JPH06348667A - ルーチングテーブルの自動作成方式 - Google Patents

ルーチングテーブルの自動作成方式

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JPH06348667A
JPH06348667A JP5131996A JP13199693A JPH06348667A JP H06348667 A JPH06348667 A JP H06348667A JP 5131996 A JP5131996 A JP 5131996A JP 13199693 A JP13199693 A JP 13199693A JP H06348667 A JPH06348667 A JP H06348667A
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JP
Japan
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network
routing table
node
address
relay
Prior art date
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Withdrawn
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JP5131996A
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English (en)
Inventor
Makoto Kaai
信 河相
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非常に簡単な操作により各ノードに対してル
ーチングテーブルを自動設定できるルーチングテーブル
の自動作成方式を提供する。 【構成】 複数のネットワークと、該複数のネットワー
クを接続する複数のノードから構成されるネットワーク
システムにおけるルーチングテーブルの自動作成方式に
おいて、ルーチングテーブルの設定可能状態にあるノー
ドからルーチングテーブル作成コマンドを発行すること
により、該ルーチングテーブル作成コマンドを用いて上
記ネットワーク上の各ノードにおけるルーチングテーブ
ルを自動作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はFA(ファクトリオー
トメーション)ネットワークシステム等の各ノードにル
ーチングテーブルを自動作成するルーチングテーブルの
自動作成方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、FAネットワークシステムにお
いては、通信の高速性が求められるために、通信を行う
前に通信を行うノード間の経路情報(ルーチング情報)
を設定しておくことが行われている。このルーチング情
報の設定は、具体的には各ノードに設けられた記憶装置
にルーチングテーブルを作成することにより行われる。
このルーチングテーブルの作成は、従来、ユーザによ
り、人手で、各ノード毎に設定することにより行われて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のルーチングテーブルの設定方法によると、人為的要
素が大きいため、作成したルーチングテーブルに間違い
が発生することが多く、また、ルーチングテーブルの設
定に際して、ユーザに経路選択方法に対する知識が要求
されていた。
【0004】また、例えば、FAネットワークシステム
の環境においては、各ノードが工場内に分散配置されて
いる場合が多く、この場合、各ノード毎に、人手により
ルーチングテーブルを設定する作業は非常に多くの労力
と時間がかかる作業となり、更に、ルーチングテーブル
を設定するためには、このルーチングテーブルを設定す
るための特別のルーチングテーブル設定用の端末を各ノ
ードに接続する必要があり、ノードによってはこのルー
チングテーブル設定用の端末を接続するのが困難な場合
もあった。
【0005】そこで、この発明は、非常に簡単な操作に
より各ノードに対してルーチングテーブルを自動設定で
きるルーチングテーブルの自動作成方式を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、複数のネットワークと、該複数のネッ
トワークを接続する複数のノードから構成されるネット
ワークシステムにおけるルーチングテーブルの自動作成
方式において、ルーチングテーブルの設定可能状態にあ
るノードからルーチングテーブル作成コマンドを発行す
ることにより、該ルーチングテーブル作成コマンドを用
いて上記ネットワーク上の各ノードにおけるルーチング
テーブルを自動作成することを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明において、各ノードにルーチングテー
ブルを設定する場合は、ルーチングテーブルの設定可能
状態にあるノードからルーチングテーブル作成コマンド
を発行する。そして各ノードはこのルーチングテーブル
作成コマンドを用いてそれぞれルーチングテーブルを自
動作成する。
【0008】ここで、上記ルーチングテーブル作成コマ
ンドは、コマンド部とデータ部とからなり、上記データ
部には、中継ノードのノードアドレスを格納するノード
アドレス部と、上記中継ノードから到達可能なネットワ
ークのネットワークアドレスを格納するネットワークア
ドレス部と、を具備する。
【0009】また、上記ルーチングテーブル作成コマン
ドは、上記中継ノードで中継される度に、上記データ部
のノードアドレス部のノードアドレスを該中継ノードの
ノードアドレスに置き換え、上記データ部のネットワー
クアドレス部には該中継ノードから新たに到達可能とな
るネットワークのネットワークアドレスを追加する。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係わるルーチングテーブル
の自動作成方式の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0011】図1は、この発明に係わるルーチングテー
ブルの自動作成方式の一実施例を示すもので、図1に
は、ノード(1)10、ノード(2)20、ノード
(3)30が示されており、ノード(1)10はネット
ワーク(1)に接続され、ノード(2)20はネットワ
ーク(2)に接続され、ノード(3)30はネットワー
ク(3)に接続され、ノード10〜30は、それぞれ、
ネットワーク(1)〜(3)を中継する中継ノードを構
成している。
【0012】かかる構成において、ネットワーク(1)
からノード10に、ルーチングテーブル作成のためのル
ーチングテーブル作成コマンドを含む受信データが入力
されたとする。ここで、ルーチングテーブル作成コマン
ドは、後に詳述するように、コマンド部とデータ部とか
らなり、データ部には、中継ノードのノードアドレスを
格納するノードアドレス部と、中継ノードから到達可能
なネットワークのネットワークアドレスを格納するネッ
トワークアドレス部とを具備している。
【0013】ここで、受信データは、一般にコマンド部
とデータ部とを有するパケットデータから構成され、ル
ーチングテーブル作成コマンドはそのコマンド部にルー
チングテーブル作成を示す情報が格納されている。
【0014】図1に示す場合における各ノード10〜3
0の処理手順を示すと以下のようになる。 if(受信データのコマンド部=ルーチングテーブル作成) if(自ノードがゲートウエイ) if(既に自ノードが認識しているネットワークアドレスに受信データの データ部のネットワークアドレスが含まれる) データを送信せずに処理終了 endif 送信データ(1) コマンド ←ルーチングテーブル作成 ノードアドレス ←自ノードアドレス(1) ネットワークアドレス←ネットワークアドレス(2)、(3) 送信データ(2) コマンド ←ルーチングテーブル作成 ノードアドレス ←自ノードアドレス(2) ネットワークアドレス←受信データのデータ部のネットワークア ドレス+ネットワークアドレス(1)、 (3) 送信データ(3) コマンド ←ルーチングテーブル作成 ノードアドレス ←自ノードアドレス(3) ネットワークアドレス←受信データのデータ部のネットワークア ドレス+ネットワークアドレス(1)、 (2) 送信データ(1)、(2)、(3)を一斉同報で送信 endif 自ノードのルーチングテーブル更新 endif すなわち、まず、受信データのコマンド部に「ルーチン
グテーブル作成」を示す情報が格納されているかを調
べ、受信データのコマンド部に「ルーチングテーブル作
成」を示す情報が格納されている場合は、次に、自ノー
ドがゲートウエイかを調べ、自ノードがゲートウエイの
場合は、次に、既に自ノードが認識しているネットワー
クアドレスに受信データのデータ部に格納されているネ
ットワークアドレスが含まれるかを調べる。
【0015】ここで、既に自ノードが認識しているネッ
トワークアドレスに受信データのデータ部に格納されて
いるネットワークアドレスが含まれる場合は、データを
送信せずに処理を終了する。
【0016】また、既に自ノードが認識しているネット
ワークアドレスに受信データのデータ部に格納されてい
るネットワークアドレスが含まれていない場合は、ノー
ド10において、コマンド部の「コマンド」を「ルーチ
ングテーブル作成」にし、データ部の「ノードアドレ
ス」を「自ノードアドレス(1)」にし、「ネットワー
クアドレス」を到達可能なネットワークに対応する「ネ
ットワークアドレス(2)、(3)」に設定して「送信
データ(1)」を作成する。
【0017】また、ノード20において、コマンド部の
「コマンド」を「ルーチングテーブル作成」にし、デー
タ部の「ノードアドレス」を「自ノードアドレス
(2)」にし、「ネットワークアドレス」を到達可能な
ネットワークに対応する「受信データのデータ部のネッ
トワークアドレス+ネットワークアドレス(1)、
(3)」に設定して「送信データ(2)」を作成する。
【0018】また、ノード30において、コマンド部の
「コマンド」を「ルーチングテーブル作成」にし、デー
タ部の「ノードアドレス」を「自ノードアドレス
(3)」にし、「ネットワークアドレス」を到達可能な
ネットワークに対応する「受信データのデータ部のネッ
トワークアドレス+ネットワークアドレス(1)、
(2)」に設定して「送信データ(3)」を作成する。
【0019】そして、これら送信データ(1)、
(2)、(3)を一斉同報で送信し、自ノードのルーチ
ングテーブルをそれぞれ更新する。
【0020】次に、この実施例によるルーチングテーブ
ル自動作成の具体例について説明する図2は、この実施
例によるルーチングテーブル自動作成の第1の具体例を
示したもので、5台のPC(プログラマブルコントロー
ラ)〜をアドレスAのネットワーク、アドレスBの
ネットワーク、アドレスCのネットワークを介して接続
して構成されたネットワークシステムと、各PCに形成
される中継ネットワークテーブルが示されている。
【0021】ここで、PCは、ノードアドレスaの中
継ノードを有し、PCは、ノードアドレスb、cの中
継ノードを有し、PCは、ノードアドレスdの中継ノ
ードを有し、PCは、ノードアドレスe、fの中継ノ
ードを有し、PCは、ノードアドレスgの中継ノード
を有し、PCとPCは、PCのノードアドレスa
の中継ノードとPCのノードアドレスbの中継ノード
を介して接続され、PCとPCとPCは、PC
のノードアドレスcの中継ノード、PCのノードアド
レスdの中継ノード、PCのノードアドレスeの中継
ノードを介してそれぞれ接続され、PCとPCは、
PCのノードアドレスfの中継ノード、PCのノー
ドアドレスgの中継ノードを介して接続されている。
【0022】また、中継ネットワークテーブルは、宛先
となるネットワークへの中間の経路をテーブルにまとめ
たもので、以下に示す3つのデータが1セットとなっ
て、1つのネットワークへの送信経路を表している。
【0023】1)最終ネットワーク 接続の最終目的となるネットワークのアドレスで、宛先
のノードが接続されているネットワークのアドレス 2)中継ネットワーク 自ノードと次の中継ノードを接続しているネットワーク
のアドレス 3)中継ノード その中継ノードの2)に示した中継ネットワークにおけ
るノードアドレス なお、図2に示すPCネームは特定のノードにつける固
有の名称を示すが、このPCネームは本願発明には関係
ないのでその説明は省略する。
【0024】図2において、PCの中継ネットワーク
テーブルには、最終ネットワークをBとCとするNO.
1とNO.2の2つの経路が示されており、NO.1の
経路は、中継ネットワークをA、中継ノードをbとし、
NO.2の経路も、中継ネットワークをA、中継ノード
をbとしている。
【0025】また、PCの中継ネットワークテーブル
には、最終ネットワークをCとするNO.1の経路が示
されており、このNO.1の経路は、中継ネットワーク
をB、中継ノードをeとしている。
【0026】また、PCの中継ネットワークテーブル
には、最終ネットワークをAとCとするNO.1とN
O.2の2つの経路が示されており、NO.1の経路
は、中継ネットワークをB、中継ノードをcとし、N
O.2の経路は、中継ネットワークをBとし、中継ノー
ドをeとしている。
【0027】また、PCの中継ネットワークテーブル
には、最終ネットワークをAとするNO.1の経路が示
されており、このNO.1の経路は、中継ネットワーク
をB、中継ノードをcとしている。
【0028】また、PCの中継ネットワークテーブル
には、最終ネットワークをAとBとするNO.1とN
O.2の2つの経路が示されており、NO.1の経路
は、中継ネットワークをC、中継ノードをfとし、N
O.2の経路は、中継ネットワークをCとし、中継ノー
ドをfとしている。
【0029】この実施例では、上記中継ネットワークテ
ーブルを自動生成する。
【0030】図3は、この第1の具体例に係わる中継ネ
ットワークテーブルの自動生成の手順を示したものであ
り、図4は、この図3に示した手順による中継ネットワ
ークテーブル自動生成の様子を示したものである。
【0031】図3において、まず、PC1がルーチング
テーブル作成コマンドを発行する(ステップ1)。ここ
で、ルーチングテーブル作成コマンドは、前述したよう
に、コマンド部とデータ部とからなり、データ部には、
中継ノードのノードアドレスを格納するノードアドレス
部と、中継ノードから到達可能なネットワークのネット
ワークアドレスを格納するネットワークアドレス部とを
具備している。
【0032】このPC1で発行されたルーチングテーブ
ル作成コマンドはPC2で受信される(ステップ2)。
次に、PC2は、PC2のルーチングテーブルの更新を
行うが(ステップ2.1)、この場合は新たな情報はな
いのでルーチングテーブルは更新されない。
【0033】次に、PC2は、ネットワークAに対し、
PC2がネットワークBに到達可能であることを送信す
る(ステップ2.2)。この送信は、ネットワークアド
レス部にB、ノードアドレス部にcを格納したルーチン
グテーブル作成コマンドを発行することにより行われ
る。
【0034】また、PC2は、ネットワークBに対し、
PC2がネットワークAに到達可能であることを送信す
る(ステップ2.3)。この送信は、ネットワークアド
レス部にA、ノードアドレス部にcを格納したルーチン
グテーブル作成コマンドを発行することにより行われ
る。
【0035】ステップ2.2で発行されたルーチングテ
ーブル作成コマンドは、PC1で受信される(ステップ
3)。PC1は、このルーチングテーブル作成コマンド
の受信に対応してPC1のルーチングテーブルの更新を
行う(ステップ3.1)。この場合、受信したルーチン
グテーブル作成コマンドには、ネットワークアドレス部
にB、ノードアドレス部にbが格納されているので、P
C1のルーチングテーブルの最終ネットワークにB、中
継ノードにbを書き込み、中継ノードbが接続されてい
るネットワークはAなので、中継ネットワークとしてA
を書き込む(図4参照)。
【0036】ステップ2.3で発行されたルーチングテ
ーブル作成コマンドは、PC3で受信される(ステップ
4)。PC3は、このルーチングテーブル作成コマンド
の受信に対応してPC3のルーチングテーブルの更新を
行う(ステップ4.1)。この場合、受信したルーチン
グテーブル作成コマンドには、ネットワークアドレス部
にA、ノードアドレス部にcが格納されているので、P
C3のルーチングテーブルの最終ネットワークにA、中
継ノードにcを書き込み、中継ノードcが接続されてい
るネットワークはBなので、中継ネットワークとしてB
を書き込む(図4参照)。
【0037】また、ステップ2.3で発行されたルーチ
ングテーブル作成コマンドは、PC4で受信される(ス
テップ5)。PC4は、このルーチングテーブル作成コ
マンドの受信に対応してPC4のルーチングテーブルの
更新を行う(ステップ5.1)。この場合、受信したル
ーチングテーブル作成コマンドには、ネットワークアド
レス部にA、ノードアドレス部にcが格納されているの
で、PC4のルーチングテーブルの最終ネットワークに
A、中継ノードにcを書き込み、中継ノードcが接続さ
れているネットワークはBなので、中継ネットワークと
してBを書き込む(図4参照)。
【0038】次に、PC4は、ネットワークBに対し、
PC4がネットワークCに到達可能であることを送信す
る(ステップ5.2)。この送信は、ネットワークアド
レス部にC、ノードアドレス部にeを格納したルーチン
グテーブル作成コマンドを発行することにより行われ
る。
【0039】また、PC4は、ネットワークCに対し、
PC4がネットワークA、Bに到達可能であることを送
信する(ステップ5.3)。この送信は、ネットワーク
アドレス部にA、B、ノードアドレス部にfを格納した
ルーチングテーブル作成コマンドを発行することにより
行われる。
【0040】ステップ5.2で発行されたルーチングテ
ーブル作成コマンドは、PC3で受信される(ステップ
6)。PC3は、このルーチングテーブル作成コマンド
の受信に対応してPC3のルーチングテーブルの更新を
行う(ステップ6.1)。この場合、受信したルーチン
グテーブル作成コマンドには、ネットワークアドレス部
にC、ノードアドレス部にeが格納されているので、P
C3のルーチングテーブルの最終ネットワークにC、中
継ノードにeを書き込み、中継ノードeが接続されてい
るネットワークはBなので、中継ネットワークとしてB
を書き込む(図4参照)。
【0041】また、ステップ5.2で発行されたルーチ
ングテーブル作成コマンドは、PC2で受信される(ス
テップ7)。PC2は、このルーチングテーブル作成コ
マンドの受信に対応してPC2のルーチングテーブルの
更新を行う(ステップ7.1)。この場合、受信したル
ーチングテーブル作成コマンドには、ネットワークアド
レス部にC、ノードアドレス部にeが格納されているの
で、PC2のルーチングテーブルの最終ネットワークに
C、中継ノードにeを書き込み、中継ノードeが接続さ
れているネットワークはBなので、中継ネットワークと
してBを書き込む(図4参照)。
【0042】次に、PC2は、ネットワークAに対し、
PC2がネットワークCに到達可能であることを送信す
る(ステップ7.2)。この送信は、ネットワークアド
レス部にC、ノードアドレス部にbを格納したルーチン
グテーブル作成コマンドを発行することにより行われ
る。
【0043】ステップ7.2で発行されたルーチングテ
ーブル作成コマンドは、PC1で受信される(ステップ
8)。PC1は、このルーチングテーブル作成コマンド
の受信に対応してPC1のルーチングテーブルの更新を
行う(ステップ8.1)。この場合、受信したルーチン
グテーブル作成コマンドには、ネットワークアドレス部
にC、ノードアドレス部にbが格納されているので、P
C1のルーチングテーブルの最終ネットワークにC、中
継ノードにbを書き込み、中継ノードbが接続されてい
るネットワークはAなので、中継ネットワークとしてA
を書き込む(図4参照)。
【0044】また、ステップ5.3で発行されたルーチ
ングテーブル作成コマンドは、PC5で受信される(ス
テップ9)。PC5は、このルーチングテーブル作成コ
マンドの受信に対応してPC5のルーチングテーブルの
更新を行う(ステップ9.1)。この場合、受信したル
ーチングテーブル作成コマンドには、ネットワークアド
レス部にA、B、ノードアドレス部にfが格納されてい
るので、PC5のルーチングテーブルの最終ネットワー
クにA、B、中継ノードにfを書き込み、中継ノードf
が接続されているネットワークはCなので、中継ネット
ワークとしてCを書き込む(図4参照)。
【0045】このようにして、図2に示したような中継
ネットワークテーブルを自動生成することができる。
【0046】図5は、この実施例によるルーチングテー
ブル自動作成の第2の具体例を示したものである。この
具体例においては、7台のPC(プログラマブルコント
ローラ)〜をアドレス「10」のネットワーク、ア
ドレス「20」のネットワーク、アドレス「30」のネ
ットワークを介して接続して構成されたネットワークシ
ステムが示されている。
【0047】ここで、PCは、ユニット番号「5」、
ノードアドレス「6」の中継ノード(SNT)を介して
アドレス「10」のネットワークに接続される。
【0048】また、PCは、ユニット番号「3」、ノ
ードアドレス「4」の中継ノード(SNT)を介してア
ドレス「10」のネットワークに接続されるとともに、
ユニット番号「2」、ノードアドレス「3」の中継ノー
ド(SLK)を介してアドレス「20」のネットワーク
に接続される。
【0049】また、PCは、ユニット番号「4」、ノ
ードアドレス「5」の中継ノード(SNT)を介してア
ドレス「10」のネットワークに接続されるとともに、
ユニット番号「7」、ノードアドレス「15」の中継ノ
ード(SLK)を介してアドレス「30」のネットワー
クに接続される。
【0050】また、PCは、ユニット番号「0」、ノ
ードアドレス「1」の中継ノード(SLK)を介してア
ドレス「20」のネットワークに接続される。
【0051】また、PCは、ユニット番号「1」、ノ
ードアドレス「2」の中継ノード(SLK)を介してア
ドレス「20」のネットワークに接続される。
【0052】また、PCは、ユニット番号「5」、ノ
ードアドレス「5」の中継ノード(SLK)を介してア
ドレス「30」のネットワークに接続される。
【0053】また、PCは、ユニット番号「6」、ノ
ードアドレス「10」の中継ノード(SLK)を介して
アドレス「30」のネットワークに接続される。
【0054】ここで、中継ノード(SNT)は例えばオ
ムロン(株)製のSYSNETリンクユニットからなる
通信用ユニットから構成され、中継ノード(SLK)は
同じくオムロン(株)製のSYSMAC LINKユニ
ットからなる通信用ユニットから構成される。
【0055】図6,7は、図5に示したネットワークシ
ステムにおけるルーチングテーブルを示したものであ
る。図6,7において、ルーチングテーブルは、自ネッ
トワークテーブルと中継ネットワークテーブルから構成
され、中継ネットワークテーブルは、図2で説明した中
継ネットワークテーブルと同様の内容を有するものであ
るが、自ネットワークテーブルは、1台のPCに複数の
通信ユニット(SYSNETリンクユニット、SYSM
AC LINKユニット)が接続されている場合、各通
信ユニットがどのネットワークに対応しているかを示す
もので、この自ネットワークテーブルは各システムに対
応して予め設定されている。この実施例においては、図
6,7に示した中継ネットワークテーブルを自動生成す
る。なお、図6,7において、自ネットワークテーブル
は通信ユニット、すなわち中継ノードとネットワークと
の対応関係を、図5に示したユニット番号とネットワー
クアドレスとを用いて示している。例えば、PCは、
上述したように、ユニット番号「3」、ノードアドレス
「4」の中継ノード(SNT)を介してアドレス「1
0」のネットワークに接続されるとともに、ユニット番
号「2」、ノードアドレス「3」の中継ノード(SL
K)を介してアドレス「20」のネットワークに接続さ
れているが、この場合のPCの自ネットワークテーブ
ルは、NO.1とNO.2の2つの組みが設定され、N
O.1には中継ノード(SNT)に対応してユニット番
号「3」に対応する「03」とアドレス「10」のネッ
トワークに対応する「010」が示され、NO.2には
中継ノード(SLK)に対応してユニット番号「2」に
対応する「02」とアドレス「20」のネットワークに
対応する「020」が示されている。
【0056】図8は、この第2の具体例に係わる中継ネ
ットワークテーブルの自動生成の手順を示したものであ
り、図9は、この図8に示した手順による中継ネットワ
ークテーブル自動生成の様子を示したものである。
【0057】図8において、まず、PC1がルーチング
テーブル作成コマンドを発行する(ステップ1)。ここ
で、ルーチングテーブル作成コマンドは、前述したよう
に、コマンド部とデータ部とからなり、データ部には、
中継ノードのノードアドレスを格納するノードアドレス
部と、中継ノードから到達可能なネットワークのネット
ワークアドレスを格納するネットワークアドレス部とを
具備している。
【0058】このPC1で発行されたルーチングテーブ
ル作成コマンドはPC2で受信される(ステップ2)。
次に、PC2は、PC2のルーチングテーブルの更新を
行うが(ステップ2.1)、この場合は新たな情報はな
いのでルーチングテーブルは更新されない。
【0059】次に、PC2は、ネットワーク「10」に
対し、PC2がネットワーク「20」に到達可能である
ことを送信する(ステップ2.2)。この送信は、ネッ
トワークアドレス部に「20」、ノードアドレス部に
「4」を格納したルーチングテーブル作成コマンドを発
行することにより行われる。
【0060】また、PC2は、ネットワーク「20」に
対し、PC2がネットワーク「10」に到達可能である
ことを送信する(ステップ2.3)。この送信は、ネッ
トワークアドレス部に「10」、ノードアドレス部に
「3」を格納したルーチングテーブル作成コマンドを発
行することにより行われる。
【0061】また、PC1で発行されたルーチングテー
ブル作成コマンドはPC3で受信される(ステップ
3)。そして、PC3は、PC3のルーチングテーブル
の更新を行うが(ステップ3.1)、この場合は新たな
情報はないのでルーチングテーブルは更新されない。
【0062】次に、PC3は、ネットワーク「10」に
対し、PC3がネットワーク「30」に到達可能である
ことを送信する(ステップ3.2)。この送信は、ネッ
トワークアドレス部に「30」、ノードアドレス部に
「5」を格納したルーチングテーブル作成コマンドを発
行することにより行われる。
【0063】また、PC3は、ネットワーク「30」に
対し、PC3がネットワーク「10」に到達可能である
ことを送信する(ステップ3.3)。この送信は、ネッ
トワークアドレス部に「10」、ノードアドレス部に
「15」を格納したルーチングテーブル作成コマンドを
発行することにより行われる。
【0064】ステップ2.2で発行されたルーチングテ
ーブル作成コマンドは、PC1で受信される(ステップ
4)。PC1は、このルーチングテーブル作成コマンド
の受信に対応してPC1のルーチングテーブルの更新を
行う(ステップ4.1)。この場合、受信したルーチン
グテーブル作成コマンドには、ネットワークアドレス部
に「20」、ノードアドレス部に「4」が格納されてい
るので、PC1のルーチングテーブルの最終ネットワー
クに「20」、中継ノードに「4」を書き込み、中継ノ
ード「4」が接続されているネットワークは「10」な
ので、中継ネットワークとして「10」を書き込む(図
9参照)。
【0065】また、ステップ2.2で発行されたルーチ
ングテーブル作成コマンドは、PC3で受信される(ス
テップ5)。PC3は、このルーチングテーブル作成コ
マンドの受信に対応してPC3のルーチングテーブルの
更新を行う(ステップ5.1)。この場合、受信したル
ーチングテーブル作成コマンドには、ネットワークアド
レス部に「20」、ノードアドレス部に「4」が格納さ
れているので、PC3のルーチングテーブルの最終ネッ
トワークに「20」、中継ノードに「4」を書き込み、
中継ノード「4」が接続されているネットワークは「1
0」なので、中継ネットワークとして「10」を書き込
む(図9参照)。
【0066】また、PC3は、ネットワーク「30」に
対し、PC3がネットワーク「20」に到達可能である
ことを送信する(ステップ5.2)。この送信は、ネッ
トワークアドレス部に「20」、ノードアドレス部に
「15」を格納したルーチングテーブル作成コマンドを
発行することにより行われる。
【0067】ステップ3.2で発行されたルーチングテ
ーブル作成コマンドは、PC1で受信される(ステップ
6)。PC1は、このルーチングテーブル作成コマンド
の受信に対応してPC1のルーチングテーブルの更新を
行う(ステップ6.1)。この場合、受信したルーチン
グテーブル作成コマンドには、ネットワークアドレス部
に「30」、ノードアドレス部に「5」が格納されてい
るので、PC1のルーチングテーブルの最終ネットワー
クに「30」、中継ノードに「5」を書き込み、中継ノ
ード「5」が接続されているネットワークは「10」な
ので、中継ネットワークとして「10」を書き込む(図
9参照)。
【0068】また、ステップ3.2で発行されたルーチ
ングテーブル作成コマンドは、PC2で受信される(ス
テップ7)。PC2は、このルーチングテーブル作成コ
マンドの受信に対応してPC2のルーチングテーブルの
更新を行う(ステップ7.1)。この場合、受信したル
ーチングテーブル作成コマンドには、ネットワークアド
レス部に「30」、ノードアドレス部に「5」が格納さ
れているので、PC2のルーチングテーブルの最終ネッ
トワークに「30」、中継ノードに「5」を書き込み、
中継ノード「5」が接続されているネットワークは「1
0」なので、中継ネットワークとして「10」を書き込
む(図9参照)。
【0069】また、PC2は、ネットワーク「20」に
対し、PC2がネットワーク「30」に到達可能である
ことを送信する(ステップ7.2)。この送信は、ネッ
トワークアドレス部に「30」、ノードアドレス部に
「3」を格納したルーチングテーブル作成コマンドを発
行することにより行われる。
【0070】ステップ2.3で発行されたルーチングテ
ーブル作成コマンドは、PC4で受信される(ステップ
8)。PC4は、このルーチングテーブル作成コマンド
の受信に対応してPC4のルーチングテーブルの更新を
行う(ステップ8.1)。この場合、受信したルーチン
グテーブル作成コマンドには、ネットワークアドレス部
に「10」、ノードアドレス部に「3」が格納されてい
るので、PC4のルーチングテーブルの最終ネットワー
クに「10」、中継ノードに「3」を書き込み、中継ノ
ード「3」が接続されているネットワークは「20」な
ので、中継ネットワークとして「20」を書き込む(図
9参照)。
【0071】また、ステップ2.3で発行されたルーチ
ングテーブル作成コマンドは、PC5で受信される(ス
テップ9)。PC5は、このルーチングテーブル作成コ
マンドの受信に対応してPC5のルーチングテーブルの
更新を行う(ステップ9.1)。この場合、受信したル
ーチングテーブル作成コマンドには、ネットワークアド
レス部に「10」、ノードアドレス部に「3」が格納さ
れているので、PC5のルーチングテーブルの最終ネッ
トワークに「10」、中継ノードに「3」を書き込み、
中継ノード「3」が接続されているネットワークは「2
0」なので、中継ネットワークとして「20」を書き込
む(図9参照)。
【0072】ステップ3.3で発行されたルーチングテ
ーブル作成コマンドは、PC6で受信される(ステップ
10)。PC6は、このルーチングテーブル作成コマン
ドの受信に対応してPC6のルーチングテーブルの更新
を行う(ステップ10.1)。この場合、受信したルー
チングテーブル作成コマンドには、ネットワークアドレ
ス部に「10」、ノードアドレス部に「15」が格納さ
れているので、PC6のルーチングテーブルの最終ネッ
トワークに「10」、中継ノードに「15」を書き込
み、中継ノード「15」が接続されているネットワーク
は「30」なので、中継ネットワークとして「30」を
書き込む(図9参照)。
【0073】また、ステップ3.3で発行されたルーチ
ングテーブル作成コマンドは、PC7で受信される(ス
テップ11)。PC7は、このルーチングテーブル作成
コマンドの受信に対応してPC7のルーチングテーブル
の更新を行う(ステップ11.1)。この場合、受信し
たルーチングテーブル作成コマンドには、ネットワーク
アドレス部に「10」、ノードアドレス部に「15」が
格納されているので、PC7のルーチングテーブルの最
終ネットワークに「10」、中継ノードに「15」を書
き込み、中継ノード「15」が接続されているネットワ
ークは「30」なので、中継ネットワークとして「3
0」を書き込む(図9参照)。
【0074】ステップ7.2で発行されたルーチングテ
ーブル作成コマンドは、PC4で受信される(ステップ
12)。PC4は、このルーチングテーブル作成コマン
ドの受信に対応してPC4のルーチングテーブルの更新
を行う(ステップ12.1)。この場合、受信したルー
チングテーブル作成コマンドには、ネットワークアドレ
ス部に「30」、ノードアドレス部に「3」が格納され
ているので、PC4のルーチングテーブルの最終ネット
ワークに「30」、中継ノードに「3」を書き込み、中
継ノード「3」が接続されているネットワークは「2
0」なので、中継ネットワークとして「20」を書き込
む(図9参照)。
【0075】また、ステップ7.2で発行されたルーチ
ングテーブル作成コマンドは、PC5で受信される(ス
テップ13)。PC5は、このルーチングテーブル作成
コマンドの受信に対応してPC5のルーチングテーブル
の更新を行う(ステップ13.1)。この場合、受信し
たルーチングテーブル作成コマンドには、ネットワーク
アドレス部に「30」、ノードアドレス部に「3」が格
納されているので、PC5のルーチングテーブルの最終
ネットワークに「30」、中継ノードに「3」を書き込
み、中継ノード「3」が接続されているネットワークは
「20」なので、中継ネットワークとして「20」を書
き込む(図9参照)。
【0076】ステップ5.2で発行されたルーチングテ
ーブル作成コマンドは、PC6で受信される(ステップ
14)。PC6は、このルーチングテーブル作成コマン
ドの受信に対応してPC6のルーチングテーブルの更新
を行う(ステップ14.1)。この場合、受信したルー
チングテーブル作成コマンドには、ネットワークアドレ
ス部に「20」、ノードアドレス部に「15」が格納さ
れているので、PC6のルーチングテーブルの最終ネッ
トワークに「20」、中継ノードに「15」を書き込
み、中継ノード「15」が接続されているネットワーク
は「30」なので、中継ネットワークとして「30」を
書き込む(図9参照)。
【0077】また、ステップ5.2で発行されたルーチ
ングテーブル作成コマンドは、PC7で受信される(ス
テップ15)。PC7は、このルーチングテーブル作成
コマンドの受信に対応してPC7のルーチングテーブル
の更新を行う(ステップ15.1)。この場合、受信し
たルーチングテーブル作成コマンドには、ネットワーク
アドレス部に「20」、ノードアドレス部に「15」が
格納されているので、PC6のルーチングテーブルの最
終ネットワークに「20」、中継ノードに「15」を書
き込み、中継ノード「15」が接続されているネットワ
ークは「30」なので、中継ネットワークとして「3
0」を書き込む(図9参照)。
【0078】このようにして、図6,7に示した中継ネ
ットワークテーブルを自動生成することができる。
【0079】図10は、各中継ノードにおける送信デー
タ、すなわちルーチングテーブル作成コマンドの作成の
手順を一般化してフローチャートで示したものである。
【0080】図10において、まず、iを「1」にし
(ステップ101)、cnet〔i〕が存在するかを調
べる(ステップ102)。ここで、cnet〔i〕は、
図6,7で説明した自ネットワークテーブルのNO.i
の内容を示す。ここで、自ネットワークテーブルのN
O.iにデータの記載がないと、何の処理もおこなわず
にリターンする(ステップ103)。
【0081】自ネットワークテーブルのNO.iにデー
タの記載があると、dpac〔i〕.cmdを「ルーチ
ングテーブル作成」とし、dpac〔i〕.data.
nodeをcnet〔i〕.nodeに設定する処理を
行う(ステップ104)。ここで、dpac〔i〕.c
mdは、送信データのコマンド部の内容を示し、dpa
c〔i〕.data.nodは、送信データのデータ部
のノードアドレス部の内容を示し、cnet〔i〕.n
odeは、自ネットワークテーブルのNO.iに記載さ
れているネットワーク上でのこの中継ノードのノードア
ドレスを示す。
【0082】すなわち、ステップ104においては、送
信データのコマンド部の内容を「ルーチングテーブル作
成」として、ルーチングテーブル作成コマンドであるこ
とを設定し、データ部のノードアドレス部に自ネットワ
ークテーブルのNO.iに記載されているネットワーク
上でのこの中継ノードのノードアドレスを設定する。次
に、jを「1」にし(ステップ105)、jとiが等し
くないか否かを調べる(ステップ105)。ここでは、
j=iなので、ステップ108に進み、jをj+1に設
定し、次に、cnet〔j〕が存在するかを調べる(ス
テップ109)。ここで、cnet〔j〕が存在すると
すると、ステップ106に戻り、ここではjとiは等し
くないので、dpac〔i〕.data.netをdp
ac〔i〕.data.net,cnet〔j〕.ne
tに設定する処理を行う(ステップ107)。ここで、
dpac〔i〕.data.netは、送信データのデ
ータ部のネットワークアドレス部の内容を示し、cne
t〔j〕.netは、自ネットワークテーブルのNO.
jに記載されているネットワークのアドレスを示す。
【0083】すなわち、ステップ107では、この中継
ノードから到達可能なネットワークのアドレスを送信デ
ータのデータ部のネットワークアドレス部に設定するこ
とになる。
【0084】そして、再び、jをj+1に設定し(ステ
ップ108)、cnet〔j〕が存在するかを調べる
(ステップ109)。ここで、cnet〔j〕が存在す
る場合は再びステップ106に戻り、ステップ109で
cnet〔j〕が存在しないと判断されるまで上記処理
を繰り返す。
【0085】ステップ109でcnet〔j〕が存在し
ないと判断されると、cnet〔j〕が受信ネットワー
クアドレスかを調べ(ステップ110)、受信ネットワ
ークアドレスである場合は、dpac〔i〕.dat
a.netをdpac〔i〕.data.net,dp
acr.data.netに設定する処理を行う(ステ
ップ107)。ここで、dpacr.data.net
は、受信データのデータ部のネットワークアドレス部の
内容を示す。
【0086】すなわち、ステップ111では、送信デー
タのデータ部のネットワークアドレス部の内容を受信デ
ータのデータ部のネットワークアドレス部の内容に設定
する。その後、iをi+1に設定して(ステップ11
2)、ステップ102に戻る。
【0087】なお、ステップ110で、受信ネットワー
クアドレスでない場合は、ステップ112に進み、iを
i+1に設定して(ステップ112)、ステップ102
に戻る。
【0088】このようにして、各中継ノードにおいて
は、図8で説明したように順次、送信データ、すなわ
ち、ルーチングテーブル作成コマンドを発行することが
でき、これによって、図9に示したように中継ネットワ
ークテーブルを自動作成することができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
各ノードにルーチングテーブルを設定する場合は、ルー
チングテーブルの設定可能状態にあるノードからルーチ
ングテーブル作成コマンドを発行し、各ノードはこのル
ーチングテーブル作成コマンドを用いてそれぞれルーチ
ングテーブルを自動作成するように構成したので、非常
に簡単な操作により各ノードに対してルーチングテーブ
ルを自動設定することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるルーチングテーブルの自動作
成方式の一実施例を概念的に示す図。
【図2】図1に示した実施例によるルーチングテーブル
自動作成の第1の具体例を説明するためのネットワーク
システムおよび中継ネットワークテーブルを示した図。
【図3】図2に示した第1の具体例に係わる中継ネット
ワークテーブルの自動生成の手順を示したフローチャー
ト。
【図4】図3に示した手順により作成される中継ネット
ワークテーブル自動生成の様子を示した図。
【図5】図1に示した実施例によるルーチングテーブル
自動作成の第2の具体例を説明するためのネットワーク
システムを示した図。
【図6】図5に示したルーチングテーブル自動作成の第
2の具体例における各PCの自ネットワークテーブルお
よび中継ネットワークテーブルを示す図。
【図7】同じく図5に示したルーチングテーブル自動作
成の第2の具体例における各PCの自ネットワークテー
ブルおよび中継ネットワークテーブルを示す図。
【図8】図5に示した第2の具体例に係わる中継ネット
ワークテーブルの自動生成の手順を示したフローチャー
ト。
【図9】図8に示した手順により作成される中継ネット
ワークテーブル自動生成の様子を示した図。
【図10】各中継ノードにおける送信データ、すなわち
ルーチングテーブル作成コマンドの作成の手順を一般化
して示したフローチャート。
【符号の説明】
10 ノード(1) 20 ノード(2) 30 ノード(3)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のネットワークと、該複数のネット
    ワークを接続する複数のノードから構成されるネットワ
    ークシステムにおけるルーチングテーブルの自動作成方
    式において、 ルーチングテーブルの設定可能状態にあるノードからル
    ーチングテーブル作成コマンドを発行することにより、
    該ルーチングテーブル作成コマンドを用いて上記ネット
    ワーク上の各ノードにおけるルーチングテーブルを自動
    作成することを特徴とするルーチングテーブルの自動作
    成方式。
  2. 【請求項2】 上記ルーチングテーブル作成コマンド
    は、 コマンド部とデータ部とからなり、 上記データ部には、 中継ノードのノードアドレスを格納するノードアドレス
    部と、 上記中継ノードから到達可能なネットワークのネットワ
    ークアドレスを格納するネットワークアドレス部と、 を具備することを特徴とする請求項1記載のルーチング
    テーブルの自動作成方式。
  3. 【請求項3】 上記ルーチングテーブル作成コマンド
    は、 上記中継ノードで中継される度に、上記データ部のノー
    ドアドレス部のノードアドレスを該中継ノードのノード
    アドレスに置き換え、上記データ部のネットワークアド
    レス部には該中継ノードから新たに到達可能となるネッ
    トワークのネットワークアドレスを追加することを特徴
    とする請求項1記載のルーチングテーブルの自動作成方
    式。
JP5131996A 1993-06-02 1993-06-02 ルーチングテーブルの自動作成方式 Withdrawn JPH06348667A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112010005082T5 (de) 2010-01-05 2012-10-25 Mitsubishi Electric Corporation Routing-Information-Erzeugungsvorrichtung, Routing-Information-Erzeugungsverfahren und Routing-Information-Erzeugungsprogramm

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112010005082T5 (de) 2010-01-05 2012-10-25 Mitsubishi Electric Corporation Routing-Information-Erzeugungsvorrichtung, Routing-Information-Erzeugungsverfahren und Routing-Information-Erzeugungsprogramm
US9166825B2 (en) 2010-01-05 2015-10-20 Mitsubishi Electric Corporation Routing information generating apparatus, routing information generating method and routing information generating program

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