JPH0244364Y2 - - Google Patents

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JPH0244364Y2
JPH0244364Y2 JP1982192372U JP19237282U JPH0244364Y2 JP H0244364 Y2 JPH0244364 Y2 JP H0244364Y2 JP 1982192372 U JP1982192372 U JP 1982192372U JP 19237282 U JP19237282 U JP 19237282U JP H0244364 Y2 JPH0244364 Y2 JP H0244364Y2
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JP
Japan
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drum
tape
magnetic
lead portion
rotating
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JP1982192372U
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JPS5995449U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は回転ヘツド方式の磁気記録再生装置に
関し、複数の磁気テープを同一の回転ヘツドドラ
ムにより記録再生を行なうことができる様にした
ものである。
背景技術とその問題点 従来2個のカセツトテープを同時に駆動できる
様にした固定ヘツド方式の磁気記録再生装置は用
いられていたが回転ヘツドによるヘリカルスキヤ
ン方式の磁気記録再生装置においては2以上の磁
気テープを同一の回転ヘツドドラムにより記録再
生するには、ドラムに複数のヘリカル状のリード
部を形成しなければならず、テープの巻付角が
180゜程度有する場合はドラム周面への複数のリー
ド部形成は不可能であるためテープの巻付角が制
限されることになり、またテープ巻付角が90゜以
下の場合はドラム周面に複数のリード部を形成す
ることはできるがリード部の加工は従来の機械加
工技術を適用することはできずリード加工が煩雑
になる不都合がある。
考案の目的 本考案は複数本の磁気テープに対し同一の回転
ヘツドドラムを巻付角が90゜〜180゜程度の条件を
満して共用し、ヘリカルスキヤン記録再生を行な
うことができる様にした回転ヘツド方式磁気記録
再生装置を提供するものである。
考案の概要 本考案は上述の目的を達成するために回転ヘツ
ドドラム周面上に複数本の磁気テープがヘリカル
状に任意角度だけ巻き付けられる様に複数組のロ
ーデイングガイド手段を備え固定ドラム側にはテ
ープ巻付角程度のリード部を形成すると共に固定
ドラムを回動可能となし、ローデイングガイド手
段によつてローデイングされる磁気テープ中任意
の磁気テープに対しリード部を対応させ、この磁
気テープをリード部に沿つて走行し得る様に構成
し、複数本の磁気テープに対し回転ヘツドドラム
を巻付角が90゜〜180゜程度の条件を満たして共用
でき、また複数本の磁気テープの連続記録再生等
も簡単に行なえる様にしたものである。
実施例 以下本考案の回転ヘツド方式磁気記録再生装置
の一実施例を図面を参照しながら説明する。
図において1は回転ヘツドドラムで回転ドラム
2と固定ドラム3から構成され、回転ドラム2に
は2個の磁気ヘツド4,5が対称的に塔載されて
おり、この回転ヘツドドラム1を共用して2系統
のテープパスA,Bを有するテープトランスポー
トが配設されている。
回転ドラム2はドラム軸6に固着されたドラム
フランジ7にビス8により締結されており又、固
定ドラム3にはリード部9が形成され、本例では
テープ巻付角に相当する範囲に配され、更に固定
ドラム3の下部周面にはフランジ部10が一体的
に設けられ、このフランジ部10の外周に歯形1
1が形成されている。
ここで本例においては回転ヘツドドラム1のド
ラム径は30mm〜40mm程度、テープ巻付角は90゜〜
120゜程度である。
磁気ヘツド4,5はプリント基板12を介して
回転トランス13のロータ側13aとリード線で
接続されロータ側13aと相対するステータ側1
3bにより外部に信号を取り出す様になされてい
る。ドラム軸6はベアリングホルダ14に内蔵さ
れたベアリング15,16により支持されスラフ
ト方向はベアリングナツト17により押えられ、
BSLモータ18により直接駆動され回転ドラム
2が回転される。
固定ドラム3はベアリングホルダ14に回動可
能に嵌挿され底面上に載置した平ワツシヤ19と
ベアリングホルダ14の外周溝に嵌着した止輪2
0との間にコイルスプリング21を介在し、軸方
向に側圧を加える様に構成されている。
22は固定ドラム3の歯形11と噛合するピニ
オンで、基板23に固定されたモータ24に固着
されてこのモータ24により回動され、固定ドラ
ム3は歯形11とピニオン22との噛合により、
ベアリングホルダ14の囲わりを回転摺動され
る。この固定ドラム3には回転ドラム2の回転位
相を検出するPGヘツド25が取り付けられ、こ
れと対応して回転ドラム2には、マグネツト26
が取り付けられており又、この固定ドラム3の下
部外周には、白黒ターゲツトwt,btがプリントさ
れており、例えば白ターゲツトwt半周、黒ター
ゲツトbtが半周としこの白黒ターゲツトwt,bt
固定ドラム3の近傍に設置した光センサ27が検
出し、ピニオン22を固着したモータ24のオン
オフ操作と固定ドラム3の回転位置即ちリード部
9が第1のテープパスA側か、第2のテープパス
B側かの判断を行なう。
28,29は第1のテープパスAのテープガイ
ド、30,31は第2のテープパスBのテープガ
イドである。
次に以上の様に構成される本例装置の動作を説
明する。先ず第1のテープパスA側の磁気テープ
T1の記録再生を行なう場合は、固定ドラム3の
リード部9を第1のテープパスA側に対応させ、
この状態で磁気テープT1をテープガイド28,
29によりローデイングさせて回転ヘツドドラム
1に対して所定の巻付角θ1だけリード部9に沿つ
てヘリカル状に巻付ける。次に回転ドラム2を第
1図において矢印a方向に回転させると回転ドラ
ム2に塔載された磁気ヘツド4は磁気テープT1
の磁性面を矢印a方向へ移動して巻付角θ1の範囲
で記録再生が行なわれる。この場合、回転ドラム
2が半回転すれば磁気テープT1上を他方の磁気
ヘツド5が摺接する。
尚、ここで磁気テープT1は矢印b方向に走行
しているものとする。一般的に回転ドラムの回転
方向と磁気テープの走行方向はテープフオーマツ
トにより種々の方向に設定されるものである。
この様にして磁気テープT1の記録再生が行な
われた後、磁気テープT1がアンローデイングさ
れると第2のテープパスB側に磁気テープT2
ローデイング命令が与えられ、この命令により先
ずモータ24がオンされ固定ドラム3は、歯形1
1とピニオン22との噛合により回転摺動されリ
ード部9が第2のテープパスB側と対応する位置
に、即ち第2の磁気テープT2の巻付位置に達し
た状態で固定ドラム3はセンサ27により自動停
止される。
この状態で磁気テープT2は第2のテープパス
Bのテープガイド30,31により回転ヘツドド
ラム1に対してローデイングされ、所定の巻付角
θ2を端面が移動されたテープ部9に沿つて矢印c
方向に走行され、磁気ヘツド5によりまたこれに
続いて磁気ヘツド4により矢印a方向に回転ドラ
ム2が回転するに従つて巻付角θ2において記録再
生が行なわれる。
この様に固定ドラム3に形成した1個所のリー
ド部9を2個所のテープパス系A,Bの磁気テー
プT1,T2に共用させることにより、巻付角が大
きくなつても回転ヘツドドラム1の共用が実現可
能となる。
尚、本実施例においてはテープ幅を4〜8mmと
しリード角をほぼ5゜程度としてある。又、本実施
例は回転ヘツドドラム1に対して2個所にテープ
パス系を配設した場合であるが、このテープパス
を2系統以上配設し、テープカセツトを2個以上
使用できる様にしてもよく、又、テープトランス
ポートとしてはテープカセツトを装着するものに
限ぎることなくオープンリール式のテープ駆動機
構も適用できるものである。
考案の効果 以上の様に本考案によれば回転ヘツドドラムの
固定ドラムに形成されるリード部を、回転ヘツド
ドラムに対して異なる位置に配される複数のテー
プパス系の各磁気テープに対応させることができ
るので、複数本の磁気テープを同一の回転ヘツド
ドラムを共用して記録再生を行なうことができて
複数の磁気テープ間での連続記録再生が簡単に行
なえ又、回転ヘツドドラムを共用することにより
構成も簡略化できて、コンパクトに構成できポー
タブル化が可能となり、しかも、回転ヘツドドラ
ムに配するリード部は各ローデイング手段によつ
て選択的にローデイングされる各磁気テープに対
して対応させて移動させるので、回転ヘツドドラ
ムに対するテープの巻付角が90゜〜180゜程度に大
きくなつても回転ヘツドドラムに対する3個以上
の磁気テープの共用が可能となり又、リード部は
1個所に形成すれば良いので、従来の機械加工技
術により高精度で形成できて複数の磁気テープに
共用する回転ヘツドドラムであつても構成が簡単
で、製作も容易となりコストが廉価になる等の効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による回転ヘツド方式磁気記録
再生装置の要部の平面図、第2図は第1図の−
線断面図である。 図中1は回転ヘツドドラム、2は回転ドラム、
3は固定ドラム、4,5は磁気ヘツド、6は回転
軸、9はリード部、10は固定ドラムのフランジ
部、11は歯形部、22はピニオンギア、24は
モータ、A,Bは第1、第2のテープパス系、
T1,T2は磁気テープである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気ヘツドを搭載した回転ドラムと固定ドラム
    より成る回転ヘツドドラムを有する回転ヘツド方
    式磁気記録再生装置において、上記回転ヘツドド
    ラム周面上に複数の磁気テープがヘリカル状に任
    意角度だけ巻き付けられる様に複数組のローデイ
    ングガイド手段を備え、上記固定ドラム側には、
    上記テープ巻付け角度程度のリード部を形成する
    と共に上記各ローデイング手段によつて選択的に
    ローデイングされる磁気テープに対し上記リード
    部を対応させて移動させることにより、該磁気テ
    ープを上記リード部に沿つて走行し得る様にした
    ことを特徴とする回転ヘツド方式磁気記録再生装
    置。
JP19237282U 1982-12-20 1982-12-20 回転ヘツド方式磁気記録再生装置 Granted JPS5995449U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19237282U JPS5995449U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 回転ヘツド方式磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19237282U JPS5995449U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 回転ヘツド方式磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5995449U JPS5995449U (ja) 1984-06-28
JPH0244364Y2 true JPH0244364Y2 (ja) 1990-11-26

Family

ID=30414023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19237282U Granted JPS5995449U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 回転ヘツド方式磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5995449U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50141616U (ja) * 1974-05-08 1975-11-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5995449U (ja) 1984-06-28

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