JPH063483Y2 - ペースメーカー付歩数計 - Google Patents

ペースメーカー付歩数計

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JPH063483Y2
JPH063483Y2 JP1989127004U JP12700489U JPH063483Y2 JP H063483 Y2 JPH063483 Y2 JP H063483Y2 JP 1989127004 U JP1989127004 U JP 1989127004U JP 12700489 U JP12700489 U JP 12700489U JP H063483 Y2 JPH063483 Y2 JP H063483Y2
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JP
Japan
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JP1989127004U
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JPH0366461U (ja
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哲史 上田
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Rhythm Watch Co Ltd
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Rhythm Watch Co Ltd
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  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はペースメーカー付歩数計に関するものであり、
特に、スイッチ操作に応答してサンプリングしたペース
の許容範囲を設定し、この許容範囲から運動のペースが
外れた場合に報知するものに関する。
(従来の技術) 従来の歩数計は、歩行等の運動により発生する振動等を
検出してカウントし、これを歩数として表示するもので
あった。
近年、この種の歩数計においては、実開平01−562
76号公報に開示されている装置のように、測定した運
動の発生周期に対応する周期でペース音を発生するもの
が提案されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の歩数計においては、サンプリングしたペース
に基づいてペース音が発生される。
このため、サンプリングした状態と同じ条件下において
ペース音に合わせて運動することは比較的容易である。
しかしながら、路面や体の調子等の変化により条件が変
わると、ペース音に合わせることができなくなることが
ある。
このような場合従来は、その都度ペースをサンプリング
してペースを設定し直さなければならず、手間がかかる
ものであった。
特に、ペースが落ちて来た時には、運動初期に設定した
ペース音に合わせることは困難であり、再度設定する
か、あるいはペース音を止めなければ、ペース音が無駄
になるという課題があった。
また、従来の歩数計においては、常時ペース音が発生さ
れるので、消費電力が多くなるという課題もあった。
本考案の目的は、ペースに関して許容値を設定し、許容
値から外れた場合にのみ報知するように構成して、外的
条件の変化等によるペースの多少の変動に関してはその
都度ペースを設定し直すことなく運動を続けることが可
能であり、また、再設定するに際しても所望のペースを
容易に設定でき、さらに電力消費が少ないペースメーカ
ー付歩数計を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案のペースメーカー付歩数計は、 ペース値を設定及び該設定されたペースを一定値加減算
して変更するペース入力スイッチ群と、 ペース値に関する許容値を可変する許容値入力スイッチ
と、運動を検出する検出器と、検出した運動の回数を計
数する運動計数手段と、その計数した運動の発生周期を
測定する周期測定手段と、所定期間測定した運動の発生
周期に基づいてペース値及びその許容値を設定して記憶
すると共にその値と測定される運動の発生周期とを比較
演算する演算記憶手段と、その演算の結果運動の発生周
期が設定された許容値から外れるとその許容値の上限と
下限のいずれから外れたのかを認許可能な異なる発音信
号を発生する発音信号発生手段と、計数値、ペース値及
び許容値を表示するための表示信号を発生する表示信号
発生手段と、発音信号に応答して音を発生する発音器
と、表示信号に応答して計数値等を表示する表示器と、
を具備するものである。
(作用) 上記構成からなる本考案のペースメーカー付歩数計にお
いては、周期測定手段により所定期間測定された運動の
発生周期によりペース値とその許容値が設定され、演算
記憶手段に記憶される。
次に、この記憶されたペース値及びその許容値と測定さ
れる運動の発生周期とが比較演算される。
この演算結果に基づいて、測定される運動の発生周期が
許容値の上限又は下限から外れていると、これらをそれ
ぞれ示す発音信号が発音信号発生手段から発生され、発
音器からそれぞれ異なる音として発生される。
(実施例) 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例に係るペースメーカー付歩数
計の構成を示すブロック図である。
2はスイッチSW〜SWからなるペース入力スイッ
チ群であり、スイッチSWは設定されているペースを
さらに早くするためのペースアップスイッチであり、ス
イッチSWは設定されているペースを遅くするための
ペースダウンスイッチであり、スイッチSWはペース
を設定するために所定期間運動の発生をサンプリングす
る際のサンプリングを開始させるためのサンプリングス
タートスイッチであり、スイッチSWは設定したペー
ス値をリセットするためのリセットスイッチである。
また、この他のスイッチSW、SW、SWは、そ
れぞれスイッチSWが歩数カウントを開始させるため
の歩数カウントスイッチ、スイッチSWが設定された
ペースの許容値を可変するための許容値入力スイッチ、
スイッチSWが報知音の発生・非発生を決定するため
の報知オンオフスイッチである。
4は歩行、ジョギング等の運動により発生する振動等を
検出することにより、運動の発生を検出する検出器であ
る。
6は制御部であり、運動計数手段8、周期測定手段1
0、演算記憶手段12、発音信号発生手段14及び表示
信号発生手段16から構成されている。この運動計数手
段8は、検出器4からの信号に応答して運動の回数を計
数するものである。
周期測定手段10は、運動計数手段8が計数する運動の
発生同期を測定するものである。
演算記憶手段12はサンプリングスタートスイッチSW
からの信号に応答して周期測定手段10が測定した運
動の発生周期を所定期間サンプリングし、これに基づい
てペース値とその許容値を設定して記憶するものであ
る。
この設定して記憶したペース値は、ペースアップスイッ
チSWとペースダウンスイッチSWをそれぞれ操作
することにより設定した値に一定の値を加減算して変更
することができる。
また、電源投入時には予め決められたペース値が設定さ
れ、この値もスイッチ操作により変更することができ
る。
このように設定されたペース値は、リセットスイッチS
を操作することによりリセットすることができる。
また、設定される許容値は、ペース値に対して予め決め
られた範囲で設定されるものであり、許容値入力スイッ
チSWの操作に応じて一定値間隔でサイクリックに可
変される。
さらに、この演算記憶手段12は、上記のようにして設
定され記憶したペース値及び許容値と周期測定手段10
が測定している現在の運動の発生周期とを比較し、許容
値の上限と下限からペース値が外れているか否かを判断
する。
発音信号発生手段14は、演算記憶手段12の比較演算
結果に基づいて運動のペースが許容値の上限と下限から
外れたときにそれぞれ異なる発音信号を報知オンオフス
イッチSWがオンのときに発生する。
表示信号発生手段16は、運動計数手段8の計数内容
と、設定されかつ記憶されたペース値と許容値を表示す
るための表示信号を発生する。
18は発音信号を入力して駆動信号を出力する駆動回路
20と、スピーカ22とからなる発音器である。
24は表示信号を入力して歩数、ペース値等を表示する
表示器である。
上記構成からなるペースメーカー付歩数計の制御部6
は、第2図に示すようなマイクロコンピュータにて構成
することができる。
このマイクロコンピュータからなる制御部6は、発振器
26からの基準信号を分周する分周器28と、その出力
信号を適宜クロック信号に変換しシステムバス32を介
して所定のタイミングで各部を作動させるシステムクロ
ックジェネレータ30と、所定のデータに基づいてペー
ス値及び許容値を算出する演算ユニット34と、予め決
められたペース値や許容値等のデータを記憶しシステム
バス32、36を介して演算ユニット34等にデータを
送るROM38と、算出されたペース値や許容値等を記
憶するRAM40と、音発生用のデータを音発生信号に
変換する出力ポート42と、演算あるいは記憶されたデ
ータに基づいて表示器24に表示信号を供給する表示駆
動ユニット44と、スイッチSW〜WSや検出器4
からの信号を入力する入力ポート46とから構成されて
いる。
次に本実施例のペースメーカー付歩数計の動作を第3図
に示すフローチャートに基づいて説明する。動作を開始
すると、ステップSTにてスイッチSW〜SW
操作されているか判断し、順次ステップST〜ST
にてスイッチがオンされているか否かを検出し、さらに
それぞれステップST〜ST15にてスイッチ操作に応
じた処理が行なわれる。
例えば、いまスイッチSWがオンされていると、ステ
ップSTにてサンプリングフラッグAが「1」とな
り、ステップST10、ST11にて10歩の平均値と10
歩の検出機能がリセットされる。
その後、次の動作においてスイッチSW〜SWが全
てオフであることが検出されると、ステップST16にて
サンプリングフラッグAが「1」であるか否か判断され
る。
これが「1」の場合には、スイッチSWが操作されて
サンプリング状態であることを示す。
本実施例においては、10歩サンプリングし、その平均
値を算出してこれをペース値としている。
このため、サンプリング状態のときにはステップST17
にて10歩を検出し、ステップST18にてその平均値を
計測し、さらにステップST19にて歩数もカウントす
る。
本実施例における10歩の平均値は、1歩の間隔を計測
してその値を1/10にし、これを加算して行くことに
より算出している。
そして、ステップST20にて10歩になったか否かを判
断し、10歩になった場合には、ステップST21にてこ
のときの平均値をペース値として記憶し、ステップST
22、ST23、ST24にて10歩検出機能とサンプリング
フラッグAと10歩の平均値の算出機能をリセットす
る。
これによりサンプリング動作は終了する。
尚、ステップST21にて10歩の平均値がペース値とし
て記憶されるときに、その許容値も予め決められた範囲
で設定され記憶される。
この許容値に関しては、スイッチSWをオン操作する
ことによりステップST15にて変更することができる。
このようにペース値と許容値は、運動を所定期間サンプ
リングすることにより設定することができるが、このよ
うにサンプリングしなくても、予め決められた値が初期
状態において設定され、これをスイッチSW、S
、SWを操作することにより変更して設定するこ
ともできる。
上記のようにペース値と許容値が設定されると、次の動
作においてステップST16からステップST25に移行し
て歩数がカウントされ、ステップST26にて10歩の平
均値が計測され、ステップST27にて10歩が検出され
る。
その後、歩数が10歩に達するとステップST28にてこ
れが判断され、ステップST29にて計測した10歩の平
均値とサンプリングして記憾した平均値及び許容値とが
比較される。
その結果より、ステップST30にて許容値の上限の値よ
りも計測した値の方が下であるか否か判断され、この上
限を越えている場合にはステップST31にてスイッチS
がオン状態か否か検出し、オンの場合にはステップ
ST32にてブザー処理する。
この場合、設定したペース値より計測した平均値の方が
遅いことになるので、これを報知するために間隔(周
期)の長い間欠音を発生するようなブザー処理がなされ
る。
また、設定した許容値の下限の値を計測した平均値の方
が下廻っている場合には、ステップST33にてこれが検
出され、ステップST34を経てステップST35でペース
が早いことを示す間隔(周期)の短かい間欠音を発生す
るようなブザー処理がなされる。
さらに計測した平均値が設定した許容値内にあるときに
は、ブザー処理はされず、報知されない。
尚、10歩毎に平均値が比較され、その結果が出るとス
テップST36、ST37にて10歩検出機能と計測された
平均値がリセットされる。
また、表示処理はステップST38にて行なわれ、設定さ
れたペース値や許容値あるいは歩数のカウント値の表示
処理が行なわれる。
(考案の効果) 本考案によれば、ペース値及び許容値を設定することが
でき、しかも計測されたペースが許容値を越えた場合の
み報知するので、ペースの多少の変動によりペース値等
を設定し直したり、報知音を気にしながら運動する必要
がなくなる。さらに一定値加減算してペース値を変更で
きるので、報知されたときには体調にあわせて容易にペ
ース値を変更できる。
また、設定されたペースを保って運動を続けている場
合、報知音は発生されないので、消費電力も最少限にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るペースメーカー付歩数
計の構成を示すブロック図、 第2図は第1図に示す制御部をマイクロコンピュータで
構成した場合の回路構成の例を示すブロック図、 第3図は第1図に示すペースメーカー付歩数計の動作を
示すフローチャートである。 2…ペース入力スイッチ群、 SW…許容値入力スイッチ、 4…検出器、6…制御部、8…運動計数手段、 10…周期測定手段、12…演算記憶手段、 14…発音信号発生手段、16…表示信号発生手段、 18…発音器、24…表示器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運動のペース値を設定及び該設定されたペ
    ースを一定値加減算して変更するペース入力スイッチ群
    と、 ペース値の許容値を可変する許容値入力スイッチと、 運動を検出する検出器と、 該検出器が検出した運動の回数を計数する運動計数手段
    と、 該運動計数手段が計数する運動の発生周期を測定する周
    期測定手段と、 前記ペース入力スイッチ群と許容値入力スイッチからの
    信号に応答して所定期間前記周期測定手段が測定した運
    動の発生周期に基づいてペース値及びその許容値を設定
    して記憶し、前記周期測定手段が測定する運動の発生周
    期と前記記憶したペース値及び許容値とを比較演算する
    演算記憶手段と、 該演算記憶手段の比較演算の結果、前記運動の発生周期
    が前記設定されたペース値の許容値を外れたときに、該
    許容値の上限と下限のいずれから外れたのかを認識可能
    な異なる発音信号を発生する発音信号発生手段と、 前記発音信号に応答して音を発生する発音器と、 前記運動計数手段の計数内容と、前記記憶されたペース
    値と許容値を表示するための表示信号を発生する表示信
    号発生手段と、 前記表示信号に応答して表示する表示器と、 を具備することを特徴とするペースメーカー付歩数計。
JP1989127004U 1989-10-30 1989-10-30 ペースメーカー付歩数計 Expired - Lifetime JPH063483Y2 (ja)

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