JPH0636418B2 - Tabのリードフォーミング方法 - Google Patents

Tabのリードフォーミング方法

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JPH0636418B2
JPH0636418B2 JP24791788A JP24791788A JPH0636418B2 JP H0636418 B2 JPH0636418 B2 JP H0636418B2 JP 24791788 A JP24791788 A JP 24791788A JP 24791788 A JP24791788 A JP 24791788A JP H0636418 B2 JPH0636418 B2 JP H0636418B2
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JP
Japan
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lead frame
chip
lead
die
forming method
Prior art date
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JP24791788A
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English (en)
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JPH0294645A (ja
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直生 安里
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Wire Processing (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、TAB(Tape Automated Bonding)方式によ
り半導体ICチップが搭載されたリードフレームを所定
形状に成形するTABのリードフォーミング方法に関す
る。
[従来の技術] 第3図は従来のこの種のリードフォーミング方法を示す
断面図である。金属製のブロックで形成された下型12
はその上面が高精度で平滑に加工されており、その中央
には貫通孔12aが設けられている。ILB(Inner Le
ad Bonding)工程にて半導体ICチップ15が搭載され
たリードフレーム14がこの下型12の配設位置に搬送
されてくると、ICチップ15が貫通孔12a内に嵌入
される。従って、貫通孔12aの大きさはICチップ1
5より若干大きい。また、リードフレーム14は下型1
2の上面に保持されて位置決めされる。
このように、リードフレーム14及びICチップ15が
下型12に配設された後、シリコンゴム等の弾性変形す
る材料で作られた上型13が下降し、この上型13の中
央部が弾性変形して貫通孔12a内に若干進入してIC
チップ15を貫通孔12a内で押し下げると共に、上型
13と下型12の上面との間でリードフレーム14を押
圧してリードフレーム14を変形させる。これにより、
リードフレーム14が所定の形状に成形される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来のリードフォーミング方法
は上型13が弾性的に変形しつつ貫通孔12a内のリー
ドフレーム14及びICチップ15を若干押し下げてリ
ードフレーム14を成形するため、ICチップ15をリ
ードフレーム14に対して平行状態を保持したまま押し
下げることは困難であり、一定形状のリードフレームを
安定して得ることが困難であるという欠点がある。
また、リードフレーム14を安定して一定形状に成形す
るためには、上型13による加圧を高精度で制御する必
要があり、成形コストが高くなるという問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
所定形状のリードフレームを容易に、且つ、安定して得
ることができるTABのリードフォーミング方法を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るTABのリードフォーミング方法は、IC
チップが搭載されたリードフレームを第1の型のリード
フレーム保持面にて保持し、前記ICチップを第2の型
により前記リードフレーム保持面と平行の状態で固定
し、次いで前記第2の型の弾性変形部により前記リード
フレームを前記第1の型に対して弾性的に押圧して所定
の形状に成形することを特徴とする。
[作用] 本発明においては、リードフレームを第1の型のリード
フレーム保持面にて保持した後、ICチップを第2の型
により前記リードフレーム保持面に平行の状態で固定す
る。そして、この状態で前記第2の型の弾性変形部によ
りリードフレームを前記第1の型に対して弾性的に押圧
するから、ICチップは前記リードフレーム保持面に対
して平行の状態を保持したままリードフレームが変形
し、所定形状に成形される。このため、成形後におい
て、ICチップはリードフレームに対して確実に平行の
状態にあり、リードフレームは一定の形状に成形され
る。
[実施例] 次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の実施例に係るTABのリードフォーミ
ング方法を示す図であって、第1図(a)は成形前の状
態を示す断面図、第1図(b)は成形途中の状態を示す
断面図である。
金属製のブロックで形成された下型1はその上面がリー
ドフレーム保持面1bとなり、その適所に凹所1aが設
けられている。この凹所1aは半導体ICチップ6より
若干大きく、またその深さはICチップ6の厚さよりも
その数10%以上だけ深いものになっている。凹所1a
の底面とリードフレーム保持面1bとは相互に平行にな
るように形成されており、この凹所1aの底部には薄い
ゴム板2が敷かれている。
一方、下型1の直上には金属製のブロックで形成された
チップ押し下げ部3aと、弾性変形するゴムで形成され
たリード押え部4とを有する上型3が配置されている。
チップ押し下げ部3aはICチップ6と略々同様の大き
さを有し、この押し下げ部3aの周囲にリード押え部4
が設けられている。チップ押し下げ部3a及びリード押
え部4の下面は下型1のリードフレーム保持面1bと平
行である。また、このチップ押し下げ部3aの下面とリ
ード押え部4の下面とは、チップ押し下げ部3aの下面
の方が若干下方になるように段差がつけられている。こ
の段差は下型1の凹所1aの深さよりも小さい。
本実施例方法においては、第1図(a)に示すように、
ILB工程を経てICチップ6が搭載されたリードフレ
ーム5が上型3及び下型1の配設位置に搬送されてくる
と、ICチップ6が凹所1aの中に嵌入し、リードフレ
ーム5の大部分が下型1のリードフレーム保持面1bに
重ねられて保持される。
そして、第1図(b)に示すように、下型3が下降する
と、先ずそのチップ押し下げ部3aがICチップ6を押
し下げ、押し下げ部3aはICチップ6を下型1の凹所
1aの底面に押し付けて固定する。この場合に、凹所1
aの底面に敷かれているゴム板2により、チップ押し下
げ部3aの面と下型1の凹所1aの底面との間の平行度
の微小な誤差が吸収され、ICチップ6はチップ押し下
げ部3aの面によってリードフレーム保持面1bと平行
の状態に固定される。
この状態で、上型3のリード押え部4はリードフレーム
5の凹所1a内の部分を弾性的に押圧し、これを変形さ
せる。従って、リードフレーム5はICチップ6が常に
リードフレーム保持面1bに平行の状態で成形されるの
で、常に一定の形状にリードフォーミングを受ける。
第2図は本発明の他の実施例に係るリードフォーミング
方法を示す図であり、第2図(a)は成形前の状態を示
す断面図、第2図(b)は成形途中の状態を示す断面
図、第2図(c)は成形工程後の状態を示す断面図であ
る。
金属製のブロックで形成された下型7は、その上面にリ
ードフレーム保持面7bを有し、上面の適所に貫通孔7
aが形成されている。そして、この貫通孔7aの上端縁
には、リードフレーム保持面7bと平行の面を有する段
部7cが形成されている。
また、貫通孔7aの直上域には金属又はゴム硬度が10
0以上のゴムでつくられたチップ押し下げ部8が上下動
可能に配設されている。このチップ押し下げ部8は貫通
孔7aの大きさより若干大きく段部7cの側面で挾まれ
た流域より小さい。このチップ押し下げ部8を挾むよう
にしてゴム硬度が80程度のゴム製のブロックで形成さ
れたリード押え部9が設けられている。このリード押え
部9の内側面の間隔は段部7cの側面間隔より小さい。
このチップ押し下げ部8及びリード押え部9により上型
が構成される。このチップ押し下げ部8とリード押え部
9とは独立して上下動することができる。
本実施例においては、第2図(a)に示すように、IL
B工程にてICチップ11が搭載されたリードフレーム
10はICチップ11を貫通孔7a内に嵌め込んだ状態
で下型7のリードフレーム保持面7b上に位置決めされ
る。
次いで、第2図(b)に示すように、チップ押し下げ部
8を単独で下降させると、この押し下げ部8はICチッ
プ11を貫通孔7a内に押し下げ、チップ押し下げ部8
の両端部が段部7cに当接した状態で停止する。これに
より、ICチップ11は下型7のリードフレーム保持面
7bに平行に固定される。
次いで、第2図(c)に示すように、リード押え部9を
下降させると、このリード押え部9は弾性変形して貫通
孔7aに若干進入し、リードフレーム保持面7bと段部
7cの側面との間の縁部でリードフレーム10を押圧し
てリードフレーム10を変形させる。従って、ICチッ
プ11がリードフレーム保持面7bに平行の状態でリー
ドフレーム10が変形を受けるから、常に一定形状のリ
ードフレーム10が得られる。
なお、本実施例は、ICチップ11を押し下げる際に、
リードフレーム10を拘束していないため、リードフレ
ーム10の面方向に加わる引張力が小さく、従来の方法
に比較してリードフレーム10及びバンプへの悪影響を
防止することができるという利点もある。
[発明の効果] 本発明においては、ICチップを搭載したリードフレー
ムを第1の型のリードフレーム保持面に保持し、ICチ
ップをこのリードフレーム保持面に平行に固定した後、
リードフレームを成形するから、ICチップがリードフ
レームに対して常に平行になるようにリードフレームが
成形される。このため、所定形状のリードフレームを容
易に且つ安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るTABのリードフォーミ
ング方法を示す図であり、第1図(a)は成形前の状態
を示す断面図、第1図(b)は成形途中の状態を示す断
面図、第2図は本発明の他の実施例に係るTABのリー
ドフォーミング方法を示す図であり、第2図(a)は成
形前の状態を示す断面図、第2図(b)は成形中の状態
を示す断面図、第2図(c)は成形工程後の状態を示す
断面図、第3図は従来のリードフォーミング方法を示す
断面図である。 1,7,12;下型、1a;凹所、16,7b;リード
フレーム保持面2;ゴム板、3,13;上型、3a,
8;チップ押し下げ部、4,9;リード押え部、5,1
0,14;リードフレーム、6,11,15;ICチッ
プ、7a,12a;貫通孔、7c;段部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICチップが搭載されたリードフレームを
    第1の型のリードフレーム保持面にて保持し、前記IC
    チップを第2の型により前記リードフレーム保持面と平
    行の状態で固定し、次いで前記第2の型の弾性変形部に
    より前記リードフレームを前記第1の型に対して弾性的
    に押圧して所定の形状に成形することを特徴とするTA
    Bのリードフォーミング方法。
JP24791788A 1988-09-30 1988-09-30 Tabのリードフォーミング方法 Expired - Lifetime JPH0636418B2 (ja)

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JP24791788A JPH0636418B2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30 Tabのリードフォーミング方法

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JPH0294645A JPH0294645A (ja) 1990-04-05
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