け
渡されており、第1および第2の解除レバー22
6,228のそれぞれは第1のロツクピン214
および第2のロツクピン216と常に当接するよ
うになつている。押圧板200の左右にはこの
他、略L字形をした第1の録音防止レバー236
および第2の録音防止レバー238が左右対称に
配設されており、これらの録音防止レバー236
および238のそれぞれは、図示しないシヤーシ
上の固定ピン240および242のそれぞれと回
動自在に係合している。
第1の録音防止レバー236の一端部は第1の
解除レバー226の前端部左縁近傍に延出してお
り、その一端に設けられている立上り244で上
記左縁と当接可能になつている。また、第1の録
音防止レバー236の他端部は、この録音判定機
構64の設けられているテープレコーダ20に装
填される図示しないテープカセツトの左側面に設
けられている録音防止ツメの近傍に延出してお
り、この他端には、録音防止ツメと当接可能な立
上り246が設けられている。そして、この立上
り246の録音防止ツメと当接する部分は上下両
面がテーパ状になつているクサビ形をしている。
この第1の録音防止レバー236は上記立上り2
46と固定ピン240とのほぼ中間地点で、この
中間地点より右方のシヤーシの部分との間に引張
バネ248が掛け渡されている。そして、常に時
計回り方向に引張力を受けている。
第2の録音レバー238の一端部は第2の解除
レバー228の前端部右縁近傍に延出しており、
その一端に設けられている立上り248で上記右
縁と当接可能になつている。また第2の録音防止
レバー238の他端部は、この録音判定機構64
の設けられているテープレコーダ20に装填され
る図示しないテープカセツトの右側面に設けられ
ている録音防止ツメの近傍に延出しており、この
他端には、録音防止ツメと当接可能な立上り25
0が設けられている。そして、この立上り250
の録音防止ツメと当接する部分は上下両面がテー
パ状になつているクサビ形をしている。この第2
の録音防止レバー238は上記立上り250と固
定ピン242とのほぼ中間地点で、この中間地点
より左方のシヤーシの部分との間に引張バネ25
2が掛け渡されている。そして、常に反時計回り
方向に引張力を受けている。
第1の解除レバー226と選択部材66との間
には、左側録音選択レバー254が掛け渡されて
おり、この左側選択レバー254は、一端部を第
1の解除レバー226の前端と後端との中間部の
下面と交差させた第1の左側録音選択レバー25
6と、一端部を選択部材66の下面と交差させた
第2の左側録音選択レバー258とで構成されて
いる。そして、第1の左側録音選択レバー256
の他端部上面と、第2の左側録音選択レバー25
8の他端部下面とは上下に平行に交差している。
第1の左側録音選択レバー256の一端部上面に
は固定ピン260が設けられており、この固定ピ
ン260は第1の解除レバー226の中間部に形
成されている係合孔262に挿入されている。ま
た、第1の左側録音選択レバー256の中間部に
は左右に直線状の一対のガイド孔264,266
が形成されており、このガイド孔264,266
に図示しないシヤーシ上の固定ピン268,27
0が係合されている。また、第1の左側録音選択
レバー256の他端部上面には一対の固定ピン2
72,274が設けられており、これらの固定ピ
ン272,274は第2の左側録音選択レバー2
58の他端部に形成されている左右に直線状の一
対のガイド孔276,278にそれぞれ係合され
ている。そして、上記固定ピン272と、この固
定ピン272よりも左側の第2の左側録音選択レ
バー258の他端部との間には引張バネ280が
掛け渡されており、常に固定ピン272,274
をガイド孔276,278の左端に偏倚させてい
る。第2の左側録音選択レバー258の一端部上
面には固定ピン282が設けられており、この固
定ピン282は、選択部材66に形成されている
ガイド孔284に係合されている。このガイド孔
284は、選択部材66を矢印G方向に移動した
時、第2の左側録音選択レバー258を左方向に
水平に移動させ、また、選択部材66を矢印H方
向に移動した時は第2の左側録音レバー258に
これを左右方向に移動させる何等の力も加えない
ような形状となつている。
また、第2の解除レバー228と選択部材66
との間には、右側録音選択レバー286が掛け渡
されており、この右側選択レバー286は、一端
部を第2の解除レバー228の前端と後端との中
間部の下面と交差させた第1の右側録音選択レバ
ー288と、一端部を選択部材66の下面と交差
させた第2の右側録音選択レバー290とで構成
されている。そして、第1の右側録音選択レバー
288の他端部上面と、第2の右側録音選択レバ
ー290の他端部下面とは上下に平行に交差して
いる。第1の右側録音選択レバー288の一端部
上面には固定ピン292が設けられており、この
固定ピン292は第2の解除レバー228の中間
部に形成されて係合孔294に挿入されている。
また、第1の右側録音選択レバー288の中間部
には左右に直線状の一対のガイド孔296,29
8が形成されており、このガイド孔296,29
8に図示しないシヤーシ上の固定ピン300,3
02が係合されている。また第1の右側録音選択
レバー288の他端部上面には一対の固定ピン3
04,306が設けられており、これらの固定ピ
ン304,306は第2の右側録音選択レバー2
90の他端部に形成されている左右に直線状の一
対のガイド孔308,310にそれぞれ係合され
ている。そして、第1の右側録音選択レバー28
8と第2の右側録音選択レバー290との間には
引張バネ312が掛け渡されており、常に固定ピ
ン304,306をガイド孔308,310の右
端に偏倚させている。第2の右側録音選択レバー
290の一端部上面には固定ピン314が設けら
れており、この固定ピン314は選択部材66に
形成されているガイド孔316に係合されてい
る。このガイド孔316は、選択部材66を矢印
G方向に移動した時、第2の右側録音選択レバー
290にこれを左右方向に移動させる何等の力も
加えず、また選択部材66を矢印H方向に移動し
た時は、第2の右側録音選択レバー290を右方
向に水平に移動させる形状となつている。
次に、上記構成の録音判定機構64の動作を第
7図を参照して説明する。2点鎖線で示した四角
形はテープレコーダ20に装填されたテープカセ
ツト318に示すものであり、このテープカセツ
ト318の左側面には録音防止ツメが設けられて
おり、この左側の録音防止ツメに第1の録音防止
レバー236の立上り246が当接している。ま
た、テープカセツト318の右側面の録音防止ツ
メは取り除かれており、この取り除いた跡には、
第2の録音防止レバー238の立上り250が係
合している。この時、第1の録音防止レバー23
6の一端に設けられている立上り244は、第1
の解除レバー226の前端部との当接状態を解除
し、第1の解除レバー226は反時計回り方向に
回動可能となる。また、第2の録音防止レバー2
38の一端に設けられている立上り248は、第
2の解除レバー228の前端部と当接したままの
状態になつており、第2の解除レバー228は回
動不可能となつている。
次に、まず録音ボタン184を操作した後、選
択部材66を前あるいは後方向のいずれかに移動
させる先追い録音操作について説明をする。
録音ボタン184を指で押し下方に移動させる
と、第1のロツクピン214は第1の解除レバー
226の右縁に設けられている第1の係合突起2
30の前縁に当接し、これと摺動しながら下方に
移動し、押圧板200は第2のロツクピン216
を中心として反時計回り方向に回動し、この時、
第1の解除レバー226は引張バネ229の引張
力に反して反時計回り方向に回動させられる。第
1のロツクピン214が第1の係合突起230の
頂点を過ぎると第1の解除レバー226は引張バ
ネ229の引張力により時計回り方向に回動させ
られ、第1のロツクピン214を、第1の係合突
起230の後縁と第1の解除レバー226の右縁
とに当接したままの位置に保持する。この状態で
録音ボタン184は下方向に移動したままに保持
され、押圧板200の下端に設けられた立上り2
18は録音スイツチ220を押し続け、録音スイ
ツチ220を録音可能な作動状態に保つ。
ここで選択部材66を矢印G方向に移動させる
と、第2の左側録音選択レバー258は左方へ移
動させられ、同時に第1の左側録音選択レバー2
56は引張バネ280の引張力により左方に移動
させられる。すると、第1の解除レバー226は
反時計回り方向に回動し、第1のロツクピン21
4の位置保持を解除する。すると引張バネ198
の引張力により第1のロツクピン214は上方に
移動し、押圧板200は第2のロツクピン216
を中心として時計回り方向に回動する。同時に、
録音ボタン184は上方に移動し、押圧板200
の下端に設けられた立上り218は録音スイツチ
220から離反し、これの作動状態を解除する。
今度は選択部材66を矢印H方向に移動させる
と、右側録音選択レバー286は、第2の右側録
音選択レバー290のみが右方に移動し、第1の
右側録音選択レバー288は移動しない。また、
左側録音選択レバー254全体は、左右両方向に
移動させられる力を受けず、録音ボタン184を
下方向に移動したままの位置に保持し、すなわち
録音スイツチ220を録音可能な作動状態に保持
する。
また、今度は、録音防止ツメの状態が上記と同
様のテープカセツト318がテープレコーダ20
に装填された場合に、まず選択部材66を前ある
いは後方向のいずれかに移動した後、録音ボタン
184を操作する後追い録音操作について説明す
る。
選択部材66を矢印G方向に移動すると、左側
録音選択レバー254のみが左方に移動し、第1
の解除レバー226を反時計回り方向に回動させ
る。しかる後に、録音ボタン184を下方向に移
動させると、押圧板200は第2のロツクピン2
16を中心として反時計回り方向に回動する。し
かし、この場合には、第1のロツクピン214
は、第1の解除レバー254の第1の係合突起2
30に保持されることがないので、録音スイツチ
220は作動しない。
今度は選択部材66を矢印H方向に移動する
と、右側録音レバー286のうち第2の右側録音
レバー290のみが右方に移動し、第1の右側録
音レバー288は移動しない。また、左側録音選
択レバー254全体は、左右両方向に移動させら
れる力を受けず、そのままの位置に保持される。
しかる後に録音ボタン184を下方向に移動させ
ると、先追い録音の所で前述したように、押圧板
200は第2のロツクピン216を中心として反
時計回り方向に回動し、この時、第1の解除レバ
ー226も反時計回り方向にいつたん回動して第
1のロツクピンを第1の係合突起の230の下方
に位置させた後、引張バネ230の引張力により
また時計回り方向に回動し、第1のロツクピン2
14を第1の係合突起230の後縁と第1の解除
レバー226の右縁とに当接したままの位置に保
持する。この状態で録音ボタン184は下方向に
移動したままに保持され、押圧板200の下端に
設けられた立上り218は録音スイツチ220を
押し続け、録音スイツチ220を録音可能な作動
状態に保つ。
なお、一度作動状態に保たれた録音スイツチ2
20を解除するには、選択部材66を矢印G方向
に移動する。すると、左側録音選択レバー254
は左方に移動し、第1の解除レバー226は反時
計回り方向に回動する。よつて、第1のロツクピ
ン214の保持は解除され、引張バネ198の引
張力により、押圧板200は第2のロツクピン2
16を中心として時計回り方向に回動し、録音ボ
タン184は上方に移動する。
上述したように、テープレコーダ20に左側面
に録音防止ツメをもち、右側面の録音防止ツメが
除去されているテープカセツト138が装填され
た場合には、選択部材66を矢印H方向すなわ
ち、図示しない磁気録音テープが第1図に矢印R
で示すリバース方向に送られた時のみ録音ボタン
184を下方位置に保持でき、録音が可能な状態
となつた。
今度は、左側面の録音防止ツメが除去されてお
り、右側面の録音防止ツメは有しているテープカ
セツトをテープレコーダ20に装填した場合につ
いて簡単に述べる。
この場合、第1の録音防止レバー236は第1
の解除レバー226と当接し、これを回動不可能
とし、また第2の録音防止レバー238は、第2
の解除レバー228との当接が解除され、これを
回動可能な状態とする。
次に、先追い録音あるいは後追い録音をする
が、この場合、前述したテープカセツト318の
場合と比べ、第1の解除レバー226に左側録音
選択レバー254を組み合わせた作用と、第2の
解除レバー228に右側録音選択レバー286を
組み合わせた作用とがちようど逆になる。すなわ
ち、先追い録音時にもあるいは後追い録音時に
も、選択レバー66を矢印G方向に移動した時の
み録音スイツチ220は録音可能な作動状態に保
たれる。そして、一度作動状態に保たれた録音ス
イツチ220を解除するには、選択部材を矢印H
方向に移動すればよい。
また次には、左右両側面の録音防止ツメが除去
されているテープカセツトをテープレコーダ20
に装填した場合について簡単に述べる。
この場合、第1および第2の録音防止レバー2
36,238のそれぞれは、第1の解除レバー2
26および第2の解除レバー228のそれぞれと
当接し、これら第1および第2の解除レバー22
6,228の回動を不可能とする。次に、録音ボ
タン184を下に押し下げようとしても押圧板2
00の第1および第2のロツクピン214,21
6は、第1の解除レバー226の第1の係合突起
230および第2の解除レバー228の第2の係
合突起232にその移動を阻止され、結局録音ボ
タン184を押し下げることはできず、録音スイ
ツチ220も作動状態にはならない。また、選択
部材66を矢印Gあるいは矢印H方向に移動させ
ても、第1および第2の解除レバー226,22
8は回動不可能となつているので、したがつて第
1の左側録音選択レバー256および第1の右側
録音選択レバー288の両者はそれぞれ移動不可
能であり、単に第2の左側録音選択レバー258
や第2の右側録音選択レバー290が左右方向に
移動するだけである。
すなわち上記の場合、録音ボタン184を下方
向に移動させることができないので、先追い録音
も下追い録音も不可能であることが解かる。
また、次には、左右両側面に録音防止ツメを有
しているテープカセツトをテープレコーダ20に
装填した場合について簡単に述べる。
この場合、第1および第2の録音防止レバー2
36,238の両者は、それぞれ第1および第2
の解除レバー226,228と当接せず、したが
つて第1および第2の解除レバー226,228
は回動可能となつている。
しかる後に、先追い録音の場合、録音ボタン1
84を下方向に移動させると、押圧板200の第
1および第2のロツクピン214,216は、そ
れぞれ第1の解除レバー226の第1の突起23
0および第2の突起232の下側に位置保持がな
される。次に、選択部材66を矢印G方向に移動
させると、右側録音選択レバー286の位置に移
動はなく第2の解除レバー228は回動せず、こ
れに対し左側録音選択レバー254は左方向へ移
動し、第1の解除レバー226を反時計回りに回
動させる。すると第1のロツクピン214の前記
保持は解除され、第2のロツクピン216のみが
第2の解除レバー228の第2の係合突起232
の下側に位置保持がなされる。この状態で押圧板
200の下端に設けられている立上り218は録
音ボタン220を録音可能な作動状態に保つ。
そして、上記の録音可能な作動状態から解除す
るには、選択レバー66を矢印H方向に移動し、
右側録音選択レバー286を右方に移動させ、第
1の解除レバー228を時計回り方向に回動させ
て、第2の係合突起232による第2のロツクピ
ン216の位置保持を解除してやる。すると、録
音ボタン184は引張バネ198の引張力により
上方に移動し、したがつて押圧板200の下端に
設けられている立上り218も録音スイツチ22
0から離反する。
また、上記の先追い録音の場合で、今度は選択
部材66を矢印H方向に移動した時には、左側録
音選択レバー254は移動をせず、右側録音選択
レバー286のみが右方に移動する。そして第1
のロツクピン214のみが第1の解除レバー22
6の第1の係合突起230の下側に保持され、前
記選択部材66を矢印G方向に移動した時とちよ
うど第1の解除レバー226と第2の解除レバー
228との作用が正反対になる。この場合も、押
圧板220の下端に設けられた立上り218は録
音スイツチ220を録音可能な作動状態に保持す
る。
そして上記録音可能な作動状態は、選択部材を
矢印G方向に移動させることにより解除される。
なお、上記の場合、選択部材66を矢印Gある
いは矢印H方向に先に移動させた後、録音ボタン
184を下方に押し下げ録音スイツチ220を録
音可能な作動状態にする後追い録音も可能である
が、この際の録音判定機構64の動作の説明は省
略する。
上述したように、この一実施例による録音判定
機構においては、第1、第2の録音防止レバー2
36,238と、第1、第2の解除レバー22
6,228と、録音ボタン184と連結された押
圧板200と、選択部材66に形成されたガイド
孔284,316と、左側および右側の録音選択
レバー254,286の組み合わせにより、先追
い録音操作も、後追い録音操作も両方可能であ
り、しかもそのどちらかの録音操作方法において
もフオワード方向またはリバース方向のどちら方
向の録音が可能であるかの判定が容易にできるも
のである。
次に、この発明のテープレコーダ20の録音判
定機構および駆動切換機構の他の実施例について
第8図ないし第11図を用いて説明する。
第8図は、一実施例の第3図で示した録音判定
機構64の他の実施例を示したものである。
他の実施例と上記の一実施例とは選択部材66
に形成されているガイド孔の284,316(第
3図を参照)の形状が異なつている。すなわち、
一実施例においては、選択部材66を矢印Gある
いは矢印Hのどちら方向にも移動させない第3図
に示すストツプ状態にした時、上記ガイド孔28
4および316のそれぞれに係合している左側操
作選択レバー254および右側録音選択レバー2
86のそれぞれは、これらを左右に移動させる何
等の力もうけていなかつた。ところが、第8図で
示す他の実施例において、選択部材66に形成さ
れているガイド孔320,322のそれぞれは、
選択部材66をストツプ状態にした時これらのガ
イド孔320,322に固定ピン282,314
でそれぞれ係合している左側録音選択レバー25
4および右側録音選択レバー286をそれぞれ左
方および右方に移動させている。そして、このス
トツプ状態で第1の解除レバー226は反時計回
り方向に回動しており、第2の解除レバー228
は時計回り方向に回動している。また、第1の録
音防止レバー236および第2の録音防止レバー
238は、それぞれ反時計回り方向および時計回
り方向に回動しており、第1および第2の解除レ
バー226,228の回動を阻止していない。こ
の状態の他の実施例において、第7図に示すよう
な左側面に録音防止ツメを有し右側面の録音防止
ツメは除去されているテープカセツトを装填した
場合、まず選択部材66を矢印G方向に移動させ
ると、右側録音選択レバー286のみが引張バネ
230の引張力により左方向に移動し、第2の解
除レバー228は反時計回り方向に回動する。同
時に第2の録音防止レバー238は引張りバネ2
52の引張力により反時計回り方向に回動し、そ
の一端に設けられている立上り250をテープカ
セツトの右側面の録音防止レバーの取除かれた跡
に挿入し、またその他端に設けられている立上り
248を第2の解除レバー228の前端部右縁に
当接させる。よつて、第2の解除レバー228は
回動不可能になつた。しかる後に録音ボタン18
4を下方に移動させると押圧板200は第2のロ
ツクピン216を中心として回動するのみで第1
のロツクピン214は第1の解除レバー226の
第1の係合突起230の下側に位置保持されな
い。よつて、この場合は、録音ボタン184を下
方位置で位置保持をすることができないので、押
圧板200の後端に設けられている立上り218
は録音スイツチ220と当接せず、これを録音可
能な作動状態としない。
この場合、選択部材66を第8図に示すストツ
プ状態に位置を移動させても、第2の録音防止レ
バー238の立上り248は、第2の解除レバー
228の前端部右縁との当接状態が解除されな
い。この当接状態を解除するには、テープカセツ
トを一度テープレコーダ20から取り出してやる
と、テープカセツトの右側面と第2の録音防止レ
バー238の一端の立上り250のテーパ状に形
成された前縁とが当接し、テープカセツトから取
り出される際に第2の録音防止レバー238は時
計回り方向に回動し、よつて上記当接状態が解除
される。したがつて、第2の録音解除レバー22
8は引張りバネ312の引張力により時計回り方
向に回動し、第8図に示す元のストツプ状態に戻
る。
次に、今度は上記テープカセツトが装填された
時に、選択部材66を矢印G方向に移動させる。
すると、左側録音選択レバー254のみが引張バ
ネ230の引張力により右方向に移動し、第1の
解除レバー226は時計回り方向に回動する。こ
の時、第1の録音防止レバー236は、その一端
に設けられている立上り246がテープカセツト
の左側面の録音防止ツメと当接しているので、回
動せず、その位置を変えない。
次に、録音ボタン184を下方に移動させる
と、第1のロツクピン214が第1の解除レバー
226の第1の係合突起230の下側に位置保持
がなされる。これは、第7図に示す押圧板200
の状態と全く同様であり、よつて押圧板200の
後端に設けられている立上り218は録音スイツ
チ220と当接し、これを録音可能な作動状態と
する。
次にこの状態を解除するには選択部材66を第
8図に示すストツプ状態に戻せば良い。すなわ
ち、左側録音選択レバー254は左方向に移動
し、第1の解除レバー226は反時計回り方向に
回動するので、第1のロツクピン214の上記位
置保持が解除され、押圧板200および録音ボタ
ン184ともに引張バネ198の引張力により上
方に動する。したがつて押圧板200の後端に設
けられている立上り218は録音スイツチ220
から離反し、これの録音可能な作動状態を解除す
る。
又次に、左側面のの録音防止ツメが除去されて
おり、右側面の録音防止ツメは有しているテープ
カセツトを装填した場合について簡単に説明をす
ると、この場合は、上記の左側面の録音防止ツメ
は有しており、右側面の録音防止ツメが除去され
ているテープカセツトが装填された場合と、まつ
たく正反対になり第1の録音防止レバー236と
第2の録音防止レバー238、第1の解除レバー
226と第2の解除レバー228、左側録音選択
レバー254と右側録音選択レバー286の動作
がまつたく逆となつている。よつて、この場合、
選択レバー66を矢印G方向に移動した時に録音
ボタン184が下方向位置に保持され、録音スイ
ツチ220は録音可能な作動状態となる。そし
て、この録音可能な作動状態を解除するには、選
択レバー66を第8図に示すストツプ状態の位置
に戻せばよい。
次に、左右両側面に録音防止ツメが設けられて
いるテープカセツトを装填した場合について簡単
に説明する。この場合、第1および第2の録音防
止レバー236,238は、それぞれの一端に設
けられている立上り246および250がそれぞ
れテープカセツトの左右両側面の録音防止ツメと
当接している。したがつて、第1および第2の録
音防止レバー236,238の他端に設けられて
いる立上り244,248は、第1の解除レバー
226および第2の解除レバー228のそれぞれ
の前端部と当接することがなく、第1および第2
の解除レバー254,286はそれぞれ、左側録
音選択レバー254および右側録音選択レバー2
86の左右方向への移動によつてその回動方向が
決められる。そして、この場合、選択部材66を
矢印G方向に移動した場合にも、矢印H方向に移
動した場合にも、録音ボタン184を下方向に移
動し、この下方向位置で保持できるので、押圧板
200の後端に設けられている立上り218を録
音スイツチ220と当接させ、録音スイツチ22
0を録音可能な作動状態とすることができる。そ
して、この録音可能な作動状態を解除するには、
選択レバー66を矢印G方向に移動させた場合で
も、あるいは矢印H方向に移動させた場合でも、
第8図に示すストツプ状態の位置に戻せばよい。
上述したように、この発明の録音判定機構の他
の実施例においては、先追い録音はできないが、
録音スイツチ220の録音可能な作動状態を解除
するのに、選択部材66を第8図に示すストツプ
状態の位置に戻すだけで良いようになつている。
第9図は、一実施例の第2図で示した駆動切換
機構の他の実施例を示したものである。
他の実施例と上記の一実施例とは、手動切換レ
バー122の操作機構が異なつている。すなわ
ち、手動切換レバー122を構成する第2の切換
レバー126の選択部材66の下面と交差する一
端部が他の実施例の第2の切換レバー323では
2又形状になつているのである。そして、また選
択部材66も前後方向に移動可能な第1の選択部
材324と、この第1の選択部材324の上面と
交差し、第1の選択部材324の上面に設けられ
ている固定ピン326と回動自在に係合している
第2の選択部材328とで構成されている。そし
て第1の選択部材の後端上面には固定ピン330
が設けられており、この固定ピン330は磁気ヘ
ツド支持台38に形成されている係合孔332と
係合している。そして、第1の選択部材324を
前方に移動させた時に磁気ヘツド支持台38を同
時に前方に移動させピンチローラ40をキヤプス
タン26と当接させ、また第1の選択部材324
を後方に移動させた時に磁気ヘツド支持台38を
同時に後方に移動させピンチローラ40をキヤプ
スタン26から離反させるようになつている。ま
た第1の選択部材324の前端部には2つの同一
直径の孔Y,Zが形成されている。そしてこの孔
Yには下方よりこの孔Yの直径より大きな球33
4が図示しないバネにより押しつけられ当接して
いる。そして、第1の選択部材324を矢印S方
向に移動させると、この球334は、その当接孔
をYからZに変えるものである。
第2の選択部材328の下面には2つの固定ピ
ン336および338が設けられており、この固
定ピン336,338は第1の選択部材324に
形成されているガイド孔340,342にそれぞ
れ挿入されており、第1の選択部材324の下方
に突出している。そして、上記のガイド孔34
0,342の形状は固定ピン326を中心として
回動する第2の選択レバー328の回動を妨げな
い形状となつている。また、上記固定ピン336
および338の先端部は、第9図に示すストツプ
状態に第1の選択部材324がある時、図示しな
いシヤーシ上の係合溝にそれぞれ係合されてお
り、第2の選択部材324の回動を不可能として
いる。また、上記固定ピン336および338
は、第1の選択部材324を矢印S方向に移動し
た時、上記の図示しない係合溝からはずれ、第2
の選択部材328を時計回り方向あるいは反時計
回り方向に回動自在とする。そして、上記2つの
固定ピン336および338のそれぞれは、第1
の選択部材324を矢印S方向に移動させた時第
10図に示すように第2の切換レバー323の2
又部分すなわち前方円弧レバー344および後方
円弧レバー346の末端近傍に位置するようにな
つている。そして、この状態をスタンバイ状態と
呼び、このスタンバイ状態より、第2の選択部材
328を矢印W方向に回転させると固定ピン33
6が前方円弧レバー344の末端と当接し、第2
の切換レバー323を時計回り方向に回動させ、
ひいては、第1の切換レバー126および変位制
御機構142を介して接動部材94を回動させ、
2つのリール22および24間の駆動切換を行う
ものである。
また、今度は、第10図に示すスタンバイ状態
から、第2の選択部材328を矢印X方向に回転
させると、固定ピン338から後方円弧レバー3
46の末端と当接し、第2の切換レバー323を
反時計回り方向に回動させるものである。
なお、第2の選択部材328には、上記のほか
に、四角形のガイド孔348が形成されており、
このガイド孔348に、第3図で示す録音判定機
構64の左側録音選択レバー254の固定ピン2
82および右側録音選択レバー286の固定ピン
314が挿入されており、第2の選択レバー32
8を時計方向あるいは反時計方向に回動させた際
に、その回転方向により左側および右側録音選択
レバー254,286の操作を、上記駆動切換操
作と同時に行うものである。
以上詳述したように、この発明の実施例によれ
ば、第1、第2の録音防止レバーと、第1、第2
の解除レバーと録音ボタン184と連結された押
圧板200と、前後方向に進退自在な作動部材す
なわち選択部材に形成されたガイド孔と、左側お
よび右側の録音選択レバーとの組み合わせによる
録音判定機構によりフオワード方向またはリバー
ス方向のどちら方向に録音が可能かを判定でき、
しかもこの録音判定機構は小型のカセツトテープ
レコーダに適したコンパクトな構成である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のテープレコーダの一実施例
の構成を示す平面図、第2図は上記構成のうち駆
動切換機構を示す平面図、第3図は上記構成のう
ち録音判定機構を示す平面図、第4図および第5
図は駆動切換機構の動作の一部を示す平面図、第
6図は、この発明のテープレコーダの一実施例の
電気回路およびリモートコントロール装置の回路
を示す電気回路図、第7図は録音判定機構の動作
の一部を示す平面図、第8図ないし第11図は、
この発明のテープレコーダの他の実施例の構成を
示すもので、第8図は録音判定機構の他の実施例
を示す平面図、第9図は駆動切換機構の他の実施
例を示す平面図、第10図および第11図は駆動
切換機構の他の実施例の動作の一部を示す平面図
である。 62…駆動切換機構、64…録音判定機構、6
6…テープ走行方向選択部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フオワード方向およびリバース方向にそれぞ
    れ対応する第1および第2の録音防止ツメを有す
    るテープカセツトを装填するものにおいて、 第1および第2の録音防止ツメを同時に検出す
    る録音防止ツメ検出手段と、 録音防止ツメ検出手段が第1および第2の録音
    防止ツメの少なくとも一方が有ることを検出した
    時、録音スタンバイを可能にする録音スタンバイ
    モード設定手段と、 検出された録音防止ツメに対応するトラツクで
    のみ録音モードでのテープ走行を可能にする録音
    モードテープ走行設定手段と、 を備えたことを特徴とするカセツトテープレコ
    ーダ。
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