JP2004512767A - マルチユーザー用通信インフラ基盤配置 - Google Patents
マルチユーザー用通信インフラ基盤配置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004512767A JP2004512767A JP2002538622A JP2002538622A JP2004512767A JP 2004512767 A JP2004512767 A JP 2004512767A JP 2002538622 A JP2002538622 A JP 2002538622A JP 2002538622 A JP2002538622 A JP 2002538622A JP 2004512767 A JP2004512767 A JP 2004512767A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- client
- application
- client group
- group
- computer readable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/02—Details
- H04L12/16—Arrangements for providing special services to substations
- H04L12/18—Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
- H04L12/1813—Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast for computer conferences, e.g. chat rooms
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L9/00—Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
- H04L9/40—Network security protocols
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/02—Details
- H04L12/16—Arrangements for providing special services to substations
- H04L12/18—Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
- H04L12/185—Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast with management of multicast group membership
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/01—Protocols
- H04L67/131—Protocols for games, networked simulations or virtual reality
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
【選択図】図1
Description
本発明は、主に請求項1のプリアンブルによる通信インフラ基盤配置に関する。
【0002】
発明の技術分野
本発明は、幅広く分散した複数のユーザが、リアルタイムに会話するネットワーク化された仮想環境に適用される。本明細書では、アプリケーションは、ネットワーク化された環境を処理している分散型コンピュータ・プロセスとして定義される。このようなアプリケーションは、現実の感覚と仮想世界で強化される(培われた)経験を狙いとしている。これらのアプリケーションは、軍事および産業界の団体訓練、協働設計およびエンジニアリング、複数のプレーヤーによるゲーム、仮想ショッピング、遠隔でのクライアントサポート、遠距離学習に使用される。このアプリケーション・セッションは、幾つかの所定の条件下で終了する。
【0003】
ネットワーク化された仮想環境を処理する分散型コンピュータ・プロセスは、アプリケーションと呼ばれる以下のものにおいて行われる。
【0004】
アプリケーション・セッションは、任意の時点で開始されるアプリケーションのインスタンスであり、クライアントはこの仮想世界に入会したり、退会したりでき、アプリケーション・セッションは幾つかの所定の条件下で結局終了する。
【0005】
本出願には、幾つかの同時係属の出願がある。それらの一つは、SE 9901694−1およびUS 09/307712の両方からの優先日、1999年5月10日を有するPCT/SE00/00932「アプリケーション・アクセス・サーバー」である。
【0006】
本出願と時を同じくして、同時係属の出願として、SE−..プロファイル)「マルチユーザ・アプリケーション用の柔軟性のある通信インフラ基盤の自動構成」と、SE−..ネーム・サーバー「ネットワーク化マルチユーザ・アプリケーション用ネーム・サービス」がある。
【0007】
本出願で示され、説明される要素の幾つかは、同時係属の出願において、より詳細に説明する。本出願で示され、説明される要素の幾つかは、同時係属の出願においてより詳細に説明され、それらの同時係属の出願はその全体において本明細書に援用される。
【0008】
表現用IPマルチキャストに関しては本明細書の巻末の付録を参照されたい。
【0009】
関連技術の説明
PCT/SE00/00932は、同時係属の出願であり、多数の参加者の間での通信ネットワークにおけるリアルタイム性能について説明する。サーバー・ユニットは、クライアント・ユニットからの情報を受信する受信手段を備えるものとして提供される。このサーバー・ユニットは、クライアント・ユニットの各々から受信された状態情報を格納し、この情報を、ネットワーク内のノードに送る。また、クライアントへ格納情報の少なくとも一部を送信する。このようにして、アプリケーション全体の状態は、ネットワーク内の一つ以上のユニット内に維持されることができる。これにより、各クライアントが状態全体を格納する必要性を無くし、各クライアントのメモリーおよびバンド幅要件を低減させる。
【0010】
マイクロソフトからのダイレクトプレイ・アプリケーション・プログラミング・インターフェースは、階層構造のプレーヤー・グループの概念を使用する。この提案における概念の幾つかは記事、ダイレクトプレー(B.バーゲンおよびP.ドネリーの「内部ダイレクトX」、マイクロソフト・プレス1998)で発表された。しかし、この文献は、以下APIと呼ばれるアプリケーション・プログラム・インターフェースだけを記載し、完全なアプリケーション・ネットワークについては記載していない。
【0011】
http://www.gamasutra.com/features/20000621/aronson 01.htmは、複数のプレーヤーによるゲームにおけるクライアント・グループの使用に関して、2000年6月21日にインターネット上で発行されたジェシー アロンソンによる記事、「ネットワーク・ゲーミングのグループ化使用」である。
【0012】
発明の目的
クライアント・グループとは、アプリケーション・ネットワークにおけるグループとして登録されるクライアントのセットである。
【0013】
本発明の目的は、十分に定義されたクライアント・グループに対する同一のデータの同時配信を含む、アプリケーション・データの効果的なマルチキャスティングを行う通信インフラ基盤を提供することである。
【0014】
本発明のもう一つの目的は、クライアント・グループにおけるクライアント・グループと個々のクライアントの認証を容易にすることができる通信インフラ基盤を提供することである。
【0015】
本発明のもう一つの目的は、セキュリティ、すなわちクライアント・グループへの個人の通信によるアプリケーション・データへのアクセスを制御するための通信インフラ基盤を提供することである。
【0016】
本発明のさらにもう一つの目的は、アプリケーション・データと、アプリケーション・データ・ストリームを所有するアプリケーションにおける持続性の論理的役割を作成および管理する通信インフラ基盤を提供することである。クライアント・グループは、ゲーム・データを所有および制御するが、現実のクライアントマシンまたは人間のプレーヤーには対応しない疑似クライアントとなりうる。
【0017】
本発明のさらにもう一つの目的は、制御された収集オーナーシップを有する共有アプリケーション・データと、アプリケーション・データ・ストリームを作成および管理する通信インフラ基盤を提供することである。
【0018】
本発明のほかの目的は、クライアント・グループの会員の状態についての情報を配信する通信インフラ基盤を提供することである。
【0019】
発明の概要
本発明は、クライアント・グループを扱うノードおよびデータベースを有するアプリケーション通信ネットワーク上の分散型マルチユーザー・アプリケーションにおいてクライアント・グループを使用するためのものである。
【0020】
クライアント・グループ属性
クライアント・グループ(CG)は、クライアント・グループの機能および用途を決定する属性のセットを有することができる。これらの属性については、この章で一覧表示される。各属性は他の属性とは別々に設定されてもよい。各属性の選択は、クライアント・グループCGの意図する機能とアプリケーション・ネットワークの能力に適合するように行われる。属性としては、受信者、ソース、会員資格保護モード、イベント配信モード、名前および通称名、配信モード、終了条件、クライアント・プロファイル、ペアレンツ、祖先、チルドレン、子孫などが挙げられる。
【0021】
受信者
受信者のクライアント・グループは、クライアント・グループの全会員に同一のデータを配信するのに使用される。受信者クライアント・グループは、関連づけられたネットワーク・アドレス(例えば、IPマルチキャスト)またはアプリケーション・アドレスを有する。クライアント・グループまたはクライアントアドレスは、ネットワーク・アドレスまたはアプリケーション・アドレスのいずれかである。このアドレスを認識する送信者は、グループの全会員にデータを送信することができるだろう。
【0022】
ソース
ソースのクライアント・グループは、アプリケーション・データ単位のオーナーまたはソースである。このクライアント・グループは、データ単位の送信者の役割りを果たす。疑似クライアントとは、例えば、セッションに持続的なサービスを提供するために通称名としてクライアント・グループを使用する一つまたは幾つかのアクティブ会員を有するソースのクライアント・グループである。疑似クライアントは、二次データに参加しないパッシブ会員を有することもできる。パッシブ会員は例えばアクティブなクライアントが退会するときにアクティブとなることができる。
【0023】
会員資格保護モード
クライアント・グループの入会および/または退会する権利は、有資格クライアントだけが会員として受け入れられるセキュリティ・システムによって保護されることが可能である。その場合、この会員資格保護モードはクローズされている。また、このモードは、全てのクライアントが望み通りに入会および退会する自由を与えられている。その場合、会員資格保護モードはオープンである。これらのモードは、二つ以上となってもよい。
【0024】
イベント配信モード
クライアント・グループの会員は、クライアント入会、クライアント退会、作成および削除対象のデータ単位、データ予約申し込みなどの全グループ・イベントについての情報を得ることができる。その場合、このイベント配信モードは多弁なモードである。また、会員がこのような情報を得ることができない。その場合、このイベント配信モードは無言のモードである。
【0025】
名前および通称名
ネットワーク・アドレスまたはアプリケーション・アドレスにより、クライアント・グループを識別することができる。クライアント・グループは、アプリケーションによって認識され、以下に説明されるようなアプリケーション・セッション・ネーム・サーバーまたはCGH内に任意に格納される名前を有することもできる。また、クライアント・グループは、通称名と呼ばれる、一つまたは複数の別名を有することもできる。本明細書で言及するものを含むクライアント・グループを識別する手段はすべて、クライアント・グループ識別子と呼ばれる。
【0026】
配信モード
アドレッシングのためにクライアント・グループ識別子を用いてクライアント・グループにデータ単位を送信する送信者を考えることにしよう。クライアント・グループの会員にデータ単位を送信する方法はクライアント・グループ配信モードと呼ばれる。実行可能な配信モードとは、
1)ユニキャスト
送信者は、グループの会員に対する個々のアドレスの一覧表を検索し、各会員にデータ単位の一つのコピーを送る。
2)ブロードキャスト
送信者は、データ単位がクライアント・グループの会員向けであることを示すタグを有するセッションにおいて全参加者にデータ単位を送信する。クライアント・グループの全会員は、データ単位を受信する。IPおよびLANブロードキャストは、この範疇に属する。
3)IPマルチキャスト
このクライアント・グループは、IPマルチキャスト・アドレスと関連づけられている。IPマルチキャストは、本明細書の巻末にある付録に記載されている。
4)アプリケーション・マルチキャスト
以下に記載されるアプリケーション・ネットワークは、アプリケーション・レベルでのマルチキャスト機能を提供する。送信側のクライアントは、アプリケーション・ルーターにデータ単位のコピーを一部送る。このデータ単位は、クライアント・グループを識別するタグを有する。このタグは、クライアント・グループへのアプリケーション・アドレスである。このアプリケーション・ルータのシステムは、アプリケーション・ネットワーク全体を通してデータ単位を送信し、必要に応じてコピーを行う。クライアント・グループの全会員は、データ単位を受信する。
5)中央サーバー・マルチキャスト
アプリケーション・コンテンツ・サーバーが、送信側のクライアントからデータ単位のコピーを一部受け取り、クライアント・グループの全会員にデータ単位のコピーを一部配信する。
【0027】
クライアント・プロファイル
アプリケーション・ネットワーク・パラメータのセットから成るクライアント・プロファイルは、クライアント・グループが作成される前に作成および格納される。このクライアント・プロファイルは、本発明の一部ではなく、同時係属の出願SE−....{Profiles}において詳細に記載される。このクライアント・プロファイルは、任意のクライアント・グループが、マルチユーザー・アプリケーション・セッションに参加する前に、プログラマブル・アプリケーション・ネットワークとクライアント・コンピュータとを初期化し、作成したりするのに使用される。クライアント・グループを作成したいユーザーは、特定のクライアント・プロファイルの使用についてサービス・プロバイダーと交渉する。
【0028】
チルドレン
クライアント・グループは、別のクライアント・グループの会員であることができる。クライアント・グループの会員であるクライアントおよびクライアント・グループのセットは、クライアント・グループCのチルドレンと呼ばれる。
【0029】
子孫
クライアント・グループCのチルドレンは、会員として別のクライアント・グループを有することもできる。これにより、Cを最上部ノードとするクライアント・グループの階層が作成される。Cの会員または会員の会員の何れかであるか、又は階層中のCより下のどこかに発生する全クライアント・グループのセットは、Cの子孫と呼ばれる。
【0030】
ペアレンツ
クライアント・グループは、別のクライアント・グループの会員であることができる。任意のクライアント・グループCを会員として有するクライアント・グループのセットは、クライアント・グループCのペアレンツと呼ばれる。
【0031】
祖先
子孫として任意のクライアント・グループCを有する全クライアント・グループのセットは、Cの祖先と呼ばれる。
【0032】
図面の簡単な説明
本発明の理解をより完全にし、そのさらなる目的と利点のため、添付図面に示される以下の実施例の説明を参照する。
図1は、本発明のネットワーク化された仮想環境をサポートするのに適切なプログラマブル・アプリケーション・ネットワーク(PAN)を図示する。
図2A乃至図2Cは、本発明の動作を図示する工程図である。
図3は、クライアント・グループ・ハンドラー(CGH)の、可能な実施例を図示する。
図4は、各矢印が、データ・パスを示すIPマルチキャスティングを図示し、付録に関係する。
【0033】
好ましい実施例の詳細な説明
アプリケーション・ネットワーク(AN)1
図1においては、アプリケーション・ネットワーク1は、ネットワーク化された仮想環境をサポートするのに適している。このアプリケーション・ネットワーク1は、インターネット・プロトコルなど、汎用通信プロトコル用の通信リンクおよびルーターを有する通信ネットワーク2を備える。このアプリケーション・ネットワーク1はまた、アプリケーション・セッション13をサポートするための専用のAC,ASNS,ACG,AR,AS,APDB,ALS,ANMS,CAS,CGHなどの幾つかのノードを有する。これらのノードの全てが、任意のアプリケーション・セッション13に存在しなければならないわけではない。任意のノード・タイプの幾つかのインスタンスが存在するかもしれない。
【0034】
アプリケーション・ネットワーク1は、アプリケーション・ネットワーク・パラメータを設定することによって、任意のアプリケーション・セッション13と任意のクライアントセットとをサポートするようにプログラム化または構成されることができるので、十分なバンド幅、ネットワーク・アドレス、サーバー・メモリー、サーバー演算能力、アプリケーション・コンテンツ・ジェネレーター容量、アプリケーション・セッション・ネーム・サーバー容量などが割り当てられる。
【0035】
プログラマブル・アプリケーション・ネットワーク1のノードについては以下に記載される。
【0036】
クライアント・グループ・ハンドラー(CGH)
本発明の特定手段である少なくとも一つ、好ましくは幾つかのクライアント・グループ・ハンドラーCGHが存在しうる。クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、クライアント・グループについてのデータを含むデータベースDB1を備える。このデータは、各クライアント・グループに対して会員の一覧表とクライアント・グループの属性の一覧表を有する。データベースDB1はまた、招待された会員の一覧表(以下参照)と、クライアント・グループ・オーナーの一覧表(以下参照)と、その他考えられるデータを備えることもできる。
【0037】
クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、以下に記載されるクライアント・グループ上の操作をサポートする。操作の例としては、クライアント入会と、オブジェクト・グループ作成がある。クライアント・グループ・ハンドラーCGHの詳細説明を以下に行うと共に、図2A乃至図2Dおよび図3に図示する。各クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、幾つかのアプリケーション・セッション13を扱うことができる。所定のアプリケーション・セッション13は、幾つかのクライアント・グループ・ハンドラーCGHを使用することができる。このセッションでの各クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、クライアント・グループ・データベースの別々の部分を任意に管理することができる。幾つかのクライアント・グループ・ハンドラーCGHはまた、分散型データベースを扱うのに公知の方法に従って、同一データベースDB1を管理することもできる。
【0038】
クライアント・グループ・ハンドラー(CGH)は、クライアント・グループに対して少なくとも二つの配信モードを有する。これらのモードの中には、会員がその情報を取得する多弁なモードと呼ばれる少なくとも一つのモードがあり、もう一つはクライアント・グループ内の少なくとも何人かの会員がこのような情報を得ることができない無言のモードである。従って、幾つかの多弁なモードがあり、そこでは会員は個々の多弁なモードに規定される異なった量および/または種類の情報を与えられることができる。多弁なモードのうちの一つは、考えうる情報全てをクライアント・グループに付与することができる一方、もう一つの多弁なモードは、それらの特性が特別な関心事であるため、この多弁なモードを有するクライアント・グループに付与し、クライアントの入会および退会だけを行うことができる。クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、クライアント・グループの名前または別名を格納するので、ネットワーク・アドレスまたはアプリケーション・アドレスは、クライアント・グループ上の操作をサポートするために、クライアント・グループを識別することができる。
【0039】
アプリケーション・ロビー・サーバー(ALS)(オプション)
アプリケーション・ロビー・サーバーALSはオプションであり、アプリケーション・セッションのセットアップに使用される。オプションのノードは全て点線で図示されている。アプリケーション・セッションのセットアップはアプリケーション・ルーターAR内、またはクライアント認証サーバーCASで行うこともできる。このアプリケーション・ロビー・サーバーは、外部ノードとして設けることができるので、点線による接続で印をつけたようなプログラマブル・アプリケーション・ネットワーク1への接続を行う必要はない。
【0040】
参加者5は、アプリケーション・ロビー・サーバーALSにして、アプリケーション・セッションを開始するように交渉することができる。アプリケーション・サービス・プロバイダー6は、アプリケーション・ロビー・サーバーALSを使用して、参加者を認証したり、アカウンティング処理を行うことができる。アプリケーション・ロビー・サーバーALSは、例えば、セッション・プロファイル7を使用して、アプリケーション・セッション13の初期化の一部として、クライアント・グループをセットアップすることができる(SE−..{Profile}参照)。アプリケーション・ロビー・サーバーALSは、初期化された各クライアント・グループにクライアント・プロファイル8をオプションで指定することができる(SE−...{Profile}参照)。
【0041】
セッション・プロファイル7は、アプリケーション・セッション13に有効なアプリケーション・ネットワーク・パラメータのセットから成る。このセッション・プロファイルは、アプリケーション・セッションが開始される前にプログラマブル・アプリケーション・ネットワークを初期化および作成するために使用される。
【0042】
クライアント・プロファイル8は、アプリケーション・セッション13の参加者に有効なアプリケーション・ネットワーク・パラメータのセットから成る。このクライアント・プロファイルは、任意のクライアントがアプリケーション・セッションに参加する前にプログラマブル・アプリケーション・ネットワーク及びクライアントコンピュータを初期化および作成するために使用される。
【0043】
クライアント・プロファイルのセットはセッション・プロファイルに関連づけられてもよい。各アプリケーションは、一つまたは幾つかのクライアント・プロファイルおよびアプリケーション・セッション・プロファイルにオプションで関連づけられる。
【0044】
アプリケーション・ネットワーク・パラメータのセットから成るセッション・プロファイル7は、セッション13が始まる前に作成および格納される。このセッション・プロファイル7は、マルチユーザー・アプリケーションが開始される前にプログラマブル・アプリケーション・ネットワーク1を初期化および作成するために使用される。アプリケーション・セッション13を起動したいユーザーは、特定のセッション・プロファイル7の使用についてアプリケーション・サービス・プロバイダー6と交渉する。セッション・プロファイル7は、セッション13が初期化されるときに作成されるべきクライアント・グループの定義を有してもよい。
【0045】
アプリケーション・ネットワーク管理システム(ANMS)
アプリケーション・ネットワーク管理システムANMSは、アプリケーション・ロビー・サーバーALSで交渉されたかもしれないアプリケーション・セッションを初期化するために使用される。このアプリケーション・ネットワーク管理システムANMSは、オプションで通信ネットワーク1内、およびAS,AR,ACGおよびASNSノード(以下参照)で資源を保有するために使用される。アプリケーション・ネットワーク管理システムANMSは、エラー状態を取扱うために使用されることもできる。アプリケーション・ネットワーク管理システムANMSは、プログラマブル・アプリケーション・ネットワーク1を構成するためのセッション・プロファイル7及びクライアント・プロファイル8を使用している。
【0046】
アプリケーション・クライアント(AC)
アプリケーション・クライアントACは、ネットワーク化された仮想環境をシミュレートするコンピュータ・プロセスのローカルインスタンスである。アプリケーション・クライアントACは、例えば、ウィンドウズ(登録商標)/ユニックス・プロセスまたはスレッドとなりうる。一つのコンピュータ・プロセスは、一つまたは幾つかのアプリケーション・クライアントACを実行することができる。このため、アプリケーション・クライアントACは,ゲームまたはシミュレーションの論理実例となり、特定のコンピュータ・プロセス、スレッド、プログラムまたはマシンと常に同一とは限らない。アプリケーション・クライアントを実行しているクライアント・コンピュータまたは例えばゲーム・コンソールは、ユーザーからの入力を受信する手段を有し、グラフィックス、ビデオ、オーディオ、または触覚(肉体的知覚表示)出力としてアプリケーションの出力を表示する。アプリケーション・クライアントACは、タグ付きアプリケーション・データ単位9を予約申し込みし、それを受信及び処理したり、タグ付きアプリケーション・データ単位9を送信したりしてもよい。
【0047】
セッション・プロファイル7及びクライアント・プロファイル8は、セッション・プロファイル7およびクライアント・プロファイル8に従って通信するようにアプリケーション・クライアントACを構成するために使用される。アプリケーション・クライアントACは、一つまたは幾つかのクライアントグループCGの会員となりうる。アプリケーション・クライアントACは、クライアント・グループを動的に作成および削除することができる。また、クライアント・グループの会員資格と属性を管理することができる。
【0048】
アプリケーション・ルーター(AR)
アプリケーション・ルーターARは、アプリケーション・データ単位9をルーティングする。このルーティングは、各アプリケーション・データ単位9が有するアプリケーション・タグ(以下参照)に依存する。参加者CGは、次いでアプリケーション・クライアントACを通じてアプリケーション・ルーターに接続され、そこからプログラマブル・アプリケーション・ネットワーク1に接続される。クライアント・グループは、ALSおよびCASなどの他のノードにオプションで接続されることができるので、それらは同一の参照CGを有する。アプリケーション・ルーターARは、通信ネットワーク2からのアプリケーション・データ単位9を含むデータグラム10を受信する。このアプリケーション・ルーターARは、アプリケーション・データ単位9のアプリケーション・タグを読み取り、アプリケーション・タグ、および所望によりクライアントおよびクライアント・グループの予約申し込みに依存するネットワーク・アドレスを使って、通信ネットワーク2全体を通じてアプリケーション・データ単位9を再送する。
【0049】
テーブルのルーティングのため、及びクライアントおよびクライアント・グループの予約申し込みと資源の処理のためのコンピュータ・メモリ3は、アプリケーション・セッション9用にはセッション・プロファイル7に従って、及びアプリケーション・クライアントまたはクライアント・グループ用にはクライアント・プロファイル8に従って確保される。アプリケーション・ルーターARは、クライアント・グループのアプリケーション・アドレスをマルチキャスト・アドレスとして使用して、クライアント・グループ4にオプションでマルチキャストすることができる。
【0050】
アプリケーション・ルーターARはまた、例えば“クライアント参加クライアントグループ”の如きクライアントグループ操作をオプションサポートする。アプリケーション・ルーターARは、各クライアントのクライアントグループ会員資格の記録を保持することができる。もしアプリケーション・ルーターARが、クライアント・グループ4にアドレスされたデータ単位9を受信するなら、それはクライアント・グループの全会員にルーティングを行うことができる。アプリケーション・ルーターARは、クライアント・グループを管理するのに割り当てられたクライアント・グループ・ハンドラーCGHにクライアント・グループ操作に関するメッセージをルーティングすることもできる。
【0051】
アプリケーション・サーバー(AS)
アプリケーション・サーバーASは、受信されたアプリケーション・データを格納し、アプリケーション・データを格納する。アプリケーション・サーバーASは、照会、要求、または予約申し込みに従ってアプリケーション・クライアント及びクライアント・グループCGにアプリケーション・データを配信する。このような照会、要求または予約申し込みは、アプリケーション・タグ(以下参照)を有するアプリケーション・データ単位9への予約申し込みによって表現されてもよい。アプリケーション・データのため及び予約申し込みおよび資源処理のためのコンピュータ・メモリー11は、アプリケーション・セッション13用にはセッション・プロファイル7に従って、及びアプリケーション・クライアント又はクライアント・グループ用にはクライアント・プロファイル8に従って確保される。
【0052】
アプリケーション・コンテンツ・ジェネレータ(ACG)
アプリケーション・コンテンツ・ジェネレータACGは、アプリケーション・セッション13のためのコンテンツを生成するサーバーである。それは例えば、殺人、衝突、損傷についての決定を行うマルチプレーヤ・ゲームにおけるゲーム・サーバーであってもよい。それは人間によって制御されているように見えるが、人工知能によって管理されるアバターを実行する原因となってもよい。アプリケーション・コンテンツ・ジェネレータACGは、アプリケーション・データ単位9を受信および処理し、アプリケーション・タグを有するアプリケーション・データ単位9を送信する。アプリケーション・データおよび資源処理用のコンピュータ・メモリー11は、アプリケーション・セッション用にはセッション・プロファイルに従って、及びアプリケーション・クライアント用にはクライアント・プロファイルに従って確保される。アプリケーション・コンテンツ・ジェネレータACGは、クライアント・グループを動的に作成および削除することができる。また、クライアント・グループの会員資格および属性を管理することもできる。
【0053】
アプリケーション・セッション・ネーム・サーバー(ASNS)(オプション) このオプションのアプリケーション・セッション・ネーム・サーバーASNSは、アプリケーション・タグにアプリケーション・セッション名をマッピングしたり、その逆を行ったりし、名前の設定、除去、および名前の問い合わせなどの操作に応答する。それは、同時係属の出願SE....,(Fredriks)内で詳述する。アプリケーション・データベースおよび資源処理用のコンピュータ・メモリーは、アプリケーション・セッション13用にはセッション・プロファイル7に従って、及びアプリケーション・クライアント用にはクライアント・プロファイル8に従って確保される。アプリケーション・セッション・ネーム・サーバーASNSは、クライアント・グループ識別子を互いに関係づけるデータベースを維持することができる。アプリケーション・セッション・ネーム・サーバーASNSは、例えば、クライアント・グループ名及びアプリケーション・アドレスを格納する各クライアント・グループ用の記録を有することができる。
【0054】
アカウンティング・システム(AccS)(オプション)
オプションのアカウンティング・システムAccSは、セッション13の開始および停止時間と、各クライアントの入会および退会時間とを含むアプリケーション・セッション13のプロパティーを測定することができる。セッション・プロファイル7と、クライアント・プロファイル8とは、アカウンティングシステムAccSによって認識され、セッションおよび各クライアントよって使用されたネットワーク資源の記述を与える。アカウンティング・システムAccSは、サービスのビジネス・モデルに従ってクライアント、アプリケーション・サービス・プロバイダー、およびオペレーターに対する請求額を計算する。
【0055】
クライアント・グループ会員資格は、アカウンティングに使用されることができる。クライアント・グループBの会員であるクライアントAは、Aが資源を使用中であることを示してもよい。クライアント・グループCの会員であるクライアントAは、Aがアプリケーション・セッション13にサービスを提供中であることを示してもよい。このため、Aは、Bの会員であることに対する請求を行われ、Cの会員であることに対するボーナスを受け取ることができる。アカウンティング・システムASは、クライアント・グループ・ハンドラーCGHからクライアント・グループ会員資格についてのデータを検索することができる。
【0056】
クライアント認証サーバー(CAS)(オプション)
クライアントは、アプリケーション・セッション13に入会する前にオプションのクライアント認証サーバーCASにログインすることができる。クライアント認証サーバーCASは、ユーザー・データベースに接続されてもよく、アカウンティング・システムAccSにオプションで報告する。クライアント認証サーバーCASは、クライアントがカスタマ口座を有する認識されているユーザーに対応することを確実にするために使用される。
【0057】
アプリケーション・プロファイル・データベース(APDB)
デフォールト・セッション・プロファイル及びクライアント・プロファイルは、アプリケーション・プロファイル・データベースAPDBに格納される。各アプリケーション・タイプ(例えば、コンピュータ・ゲームQuake III Arena)は、データベースAPDB内に一つまたは幾つかの関連づけられたセッション・プロファイルおよびクライアント・プロファイルを有してもよい。各セッション13またはクライアント・プロファイル7は、名前を有してもよいので、それらはその名前を参照することによって検索されることができる。
【0058】
通信プロトコル
ネットワーク・プロトコル
通信ネットワークは、通常、IPプロトコル10などの幾つかのパケット・ベースの通信プロトコルを使用している。通信ネットワーク2は、送信者から受信者へ通信プロトコル10のデータグラムを搬送する。データグラムは、通常、ヘッダーおよびペイロードから成る。ヘッダーは、受信者にデータグラムを送るために通信ネットワーク2においてルーターによって使用される一つまたは幾つかのネットワーク・アドレスを含んでもよい。各プロトコルは、一つのプロトコル層のペイロードが次のプロトコル層の一つまたは幾つかのデータグラムを含んでもよいように階層にされることが多い。アプリケーション・データ単位9は、ネットワーク・プロトコル・データグラムにおけるペイロードとして搬送される。通信ネットワーク2は、例えばIPマルチキャスティングなどのマルチキャスト機能を有することができる。クライアント・グループは、通信ネットワーク内のマルチキャスト・アドレスに対応することができる。
【0059】
アプリケーション・トランスポート・プロトコル
アプリケーションは、自分の通信プロトコルを含んでもよい。アプリケーションのデータグラムは、本明細書ではアプリケーション・データ単位9と呼ばれる。アプリケーション・データ単位9は、幾つかのアプリケーション・タグを含有するヘッダー及びペイロードから成る。ペイロードはポジション、アバター・プロパティ、コード化された音声データなどのアプリケーション特定データから成る。アプリケーション・トランスポート・プロトコルは、マルチキャスト機能を有することができる。クライアント・グループは、アプリケーション・ネットワーク内のアプリケーション・アドレスに対応することができる。
【0060】
アプリケーション・タグ
アプリケーション・タグは、パケット・ヘッダー内またはアプリケーション・データ単位9ヘッダー内のフィールドである。従って、このタグはビットのセットから成る。アプリケーション・タグは、プロトコル内の対応フィールドのポジション、または該タグのタイプを示すプロトコルにおけるフラッグによってマークされるタイプを有する。もしアプリケーション・タグが一般的な通信プロトコル内のフィールドであれば、タグはネットワーク・アドレス、マルチキャスト・アドレス、またはポート番号であるかもしれない。同時係属の出願PCT/SE00/00932に照らすと、このタグは、オブジェクト識別子、クライアント識別子、グループ識別子、またはストリーム・オブジェクト・キーである。アプリケーション・タグは、ネットワーク・バンド幅をセーブするためにできるだけ短くすべきである。アプリケーション・アドレスは、このアプリケーションに参加しているクライアントまたはクライアント・グループにデータを送信するために使用されることができるアプリケーション・タグである。
【0061】
アプリケーション・セッション13は、通常、仮想世界のシミュレーションである。この世界は、人間の参加者、人間によって制御されるアバター、AIによって制御されるアバター、ユーザ間で切り替えてもよいゲーム内の所定の役割(王、レフェリーなど)、仮想世界のオブジェクト、オブジェクトおよびアバターのプロパティ、アバターのグループおよびチーム、オブジェクトのグループ、グループのグループ、仮想世界のロケーション、メディア・ストリーム(音声、画像)、メディア・ストリームの収集など、人間のユーザーにとって意味のあるアプリケーション項目を含む。このような項目は全て、アプリケーション・タグのセットによって識別されてもよい。
【0062】
アプリケーション・ネットワーク1内の一般的なクライアント・グループ操作
クライアント・グループ操作は、ここでは疑似機能呼び出しを使用して記述される。この記述は、如何なるコンピュータ・プログラミング言語、ライブラリまたはアプリケーション・プログラム・インターフェースAPIも参照しない。それは、本願においてクライアント・グループ上の操作を参照する便利な速記法として使用される。この操作における作成者、送信者、対象、受信者パラメータは、クライアントまたはクライアント・グループである。名前、通称名、アドレスを含む任意のクライアントまたはクライアント・グループ識別子は、そのクライアントまたはクライアント・グループを参照するため使用されることができる。
【0063】
クライアント・グループの作成(図2A)
操作:Create_Client_Group(作成者、識別子、属性、プロファイル、オーナー、マスター)
クライアント・グループは、セッション13が例えばセッション・プロファイル7を使用して起動されるとき、オプションのアプリケーション・ロビー・サーバーALSによって作成されることができる。クライアント・グループ5は、セッション中、例えばAPIを使用することによって、クライアントの一人またはアプリケーション・コンテンツ・ジェネレータACGによって作成されることもできる。クライアント・グループの作成者は、クライアント・グループの名前、通称名、アドレスをオプションで指定することもできる。「クライアント・グループ属性」に関する章による属性は、オプションで定義することができる。クライアント・プロファイルは、オプションで設定することができる。
【0064】
オーナーのセットは、オプションで定義されることができる。マスターのセットは、オプションで定義されることができる。通常、作成者は、クライアント・グループのオーナーとなるだろう。オーナーは、クライアントであって、Delete_Client_Groupなどのグループ上の特定のクライアント・グループ操作を実行する権限を有する。マスターは、Join_Client_Group操作に関係する特定のクライアント・グループ操作を実行する権限を有するクライアントである。
S1 クライアント・グループの作成は、作成者が一つまたは幾つかのアプリケーション制御メッセージを送信して、システム内の各種ノードを構成することを意味する。
S2、S3 クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、送信者が、操作を実行する権限を有さない場合、又は、システム資源が不足している場合、その操作を拒否することができる。
S4 クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、クライアント・グループ・ハンドラーCGHを構成するメッセージを受信するので、新しいデータベース記録がクライアント・グループ用にセットアップされ、操作Create_Client_Groupのパラメータ(識別子、属性、プロファイル、オーナー、マスター)が格納される。
S5 アプリケーション・ルーターは、作成者によって直接またはクライアント・グループ・ハンドラーCGHによってのいずれかで、クライアント・グループ用のルーティング・テーブルで構成される。
S6 アプリケーション・サーバーは、作成者によって直接またはクライアント・グループ・ハンドラーCGHによってのいずれかで、クライアント・グループ用のメモリー割り当ておよびデータベース入力で構成される。
S7 ASNS内のクライアント・グループ用名前・データベースは、作成者によって直接またはクライアント・グループ・ハンドラーCGHによってのいずれかで、クライアント・グループ用の入力および識別子で構成される。
S8 アプリケーション・クライアントは、作成者によって直接またはクライアント・グループ・ハンドラーCGHによってのいずれかで、クライアント・グループの作成に関して通知されてもよい。
【0065】
終了条件
終了条件は、どんな状況下でも、クライアント・グループが削除されることを決定する。考えうる終了条件としては、以下が挙げられる。
1) 所定の期間後の終了
2) アプリケーション・セッションが終了したときだけ終了
3) 有資格クライアントの特定のセットによる行為の結果としての終了
4) 会員数が、N未満(但し、Nは自然数(1,2,3....))である場合の終了
【0066】
終了条件の幾つかは、組み合わせることができる。
【0067】
以下に終了条件3の例を図示する。
【0068】
クライアント・グループの削除(図2B)
操作: Delete_Client_Group(送信者、対象)
S10 送信者は、クライアントまたはクライアント・グループ4とする。対象は、削除すべきクライアント・グループである。クライアント・グループは、セッション中、例えばAIPを使用して、クライアントの一人またはアプリケーション・コンテンツ・ジェネレータACGによって削除されることができる。
S11 クライアント・グループの削除は、送信者が一つまたは幾つかのアプリケーション制御メッセージを送信して、システム内の各種ノードを構成することを意味する。
S12 クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、送信者が、その操作を実行する権限を有さない場合、操作を拒否することができる。
S13 クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、削除されるべき対象クライアント・グループ用のデータベース入力を発生させるメッセージを受信する。
S14 クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、グループが削除されたことをグループの会員およびオーナーに通知する。
S15 AR,AS,ASNSは、送信者によって直接またはクライアント・グループ・ハンドラーCGHによってのいずれかで、クライアント・グループが削除されたことを通知される。
【0069】
入会(図2C)
操作: Join_Client_Group(送信者、対象、グループ、オプションパラメーター)
S20 クライアントまたはクライアント・グループでありうる送信者は、Join_Client_Group操作を実行する。対象は、グループの会員となるべきクライアントまたはクライアント・グループである。送信者は、対象と同じであることができる。
S21 Join_Client_Groupは、送信者が一つまたは幾つかのアプリケーション制御メッセージを送って、システム内の各種ノードを構成することを意味する。
S22 クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、送信者が操作を実行する権限を有さない場合、またはシステム資源が不足している場合、その操作を拒否することができる。
S23 クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、クライアント・グループ・ハンドラーCGHを構成するメッセージを受信し、データベースは、そのグループの新しい会員で更新される。このグループの属性はオプションのパラメータによって修正されてもよい。
S24 アプリケーション・ルーターARは、作成者によって直接またはクライアント・グループ・ハンドラーCGHによってのいずれかで、クライアント・グループのための更新されたルーティング・テーブルで構成される。
S25 アプリケーション・サーバーASは、作成者によって直接またはクライアント・グループ・ハンドラーCGHによってのいずれかで、クライアント・グループのための更新されたメモリー割り当てとデータベース入力で構成される。
S26 アプリケーション・クライアントは、送信者によって直接またはクライアント・グループ・ハンドラーCGHによってのいずれかで、クライアント・グループの新しい会員について通知されてもよい。対象クライアントは、特に彼らがグループの会員となったことを通知されるべきである。送信者は、その操作が成立したか不成立であったかを示すクライアント・グループ・ハンドラーCGHからのメッセージを受信すべきである。
【0070】
Join_Client_Groupは、クライアント・グループ保護モードによって扱いが異なる。
【0071】
オープン保護モード
入会要求は、上述した通り、即座に受け付けられる。
【0072】
クローズ保護モード
クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、入会要求が承認されることを保証する。これを保証するには、幾つかの方法がある。
1)招待方法
有資格クライアントAは、クライアントBにクライアント・グループCに参加するように招待状を発行する。クライアント・グループ・ハンドラーCGHデータベースDB1は、有資格クライアントを明示的または暗示的に一覧表示する。有資格クライアントのグループは、マスター・グループと呼ばれる。有資格クライアントは、例えばクライアント・グループのオーナーであったり、クライアント・グループの会員であってもよい。クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、クライアントBが招待されたことを告げるメッセージを取得する。このメッセージは、クライアント・グループ・ハンドラーCGHが時間Tの間、招待されたクライアントの一覧表におけるクライアントBを保持すべきであることを示すタイムアウトTを含んでもよい。クライアントBは、クライアントBがクライアント・グループに入会するよう招待されることを示すクライアントAまたはクライアント・グループ・ハンドラーCGHからのメッセージを取得する。クライアントBは、ここでJoin_Client_Group操作を使用することによってクライアント・グループに入会することができる。クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、クライアントBがクライアント・グループのために招待されたクライアント一覧表にある場合は、その入会操作を受け入れるだろう。招待方法は、新しい操作が必要である。
【0073】
操作: Invite_To_Client_Group(送信者、対象、グループ、オプション・パラメーター)
対象が招待状を発行するクライアントまたはクライアント・グループであって、対象がグループに入会するように招待されるクライアントまたはクライアント・グループの場合
【0074】
招待方法についての特別な場合は、保護されたクライアント・グループに入会したいクライアントがマスター・グループの会員からの招待状を要求するときである。この要求の受信者は、招待状が送られたかどうかを決定する。
2)要求方法
クライアント・グループCに入会したいクライアントBは、クライアント・グループCのためのマスター・グループに、当該グループに入会する要求を発行する。この要求は、Bからマスター・グループの一人または何人かの会員に直接送ってもよい。この要求は、クライアント・グループ・ハンドラーCGHに送ることもできる。クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、マスター・グループの一人または幾人かの会員に、この要求を送る。マスター・グループの会員はこの要求を拒否または承認することで応答する。この承認または拒否は、クライアント・グループ・ハンドラーCGHにメッセージとして送られる。この要求が承認されると、クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、Join_Client_Group操作が成立するのと同じ操作を行う。クライアントAには、この要求が承認されたか又は拒否されたかが通知される。この要求方法は、三つの新しい操作を要する。
【0075】
操作:Request_Join_Client_Group(送信者、オプション対象、グループ、オプションパラメーター)
【0076】
操作:Approve_Join_Client_Group(送信者、対象、グループ、オプションパラメーター)
【0077】
操作: Reject_Join_Client_Group(送信者、対象、グループ、オプションパラメーター)
3) 強制方法
有資格クライアントAは、クライアントBをクライアント・グループCに入会させるJoin_Client_Group操作を呼び出す。クライアント・グループ・ハンドラーCGHデータベースDB1は、有資格クライアントを明示的または暗示的に一覧表示する。有資格クライアントは、例えば、アプリケーション・セッション13内のコンテンツ・サーバとなり得る。Join_Client_Groupは、上述した通り処理される。強制方法に従って入会するクライアントは、有資格クライアントの許可なしではオプションで退会することは許可されない。
【0078】
退会(図2D)
操作:Leave_Client_Group(送信者、対象、グループ、オプションパラメーター)
S30 クライアントまたはクライアント・グループであり得る送信者は、Leave_Client_Group操作を実行する。対象は、グループの会員であることを辞めるべきクライアントまたはクライアント・グループとする。送信者は、対象と同一であってよい。
S31 Leave_Client_Groupは、送信者が一つまたは幾つかのアプリケーション制御メッセージを送信して、システム内の各種ノードを構成することを意味する。
S32 クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、送信者が操作を実行する権限を有さない場合、その操作を拒否することができる。
S33 クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、クライアント・グループ・ハンドラーCGHを構成するメッセージを受信するので、データベースが更新される。グループの属性は、オプションのパラメータに従って修正されてもよい。
S34 アプリケーション・ルーターは、作成者によって直接またはクライアント・グループ・ハンドラーCGHによってのいずれかで、クライアント・グループ用に更新されたルーティング・テーブルで構成される。
S35 アプリケーション・サーバーは、作成者によって直接またはクライアント・グループ・ハンドラーCGHによってのいずれかで、クライアント・グループ用に更新されたメモリー割り当ておよびデータベース入力で構成される。
S36 アプリケーション・クライアントは、送信者によって直接またはクライアント・グループ・ハンドラーCGHによってのいずれかで、退会会員について通知されてもよい。対象クライアントは、特にグループの会員であるのを辞めたことを通知されるようにするべきである。送信者は、この操作が成立したか又は不成立であったかを示す、クライアント・グループ・ハンドラーCGHからのメッセージを受信すべきである。
【0079】
クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、送信者が対象をグループから退会させる権限を有するかどうかオプションでチェックすることができる。クライアント・グループ・ハンドラーCGHは権限がない退会操作を拒絶する。
【0080】
予約申し込み
操作:Subscribe_To_Data(予約申し込み者、受信者、データー記述子、パラメーター)
予約申し込み者は、予約申し込みを発行するクライアントまたはクライアント・グループとする。受信者は、クライアントまたはクライアント・グループとする。クライアント・グループの会員は、予約申し込みの結果を受信する。データ記述子により、クライアント・グループに提供されるアプリケーション・データが指定される。データ記述子は、通常、例えばアプリケーション・セッション・ネーム・サーバーASNSを使用してアプリケーション・タグに変換されることができるアプリケーション・タグまたはデータ単位の名前とする。これらのパラメータでは、優先順位、更新の頻度、予約申し込みのタイムアウトについて詳述している。
【0081】
この操作は、予約申し込み者が、一つまたは幾つかのアプリケーション制御メッセージを送信して、システム内の各種ノードを構成することを意味する。
【0082】
クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、CGHデータベース内に予約申し込みを含むオプションのメッセージを受信する。
【0083】
アプリケーション・ルーターARは、クライアント・グループの会員が、予約申し込みのパラメータに従って予約申し込みにおいて示されるデータ単位を受信すべきであることを示すルーティング・テーブルでオプションとして構成される。
【0084】
通信ネットワーク内のルーター(例えば、IPルーター)は、クライアント・グループの会員が、指定されたクライアント・グループにアドレスされたデータ単位が配信されるIPマルチキャスト・グループの会員であることを示すルーティング・データで所望により構成することができる。
【0085】
アプリケーション・サーバーASは、クライアント・グループの会員が予約申し込みのパラメータに従って予約申し込みにおいて示されるデータ単位を受信すべきであることを示す予約申し込みテーブルでオプションとして構成される。
【0086】
クライアントおよびアプリケーション・コンテンツ・ジェネレーターACGは、クライアント・グループの会員が予約申し込みのパラメータに従って予約申し込みに示されるデータ単位を受信すべきであることを示す予約申し込みテーブルでオプションとして構成される。
【0087】
クライアント・グループに属するデータ単位の作成
操作: Create_Data_Unit(作成者、データ単位識別子、パラメーター)
作成者は、データ単位のソースであるクライアントまたはクライアント・グループである。AS,AR,およびASNSなどのアプリケーション・ネットワーク単位は、データ単位のオーナーとしてクライアント・グループを登録してもよい。データ単位識別子は、通常、データ単位を識別する名前または通称名となる。パラメータは、優先順位、セキュリティ・クラス、ネットワーク・サービスなどをさらに詳述している。
【0088】
この操作は、作成者が一つまたは幾つかのアプリケーション制御メッセージを送って、システム内の各種ノードを構成することを意味する。
【0089】
クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、オプションのメッセージを受信する。クライアント・グループは、CGHデータベースDB1内のデータ単位のオーナーとして登録されてもよい。クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、オブジェクトを識別するのに使用されるべきデータ単位識別子またはタグ値を返してもよい。
【0090】
アプリケーション・ルーターARは、クライアント・グループの会員がパラメータに従ってデータ単位を送る資格のあることを示すテーブルでオプションとして構成される。作成者またはクライアント・グループ・ハンドラーCGHは、このメッセージを送ってもよい。
【0091】
通信ネットワーク内のルーター(例えば、IPルーター)は、クライアント・グループの会員がIPマルチキャスト・グループのソースであることを示すルーティング・データで可能な限り構成されることができる。
【0092】
アプリケーション・ルーターASは、クライアント・グループの会員がパラメータに従ってデータ単位を送る資格のあることを示すテーブルでオプションとして構成される。作成者又はクライアント・グループ・ハンドラーCGHはこのメッセージを送信することができる。
【0093】
クライアントおよびアプリケーション・コンテンツ・ジェネレータACGは、クライアント・グループがデータ単位のソースであることを示すテーブルでオプションとして構成される。
【0094】
データ単位送信
操作: Send_Data (送信者、受信者、データ単位記述子、ペイロード、パラメーター)
送信者は、データ単位のソースであるクライアントまたはクライアント・グループである。この送信者は、Create_Data_Unit操作を使用してデータ単位を作成しているかもしれない。オプションの受信者は、クライアント、クライアント・グループ、またはアプリケーション・ルーターARまたはアプリケーション・サーバーASなどのアプリケーション・ネットワーク・ノードとする。受信者は、データ単位のコピーを取得する。データ単位記述子は、タグを含むデータ単位ヘッダーを指定する。このペイロードはアプリケーション・データであり、後にトランスポートされる。パラメータは、優先順位、セキュリティ・クラス、ネットワーク・サービスなどをさらに詳述している。
【0095】
この操作は、送信者がシステム内の各種ノードに一つまたは幾つかのデータ単位を送ることを意味する。
【0096】
アプリケーション・ルーターARは、受信者アドレス及び予約申し込みに従ってデータ単位をルーティングしている。
【0097】
通信ネットワーク内のルーター(例えば、IPルーター)は、IPアドレス処理に従ってデータ単位をオプションとしてルーティングしている。
【0098】
アプリケーション・サーバーASは、パラメータに従ってデータ単位をオプションとして格納しており、また予約申し込みに従ってデータ単位を送信している。
【0099】
クライアントおよびアプリケーション・コンテンツ・ジェネレーションACGは、受信者アドレスとその予約申し込みに従ってデータ単位をオプションとして受信している。
【0100】
会員との通信切断
操作: Disconnect_Members(送信者、対象、パラメーター)
送信者は、クライアントまたはクライアント・グループである。対象はクライアント・グループとする。パラメータは動作条件をさらに詳述している。
【0101】
この操作は、送信者が一つまたは幾つかのアプリケーション制御メッセージを送って、システム内の各種ノードを構成することを意味する。
【0102】
アプリケーション・ネットワーク管理システムANMSは、セッションからクライアント・グループの会員を切断する要求を受信する。このシステムは、操作および送信者が認定されたものであるかどうかチェックし、クライアント・グループの会員を切断するか、または送信者にエラー・メッセージを送り返す。切断処理は、アプリケーション・ロビー・サーバーALSとアプリケーション・ネットワーク管理システムANMSとの間の交渉を含んでもよい。
【0103】
切断処理は、通常、アプリケーション・ネットワーク内で関係するノード全てに、クライアントが切断されたことを通知することを意味する。
【0104】
会員へのメッセージ送信
操作: Send_Message(送信者、受信者、パラメーター)
送信者はクライアントまたはクライアント・グループであって、メッセージのソースとなる。受信者はクライアントまたはクライアント・グループとする。受信者の会員は全て、メッセージのコピーを取得する。送信者はクライアント・グループの会員一覧表を知っている必要はない。パラメータは、優先順位、セキュリティ・クラス、ネットワーク・サービスなどをさらに詳述している。
【0105】
この操作は、送信者がシステム内の各種ノードに一つまたは幾つかのデータ単位を送ることを意味する。
【0106】
アプリケーション・ルーターARは、受信者アドレスに従ってデータ単位をルーティングしている。
【0107】
通信ネットワーク2のルーター(例えば、IPルーター)は、IPアドレス処理に従ってデータ単位をオプションとしてルーティングしている。
【0108】
クライアント及びアプリケーション・コンテンツ・ジェネレータACGは、受信者アドレスに従ってデータ単位をオプションとして受信している。
【0109】
クライアント・グループについての情報の取得
操作: Get_Client_Group_Information (送信者、対象、パラメーター)
送信者は、対象についての情報を必要とするクライアントまたはクライアント・グループである。この対象はクライアント・グループとする。パラメータは要求された情報をさらに詳述している。
【0110】
この操作は、送信者がシステム内の各種ノードに一つまたは幾つかのデータ単位を送ることを意味している。
A)クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、クライアント・グループ・データベースDB1から送信者に適切な入力を送ることにより、照会にオプションとして応答する。
【0111】
アプリケーション・セッション・ネーム・サーバーASNSは、参照 SE−..{Name Server}に従ってクライアント・グループ識別子についての質問に応答する。
B) クライアント・グループの会員は、例えば、その会員資格を確認することによりオプションとして応答する。
【0112】
アプリケーション・ネットワーク1における特別クライアント・グループ操作
会員資格保護モードの設定
操作: Membership protection mode (送信者、対象、マスター、パラメーター)
送信者はクライアントまたはクライアント・グループとする。対象はクライアント・グループとする。マスターはクライアントまたはクライアント・グループとする。これらのパラメータは保護モードの選択を詳述する。通常、例えば、オープンまたはクローズなど、選択されたモードを記載するパラメータが一つある。
【0113】
この操作は、送信者がシステム内の各種ノードに一つまたは幾つかのデータ単位を送ることを意味する。
【0114】
クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、クライアント・グループ・データベース内の適切な属性を設定することによって操作に応答する。マスターはクライアント・グループのマスター・グループに追加される。
【0115】
イベント配信モードの設定
操作: Event distribution mode (送信者、対象、パラメーター)
送信者はクライアントまたはクライアント・グループとする。対象はクライアント・グループとする。パラメータはイベント配信モードの選択を詳述する。通常、例えば、多弁なモードまたは無言のモードなど、選択されたモードを記載するパラメータが一つある。
【0116】
この操作は、送信者がシステム内の各種ノードに一つまたは幾つかのデータ単位を送ることを意味する。
【0117】
クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、クライアント・グループ・データベースに適切な属性を設定することによりこの操作に応答する。入会または退会など、クライアント・グループ状態における変更についてのメッセージは、イベント配信モードに従って送られる。
【0118】
名前および別名操作
アプリケーション・セッション・ネーム・サーバーASNSは、参照 SE−...{Name Server}に記載されるようなクライアント・グループ用のネーム操作に応答する。クライアント・グループ用のネーム・サーバーは、クライアント・グループ・ハンドラーCGHでオプションとしてマージされることができる。
【0119】
終了条件の設定
操作: Termination conditions (送信者、対象、パラメーター)
送信者はクライアントまたはクライアント・グループとする。対象はクライアント・グループとする。このパラメータは終了条件の選択を詳述する。
【0120】
クライアント・グループ向けの終了条件は、クライアント・プロファイル8にオプションとして設定されることができる。この終了条件は、新しい終了条件を設定することを要求するクライアント・グループ・ハンドラーCGHにメッセージを送信する操作によって動的に設定されることもできる。クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、要求するクライアントが認定されるかどうかによって、その要求を受け入れるか拒否するかのいずれかによって応答する。この操作は、送信者がシステム内の各種ノードに一つまたは幾つかのデータ単位を送ることを意味する。
【0121】
クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、ここで終了条件が満たされているかどうかをモニターする。終了条件が満たされている場合、クライアント・グループは、Delete_Client_Group操作に従って削除される。
【0122】
会員資格情報
操作: GetParents(対象)
操作: GetChildren(グループ)
クライアントまたはクライアント・グループは、クライアント・グループ・ハンドラーCGHからクライアント・グループについての情報を要求する操作を使用することができる。CGHは、対象が会員およびグループの全会員の一覧表である全クライアント・グループの一覧表を送ることによって応答する。
【0123】
階層型クライアント・グループに関する操作
Join_Client_Group and Leave_Client_Group操作は、クライアント・グループ階層の設立をサポートすることができる。クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、クライアント・グループがクライアント・グループに入会することをオプションとして受け入れることができる。特別な場合として、それはクライアントがクライアント・グループに入会することを許容することだけができる。階層クライアント・グループが許容された場合、クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、以下の照会に応答することができる。
【0124】
操作: GetAncestors(対象)
クライアント・グループ・ハンドラCGHは、対象となる全祖先の一覧表を返す。
【0125】
操作: GetDescendants(対象)
クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、対象となる全子孫の一覧表を返す。
【0126】
スーパークライアント
クライアント・グループ操作を実行するために認証を処理する特別な解決策は、特定のクライアントをスーパークライアントとして指定することである。これはクライアント・プロファイル内の「クライアント状態」パラメータ経由またはAPIコマンド経由で行うことができる。クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、クライアント状態に関する記録をオプションとして維持することができる。アプリケーション・ルーターARは、オプションでクライアント状態に関する記録を維持することができ、クライアント状態がクライアント・グループ操作メッセージに正しくフラグ設定されていることを確認することができる。
【0127】
スーパークライアントは、任意のグループに関するクライアント・グループ操作全てを実行する権利を有するものとする。このため、これらは全クライアント・グループのオーナーおよびマスターであることが前提となる。
【0128】
クライアント・グループ一括処理
アプリケーション・ネットワークは、オプションとして、当該セッション内の全クライアントを含むデフォルト・クライアント・グループを常に有する。
【0129】
クライアント・グループ・ハンドラーCGHの詳細
クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、クライアント、ACG,AR,ASとの通信を当該セッション時に行う。アプリケーション・ネットワーク管理システムANMSと、オプションとしてのアプリケーション・ロビー・サーバーALSとが、セッション初期化時にクライアント・グループ・ハンドラーCGHを構成することができる。ANMSは、例えば、セッション・プロファイルと、適切なクライアント・プロファイルとを処理し、上述するクライアント・グループ操作を使用してクライアント・グループ・ハンドラーCGH内の最初のクライアント・グループをセットアップすることができる。
【0130】
アーキテクチャ実施例
図3は、クライアント・グループ・ハンドラーCGHの実施例を示す。アプリケーション・トランスポート・プロトコル(例えば、参照PCT/SE00/00932の中のGTP)による操作および要求中のコーディングを含むデータグラムであって、可能であれば、通信プロトコル(例えば、TCPI/IP)によって搬送されるデータグラムは、ネットワーク・インターフェースおよびプロトコル・ハンドラー20によって受信される。このユニット20は、認証ハンドラー21にクライアント・グループ・ハンドラーCGH操作(上記参照)を送る。認証ハンドラーは、当該操作がクライアント・グループ・データベースCGDB22からの情報を使用して許容されるかどうかチェックする。拒否された操作はエラー・ハンドラー23に送られる。エラー・ハンドラー23は、上述した通り適切なクライアントおよびクライアント・グループにエラーについての通知を送る。認定された操作は認証ハンドラー21から操作ハンドラー24に送られる。このユニット24は本明細書に記載されるようにクライアント・グループ操作を処理している。クライアント・グループの会員および属性についてのデータは、必要に応じてクライアント・グループ・データベース22から回復される。クライアント・グループ・データベース22の内容は本明細書に記載されるような操作の結果として変更されてもよい。
【0131】
クライアント・グループ・データベース(CGDB)22
クライアント・グループ・データベースCGDBは、各セッション13用のセッション・データベースを一つ含んでいる。このセッション・データベースにおいて、各クライアント・グループに対するクライアント・グループ入力が一つある。このクライアント・グループ入力は、以下のフィールドから成ることができる。
1)クライアント・グループ識別子
2)会員一覧表
3)ペアレンツのオプション一覧表
4)祖先のオプション一覧表
5)子孫のオプション一覧表
6)オーナーのオプション一覧表
7)マスターのオプション一覧表
8)「クライアント・グループ属性」の章に従ったオプション属性の一覧表
【0132】
クライアント・グループ入力内のクライアントおよびクライアント・グループの一覧表は、一覧表示された項目がクライアントまたはクライアント・グループであるかどうかを示すフラグを有することができる。この一覧表は任意のクライアントおよびクライアント・グループ識別子フォーマットを使用することができる。
【0133】
本発明の有利な使用例
アプリケーション・データの効果的マルチキャスティング
仮想世界が多くの会議室から成る音声チャット・アプリケーションについて考える。ユーザーはアバターを制御し、該アバターが居る選択肢の会議室を選択する。ユーザーはマイクロフォンに話しかけ、対応するアプリケーション・クライアントにアプリケーション・ネットワーク上で音声チャネルを送らせるようにする。
【0134】
会議室に入るクライアントは全て、該会議室に対応するクライアント・グループに入会する。クライアント・グループ識別子はアプリケーション・トランスポート・プロトコルのマルチキャスト・アドレスである。クライアントは該クライアント・グループ識別子であるアプリケーション・タグを有する各音声パケットを送る。アプリケーション・ルーターは該クライアント・グループの会員にクライアント・グループ識別子を有する全データ単位をマルチキャストするように構成される。これは、音声チャネルが同じ仮想会議室内にあるクライアントに有効にマルチキャストされることを意味する。
【0135】
セキュリティ有効個人向け通信
ユーザーのグループには、個人向け会議のために仮想世界における会議室を使用したい場合がある。新規参入者は、招待されていない限り、会議室内の会話を聞くことができないようにすべきである。このアプリケーションは個人向け会議への要求時に利用可能な個人向け会議室のセットを提供する。一人のクライアントはチャット・マネージャーで、要求されると個人向け会議室を割り当てる。
【0136】
個人向け会議室は保護モードがクローズである状態のクライアント・グループに対応する。空の部屋はチャット・マネージャーを単なるクライアント・グループのマスター・グループの会員として有する。クライアントのグループはグループ会員が個人向けの部屋を使用したいことを決定する。グループは議長を選出する。議長はチャット・マネージャーに個人向け会議室の使用を求める。すると、チャット・マネージャーは空いている個人向け会議室を選択し、議長をマスター・グループに招待する。議長はそのグループの他の会員に加わり、彼らを招待する。会員は全員参加する。これで、会員全員が個人向け会議室に入り、秘密の会話を楽しむことができる。新しいクライアントが部屋に入る。すると、このクライアントは他のクライアントに会うことができるが、会話を聞くことはできない。彼は個人向け会議室に対応するクライアント・グループの会員ではないからである。この新しいクライアントがクローズされたクライアント・グループに直接参加することは不可能である。新しいクライアントは議長に当該グループへの招待を求めることができる。議長が招待を決定すると、この新しいクライアントはグループに参加することができる。
【0137】
持続的マルチプレーヤー・ゲームにおける持続的役割の管理
大型のマルチプレーヤー・ゲームにおける仮想世界は幾つかの国から成る。各国は軍隊の責任者である将軍を有する。この軍隊は現在、兵士としてゲームを行っているプレーヤーから成る。この将軍は軍事作戦を決定したり、宝石箱、魔法の刀、龍の洞窟への鍵を含む仮想世界における重要なオブジェクトのセットを管理するのに常に必要である。このゲームは昼夜を問わず続くが、一人のプレーヤーが常に将軍を演じることはできない。将軍の役割は何人かのプレーヤー間でシフトされなければならない。
【0138】
将軍は特別なクライアント・グループ(疑似クライアント)によって表わされ、このクライアント・グループはゲーム・データのソース(オーナー)であり、何時でも必ず一人の会員を有する。中央コンテンツ・サーバーは「将軍」のマスター・グループ内に常に含まれ、将軍の役割を演じるクライアントはマスター・グループの会員およびクライアント・グループの一会員となる。クライアント・グループの一会員であることによりクライアントは「将軍」によって所有されるオブジェクトを管理することができる。クライアントは財宝からお金を取ったり、魔法の剣を振り回したり、龍の洞窟への扉を開けたりすることもできる。プレーヤーがゲームから去るときは、プレーヤーはクライアント・グループ「将軍」からも退く。コンテンツ・サーバまたは離脱するプレーヤーは、新しいプレーヤーに将軍の役割をするよう招待することができる。
【0139】
共有アプリケーション・データの管理
シミュレーションの空中戦では、四人のプレーヤーが戦闘機となる。これらプレーヤーは全て同じチーム内にいる。このシミュレーションは、全てのプレーヤーが「4時の敵機(“Bandits at four o’clock!!!”)」のようなおかしくてたまらない物について、同じチャネルを全てのプレーヤーが同時に使用する第二次世界大戦の無線通信システムを有する。
【0140】
この四人のプレーヤーは、例えば、参照 PCT/SE00/00932によるストリーム・オブジェクトなど、マルチキャスト「チャネル」を所有するクライアント・グループを形成する。まとめて所有されたチャネルは、該チャネルを識別する特有のタグを有するデータ単位から成る。クライアント・グループの任意の会員はいつでもチャネル上で送信することができる。彼らは該チャネルに対して全て、予約申し込みする。音声ミキシングは各プレーヤー・マシン内で局所的に実行される。
【0141】
クライアント・グループの会員の状態についての情報の配信
仮想博覧会は、会社がその成果物をスタンドで見せる展示場をシミュレートしたものから成る。訪問者は興味のあるスタンドの周りを歩いたり、その中に入ったりする。誰かがそのスタンドに入るとすぐに、様々な会社で働く人間の携帯電話のアラームが鳴る。会社の代表者はスタンドでアバターとして現れ、カスタマに会う。
【0142】
各スタンドはクライアント・グループである。該スタンドに入る訪問者はクライアント・グループの会員である。携帯電話のコンピュータ・アプリケーションは、クライアント・グループの状態に対して予約申し込みする。クライアント・グループ・ハンドラーCGHは、メンバーの数がゼロから正数になるときはいつでも、携帯電話にメッセージを送る。このメッセージが携帯電話内のアラームをトリガーする。
【0143】
当業者は、本発明が添付の図面および前記詳細な説明に開示される実施例に限定されず、図示目的でのみ提供されると解釈できるが、多数の方法で実施することができ、これは請求項によって定義されるものである。
【0144】
付録
IPマルチキャスティングの簡単な説明
IPマルチキャスティングはネットワーク上の複数のユーザーにデータを配信する方法である。データはホスト・グループと呼ばれる選択されたユーザーのグループにのみ配信される。このグループはマルチキャスト・アドレスによって定義される。このソースはマルチキャスト・アドレスにデータの一つのコピーを送る。ネットワークは、必要に応じてデータを複製し、ホスト・グループ内の全ユーザーにデータを配信する。ネットワーク資源が保存されるのは、厳格に必要とされる分岐点でのみデータがコピーされるためである。従って、マルチキャスティングは経済的であり拡張性に対応できる。
ソースが各ユーザーにデータのコピーを一部送るというユニキャスティングではネットワーク・バンド幅とサーバー資源は無駄になる。ブロードキャスティングは、小グループ専用に意図された場合でも、各ホストにデータを受信させる。IPマルチキャスティングの概念については、図4に示す。
ISPは、これまでネットワーク資源の使用の制御および料金請求に困難があるので、マルチキャスティングの配備には消極的であった。あるISPから別のISPに入る一つのマルチキャスト・パケットでは、該パケットが下流ブランチで複製されるにつれてデータ交信量が爆発的に増加する場合がある。このような爆発的増加はホスト・グループを追跡する中央ノードが無いため、予測されることができない。一定レートを請求されるエンド・ユーザーは、マルチキャスト・トラフィックに特別料金の支払は行わない。従って、IPマルチキャスティングの配備は、各予約申し込み者のネットワーク使用をモニターすることができれば、ずっと容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明のネットワーク化された仮想環境を支援するのに適切なプログラマブル・アプリケーション・ネットワーク(PAN)を図示する。
【図2】
図2A乃至図2Cは本発明の動作を図示する工程図である。
【図3】
クライアント・グループ・ハンドラー(CGH)の、可能な実施例を図示する。
【図4】
各矢印が、データ・パスを示すIPマルチキャスティングを図示し、付録に関係する。
Claims (44)
- 少なくとも一つのクライアント・グループ(CG)に入会した何人かのクライアント間でアプリケーション通信ネットワーク(1)全体を通じて同時通信を可能にする、マルチユーザー・アプリケーション、すなわち、複数クライアント用アプリケーションのデータ処理システムにおける通信インフラ基盤配置であって、
a)アプリケーション通信ネットワーク(1)上の少なくとも一つの分散されたマルチユーザー・アプリケーションであって、各マルチユーザー・アプリケーションが、ノード(AC,ASNS,ACG,AR,AS,APDB,ALS,ANMS,CAS,CGH)と、各クライアント・グループ(CG)を扱うデータベース(11,DB1,APDB)とを有するアプリケーションと、
b)クライアント・グループの機能および用途を決定する各クライアント・グループ(CG)用の属性のセット(7,8,CGDB)と、
c)属性が一覧表示される、少なくとも一つのセッション(13)と、
d)クライアント・グループ(CG)の意図された機能とアプリケーション通信ネットワーク(1)の能力とに適合するように行われる属性の選択と
を備えることを特徴とする通信インフラ基盤配置。 - 各属性がその他の属性とは別に設定されることを特徴とする請求項1に記載の通信インフラ基盤配置。
- 前記属性が、少なくとも以下のもの、すなわち受信者と、ソースと、会員資格保護モードと、イベント配信モードと、名前および通称名と、配信モードと、終了条件と、クライアント・プロファイルと、ペアレンツと、祖先と、チルドレンと、子孫のうちの幾つかであることを特徴とする請求項1に記載の通信インフラ基盤配置。
- 前記クライアント・グループの全会員に同一データを配信する受信者クライアント・グループであって、関連づけられたネットワーク・アドレス(例えば、IPマルチキャスト)またはアプリケーション・アドレスを有する受信者クライアント・グループと、
照会、要求または予約申し込みに従って、アプリケーション・クライアントおよびクライアント・グループ(CG)に前記アプリケーション・データを配信するアプリケーション・サーバー(AS)とを備え、このような照会、要求、予約申し込みは、アプリケーション・タグを有するアプリケーション・データ単位(9)への予約申し込みによって表現されることができることを特徴とする請求項3に記載の通信インフラ基盤配置。 - 前記クライアント・グループ・アドレスはネットワーク・アドレスまたはアプリケーション・アドレスとし、該クライアント・グループ・アドレスを認識する送信者はグループの全会員にデータを送信することを特徴とする請求項4に記載の通信インフラ基盤配置。
- ソース・クライアント・グループはアプリケーション・データ単位のオーナーまたはソースであって、該ソース・クライアント・グループは該データ単位の送信者の役割を果たすことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の通信インフラ基盤配置。
- 疑似クライアントは例えば上記セッションへの持続的なサービスを配信するため、前記クライアント・グループを通称名として使用する少なくとも一人のアクティブ会員を有するソース・クライアント・グループであることを特徴とする請求項6に記載の通信インフラ基盤配置。
- 何人かのクライアントは有資格クライアントであると共に特定の権利を有し、該有資格クライアント・グループはマスター・グループと呼ばれ、無資格クライアントは実行する操作に関して所定の制限を有することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の通信インフラ基盤配置。
- 有資格クライアントだけが会員として受け入れられ、クライアント・グループの入会および/または退会する権利を保護するセキュリティ・システムを備えることを特徴とする請求項8に記載の通信インフラ基盤配置。
- 前記有資格クライアントは前記クライアント・グループのオーナーまたは該クライアント・グループの会員であることを特徴とする請求項8または9に記載の通信インフラ基盤配置。
- 前記セキュリティ・システムは少なくとも二つの会員資格保護モードを有し、そのうちの一つは有資格でないクライアントに対して確実にクローズされ有資格クライアントだけにオープンとし、もう一方は全てのクライアントが自由に入会および退会ができることを特徴とする請求項8〜10の何れかに記載の通信インフラ基盤配置。
- クライアント・グループ・ハンドラー(CGH)はクライアント入会、クライアント退会、データ単位作成および削除、データ予約申し込みなど、グループ・イベントについてクライアント・グループ(CG)の会員に情報を提供することを特徴とする請求項1〜11の何れかに記載の通信インフラ基盤配置。
- 前記クライアント・グループ・ハンドラー(CGH)は少なくとも二つの配信モードを有し、そのうちの少なくとも一つは多弁なモードと呼ばれ、会員はその情報を取得し、もう一つは無言のモードであって、クライアント・グループ内の少なくとも何人かの会員はこのような情報は得られないことを特徴とする請求項12に記載の通信インフラ基盤配置。
- 幾つかの多弁なモードがあり、会員は個々の多弁なモードに規定される、異なる量および/または種類の情報を提供可能であることを特徴とする請求項13に記載の通信インフラ基盤配置。
- 前記クライアント・グループ・ハンドラー(CGH)は前記クライアント・グループの名前または別名を格納するので、クライアント・グループ上の操作をサポートするためにネットワーク・アドレスまたはアプリケーション・アドレスによりクライアント・グループを識別することができることを特徴とする請求項12〜14の何れかに記載の通信インフラ基盤配置。
- アプリケーション・タグは前記クライアント・グループを識別するクライアント・グループ識別子手段の役割を果たすことを特徴とする請求項1〜15の何れかに記載の通信インフラ基盤配置。
- アプリケーション・サーバー(AS)は、照会、要求、または予約申し込みに従ってアプリケーション・クライアントと、クライアント・グループ(CG)にアプリケーション・データを配信することを特徴とする請求項1〜16の何れかに記載の通信インフラ基盤配置。
- 前記照会、要求または予約申し込みはアプリケーション・タグを有するアプリケーション・データ単位(9)への予約申し込みによって表現されることを特徴とする請求項16または17に記載の通信インフラ基盤配置。
- 前記クライアント・グループ・ハンドラー(CGH)はクライアント・グループについてのデータを含むデータベース(DB1)を備え、該データは各クライアント・グループに対して会員の一覧表とクライアント・グループの属性の一覧表とを有することを特徴とする請求項12〜18の何れかに記載の通信インフラ基盤配置。
- 前記データベース(DB1)はまた、招待された会員の一覧表とクライアント・グループ・オーナーの一覧表とを有することを特徴とする請求項19に記載の通信インフラ基盤配置。
- ネットワーク・アドレスまたはアプリケーション・アドレスによりクライアント・グループを識別し、クライアント・グループはまた、前記アプリケーションによって認識され、アプリケーション・セッション・ネーム・サーバー(ASNS)内またはクライアント・グループ・ハンドラー(CGH)内に格納される名前を有することを特徴とする請求項1〜20の何れかに記載の通信インフラ基盤配置。
- 前記クライアント・グループの少なくとも一つはまた通称名と呼ばれる一つまたは幾つかの別名を有することを特徴とする請求項1〜21の何れかに記載の通信インフラ基盤配置。
- コンピュータに、アプリケーション・プログラムを実行するコンピュータ・オペレーティング・システムのファイル・システム内に予測できない量の時間価値化されたデータまたはログ・データを格納させるため、内部にコンピュータ読み取り可能コードを埋め込ませたコンピュータ使用可能媒体を備え、
計算能力を有するデバイスに、少なくとも一つのクライアント・グループ(CG)に入会した何人かのクライアント間でアプリケーション通信ネットワーク(1)全体を通じて同時通信を可能にするマルチユーザー・アプリケーション、すなわち、複数のクライアント用アプリケーションのデータ処理システムにおける通信インフラ基盤を提供する、ソフトウェア構成品の管理のためのソフトウェア環境とユーザー・インターフェースとをインストールさせるように構成されるコンピュータ読み取り可能プログラムおよびコード・デバイスを備えるコンピュータ読み取り可能プログラム製品であって、
a)前記アプリケーション通信ネットワーク(1)上に、少なくとも一つの分散されたマルチユーザー・アプリケーションを発生させるように構成されるコンピュータ読み取り可能プログラムおよびコード・デバイスであって、各マルチユーザー・アプリケーションは、ノード(AC,ASNS,ACG,AR,AS,APDB,ALS,ANMS,CAS,CGH)と、各クライアント・グループ(CG)を扱うデータベース(11,DB1,APDB)とを有するプログラムおよびコード・デバイスと、
b)前記クライアント・グループの機能および用途を決定する各クライアント・グループ(CG)用の属性のセット(7,8、CGDB)を発生させるように構成されるコンピュータ読み取り可能プログラムおよびコード・デバイスと、
c)前記属性が一覧表示される、少なくとも一つのセッション(13)を発生させるように構成されるコンピュータ読み取り可能プログラムおよびコード・デバイスと、
d)クライアント・グループ(CG)の意図された機能とアプリケーション通信ネットワーク(1)の能力とに適合するように行われる属性の選択と、
を備えることを特徴とするコンピュータ読み取り可能プログラム製品。 - 各属性がその他の属性とは別に設定されることを特徴とする請求項23に記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 前記属性が、少なくとも以下のもの、すなわち受信者と、ソースと、会員資格保護モードと、イベント配信モードと、名前および通称名と、配信モードと、終了条件と、クライアント・プロファイルと、ペアレンツと、祖先と、チルドレンと、子孫のうちの幾つかであることを特徴とする請求項23または24に記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 前記クライアント・グループの全会員に同一データを配信する受信者クライアント・グループを発生させるように構成されるコンピュータ読み取り可能プログラムおよびコード・デバイスであって、該受信者クライアント・グループは、関連づけられたネットワーク・アドレス(例えば、IPマルチキャスト)またはアプリケーション・アドレスを有する請求項25に記載のコンピュータ読み取り可能プログラムおよびコード・デバイスと、
照会、要求、予約申し込みに従ってアプリケション・クライアントおよびクライアント・グループ(CG)に前記アプリケーション・データを配信するアプリケーション・サーバー(AS)を発生させるように構成されるコンピュータ読み取り可能プログラムおよびコード・デバイスとを備え、このような照会、要求、または予約申し込みは、アプリケーション・タグを有するアプリケーション・データ単位(9)への予約申し込みによって表現されることができることを特徴とする請求項25に記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。 - 前記クライアント・グループ・アドレスは、ネットワーク・アドレスまたはアプリケーション・アドレスのいずれかとし、該クライアント・グループ・アドレスを認識する送信者は、グループの全会員にデータを送信することを特徴とする請求項26に記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- アプリケーション・データ単位のオーナーまたはソースであるソース・クライアント・グループを発生させるように構成されたコンピュータ読み取り可能プログラムおよびコード・デバイスを備え、該ソース・クライアント・グループが該データ単位の送信者の役割を果たすことを特徴とする請求項23〜27の何れかに記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 例えば、前記セッションに持続的なサービスを提供するため、通称名としてクライアント・グループを使用する少なくとも一つのアクティブ会員を有するソース・クライアント・グループである疑似クライアントを発生させるように構成されるコンピュータ読み取り可能プログラムおよびコード・デバイスを備えることを特徴とする請求項28に記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 何人かのクライアントは、有資格クライアントであると共に特定の権利を有し、該有資格クライアント・グループはマスター・グループと呼ばれ、無資格クライアントは実行する操作に関して所定の制限を有することを特徴とする請求項23〜29の何れかに記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 有資格クライアントだけが会員として受け入れられ、クライアント・グループの入会および/または退会する権利を保護するセキュリティ・システムを発生させるように構成されるコンピュータ読み取り可能プログラムおよびコード・デバイスを備えることを特徴とする請求項30に記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 前記有資格クライアントは、クライアント・グループのオーナーまたはクライアント・グループの会員であることを特徴とする請求項30または31に記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 前記セキュリティ・システムは、少なくとも二つの会員資格保護モードを有し、そのうちの一つは有資格でないクライアントに対して確実にクローズされ、有資格クライアントだけにオープンとし、もう一方は全てのクライアントが自由に入会および退会ができることを特徴とする請求項30〜32の何れかに記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- クライアント入会、クライアント退会、データ単位作成および削除、データ予約申し込みなど、グループ・イベントについてのクライアント・グループ(CG)の会員に情報を提供するクライアント・グループ・ハンドラー(CGH)を発生させるように構成されるコンピュータ読み取り可能プログラムおよびコード・デバイスを備えることを特徴とする請求項23〜33の何れかに記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 前記クライアント・グループ・ハンドラー(CGH)は、少なくとも二つの配信モードを有し、そのうちの少なくとも一つは多弁なモードと呼ばれ、会員はその情報を取得し、もう一つは無言のモードであって、クライアント・グループ内の少なくとも何人かの会員は、このような情報は得られないことを特徴とする請求項34に記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 幾つかの多弁なモードがあり、会員は、個々の多弁なモードに規定される、異なった量および/または種類の情報を提供可能であることを特徴とする請求項35に記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 前記クライアント・グループ・ハンドラー(CGH)は、前記クライアント・グループの名前または別名を格納するので、クライアント・グループ上の操作をサポートするためにネットワーク・アドレスまたはアプリケーション・アドレスによりクライアント・グループを識別することができることを特徴とする請求項33〜36の何れかに記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 前記クライアント・グループを識別するクライアント・グループ識別子手段の役割を果たすアプリケーション・タグを発生させるように構成されるコンピュータ読み取り可能プログラムおよびコード・デバイスを備えることを特徴とする請求項23〜37の何れかに記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 照会、要求、または予約申し込みに従ってアプリケーション・クライアントと、クライアント・グループ(CG)にアプリケーション・データを配信するアプリケーション・サーバー(AS)を発生させるように構成されるコンピュータ読み取り可能プログラムおよびコード・デバイスを備えることを特徴とする請求項23〜38の何れかに記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 前記照会、要求または予約申し込みは、アプリケーション・タグを有するアプリケーション・データ単位(9)への予約申し込みによって表現することを特徴とする請求項37または39に記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 前記クライアント・グループ・ハンドラー(CGH)は、クライアント・グループについてのデータを含むデータベース(DB1)を有し、該データは、各クライアント・グループに対して、会員の一覧表と、クライアント・グループの属性の一覧表とを有することを特徴とする請求項34〜46の何れかに記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 前記データベース(DB1)はまた、招待された会員の一覧表と、クライアント・グループ・オーナーの一覧表とを有することを特徴とする請求項41に記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- ネットワーク・アドレスまたはアプリケーション・アドレスによりクライアント・グループを識別し、クライアント・グループはまた、前記アプリケーションによって認識され、アプリケーション・セッション・ネーム・サーバー(ASNS)内またはクライアント・グループ・ハンドラー(CGH)内に格納される名前を有することを特徴とする請求項23〜42の何れかに記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
- 前記クライアント・グループの少なくとも一つはまた、通称名と呼ばれる一つまたは幾つかの別名を有することを特徴とする請求項23〜43の何れかに記載のコンピュータ読み取り可能プログラム製品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE0003927A SE520129C2 (sv) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | Kommunikationsinfrastrukturanordning i och en datorläsbar programprodukt för ett databearbetningssystem för fleranvändarapplikationer |
PCT/SE2001/002309 WO2002035769A1 (en) | 2000-10-27 | 2001-10-22 | Communication infrastructure arrangement for multiuser |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004512767A true JP2004512767A (ja) | 2004-04-22 |
JP3927908B2 JP3927908B2 (ja) | 2007-06-13 |
Family
ID=20281606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002538622A Expired - Fee Related JP3927908B2 (ja) | 2000-10-27 | 2001-10-22 | マルチユーザー用データ処理システム |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20040030787A1 (ja) |
EP (1) | EP1334584A1 (ja) |
JP (1) | JP3927908B2 (ja) |
KR (1) | KR20030079923A (ja) |
CN (1) | CN1231016C (ja) |
AU (2) | AU9618601A (ja) |
IL (1) | IL155478A0 (ja) |
NO (1) | NO20031870L (ja) |
SE (1) | SE520129C2 (ja) |
WO (1) | WO2002035769A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007533214A (ja) * | 2004-04-16 | 2007-11-15 | スマート・インターネット・テクノロジー・シーアールシー・ピーティーワイ・リミテッド | ネットワークにおいてデータ・ユニットをルーティングするデバイスおよび方法 |
US7502610B2 (en) | 2002-06-28 | 2009-03-10 | Qualcomm Incorporated | System and method for application management through threshold events |
Families Citing this family (71)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6763371B1 (en) * | 1999-05-10 | 2004-07-13 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method and apparatus for collaborative communication in a communication network |
AU2001249239A1 (en) | 2000-03-17 | 2001-10-03 | America Online, Inc. | Shared groups rostering system |
US9736209B2 (en) | 2000-03-17 | 2017-08-15 | Facebook, Inc. | State change alerts mechanism |
US7624172B1 (en) | 2000-03-17 | 2009-11-24 | Aol Llc | State change alerts mechanism |
US8458754B2 (en) | 2001-01-22 | 2013-06-04 | Sony Computer Entertainment Inc. | Method and system for providing instant start multimedia content |
US7711847B2 (en) * | 2002-04-26 | 2010-05-04 | Sony Computer Entertainment America Inc. | Managing users in a multi-user network game environment |
US7421471B2 (en) | 2002-05-17 | 2008-09-02 | Sony Computer Entertainment America Inc. | Configuration switching: dynamically changing between network communication architectures |
US20030217135A1 (en) | 2002-05-17 | 2003-11-20 | Masayuki Chatani | Dynamic player management |
US7606920B2 (en) | 2002-05-17 | 2009-10-20 | Sony Computer Entertainment America Inc. | Method and apparatus for controlling communication ports for an online session of a multi-user application by associating each of the ports with a protocol and designating an active port |
US7305585B2 (en) * | 2002-05-23 | 2007-12-04 | Exludus Technologies Inc. | Asynchronous and autonomous data replication |
US20080222234A1 (en) * | 2002-05-23 | 2008-09-11 | Benoit Marchand | Deployment and Scaling of Virtual Environments |
US20050060608A1 (en) * | 2002-05-23 | 2005-03-17 | Benoit Marchand | Maximizing processor utilization and minimizing network bandwidth requirements in throughput compute clusters |
US8131802B2 (en) | 2007-10-05 | 2012-03-06 | Sony Computer Entertainment America Llc | Systems and methods for seamless host migration |
US8560707B2 (en) | 2007-10-05 | 2013-10-15 | Sony Computer Entertainment America Llc | Seamless host migration based on NAT type |
US8965964B1 (en) | 2002-11-18 | 2015-02-24 | Facebook, Inc. | Managing forwarded electronic messages |
US7640306B2 (en) | 2002-11-18 | 2009-12-29 | Aol Llc | Reconfiguring an electronic message to effect an enhanced notification |
US8122137B2 (en) | 2002-11-18 | 2012-02-21 | Aol Inc. | Dynamic location of a subordinate user |
US8005919B2 (en) | 2002-11-18 | 2011-08-23 | Aol Inc. | Host-based intelligent results related to a character stream |
CA2506585A1 (en) * | 2002-11-18 | 2004-06-03 | Valerie Kucharewski | People lists |
US8701014B1 (en) | 2002-11-18 | 2014-04-15 | Facebook, Inc. | Account linking |
US7428580B2 (en) | 2003-11-26 | 2008-09-23 | Aol Llc | Electronic message forwarding |
US7899862B2 (en) | 2002-11-18 | 2011-03-01 | Aol Inc. | Dynamic identification of other users to an online user |
US7590696B1 (en) | 2002-11-18 | 2009-09-15 | Aol Llc | Enhanced buddy list using mobile device identifiers |
DK1441475T3 (da) * | 2003-01-23 | 2007-08-06 | Telia Ab | Organ og en fremgangsmåde i et pakkekoblet netværk til at danne multicastgrupper for applikationer med samme gruppeidentitet |
US20040210639A1 (en) | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Roy Ben-Yoseph | Identifying and using identities deemed to be known to a user |
US7653693B2 (en) | 2003-09-05 | 2010-01-26 | Aol Llc | Method and system for capturing instant messages |
DE10342029A1 (de) * | 2003-09-11 | 2005-04-07 | Siemens Ag | Verfahren für einen Multicast-Dienst |
JP2005134975A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Sony Corp | 情報配信方法、情報配信システムおよび情報配信装置 |
US8223653B2 (en) * | 2004-04-05 | 2012-07-17 | Ixia | Broadcast capable file system |
US20060015560A1 (en) * | 2004-05-11 | 2006-01-19 | Microsoft Corporation | Multi-sensory emoticons in a communication system |
US8705515B2 (en) | 2005-06-30 | 2014-04-22 | Qualcomm Incorporated | System and method for resolving conflicts in multiple simultaneous communications in a wireless system |
CN100389575C (zh) * | 2005-07-13 | 2008-05-21 | 华为技术有限公司 | 一种实现网上设备接入管理的方法 |
KR100725066B1 (ko) * | 2005-08-02 | 2007-06-08 | 한미아이티 주식회사 | 다수의 클라이언트와의 데이터 통신을 위한 시스템 서버 및데이터 처리 방법 |
JP4807984B2 (ja) * | 2005-08-23 | 2011-11-02 | 株式会社リコー | 文書管理システム、文書管理システムの設定方法、プログラム及びコンピュータに読み取り可能な記録媒体 |
US8682969B1 (en) * | 2005-10-07 | 2014-03-25 | On24, Inc. | Framed event system and method |
GB0703974D0 (en) * | 2007-03-01 | 2007-04-11 | Sony Comp Entertainment Europe | Entertainment device |
US20080262910A1 (en) * | 2007-04-20 | 2008-10-23 | Utbk, Inc. | Methods and Systems to Connect People via Virtual Reality for Real Time Communications |
US20080263459A1 (en) * | 2007-04-20 | 2008-10-23 | Utbk, Inc. | Methods and Systems to Determine Availability for Real Time Communications via Virtual Reality |
US8601386B2 (en) | 2007-04-20 | 2013-12-03 | Ingenio Llc | Methods and systems to facilitate real time communications in virtual reality |
US9843351B2 (en) * | 2007-07-26 | 2017-12-12 | Nokia Technologies Oy | Gesture activated close-proximity communication |
US8191006B2 (en) * | 2007-09-19 | 2012-05-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, control method of information processing apparatus, computer program and storage medium |
US9483405B2 (en) | 2007-09-20 | 2016-11-01 | Sony Interactive Entertainment Inc. | Simplified run-time program translation for emulating complex processor pipelines |
US8832552B2 (en) * | 2008-04-03 | 2014-09-09 | Nokia Corporation | Automated selection of avatar characteristics for groups |
US9892028B1 (en) | 2008-05-16 | 2018-02-13 | On24, Inc. | System and method for debugging of webcasting applications during live events |
US10430491B1 (en) | 2008-05-30 | 2019-10-01 | On24, Inc. | System and method for communication between rich internet applications |
US20090325709A1 (en) * | 2008-06-26 | 2009-12-31 | Microsoft Corporation | Game Clan Matchmaking |
SE533007C2 (sv) | 2008-10-24 | 2010-06-08 | Ilt Productions Ab | Distribuerad datalagring |
US9306880B1 (en) * | 2008-12-29 | 2016-04-05 | Avaya Inc. | Method and apparatus for enabling people to find each other and stay together in virtual environments |
US20100293072A1 (en) * | 2009-05-13 | 2010-11-18 | David Murrant | Preserving the Integrity of Segments of Audio Streams |
US8126987B2 (en) | 2009-11-16 | 2012-02-28 | Sony Computer Entertainment Inc. | Mediation of content-related services |
US11438410B2 (en) | 2010-04-07 | 2022-09-06 | On24, Inc. | Communication console with component aggregation |
US8706812B2 (en) | 2010-04-07 | 2014-04-22 | On24, Inc. | Communication console with component aggregation |
EP2387200B1 (en) | 2010-04-23 | 2014-02-12 | Compuverde AB | Distributed data storage |
US8433759B2 (en) | 2010-05-24 | 2013-04-30 | Sony Computer Entertainment America Llc | Direction-conscious information sharing |
US20120172133A1 (en) * | 2011-01-04 | 2012-07-05 | Trexler Keith | System and method for managing a virtual home game |
US20120214147A1 (en) * | 2011-02-16 | 2012-08-23 | Knowledge Factor, Inc. | System and Method for Adaptive Knowledge Assessment And Learning |
US8645978B2 (en) | 2011-09-02 | 2014-02-04 | Compuverde Ab | Method for data maintenance |
US8769138B2 (en) | 2011-09-02 | 2014-07-01 | Compuverde Ab | Method for data retrieval from a distributed data storage system |
EP2782018B1 (en) * | 2011-11-14 | 2017-04-19 | Ntt Docomo, Inc. | Information delivery device, information delivery method and program |
US10186002B2 (en) * | 2012-03-21 | 2019-01-22 | Sony Interactive Entertainment LLC | Apparatus and method for matching users to groups for online communities and computer simulations |
US10130872B2 (en) | 2012-03-21 | 2018-11-20 | Sony Interactive Entertainment LLC | Apparatus and method for matching groups to users for online communities and computer simulations |
FR3011414A1 (fr) * | 2013-10-01 | 2015-04-03 | Orange | Procede d'abonnement a des flux en provenance de clients multicast |
US11429781B1 (en) | 2013-10-22 | 2022-08-30 | On24, Inc. | System and method of annotating presentation timeline with questions, comments and notes using simple user inputs in mobile devices |
US10785325B1 (en) | 2014-09-03 | 2020-09-22 | On24, Inc. | Audience binning system and method for webcasting and on-line presentations |
US11281723B2 (en) | 2017-10-05 | 2022-03-22 | On24, Inc. | Widget recommendation for an online event using co-occurrence matrix |
US11188822B2 (en) | 2017-10-05 | 2021-11-30 | On24, Inc. | Attendee engagement determining system and method |
US11077365B2 (en) | 2018-06-27 | 2021-08-03 | Niantic, Inc. | Low latency datagram-responsive computer network protocol |
US10765952B2 (en) | 2018-09-21 | 2020-09-08 | Sony Interactive Entertainment LLC | System-level multiplayer matchmaking |
US10695671B2 (en) | 2018-09-28 | 2020-06-30 | Sony Interactive Entertainment LLC | Establishing and managing multiplayer sessions |
EP3918579A4 (en) * | 2019-02-25 | 2022-04-13 | Niantic, Inc. | AUGMENTED REALITY MOBILE EDGE COMPUTATION |
AU2020409015A1 (en) | 2019-12-20 | 2022-08-25 | Niantic, Inc. | Data hierarchy protocol for data transmission pathway selection |
Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6278932A (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | デ−タ通信方式 |
JPS6222493B2 (ja) * | 1980-03-11 | 1987-05-18 | Fujitsu Kk | |
JPS63232725A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-28 | Nec Corp | メツセ−ジ同報通信方式 |
JPH06164672A (ja) * | 1992-11-19 | 1994-06-10 | Toshiba Corp | データ通信システム |
JPH07219917A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-18 | Hitachi Ltd | ネットワ−クシステム |
JPH0879247A (ja) * | 1994-09-01 | 1996-03-22 | Toshiba Corp | 通信制御装置及び通信制御方法 |
JPH09214935A (ja) * | 1996-02-02 | 1997-08-15 | Mitsubishi Electric Corp | 映像情報提供システム |
JPH1051443A (ja) * | 1996-03-19 | 1998-02-20 | At & T Corp | 呼び出す及び呼び出されたマルチメディア・ターミナルとの間の通信を作動可能にする方法 |
JPH1198137A (ja) * | 1997-09-17 | 1999-04-09 | Toshiba Corp | 通信ネットワークの構築方法 |
JPH11215164A (ja) * | 1998-01-28 | 1999-08-06 | Sony Corp | 電子機器及びデータ通信方法 |
JPH11234326A (ja) * | 1998-02-12 | 1999-08-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 情報流通システム |
JP2000124939A (ja) * | 1998-10-13 | 2000-04-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | マルチメディア通信システム及びこのシステムを構成する装置並びに該装置のプログラムを記録した媒体 |
JP2000196698A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-14 | Canon Inc | マルチファンクションシステム及びそのデ―タ転送方法 |
JP2000250837A (ja) * | 1999-02-25 | 2000-09-14 | Toshiba Corp | データ配信サービスシステム、及び衛星回線を利用したデータ配信制御管理方法、配信用コンテンツ制御方法 |
JP2000299685A (ja) * | 1999-04-15 | 2000-10-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 同報による大容量セキュア情報配送システム |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5844553A (en) * | 1993-08-30 | 1998-12-01 | Hewlett-Packard Company | Mechanism to control and use window events among applications in concurrent computing |
GB2281676A (en) * | 1993-09-07 | 1995-03-08 | Motorola Ltd | System for broadcast and group communications in a communications system |
US6029195A (en) * | 1994-11-29 | 2000-02-22 | Herz; Frederick S. M. | System for customized electronic identification of desirable objects |
US6873627B1 (en) * | 1995-01-19 | 2005-03-29 | The Fantastic Corporation | System and method for sending packets over a computer network |
US6625652B1 (en) * | 1995-01-19 | 2003-09-23 | The Fantastic Corporation | System and method for host list pruning |
US6560707B2 (en) * | 1995-11-06 | 2003-05-06 | Xerox Corporation | Multimedia coordination system |
US6343313B1 (en) * | 1996-03-26 | 2002-01-29 | Pixion, Inc. | Computer conferencing system with real-time multipoint, multi-speed, multi-stream scalability |
US5831975A (en) * | 1996-04-04 | 1998-11-03 | Lucent Technologies Inc. | System and method for hierarchical multicast routing in ATM networks |
US6766355B2 (en) * | 1998-06-29 | 2004-07-20 | Sony Corporation | Method and apparatus for implementing multi-user grouping nodes in a multimedia player |
US6360250B1 (en) * | 1998-12-28 | 2002-03-19 | Lucent Technologies Inc. | Apparatus and method for sharing information in simultaneously viewed documents on a communication system |
US6334141B1 (en) * | 1999-02-02 | 2001-12-25 | International Business Machines Corporation | Distributed server for real-time collaboration |
JP3644009B2 (ja) * | 1999-02-19 | 2005-04-27 | 富士通株式会社 | マルチキャストセッション管理装置 |
US6839348B2 (en) * | 1999-04-30 | 2005-01-04 | Cisco Technology, Inc. | System and method for distributing multicasts in virtual local area networks |
US20040172415A1 (en) * | 1999-09-20 | 2004-09-02 | Messina Christopher P. | Methods, systems, and software for automated growth of intelligent on-line communities |
US6826612B1 (en) * | 1999-12-21 | 2004-11-30 | Alcatel Canada Inc. | Method and apparatus for an improved internet group management protocol |
AU2001249239A1 (en) * | 2000-03-17 | 2001-10-03 | America Online, Inc. | Shared groups rostering system |
US20020119821A1 (en) * | 2000-05-12 | 2002-08-29 | Sanjoy Sen | System and method for joining a broadband multi-user communication session |
AU2001292665A1 (en) * | 2000-09-11 | 2002-03-26 | Mygroupbuy, Inc. | Customizable group initiative |
US7069308B2 (en) * | 2003-06-16 | 2006-06-27 | Friendster, Inc. | System, method and apparatus for connecting users in an online computer system based on their relationships within social networks |
-
2000
- 2000-10-27 SE SE0003927A patent/SE520129C2/sv not_active IP Right Cessation
-
2001
- 2001-10-22 KR KR10-2003-7005852A patent/KR20030079923A/ko not_active Application Discontinuation
- 2001-10-22 AU AU9618601A patent/AU9618601A/xx active Pending
- 2001-10-22 CN CN01818182.1A patent/CN1231016C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2001-10-22 AU AU2001296186A patent/AU2001296186B2/en not_active Ceased
- 2001-10-22 WO PCT/SE2001/002309 patent/WO2002035769A1/en active Application Filing
- 2001-10-22 IL IL15547801A patent/IL155478A0/xx unknown
- 2001-10-22 US US10/415,271 patent/US20040030787A1/en not_active Abandoned
- 2001-10-22 JP JP2002538622A patent/JP3927908B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2001-10-22 EP EP01977036A patent/EP1334584A1/en not_active Withdrawn
-
2003
- 2003-04-25 NO NO20031870A patent/NO20031870L/no not_active Application Discontinuation
Patent Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6222493B2 (ja) * | 1980-03-11 | 1987-05-18 | Fujitsu Kk | |
JPS6278932A (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | デ−タ通信方式 |
JPS63232725A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-28 | Nec Corp | メツセ−ジ同報通信方式 |
JPH06164672A (ja) * | 1992-11-19 | 1994-06-10 | Toshiba Corp | データ通信システム |
JPH07219917A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-18 | Hitachi Ltd | ネットワ−クシステム |
JPH0879247A (ja) * | 1994-09-01 | 1996-03-22 | Toshiba Corp | 通信制御装置及び通信制御方法 |
JPH09214935A (ja) * | 1996-02-02 | 1997-08-15 | Mitsubishi Electric Corp | 映像情報提供システム |
JPH1051443A (ja) * | 1996-03-19 | 1998-02-20 | At & T Corp | 呼び出す及び呼び出されたマルチメディア・ターミナルとの間の通信を作動可能にする方法 |
JPH1198137A (ja) * | 1997-09-17 | 1999-04-09 | Toshiba Corp | 通信ネットワークの構築方法 |
JPH11215164A (ja) * | 1998-01-28 | 1999-08-06 | Sony Corp | 電子機器及びデータ通信方法 |
JPH11234326A (ja) * | 1998-02-12 | 1999-08-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 情報流通システム |
JP2000124939A (ja) * | 1998-10-13 | 2000-04-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | マルチメディア通信システム及びこのシステムを構成する装置並びに該装置のプログラムを記録した媒体 |
JP2000196698A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-14 | Canon Inc | マルチファンクションシステム及びそのデ―タ転送方法 |
JP2000250837A (ja) * | 1999-02-25 | 2000-09-14 | Toshiba Corp | データ配信サービスシステム、及び衛星回線を利用したデータ配信制御管理方法、配信用コンテンツ制御方法 |
JP2000299685A (ja) * | 1999-04-15 | 2000-10-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 同報による大容量セキュア情報配送システム |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7502610B2 (en) | 2002-06-28 | 2009-03-10 | Qualcomm Incorporated | System and method for application management through threshold events |
JP2007533214A (ja) * | 2004-04-16 | 2007-11-15 | スマート・インターネット・テクノロジー・シーアールシー・ピーティーワイ・リミテッド | ネットワークにおいてデータ・ユニットをルーティングするデバイスおよび方法 |
JP4705094B2 (ja) * | 2004-04-16 | 2011-06-22 | ドルビー・ラボラトリーズ・ライセンシング・コーポレーション | ネットワークにおいてデータ・ユニットをルーティングするデバイスおよび方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU2001296186B2 (en) | 2006-04-27 |
AU9618601A (en) | 2002-05-06 |
SE520129C2 (sv) | 2003-05-27 |
EP1334584A1 (en) | 2003-08-13 |
CN1471774A (zh) | 2004-01-28 |
CN1231016C (zh) | 2005-12-07 |
NO20031870D0 (no) | 2003-04-25 |
US20040030787A1 (en) | 2004-02-12 |
KR20030079923A (ko) | 2003-10-10 |
NO20031870L (no) | 2003-06-26 |
WO2002035769A1 (en) | 2002-05-02 |
IL155478A0 (en) | 2003-11-23 |
SE0003927L (sv) | 2002-04-28 |
SE0003927D0 (sv) | 2000-10-27 |
JP3927908B2 (ja) | 2007-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3927908B2 (ja) | マルチユーザー用データ処理システム | |
AU2001296186A1 (en) | Communication infrastructure arrangement for multiuser | |
JP4017037B2 (ja) | 適応性のあるインフラストラクチャの構成 | |
EP1194876B1 (en) | Method and apparatus in a communication network | |
AU2004211407B2 (en) | Systems and methods for collaborative communication | |
CN106605386A (zh) | 分享内容 | |
KR101511403B1 (ko) | 실시간 데이터 스트림 접속 스위칭 방법, 장치 및 컴퓨터 판독가능 매체 | |
CN101517963B (zh) | 分布式、可缩放、可插入的会议体系结构 | |
US20140122597A1 (en) | Methods and program products for organizing virtual meetings | |
US6813714B1 (en) | Multicast conference security architecture | |
CN101163117B (zh) | 一种群组管理方法、群组资源共享方法及即时通讯装置 | |
JPH09275407A (ja) | マルチメディア・コーディネーション・システム | |
JPH1198139A (ja) | インターネット用コンファレンス管理装置及びそのシステム及びその方法 | |
CN108320132A (zh) | 一种会议管理方法及系统、服务器 | |
JP2004512622A (ja) | 分散型マルチユーザアプリケーションにおいてアプリケーション名をタグ値にマッピングするためのサーバ | |
CN109076007A (zh) | 管理异步消息传递系统中的单个账号的多个配置文件 | |
JP2002259313A (ja) | 電子会議方法およびそのシステム | |
JP2001308855A (ja) | 多地点間音声通信方法、多地点間音声通信方法で用いられるクライアント・サーバシステム、およびクライアントとサーバのプログラムを記録した記録媒体 | |
Low et al. | Distributed 3D audio rendering | |
JP4485035B2 (ja) | 仮想空間のセキュリティ方法 | |
Wright et al. | Discretionary access controls for a collaborative virtual environment | |
Hawkes et al. | Livingspace: A living worlds implementation using an event-based architecture | |
Correia et al. | Scalable distributed virtual environments using multicast application level | |
JP2002082895A (ja) | 3次元仮想空間共有コミュニケーションシステムとそのシステムにおける利用者情報管理方法 | |
Liu et al. | A Multiway Talk Protocol |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040902 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060704 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20061002 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20061010 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070305 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |