JPH06349758A - 縦型半導体製造装置用ボート - Google Patents
縦型半導体製造装置用ボートInfo
- Publication number
- JPH06349758A JPH06349758A JP13327693A JP13327693A JPH06349758A JP H06349758 A JPH06349758 A JP H06349758A JP 13327693 A JP13327693 A JP 13327693A JP 13327693 A JP13327693 A JP 13327693A JP H06349758 A JPH06349758 A JP H06349758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center line
- boat
- disc
- manufacturing apparatus
- semiconductor manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直径の異なるウェーハの場合でも兼用可能な
ボートを提供することを目的とする。 【構成】 上円板11と下円板12と、この上下の円板
11、12をほぼ半円周上に分散配置されて中心線13
に垂直に一定間隔で保持する複数の支柱14とよりなる
バッチ式の縦型ウェーハ保持手段で、支柱14はほぼ中
心線13に向かった方向に細長い板状の断面形状で、下
円板12から一定間隔で深い溝15が中心線13に直角
な平面に沿って内側から開設されて構成されている。
ボートを提供することを目的とする。 【構成】 上円板11と下円板12と、この上下の円板
11、12をほぼ半円周上に分散配置されて中心線13
に垂直に一定間隔で保持する複数の支柱14とよりなる
バッチ式の縦型ウェーハ保持手段で、支柱14はほぼ中
心線13に向かった方向に細長い板状の断面形状で、下
円板12から一定間隔で深い溝15が中心線13に直角
な平面に沿って内側から開設されて構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造装置のウェー
ハ支持手段であるボートに関し、特に縦型のボートに関
する。
ハ支持手段であるボートに関し、特に縦型のボートに関
する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の縦型ボートの中心線を通る
断面図、図4の(イ)は上面図、(ロ)は図3のD−D
断面図、(ハ)は(ロ)のE−E部分断面図、(ニ)は
図3のF−F断面図である。なお、図3は図4(イ)の
G−G断面図である。
断面図、図4の(イ)は上面図、(ロ)は図3のD−D
断面図、(ハ)は(ロ)のE−E部分断面図、(ニ)は
図3のF−F断面図である。なお、図3は図4(イ)の
G−G断面図である。
【0003】このボートは図3に示すように上円板1と
下円板2とが、中心線3に垂直に配置され、上下の円板
1、2はその周辺部で図4(イ)、(ロ)に示すように
中心線3に平行な円形の支柱4で一定間隔に支持されて
いる。
下円板2とが、中心線3に垂直に配置され、上下の円板
1、2はその周辺部で図4(イ)、(ロ)に示すように
中心線3に平行な円形の支柱4で一定間隔に支持されて
いる。
【0004】この支柱4は上下の円板1、2のほぼ半円
部分に複数本(図では4本)が分散配置されている。こ
の場合、上円板1にはその外周と支柱4の外側が一致す
るように配置されており、下円板2にはその外周と支柱
4の中心線とが一致するように下円板2は上円板1より
多少直径の小さい円板である。
部分に複数本(図では4本)が分散配置されている。こ
の場合、上円板1にはその外周と支柱4の外側が一致す
るように配置されており、下円板2にはその外周と支柱
4の中心線とが一致するように下円板2は上円板1より
多少直径の小さい円板である。
【0005】従って、下円板2と支柱4の下端との接続
は図4(ニ)に示すように支柱4の下端の切欠き部分に
下円板2の外周部分が接合する構造となっている。
は図4(ニ)に示すように支柱4の下端の切欠き部分に
下円板2の外周部分が接合する構造となっている。
【0006】支柱4には、両端部分を除いて一定間隔で
支柱4の中心線に達する深さの溝5が開設されており、
各支柱4の対応する各溝5は下円板2に平行な平面上に
有るように構成されている。
支柱4の中心線に達する深さの溝5が開設されており、
各支柱4の対応する各溝5は下円板2に平行な平面上に
有るように構成されている。
【0007】このような従来のボートはウェーハ径ごと
に専用のボートであり、ウェーハ径の変更に伴ってボー
トの変更も行っていた。
に専用のボートであり、ウェーハ径の変更に伴ってボー
トの変更も行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ウェー
ハ径ごとの専用のボートでは、ウェーハ径の変更に伴っ
てボートの再設計、再製作、交換等の作業が必要であっ
た。
ハ径ごとの専用のボートでは、ウェーハ径の変更に伴っ
てボートの再設計、再製作、交換等の作業が必要であっ
た。
【0009】又、ウェーハのオリフラ部分がボートの支
柱4にくるように載置されると、オリフラ部分が支柱4
で支持されなくなるので、ウェーハが傾いて載置されて
しまうことがあるという問題もある。
柱4にくるように載置されると、オリフラ部分が支柱4
で支持されなくなるので、ウェーハが傾いて載置されて
しまうことがあるという問題もある。
【0010】本発明は上述の問題を解決して、直径の異
なるウェーハの場合でも兼用可能なボートを提供するこ
とを課題とする。
なるウェーハの場合でも兼用可能なボートを提供するこ
とを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、縦型半導体製造装置用に縦方向に多数のウェーハ
を載置するために、上円板11と、下円板12と、この
上下の円板11、12をほぼ半円周上に分散配置されて
中心線13に垂直に一定間隔に保持する複数の支柱14
とよりなるバッチ式のウェーハ支持手段において、、支
柱14はほぼ中心線13に向かった方向に細長い板状の
断面形状で、下円板12から一定間隔で深い溝15が中
心線13に直角な平面に沿って内側から開設されている
ものである。
めに、縦型半導体製造装置用に縦方向に多数のウェーハ
を載置するために、上円板11と、下円板12と、この
上下の円板11、12をほぼ半円周上に分散配置されて
中心線13に垂直に一定間隔に保持する複数の支柱14
とよりなるバッチ式のウェーハ支持手段において、、支
柱14はほぼ中心線13に向かった方向に細長い板状の
断面形状で、下円板12から一定間隔で深い溝15が中
心線13に直角な平面に沿って内側から開設されている
ものである。
【0012】
【作用】上述のように、本発明のボートは支柱14の幅
が広く、ウェーハを載置する場合の溝15の奥行きが深
いため、載置可能な最大直径のウェーハと最小直径のウ
ェーハとの中間の直径のウェーハであれば如何なる直径
のウェーハに対しても兼用出来る。
が広く、ウェーハを載置する場合の溝15の奥行きが深
いため、載置可能な最大直径のウェーハと最小直径のウ
ェーハとの中間の直径のウェーハであれば如何なる直径
のウェーハに対しても兼用出来る。
【0013】又、ボートの支柱部分にウェーハのオリフ
ラが来ても、オリフラ部分を保持することが可能で、傾
いたまま載置することが無い。
ラが来ても、オリフラ部分を保持することが可能で、傾
いたまま載置することが無い。
【0014】
【実施例】図1はボートの中心線を通る断面図、図2
(イ)は上面図、(ロ)は図1のA−A断面図、(ハ)
は(ロ)のB−B部分断面図である。なお、図1は図2
(イ)のG−G断面図である。
(イ)は上面図、(ロ)は図1のA−A断面図、(ハ)
は(ロ)のB−B部分断面図である。なお、図1は図2
(イ)のG−G断面図である。
【0015】このボートは図1に示すように、上円板1
1と、下円板12と、この上下の円板11、12を中心
線13に垂直に一定間隔に保持するために図2に示すよ
うに、ほぼ半円周上に分散配置された複数の支柱14と
よりなる。
1と、下円板12と、この上下の円板11、12を中心
線13に垂直に一定間隔に保持するために図2に示すよ
うに、ほぼ半円周上に分散配置された複数の支柱14と
よりなる。
【0016】支柱14は図2に示すように、ほぼ中心線
13に向かった方向に細長い幅広の断面の板状体で、下
円板12から一定間隔で図2(ハ)に示すように、深い
溝15が中心線13に直角な平面に沿って内側から開設
されている。
13に向かった方向に細長い幅広の断面の板状体で、下
円板12から一定間隔で図2(ハ)に示すように、深い
溝15が中心線13に直角な平面に沿って内側から開設
されている。
【0017】上述のボートを使用する場合、図2(ロ)
に示すように、載置可能な最大直径のウェーハaは一点
鎖線で示すもので、最小直径のウェーハbは二点鎖線で
示すものである。この範囲内の直径のものであれば、如
何なる直径のウェーハにでも兼用が可能である。
に示すように、載置可能な最大直径のウェーハaは一点
鎖線で示すもので、最小直径のウェーハbは二点鎖線で
示すものである。この範囲内の直径のものであれば、如
何なる直径のウェーハにでも兼用が可能である。
【0018】
【発明の効果】上述のように、本発明のボートは、 1)異径ウェーハに兼用出来ることにより、ボートの共
有、共通化が出来、経済性が向上する。
有、共通化が出来、経済性が向上する。
【0019】2)ウェーハ径変更の際にも、ボートに関
する設計、製作、交換等の作業を省略出来、更にオリフ
ラの位置を考慮せずにウェーハを載置出来るので、工数
の低減が可能である。
する設計、製作、交換等の作業を省略出来、更にオリフ
ラの位置を考慮せずにウェーハを載置出来るので、工数
の低減が可能である。
【図1】本発明の縦型ボートの中心線を通る断面図で、
図2(イ)のC−C断面図である。
図2(イ)のC−C断面図である。
【図2】(イ)は上面図、(ロ)は図1の A−A断面
図、(ハ)は(ロ)のB−B部分断面図である。
図、(ハ)は(ロ)のB−B部分断面図である。
【図3】従来の縦型ボートの中心線を通る断面図で、図
4のG−G断面図である。
4のG−G断面図である。
【図4】(イ)は上面図、(ロ)は図3のD−D断面
図、(ハ)は(ロ)のE−E部分断面図、(ニ)は図3
のF−F断面図である。
図、(ハ)は(ロ)のE−E部分断面図、(ニ)は図3
のF−F断面図である。
11 上円板 12 下円板 13 中心線 14 支柱 15 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 縦型半導体製造装置用に縦方向に多数の
ウェーハを載置するために、上円板と、下円板と、この
上下の円板をほぼ半円周上に分散配置されて中心線に垂
直に一定間隔に保持する複数の支柱とよりなるバッチ式
のウェーハ支持手段において、前記支柱はほぼ前記中心
線に向かった方向に細長い板状の断面形状で、前記下円
板から一定間隔で深い溝が前記中心線に直角な平面に沿
って内側から開設されていることを特徴とする縦型半導
体製造装置用ボート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13327693A JPH06349758A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 縦型半導体製造装置用ボート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13327693A JPH06349758A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 縦型半導体製造装置用ボート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06349758A true JPH06349758A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15100854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13327693A Pending JPH06349758A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 縦型半導体製造装置用ボート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06349758A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0807961A1 (en) * | 1996-05-17 | 1997-11-19 | Asahi Glass Company Ltd. | Vertical wafer boat |
US5865321A (en) * | 1995-05-05 | 1999-02-02 | Saint-Gobain/Norton Industrial Ceramics Corp. | Slip free vertical rack design |
US6099645A (en) * | 1999-07-09 | 2000-08-08 | Union Oil Company Of California | Vertical semiconductor wafer carrier with slats |
US6171400B1 (en) | 1998-10-02 | 2001-01-09 | Union Oil Company Of California | Vertical semiconductor wafer carrier |
JP2003109951A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理方法 |
JP2011258982A (ja) * | 2011-09-01 | 2011-12-22 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理方法、基板処理装置、半導体装置の製造方法および基板移載方法 |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP13327693A patent/JPH06349758A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5865321A (en) * | 1995-05-05 | 1999-02-02 | Saint-Gobain/Norton Industrial Ceramics Corp. | Slip free vertical rack design |
EP0807961A1 (en) * | 1996-05-17 | 1997-11-19 | Asahi Glass Company Ltd. | Vertical wafer boat |
US6171400B1 (en) | 1998-10-02 | 2001-01-09 | Union Oil Company Of California | Vertical semiconductor wafer carrier |
US6357604B1 (en) | 1998-10-02 | 2002-03-19 | Larry S. Wingo | Long tooth rails for semiconductor wafer carriers |
US6532642B1 (en) | 1998-10-02 | 2003-03-18 | Union Oil Company Of California | Method of making a silicon carbide rail for use in a semiconductor wafer carrier |
US6099645A (en) * | 1999-07-09 | 2000-08-08 | Union Oil Company Of California | Vertical semiconductor wafer carrier with slats |
JP2003109951A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理方法 |
JP2011258982A (ja) * | 2011-09-01 | 2011-12-22 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理方法、基板処理装置、半導体装置の製造方法および基板移載方法 |
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