JPH07219917A - ネットワ−クシステム - Google Patents
ネットワ−クシステムInfo
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- JPH07219917A JPH07219917A JP6013695A JP1369594A JPH07219917A JP H07219917 A JPH07219917 A JP H07219917A JP 6013695 A JP6013695 A JP 6013695A JP 1369594 A JP1369594 A JP 1369594A JP H07219917 A JPH07219917 A JP H07219917A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】内容コ−ド通信におけるトラヒックを減少する
と共に、受信装置の負荷を低減する。 【構成】ネットワ−クシステムで用いる各デ−タを送信
するサブネットワ−ク毎にグル−プ分けする。グル−プ
名とサブネットワ−クの対応は、あらかじめ、データグ
ル−プテ−ブル6に登録する。ユ−ザプロセス313
は、データに、その内容を示す内容コ−ドを付加しデー
タグル−プを指定して送信依頼する。データ送信部31
0は、データグル−プを参照して、登録されたサブネッ
トワ−クに内容コ−ド付きデータをブロ−ドキャストす
る。データ受信部308は、受信したデータの内容コ−
ドを判定し、そのデータの要否を判定する。
と共に、受信装置の負荷を低減する。 【構成】ネットワ−クシステムで用いる各デ−タを送信
するサブネットワ−ク毎にグル−プ分けする。グル−プ
名とサブネットワ−クの対応は、あらかじめ、データグ
ル−プテ−ブル6に登録する。ユ−ザプロセス313
は、データに、その内容を示す内容コ−ドを付加しデー
タグル−プを指定して送信依頼する。データ送信部31
0は、データグル−プを参照して、登録されたサブネッ
トワ−クに内容コ−ド付きデータをブロ−ドキャストす
る。データ受信部308は、受信したデータの内容コ−
ドを判定し、そのデータの要否を判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲ−トウェイを介して
接続された複数のサブネットワ−クより構成されるネッ
トワ−クシステムに関し、特に、データ転送の効率を向
上する技術に関するものである。
接続された複数のサブネットワ−クより構成されるネッ
トワ−クシステムに関し、特に、データ転送の効率を向
上する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワ−クシステムにおいて、
ある計算機から特定の1または複数の計算機へのデータ
の転送は次のように行なわれる。すなわち、送信側の計
算機は、宛先の計算機を特定する宛先アドレスを付与し
てデータを伝送路に送信する。そして、受信側の計算機
の伝送制御を行なう部位において、自身が割り当てられ
たアドレスが宛先アドレスとして付与されたデータを伝
送路より受信し、データの処理を行なう部位にデータを
送る。ここで、1のアドレスは、特定の1つの計算機の
みを指定する場合も、グル−プアドレスとして複数の計
算機を指定することもある。
ある計算機から特定の1または複数の計算機へのデータ
の転送は次のように行なわれる。すなわち、送信側の計
算機は、宛先の計算機を特定する宛先アドレスを付与し
てデータを伝送路に送信する。そして、受信側の計算機
の伝送制御を行なう部位において、自身が割り当てられ
たアドレスが宛先アドレスとして付与されたデータを伝
送路より受信し、データの処理を行なう部位にデータを
送る。ここで、1のアドレスは、特定の1つの計算機の
みを指定する場合も、グル−プアドレスとして複数の計
算機を指定することもある。
【0003】このような、宛先アドレスを用いたデータ
伝送については、たとえば”アドレス体系実装規約書,
pp.4(実装規約番号:INTAP-S002(-02))、情報処理
相互運用技術協会”などに記載されている。
伝送については、たとえば”アドレス体系実装規約書,
pp.4(実装規約番号:INTAP-S002(-02))、情報処理
相互運用技術協会”などに記載されている。
【0004】また、内容コ−ド通信と呼ばれる技術で
は、ある計算機から他の計算機へのデータ転送は、次の
ように行なわれる。すなわち、送信側の計算機がデ−タ
に、その内容を示す内容コ−ドを付与した上で放送形式
で送信する。他の全ての計算機の伝送制御を行なう部位
は、伝送路上の内容コ−ドが付与されたデータを一旦受
信し、内容コ−ドを判定する部位に送る。内容コ−ドを
判定する部位は、データに付与された内容コ−ドに基づ
いてそのデータの必要性を判断し、不必要な場合には、
このデータを廃棄し、必要な場合には、このデータをデ
ータ処理を行なう部位に送る。
は、ある計算機から他の計算機へのデータ転送は、次の
ように行なわれる。すなわち、送信側の計算機がデ−タ
に、その内容を示す内容コ−ドを付与した上で放送形式
で送信する。他の全ての計算機の伝送制御を行なう部位
は、伝送路上の内容コ−ドが付与されたデータを一旦受
信し、内容コ−ドを判定する部位に送る。内容コ−ドを
判定する部位は、データに付与された内容コ−ドに基づ
いてそのデータの必要性を判断し、不必要な場合には、
このデータを廃棄し、必要な場合には、このデータをデ
ータ処理を行なう部位に送る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した内容コ−ド通
信の技術によれば、ネットワ−クシステムの物理/論理
的構成によらず、データを必要とする計算機にのみデー
タが取り込まれるため、ネットワ−クシステムの物理/
論理的構成の拡張、変更に柔軟に対応することができ
る。
信の技術によれば、ネットワ−クシステムの物理/論理
的構成によらず、データを必要とする計算機にのみデー
タが取り込まれるため、ネットワ−クシステムの物理/
論理的構成の拡張、変更に柔軟に対応することができ
る。
【0006】しかし、このために、常にデータを放送形
式で送信する必要があるために、複数のサブネットワ−
クを連結したネットワ−クシステムなどでは、データを
必要としない計算機のみが存在するサブネットワ−クに
もデータが転送され、ネットワ−ク上のデータのトラヒ
ックが増加してしまうという問題が生じる。
式で送信する必要があるために、複数のサブネットワ−
クを連結したネットワ−クシステムなどでは、データを
必要としない計算機のみが存在するサブネットワ−クに
もデータが転送され、ネットワ−ク上のデータのトラヒ
ックが増加してしまうという問題が生じる。
【0007】また、各計算機は、常に、必要なデータ不
必要なデータとを問わずに、デ−タを受信して、内容コ
−ドによる受信の可否を判定する必要があるので、各計
算機のデータ受け取りのための処理負荷が増大してしま
うという問題が生じる。
必要なデータとを問わずに、デ−タを受信して、内容コ
−ドによる受信の可否を判定する必要があるので、各計
算機のデータ受け取りのための処理負荷が増大してしま
うという問題が生じる。
【0008】そこで、本発明は、本来不要なデータの転
送によるトラヒックを、より減少すると共に、各計算機
のデータ受け取りのための負荷を、より減少することの
できる各計算機の内容コ−ドデ−タ通信を実現すること
のできるネットワ−クシステムを提供することを目的と
する。
送によるトラヒックを、より減少すると共に、各計算機
のデータ受け取りのための負荷を、より減少することの
できる各計算機の内容コ−ドデ−タ通信を実現すること
のできるネットワ−クシステムを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、それぞれ計算機を接続した複数のサブネット
ワ−クを連結したネットワ−クシステムであって、各計
算機は、データを送受信する伝送制御手段と、データの
あらかじめ選んだ属性毎にデータグル−プを設定し、デ
ータを処理し、処理したデータの内容を指定する内容コ
−ドをデータに付加した内容コ−ド付きデータの転送
を、当該データの属性に対応するデータグル−プを指定
して依頼すると共に、受信したデータを処理する処理手
段と、前記データグル−プと、少なくともデータグル−
プに対応する属性を有するデータをサブネットワ−ク内
でブロ−ドキャストするサブネットワ−クの範囲を指定
する情報とを対応付けて登録したデータグル−プテ−ブ
ルと、前記指定されたデータグル−プに対応して前記デ
ータグル−プテ−ブルに登録されている情報で指定され
た範囲に、前記処理手段に送信を依頼された内容コ−ド
付きデータを含めたフレ−ムを、前記伝送制御手段を介
してブロ−ドキャストするデータ送信手段と、受信した
フレ−ム中の内容コ−ドより、受信したフレ−ム中のデ
ータが前記処理手段で処理する必要があるデータか否か
を判定し、不必要なデータであればこれを廃棄し、必要
なデータあれば、これを処理手段に送るデータ受信手段
とを有し、前記伝送制御手段は、自身の接続するサブネ
ットワ−ク上にブロ−ドキャストされたフレ−ムを受信
することを特徴とするネットワ−クシステムを提供す
る。
本発明は、それぞれ計算機を接続した複数のサブネット
ワ−クを連結したネットワ−クシステムであって、各計
算機は、データを送受信する伝送制御手段と、データの
あらかじめ選んだ属性毎にデータグル−プを設定し、デ
ータを処理し、処理したデータの内容を指定する内容コ
−ドをデータに付加した内容コ−ド付きデータの転送
を、当該データの属性に対応するデータグル−プを指定
して依頼すると共に、受信したデータを処理する処理手
段と、前記データグル−プと、少なくともデータグル−
プに対応する属性を有するデータをサブネットワ−ク内
でブロ−ドキャストするサブネットワ−クの範囲を指定
する情報とを対応付けて登録したデータグル−プテ−ブ
ルと、前記指定されたデータグル−プに対応して前記デ
ータグル−プテ−ブルに登録されている情報で指定され
た範囲に、前記処理手段に送信を依頼された内容コ−ド
付きデータを含めたフレ−ムを、前記伝送制御手段を介
してブロ−ドキャストするデータ送信手段と、受信した
フレ−ム中の内容コ−ドより、受信したフレ−ム中のデ
ータが前記処理手段で処理する必要があるデータか否か
を判定し、不必要なデータであればこれを廃棄し、必要
なデータあれば、これを処理手段に送るデータ受信手段
とを有し、前記伝送制御手段は、自身の接続するサブネ
ットワ−ク上にブロ−ドキャストされたフレ−ムを受信
することを特徴とするネットワ−クシステムを提供す
る。
【0010】
【作用】本発明に係るネットワ−クシステムによれば、
計算機の処理手段は、データの内容を指定する内容コ−
ドをデータに付加した内容コ−ド付きデータの転送を、
当該データの属性に対応するデータグル−プを指定して
依頼すれば、データは、そのデータの有する属性のデー
タを受信する必要のある計算機の存在するサブネットに
のみブロ−ドキャストされる。すなわち、データの有す
る属性のデータを受信する必要のある計算機の存在する
サブネットに対してのみ、前述した内容コ−ド通信を行
なうことができる。
計算機の処理手段は、データの内容を指定する内容コ−
ドをデータに付加した内容コ−ド付きデータの転送を、
当該データの属性に対応するデータグル−プを指定して
依頼すれば、データは、そのデータの有する属性のデー
タを受信する必要のある計算機の存在するサブネットに
のみブロ−ドキャストされる。すなわち、データの有す
る属性のデータを受信する必要のある計算機の存在する
サブネットに対してのみ、前述した内容コ−ド通信を行
なうことができる。
【0011】したがい、ネットワ−クシステム全体とし
てのトラヒックは必要以上に増大せず、また、各計算機
は、自身の接続するサブネットワ−クシステムにブロ−
ドキャストされたフレ−ムのみを受信して内容コ−ドを
判定するが、内容コ−ドが付与されたデータの全てが、
この自身の接続するサブネットワ−クシステムにブロ−
ドキャストされるわけではないので、従来の内容コ−ド
通信に比べ負荷が軽減する。また、計算機のアドレスを
用いないので、送信側において受信側計算機を意識する
必要がない、したがい、本発明によるネットワ−クシス
テムによればサブネットワ−ク上における計算機の追加
や減少、計算機アドレスの変更などに対して柔軟に対応
することができる。
てのトラヒックは必要以上に増大せず、また、各計算機
は、自身の接続するサブネットワ−クシステムにブロ−
ドキャストされたフレ−ムのみを受信して内容コ−ドを
判定するが、内容コ−ドが付与されたデータの全てが、
この自身の接続するサブネットワ−クシステムにブロ−
ドキャストされるわけではないので、従来の内容コ−ド
通信に比べ負荷が軽減する。また、計算機のアドレスを
用いないので、送信側において受信側計算機を意識する
必要がない、したがい、本発明によるネットワ−クシス
テムによればサブネットワ−ク上における計算機の追加
や減少、計算機アドレスの変更などに対して柔軟に対応
することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るネットワ−クシステムの
実施例の概要について説明する。
実施例の概要について説明する。
【0013】図1に、本実施例に係るネットワ−クシス
テムの構成を示す。
テムの構成を示す。
【0014】図示するように、本ネットワ−クシステム
は、それぞれひとつのサブネットワ−クを構成する複数
の伝送路4、41、伝送路4、41を連結する網間接続
装置5、伝送路4に接続された計算機201〜20n、
伝送路41に接続された計算機211〜21nを有して
いる。
は、それぞれひとつのサブネットワ−クを構成する複数
の伝送路4、41、伝送路4、41を連結する網間接続
装置5、伝送路4に接続された計算機201〜20n、
伝送路41に接続された計算機211〜21nを有して
いる。
【0015】さて、このような構成において、各計算機
には、伝送路内における位置を識別するためのアドレス
が与えられており、各伝送路4、41には、ネットワ−
ク内の位置を識別するための伝送路アドレスが与えられ
ている。
には、伝送路内における位置を識別するためのアドレス
が与えられており、各伝送路4、41には、ネットワ−
ク内の位置を識別するための伝送路アドレスが与えられ
ている。
【0016】また、網間接続装置5は、伝送路間を接続
し、デ−タに付加された伝送路アドレスに応じて、デー
タを伝送路間で受け渡す。このような役割を果たす網間
接続装置5としては、ル−タ、ゲ−トウェイ等がある。
なお、以下の説明では、網間接続装置5としてゲ−トウ
ェイを用いる場合を例にとり説明する。
し、デ−タに付加された伝送路アドレスに応じて、デー
タを伝送路間で受け渡す。このような役割を果たす網間
接続装置5としては、ル−タ、ゲ−トウェイ等がある。
なお、以下の説明では、網間接続装置5としてゲ−トウ
ェイを用いる場合を例にとり説明する。
【0017】各計算機は、このような伝送路4、41、
網間接続装置5を介して相互にデータを送受信する。
網間接続装置5を介して相互にデータを送受信する。
【0018】各計算機は、処理装置と伝送制御装置とを
有している。伝送制御装置は、それぞれ異なるアドレス
を与えられた複数の送信装置と受信装置を備えている。
処理装置は、必要に応じて、伝送制御装置にデータの送
信を依頼する。伝送制御装置は処理装置の依頼に応じて
データを所定のフォ−マットのフレ−ムに格納し適当な
送信装置より接続する伝送路に送信する。また、伝送制
御装置の各受信装置は、伝送路上を自受信装置に計算機
宛に送られたデータを受信し、処理装置に渡す。
有している。伝送制御装置は、それぞれ異なるアドレス
を与えられた複数の送信装置と受信装置を備えている。
処理装置は、必要に応じて、伝送制御装置にデータの送
信を依頼する。伝送制御装置は処理装置の依頼に応じて
データを所定のフォ−マットのフレ−ムに格納し適当な
送信装置より接続する伝送路に送信する。また、伝送制
御装置の各受信装置は、伝送路上を自受信装置に計算機
宛に送られたデータを受信し、処理装置に渡す。
【0019】さて、処理装置は、あらかじめ、データグ
ル−プ名と当該データグル−プ名のデータグル−プに属
するデータの送信先情報の対応を登録する。データグル
−プは、データの属性、たとえば、データの必要とされ
る地域や、デ−タの重要性や、発信頻度や、要高速通信
性などに応じて予め定めるようにする。また、データグ
ル−プ名と送信先情報との対応は、ネットワ−クシステ
ム内の各計算機において共通化する。また、各データグ
ル−プ名に対応する、送信先情報は、当該データグル−
プを受信すべき計算機が存在する1または複数の伝送路
のアドレスを特定する。また、特定した伝送路のアドレ
ス毎に、1または複数の受信装置のアドレスを特定す
る。計算機のアドレスは特定しない。
ル−プ名と当該データグル−プ名のデータグル−プに属
するデータの送信先情報の対応を登録する。データグル
−プは、データの属性、たとえば、データの必要とされ
る地域や、デ−タの重要性や、発信頻度や、要高速通信
性などに応じて予め定めるようにする。また、データグ
ル−プ名と送信先情報との対応は、ネットワ−クシステ
ム内の各計算機において共通化する。また、各データグ
ル−プ名に対応する、送信先情報は、当該データグル−
プを受信すべき計算機が存在する1または複数の伝送路
のアドレスを特定する。また、特定した伝送路のアドレ
ス毎に、1または複数の受信装置のアドレスを特定す
る。計算機のアドレスは特定しない。
【0020】そして、処理装置は伝送制御装置に、必要
に応じて、データを、内容コ−ドと、当該データの属す
るデータグル−プのデータグル−プ名に対応して登録さ
れている送信先情報と共に送り、データの送信を依頼す
る。内容コ−ドは、送信を依頼するデータの種別を表す
コ−ドであり、データの種別と内容コ−ド値との対応
は、ネットワ−クシステム内の各計算機システムにおい
て共通化する。なお、内容コ−ドとしては、文字列(名
称)を用いるようにしてもよい。また、内容コ−ドの値
は、データグル−プ毎に共通化することもできる。この
場合、異なるデータグル−プ間では、同じ値の内容コ−
ドでも、異なる内容を示す場合があることになる。
に応じて、データを、内容コ−ドと、当該データの属す
るデータグル−プのデータグル−プ名に対応して登録さ
れている送信先情報と共に送り、データの送信を依頼す
る。内容コ−ドは、送信を依頼するデータの種別を表す
コ−ドであり、データの種別と内容コ−ド値との対応
は、ネットワ−クシステム内の各計算機システムにおい
て共通化する。なお、内容コ−ドとしては、文字列(名
称)を用いるようにしてもよい。また、内容コ−ドの値
は、データグル−プ毎に共通化することもできる。この
場合、異なるデータグル−プ間では、同じ値の内容コ−
ドでも、異なる内容を示す場合があることになる。
【0021】伝送処理装置は、送信を依頼されると、図
2に示すように、データ104にヘッダとして送信先情
報の示す伝送路のアドレスと、受信装置のアドレスをを
特定する送信先アドレス1と、内容コ−ド2と、発信元
アドレス2とを付加したフレ−ムを、送信先情報の示す
送信先毎に作成し当該伝送路内でのブロ−ドキャストを
指定して、適当な網間接続装置に送信する。このフレ−
ムは、網間接続装置によって送信先アドレス1中の伝送
路のアドレスが示す伝送路に伝達される。ここで、適当
な網間接続装置とは、フレ−ムの送信先の経路上にある
網間接続装置である。
2に示すように、データ104にヘッダとして送信先情
報の示す伝送路のアドレスと、受信装置のアドレスをを
特定する送信先アドレス1と、内容コ−ド2と、発信元
アドレス2とを付加したフレ−ムを、送信先情報の示す
送信先毎に作成し当該伝送路内でのブロ−ドキャストを
指定して、適当な網間接続装置に送信する。このフレ−
ムは、網間接続装置によって送信先アドレス1中の伝送
路のアドレスが示す伝送路に伝達される。ここで、適当
な網間接続装置とは、フレ−ムの送信先の経路上にある
網間接続装置である。
【0022】また、各計算機の処理装置は、前述したネ
ットワ−クシステム内の各計算機において共通化したデ
ータグル−プ名と送信先情報との対応に従い、自身が受
信する必要のあるデータの属する各データグル−プのデ
ータグル−プ名についての送信先情報が、それぞれ自身
が接続する伝送路の伝送路アドレスについて特定してい
る1または複数のアドレスの受信装置を、フレ−ムの受
信が可能な状態に設定する。フレ−ムの受信が可能な状
態に設定された受信装置は、接続する伝送路にブロ−ド
キャストされたフレ−ムのうち自受信装置のアドレスを
含むフレ−ムを取り込み、フレ−ムの内容を処理装置に
渡す。処理装置は、内容コ−ドを判定し、受信すべきも
のである場合には、これを受け入れる。
ットワ−クシステム内の各計算機において共通化したデ
ータグル−プ名と送信先情報との対応に従い、自身が受
信する必要のあるデータの属する各データグル−プのデ
ータグル−プ名についての送信先情報が、それぞれ自身
が接続する伝送路の伝送路アドレスについて特定してい
る1または複数のアドレスの受信装置を、フレ−ムの受
信が可能な状態に設定する。フレ−ムの受信が可能な状
態に設定された受信装置は、接続する伝送路にブロ−ド
キャストされたフレ−ムのうち自受信装置のアドレスを
含むフレ−ムを取り込み、フレ−ムの内容を処理装置に
渡す。処理装置は、内容コ−ドを判定し、受信すべきも
のである場合には、これを受け入れる。
【0023】したがい、内容コ−ドを付加したフレ−ム
は、データを受信すべき計算機が存在する伝送路にのみ
送信される。また、このフレ−ムは、その伝送路上の、
データを受信する必要のある計算機においてのみ受信さ
れる。また、さらにフレ−ムを受信した各計算機におい
て、内容コ−ドに応じて、データの取り込みの要否が判
定される。
は、データを受信すべき計算機が存在する伝送路にのみ
送信される。また、このフレ−ムは、その伝送路上の、
データを受信する必要のある計算機においてのみ受信さ
れる。また、さらにフレ−ムを受信した各計算機におい
て、内容コ−ドに応じて、データの取り込みの要否が判
定される。
【0024】以下、このようなネットワ−クシステムの
具体的な実施例について、ネットワ−クシステムが、通
信プロトコルとして標準的な通信プロトコルの一つであ
る TCP/IPを用いている場合を例にとり説明する。
具体的な実施例について、ネットワ−クシステムが、通
信プロトコルとして標準的な通信プロトコルの一つであ
る TCP/IPを用いている場合を例にとり説明する。
【0025】まず、第1の実施例に係るネットワ−クシ
ステムについて説明する。
ステムについて説明する。
【0026】なお、本第1実施例に係るネットワ−クシ
ステムの構成は図1に示した通りである。このシステム
において、各伝送路4、41は、図1に示したネットワ
−クのサブネットワ−クである。
ステムの構成は図1に示した通りである。このシステム
において、各伝送路4、41は、図1に示したネットワ
−クのサブネットワ−クである。
【0027】いま、既に、TCP/IPに従い、図1における
各サブネットワ−ク4、41には、そのネットワ−クシ
ステム内の位置を特定するブネットアドレスが設定され
ており、各計算機には、伝送路上の位置を特定するホス
トアドレスが設定されているものとする。なお、計算機
が、複数の伝送路に接続されている場合は、各伝送路毎
にホストアドレスを有する。
各サブネットワ−ク4、41には、そのネットワ−クシ
ステム内の位置を特定するブネットアドレスが設定され
ており、各計算機には、伝送路上の位置を特定するホス
トアドレスが設定されているものとする。なお、計算機
が、複数の伝送路に接続されている場合は、各伝送路毎
にホストアドレスを有する。
【0028】図3に、計算機の構成を示す。
【0029】前述したように、各計算機は、処理装置3
12と伝送制御装置を有している。また、処理装置31
2には、インタフェ−ス311を介してコンソ−ルが接
続されている。コンソ−ルは、ユ−ザインタフェ−スを
提供するキ−ボ−ドやディスプレイなどの入出力機器で
ある。
12と伝送制御装置を有している。また、処理装置31
2には、インタフェ−ス311を介してコンソ−ルが接
続されている。コンソ−ルは、ユ−ザインタフェ−スを
提供するキ−ボ−ドやディスプレイなどの入出力機器で
ある。
【0030】処理装置312は、通信制御を行う通信制
御部3120と、各種データ処理を行う処理部3121
を有している。また、通信制御部3120は、入力バッ
ファ305、出力バッファ306、デ−タグル−プテ−
ブル6、内容コ−ドテ−ブル7、内容コ−ド付デ−タ格
納メモリ304、内容コ−ド選択部307、デ−タ受信
部308、受信デ−タ登録部309、デ−タ送信部31
0、処理部3121を備えている。入力バッファ30
5、出力バッファ306、は、伝送制御装置301と処
理装置312間のデータの送受に用いられる。
御部3120と、各種データ処理を行う処理部3121
を有している。また、通信制御部3120は、入力バッ
ファ305、出力バッファ306、デ−タグル−プテ−
ブル6、内容コ−ドテ−ブル7、内容コ−ド付デ−タ格
納メモリ304、内容コ−ド選択部307、デ−タ受信
部308、受信デ−タ登録部309、デ−タ送信部31
0、処理部3121を備えている。入力バッファ30
5、出力バッファ306、は、伝送制御装置301と処
理装置312間のデータの送受に用いられる。
【0031】ただし、実際には、処理装置312は、メ
モリとプロセッサを備えた一般的なコンピュ−タであ
り、プロセッサ上で各種プログラムを実行することによ
り種々のプロセスを処理装置312上に実現する。すな
わち、実際は、前記通信処理部3120は、通信制御プ
ログラムを実行することにより実現される通信制御プロ
セスとして実現され、処理部3121はユ−ザプログラ
ムを実行することにより実現される1または複数のユ−
ザプロセスとして実現される。
モリとプロセッサを備えた一般的なコンピュ−タであ
り、プロセッサ上で各種プログラムを実行することによ
り種々のプロセスを処理装置312上に実現する。すな
わち、実際は、前記通信処理部3120は、通信制御プ
ログラムを実行することにより実現される通信制御プロ
セスとして実現され、処理部3121はユ−ザプログラ
ムを実行することにより実現される1または複数のユ−
ザプロセスとして実現される。
【0032】一方、伝送制御装置301は、TCP/I
Pに従いそれぞれ異なるポ−トアドレスが与えられた複
数のポ−トを備えており、通信制御部3121より指定
されたポ−トを用いて、フレ−ムの送信もしくは受信を
行う。なお、このポ−トが前述した受信装置、送信装置
に対応する。
Pに従いそれぞれ異なるポ−トアドレスが与えられた複
数のポ−トを備えており、通信制御部3121より指定
されたポ−トを用いて、フレ−ムの送信もしくは受信を
行う。なお、このポ−トが前述した受信装置、送信装置
に対応する。
【0033】なお、TCP/IPによれば、ある特定の
伝送路上の特定の計算機の特定のポ−トへのデータの送
信は、サブネットアドレスと送信先ホストアドレスとポ
−トアドレスを送信先アドレスとして行われる。
伝送路上の特定の計算機の特定のポ−トへのデータの送
信は、サブネットアドレスと送信先ホストアドレスとポ
−トアドレスを送信先アドレスとして行われる。
【0034】次に、図4にデ−タグル−プテ−ブル6の
構成を示す。
構成を示す。
【0035】図示するように、1つのデ−タグル−プに
ついての情報は、デ−タグル−プ名1、サブネットアド
レスアドレス8、ポ−トアドレス9から構成される。
ついての情報は、デ−タグル−プ名1、サブネットアド
レスアドレス8、ポ−トアドレス9から構成される。
【0036】図4では、デ−タグル−プ名 DF-1 に対し
て、このデ−タグル−プのデ−タは、サブネットアドレ
スアドレス Sub-A、ポ−トアドレス P1 を送信先アドレ
スにして送信すべきことが登録されている。
て、このデ−タグル−プのデ−タは、サブネットアドレ
スアドレス Sub-A、ポ−トアドレス P1 を送信先アドレ
スにして送信すべきことが登録されている。
【0037】また、デ−タグル−プ名 DF-2 に対して
は、このデ−タグル−プのデ−タは、サブネットアドレ
スアドレス Sub-Bのサブネットアドレスについては、ポ
−トアドレス P2 を送信先アドレスにして送信し、また
サブネットアドレスアドレス Sub-C のサブネットアド
レスについては、ポ−トアドレス P3 を送信先アドレス
として送信すべきことが登録されている。
は、このデ−タグル−プのデ−タは、サブネットアドレ
スアドレス Sub-Bのサブネットアドレスについては、ポ
−トアドレス P2 を送信先アドレスにして送信し、また
サブネットアドレスアドレス Sub-C のサブネットアド
レスについては、ポ−トアドレス P3 を送信先アドレス
として送信すべきことが登録されている。
【0038】また、デ−タグル−プ名 DF-3 に対して
は、このデ−タグル−プのデ−タは、サブネットアドレ
スアドレス SubcBの伝送路について、ポ−トアドレス
P4 を送信先アドレスにして送信すると共に、ポ−トア
ドレス P5 を送信先アドレスにして送信すべきことが
登録されている。すなわち、この場合は、このサブネッ
トアドレスアドレスへの送信には2つのポ−トを利用で
きることを意味する。
は、このデ−タグル−プのデ−タは、サブネットアドレ
スアドレス SubcBの伝送路について、ポ−トアドレス
P4 を送信先アドレスにして送信すると共に、ポ−トア
ドレス P5 を送信先アドレスにして送信すべきことが
登録されている。すなわち、この場合は、このサブネッ
トアドレスアドレスへの送信には2つのポ−トを利用で
きることを意味する。
【0039】なお、一つのデータグル−プ名に対して複
数のサブネットアドレスアドレスを登録し、各サブネッ
トアドレスアドレスに対して複数のポ−トアドレスを登
録することもできる。
数のサブネットアドレスアドレスを登録し、各サブネッ
トアドレスアドレスに対して複数のポ−トアドレスを登
録することもできる。
【0040】以下、本第1実施例に係るネットワ−クシ
ステムの動作を説明する。
ステムの動作を説明する。
【0041】各計算機は、データの送受信に先立ち、デ
−タグル−プテ−ブル6、内容コ−ドテ−ブル7、受信
ポ−トの設定を行う。
−タグル−プテ−ブル6、内容コ−ドテ−ブル7、受信
ポ−トの設定を行う。
【0042】最初に、これらの動作について説明する。
【0043】まず、たとえば、いずれかの計算機より各
計算機に、ネットワ−クシステム内で使用する全てのデ
ータグル−プについて、データグル−プ名と、そのデー
タを送信する際に送信先アドレスとして用いるべきサブ
ネットアドレスとポ−トアドレスの対応を放送形式によ
って送信する。もしくは、各計算機に、その計算機が送
信または受信する可能性のあるデータのデータグル−プ
についてデータグル−プ名と、そのデータを送信する際
に送信先アドレスとして用いるべきサブネットアドレス
とポ−トアドレスの対応を、それぞれ送信する。
計算機に、ネットワ−クシステム内で使用する全てのデ
ータグル−プについて、データグル−プ名と、そのデー
タを送信する際に送信先アドレスとして用いるべきサブ
ネットアドレスとポ−トアドレスの対応を放送形式によ
って送信する。もしくは、各計算機に、その計算機が送
信または受信する可能性のあるデータのデータグル−プ
についてデータグル−プ名と、そのデータを送信する際
に送信先アドレスとして用いるべきサブネットアドレス
とポ−トアドレスの対応を、それぞれ送信する。
【0044】各計算機で受信されたデータグル−プ名と
そのデータを送信する際に送信先アドレスとして用いる
べきサブネットアドレスとポ−トアドレスの対応は、伝
送制御装置301を介して処理装置312内のデータ受
信部308を介して受信デ−タ登録部309に送られ
る。受信デ−タ登録部309は、これをデ−タグル−プ
テ−ブル6に登録する。
そのデータを送信する際に送信先アドレスとして用いる
べきサブネットアドレスとポ−トアドレスの対応は、伝
送制御装置301を介して処理装置312内のデータ受
信部308を介して受信デ−タ登録部309に送られ
る。受信デ−タ登録部309は、これをデ−タグル−プ
テ−ブル6に登録する。
【0045】次に、受信デ−タ登録部309は、まず自
計算機の接続しているサブネットアドレスを認識し、デ
−タグル−プテ−ブル6の、その伝送路アドレスに対し
て登録されているポ−トアドレスを読みだす。そして、
伝送制御装置3101のポ−トのうち、読みだしたポ−
トアドレスのポ−トをフレ−ムの受信が可能な状態に設
定する。
計算機の接続しているサブネットアドレスを認識し、デ
−タグル−プテ−ブル6の、その伝送路アドレスに対し
て登録されているポ−トアドレスを読みだす。そして、
伝送制御装置3101のポ−トのうち、読みだしたポ−
トアドレスのポ−トをフレ−ムの受信が可能な状態に設
定する。
【0046】各計算機のデ−タグル−プテ−ブル6の内
容の変更は、たとえば、ある計算機上であるデ−タグル
−プについての情報の変更が指示された場合に、全体に
その変更内容を放送形式で送信し、変更が指示された計
算機より、特定の一つの計算機にその変更内容を送信
し、この特定の計算機より各計算機に変更内容を送信す
るようにし、変更内容を受信した各計算機が、これに従
って自身デ−タグル−プテ−ブル6の内容を変更し、こ
れに応じてポ−トの設定の変更を行うようにすることに
より実現できる。
容の変更は、たとえば、ある計算機上であるデ−タグル
−プについての情報の変更が指示された場合に、全体に
その変更内容を放送形式で送信し、変更が指示された計
算機より、特定の一つの計算機にその変更内容を送信
し、この特定の計算機より各計算機に変更内容を送信す
るようにし、変更内容を受信した各計算機が、これに従
って自身デ−タグル−プテ−ブル6の内容を変更し、こ
れに応じてポ−トの設定の変更を行うようにすることに
より実現できる。
【0047】なお、各計算機のデ−タグル−プテ−ブル
6の設定や変更は、各計算機の利用者が、コンソ−ルよ
り、その計算機が送信または受信する可能性のあるデー
タのデータグル−プについてデータグル−プ名と、その
データを送信する際に送信先アドレスとして用いるべき
サブネットアドレスとポ−トアドレスの対応を入力する
ことにより行うようにしてもよい。この場合、各計算機
における各データグル−プについての対応するサブネッ
トアドレスとポ−トアドレスの一意性は、各利用者の責
任となる。
6の設定や変更は、各計算機の利用者が、コンソ−ルよ
り、その計算機が送信または受信する可能性のあるデー
タのデータグル−プについてデータグル−プ名と、その
データを送信する際に送信先アドレスとして用いるべき
サブネットアドレスとポ−トアドレスの対応を入力する
ことにより行うようにしてもよい。この場合、各計算機
における各データグル−プについての対応するサブネッ
トアドレスとポ−トアドレスの一意性は、各利用者の責
任となる。
【0048】一方、受信データ登録部307は、また、
自計算機で取り込んで処理する必要のあるデータの内容
コ−ドを内容コ−ドテ−ブルに登録する。この登録は、
たとえば、ユ−ザプロセス313〜31nよりの指定に
応じて行う。
自計算機で取り込んで処理する必要のあるデータの内容
コ−ドを内容コ−ドテ−ブルに登録する。この登録は、
たとえば、ユ−ザプロセス313〜31nよりの指定に
応じて行う。
【0049】以下、データ送信時の動作について説明す
る。
る。
【0050】図5に、各計算機のデータ送信時の手順を
示す。
示す。
【0051】まず、コンソ−ルからのインタフェ−ス3
11を介した指示などに応じて、ユ−ザプロセス31
3、314..は、図6に示すようにデ−タグル−プ名
1、内容コ−ド2、デ−タ104、ユ−ザプロセス識別
子1801を設定したデ−タ送信命令を、デ−タ送信部
310に送る(ステップ602)。ユ−ザプロセス識別
子1801は、以降の送信処理で異常が発生した場合
に、その旨をユ−ザプロセスに通知するために設定す
る。
11を介した指示などに応じて、ユ−ザプロセス31
3、314..は、図6に示すようにデ−タグル−プ名
1、内容コ−ド2、デ−タ104、ユ−ザプロセス識別
子1801を設定したデ−タ送信命令を、デ−タ送信部
310に送る(ステップ602)。ユ−ザプロセス識別
子1801は、以降の送信処理で異常が発生した場合
に、その旨をユ−ザプロセスに通知するために設定す
る。
【0052】デ−タ送信部310では、デ−タグル−プ
テ−ブル6を参照し、送信命令で指定されたデ−タグル
−プ名に対応して登録されたサブネットアドレスアドレ
ス8、ポ−トアドレス9を得(ステップ603)、デ−
タに、送信命令で指定されたデ−タグル−プ名に対応す
るサブネットアドレス8、ポ−トアドレス9を送信先ア
ドレスとして設定し、送信命令で指定された内容コ−ド
を付加し、サブネットアドレス8内でのブロ−ドキャス
トを指定し、伝送制御装置301の適当なポ−トを介し
て適当なゲ−トウェイに送出する(ステップ605)。
送信命令で指定されたデ−タグル−プ名に対応して複数
のサブネットアドレスアドレスが登録されている場合
は、各サブネットアドレス毎にフレ−ムを作成し、それ
ぞれ送信する。また、一つのサブネットアドレスアドレ
スに対して複数のポ−トアドレスが登録されている場合
は、各ポ−トアドレスについてフレ−ムを作成し、それ
ぞれ送信する。なお、ここで、適当なゲ−トウェイと
は、フレ−ムの送信先サブネットワ−クへの経路上にあ
るゲ−トウェイである。また、TCP/IPにおいて、
フレ−ムの宛先アドレスに含めたサブネットアドレスで
指定したサブネットワ−クへのブロ−ドキャストの指定
は、実際には、特定の値をホストアドレスとして宛先ア
ドレスに含めることにより指定される。
テ−ブル6を参照し、送信命令で指定されたデ−タグル
−プ名に対応して登録されたサブネットアドレスアドレ
ス8、ポ−トアドレス9を得(ステップ603)、デ−
タに、送信命令で指定されたデ−タグル−プ名に対応す
るサブネットアドレス8、ポ−トアドレス9を送信先ア
ドレスとして設定し、送信命令で指定された内容コ−ド
を付加し、サブネットアドレス8内でのブロ−ドキャス
トを指定し、伝送制御装置301の適当なポ−トを介し
て適当なゲ−トウェイに送出する(ステップ605)。
送信命令で指定されたデ−タグル−プ名に対応して複数
のサブネットアドレスアドレスが登録されている場合
は、各サブネットアドレス毎にフレ−ムを作成し、それ
ぞれ送信する。また、一つのサブネットアドレスアドレ
スに対して複数のポ−トアドレスが登録されている場合
は、各ポ−トアドレスについてフレ−ムを作成し、それ
ぞれ送信する。なお、ここで、適当なゲ−トウェイと
は、フレ−ムの送信先サブネットワ−クへの経路上にあ
るゲ−トウェイである。また、TCP/IPにおいて、
フレ−ムの宛先アドレスに含めたサブネットアドレスで
指定したサブネットワ−クへのブロ−ドキャストの指定
は、実際には、特定の値をホストアドレスとして宛先ア
ドレスに含めることにより指定される。
【0053】なお、フレ−ムには、自計算機の接続する
伝送路のサブネットアドレス8、自計算機ホストアドレ
ス、送信に用いたポ−トのポ−トアドレス9を発信元ア
ドレスとして含める。
伝送路のサブネットアドレス8、自計算機ホストアドレ
ス、送信に用いたポ−トのポ−トアドレス9を発信元ア
ドレスとして含める。
【0054】図7には、このようにして送信されたフレ
−ムの構成を示す。
−ムの構成を示す。
【0055】この送信されたフレ−ムは、ゲ−トウェイ
によって、送信先アドレス中のサブネットアドレスで指
定されるサブネットワ−クに伝達され、そのサブネット
ワ−クでブロ−ドキャストされる。
によって、送信先アドレス中のサブネットアドレスで指
定されるサブネットワ−クに伝達され、そのサブネット
ワ−クでブロ−ドキャストされる。
【0056】一方、各計算機の先にフレ−ムの受信が可
能な状態に設定された各ポ−トは、ブロ−ドキャストさ
れたフレ−ムのうち、送信先アドレスとして自ポ−トの
ポ−トアドレスを含むフレ−ムを取り込み、フレ−ムの
内容を処理装置310の内容コ−ド選択部に渡す。内容
コ−ド選択部は、内容コ−ドテ−ブル7を参照し、受け
取ったフレ−ム中の内容コ−ドが、内容コ−ドテ−ブル
7に登録されているものであれば、フレ−ム内容を、こ
れをデータ受信部308に送る。登録されてなければ、
このフレ−ムの内容を廃棄する。
能な状態に設定された各ポ−トは、ブロ−ドキャストさ
れたフレ−ムのうち、送信先アドレスとして自ポ−トの
ポ−トアドレスを含むフレ−ムを取り込み、フレ−ムの
内容を処理装置310の内容コ−ド選択部に渡す。内容
コ−ド選択部は、内容コ−ドテ−ブル7を参照し、受け
取ったフレ−ム中の内容コ−ドが、内容コ−ドテ−ブル
7に登録されているものであれば、フレ−ム内容を、こ
れをデータ受信部308に送る。登録されてなければ、
このフレ−ムの内容を廃棄する。
【0057】データ受信部は、この内容コ−ドとデータ
を、このデータを必要とするユ−ザプロセスに内容コ−
ド付きデータ格納メモリ304を介して転送する。
を、このデータを必要とするユ−ザプロセスに内容コ−
ド付きデータ格納メモリ304を介して転送する。
【0058】以上、本発明の第1の実施例について説明
した。
した。
【0059】なお、本第1実施例では、ユ−ザプロセス
313、314..が、図6に示すようにデ−タグル−
プ名1、内容コ−ド2、デ−タ104、ユ−ザプロセス
識別子1801を設定したデ−タ送信命令を、デ−タ送
信部310に送ったが、内容コ−ドに応じて、データグ
ル−プが一義的に定まる場合には、ユ−ザプロセス31
3、314..からは内容コ−ド2、デ−タ104、ユ
−ザプロセス識別子1801のみを設定したデ−タ送信
命令を、デ−タ送信部310に送り、データ送信部31
0において内容コ−ドに応じて、データの属するデータ
グル−プのデ−タグル−プ名を決定するようにしてもよ
い。
313、314..が、図6に示すようにデ−タグル−
プ名1、内容コ−ド2、デ−タ104、ユ−ザプロセス
識別子1801を設定したデ−タ送信命令を、デ−タ送
信部310に送ったが、内容コ−ドに応じて、データグ
ル−プが一義的に定まる場合には、ユ−ザプロセス31
3、314..からは内容コ−ド2、デ−タ104、ユ
−ザプロセス識別子1801のみを設定したデ−タ送信
命令を、デ−タ送信部310に送り、データ送信部31
0において内容コ−ドに応じて、データの属するデータ
グル−プのデ−タグル−プ名を決定するようにしてもよ
い。
【0060】すなわち、あらかじめ、図8に示すように
内容コ−ドとデータグル−プ名との対応を登録した送信
内容コ−ドテ−ブルをデータ送信部310に設け、デー
タ送信部310がデ−タ送信命令で指定された内容コ−
ドに対応して送信内容コ−ドテ−ブルに登録されている
デ−タグル−プ名を、そのデータの属するデータグル−
プのデ−タグル−プ名とするようにしてもよい。
内容コ−ドとデータグル−プ名との対応を登録した送信
内容コ−ドテ−ブルをデータ送信部310に設け、デー
タ送信部310がデ−タ送信命令で指定された内容コ−
ドに対応して送信内容コ−ドテ−ブルに登録されている
デ−タグル−プ名を、そのデータの属するデータグル−
プのデ−タグル−プ名とするようにしてもよい。
【0061】以下、第2の実施例について説明する。
【0062】本第2実施例は、前記第1の実施例に係る
計算機の処理装置312の通信制御部3121のデータ
送信部310内に、送信用自計算機定義テ−ブルを設け
た構成と成っている。
計算機の処理装置312の通信制御部3121のデータ
送信部310内に、送信用自計算機定義テ−ブルを設け
た構成と成っている。
【0063】図9に、送信用自計算機定義テ−ブルの構
成を示す。
成を示す。
【0064】図示するように、送信用自計算機定義テ−
ブル703は、自計算機名10、デフォルトデ−タグル
−プ名701、送信許可デ−タグル−プ名702から構
成される。
ブル703は、自計算機名10、デフォルトデ−タグル
−プ名701、送信許可デ−タグル−プ名702から構
成される。
【0065】ホストアドレス10は、前述したように送
信フレ−ムの発信元アドレスに含められる情報である。
ホストアドレス10は、デ−タの受信側でデ−タの送信
元計算機を識別するのに利用される。
信フレ−ムの発信元アドレスに含められる情報である。
ホストアドレス10は、デ−タの受信側でデ−タの送信
元計算機を識別するのに利用される。
【0066】デフォルトデ−タグル−プ名701には、
図6に示したデ−タ送信命令でデ−タグル−プ名が指定
されていない場合に、そのデ−タの属するデータグル−
プとして無条件に用いるデ−タグル−プのデ−タグル−
プ名を登録する。各計算機において、1つのデフォルト
デ−タグル−プ名701を登録する。
図6に示したデ−タ送信命令でデ−タグル−プ名が指定
されていない場合に、そのデ−タの属するデータグル−
プとして無条件に用いるデ−タグル−プのデ−タグル−
プ名を登録する。各計算機において、1つのデフォルト
デ−タグル−プ名701を登録する。
【0067】送信許可デ−タグル−プ名702は、その
計算機からの送信を許可する1または複数のデータグル
−プのデータグル−プ名を登録する。複数のデ−タグル
−プ名を指定することができる。
計算機からの送信を許可する1または複数のデータグル
−プのデータグル−プ名を登録する。複数のデ−タグル
−プ名を指定することができる。
【0068】図9の例では、自計算機名 Node-1 では、
デフォルトデ−タグル−プ名が DF-1 、送信許可デ−タ
グル−プ名が DF-1, DF-3 その他であることを示してい
る。
デフォルトデ−タグル−プ名が DF-1 、送信許可デ−タ
グル−プ名が DF-1, DF-3 その他であることを示してい
る。
【0069】なお、この送信用自計算機定義テ−ブル7
03は、ユ−ザプロセスのグル−プ毎に設けるようにし
てもよい。また、この場合には、どのプログラムグル−
プにも所属しないユ−ザプログラムは、プログラムグル
−プにも所属しないユ−ザプログラムグル−プに属する
と扱うようにしてもよい。
03は、ユ−ザプロセスのグル−プ毎に設けるようにし
てもよい。また、この場合には、どのプログラムグル−
プにも所属しないユ−ザプログラムは、プログラムグル
−プにも所属しないユ−ザプログラムグル−プに属する
と扱うようにしてもよい。
【0070】以下、本第2実施例におけるデ−タの送信
動作を説明する。その他の動作は、前記第1実施例と同
様であるので説明を省略する。
動作を説明する。その他の動作は、前記第1実施例と同
様であるので説明を省略する。
【0071】図10に、本第2実施例に係る各計算機に
おけるデ−タの送信処理の手順を示す。
おけるデ−タの送信処理の手順を示す。
【0072】まず、コンソ−ルからのインタフェ−ス3
11を介した指示などに応じて、ユ−ザプロセス31
3、314..は、デ−タグル−プ名1、内容コ−ド
2、デ−タ104、ユ−ザプロセス識別子1801を設
定したデ−タ送信命令を、デ−タ送信部310に送る
(ステップ802)。ただし、本第2実施例では、ユ−
ザプロセスに、デ−タグル−プ名1を含めないデ−タ送
信命令の発行も許可する。
11を介した指示などに応じて、ユ−ザプロセス31
3、314..は、デ−タグル−プ名1、内容コ−ド
2、デ−タ104、ユ−ザプロセス識別子1801を設
定したデ−タ送信命令を、デ−タ送信部310に送る
(ステップ802)。ただし、本第2実施例では、ユ−
ザプロセスに、デ−タグル−プ名1を含めないデ−タ送
信命令の発行も許可する。
【0073】デ−タ送信部310では、デ−タ送信命令
を参照し、デ−タグル−プ名が指定されているかを判定
する803。もしデ−タグル−プ名が指定されている場
合、デ−タ送信部310は、自計算機定義テ−ブル70
3を参照し、デ−タ送信命令で指定されたデ−タグル−
プ名が、送信許可デ−タグル−プ名702に登録されて
いるかを判定し、登録されていない場合には、インタフ
ェ−ス311を介してユ−ザプロセスに送信不可を連絡
する(ステップ806)。送信許可デ−タグル−プ名7
02に登録されていれば、ステップ808の処理へと進
む。
を参照し、デ−タグル−プ名が指定されているかを判定
する803。もしデ−タグル−プ名が指定されている場
合、デ−タ送信部310は、自計算機定義テ−ブル70
3を参照し、デ−タ送信命令で指定されたデ−タグル−
プ名が、送信許可デ−タグル−プ名702に登録されて
いるかを判定し、登録されていない場合には、インタフ
ェ−ス311を介してユ−ザプロセスに送信不可を連絡
する(ステップ806)。送信許可デ−タグル−プ名7
02に登録されていれば、ステップ808の処理へと進
む。
【0074】一方、デ−タ送信命令でデ−タグル−プ名
が指定されなかった場合(ステップ8039には、送信
用自計算機定義テ−ブル703を参照し、デフォルトデ
−タグル−プ名701を、データのデータグル−プ名と
し、ステップ808の処理へと進む。
が指定されなかった場合(ステップ8039には、送信
用自計算機定義テ−ブル703を参照し、デフォルトデ
−タグル−プ名701を、データのデータグル−プ名と
し、ステップ808の処理へと進む。
【0075】ステップ808以降は、前記第1実施例と
同様であり、データグル−プテ−ブル5を参照して(ス
テップ808)、デ−タグル−プ名に対応するサブネッ
トアドレス8、ポ−トアドレス9を送信先アドレスとし
て設定し(ステップ809)、送信命令で指定された内
容コ−ドを付加し、サブネットアドレス8で指定したサ
ブネット内でのブロ−ドキャストを指定して伝送制御装
置301の適当なポ−トを介して、適当なゲ−トウェイ
に送出する(ステップ810)。
同様であり、データグル−プテ−ブル5を参照して(ス
テップ808)、デ−タグル−プ名に対応するサブネッ
トアドレス8、ポ−トアドレス9を送信先アドレスとし
て設定し(ステップ809)、送信命令で指定された内
容コ−ドを付加し、サブネットアドレス8で指定したサ
ブネット内でのブロ−ドキャストを指定して伝送制御装
置301の適当なポ−トを介して、適当なゲ−トウェイ
に送出する(ステップ810)。
【0076】以下、第3の実施例について説明する。
【0077】本第3実施例では、前記第1、2実施例に
係る計算機のデ−タグル−プテ−ブル6を、図11に示
すように構成する。
係る計算機のデ−タグル−プテ−ブル6を、図11に示
すように構成する。
【0078】すなわち、デ−タグル−プ名1に対応付け
てポ−トアドレス9のみを登録するテ−ブルとする。図
11では、デ−タグル−プ名 DF-1 に対応して、ポ−ト
アドレス P1 が登録されている。なお、一つのデ−タグ
ル−プ名に対応して、複数のポ−トアドレスを登録する
こともできる。ただし特定のポ−トアドレスは特定のデ
ータグル−プに対してのみ登録されるようにする。
てポ−トアドレス9のみを登録するテ−ブルとする。図
11では、デ−タグル−プ名 DF-1 に対応して、ポ−ト
アドレス P1 が登録されている。なお、一つのデ−タグ
ル−プ名に対応して、複数のポ−トアドレスを登録する
こともできる。ただし特定のポ−トアドレスは特定のデ
ータグル−プに対してのみ登録されるようにする。
【0079】そして、前記受信データ登録部309は、
デ−タグル−プテ−ブル6に登録された全てのポ−トア
ドレスのポ−トを受信可能状態にする。また、受信可能
状態に設定された各ポ−トは、接続する伝送路上にブロ
−ドキャストされた送信先アドレスとしてポ−トアドレ
スとして自身のポ−トアドレスに一致するものを含んで
いるフレ−ムを受信し、処理装置312に送る。また、
前記データ送信部は、図12に示すようにデータグル−
プ名に対応してデ−タグル−プテ−ブル6に登録された
ポ−トアドレスのみを送信先アドレスとして指定し、全
ネットワ−クへのブロ−ドキャストを指定して、データ
を適当なゲ−トウェイに送信する。なお、TCP/IP
においては、フレ−ムの全ネットワ−クへのブロ−ドキ
ャストは、特定の値のサブネットアドレスを宛先アドレ
スに含めることにより指定する。
デ−タグル−プテ−ブル6に登録された全てのポ−トア
ドレスのポ−トを受信可能状態にする。また、受信可能
状態に設定された各ポ−トは、接続する伝送路上にブロ
−ドキャストされた送信先アドレスとしてポ−トアドレ
スとして自身のポ−トアドレスに一致するものを含んで
いるフレ−ムを受信し、処理装置312に送る。また、
前記データ送信部は、図12に示すようにデータグル−
プ名に対応してデ−タグル−プテ−ブル6に登録された
ポ−トアドレスのみを送信先アドレスとして指定し、全
ネットワ−クへのブロ−ドキャストを指定して、データ
を適当なゲ−トウェイに送信する。なお、TCP/IP
においては、フレ−ムの全ネットワ−クへのブロ−ドキ
ャストは、特定の値のサブネットアドレスを宛先アドレ
スに含めることにより指定する。
【0080】また、本第3実施例では、ネットワ−クシ
ステム上の各ゲ−トウェイ4、41を次のように構成す
る。
ステム上の各ゲ−トウェイ4、41を次のように構成す
る。
【0081】いま、説明の都合上、図13に示すネット
ワ−クシステムについて考える。
ワ−クシステムについて考える。
【0082】図示するように、計算機1403〜140
5、1409〜1411は、それぞれ伝送路 P 140
2、伝送路 Q 1408により接続されている。伝送路
P 1402、 Q 1408の間は、ゲ−トウェイ140
6で接続されている。
5、1409〜1411は、それぞれ伝送路 P 140
2、伝送路 Q 1408により接続されている。伝送路
P 1402、 Q 1408の間は、ゲ−トウェイ140
6で接続されている。
【0083】さて、各ゲ−トウェイには、図14に示す
ゲ−トウェイ情報テ−ブルを備える。
ゲ−トウェイ情報テ−ブルを備える。
【0084】図示するように、ゲ−トウェイ情報テ−ブ
ル1505は、送信元伝送路アドレス1501、送信先
伝送路アドレス1502、ゲ−トウェイアドレス150
3、使用ポ−トアドレス1504を対応付けて登録す
る。このテ−ブルは、送信元伝送路アドレス1501に
登録されているサブネットアドレスの伝送路から受信し
た、全ネットワ−クへのブロ−ドキャストを指定し送信
先アドレスとして使用ポ−トアドレス1504に登録さ
れたポ−トアドレスを含むフレ−ムを、送信先伝送路ア
ドレス1502に登録されたサブネットアドレスの伝送
路にブロ−ドキャストすべきことを表している。もしく
は、ゲ−トウェイアドレス1503に登録されたゲ−ト
ウェイ1406に中継すべきことを表している。すなわ
ち、送信先伝送路アドレス1502とゲ−トウェイアド
レス1503にアドレスが登録されている場合は両者
に、一方のみが登録されている場合には、登録されてい
るものにフレ−ムを中継すべきことを表している。
ル1505は、送信元伝送路アドレス1501、送信先
伝送路アドレス1502、ゲ−トウェイアドレス150
3、使用ポ−トアドレス1504を対応付けて登録す
る。このテ−ブルは、送信元伝送路アドレス1501に
登録されているサブネットアドレスの伝送路から受信し
た、全ネットワ−クへのブロ−ドキャストを指定し送信
先アドレスとして使用ポ−トアドレス1504に登録さ
れたポ−トアドレスを含むフレ−ムを、送信先伝送路ア
ドレス1502に登録されたサブネットアドレスの伝送
路にブロ−ドキャストすべきことを表している。もしく
は、ゲ−トウェイアドレス1503に登録されたゲ−ト
ウェイ1406に中継すべきことを表している。すなわ
ち、送信先伝送路アドレス1502とゲ−トウェイアド
レス1503にアドレスが登録されている場合は両者
に、一方のみが登録されている場合には、登録されてい
るものにフレ−ムを中継すべきことを表している。
【0085】各ゲ−トウェイは、受信した各フレ−ムを
備えたゲ−トウェイ情報テ−ブル1505に従い中継す
る。また、全ネットワ−クへのブロ−ドキャストを指定
し送信先アドレスがポ−トアドレスを含むフレ−ムであ
って、このポ−トアドレスと、このフレ−ムを受信した
伝送路のサブネットアドレスの組と一致する、使用ポ−
トアドレス1504と送信元伝送路アドレス1501の
組が、ゲ−トウェイ情報テ−ブル1505に登録されて
いない場合には、このフレ−ムを廃棄する。
備えたゲ−トウェイ情報テ−ブル1505に従い中継す
る。また、全ネットワ−クへのブロ−ドキャストを指定
し送信先アドレスがポ−トアドレスを含むフレ−ムであ
って、このポ−トアドレスと、このフレ−ムを受信した
伝送路のサブネットアドレスの組と一致する、使用ポ−
トアドレス1504と送信元伝送路アドレス1501の
組が、ゲ−トウェイ情報テ−ブル1505に登録されて
いない場合には、このフレ−ムを廃棄する。
【0086】たとえば、図14は、ゲ−トウェイ140
6が備えたゲ−トウェイ情報テ−ブル1505の内容を
示しており、ゲ−トウェイ1406は、この内容に従
い、送信元サブネットアドレス Sub-1 の伝送路からフ
レ−ムが入力された場合には、送信先アドレスが、ポ−
トアドレス P1もしくは P2 のいずれかのみであれば、
送信先サブネットアドレス Sub-2 にフレ−ムをブロ−
ドキャストする。また、ゲ−トウェイアドレス1503
にアドレスが登録されているゲ−トウェイNode4に
もフレ−ムを中継する。また、送信元サブネットアドレ
ス Sub-2 の伝送路から、送信先アドレスが、ポ−トア
ドレスP2 のみのフレ−ムを受信した場合には、これを
廃棄する。
6が備えたゲ−トウェイ情報テ−ブル1505の内容を
示しており、ゲ−トウェイ1406は、この内容に従
い、送信元サブネットアドレス Sub-1 の伝送路からフ
レ−ムが入力された場合には、送信先アドレスが、ポ−
トアドレス P1もしくは P2 のいずれかのみであれば、
送信先サブネットアドレス Sub-2 にフレ−ムをブロ−
ドキャストする。また、ゲ−トウェイアドレス1503
にアドレスが登録されているゲ−トウェイNode4に
もフレ−ムを中継する。また、送信元サブネットアドレ
ス Sub-2 の伝送路から、送信先アドレスが、ポ−トア
ドレスP2 のみのフレ−ムを受信した場合には、これを
廃棄する。
【0087】いま、ゲ−トウェイ1406が図14に示
したゲ−トウェイ情報テ−ブル1505にを用いるとし
て、各計算機のデ−タグル−プテ−ブル5に、デ−タグ
ル−プ A に対応してポ−トアドレス P1 を登録したな
らば、デ−タグル−プ A のデータは図1231401
に示す範囲伝送路に中継される。また、各計算機のデ−
タグル−プテ−ブル5に、デ−タグル−プ B に対応し
てポ−トアドレスをポ−トアドレス P2 を登録すれば、
デ−タグル−プ B の送信範囲は、図13の1407の
範囲中の伝送路に中継される。
したゲ−トウェイ情報テ−ブル1505にを用いるとし
て、各計算機のデ−タグル−プテ−ブル5に、デ−タグ
ル−プ A に対応してポ−トアドレス P1 を登録したな
らば、デ−タグル−プ A のデータは図1231401
に示す範囲伝送路に中継される。また、各計算機のデ−
タグル−プテ−ブル5に、デ−タグル−プ B に対応し
てポ−トアドレスをポ−トアドレス P2 を登録すれば、
デ−タグル−プ B の送信範囲は、図13の1407の
範囲中の伝送路に中継される。
【0088】そして、中継された伝送路上の計算機のう
ち、中継されたフレ−ムの送信先アドレスに含まれるポ
−トアドレスのポ−トを受信可能状態としている計算機
の伝送制御装置301によって受信され、処理装置に渡
され、内容コ−ドの判定が行なわれた後、ユ−ザプロセ
スに渡される。
ち、中継されたフレ−ムの送信先アドレスに含まれるポ
−トアドレスのポ−トを受信可能状態としている計算機
の伝送制御装置301によって受信され、処理装置に渡
され、内容コ−ドの判定が行なわれた後、ユ−ザプロセ
スに渡される。
【0089】したがい、本第3実施例において、各ゲ−
トウェイに備えた各ゲ−トウェイ情報テ−ブル1505
の内容を、そのゲ−トウェイのネットワ−ク上の位置に
応じて、全ネットワ−クへのブロ−ドキャストを指定し
ポ−トアドレスを送信先アドレスとして含むフレ−ムの
中継先を、当該ポ−トアドレスのポ−トを受信可能状態
にしている計算機が存在する伝送路にのみ当該フレ−ム
に中継されるように設定すれば、各ポ−トアドレスによ
ってデータグル−プは特定されるので、前記第1実施例
と同様に、データを当該データを受信する計算機が存在
する伝送路にのみ送信することができる。
トウェイに備えた各ゲ−トウェイ情報テ−ブル1505
の内容を、そのゲ−トウェイのネットワ−ク上の位置に
応じて、全ネットワ−クへのブロ−ドキャストを指定し
ポ−トアドレスを送信先アドレスとして含むフレ−ムの
中継先を、当該ポ−トアドレスのポ−トを受信可能状態
にしている計算機が存在する伝送路にのみ当該フレ−ム
に中継されるように設定すれば、各ポ−トアドレスによ
ってデータグル−プは特定されるので、前記第1実施例
と同様に、データを当該データを受信する計算機が存在
する伝送路にのみ送信することができる。
【0090】次に本発明の第5の実施例について説明す
る。
る。
【0091】本第5実施例では、前記第1、2実施例に
係る計算機のデ−タグル−プテ−ブル6を、図15に示
すように構成する。
係る計算機のデ−タグル−プテ−ブル6を、図15に示
すように構成する。
【0092】すなわち、デ−タグル−プ名1に対応付け
てサブネットアドレス9のみを登録するテ−ブルとす
る。図15では、デ−タグル−プ名 DF-1 に対応して、
サッブネットアドレス Sub−A が登録されている。
なお、一つのデ−タグル−プ名に対応して、複数のサブ
ネットアドレスを登録することもできる。ただし特定の
サブネットアドレスは特定のデータグル−プに対しての
み登録されるようにする。
てサブネットアドレス9のみを登録するテ−ブルとす
る。図15では、デ−タグル−プ名 DF-1 に対応して、
サッブネットアドレス Sub−A が登録されている。
なお、一つのデ−タグル−プ名に対応して、複数のサブ
ネットアドレスを登録することもできる。ただし特定の
サブネットアドレスは特定のデータグル−プに対しての
み登録されるようにする。
【0093】そして、前記受信データ登録部309は、
適当なポ−トを受信可能状態にする。また、受信可能状
態に設定された各ポ−トは、接続する伝送路上にブロ−
ドキャストフレ−ムを受信し、処理装置312に送る。
また、前記データ送信部は、図16に示すように、デー
タグル−プ名に対応してデ−タグル−プテ−ブル6に登
録されたサブネットアドレスを送信先アドレスに含め、
そのサブネットアドレスのサブネットワ−クでのブロ−
ドキャストを指定して、データを送信する。これによ
り、本第4実施例では、あるデ−タグル−プに属するデ
ータを含んだフレ−ムは、そのデータを受信する計算機
の存在するサブネットワ−クにのみ送ることができる。
適当なポ−トを受信可能状態にする。また、受信可能状
態に設定された各ポ−トは、接続する伝送路上にブロ−
ドキャストフレ−ムを受信し、処理装置312に送る。
また、前記データ送信部は、図16に示すように、デー
タグル−プ名に対応してデ−タグル−プテ−ブル6に登
録されたサブネットアドレスを送信先アドレスに含め、
そのサブネットアドレスのサブネットワ−クでのブロ−
ドキャストを指定して、データを送信する。これによ
り、本第4実施例では、あるデ−タグル−プに属するデ
ータを含んだフレ−ムは、そのデータを受信する計算機
の存在するサブネットワ−クにのみ送ることができる。
【0094】なお、本第4実施例は、プロトコルとし
て、TCPを採用しないネットワ−クであって、ポ−ト
および、これに相当する機構を持たず、伝送路アドレス
と計算機のアドレスのみによって、フレ−ムの送信先を
決定するようにネットワ−クに本発明を適用する場合
に、特に有効である。
て、TCPを採用しないネットワ−クであって、ポ−ト
および、これに相当する機構を持たず、伝送路アドレス
と計算機のアドレスのみによって、フレ−ムの送信先を
決定するようにネットワ−クに本発明を適用する場合
に、特に有効である。
【0095】以上のように、本発明の各実施例によれ
ば、デ−タ送信時にユ−ザプロセスが指定する情報は、
内容コ−ドと、そのデ−タの属するデ−タグル−プであ
り、計算機ごとのグル−プ指定でなく、デ−タ毎のグル
−プ指定なので、あるグル−プのデ−タを受信する計算
機が増加・減少しても、デ−タの送信側計算機は、それ
を認識する必要がなく、システムの柔軟な拡張が保証さ
れる。
ば、デ−タ送信時にユ−ザプロセスが指定する情報は、
内容コ−ドと、そのデ−タの属するデ−タグル−プであ
り、計算機ごとのグル−プ指定でなく、デ−タ毎のグル
−プ指定なので、あるグル−プのデ−タを受信する計算
機が増加・減少しても、デ−タの送信側計算機は、それ
を認識する必要がなく、システムの柔軟な拡張が保証さ
れる。
【0096】また、グル−プ毎の送信範囲を持つため、
デ−タのネットワ−ク全体から見た通信頻度は減少する
ため、通信負荷が軽減される。
デ−タのネットワ−ク全体から見た通信頻度は減少する
ため、通信負荷が軽減される。
【0097】また、受信側計算機は、計算機で受信する
デ−タ量を物理的に減少できる。
デ−タ量を物理的に減少できる。
【0098】なお、以上の実施例において、各計算機の
データ送信部310は送信フレ−ムにデータグル−プ名
自身を含めて送信するようにし、各計算機のデータ受信
部308に図17に示すようなデータグル−プ名と当該
データグル−プについて用いる内容コ−ドの対応を登録
した内容コ−ドテ−ブルを備えるようにしてもよい。、
そして、各計算機のデータ受信部308で、受信したフ
レ−ムに含まれるデータグル−プ名と内容コ−ドの組
が、内容コ−ドテ−ブルに登録されている場合にのみ、
そのフレ−ムのデータを取り込むようにしてもよい。ま
たは、フレ−ム中の送信先アドレスによってデータグル
−プテ−ブルを検索して、受信したフレ−ムのデータの
データグル−プ名を判定し、データグル−プ名と内容コ
−ドの組が、内容コ−ドテ−ブルに登録されている場合
にのみ、そのフレ−ムのデータを取り込むようにしても
よい。このようにすることにより、データグル−プ毎に
内容コ−ドテ−ブルの系列を設定できる。
データ送信部310は送信フレ−ムにデータグル−プ名
自身を含めて送信するようにし、各計算機のデータ受信
部308に図17に示すようなデータグル−プ名と当該
データグル−プについて用いる内容コ−ドの対応を登録
した内容コ−ドテ−ブルを備えるようにしてもよい。、
そして、各計算機のデータ受信部308で、受信したフ
レ−ムに含まれるデータグル−プ名と内容コ−ドの組
が、内容コ−ドテ−ブルに登録されている場合にのみ、
そのフレ−ムのデータを取り込むようにしてもよい。ま
たは、フレ−ム中の送信先アドレスによってデータグル
−プテ−ブルを検索して、受信したフレ−ムのデータの
データグル−プ名を判定し、データグル−プ名と内容コ
−ドの組が、内容コ−ドテ−ブルに登録されている場合
にのみ、そのフレ−ムのデータを取り込むようにしても
よい。このようにすることにより、データグル−プ毎に
内容コ−ドテ−ブルの系列を設定できる。
【0099】
【発明の効果】以上にように、本発明によれば、本来不
要なデータの転送によるトラヒックを、より減少すると
共に、各計算機のデータ受け取りのための負荷を、より
減少することのできる各計算機の内容コ−ドデ−タ通信
を実現することのできるネットワ−クシステムを提供す
ることができる。
要なデータの転送によるトラヒックを、より減少すると
共に、各計算機のデータ受け取りのための負荷を、より
減少することのできる各計算機の内容コ−ドデ−タ通信
を実現することのできるネットワ−クシステムを提供す
ることができる。
【図1】本発明の実施例に係るネットワ−クシステムの
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例において送受信するフレ−ムの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る計算機の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例に係るデータグル−プテ−
ブルの構成を示す図である。
ブルの構成を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例における計算機内のデ−タ
送信手順を示すフロ−チャ−トである。
送信手順を示すフロ−チャ−トである。
【図6】本発明の第1実施例に係る送信命令の構成を示
す図である。
す図である。
【図7】本発明の第1実施例に係るフレ−ムの構成を示
す図である。
す図である。
【図8】本発明の第1実施例に係る送信内容テ−ブルの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る送信用自計算機定義
テ−ブルの構成を示す図である。
テ−ブルの構成を示す図である。
【図10】本発明の第3実施例に係る計算機のデータ受
信処理手順を示すフロチャ−トである。
信処理手順を示すフロチャ−トである。
【図11】本発明の第3実施例に係るデータグル−プテ
−ブルの構成を示す図である。
−ブルの構成を示す図である。
【図12】本発明の第3実施例に係るフレ−ムの構成を
示す図である。
示す図である。
【図13】本発明の第3実施例の説明に用いるネットワ
−クシステムの構成を示すブロック図である。
−クシステムの構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第3実施例に係るゲ−トウェイ情報
テ−ブルの構成を示す図である。
テ−ブルの構成を示す図である。
【図15】本発明の第4実施例に係るデータグル−プの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図16】本発明の第4実施例に係るフレ−ムの構成を
示す図である。
示す図である。
【図17】本発明の実施例に係る受信用内容コ−ドテ−
ブルの構成を示す図である。
ブルの構成を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 智明 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内
Claims (10)
- 【請求項1】それぞれ計算機を接続した複数のサブネッ
トワ−クを連結したネットワ−クシステムであって、 各計算機は、 データを送受信する伝送制御手段と、 データのあらかじめ選んだ属性毎にデータグル−プを設
定し、データを処理し、処理したデータの内容を指定す
る内容コ−ドをデータに付加した内容コ−ド付きデータ
の転送を、当該データの属性に対応するデータグル−プ
を指定して依頼すると共に、受信したデータを処理する
処理手段と、 前記データグル−プと、少なくともデータグル−プに対
応する属性を有するデータをサブネットワ−ク内でブロ
−ドキャストするサブネットワ−クの範囲を指定する情
報と対応付けてを登録したデータグル−プテ−ブルと、 前記指定されたデータグル−プに対応して前記データグ
ル−プテ−ブルに登録されている情報で指定された範囲
に、前記処理手段に送信を依頼された内容コ−ド付きデ
ータを含めたフレ−ムを、前記伝送制御手段を介してブ
ロ−ドキャストするデータ送信手段と、 受信したフレ−ム中の内容コ−ドより、受信したフレ−
ム中のデータが前記処理手段で処理する必要があるデー
タか否かを判定し、不必要なデータであればこれを廃棄
し、必要なデータあれば、これを処理手段に送るデータ
受信手段とを有し、 前記伝送制御手段は、自身の接続するサブネットワ−ク
上にブロ−ドキャストされたフレ−ムを受信することを
特徴とするネットワ−クシステム。 - 【請求項2】それぞれ計算機を接続した複数のサブネッ
トワ−クを、網間接続装置で連結したネットワ−クシス
テムであって、 各計算機は、 データを送受信する伝送制御手段と、 データのあらかじめ選んだ属性毎にデータグル−プを設
定し、データを処理し、処理したデータの内容を指定す
る内容コ−ドをデータに付加した内容コ−ド付きデータ
の転送を、当該データの属性に対応するデータグル−プ
を指定して依頼すると共に、受信したデータを処理する
処理手段と、 前記データグル−プと、少なくともデータグル−プに対
応する属性を有するデータを送信すべき1または複数の
サブネットワ−クを指定する情報とを対応付けて登録し
たデータグル−プテ−ブルと、 前記処理手段に送信を依頼された内容コ−ド付きデータ
に、前記指定されたデータグル−プに対応して前記デー
タグル−プテ−ブルに登録されている情報で指定された
各サブネットワ−クのサブネットアドレスと、サブネッ
トワ−ク内でのブロ−ドキャストを指定する情報を宛先
アドレスとして含めたフレ−ムを、前記伝送制御手段を
介して、自計算機が接続するサブネットワ−クに接続し
た、前記宛先アドレスとして含めたサブネットアドレス
の指定するサブネットワ−クへの経路上の網間接続装置
に前記伝送制御手段を介して送信するデータ送信手段
と、 受信したフレ−ム中の内容コ−ドより、受信したフレ−
ム中のデータが前記処理手段で処理する必要があるデー
タか否かを判定し、不必要なデータであればこれを廃棄
し、必要なデータあれば、これを処理手段に送るデータ
受信手段とを有し、 前記伝送制御手段は、自身の接続するサブネットワ−ク
上に中継された、宛先アドレスとしてサブネットワ−ク
内でのブロ−ドキャストを指定する情報を含んだフレ−
ムを受信し、 前記網間接続装置は、接続するサブネットワ−クより受
信したフレ−ムを、その宛先アドレスが指定するサブネ
ットワ−クに向けて順次中継する手段を有することを特
徴とするネットワ−クシステム。 - 【請求項3】それぞれ計算機を接続した複数のサブネッ
トワ−クを、網間接続装置で連結したネットワ−クシス
テムであって、 各計算機は、 データを送受信するポ−トを複数備えた伝送制御手段
と、 データのあらかじめ選んだ属性毎にデータグル−プを設
定し、データを処理し、処理したデータの内容を指定す
る内容コ−ドをデータに付加した内容コ−ド付きデータ
の転送を、当該データの属性に対応するデータグル−プ
を指定して依頼すると共に、受信したデータを処理する
処理手段と、 前記データグル−プと、データグル−プに対応する属性
を有するデータを送信すべきサブネットワ−クとポ−ト
アドレスとを示す情報とを対応付けて登録したデータグ
ル−プテ−ブルと、 前記処理手段に送信を依頼された内容コ−ド付きデータ
に、前記指定されたデータグル−プに対応して前記デー
タグル−プテ−ブルに登録されている情報が示すサブネ
ットワ−クのサブネットアドレスとポ−トアドレスと、
サブネットワ−ク内でのブロ−ドキャストを指定する情
報を宛先アドレスとして含めたフレ−ムを、前記伝送制
御手段を介して、自計算機が接続するサブネットワ−ク
に接続した、前記宛先アドレスとして含めたサブネット
アドレスの指定するサブネットワ−クへの経路上の網間
接続装置に前記伝送制御手段を介して送信するデータ送
信手段と、 受信したフレ−ム中の内容コ−ドより、受信したフレ−
ム中のデータが前記処理手段で処理する必要があるデー
タか否かを判定し、不必要なデータであればこれを廃棄
し、必要なデータあれば、これを処理手段に送るデータ
受信手段とを有し、 前記伝送制御手段は、備えた複数のポ−トのうち、あら
かじめ選択されたポ−トにおいて、当該ポ−トの接続す
るサブネットワ−ク上に中継された、宛先アドレスとし
てサブネットワ−ク内でのブロ−ドキャストを指定する
情報と当該ポ−トのポ−トアドレスを含んだフレ−ムを
受信し、 前記網間接続装置は、接続するサブネットワ−クより受
信したフレ−ムを、その宛先アドレスが指定するサブネ
ットワ−クに向けて順次中継する手段を有することを特
徴とするネットワ−クシステム。 - 【請求項4】それぞれ計算機を接続した複数のサブネッ
トワ−クを、網間接続装置で連結したネットワ−クシス
テムであって、 各計算機は、 データを送受信するポ−トを複数備えた伝送制御手段
と、 データのあらかじめ選んだ属性毎にデータグル−プを設
定し、データを処理し、処理したデータの内容を指定す
る内容コ−ドをデータに付加した内容コ−ド付きデータ
の転送を、当該データの属性に対応するデータグル−プ
を指定して依頼すると共に、受信したデータを処理する
処理手段と、 前記データグル−プと、データグル−プに対応する属性
を有するデータを受信ポ−トのポ−トアドレスを示す情
報とを対応付けて登録したデータグル−プテ−ブルと、 前記処理手段に送信を依頼された内容コ−ド付きデータ
に、前記指定されたデータグル−プに対応してデータグ
ル−プテ−ブルに登録されている情報が示すポ−トアド
レスと、全ネットワ−クへのブロ−ドキャストの指定を
宛先アドレスとして含めたフレ−ムを、自計算機が接続
するサブネットワ−クに接続した、各網間接続装置に前
記伝送制御手段を介して送信するデータ送信手段と、 受信したフレ−ム中の内容コ−ドより、受信したフレ−
ム中のデータが前記処理手段で処理する必要があるデー
タか否かを判定し、不必要なデータであればこれを廃棄
し、必要なデータあれば、これを処理手段に送るデータ
受信手段とを有し、 前記伝送制御手段は、備えた複数のポ−トのうち、あら
かじめ選択されたポ−トにおいて、当該ポ−トの接続す
るサブネットワ−ク上に中継された、宛先アドレスとし
て全ネットワ−ク内でのブロ−ドキャストを指定する情
報と当該ポ−トのポ−トアドレスを含んだフレ−ムを受
信し、 前記網間接続装置は、 サブネットアドレスとポ−トアドレスとの組み合わせに
対応して、当該サブネットアドレスのサブネットワ−ク
より受信した、宛先アドレスとして当該ポ−トアドレス
と全ネットワ−クへのブロ−ドキャストを指定する情報
とを含むフレ−ムの中継先を登録するテ−ブルと、前記
テ−ブルの内容に従い、接続するサブネットワ−クから
受信した、その宛先アドレスに全ネットワ−クへのブロ
−ドキャストを指定する情報とポ−トアドレスとを含む
フレ−ムを中継することを特徴とするネットワ−クシス
テム。 - 【請求項5】請求項2、3または4記載のネットワ−ク
システムであって、 前記データ送信手段は、前記フレ−ムに処理手段より指
定されたデータグル−プテ−ブルの識別情報を含めて送
信し、 前記データ受信手段は、受信したフレ−ム中の内容コ−
ドとデータグル−プの識別情報との組み合わせに応じ
て、受信したフレ−ム中のデータが前記処理手段で処理
する必要があるデータか否かを判定することを目的とす
るネットワ−クシステム。 - 【請求項6】請求項2、3、4または5記載のネットワ
−クシステムであって、 前記処理手段は、内容コ−ド付きデータの転送を、当該
データの属性に対応するデータグル−プを指定せずに依
頼し、 前記データ送信手段は、送信を依頼された内容コ−ド付
きデータの内容コ−ドに応じて定めたデータグル−プを
前記処理手段より指定されるデータグル−プに代えて用
いることを特徴をするネットワ−クシステム。 - 【請求項7】請求項2、3、4、5または6記載のネッ
トワ−クシステムであって、 前記計算機は、プログラムを記憶したメモリとプログラ
ムを実行するプロセッサとを備え、 前記処理手段は、プロセッサにより前記プログラムの実
行によって計算機上に実現された1または複数のプロセ
スであることを特徴とするネットワ−クシステム。 - 【請求項8】請求項2、3、4、5、6または7記載の
ネットワ−クシステムであって、 前記計算機および網間接続装置は、TCP/IPプロト
コルに従って前記フレ−ムの送受信動作を行なうことこ
とを特徴とするネットワ−クシステム。 - 【請求項9】複数のサブネットワ−クを、網間接続装置
で連結したネットワ−クに接続される計算機であって、 データを送受信する伝送制御手段と、 データのあらかじめ選んだ属性毎にデータグル−プを設
定し、データを処理し、処理したデータの内容を指定す
る内容コ−ドをデータに付加した内容コ−ド付きデータ
の転送を、当該データの属性に対応するデータグル−プ
を指定して依頼すると共に、受信したデータを処理する
処理手段と、 前記データグル−プと、少なくともデータグル−プに対
応する属性を有するデータを送信すべき1または複数の
サブネットワ−クを指定する情報とを対応付けて登録し
たデータグル−プテ−ブルと、 前記処理手段に送信を依頼された内容コ−ド付きデータ
に、前記指定されたデータグル−プに対応して前記デー
タグル−プテ−ブルに登録されている情報で指定された
各サブネットワ−クのサブネットアドレスと、サブネッ
トワ−ク内でのブロ−ドキャストを指定する情報を宛先
アドレスと含めたフレ−ムを、前記伝送制御手段を介し
て、自計算機が接続するサブネットワ−クに接続した、
前記宛先アドレスとして含めたサブネットアドレスの指
定するサブネットワ−クへの経路上の網間接続装置に前
記伝送制御手段を介して送信するデータ送信手段と、 受信したフレ−ム中の内容コ−ドより、受信したフレ−
ム中のデータが前記処理手段で処理する必要があるデー
タか否かを判定し、不必要なデータであればこれを廃棄
し、必要なデータあれば、これを処理手段に送るデータ
受信手段とを有し、 前記伝送制御手段は、自身の接続するサブネットワ−ク
上に中継された、宛先アドレスとしてサブネットワ−ク
内でのブロ−ドキャストを指定する情報を含んだフレ−
ムを受信することを特徴とする計算機。 - 【請求項10】複数のサブネットワ−クを、網間接続装
置で連結したネットワ−クに接続される計算機であっ
て、 データを送受信する伝送制御手段と、 データのあらかじめ選んだ属性毎にデータグル−プを設
定し、データを処理し、処理したデータの内容を指定す
る内容コ−ドをデータに付加した内容コ−ド付きデータ
の転送を、当該データの属性に対応するデータグル−プ
を指定して依頼すると共に、受信したデータを処理する
処理手段と、 前記データグル−プと、少なくともデータグル−プに対
応する属性を有するデータを送信すべき1または複数の
サブネットワ−クを指定する情報とを対応付けて登録し
たデータグル−プテ−ブルと、 前記処理手段に送信を依頼された内容コ−ド付きデータ
に、前記指定されたデータグル−プに対応して前記デー
タグル−プテ−ブルに登録されている情報で指定された
各サブネットワ−クのサブネットアドレスと、サブネッ
トワ−ク内でのブロ−ドキャストを指定する情報を宛先
アドレスとして含めたフレ−ムを、前記伝送制御手段を
介して、自計算機が接続するサブネットワ−クに接続し
た、前記宛先アドレスとして含めたサブネットアドレス
の指定するサブネットワ−クへの経路上の網間接続装置
に前記伝送制御手段を介して送信するデータ送信手段
と、 受信したフレ−ム中の内容コ−ドより、受信したフレ−
ム中のデータが前記処理手段で処理する必要があるデー
タか否かを判定し、不必要なデータであればこれを廃棄
し、必要なデータあれば、これを処理手段に送るデータ
受信手段とを有し、 前記伝送制御手段は、自身の接続するサブネットワ−ク
上に中継された、宛先アドレスとしてサブネットワ−ク
内でのブロ−ドキャストを指定する情報を含んだフレ−
ムを受信することを特徴とする計算機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6013695A JPH07219917A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | ネットワ−クシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6013695A JPH07219917A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | ネットワ−クシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07219917A true JPH07219917A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11840338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6013695A Pending JPH07219917A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | ネットワ−クシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07219917A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000069079A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-03-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 経路制御プロトコル処理方式 |
JP2004512767A (ja) * | 2000-10-27 | 2004-04-22 | テラプレイ システムズ エービー | マルチユーザー用通信インフラ基盤配置 |
-
1994
- 1994-02-07 JP JP6013695A patent/JPH07219917A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000069079A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-03-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 経路制御プロトコル処理方式 |
JP2004512767A (ja) * | 2000-10-27 | 2004-04-22 | テラプレイ システムズ エービー | マルチユーザー用通信インフラ基盤配置 |
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