JPH06349376A - 電気機器の操作スイッチ装置 - Google Patents

電気機器の操作スイッチ装置

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Publication number
JPH06349376A
JPH06349376A JP13590693A JP13590693A JPH06349376A JP H06349376 A JPH06349376 A JP H06349376A JP 13590693 A JP13590693 A JP 13590693A JP 13590693 A JP13590693 A JP 13590693A JP H06349376 A JPH06349376 A JP H06349376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
switch button
switch
elastic body
button
Prior art date
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Pending
Application number
JP13590693A
Other languages
English (en)
Inventor
Bunkichi Futami
文吉 二見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06349376A publication Critical patent/JPH06349376A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フタに設けたスイッチボタンの着脱が自在
で、かつ、低コストで信頼性の高い操作スイッチ装置を
得る。 【構成】 フタ1に一体の弾性体1aを設け、この弾性
体の上にスイッチボタン2をのせる。弾性体1aとスイ
ッチボタン2とが位置決めできるように突起1bと溝2
gとの関係によって嵌合させる。さらに、スイッチボタ
ン2の外周端にはフタ1へ設けた溝1に係合するように
フランジ2fが設けてある。前記の2項によってフタ1
にスイッチボタン2を嵌合させるが、さらに両者の脱け
止めとして、フタ1に適当な規制部1dを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は温風暖房機等の電気機
器における操作スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8,図10は従来の温風暖房機に採用
されていた操作スイッチ装置を示す平面図、図9,図1
1は同じく断面図である。図8,図9において、1は温
風暖房機の操作パネルに取り付けられて開閉するフタ、
2はスイッチボタンで、フタ1に接着剤または超音波溶
着により取り付けられている。スイッチボタン2の片側
には薄肉の支持片2aがあって、弾性の具合に応じてL
1 寸法を設けて支持片2aの端部をフタ1と接着してい
る。
【0003】3は操作パネル4に取り付けてある弾性フ
ィルム、5はスイッチ本体6上部に設けてあるボタンで
あって、操作パネル4の穴4aを介し上面部は弾性フィ
ルム3に当てて配されている。7は回路基板で、スイッ
チ本体6,切換スイッチ8,発光体(図示せず)などを
配設している。
【0004】図10,図11において、前記と異なる箇
所を述べると、フタ1の裏側には押え板9を空間部2b
ができるようにフタ1に取り付けられている。この空間
部2bにスイッチボタン2が収まるようになっている。
スイッチボタン2の両端には弾性を持った薄肉の支持片
2aがあって、弾性の具合に応じてL2 寸法を適当に設
けている。
【0005】図7は温風暖房機の本体を示す斜視図であ
り、本体30の上部には、温風暖房機を操作するための
操作パネル4が設けている。操作パネル4上には、意匠
と操作性を向上させるために、フタ1が取り付けられ、
さらに、フタ1上には多種多様の操作ができるようスイ
ッチボタン2が複数個配してある。フタ1が開いた状態
での動作については、弾性フィルム3を手で押すことに
よって、ボタン5を介してスイッチ本体6をオン・オフ
動作させる。この信号を回路基板7へ伝え、温風暖房機
が運転される。
【0006】また、フタ1が閉まった状態での動作につ
いては、切換スイッチ8によって、フタ1が開いた時の
動作と異なったモードになる。フタ1に設けられたスイ
ッチボタン2は、これを押す時の力に影響するL1 およ
びL2 の腕(距離)必要とされる。この間において、ス
イッチボタン2に薄肉の支持片2aが設けてあり、スイ
ッチボタン2を押すと、弾性力によってスイッチボタン
2の底部2cが弾性フィルム3およびボタン5を押して
連動させ、スイッチ本体6がオン・オフ動作する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のものは以上のよ
うに構成されているので、フタ1とスイッチボタン2の
接合には、接着剤等の接合剤が必要とされ、生産上の手
間、悪臭が発生し、製造コストがアップする。さらに、
取り付け後の信頼性がうすいという問題点があった。ま
た、超音波溶着による接合をした場合では、大がかりな
設備が必要とされ、生産上のロスが発生し、製造コスト
のアップや取り付けの信頼性が低い等の問題点があっ
た。着脱が不可能なことは言うまでもない。
【0008】さらに接着手段を使わない方法では、押え
板9などの別部品が必要になり、構成も複雑で、組立性
やコスト的にも劣る。スイッチボタン2に腕を形成した
ものなので、弾性を発揮させるためには、腕の長さ(L
1 ,L2 )がある程度、必要とされ、フタにこれを納め
るためのスペース量が多くなるなど、様々な問題点があ
った。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、フタとスイッチボタンの着脱
ができるとともに、外部の力を受けても簡単に外れるこ
とのない、低コストで信頼性の高い操作スイッチ装置を
得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る操作スイ
ッチ装置は、フタに弾性体を一体に設け、この弾性体に
は突起を設け、他方、前記形状と一致した溝をスイッチ
ボタンの裏面に設け、さらにスイッチボタンの外周端に
は、フタの溝に嵌合するフランジ部を設けて、両者を一
体的に取り付けたものである。
【0011】
【作用】この発明に係る操作スイッチ装置は、フタとス
イッチボタンの組み立てを容易とし、しかも接着せずに
固定ができているので、着脱が自在にできる。また、フ
タに一体の弾性体を設けることによりスイッチボタンの
配設が省スペースでできる。
【0012】
【実施例】 実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1〜図4において、1は操作パネル4に取り付
けられる開閉可能なフタ、2はスイッチボタン、1aは
フタ1と一体に設けられた固定端を片側に持った弾性体
で、弾性体1aには突起1bを設け、前記スイッチボタ
ン2を一体的に支持している。また、スイッチボタン2
の外周端には、フランジ2fが設けられており、このフ
ランジ2fがフタ1の裏面側に設けた溝1cに係合し
て、前述の突起1bの嵌合部と対向する力でつり合い支
持されている。3は操作パネル4に取り付けてある弾性
フィルム、5はスイッチ本体6上部に配してあるボタン
で、操作パネル4の穴4aを介し、その上面部は弾性フ
ィルム3に接触するように取り付けてある。
【0013】7は回路基板で、スイッチ本体6,切換ス
イッチ8、発光体などを面上に配設している。1dはス
イッチボタン2が必要以上の力で押された際、ストッパ
ーの役目をする規制部で、フタ1に形成してある。図5
は、スイッチボタン2をフタ1にセットする手順図で、
まず、弾性体1aの一端側を破線矢印で示すように下方
に倒した状態にして、次にスイッチボタン2をフタ1の
裏側よりすべり込ませて、突起1bと溝2gが一致する
まで挿入する。この際、フタ1の規制部1dを通過する
が、規制部1dの寸法sを適当に設定し、挿入し易く、
外れにくいものにするとよい。
【0014】動作については、従来例と同様であるが、
異なる点は、フタ1とスイッチボタン2の構成が最少パ
ーツで容易に着脱ができる。スイッチボタン2をフタ1
に配設する際、必要とされるスペースの有効量はスイッ
チボタン2の大きさと同じ量で済む。つまり、従来のも
のはスイッチボタン2に支持片2aを持つ形なのでこれ
を構成する上で、大きなスペースが必要とされたが、本
実施例では小さいスペースでよい。
【0015】また、本実施例の如く、フタ1に対してス
イッチボタン2を2つ配置させる場合は、フタ1に設け
た弾性体1aは2つのスイッチボタン2の間を中心に対
称に形成させるとよい。中心を支点として、左右のスイ
ッチボタン2が各々良好に動く形になる。
【0016】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、弾性体
をフタに一体形成したので、スイッチボタンを配設する
際、フタに係るデットスペース量を最小限にすることが
できる。また、弾性体に突起を設け、フタには前記突起
が嵌合する溝を設けることにより、スイッチボタンの取
り付け構成が簡単で、しかも容易に着脱することができ
る。また、フタにスイッチボタンを設ける際、フタに係
るスペースがスイッチボタンと略同じ大きさですみ、意
匠上の制約を受けることなく、低コストで信頼性にも優
れたものが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による操作スイッチ装置の
構成を示す横断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図1のB−B線より見た裏面図である。
【図5】この発明の一実施例によるスイッチボタンをフ
タにはめ込む要領図である。
【図6】この発明の一実施例によるスイッチボタンとフ
タの構成を示す斜視図である。
【図7】温風暖房機の本体,操作パネル,ドアの関連を
示す斜視図である。
【図8】従来の操作スイッチ装置の構成を示す平面図で
ある。
【図9】図8のC−C線断面図である。
【図10】従来の別の操作スイッチ装置の構成を示す平
面図である。
【図11】図10のD−D線断面図である。
【符号の説明】
1 フタ 1a 弾性体 1b 突起 1c 溝 1d 規制部 2 スイッチボタン 2g 溝 2f フランジ部 4 操作パネル 5 ボタン 6 スイッチ本体 7 回路基板 30 電気機器の本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能なフタにスイッチボタンを備え
    て成る電気機器の操作スイッチ装置において、前記フタ
    にスイッチボタンの作動に応じて連動する弾性体と、前
    記スイッチボタンをはめ込むための溝を設けるととも
    に、前記弾性体の一部にスイッチボタンの溝に嵌合して
    位置決めの可能な突起を設けたことを特徴とする電気機
    器の操作スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記フタの弾性体近傍に、スイッチボタ
    ンが必要以上の力で押された場合において、当該スイッ
    チボタンの動作を正常に維持するための規制部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の電気機器の操作スイッ
    チ装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性体は、2つの隣り合ったスイッ
    チボタンを配置し、前記スイッチボタン間の中心に対し
    て左右対称に形成したことを特徴とする請求項1記載の
    電気機器の操作スイッチ装置。
JP13590693A 1993-06-07 1993-06-07 電気機器の操作スイッチ装置 Pending JPH06349376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13590693A JPH06349376A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 電気機器の操作スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13590693A JPH06349376A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 電気機器の操作スイッチ装置

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Publication Number Publication Date
JPH06349376A true JPH06349376A (ja) 1994-12-22

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ID=15162598

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13590693A Pending JPH06349376A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 電気機器の操作スイッチ装置

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