JPH0636493A - フレキシブル磁気ディスク - Google Patents
フレキシブル磁気ディスクInfo
- Publication number
- JPH0636493A JPH0636493A JP23255592A JP23255592A JPH0636493A JP H0636493 A JPH0636493 A JP H0636493A JP 23255592 A JP23255592 A JP 23255592A JP 23255592 A JP23255592 A JP 23255592A JP H0636493 A JPH0636493 A JP H0636493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- hole
- hub
- flexible magnetic
- magnetic disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速回転させても振動とトラック偏心が発生
しないハブ付フレキシブル磁気ディスクを提供すること
を目的とする。 【構成】 フレキシブル磁気ディスク１の中心に、中心
孔４と駆動孔５を設け、更に駆動孔５のほぼ反対側に適
数のバランス孔９を設ける。
しないハブ付フレキシブル磁気ディスクを提供すること
を目的とする。 【構成】 フレキシブル磁気ディスク１の中心に、中心
孔４と駆動孔５を設け、更に駆動孔５のほぼ反対側に適
数のバランス孔９を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブル磁気ディ
スクに関するものである。
スクに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の例えば、ＪＩＳＸ６２２１に規定
されている９０ｍｍフレキシブルディスクカートリッジ
のハブには、図１に示すように中心孔４と駆動孔５の２
つの位置決め孔が設けられていて、中心孔４はほぼディ
スクの回転中心に位置しているが、駆動孔５はディスク
１の回転中心から５ｍｍ程度離れた位置にあり、そのた
めディスク１の回転中心に対するディスク１の重心は、
わずかながら偏心している。従ってこのディスク１を回
転させると、重心の偏心によるアンバランスのため振動
が発生する。また重心は中心孔４をはさんで駆動孔５の
反対側にあるので、ディスクを回転させると、アンバラ
ンスによる力が発生し、その力はスピンドルシャフト６
と中心孔４との当たり面７とを離す方向に働き、磁気記
録用データトラックに偏心誤差を発生させる（図２参
照）一般的に使用されている磁気記録密度（７９５８磁
束反転／ｒａｄ、トラック密度５．３トラック／ｍｍ）
及び、回転数（３００ｒｐｍまたは６００ｒｐｍ）で
は、あまり問題とはならない。しかし回転数を１０００
ｒｐｍ以上で磁気記録密度を前記値以上の磁気記録を行
う場合には、アンバランスによる振動とデータトラック
の偏心が重大な障害となる。
されている９０ｍｍフレキシブルディスクカートリッジ
のハブには、図１に示すように中心孔４と駆動孔５の２
つの位置決め孔が設けられていて、中心孔４はほぼディ
スクの回転中心に位置しているが、駆動孔５はディスク
１の回転中心から５ｍｍ程度離れた位置にあり、そのた
めディスク１の回転中心に対するディスク１の重心は、
わずかながら偏心している。従ってこのディスク１を回
転させると、重心の偏心によるアンバランスのため振動
が発生する。また重心は中心孔４をはさんで駆動孔５の
反対側にあるので、ディスクを回転させると、アンバラ
ンスによる力が発生し、その力はスピンドルシャフト６
と中心孔４との当たり面７とを離す方向に働き、磁気記
録用データトラックに偏心誤差を発生させる（図２参
照）一般的に使用されている磁気記録密度（７９５８磁
束反転／ｒａｄ、トラック密度５．３トラック／ｍｍ）
及び、回転数（３００ｒｐｍまたは６００ｒｐｍ）で
は、あまり問題とはならない。しかし回転数を１０００
ｒｐｍ以上で磁気記録密度を前記値以上の磁気記録を行
う場合には、アンバランスによる振動とデータトラック
の偏心が重大な障害となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の問題
を解決し高速でディスクを回転させても振動の発生とデ
ータトラックの偏心を抑え、磁気記録密度の高いフレキ
シブル磁気ディスクを提供することを課題とするもので
ある。
を解決し高速でディスクを回転させても振動の発生とデ
ータトラックの偏心を抑え、磁気記録密度の高いフレキ
シブル磁気ディスクを提供することを課題とするもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたもので、第１の発明は、フレキ
シブル磁気ディスクのディスク中心に、中心孔と駆動孔
を有するディスク駆動用円板（ハブ）を取り付けたフレ
キシブル磁気ディスクにおいて、前記ディスクのハブ
に、前記中心孔と駆動孔以外に駆動孔のほぼ反対側にバ
ランス用または、切り欠きを設けたものである。そして
第２の発明は、駆動孔側にハブと一体のバランスウエイ
ト部を設けたものであり、第３の発明は、ハブの駆動孔
側にバランスウエイトを付加したものである。
解決するためになされたもので、第１の発明は、フレキ
シブル磁気ディスクのディスク中心に、中心孔と駆動孔
を有するディスク駆動用円板（ハブ）を取り付けたフレ
キシブル磁気ディスクにおいて、前記ディスクのハブ
に、前記中心孔と駆動孔以外に駆動孔のほぼ反対側にバ
ランス用または、切り欠きを設けたものである。そして
第２の発明は、駆動孔側にハブと一体のバランスウエイ
ト部を設けたものであり、第３の発明は、ハブの駆動孔
側にバランスウエイトを付加したものである。
【０００５】
【実施例】図３は本発明の実施例１を示すもので、ハブ
２に設けられている駆動孔５の反対側に数個のバランス
孔９を設け、ディスク１の回転中心とディスク１の重心
を一致させるようにしたものである。なおバランス孔９
の大きさは、図２に示すスピンドルモータの駆動ピン８
が入らない大きさとする必要がある。またハブ２に孔が
増えることにより、ハブの磁気特性が落ちる懸念がある
が、その影響はごくわずかであり、仮に問題となって
も、それはスピンドルモータ側で解決できる問題であ
る。図４は本発明の実施例２を示すもので、ハブ２の外
郭部に切り欠き１０を設けた場合である。この方法は、
ハブ２のスピンドルモータと接触する面積は従来と変わ
らない利点がある。図５は本発明の実施例３を示すもの
で、従来のハブよりも、ハブ２の駆動孔５側にバランス
ウエイト部１２を設けたものである。また逆に、駆動孔
５側の外形は変えずに駆動孔５の反対側外形を小さくし
てもよい。図６は本発明の実施例４を示すもので、ディ
スク１の回転バランスを取るためハブ２に設けられた駆
動孔５側にバランスウエイト１１を固定する構造とした
ものである。この方法でも、実施例２と同様の利点があ
る。
２に設けられている駆動孔５の反対側に数個のバランス
孔９を設け、ディスク１の回転中心とディスク１の重心
を一致させるようにしたものである。なおバランス孔９
の大きさは、図２に示すスピンドルモータの駆動ピン８
が入らない大きさとする必要がある。またハブ２に孔が
増えることにより、ハブの磁気特性が落ちる懸念がある
が、その影響はごくわずかであり、仮に問題となって
も、それはスピンドルモータ側で解決できる問題であ
る。図４は本発明の実施例２を示すもので、ハブ２の外
郭部に切り欠き１０を設けた場合である。この方法は、
ハブ２のスピンドルモータと接触する面積は従来と変わ
らない利点がある。図５は本発明の実施例３を示すもの
で、従来のハブよりも、ハブ２の駆動孔５側にバランス
ウエイト部１２を設けたものである。また逆に、駆動孔
５側の外形は変えずに駆動孔５の反対側外形を小さくし
てもよい。図６は本発明の実施例４を示すもので、ディ
スク１の回転バランスを取るためハブ２に設けられた駆
動孔５側にバランスウエイト１１を固定する構造とした
ものである。この方法でも、実施例２と同様の利点があ
る。
【０００６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば高速
でディスクを回転させても振動の発生とデータトラック
の偏心を抑え、磁気記録密度の高いフレキシブル磁気デ
ィスクを可能とする。
でディスクを回転させても振動の発生とデータトラック
の偏心を抑え、磁気記録密度の高いフレキシブル磁気デ
ィスクを可能とする。
【図１】従来のフレキシブル磁気ディスクの平面図と断
面図である。
面図である。
【図２】従来のフレキシブル磁気ディスクのハブの拡大
平面図である。
平面図である。
【図３】本考案の実施例１の平面図と断面図である。
【図４】本考案の実施例２の平面図と断面である
【図５】本考案の実施例３の平面図と断面図である。
【図６】本考案の実施例４の平面図と断面図である。
１ フレキシブルディスク ２ ハブ ３ ケース ４ 中心孔 ５ 駆動孔 ６ スピンドルシャフト ７ 当たり面 ８ 駆動ピン ９ バランス孔 １０ 切り欠き １１ バランスウエイト １２ バランスウエイト部
Claims (3)
- 【請求項１】 フレキシブル磁気ディスクのディスク中
心に、中心孔と駆動孔を有するディスク駆動用円板（ハ
ブ）を取り付けたフレキシブル磁気ディスクにおいて、
前記ディスクのハブに、前記中心孔と駆動孔以外に駆動
孔のほぼ反対側にバランス用孔または、切り欠きを設け
たことを特徴とするフレキシブル磁気ディスク。 - 【請求項２】 フレキシブル磁気ディスクのディスク中
心に、中心孔と駆動孔を有するディスク駆動用円板（ハ
ブ）を取り付けたフレキシブル磁気ディスクにおいて、
前記ハブの駆動孔側にハブと一体のバランスウエイト部
を設けたことを特徴とするフレキシブル磁気ディスク。 - 【請求項３】 フレキシブル磁気ディスクのディスク中
心に、中心孔と駆動孔を有するディスク駆動用円板（ハ
ブ）を取り付けたフレキシブル磁気ディスクにおいて、
前記ハブの駆動孔側にバランスウエイトを付加したこと
を特徴とするフレキシブル磁気ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23255592A JPH0636493A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | フレキシブル磁気ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23255592A JPH0636493A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | フレキシブル磁気ディスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636493A true JPH0636493A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16941165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23255592A Pending JPH0636493A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | フレキシブル磁気ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636493A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100549665B1 (ko) * | 1998-11-18 | 2006-04-06 | 엘지전자 주식회사 | 흡음재를가지는자동균형장치 |
| KR100587846B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2006-09-06 | 엘지전자 주식회사 | 디스크자동조심장치 |
| JP2010511521A (ja) * | 2006-12-06 | 2010-04-15 | レゴ−フィックス アーゲー | 工具継手の釣合いをとる方法および装置 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP23255592A patent/JPH0636493A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100549665B1 (ko) * | 1998-11-18 | 2006-04-06 | 엘지전자 주식회사 | 흡음재를가지는자동균형장치 |
| KR100587846B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2006-09-06 | 엘지전자 주식회사 | 디스크자동조심장치 |
| JP2010511521A (ja) * | 2006-12-06 | 2010-04-15 | レゴ−フィックス アーゲー | 工具継手の釣合いをとる方法および装置 |
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