JP2604351B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2604351B2 JP60168764A JP16876485A JP2604351B2 JP 2604351 B2 JP2604351 B2 JP 2604351B2 JP 60168764 A JP60168764 A JP 60168764A JP 16876485 A JP16876485 A JP 16876485A JP 2604351 B2 JP2604351 B2 JP 2604351B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディジタルオーディオテープを使用するのに
最適な磁気記録再生装置に関するものである。
従来の技術 従来の磁気記録再生装置として第7図、第8図に示す
ものが公知である。この従来例について説明すると、先
ずカセット1が装着されることによりテープガイドポス
ト2a,2b、傾斜ポスト3a,3b、ピンチローラ4が夫々第7
図二点鎖線で示すようにパスされている磁気テープ5の
内側に挿入される。次にこのカセット装着がスイッチ
(図示せず)により検出されて、ローディングモーター
6が回転し、ウォーム7と噛み合うウォームホイール8
に回転を伝え、ピニオンギャ9を介してローディングリ
ング10を反時計方向に回転させる。又、ローディングリ
ング11はピニオンギヤ9と噛み合う二段ギヤ12によって
時計方向に回転させられる。テープガイドポスト2a、傾
斜ポスト3aを固定するベース13aはロッド18aによってロ
ーディングリング11と連結され、又テープガイドポスト
2b、傾斜ポスト3bを固定するベース13bはロッド18bによ
ってローディングリング10と連結されている。この結
果、先行するテープガイドポスト2a,2bにてテープ5が
カセット1外に次第に引き出されて行く。そして引き出
された磁気テープ5は回転シリンダー14の周面に巻き付
けられ、以後その位置にて固定され、その後、記録又は
再生モードに切換えられるとプランジャー15が作動し、
ピンチローラ4を配してピンチレバー16を時計方向に回
動させ、キャプスタン17にピンチローラ4を圧着させる
ことにより磁気テープ5を定速走行させて所望の記録再
生が行なわれることになる。尚図中19,20は前記プラン
ジャー15とピンチレバー16との間に配されたピンチ用ホ
ルダー、21はこの両ホルダー19,20間に配されたピンチ
圧着ばね、22はカセット1に設けたテープガイド、23及
び24は同じくカセット1に設けた供給リール及び巻取リ
ールである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の磁気記録再生装置で
は、カセット1とシリンダー14の占めるスペースの関係
上、カセット1とシリンダー14とを近接させることによ
る小型化には必然的に限界があり、充分に小型化を図る
ことができない。又、磁気テープ5をシリンダー14に巻
き付けるためにカセット1内から磁気テープ5を引き出
す機構が必要で、メカニズムが複雑になる。更に磁気テ
ープ5をカセット1から引き出す際、各ポストで磁気テ
ープ5に損傷を与えてしまう問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、構成簡
単で小型化、計量化を図り、精度の良い磁気記録再生装
置を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、回動可能な軸
体と、この軸体に外嵌固定されテープ走行時にテープと
当該する円筒面以外を削除した上シリンダーと、同じく
前記軸体に外嵌固定され前記上シリンダーと同様にテー
プ走行時に前記磁気テープと当接する円筒面以外を削除
し内側に内歯車を有する下シリンダーと、前記磁気テー
プに当接して前記軸体を中心に回転し信号の記録再生を
行う磁気ヘッドを所定の回転速度で回転させるモータを
構成するマグネットを有した回転体と、前記マグネット
に対向してシリンダーモーターを構成するコイルを保持
し前記軸体と同芯に形成された外歯車を有し前記軸体を
中心として回動可能なステータと、前記下シリンダーの
内歯車および前記ステータに形成された外歯車とに噛み
合う遊星歯車と、前記軸体を回動自在に保持しかつ前記
遊星歯車の回転軸を有するシリンダーホルダーと、カセ
ット装着を検出する検出装置と、前記回転体の回転を阻
止するブレーキ手段と、前記軸体を固定する停止手段と
を有し、カセット装着時に前記上シリンダー及び下シリ
ンダーの円筒面が前記磁気テープを介して前記カセット
とは反対側に位置し、カセット装着後に前記回転体を前
記ブレーキ手段により固定すると共に前記マグネット及
び前記コイルにより構成されたモーターが作動し前記ス
テーター、前記遊星歯車を介して前記下シリンダー前記
上シリンダー及び軸体が回動し、前記上シリンダー及び
前記下シリンダーの円筒部分が前記カセットの開口部内
に位置した後前記停止手段によって前記軸体を固定する
構成したものである。
作用 この構成により、カセットを装着したとき上シリンダ
ー及び下シリンダーの円筒面が磁気テープを介してカセ
ットとは反対側に位置し、信号の記録再生時は上下両シ
リンダーの円筒部分がカセット内に回転移動し、カセッ
ト内のシリンダーに対向して配置した磁気テープを巻回
角規制手段及び上下両シリンダーに巻き付け、信号の記
録再生を良好に行なうことができることとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面(第1図〜第
6図)に基づいて説明する。
図において、30は上シリンダー、31は下シリンダーで
あり、これら両シリンダー30,31は円筒形部を一部残し
テープ走行時に磁気テープ32に接触し巻き付かない部分
は削除されている。又、両シリンダー30,31の間に信号
を記録再生する磁気ヘッド33a,33bを備えた回転体34が
配置されている。前述の上シリンダー30と下シリンダー
31は円筒面部の位置を合わせた状態で軸体35に外嵌固定
されており、この軸体35はベアリング36a,36bを備えた
シリンダーホルダー37によって支えられている。前記回
転体34はベアリング38a,38bを介して前記軸体35に回転
自在に取り付けられている。39は回転体34に備えられた
シリンダーモーター部のマグネット、40はシリンダーモ
ーター部のステーターであり、コイル41を有し、軸体35
に外嵌固定されている。42a,42bはロータリートランス
である。前記ステーター40には歯車部を有して遊星ギヤ
43と噛合い、遊星ギヤ43は下シリンダー31の内側に形成
されている内歯車と噛合う構成になっている。
第3図に示すように、カセット44を磁気記録再生装置
に装着したとき、上シリンダー30及び下シリンダー31の
円筒面はカセット44内にシリンダー部に対向して配置さ
れた磁気テープ32の外側に位置している。このとき回転
体34はそのモーター部の位相を検知することにより第2
図に示すように磁気テープ32に略平行な位置に停止し、
停止手段であるブレーキ45によって固定されている。次
に、図外の検出装置によりカセット44が磁気記録再生装
置に装着されたことを検出すると、前述のブレーキ45が
回転体34を固定した状態でシリンダーモーターが回転を
開始する。これによりステーター40は時計方向に回転
し、遊星ギヤ43によってその回転は減速され、上下のシ
リンダー30,31は反時計方向に回動し第4図に示す位置
に達したとき下シリンダー31の下部に設けられた穴46に
固定ピン47が挿入され固定される。このとき、上シリン
ダー30及び下シリンダー31の円筒面はカセット44内に巻
装された磁気テープ32をカセット44外に引き出すテープ
ガイドポスト等の入る開口部内に入り込んだ状態で固定
され、カセット44の開口部内で基板48上に設置されたテ
ープ巻回規制手段である傾斜ポスト49a,49bに磁気テー
プ32は巻き付き所定のテープパスを形成する。又、固定
ピン47が穴46に挿入されたと同時にブレーキ45による停
止は解除されており、回転体34は信号を記録再生する所
定の回転数で反時計方向に回転している。54はテープガ
イドである。
第6図にリール駆動装置を示し、巻取リール台50及び
供給リール台51は夫々巻取リール52、供給リール53をダ
イレクト駆動し、且つ磁気テープ32を一定速度で巻取る
ように制御されている。
ところで、互いに対向して(180゜分割して)配置さ
れた2個のヘッドによりアナログ信号を記録再生する場
合、少なくとも何れかのヘッドと磁気テープが当接して
信号を記録再生していないと信号の記録又は再生されな
い時間が発生してしまうということから、シリンダーに
巻き付ける磁気テープの巻付け角を180゜以上巻き付け
ているのが一般的であった。しかしながら、既に信号を
ディジタル処理することにより、記録、再生信号を時間
圧縮することが可能となっている。このようにディジタ
ル化された信号の記録再生を行なうとき、シリンダーに
巻き付ける磁気テープの巻付け角は180゜以下であって
も可能である。
本実施例において、上下シリンダー30,31に巻き付く
磁気テープ32の巻付け角は必然的に180゜以下となる
が、上記の如くディジタル化された信号の記録再生を行
なう磁気記録再生装置において実現することが可能であ
る。
発明の効果 以上のように本発明によれば、テープ走行時に磁気テ
ープと当接しないように上下シリンダー部の円筒面を削
除し、カセット装着時はその円筒面が磁気テープの外側
にあり、カセット装着完了後シリンダーが回転し磁気テ
ープをカセット外に引き出すテープガイド等の入る開口
部内に円筒面が入り込むように構成されており、カセッ
トとシリンダーとの相対距離を小さく設定することによ
り磁気記録再装置の小型化を図り得る。又、シリンダー
に磁気テープを巻き付ける際カセット内より磁気テープ
を引き出すというテープローディング動作を必要とせ
ず、シリンダーモーターの駆動力を利用して、上下シリ
ンダーの円筒部がカセットの開口部内に回動し移動する
ことにより、メカニズムを大幅に簡素化することが可能
であり、又記録再生を行なうときのテープパスの精度も
テープをガイドする傾斜ポスト等が基板上に固定されて
いるので、十分な精度を確保することができる。シリン
ダーの精度としてはシリンダーの回転中心軸とヘッドを
有する回転体の軸を同一軸心にした単純な構成であるの
で、シリンダーの位置精度を充分に得ることができ、シ
リンダーは円筒形の一部を切欠いた形状であるため大き
く軽量化が図れる。カセット装着後のシリンダーの回動
の駆動源としてシリンダーモーターを利用することによ
り、特別なアクチュレーターを必要としないので軽量
化、コスト面、小型化に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は磁気記録再生装置のシリンダー部の平面図、第2図
は同断面図、第3図はカセット装着後の概略平面図、第
4図はテープローディング完了後の概略平面図、第5図
はテープローディング完了後の概略正面図、第6図はリ
ール駆動装置の断面図、第7図は従来の磁気記録再生装
置のテープローディング状態における概略平面図、第8
図は同正面図である。 30……上シリンダー、31……下シリンダー、32……磁気
テープ、33a,33b……磁気ヘッド、34……回転体、35…
…軸体、36a,36b……ベアリング、37……シリンダーホ
ルダー、38a,38b……ベアリング、39……マグネット、4
0……ステーター、41……コイル、42a,42b……ロータリ
ートランス、43……遊星ギヤ、44……カセット、45……
ブレーキ、46……穴、47……固定ピン、48……基板、49
a,49b……傾斜ポスト、50……巻取リール台、51……供
給リール台、52……巻取リール、53……供給リール、54
……テープガイド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動可能な軸体と、この軸体に外嵌固定さ
    れテープ走行時にテープと当接する円筒面以外を削除し
    た上シリンダーと、同じく前記軸体に外嵌固定され前記
    上シリンダーと同様にテープ走行時に前記磁気テープと
    当接する円筒面以外を削除し内側に内歯車を有する下シ
    リンダーと、前記磁気テープに当接して前記軸体を中心
    に回転し信号の記録再生を行う磁気ヘッドを所定の回転
    速度で回転させるモータを構成するマグネットを有した
    回転体と、前記マグネットに対向してシリンダーモータ
    ーを構成するコイルを保持し前記軸体と同芯に形成され
    た外歯車を有し前記軸体を中心として回動可能なステー
    タと、前記下シリンダーの内歯車および前記ステータに
    形成された外歯車とに噛み合う遊星歯車と、前記軸体を
    回動自在に保持しかつ前記遊星歯車の回転軸を有するシ
    リンダーホルダーと、カセット装着を検出する検出装置
    と、前記回転体の回転を阻止するブレーキ手段と、前記
    軸体を固定する停止手段とを有し、カセット装着時に前
    記上シリンダー及び下シリンダーの円筒面が前記磁気テ
    ープを介して前記カセットとは反対側に位置し、カセッ
    ト装着後に前記回転体を前記ブレーキ手段により固定す
    ると共に前記マグネット及び前記コイルにより構成され
    たモーターが作動し前記ステーター、前記遊星歯車を介
    して前記下シリンダー前記上シリンダー及び軸体が回動
    し、前記上シリンダー及び前記下シリンダーの円筒部分
    が前記カセットの開口部内に位置した後前記停止手段に
    よって前記軸体を固定することを特徴とする磁気記録再
    生装置。
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JPS59113554A (ja) * 1982-12-21 1984-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置

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