JP3905536B2 - 脈拍計の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、連続的に脈拍を測定する脈拍計に関し、詳しくは体動による脈拍計測値の乱れを除去しながら、長時間連続的に脈拍を測定および記録等が可能な脈拍計に関する。
ウオーキングやジョギング等の手軽にできるスポーツにより自己の健康管理を行おうとする人々が増加している。また、スポーツの場面以外でも日常の脈拍を測定することで健康管理の指標にする人々が増加して来ている中で、脈拍計は、それらの人々に広く利用されている。
図3は、従来の脈拍計の動作を示す機能ブロック図である。脈拍検出手段301は、脈拍信号を検出し、検出した脈拍信号を脈拍増幅手段302に出力する。脈拍増幅手段302は入力された脈拍信号を増幅し波形整形して脈拍数演算手段304に出力する。脈拍数演算手段304は、計時手段303から入力される基準時間信号を基準として、脈拍増幅手段302から入力される脈拍の周期信号を一分当たりの脈拍数に換算する。
表示手段305は、脈拍数演算手段304で演算された脈拍数を表示すると共に、計時手段303で計時されている時刻データも表示する。入力手段306は、脈拍計測を行う時に操作されるスイッチであり、その出力は脈拍検出制御手段307に接続される。脈拍検出制御手段307は、入力手段306からの入力にしたがって脈拍検出手段301、脈拍増幅手段302、脈拍数演算手段304の動作・非動作を制御する。
しかし、従来の脈拍計においては、使用者が脈拍計測を行いたい時、スイッチ操作をして脈拍検出機能を動作させ、それまでの作業を中断して意識して脈拍計測を行う必要があった。この様に瞬間の脈拍数しか計れない理由として、運動時の脈を捕らえるのが極めて難しい事が挙げられる。
図4に安静時に心電波形と同時に指先で捕らえた脈波波形を示す。安静時に於いては、心電波形よりやや遅れて奇麗な脈波波形が得られている。脈波波形を矩形波変換した波形も心電波形と同数発生している。図では、70拍/分の心電波形に対して、脈波波形を矩形波変換した波形も同数の70拍/分発生している。
これに対して、図5に腕の振りを100回/分のストロークで行った運動時に得られた心電波形と脈波波形を示す。心電波形は胸に電極を貼りつけて測定する為、運動時においても安定した波形が得られている。その心電波形に対して、脈波波形は乱れており矩形波変換した波形の数も心電波形の数と合っていない。図の例では、心電波形が120拍/分であるのに対して矩形波変換した波形の数は98拍/分となっている。
この理由としては、心電波形と異なり、血管の血流量の変化を見る脈拍計測では、運動によって血管内の血流自体が変化してしまう為であると思われる。この様に測定対象である血流そのものが変化してしまう為、運動時の脈拍計測は極めて難しい。したがって、従来から有る脈拍計は、意識して静止した状態だけでの測定を前提として構成されている。
しかしながら、脈拍数のような生体情報は本来、無意識の内に採取した多数のデータに意味が有ると言われている事からすると、従来の脈拍計は真に有用なものとは言えなかった。
そこで本発明の目的は、意識しないで連続的に脈拍数の測定が可能な脈拍計の制御方法を提供することにある。
さらに、得られた脈拍数の推移パターンから使用者の健康状態あるいは精神状態を判定可能な脈拍計の制御方法を提供するものである。
さらにまた、脈拍が測定不能となっていた期間の脈拍数データを推定する機能を備えた脈拍計の制御方法を提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明は、体動検出手段が体動センサにより体動を検出しアナログ電圧信号を出力するステップと、A/D変換手段が前記体動検出手段の出力信号をデジタル信号に変換するステップと、体動レベル判定手段が、前記A/D変換手段の出力するデジタル信号に基づいて脈拍計測が可能か否かを判定し、判定結果に応じた制御信号を出力するステップと、脈拍検出手段が生体から脈拍を検出し、前記脈拍の周期信号を出力するステップと、脈拍数演算手段がタイミング信号発生手段から出力された所定のタイミング信号により、前記脈拍検出手段の出力する脈拍の周期信号を単位時間当たりの脈拍数データに換算するステップと、脈拍数記憶手段が前記脈拍数演算手段の出力する前記脈拍数データを前記体動レベル判定手段の出力する制御信号によって選択的に保持するステップと、脈拍検出制御手段が、前記体動レベル判定手段からの制御信号が検出レベル以下であるときは、前記脈拍検出手段と前記脈拍数演算手段を動作させ、前記体動レベル判定手段からの制御信号が検出レベルより大きいときは、前記脈拍検出手段と前記脈拍数演算手段を非動作とし、前記非動作した後に前記体動レベル判定手段からの制御信号が検出レベル以下となったときに前記脈拍検出手段と前記脈拍数演算手段を再動作させるステップと、表示手段が前記脈拍数データを保持した場合に前記タイミング信号発生手段から出力された所定のタイミング信号により、前記脈拍数記憶手段の出力する前記脈拍数データを表示するステップと、を有する構成とした。
また、上記構成に、計時手段が前記タイミング信号発生手段から出力された所定のタイミング信号に基づいて現在時刻の時刻データを計数するステップと、
前記脈拍数記憶手段が更に前記時刻データを記憶するステップと、
前記表示手段が前記脈拍数記憶手段の前記脈拍数データと前記時刻データを表示するステップと、をさらに備えた構成とした。
そしてさらに、パターン記憶手段が所定の脈拍数の参照推移パターンを記憶するステップと、パターン比較手段が計測により前記脈拍数記憶手段に記憶された脈拍数の実測推移パターンを前記パターン記憶手段に記憶された前記参照推移パターンと比較するステップと、比較結果判定手段が前記パターン比較手段の比較結果から脈拍数の前記実測推移パターンの特性を判定するステップと、を備えた構成とすることもできる。
また、体動レベル記憶手段が前記体動レベル判定手段の出力が脈拍計測不能の時の前記A/D変換手段の出力信号を記憶するステップと、脈拍数推定手段が前記体動レベル記憶手段に記憶された体動レベルデータと前記脈拍数記憶手段に記憶された前記脈拍数データとから、脈拍計測が不能の期間中の前記脈拍数データを推定するステップと、を備えた構成とすることもできる。
以上述べてきたように本発明による脈拍計によれば、体動検出手段により定期的に体動レベル、例えば腕の動きを監視し、その動きが比較的に小さく、脈拍計測が可能な時に脈拍計測を行わせる事で、断続的ではあるが半日或いは一日というスパンで連続的な脈拍データを得る事が可能となる。また腕の動きが大きく脈拍計測が不能の期間中の脈拍数を、腕の動きに対応する体動レベルから推定することにより、運動状態に関するデータをも得ることが可能となる。
脈拍数のような生体情報は、瞬間的なデータではあまり意味が無いと言われているが、本発明によれば無意識の内に連続的に脈拍数データを記録することが出来る真に役に立つ脈拍計を提供できるという効果を有する。
図1は、本発明の基本的な構成を示す機能ブロック図であり、脈拍検出と同時に体動レベルを検出し、その体動レベルが所定の範囲内か否かを判定することにより、正しい脈拍のみを記憶し、表示するものである。
体動検出手段101は、腕の動きに比例したアナログ出力電圧信号をA/D変換手段102へ出力する。A/D変換手段102は体動検出手段101から入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して体動レベル判定手段103に出力する。電源104により動作するタイミング信号発生手段105は、所定のタイミング信号を脈拍数演算手段107と表示手段109に出力する。脈拍検出手段106は、脈拍を検出してその周期信号を脈拍数演算手段107へ出力する。脈拍数演算手段107は、タイミング信号発生手段105からのタイミング信号を基準として、脈拍検出手段106から入力される周期信号を1分当たりの脈拍数に換算して脈拍数記憶手段108へ出力する。
体動レベル判定手段103は、A/D変換手段102から入力される体動に比例したデジタル信号の大きさから、脈拍が検出可能か否かを判定し、脈拍検出が可能の時、脈拍数データを保持する為の保持信号を脈拍数記憶手段108へ出力する。脈拍数記憶手段108は、体動レベル判定手段103からの保持信号が有る時の脈拍数演算手段107の出力を保持し、保持したデータを表示手段109へ出力する。表示手段109は、脈拍数記憶手段108で保持したデータを、タイミング発生手段105から入力されるタイミング信号にしたがって表示する。
ここで、脈拍数記憶手段108の保持する脈拍数データは、体動レベル判定手段103の出力する保持信号が有るときだけ更新される。したがって、体動レベルが低く脈拍が確実に計れる状態の、最新の脈拍数データが常時、表示手段109に表示される様になる。
図2は、図1で示した本発明の基本構成に、さらに体動検出を所定の時間間隔で間欠的に動作させる機能と、現在時刻の計時機能を付け加えたブロック図であり、消費電力の低減とともに、脈拍数を記憶する際に検出した時刻も一緒に記憶して、脈拍数の推移を確認できるようにしたものである。
電源201により動作するタイミング信号発生手段202は、所定のタイミング信号を脈拍数演算手段204、加速度検出・A/D変換制御手段203、計時手段205、表示手段212へそれぞれ出力する。
加速度検出・A/D変換制御手段203は、タイミング信号発生手段202からのタイミング信号に基づいて体動検出手段206とA/D変換手段207を間欠的に動作させる。体動検出手段206は、腕の動きに比例したアナログ電圧信号をA/D変換手段207へ出力する。A/D変換手段207は、体動検出手段206の出力するアナログ電圧信号をデジタル信号に変換して体動レベル判定手段208へ出力する。体動レベル判定手段208は、A/D変換手段207の出力するデジタル信号の大きさに基づいて、脈拍検出が可能か否かを判定し、制御信号を脈拍検出制御手段209と脈拍数記憶制御手段210へ出力する。
脈拍検出制御手段209は、体動レベル判定手段208の出力する制御信号に基づいて、脈拍検出が可能な時に脈拍検出手段211と脈拍数演算手段204を動作させる。脈拍検出手段211は、脈拍を検出してその周期信号を脈拍数演算手段204へ出力する。脈拍数演算手段204は、脈拍検出手段211から入力される脈拍の周期信号を、タイミング信号発生手段202からのタイミング信号を基準として一分間当たりの脈拍数データに変換して、脈拍数記憶制御手段210へ出力する。
計時手段205は、タイミング信号発生手段202からのタイミング信号に基づいて計時を行い、時刻データを脈拍数記憶制御手段210と表示手段212へ出力する。脈拍数記憶制御手段210は、体動レベル判定手段208の出力する制御信号が、脈拍計測が可能であることを示している時に脈拍数演算手段204の出力する脈拍データと計時手段205の出力する時刻データを脈拍数記憶手段213へ出力する。脈拍数記憶手段213は、脈拍数記憶制御手段210から伝達される脈拍データと時刻データを記憶するとともに最新の脈拍データと時刻データを表示手段212へ出力する。
入力手段214によって制御される読み出し制御手段215は、脈拍数記憶手段213に記憶されている複数の脈拍データと時刻データのどれを読み出すかを制御する。
図2の機能ブロックでは、体動検出手段206とA/D変換手段207が間欠的に動作し、体動レベル判定手段208が脈拍の検出の可否を判定する。脈拍検出が可能な時に、脈拍検出手段211と脈拍演算手段204が動作して脈拍データを求める。求められた脈拍データとその時刻が脈拍数記憶手段213に記憶される。この結果常時、最新の脈拍データが表示手段に表示されるとともに、脈拍検出手段211や体動検出手段206を間欠的に動作させることによって、低消費電力化が実現できる。さらに入力手段214によって、脈拍数の推移が確認できるとともに、過去の任意の脈拍データを表示手段212に表示する事も可能になる。
図7は、図1で示した本発明の基本構成に、体動検出を所定の時間間隔で間欠的に動作させる機能と、現在時刻の計時機能を付け加えるとともに、さらに脈拍数の参照推移パターンを予め記憶する機能を備えたブロック図であり、得られた脈拍数の実測推移パターンと、予め記憶されている参照推移パターンを比較して使用者の健康状態あるいは精神状態を判定するものである。
図中の機能ブロックの内、図2のものと同一機能のものは、そのブロック番号の下二桁を同一とし説明を一部省略する。ここでは主として図7に於いて新たに追加された機能ブロックについて説明する。
パターン記憶手段716には、一般的な脈拍数の参照推移パターンが数種類予め記憶されている。また、このパターン記憶手段716には、使用者固有の脈拍数の参照推移パターンを適宜書き込み記憶することもできる。そのパターン記憶手段716は、読み出し制御手段715が指定するアドレスの時刻データと脈拍データをパターン比較手段717へ出力する。パターン比較手段717は、脈拍数記憶手段713が出力するデータとパターン記憶手段716が出力するデータを比較し、比較結果を比較結果判定手段718へ出力する。比較結果判定手段718は、判定結果を表示手段712へ出力する。
図7の機能ブロックでは、パターン記憶手段716に記憶されている脈拍数の参照推移パターンと、脈拍数記憶手段713に記憶されている計測された脈拍数の参照推移パターンとを比較し、その比較結果を判定して判定結果を表示手段712で表示する事が出来る。
この実施形態では、体動レベルが比較的低く脈拍が連続して検出できる状態の脈拍数の推移パターンが比較の対象となるので、パターン記憶手段716に記憶しておく推移パターンとしては、たとえば散歩等の軽い運動や、睡眠中の推移パターンなどが適当である。パターン記憶手段716に睡眠中の典型的な脈拍数の推移パターンを記憶しておく事で、睡眠の良否を判定する事も可能になる。又、安静状態での脈拍数の推移パターンを記憶しておく事で、脈拍数の推移パターンのゆらぎから精神状態の安定度の判定評価を行うことも可能になる。
図8は、図1で示した本発明の基本構成に、体動検出を所定の時間間隔で間欠的に動作させる機能と、現在時刻の計時機能を付け加えるとともに、さらに体動レベルが所定の範囲を越えて脈拍が測定不能となった時の体動レベルを記憶する機能と、記憶された体動レベルデータと部分的に得られた脈拍数データから、脈拍が測定不能となっていた期間の脈拍数データを推定する機能を備えたブロック図であり、ジョギング等の比較的激しい運動の際の脈拍数の推移パターンを体動レベルデータから推定するとか、さらに推定した脈拍数の推移パターンと体動レベルデータから消費カロリー等の運動に関するデータを推定できるものである。
図8においても機能ブロックの内、図2のものと同一機能のものは、そのブロック番号の下二桁を同一とし説明を一部省略する。ここでは主として図8において新たに追加された機能ブロックについて説明する。
体動レベル記憶手段816は、体動レベル判定手段808が脈拍検出が不能と判断した期間のA/D変換手段807の出力信号を記憶する。脈拍数推定手段817は、脈拍数記憶手段813から入力される脈拍計測が不能になる直前の脈拍数と脈拍計測再開後の脈拍数と、体動レベル記憶手段816に記憶されている体動レベルデータとから、脈拍計測が不能であった期間中の脈拍数の推移パターンを推定し、表示手段812に推定脈拍数を出力する。
この実施形態では、測定不能である運動中の脈拍数の推移パターンを推定する事が出来る。また推定した脈拍数を用いて、運動中の消費カロリーを計算で求める事も可能になる。
以下、本発明の具体的な実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
(1)第一実施例 図6は、本発明の脈拍計の第一の実施例を示すシステムブロック図である。電源604により動作するタイミング信号発生回路605は、所定のタイミング信号をA/Dコンバータ602と、カウンタ608と体動レベル判定回路603と、表示装置611に出力する。体動センサ601は、腕の動きに比例したアナログ電圧信号をA/Dコンバータ602へ出力する。
A/Dコンバータ602は、体動センサ601の出力する腕の動きに比例したアナログ電圧信号を、タイミング信号発生回路605からのタイミング信号によってデジタル信号に変換して体動レベル判定回路603へ出力する。体動レベル判定回路603は、A/Dコンバータ602の出力するデジタル信号の大きさが所定の範囲内である場合に、タイミング信号発生回路605から供給されるタイミング信号に基づいて保持信号を脈拍数レジスタ610へ出力する。
脈拍センサ606は生体から脈拍を検出して、脈拍信号を脈拍増幅回路607へ出力する。脈拍増幅回路607は、脈拍センサ606から入力される微小な電圧信号を増幅しパルス信号に整形してカウンタ608へ出力する。カウンタ608は脈拍増幅回路607から入力される脈拍の周期信号の一周期を、タイミング信号発生回路605から入力されるクロック信号で数え、数えた結果を脈拍数換算ROM609へ出力する。
例えば、カウンタのクロック信号が256Hzで脈拍増幅回路607の出力する脈拍信号の周期が1Hzであったとすると、カウンタ608のカウント値は256になる。脈拍数換算ROM609はカウンタ608のカウント値を一分当たりの脈拍数に換算して脈拍数レジスタ610へ出力する。前述の例の場合、脈拍数換算ROM609は8bitデータで60を出力する。
脈拍数レジスタ610は、脈拍数換算ROM609の出力を、体動レベル判定回路603からの保持信号によって保持し表示装置611へ出力する。この保持信号は腕の動きが比較的に穏やかで確実に脈拍が検出できる時だけ体動レベル判定回路603から出力される。したがって、脈拍数レジスタ610には、測定確実な時の最新の脈拍データがいつも保持される。表示装置611は、脈拍数レジスタ610の保持したデータをタイミング信号発生回路605からのタイミング信号に基づいて表示する。
図9は、体動センサの具体的回路例である。加速度センサ901は体動、例えば腕の動きに比例した電圧を発生する。加速度センサ901に並列に接続される抵抗902は、加速度によって加速度センサ901が発生する電荷を電圧に変換する抵抗である。抵抗902と正電源の間に接続されるダイオード903は、落下衝撃等による過電圧を正電源に逃がす為の保護ダイオードである。同じく、抵抗902に並列に接続されるダイオード904も保護ダイオードである。
ダイオード903のアノードとダイオード904のカソードにゲート電極が接続されるFET905は、ドレインに接続される抵抗906とともに加速度センサ901の出力インピーダンスを下げる。FET905のドレインが体動センサの出力となる。第一実施例では、このFET905のドレインが直接A/Dコンバータに接続される形で説明したが、この出力電圧のレベルによってはオペアンプ等の増幅回路が必要になることが有る。この増幅回路は容易に実現出来るので説明は省略した。
図10に脈拍センサの具体例を示す。正電源にアノード電極が接続されたLED1001は、カソードに接続された電流制限抵抗1002を介して供給される電流によって、発光する。正電源にコレクタ電極が接続されたホトトランジスタ1003は、LED1001が生体に照射した反射光を受光して光電流を発生しエミッタに接続された抵抗1004に電流を流す。この電流によって抵抗1004に発生する電圧が脈拍センサの出力になる。
上記のように構成された脈拍計によれば、体動レベルを常に監視することにより、正確な脈拍データのみを保持し、体動の影響による不正確な脈拍データを除去できる。そのため使用者は、測定環境を意識せず所定の時間間隔で連続的に脈拍データを得ることができる。
(2)第二実施例 図11は、本発明の脈拍計の第二の実施例を示すシステムブロック図である。図11は、CPU、ROM、RAMによるワンチップマイコンで本発明を実現した場合の実施例である。
電源1101により動作する発振回路1102は、その発振出力を計時の為の基準信号として分周回路1103へ出力するとともに、演算のためのシステムクロックとしてCPU1104へ出力する。分周回路1103は、発振回路1102から入力される発振信号を分周して必要な周波数信号を、A/Dコンバータ1105及びCPU1104、表示装置1106へ出力する。
体動センサ1107は、CPU1104からの動作許可信号に基づき腕の動きに比例したアナログ電圧信号をA/Dコンバータ1105へ出力する。A/Dコンバータ1105は、体動センサ1107の出力するアナログ電圧信号をデジタル信号に変換してCPU1104へ出力する。
脈拍センサ1108は、CPU1104からの動作許可信号に基づき生体の脈拍信号を検出して、脈拍信号を脈拍信号増幅回路1109へ出力する。脈拍信号増幅回路1109は、CPU1104からの動作許可信号に基づいて脈拍センサ1108から入力される微小な脈拍電圧信号を増幅するとともに、波形整形をして脈拍の周期信号をCPU1104へ出力する。CPU1104はROM1110にプログラムされた処理ステップに従って以下に述べる処理を行う。
第一には分周回路1103からの計時の為の基準周波数信号を数えることで、現在時刻の計時処理を行う。この時、CPU1104に接続されるRAM1111の一部は計時用のレジスタとして使われる。
第二には分周回路1103からの基準周波数信号をカウントして定期的に体動センサ1107を動作させA/Dコンバータ1105からのデジタル信号を読み取り、その時のデジタル信号の大きさに基づいて脈拍検出が可能か否かの判定を行う。
第三には、脈拍検出が可能な時、脈拍センサ1108と脈拍信号増幅回路1109を動作させ、脈拍信号増幅回路1109の出力する脈拍の周期を計数し、その周期を一分当たりの脈拍数に換算する。
第四には、脈拍数に換算したデータをRAM1111にストアするとともに表示装置1106へ脈拍データを出力する。
このようなCPUの処理結果は、表示装置1106で表示される。更に、入力回路1112からCPU1104に入力される制御信号によって、RAM1111の任意のアドレスの脈拍数データと時刻データを読み出し、表示装置1106で表示させる事が出来る。
図12に脈拍計測の動作フローを示し、図11と共にさらに詳細に説明する。
脈拍計測状態が開始(START)すると、「タイマーカウント」(S101)で分周回路1103からの例えば1Hz割り込みを60回カウントする。60回のカウントを「タイムアップ?」(S102)で確認すると「タイマーリセット」(S103)でタイマーをリセットした後、「体動検出」(S104)で体動センサ1107の動作を開始させる。
体動センサ1107を動作させた後、「A/Dコンバータレベルリード」(S105)でA/Dコンバータ1105の出力信号を読み込む。読み込んだデータADが脈拍検出可能レベルXを越えているか否かを「AD>X?」(S106)で判断する。データADが脈拍検出可能レベルXより大きい場合、すなわち脈拍検出が不能と判断した場合、「体動検出停止」(S107)で体動センサ1107の動作を停止させる。体動センサ1107の動作を停止させた後、脈拍計測状態が終了しているかどうかを「測定終了?」(S115)で確認し、測定終了で有れば脈拍計測状態を「END」(S116)で終了させる。脈拍計測状態が継続している場合は、再び「タイマーカウント」(S101)に戻り次の測定に備えタイマーカウントを行う。
「AD>X?」(S106)で読み込んだデータADが脈拍検出可能レベルXより小さい場合、すなわち脈拍検出が可能と判断した場合は、脈拍計測中の体動を監視する目的で、読み込みデータADがXを越えた場合にセットするRAM1111内に有る体動監視フラグを「体動監視フラグリセット」(S108)でリセットする。体動監視フラグをリセットした後、「脈拍計測」(S109)で脈拍センサ1108と脈拍信号増幅回路1109の動作を開始させ、脈拍計測をスタートさせる。脈拍計測をスタートさせた後、CPU1104に入力されてくる脈拍の周期信号を一分当たりの脈拍数に換算する脈拍数演算を「脈拍数演算」(S110)で行う。「脈拍数演算」(S110)で脈拍数を求めた後、脈拍計測中に脈拍計測が不能になるような激しい体動が有ったか否かを「体動監視フラグセット?」(S111)で確認する。
図12のフローチャート上には記載していないが、ある周期でA/Dコンバータ1105のデータADを読み込み、脈拍検出可能レベルXを越えていないか監視し、越えた場合、RAM1111にある体動監視フラグをセットする処理が行われている。「体動監視フラグセット?」(S111)でフラグがセットされている事が確認されると、「脈拍検出回路停止」(S114)で脈拍検出回路の動作が中止され、得られた脈拍データは廃棄される。
その後、脈拍計測状態が続いているか否かを「測定終了?」(S115)で判断し、測定終了の場合は「END」(S116)で測定を終了し、継続の場合は「タイマーカウント」(S101)へ戻り次の測定に備える。
脈拍計測中に体動監視フラグがセットされていない事を「体動監視フラグセット?」(S111)で確認した後は、「脈拍数記憶」S112で得られた脈拍数データをRAM1111にストアする。ストアした後、「脈拍数の表示」(S113)で表示装置1106に脈拍数データを表示させる。この時、脈拍数と同時に脈拍数データの得られた時刻を表示することも出来る。
脈拍数データの表示を行った後、「脈拍検出回路停止」(S114)で脈拍センサ1108と脈拍信号増幅回路1109の動作は停止される。「脈拍検出回路停止」(S114)を行った後、脈拍計測状態が継続している場合は「タイマーカウント」(S101)へ再び戻り、次の測定に備える。脈拍計測状態が終了した場合は、「END」(S116)で脈拍計測状態を終了する。
以上述べたのが本発明による脈拍計測の基本動作である。この基本動作で測定した脈拍データを用いて、さらに使用者にとって有用な情報を提供する構成が実現できる。
例えば、標準的な脈拍の参照推移パターンと計測した脈拍の実測推移パターンの比較から、健康状態や精神状態の判定を行う事が可能である。標準的に記憶された脈拍データは、図11のシステムブロック図の場合、RAM1111又はROM1110のどちらに記憶されていても実測データと比較することが出来る。使用者を特定しない一般的な参照推移パターンは、ROM1110に固定的なデータとして記憶する。また、使用者の個人の特性に合わせた参照推移パターンは、RAM1111に適宜書き込み記憶することができ、また書き換えも容易である。
どちらにしても、記憶済みのデータと実測データを比較し、ある範囲での整合性を見て判断する様な処理をROM1110にプログラミングすることで、使用者の健康状態や精神の安定度を評価する事が可能になる。実測データと比較するデータとしては、脈拍計測が不能とならない程度の軽い運動での脈拍数の参照推移パターン、あるいは睡眠中の脈拍数の参照推移パターンや、安静時の脈拍数の参照推移パターン等が考えられる。これらの参照推移パターンとの比較により、例えば逆説睡眠(REM睡眠)の頻度や持続時間のような睡眠の良否に関わる情報の判定評価を行うことが可能になる。また、安静状態での脈拍数の参照推移パターンを記憶しておく事で、脈拍数の実測推移パターンのゆらぎから精神状態の安定度の判定評価を行うことも可能になる。
他の具体的な使用例としては、脈拍計測が不能になる直前の脈拍数および脈拍計測再開後の脈拍数と、脈拍が計測不能中の体動レベルデータから、計測不能中の脈拍数の推移を推定する構成がある。このような構成も、図11のシステムブロック図の場合、ROM1110のプログラムを適宜変更することにより実現できる。
図13および図14に脈拍が測定不能中の脈拍推移を推定する処理の動作フローを示し、図11と共に説明する。図13および図14中の脈拍計測の動作フローの中で、図12で説明した動作フローと同一の処理ステップについては、ステップ番号の下二桁に同じ番号を付して説明の一部を省略する。
A/Dコンバータ1105の出力信号を「A/Dコンバータレベルリード」(S205)で読み込み、読み込んだデータADが脈拍検出可能レベルを越えているか否かを「AD〉X?」(S206)で判断する。データADが脈拍検出可能レベルXより大きい場合、ある一定期間以上連続的に脈拍が計れなかった時間を監視する目的で測定不能カウンタNをカウントアップする(S211)。カウントアップした後、その時のA/Dコンバータの出力レベル、例えば腕振りの強さに比例した信号をRAM1111内に設けられた体動レベル記憶レジスタにストアする(S212)。
A/Dコンバータの出力をストアした後、RAM1111内に時系列的に連続的に記憶されている脈拍数データの最後のデータを読み出し、同じRAM1111内に用意されている前回脈レジスタにストアする(S213)。前回脈レジスタにストア後、「体動検出停止」(S223)で体動センサ1107の動作を停止させる。体動センサ1107の動作を停止させた後、脈拍計測状態が終了しているかどうかを「測定終了」(S224)で確認し、測定終了であれば脈拍計測状態を「END」(S225)で終了させる。脈拍計測状態が続いている時は、次の測定の為に「タイマーカウント」(S201)に戻り次の測定に備えたタイマーカウントを行う。
この様にデータADが大きく脈拍計測が出来ない時は、その時の体動、例えば腕振りの強さに比例したデジタル信号がRAM1111内に設けられた体動レベル記憶レジスタに連続的に記憶され、その周期はタイマーカウント時間になる。したがって、体動レベル記憶レジスタのデータを見る事で、腕振りの強さが多い時は身体の運動量も大きいという前提のもとに、運動の強さと継続時間を知ることが出来る。
次に脈拍検出が可能な状態の動作を説明する。「AD〉X?」(S206)で読み込んだデータADが脈拍検出可能レベルXより小さい場合は、脈拍計測中の体動を監視する目的で、RAM1111内に有る体動監視フラグをリセット(S207)する。体動監視フラグをリセットした後、「脈拍計測」(S208)で脈拍センサ1108と脈拍信号増幅回路1109の動作を開始させ、脈拍計測をスタートさせる。脈拍計測をスタートさせた後、CPU1104に入力されてくる脈拍の周期信号を一分当たりの脈拍数に換算する脈拍数演算を「脈拍数演算」(S209)で行う。
脈拍数を求めた後、今得られた脈拍数の測定中に脈拍計測が不能になる様な体動が有ったかどうかを体動監視フラグでチェックする(S210)。脈拍計測中に脈拍計測が不能になるような激しい体動が有った場合、求めた脈拍数データは廃棄し、脈拍計測不能状態での処理である測定不能カウンタNをカウントアップする処理(S211)に飛び、以降の処理を行い次のタイムアップを待つ。
脈拍数の測定中に、測定が不能になるような体動が無かった時は、得られた脈拍数データをRAM1111に記憶する(S214)。RAM1111にデータを記憶させた後、同じくRAM1111内に設けられた最新脈レジスタに測定データをストアする(S215)。最新脈レジスタにストア後、表示装置1106に脈拍数データを表示する(S216)。表示後、測定不能カウンタNの値をチェックし今得られた脈拍数データの前に、ある一定期間以上測定不能が続いたかどうかを確認する(S217)。本実施例の場合、一定期間に相当するカウント値を10に設定に、タイマー時間を一分に設定しているので、10分間測定不能が続いたかどうかをチェックしている。測定不能カウンタNのカウント値が10未満であった場合、測定不能カウンタNをリセットする(S221)。
測定不能カウンタNのカウント値が10以上の場合、最新脈レジスタに蓄えられた最新脈拍数データと、連続的に脈拍数が測定不能になる前の脈拍数を記憶している前回脈レジスタの前回脈拍数データと、測定不能期間中の体動レベルを記憶している体動レベル記憶レジスタのデータから、脈拍数の測定不能期間中の脈拍数の推移を推定演算する(S218)。推定演算する場合、本実施例には記載していないが画一的な推定だけでは無く、個人差の特徴を表すパラメータをRAM1111内に用意しておく事で、個人の特性を考慮した推定を行う事も可能である。推定したデータはRAM1111内に用意されている記憶領域にストアされる(S219)。ストア後、測定不能カウンタNはリセットする(S220)。
測定不能カウンタNをリセットした後、脈拍センサ、脈拍信号増幅回路1109からなる脈拍検出回路の動作を停止させる(S222)。脈拍検出回路の動作を停止させたのち脈拍計測状態が終了しているかどうかを「測定終了」(S224)で確認し、測定終了で有れば脈拍計測状態を「END」(S225)で終了させる。測定状態が継続する場合は、次の測定の為に「タイマーカウント」(S201)に戻り次のタイムアップを待つ。
以上述べた様に、測定不能カウンタNのカウント値が10以上の時だけ脈拍数の推移を推定演算する。これは、あまり短い時間内の脈拍の推移を推定しても意味が無いと考えられるからである。推定演算の対象とする時間は、測定不能カウンタNのカウント値を変える事で容易に変更可能である。
このように、脈拍が測定不能中の推移を推定する機能により、推定した脈拍数の推移パターンから、運動中の消費カロリーを計算で求める事が可能になる。また、最高脈拍数の推定値から使用者の運動強度を推定することも可能になる。
図15に本発明の脈拍計の外観を示す。センサの装着部分違いで二種類の外観図を示す。図15(A)は指サック型のセンサ1501を使用した場合でありセンサの出力信号はケーブルで時計ヘッド1502に接続される。図15(B)は、手首のとう骨部分に圧電マイク等のセンサ1503、1504を配置した場合の外観図である。
本発明の基本的構成を示す機能ブロック図である。 本発明の構成の一例を示す機能ブロック図である。 従来の脈拍計の機能ブロック図である。 安静時の心電波形と脈波波形を示す図である。 運動時の心電波形と脈波波形を示す図である。 本発明の第一の実施例を示すシステムブロック図である。 本発明の構成の他の例を示す機能ブロック図である。 本発明の構成の他の例を示す機能ブロック図である。 体動センサの具体的回路例を示す図である。 脈拍センサの具体的回路例を示す図である。 本発明の脈拍計の第二の実施例を示すシステムブロック図である。 脈拍計測の動作フローを示す図である。 脈拍計測の他の動作フローの一部を示す図である。 脈拍計測の他の動作フローの一部を示す図である。 (A)、(B)はそれぞれ本発明の脈拍計の外観を示す図である。
符号の説明
101 体動検出手段
102 A/D変換手段
103 体動レベル判定手段
104 電源
105 タイミング信号発生手段
106 脈拍検出手段
107 脈拍数演算手段
108 脈拍数記憶手段
109 表示手段

Claims (4)

  1. 体動検出手段が体動センサにより体動を検出しアナログ電圧信号を出力するステップと、
    A/D変換手段が前記体動検出手段の出力信号をデジタル信号に変換するステップと、
    体動レベル判定手段が、前記A/D変換手段の出力するデジタル信号に基づいて脈拍計測が可能か否かを判定し、判定結果に応じた制御信号を出力するステップと、
    脈拍検出手段が生体から脈拍を検出し、前記脈拍の周期信号を出力するステップと、
    脈拍数演算手段がタイミング信号発生手段から出力された所定のタイミング信号により、前記脈拍検出手段の出力する脈拍の周期信号を単位時間当たりの脈拍数データに換算するステップと、
    脈拍数記憶手段が前記脈拍数演算手段の出力する前記脈拍数データを前記体動レベル判定手段の出力する制御信号によって選択的に保持するステップと、
    脈拍検出制御手段が、前記体動レベル判定手段からの制御信号が検出レベル以下であるときは、前記脈拍検出手段と前記脈拍数演算手段を動作させ、前記体動レベル判定手段からの制御信号が検出レベルより大きいときは、前記脈拍検出手段と前記脈拍数演算手段を非動作とし、前記非動作した後に前記体動レベル判定手段からの制御信号が検出レベル以下となったときに前記脈拍検出手段と前記脈拍数演算手段を再動作させるステップと、
    表示手段が前記脈拍数データを保持した場合に前記タイミング信号発生手段から出力された所定のタイミング信号により、前記脈拍数記憶手段の出力する前記脈拍数データを表示するステップとを有する脈拍計の制御方法。
  2. 計時手段が前記タイミング信号発生手段から出力された所定のタイミング信号に基づいて現在時刻の時刻データを計数するステップと、
    前記脈拍数記憶手段が更に前記時刻データを記憶するステップと、
    前記表示手段が前記脈拍数記憶手段の前記脈拍数データと前記時刻データを表示するステップと、
    を有する請求項1記載の脈拍計の制御方法。
  3. パターン記憶手段が所定の脈拍数の参照推移パターンを記憶するステップと、
    パターン比較手段が計測により前記脈拍数記憶手段に記憶された脈拍数の実測推移パターンを前記パターン記憶手段に記憶された前記参照推移パターンと比較するステップと、
    比較結果判定手段が前記パターン比較手段の比較結果から脈拍数の前記実測推移パターンの特性を判定するステップと、
    を有する請求項2記載の脈拍計の制御方法。
  4. 体動レベル記憶手段が前記体動レベル判定手段の出力が脈拍計測不能の時の前記A/D変換手段の出力信号を記憶するステップと、
    脈拍数推定手段が前記体動レベル記憶手段に記憶された体動レベルデータと前記脈拍数記憶手段に記憶された前記脈拍数データとから、脈拍計測が不能の期間中の前記脈拍数データを推定するステップと、
    を有する請求項2記載の脈拍計の制御方法。
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