JP2503845Y2 - テ―ププレ―ヤ - Google Patents
テ―ププレ―ヤInfo
- Publication number
- JP2503845Y2 JP2503845Y2 JP3917090U JP3917090U JP2503845Y2 JP 2503845 Y2 JP2503845 Y2 JP 2503845Y2 JP 3917090 U JP3917090 U JP 3917090U JP 3917090 U JP3917090 U JP 3917090U JP 2503845 Y2 JP2503845 Y2 JP 2503845Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head base
- tape
- chassis
- rotating body
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ヘッドベースの進退動作により磁気ヘッド
が磁気テープに接触し且つ離反するテーププレーヤに係
り、特にヘッドベースに設けられた回転体の回転数を検
知する回転数検知部材または回転体を駆動するステータ
コイルをシャーシに配置することにより、ヘッドベース
の移動負荷の軽減と構造の簡略化を実現したテーププレ
ーヤに関する。
が磁気テープに接触し且つ離反するテーププレーヤに係
り、特にヘッドベースに設けられた回転体の回転数を検
知する回転数検知部材または回転体を駆動するステータ
コイルをシャーシに配置することにより、ヘッドベース
の移動負荷の軽減と構造の簡略化を実現したテーププレ
ーヤに関する。
第5図は従来のいわゆるキャプスタンレス方式のテー
ププレーヤのテープ駆動ユニットを示す平面図、第6図
は第5図のVI-VI断面図である。
ププレーヤのテープ駆動ユニットを示す平面図、第6図
は第5図のVI-VI断面図である。
このテープ駆動ユニットでは、シャーシ1に供給側リ
ール軸2と巻取り側リール軸3が設けられ、両リール軸
にカセット内のテープリールR1とR2が装填される。シャ
ーシ1にはヘッドベース4が第5図の上下方向へ進退駆
動されるように設けられ、これに磁気ヘッドHが搭載さ
れている。ヘッドベース4が図の上方へ移動すると、磁
気ヘッドHが磁気テープTに接触してテープ再生モード
となり、ヘッドベース4が図の下方に移動すると、磁気
ヘッドHが磁気テープTから離れて停止モードになる。
ール軸2と巻取り側リール軸3が設けられ、両リール軸
にカセット内のテープリールR1とR2が装填される。シャ
ーシ1にはヘッドベース4が第5図の上下方向へ進退駆
動されるように設けられ、これに磁気ヘッドHが搭載さ
れている。ヘッドベース4が図の上方へ移動すると、磁
気ヘッドHが磁気テープTに接触してテープ再生モード
となり、ヘッドベース4が図の下方に移動すると、磁気
ヘッドHが磁気テープTから離れて停止モードになる。
キャプスタンレス方式のテーププレーヤでは、再生モ
ードにおいて磁気テープTを定速にて送るためのキャプ
スタンが設けられておらず、前記各リール軸2と3に直
接設けられたモータによって磁気テープTが定速にて送
られる。また前記モータを制御するため、ヘッドベース
4に回転体5が設けられている。そしてヘッドベース4
の下側に前記回転体5の回転数を検知する回転数検知器
6が装備されている。再生モードにてヘッドベース4が
前進すると、磁気ヘッドHが磁気テープTに接触すると
ともに前記回転体5が磁気テープTに接触し、テープ走
行に追従して回転体5が回転させられる。このときの回
転数が回転数検知器6により検知され、この検知出力に
基づいてリール駆動用モータが制御され、磁気テープT
が定速走行するようになっている。
ードにおいて磁気テープTを定速にて送るためのキャプ
スタンが設けられておらず、前記各リール軸2と3に直
接設けられたモータによって磁気テープTが定速にて送
られる。また前記モータを制御するため、ヘッドベース
4に回転体5が設けられている。そしてヘッドベース4
の下側に前記回転体5の回転数を検知する回転数検知器
6が装備されている。再生モードにてヘッドベース4が
前進すると、磁気ヘッドHが磁気テープTに接触すると
ともに前記回転体5が磁気テープTに接触し、テープ走
行に追従して回転体5が回転させられる。このときの回
転数が回転数検知器6により検知され、この検知出力に
基づいてリール駆動用モータが制御され、磁気テープT
が定速走行するようになっている。
上記従来例において、回転体5ならびに回転数検知器
6はヘッドベース4に搭載され、再生モードなどへの切
換えにおいてヘッドベース4が前進すると、これと共に
回転数検知器6も移動することになる。よって回転数検
知器6の重量によりヘッドベース4を移動させるときの
負荷が増大する。また回転数検知器6がヘッドベース4
の下側に突出しているため、シャーシ1にはその逃げの
ための切欠き1aなどを設ける必要が生じ、シャーシ1の
強度も弱くなる。さらに回転数検知器6からの出力を取
り出すためのリード線6aが必要であるが、回転数検知器
6がヘッドベース4と共に移動するため、このリード線
6aの移動余裕を考慮しなくてはならず、よって配線構造
も複雑になる。
6はヘッドベース4に搭載され、再生モードなどへの切
換えにおいてヘッドベース4が前進すると、これと共に
回転数検知器6も移動することになる。よって回転数検
知器6の重量によりヘッドベース4を移動させるときの
負荷が増大する。また回転数検知器6がヘッドベース4
の下側に突出しているため、シャーシ1にはその逃げの
ための切欠き1aなどを設ける必要が生じ、シャーシ1の
強度も弱くなる。さらに回転数検知器6からの出力を取
り出すためのリード線6aが必要であるが、回転数検知器
6がヘッドベース4と共に移動するため、このリード線
6aの移動余裕を考慮しなくてはならず、よって配線構造
も複雑になる。
本考案は上記従来の課題を解決するものであり、ヘッ
ドベースには回転体などの必要最少限の部品を搭載し、
回転数検知部材などはシャーシに設けるようにして、ヘ
ッドベースの移動負荷の軽減と構造の簡略化を実現した
テーププレーヤを提供することを目的としている。
ドベースには回転体などの必要最少限の部品を搭載し、
回転数検知部材などはシャーシに設けるようにして、ヘ
ッドベースの移動負荷の軽減と構造の簡略化を実現した
テーププレーヤを提供することを目的としている。
本考案は、シャーシ上にて進退動作するヘッドベース
に磁気ヘッドが設けられ、ヘッドベースの進退動作によ
って磁気ヘッドが磁気テープに接触し且つ離反するテー
ププレーヤであって、前記ヘッドベースにはこのヘッド
ベースが前進したときに磁気テープに接触する回転体と
この回転体と共に回転する被検知回転部材とが設けられ
ており且つ、シャーシには前記ヘッドベースが前進した
ときに、前記被検知回転部材に対向してこの被検知回転
部材の回転数を検出する回転数検知部材が設けられてい
ることを特徴とするものである。
に磁気ヘッドが設けられ、ヘッドベースの進退動作によ
って磁気ヘッドが磁気テープに接触し且つ離反するテー
ププレーヤであって、前記ヘッドベースにはこのヘッド
ベースが前進したときに磁気テープに接触する回転体と
この回転体と共に回転する被検知回転部材とが設けられ
ており且つ、シャーシには前記ヘッドベースが前進した
ときに、前記被検知回転部材に対向してこの被検知回転
部材の回転数を検出する回転数検知部材が設けられてい
ることを特徴とするものである。
また本考案は、シャーシ上にて進退動作するヘッドベ
ースに磁気ヘッドが設けられ、ヘッドベースの進退動作
によって磁気ヘッドが磁気テープに接触し且つ離反する
テーププレーヤであって、前記ヘッドベースにはこのヘ
ッドベースが前進したときに磁気テープに接触するテー
プ送り用回転体とこの回転体と共に回転するロータマグ
ネットとが設けられており且つ、シャーシには前記ヘッ
ドベースが前進したときに、前記ロータマグネットに対
向してこのロータマグネットを回転させるステータコイ
ルが設けられていることを特徴とするものである。
ースに磁気ヘッドが設けられ、ヘッドベースの進退動作
によって磁気ヘッドが磁気テープに接触し且つ離反する
テーププレーヤであって、前記ヘッドベースにはこのヘ
ッドベースが前進したときに磁気テープに接触するテー
プ送り用回転体とこの回転体と共に回転するロータマグ
ネットとが設けられており且つ、シャーシには前記ヘッ
ドベースが前進したときに、前記ロータマグネットに対
向してこのロータマグネットを回転させるステータコイ
ルが設けられていることを特徴とするものである。
上記第1の手段では、ヘッドベースと共に回転体なら
びに被検知回転部材が再生モード位置などへ移動する
と、このときヘッドベース上に設けられた回転数検知部
材が前記被検知回転部材に対向して、テープにより回転
させられる回転体の回転数の検知が可能になる。回転数
検知部材はシャーシに設けられているため、ヘッドベー
スに加わる重量が小さくなり、また回転数検知部材の配
線も動かす必要がないので処理が容易である。
びに被検知回転部材が再生モード位置などへ移動する
と、このときヘッドベース上に設けられた回転数検知部
材が前記被検知回転部材に対向して、テープにより回転
させられる回転体の回転数の検知が可能になる。回転数
検知部材はシャーシに設けられているため、ヘッドベー
スに加わる重量が小さくなり、また回転数検知部材の配
線も動かす必要がないので処理が容易である。
第2の手段では、ヘッドベースにテープ送り用の回転
体が設けられ、この回転体とともに回転するロータマグ
ネットもヘッドベースに設けられている。そしてシャー
シにステータコイルが設けられ、ヘッドベースが前進し
ているときだけロータマグネットとステータコイルとが
対向し回転体が駆動される。ステータコイルがシャーシ
に設けられているため、ヘッドベースの重量が増大する
ことがなく、またコイルへの通電用の配線処理も容易で
ある。
体が設けられ、この回転体とともに回転するロータマグ
ネットもヘッドベースに設けられている。そしてシャー
シにステータコイルが設けられ、ヘッドベースが前進し
ているときだけロータマグネットとステータコイルとが
対向し回転体が駆動される。ステータコイルがシャーシ
に設けられているため、ヘッドベースの重量が増大する
ことがなく、またコイルへの通電用の配線処理も容易で
ある。
以下本考案の実施例を図面によって説明する。
第1図と第2図は、本考案の第1実施例を示してお
り、キャプスタンレス方式のテーププレーヤのテープ駆
動ユニットの一部を部分断面斜視図によって示してい
る。第1図は再生モードなど(記録モードを含む)を示
しており、第2図は停止モードなど(FF,REWモードなど
を含む)を示している。
り、キャプスタンレス方式のテーププレーヤのテープ駆
動ユニットの一部を部分断面斜視図によって示してい
る。第1図は再生モードなど(記録モードを含む)を示
しており、第2図は停止モードなど(FF,REWモードなど
を含む)を示している。
シャーシ1にはリール軸3が設けられ、このリール軸
3にカセット内のテープリールR1が装填される。磁気ヘ
ッドHを備えたヘッドベース4はシャーシ1上のガイド
支持部材1bにガイドされて矢印方向へ進退動作させられ
る。ヘッドベース4がA方向へ移動すると、磁気ヘッド
Hが磁気テープTに接触して再生モードなどとなり(第
1図の状態)、ヘッドベース4がB方向へ移動すると、
磁気ヘッドHが磁気テープTから離れて停止モードなど
になる(第2図の状態)。
3にカセット内のテープリールR1が装填される。磁気ヘ
ッドHを備えたヘッドベース4はシャーシ1上のガイド
支持部材1bにガイドされて矢印方向へ進退動作させられ
る。ヘッドベース4がA方向へ移動すると、磁気ヘッド
Hが磁気テープTに接触して再生モードなどとなり(第
1図の状態)、ヘッドベース4がB方向へ移動すると、
磁気ヘッドHが磁気テープTから離れて停止モードなど
になる(第2図の状態)。
ヘッドベース4には回転体11が設けられている。この
回転体11の軸12は、ヘッドベース4に固定された軸受ブ
ラケット13内の軸受14により回転自在に支持されてい
る。軸12はヘッドベース4の下側に延びており、ヘッド
ベース4の下側には軸12に固定されたロータ15が設けら
れている。このロータ15の下面に被検知回転部材である
FGマグネット16が固定されている。このFGマグネット16
はその下面にて回転方向にN極とS極とが交互に着磁さ
れている。またシャーシ1の上面には回転数検知部材と
してFGパターン17が設けられている。ヘッドベース4が
A方向へ移動して再生モード位置などとなったときに、
ヘッドベース4と共に移動するFGマグネット16がちょう
どFGパターン17の真上に至るようになっている。FGパタ
ーン17はその半径方向へ延びる放射線部分17aが検知部
であり、この検知部17aは前記FGマグネット16の着磁ピ
ッチに合わせて形成されている。FGパターン17はシャー
シ1の上面に積層接着されたフレキシブル印刷基板の表
面に形成され、あるいはシャーシ1の表面に絶縁膜がコ
ーティングされ、その表面に直接印刷形成されている。
よってFGパターン17からの出力は、フレキシブル基板の
リードまたはシャーシ1の上に形成されたリードパター
ンを介して外部に導かれる。
回転体11の軸12は、ヘッドベース4に固定された軸受ブ
ラケット13内の軸受14により回転自在に支持されてい
る。軸12はヘッドベース4の下側に延びており、ヘッド
ベース4の下側には軸12に固定されたロータ15が設けら
れている。このロータ15の下面に被検知回転部材である
FGマグネット16が固定されている。このFGマグネット16
はその下面にて回転方向にN極とS極とが交互に着磁さ
れている。またシャーシ1の上面には回転数検知部材と
してFGパターン17が設けられている。ヘッドベース4が
A方向へ移動して再生モード位置などとなったときに、
ヘッドベース4と共に移動するFGマグネット16がちょう
どFGパターン17の真上に至るようになっている。FGパタ
ーン17はその半径方向へ延びる放射線部分17aが検知部
であり、この検知部17aは前記FGマグネット16の着磁ピ
ッチに合わせて形成されている。FGパターン17はシャー
シ1の上面に積層接着されたフレキシブル印刷基板の表
面に形成され、あるいはシャーシ1の表面に絶縁膜がコ
ーティングされ、その表面に直接印刷形成されている。
よってFGパターン17からの出力は、フレキシブル基板の
リードまたはシャーシ1の上に形成されたリードパター
ンを介して外部に導かれる。
上記実施例の動作を説明する。
第2図は停止モードなどを示しており、このときヘッ
ドベース4はB方向へ後退しているため、ヘッドベース
4と共に移動するFGマグネット16はFGパターン17から外
れている。そして再生モードなどでは、第1図に示すよ
うに、ヘッドベース4がA方向へ前進し、このときFGマ
グネット16がFGパターン17の真上に対向する。再生モー
ドでは磁気ヘッドHが磁気テープTに接触し、また回転
体11も磁気テープTに接触する。このときリール軸3が
モータにて駆動され、磁気テープTが走行するが、この
走行に追従して回転体11が回転する。回転体11と共にFG
マグネット16が回転し、その回転数に応じたパルスがFG
パターン17から出力される。この出力によりリール駆動
用モータが制御され、テープTが定速走行する。
ドベース4はB方向へ後退しているため、ヘッドベース
4と共に移動するFGマグネット16はFGパターン17から外
れている。そして再生モードなどでは、第1図に示すよ
うに、ヘッドベース4がA方向へ前進し、このときFGマ
グネット16がFGパターン17の真上に対向する。再生モー
ドでは磁気ヘッドHが磁気テープTに接触し、また回転
体11も磁気テープTに接触する。このときリール軸3が
モータにて駆動され、磁気テープTが走行するが、この
走行に追従して回転体11が回転する。回転体11と共にFG
マグネット16が回転し、その回転数に応じたパルスがFG
パターン17から出力される。この出力によりリール駆動
用モータが制御され、テープTが定速走行する。
この実施例では、ヘッドベース4と共に移動するのが
回転体11とロータ15とFGマグネット16のみであり、ヘッ
ドベース4に加わる荷重が最小になっている。また薄型
であるため、シャーシ1に切欠きを設ける必要はない。
またFGパターン17からの配線はシャーシ表面のパターン
を利用して行なうことができる。
回転体11とロータ15とFGマグネット16のみであり、ヘッ
ドベース4に加わる荷重が最小になっている。また薄型
であるため、シャーシ1に切欠きを設ける必要はない。
またFGパターン17からの配線はシャーシ表面のパターン
を利用して行なうことができる。
第3図は上記第1実施例の変形例を示している。
この変形例では、ヘッドベース4の下側に被検知回転
部材としてスリット円板21が設けられ、これが回転体11
と軸12と共に回転するようになっている。スリット円板
21には放射状にスリット22が一定のピッチにてエッチン
グ形成されている。シャーシ1上には回転数検知部材と
して光学検知器23が固定されている。ヘッドベース4が
A方向へ移動して再生モードなどとなったときに、ヘッ
ドベース4と共に移動するスリット円板21が光学検知器
23に挟まれる位置へ移動する。そしてテープに接触した
回転体11が回転すると、スリット22の通過速度に応じた
光学検知パルスが出力される。
部材としてスリット円板21が設けられ、これが回転体11
と軸12と共に回転するようになっている。スリット円板
21には放射状にスリット22が一定のピッチにてエッチン
グ形成されている。シャーシ1上には回転数検知部材と
して光学検知器23が固定されている。ヘッドベース4が
A方向へ移動して再生モードなどとなったときに、ヘッ
ドベース4と共に移動するスリット円板21が光学検知器
23に挟まれる位置へ移動する。そしてテープに接触した
回転体11が回転すると、スリット22の通過速度に応じた
光学検知パルスが出力される。
または、スリット円板21の代わりに、下面に反射面と
非反射面とが回転方向に一定のピッチにて交互に形成さ
れた円板を使用し、シャーシ1の上面に発光素子とこの
発光素子から発せられ前記反射面に反射された光を検知
する受光素子を設け、ヘッドベース4がA方向へ移動し
て再生モードなどになったときに前記光学素子が円板に
対向するようにしてもよい。
非反射面とが回転方向に一定のピッチにて交互に形成さ
れた円板を使用し、シャーシ1の上面に発光素子とこの
発光素子から発せられ前記反射面に反射された光を検知
する受光素子を設け、ヘッドベース4がA方向へ移動し
て再生モードなどになったときに前記光学素子が円板に
対向するようにしてもよい。
第4図は本考案の第2実施例を示している。
この実施例はキャプスタン駆動方式のテーププレーヤ
のテープ駆動ユニットに関するものである。シャーシ1
上にてA−B方向へ駆動されるヘッドベース4にはキャ
プスタン31が設けられている。このキャプスタン31はヘ
ッドベース4に設けられた軸受ブラケット32内の軸受に
より回転自在に支持されている。ヘッドベース4の下側
には前記キャプスタン31と共に回転するロータ33が設け
られ、このロータ33の下面にロータマグネット34が固設
されている。一方、シャーシ1の上面にはステータコイ
ル35が設けられており、ヘッドベース4がA方向へ移動
して再生モードなどになると、ヘッドベース4と共に移
動するロータマグネット34がステータコイル35に対向し
て、ブラシレスモータが形成されるようになっている。
ヘッドベース4がA方向へ前進した位置で、ステータコ
イル35に通電されると、ロータマグネット34に回転力が
与えられ、キャプスタン31が定速駆動される。シャーシ
1には固定式のピンチローラ36が設けられ、ヘッドベー
ス4がA方向へ移動したときに磁気テープTがキャプス
タン31とピンチローラ36に挟まれて送り出されるように
なる。なおステータコイル35への通電は、シャーシ1の
表面に設けられるフレキシブル基板やシャーシ表面に絶
縁層を介して形成される配線パターンを介して行なわれ
る。
のテープ駆動ユニットに関するものである。シャーシ1
上にてA−B方向へ駆動されるヘッドベース4にはキャ
プスタン31が設けられている。このキャプスタン31はヘ
ッドベース4に設けられた軸受ブラケット32内の軸受に
より回転自在に支持されている。ヘッドベース4の下側
には前記キャプスタン31と共に回転するロータ33が設け
られ、このロータ33の下面にロータマグネット34が固設
されている。一方、シャーシ1の上面にはステータコイ
ル35が設けられており、ヘッドベース4がA方向へ移動
して再生モードなどになると、ヘッドベース4と共に移
動するロータマグネット34がステータコイル35に対向し
て、ブラシレスモータが形成されるようになっている。
ヘッドベース4がA方向へ前進した位置で、ステータコ
イル35に通電されると、ロータマグネット34に回転力が
与えられ、キャプスタン31が定速駆動される。シャーシ
1には固定式のピンチローラ36が設けられ、ヘッドベー
ス4がA方向へ移動したときに磁気テープTがキャプス
タン31とピンチローラ36に挟まれて送り出されるように
なる。なおステータコイル35への通電は、シャーシ1の
表面に設けられるフレキシブル基板やシャーシ表面に絶
縁層を介して形成される配線パターンを介して行なわれ
る。
以上のように本考案によれば、ヘッドベースに実装さ
れる荷重を最小にでき、ヘッドベースの移動負荷を軽減
できる。また回転数検知部材やステータコイルをシャー
シに設けているので、配線が容易である。
れる荷重を最小にでき、ヘッドベースの移動負荷を軽減
できる。また回転数検知部材やステータコイルをシャー
シに設けているので、配線が容易である。
第1図と第2図は本考案の第1実施例を示すものであ
り、テープ駆動ユニットを示す部分断面斜視図、第3図
は第1実施例の変形例を示すテープ駆動ユニットの部分
斜視図、第4図は本考案の第2実施例を示すテープ駆動
ユニットの部分斜視図、第5図は従来のキャプスタンレ
ス方式のテープ駆動ユニットを示す平面図、第6図は第
5図のVI-VI断面図である。 1……シャーシ、4……ヘッドベース、H……磁気ヘッ
ド、11,31……回転体、16,21……被検知回転部材、17,2
3……回転数検知部材、34……ロータマグネット、35…
…ステータマグネット。
り、テープ駆動ユニットを示す部分断面斜視図、第3図
は第1実施例の変形例を示すテープ駆動ユニットの部分
斜視図、第4図は本考案の第2実施例を示すテープ駆動
ユニットの部分斜視図、第5図は従来のキャプスタンレ
ス方式のテープ駆動ユニットを示す平面図、第6図は第
5図のVI-VI断面図である。 1……シャーシ、4……ヘッドベース、H……磁気ヘッ
ド、11,31……回転体、16,21……被検知回転部材、17,2
3……回転数検知部材、34……ロータマグネット、35…
…ステータマグネット。
Claims (2)
- 【請求項1】シャーシ上にて進退動作するヘッドベース
に磁気ヘッドが設けられ、ヘッドベースの進退動作によ
って磁気ヘッドが磁気テープに接触し且つ離反するテー
ププレーヤであって、前記ヘッドベースにはこのヘッド
ベースが前進したときに磁気テープに接触する回転体と
この回転体と共に回転する被検知回転部材とが設けられ
ており且つ、シャーシには前記ヘッドベースが前進した
ときに、前記被検知回転部材に対向してこの被検知回転
部材の回転数を検出する回転数検知部材が設けられてい
ることを特徴とするテーププレーヤ - 【請求項2】シャーシ上にて進退動作するヘッドベース
に磁気ヘッドが設けられ、ヘッドベースの進退動作によ
って磁気ヘッドが磁気テープに接触し且つ離反するテー
ププレーヤであって、前記ヘッドベースにはこのヘッド
ベースが前進したときに磁気テープに接触するテープ送
り用回転体とこの回転体と共に回転するロータマグネッ
トとが設けられており且つ、シャーシには前記ヘッドベ
ースが前進したときに、前記ロータマグネットに対向し
てこのロータマグネットを回転させるステータコイルが
設けられていることを特徴とするテーププレーヤ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3917090U JP2503845Y2 (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | テ―ププレ―ヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3917090U JP2503845Y2 (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | テ―ププレ―ヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03130026U JPH03130026U (ja) | 1991-12-26 |
JP2503845Y2 true JP2503845Y2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=31547840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3917090U Expired - Lifetime JP2503845Y2 (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | テ―ププレ―ヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503845Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-11 JP JP3917090U patent/JP2503845Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03130026U (ja) | 1991-12-26 |
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