JPH075595Y2 - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JPH075595Y2
JPH075595Y2 JP1985030958U JP3095885U JPH075595Y2 JP H075595 Y2 JPH075595 Y2 JP H075595Y2 JP 1985030958 U JP1985030958 U JP 1985030958U JP 3095885 U JP3095885 U JP 3095885U JP H075595 Y2 JPH075595 Y2 JP H075595Y2
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magnetic disk
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recording
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JP1985030958U
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良太 荒木
裕 黒川
雅也 沖田
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【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案はジヤケツト内に収納したデイスク上に同心円状
或いはスパイラル状の記録トラツクを形成して信号記録
し、或いは既記録トラツクより記録信号を再生するデイ
スクジヤケツトの装脱可能なデイスク記録再生装置に関
するものである。
(考案の背景) 近年、ジヤケツトに収納した磁気デイスクに撮影装置と
組合せて静止画像を記録するいわゆる電子スチルカメラ
とその再生装置が発表されている。
この種の装置では、磁気デイスクを回転するモーター
は、高い画質を得るために高精度の回転制御が要求され
る。このような要求に沿うためには、モーターの回転軸
がそのまま磁気デイスクの回転軸となるダイレクト・ド
ライブ(直接駆動)方式であつて、モーターの回転速度
検出のための周波数発電機を内蔵したモーターを使用す
ることが有効であるとされている。更に、電子スチルカ
メラ等にこの種の装置を組込むにあたつては、磁気デイ
スクの回転用のモーターは、小型で偏平な形状であるこ
とが、装置全体を小型化,薄型化するのに適しており、
携帯性の良い製品を製作するための重要な条件となつて
いる。
しかしながら、モーターを小型偏平化に適した構造にす
ることは、回転に起因するモーター軸の振動が起こり易
くなり、その結果,デイスクの回転精度の悪化や、磁気
デイスクと磁気ヘツドの接触の不安定性を生じ、ひいて
は記録,再生信号の劣化を招き、例えば再生画面にゆが
みを生じるなどの問題点を有していた。
(考案の目的) 本考案は、従来技術におけるこのような問題点に鑑みて
なされたもので、その目的は、小型偏平形状のモーター
を使用して装置本体の構造を小型化,薄型化すると同時
に、回転に起因するモーターの軸振動によるデイスクの
回転精度の低下及びデイスクとヘツドの接触の不安定を
減少させ、質の高い信号の記録,再生を可能にしたデイ
スク記録再生装置を提供するものである。
(考案の概要) 本考案に係る装置では、デイスク記録再生装置の筐体に
対して片持ち式に固定して取付けた中心固定軸の回りを
回転する形式で、回転子永久磁石と界磁コイルとが中心
固定軸に垂直な面内で対向する構成のディスク回転モー
ターを採用して、該モーターによりディスクを直接駆動
する。該モーターは、上述したように、中心軸が回転す
る形式の従来型モータと比較して、小型化、薄型化には
有利であるが、ディスクを高速回転させた際に中心固定
軸の振れ(軸方向の振れを含む)が起き易く、該振れが
記録再生ヘッドのトラッキングに悪影響を及ぼす可能性
がある。従って、中心固定軸の自由端を軸方向に押圧す
る押圧部材により、該自由端の振れを制限するようにし
ている。また、押圧部材により押圧されるのは、回転し
ない固定軸であるので、モータの回転に対する外乱要因
とはならない。ここで、具体的には、ディスク回転モー
ターの中心固定軸の自由端もモーターベース部材に対し
て固定されるようにして、回転中に、モーターを含むデ
ィスク回転系と磁気ヘッドとの間に相対的な振動が発生
しないようにするのが望ましい (実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は、本考案に係る装置に磁気デイスクを装着した
状態を示す断面図、第2図は第1図で示した装置を別方
向から見た断面図で、カバー蓋を開いて磁気デイスクジ
ヤケツトを装置本体に装着及び取出しを行う場合の状態
を示している。
これらの図において、装置本体の取付基板1のほぼ中央
部には磁気デイスク回転モーター10が設けられている。
このモーター10は、第3図(a),(b)に示すような
偏平構造(詳細後述)であつて、磁気デイスク直接駆動
方式のものが用いられている。磁気デイスク3を収容す
る磁気デイスクジヤケツト4は、取付基板1に平行に支
持され、磁気デイスク3と一体のセンターコア3aは、モ
ーター10の回転スピンドル部11に挿入,支持され一定速
度で回転制御されるように構成されている。また、磁気
デイスクジヤケツト4を交換可能に支持するジヤケツト
ホルダー5は、軸5aに回転可能に軸支されている。ま
た、ジヤケツトホルダー5と、装置を覆うカバー蓋6と
は、第1図に示すような動作位置(閉位置)と、第2図
に示す退避位置(開位置)との間を、図示してない支持
機構によつて、移動可能に装置本体に連結支持されてい
る。
取付基板1の上部には、図示してないヘツド送り機構を
覆うカバー基板7が設けられ、また、カバー蓋6と磁気
ディスク3との間には、磁気ディスク3の位置を規制す
るガイド部材8が設けられている。ヘツドチツプ2aを含
む磁気ヘツド2は、小ねじ9によつて磁気ヘツド支持部
材20に固設され、磁気ディスク3と磁気ヘツド2との接
触がガイド部材8の規制によつて安定に保たれる構成と
なつている。
磁気ヘツド支持部材20は、図示していないヘツド移動用
ガイド軸に嵌合して、磁気ヘツド2を磁気デイスク3の
回転中心(モーターの回転中心軸)に向かう半径方向に
移動可能に支持し、同心円状の複数の記録トラツクへの
記録,再生が可能なようになつている。そして、磁気ヘ
ツド支持部材20の移動は、ヘツド送り機構(図示せず)
によつて回動されるヘツド移動アーム22の動きを、この
移動アーム22上に付設された軸23によつて回動可能に付
設されたローラー接触子21の押圧によつて伝達して行わ
れる。
次に、上記の装置に組込まれている磁気デイスク回転用
モーターの構造について説明する。電子スチルカメラの
ように携帯性が重要な要素となつている装置において
は、電源としては電池を用いることが前提条件となる。
また、装置本体も小型軽量であることから、直流モータ
ーで、偏平構造のものが適している。さらに、映像信号
を記録するためには磁気デイスクの回転速度を高い精度
で制御する必要があり、モーターの回転速度を検出する
機構、例えば周波数発電機を内蔵したものが望ましい。
第3図(a),(b)は、上記のような条件を満たした
磁気デイスク回転モーター10の具体例の詳細を示す断面
図で、いずれも偏平構造となつている。これらのモータ
ーは、モーターベース部材14に中心固定軸12bを固設
し、この中心固定軸12bに内接して支持される軸受部材
(例えばボールベアリング)13の外側にスピンドル部材
11が配置される構成となつている。また、回転子永久磁
石15bと界磁コイル16bとが、中心固定軸12bに垂直な平
面で対向するように構成されている。このような構成に
より小型化および偏平化が可能になつている。更に、こ
れらのモーターは、回転子永久磁石15bと周波数発電用
回転子17が、スピンドル部材11と一体回転する構造にな
つている。なお、16bは界磁コイル(固定子)、10aはモ
ーターケースである。
第4図(a),(b)は、第3図(a),(b)のモー
ターの特長を明瞭にするため、参考に示した一般的なコ
アレスタイプの小型直流モーターの断面図である。第4
図(a)に示すモーターは、スピンドル部材11と一体回
転する回転軸12aは、モーターベース部材14の円筒部14a
によつてその外周部が支持されている軸受部材13によつ
て回転自在に軸支されている。回転軸12aには、更に電
機子コイル16aと周波数発電用回転子17が一体に支持さ
れている。15aは界磁用永久磁石、18,19はそれぞれ周波
数発電用永久磁石と周波数発電コイルであり、これらは
いずれもモーターケース10aの内側に納められている。
第4図(b)のモーターは、第4図(a)のモーターよ
りも軸方向の長さを短縮するためスピンドル部材11と回
転子永久磁石15bの支持部材11aを一体構成にしたもので
ある。しかしながら、この両者共に界磁コイルと永久磁
石とが円周方向の円筒面で対向しているため、この部分
の軸方向の長さを短縮することは、界磁コイルと永久磁
石の対向面積を直接縮小することになるなど、ある程度
限界がある。また、軸受部材13の外周を固定部材である
モーターベース部材14で支持して内側の軸12aが回転す
る構造にしたため、第3図(a)および第3図(b)に
示したモーターのようにセンターコア3aが嵌合するスピ
ンドル部材11の円筒部分11bの内部に軸受部材13を納め
て偏平化することは、軸受部材13および円筒部分11bの
外径寸法の制約上、小型モーターでの実施には適してい
ない。
上述の理由により、本考案においては、第4図(a),
(b)に示されている構造のモーターを採用せず、第3
図(a),(b)に示す構造の如きモーターを組込むの
が好ましい。
ここで、再び第1図及び第2図に戻つて本実施例に係る
装置において磁気デイスク回転用モーターの軸の振動を
減少させる機構について説明する。モーター軸押圧部材
30が固設されている押圧基板31は、カバー蓋6に植設さ
れた支持軸32に嵌合して支持されている。支持軸32に
は、押圧ばね33が嵌合していて、押圧基板31をモーター
の中心固定軸12bに向かう方向に付勢している。支持軸3
2の先端の軸頭部32aは、外径が一段大きくなつていて押
圧基板31の脱落を防止している。従つて、第2図に示す
ように、カバー蓋6を開いて磁気デイスクジヤケツト4
を挿入あるいは取出しを行う場合には、押圧ばね33の付
勢力によつて、押圧基板31は支持軸32の軸頭部32aに当
接し、保持される。そして、カバー蓋6を開いた状態で
は、ジヤケツトホールダー5は、カバー蓋6に取付ピン
26で取付けられた板ばね25により付勢され、ジヤケツト
ホールダー5の長孔5bに嵌合するピン24に当接して保持
される。即ち、第1図に示す動作位置(閉位置)から、
第2図の退避位置(開位置)までカバー蓋6を移動する
と、ジヤケツトホールダー5は、カバー蓋6よりも少な
い移動量を移動するようになつている。この結果、モー
ター軸押圧部材30は、第2図に示すように磁気デイスク
ジヤケツト4の挿入及び取出しの際に、磁気デイスクジ
ヤケツト4に接触しないよう磁気デイスクジヤケツト4
の移動範囲外に退避されることとなり、磁気デイスクジ
ヤケツト4の挿入,取出しがスムーズに行える。
ジヤケツトホールダー5に磁気デイスクジヤケツト4を
挿入してカバー蓋6を閉じて動作位置(閉位置)とした
場合には、カバー蓋6は図示してないカバー蓋ロツク機
構によつて装置本体に係止され、ジヤケツトホールダー
5も板ばね25の付勢力によつて、カバー基板7に固定さ
れた突起ピン7aに当接し保持される。そして、モーター
軸押圧部材30は、第1図に示すように、磁気デイスク回
転用モーターの中心固定軸12bの先端に当接する。この
時、中心固定軸12bとモーター軸押圧部材30とが当接す
ることによつて、押圧基板31は、支持軸32の軸頭部32a
に当接しないで、僅かな隙間を生じる位置となり、押圧
ばね33の付勢力は押圧基板31とモーター軸押圧部材30と
を介して中心固定軸12bに作用する。この結果、磁気記
録又は再生時に磁気デイスク回転用モーターの中心固定
軸12bは、モーター軸押圧部材30によつて弾性的に押圧
支持され、中心固定軸12bの振動が減少する。特に第3
図(a)および第3図(b)に示したような中心固定軸
12bの一端のみをモーターベース部材14に固設した構造
の扁平形状のモーターにおいては、中心固定軸12bの前
記モーターベースに固定されていない側の自由端での振
動が大きくなるのを押えることが可能となる。また、磁
気デイスクのセンターコア3a装着するスピンドル部材の
円筒部11b付近で押圧することにより、磁気デイスク3
への振動の伝達を最小に抑えることが可能となつてい
る。
なお、上記の実施例では、押圧機構30〜33をカバー蓋6
で支持する構成を例示したが、これらをカバー蓋6以外
の装置本体に支持する構成としてもよい。又、実施例で
は磁気デイスクについて説明したが、他のデイスク状媒
体についても本考案が適用できることは勿論である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案にれば、回転永久磁石と界
磁コイルとが中心固定軸に垂直な平面で対向する構成の
ディスク回転モーターの中心固定軸の先端(自由端)を
軸方向に押圧するようにしたので、装置本体の構造を小
型化、薄型化できるとともに、ディスクの回転精度の低
下やディスクと記録または再生ヘッドとの相対的位置決
めに関する不安定を減少できる。従つて、質の高い信号
の記録,再生が行えるデイスク記録再生装置が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例装置の構成断面図
で、第1図は磁気デイスクを装着した状態を示し、第2
図はカバー蓋を開いた状態を示す。 第3図(a),(b)は本考案装置に用いられている磁
気デイスク回転モーターの構成断面図、第4図(a),
(b)は一般的なコアレスタイプの直流モーターの構成
断面図である。 1……取付基板,2……磁気ヘツド,3……磁気デイスク,4
……磁気デイスクジヤケツト,5……ジヤケツトホール
ダ,6……カバー蓋,10……磁気デイスク回転モーター,30
……モーター軸押圧部材,31……押圧基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを装置本体に装着してディスク上
    に記録トラックを形成して信号を記録し、あるいは記録
    トラックより記録信号を再生する、ディスクの装脱可能
    なディスク記録再生装置において、 装置本体に一端部が固定された中心固定軸と、 回転永久磁石と界磁コイルとが前記中心固定軸に垂直な
    平面で対向する構成をもつと共に、前記中心固定軸の回
    りにスピンドル部材を回転させることによりディスクを
    直接駆動するディスク回転モーターと、 装置本体にディスクを装着する動作に伴って前記中心固
    定軸の自由端を軸方向に押圧して前記自由端の振動を抑
    制する押圧部材、 とを有することを特徴とするディスク記録再生装置。
JP1985030958U 1985-03-06 1985-03-06 ディスク記録再生装置 Expired - Lifetime JPH075595Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985030958U JPH075595Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06 ディスク記録再生装置

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Publication Number Publication Date
JPS61149161U JPS61149161U (ja) 1986-09-13
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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5877894U (ja) * 1981-11-24 1983-05-26 アルプス電気株式会社 可撓性磁気デイスク装置
JPS59198561A (ja) * 1983-04-26 1984-11-10 Sony Corp 回転磁気シ−ト装置
JPS613545U (ja) * 1984-06-14 1986-01-10 富士写真光機株式会社 磁気記録・再生装置のセンタコア押圧機構

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JPS61149161U (ja) 1986-09-13

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