JP5790694B2 - 生体情報処理方法、及び生体情報処理装置 - Google Patents
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この種の消費カロリー計によってユーザの運動時における消費カロリーを算出する場合、ユーザは、脈拍センサを耳や指等に装着した状態で運動をする。その際、運動によるユーザの体の動きに起因して、耳や指に装着した脈拍センサがずれてしまい、脈拍センサが脈波を検出することができなくなり、ユーザの消費カロリーを正常に算出することができなくなってしまうことがある。これを防止するため、消費カロリーの算出中に脈拍センサが脈波を検出できなくなった場合、脈波を検出できない状態ときのユーザの消費カロリーを予測し、予測した消費カロリーを用いて引き続き消費カロリーの算出を行うものがある。
そこで、本発明は、算出した消費カロリーを実際の消費カロリーにより近づけ、算出した消費カロリーの信頼性の向上を図ることを目的とする。
また、上記構成において、前記消費カロリー算出部による前記消費カロリー算出処理の開始後に前記脈拍情報検出部によって前記脈拍情報が検出されなくなったときに、前記動き検出部によって自身の動きが検出された場合、前記消費カロリー算出部による前記消費カロリー算出処理を継続して行うようにしてもよい。
また、上記構成において、前記動き検出部を、自身の動きのレベルを検出可能に構成し、前記消費カロリー算出部による前記消費カロリー算出処理の開始後に前記脈拍情報検出部によって前記脈拍情報が検出されなくなったときに、前記動き検出部によって検出された前記動きのレベルが閾値を下回る場合、前記消費カロリー算出部による前記消費カロリー算出処理を停止するようにしてもよい。
また、上記構成において、前記消費カロリー算出部による前記消費カロリー算出処理の開始後に前記脈拍情報検出部によって前記脈拍情報が検出されなくなったときに、前記動き検出部によって検出された前記動きのレベルが前記閾値を上回る場合、前記消費カロリー算出部による前記消費カロリー算出処理を継続して行うようにしてもよい。
また、上記構成において、前記消費カロリー算出部による前記消費カロリー算出処理を継続して行う場合、前記消費カロリー算出部は、前記脈拍情報が検出されなくなる前に前記脈拍情報検出部によって検出されていた前記脈拍情報に基づいて前記消費カロリーを算出するようにしてもよい。
また、上記構成において、前記消費カロリーを表示する表示部をさらに有し、前記消費カロリー算出部による前記消費カロリー算出処理の停止後、前記消費カロリー算出処理の開始から停止までの前記ユーザの前記消費カロリーの累積値を前記表示部に表示するようにしてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明は、ユーザの脈拍情報を検出する脈拍情報検出部と、前記脈拍情報検出部が検出した前記脈拍情報に基づいて随時前記ユーザの消費カロリーを算出する消費カロリー算出処理を行う消費カロリー算出部と、自身の動きを検出する動き検出部と、を備え、前記ユーザの身体に装着されて、前記ユーザの消費カロリーを算出する生体情報処理装置を制御して、前記消費カロリー算出部による前記消費カロリー算出処理の開始後に前記脈拍情報検出部によって前記脈拍情報が検出されなくなったときに、前記動き検出部によって自身の動きが検出されているか否かを判定し、自身の動きが検出されていない場合、前記消費カロリー算出部による前記消費カロリー算出処理を停止すること、を特徴とする。
また、本発明によれば、脈拍情報検出部によって脈拍情報が検出されなくなったときでも、ユーザの運動によるカロリーの消費が発生しているときは消費カロリーの算出が継続して行われるため、算出した消費カロリーを実際の消費カロリーにより近づけ、算出した消費カロリーの信頼性の向上を図ることができる。
また、本発明によれば、脈拍情報が検出されていないときに検出されるべきユーザの脈拍情報を好適に予測することができ、この予測した脈拍情報に基づいて信頼性の高い消費カロリーを算出することができる。
また、本発明によれば、消費カロリー算出処理が停止されたタイミングで、特別な操作をすることなく、ユーザは、自身の消費カロリーの累計値を参照することができ、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
図1は、本実施形態に係る生体情報処理装置1の構成を示す図である。この生体情報処理装置1は、ユーザの脈拍情報である脈波信号を検出し、検出した脈波信号から脈拍数を算出し、また算出した脈拍数に基づいてユーザの消費カロリーを算出するものである。
生体情報処理装置1は、大別すると、ユーザの手首L(図3)に装着される腕時計型の装置本体10と、この装置本体10にケーブル20を介して信号通信可能に接続され、ユーザの脈拍情報である脈波信号を検出する脈波センサ30(脈拍情報検出部)と、を備えている。装置本体10には、図1に示すように、リストバンド12が設けられており、このリストバンド12を介して、装置本体10は、ユーザの手首Lに着脱自在に装着される。
図2において、装置本体10は、樹脂製の時計ケース11を備えている。時計ケース11の表面側には、現在時刻や日付に加えて、ユーザの脈拍数や、消費カロリー、体動のピッチ等を表示するELバックライト付きの液晶表示装置13(表示部)が設けられている。
液晶表示装置13には、表示面の左上側に位置する第1のセグメント表示領域131、右上側に位置する第2のセグメント表示領域132、右下側に位置する第3のセグメント表示領域133、及び左下側に位置するドット表示領域134が構成されており、ドット表示領域134では、各種の情報をグラフィック表示可能である。
時計ケース11の外周部には、消費カロリーの算出開始や動作モードの変更等の各種指示を行うためのボタンスイッチ111〜115が設けられ、時計ケース11の表面には、大きめのボタンスイッチ116,117が設けられている。本実施形態では、これらボタンスイッチ111〜117を利用してユーザが自身の性別・年齢・身長・体重等の個別情報を入力し、登録することができる構成となっている。この登録された個別情報は、後述する消費カロリー計算時に利用される。
また、時計ケース11の内部には、生体情報処理装置1の各部を中枢的に制御する制御部5が設けられている。この制御部5は、脈波センサ30が検出した脈波信号に基づいて脈拍数及び消費カロリーを算出する。また、制御部5は、体動センサ90が検出した体動信号に基づいて装置本体10の動きの有無を検出し、装置本体10の動きのレベルを算出し、さらに、ユーザの体動のピッチや体動のレベルを算出する。制御部5は、算出した脈拍数や、消費カロリー、ユーザの体動のピッチ、体動のレベルを、ユーザの指示に応じて液晶表示装置13に表示することができる。さらに、制御部5は、計時回路を備えており、通常時刻なども液晶表示装置13に表示可能となっている。
また、時計ケース11の内部には、ボタン型の小型の電池59が設けられている。この電池59は、生体情報処理装置1に電力を供給するものである。脈波センサ30には、ケーブル20を介してこの電池59から電力が供給される。時計ケース11の内部において、電池59に対して9時の方向には、ブザー用の偏平な圧電素子58が配置されている。電池59は、圧電素子58に比較して重いため、装置本体10の重心位置は、3時の方向に偏った位置にある。この重心が偏っている側にリストバンド12が接続してあるので、装置本体10を腕に安定した状態で装着できる。さらに、電池59と圧電素子58とを平面方向に配置してあるため、装置本体10を薄型化できる。
また、装置本体10の6時方向には、図3に示すように、裏面部119側へ向かって湾曲した湾曲部109が形成されており、この湾曲部の6時方向の端部に回転止め部108が形成されている。そして生体情報処理装置1が手首Lに装着された際には、時計ケース11の裏面部119が手首Lの上面部L1に密着すると共に、回転止め部108が手首Lの橈骨Rの存在する側の側面である側面部L2に当接する。このため、装置本体10を図3の矢印Aまたは矢印Bの方向に回転しようとしても、裏面部119及び回転止め部108によって回転が阻まれ、装置本体10が手首Lの周りを不必要にずれることがない。特に、本実施形態では、ユーザが生体情報処理装置1を装着した状態で運動することが想定されているが、上記構成によりユーザが運動した場合であっても装置本体10が手首Lの周りを不必要にずれることがないため、ユーザの快適性の向上を図ることができる。
脈波センサ30は、ユーザの脈拍情報である脈波信号を検出するためのセンサであり、センサ固定用バンド40によって遮光された状態でユーザの指の根元から指関節までの間に装着される。このように、脈波センサ30は指の根元に装着されるため、装置本体10と脈波センサ30との距離が近くなり、ケーブル20が短くて済み、ケーブル20の緩みや弛みを防止することができ、ユーザの運動中にケーブル20が邪魔にならない。また、掌から指先までの体温の分布を計測すると、寒いときには、指先の温度が著しく低下するのに対し、指の根元の温度は比較的低下しない。従って、指の根元に脈波センサ30を装着した場合、外気の温度に比較的影響されること無く、ユーザの脈波信号を検出することができる。
センサ枠36の上面部分には、ガラス板からなる透光板34が設けられており、この当光板の下方には、この透光板34に対して発光面を向けた状態でLED31が配置されると共に、受光面を向けた状態でフォトトランジスタ32が配置される。この構成のため、脈波信号を検出するべく脈波センサ30を指に装着したときに、LED31が発した光が透光板34を介して指に照射され、指から反射した光を透光板34を介してフォトトランジスタ32が受光することができる。ここで、透光板34の外側表面441と指表面との密着性を高めるため、透光板34の外側表面441は、その周囲部分461から突出している構造になっている。
図6に示すように、制御部5は、大別すると、脈波センサ30が検出した脈波信号の整形やA/D変換を行う脈波データ処理部500と、体動センサ90が検出した体動信号の整形やA/D変換を行う体動データ処理部501と、動作クロック信号を生成するクロック生成部502と、制御部5全体を制御するコントロール部503と、を備えている。
脈波データ処理部500は、大別すると、脈波信号増幅回路303と、脈波波形整形回路306と、を独自に備え、体動データ処理部501と共有してA/D変換回路305を備えている。脈波信号増幅回路303は、脈波センサ30から入力された脈波信号を増幅して生成した脈波増幅信号をA/D変換回路305および脈波波形整形回路306に出力する。脈波波形整形回路306は、脈波増幅信号の波形整形を行ってコントロール部503に出力する。A/D変換回路305は、脈波増幅信号のA/D変換を行って脈波データとしてコントロール部503に出力する。
クロック生成部502は、大別すると、発振回路312および分周回路313を備えている。発振回路312は、水晶発振器などを備え、コントロール部503にクロック信号を基準動作クロックとして供給するとともに、クロック信号から計時用クロック信号を生成させるべく、分周回路313に供給する。分周回路313は、供給されたクロック信号を分周して、各種の計時用クロック信号を生成してコントロール部503に供給する。
先ず脈拍数の算出の方法の一例について説明する。
ユーザからボタンスイッチ111〜117を介して脈拍数の算出を開始する旨の指示があると、MPU308は、A/D変換回路305に制御信号を出力し、脈波増幅信号のA/D変換を行わせ、脈波データを生成させて、この脈波データをMPU308に出力させる。そして、MPU308は、脈波データに対し高速フーリエ変換処理によって周波数分析を行い、脈波成分を抽出し、脈波成分から脈拍数を算出する。なお、脈拍数を算出する際に、同時に、体動データに基づいてユーザの体動レベルを算出し、体動レベルがある一定以上のときは、ユーザの体動によって強いノイズが発生し、信頼性の高い脈拍数を算出できないとして、一時的に脈拍数の算出を停止するようにしてもよい。この構成によれば、信頼性の高い脈拍数のみが算出され、例えば液晶表示装置13等に表示されることになる。
ユーザからボタンスイッチ111〜117を介して消費カロリーの算出を開始する旨の指示があると、MPU308は、上述した方法によって算出した脈拍数と、登録されているユーザの年齢、性別、身長、体重に係るデータを用いて、ユーザの酸素摂取量を算出する。ここで、酸素摂取量とは、単位時間、及び、単位体重当たりに、ユーザが取り込む酸素の量のことである。なお、酸素摂取量を算出する際に用いる計算式としては、公知の計算式を適用することができる。
次いでMPU308は、算出した酸素摂取量に、ユーザの体重、単位量の酸素を摂取したときに消費するカロリーとして予め定められている消費カロリー、及び、算出した酸素摂取量が継続している時間をかけることによって、算出した酸素摂取量が継続している間における消費カロリーを算出する。MPU308は、消費カロリーの算出中、このようにして算出した消費カロリーを累計し、消費カロリー開始後からユーザが消費した消費カロリー(以後、「累計消費カロリー」という)を算出する。つまり、消費カロリーの算出が行われている間、MPU308は、ユーザの現在の脈拍数に基づいて、随時、消費カロリーを算出し、算出開始後からの消費カロリーの累計をとり、累計消費カロリーを算出する。こうして算出された累計消費カロリーは、例えば、液晶表示装置13に表示されて、ユーザに示される。
以上、脈拍数及び消費カロリーの算出の方法の一例について述べたが、脈拍数及び消費カロリーの算出の方法はこれに限らないことは言うまでもない。
まず、消費カロリーの算出にあたり、ユーザは、ボタンスイッチ111〜117を介して、消費カロリーの算出を開始する旨の操作をする。この操作に応じて、生体情報処理装置1のMPU308は、消費カロリーを算出する処理である消費カロリー算出処理を開始する(ステップS1)。
消費カロリーの算出の開始後、MPU308は、A/D変換回路305に制御信号を出力し、脈波データを生成させ、この脈波データをMPU308に出力させる。そして、MPU308は、A/D変換回路305から入力された脈波データを参照し、脈波センサ30によってユーザの脈波信号が検出されている状態か否かを監視する(ステップS2)。
ここで、脈波信号が検出されている状態とは、脈波センサ30がユーザの指に正常に装着されており、脈波センサ30によってユーザの脈波信号を検出できる状態、のことを言う。
一方、脈波信号が検出されない状態とは、・休憩等の理由により、ユーザが生体情報処理装置1を外し、併せて脈波センサ30が指から外されたため脈波センサ30によってユーザの脈波信号が検出されない状態・ユーザが生体情報処理装置1を外していないにもかかわらず、脈波センサ30が指からずれたり、また、ユーザの動きに起因してノイズが発生したりする等の理由により、脈波センサ30によってユーザの脈波信号が検出されない状態 のいずれかの状態のことを言う。
この他、MPU308は、A/D変換回路305から入力された体動データを分析し、ユーザの体動のピッチを求め、脈波信号が検出されない間は、ピッチに基づいて消費カロリーを算出することができる。これによれば、実際に検出しているピッチに基づいて消費カロリーを算出するため、信頼性の高い消費カロリーを算出することができる。
このように本実施形態では、消費カロリーの算出中に脈波信号が検出されない状態になったときに装置本体10が動いていない場合は、MPU308は、消費カロリーの算出を停止するが、これは以下の理由による。すなわち、上記の場合、ユーザが休憩等のため生体情報処理装置1を自身から外した後、この生体情報処理装置1をどこかに載置しており、これにより、脈波センサ30によって脈波信号が検出されない状態、かつ、装置本体10が動いていない状態が現出した可能性が高い。そして、この場合はユーザの運動によるカロリーの消費が発生しない。このため、上記の場合は、消費カロリーの算出を停止ししたほうが、より実際に近く信頼性の高い消費カロリー、ひいては、累積消費カロリーを算出することができるからである。
例えばMPU308は、消費カロリーの算出の停止前までの累積消費カロリーを液晶表示装置13に表示することができる。これによれば、消費カロリーを液晶表示装置13に表示していない場合であっても、ユーザは特別な操作をすることなく自身の累積消費カロリーを参照することができ、ユーザの利便性の向上が図れる。
また例えば、MPU308は、ユーザが再び生体情報処理装置1を装着して消費カロリーの算出を再開したときに、算出の停止前の消費カロリーに算出の再開後の消費カロリーを加算できるような状態で待機すると共に、その旨を液晶表示装置13に表示することができる。これによれば、生体情報処理装置1を装着していないときを除いた適切な消費カロリーの算出を行うことができる。特に、休憩後に再び消費カロリーの算出を開始する意思を持ってユーザが生体情報処理装置1を外して休憩する場合、ユーザは、ボタンスイッチ111〜119を介してその旨を操作することなく、又は、操作をし忘れた場合であっても、生体情報処理装置1を外して休憩している間を除いた適切な消費カロリーの算出を行うことができる。
また例えば、MPU308は、消費カロリーの算出を停止した後の経過時間を計時し、液晶表示装置13に表示することができる。これによれば、ユーザが生体情報処理装置1を外して休憩している場合、自身がどれくらい休憩しているかを認識することができ、この認識に基づいて、例えば再び消費カロリーの算出を開始するか否かを判断することができる。
すなわち、MPU308は、A/D変換回路305から入力された体動データを分析することにより現在の装置本体10自体の動きのレベルを算出し、この動きのレベルと予め定められた閾値とを比較するようにしてもよい。ここで、閾値とは、生体情報処理装置1がユーザに装着されているか否かを判定するための値であり、動きのレベルが閾値を下回っている場合、生体情報処理装置1の動きが十分小さく、生体情報処理装置1がユーザから外されていると判定され、動きのレベルが閾値を上回っている場合、生体情報処理装置1がユーザの動きに応じて動いており、生体情報処理装置1がユーザに装着されていると判定される。
現在の体動レベルが閾値を上回っている場合、ユーザが生体情報処理装置1を装着した状態で運動している可能性が高いため、引き続き消費カロリーの算出をすべく、MPU308は、処理手順をステップ5へ移行する。
一方、現在の体動レベルが閾値を下回っている場合、ユーザが生体情報処理装置1を外している可能性が高いため、消費カロリーの算出を停止すべく、MPU308は、処理手順をステップ6へ移行する。
従って、本実施形態によれば、脈波信号が検出されない状態であっても、ユーザの運動によるカロリーの消費が発生しているときは、消費カロリーの算出が行われることとなるため、算出した消費カロリーをユーザの実際の消費カロリーに近づけることができ、信頼性の高い消費カロリーを算出することができる。
例えば、上述した実施形態では、本発明をユーザの手首Lに装着されて使用される腕時計型の生体情報処理装置1に適用した例を説明したが、本発明は、腕時計型の生体情報処理装置1に限らず、ユーザの身体に装着されて使用される装置に広く適用することができる。
また、例えば、上述した実施形態では、生体情報処理装置1を制御するための制御プログラムが予めROM310に記憶されている場合について説明したが、各種磁気ディスク、光ディスク、メモリカードなどの記録媒体に制御用プログラムを予め記憶し、これらの記録媒体から読み込み、インストールするように構成することも可能である。また、通信インターフェースを設け、インターネット、LANなどの通信ネットワークを介して制御用プログラムをダウンロードし、インストールして実行するように構成することも可能である。
Claims (10)
- 脈拍情報検出部がユーザの脈波信号を検出するステップと、
体動センサ部が前記ユーザの体動情報を検出するステップと、
消費カロリー算出部が前記脈波信号および前記体動情報に基づいて前記ユーザの消費カロリー算出処理を実行するステップと、
前記脈波信号が検出されない場合に、前記消費カロリー算出処理の継続判定を行うステップと、を備え、
前記継続判定を行うステップにおいて、前記ユーザの前記体動情報が前記体動情報に対して設定された閾値を上回る場合、前記消費カロリー算出処理を継続し、
前記体動情報が前記閾値を下回る場合、前記消費カロリー算出処理を停止することを特徴とする生体情報処理方法。 - 前記脈波信号の信頼性が低い場合に、前記体動情報または過去に算出された脈拍数のいずれか一つに基づいて消費カロリー算出処理を実行すること、
を特徴とする請求項1に記載の生体情報処理方法。 - 前記脈波信号の信頼性は、前記体動情報の大きさを使って決定すること、
を特徴とする請求項2に記載の生体情報処理方法。 - 前記体動情報が所定値以上である場合には、前記脈波信号の信頼性は低いと判断することを特徴とする請求項3に記載の生体情報処理方法。
- 前記体動情報に基づいて前記消費カロリー算出処理を実行することは、前記体動情報から導出された前記ユーザのピッチ情報を用いること、
を特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の生体情報処理方法。 - 前記消費カロリー算出部が算出した前記消費カロリーを表示部に表示するステップと、
前記消費カロリー算出処理の停止後、前記消費カロリー算出処理を停止するまでの前記消費カロリーの累積値を算出するステップと、
前記算出した累積値を前記表示部に表示するステップと、
をさらに有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の生体情報処理方法。 - 前記消費カロリー算出処理を停止した後に、前記体動情報が前記閾値を上回った場合、前記消費カロリー算出処理を再開するステップと、
前記停止前の前記消費カロリーに前記再開後の消費カロリーを加算するステップと、
をさらに有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の生体情報処理方法。 - ユーザの脈波信号を検出する脈拍情報検出部と、
前記ユーザの体動情報を検出する体動センサ部と、
前記脈波信号および前記体動情報に基づいて前記ユーザの消費カロリー算出処理を実行する消費カロリー算出部と、
前記脈波信号が検出されない場合に、前記消費カロリー算出処理の継続判定を行い、前記ユーザの前記体動情報が前記体動情報に対して設定された閾値を上回る場合、前記消費カロリー算出処理を継続し、前記体動情報が前記閾値を下回る場合、前記消費カロリー算出処理を停止する処理部と、
を有すること特徴とする生体情報処理装置。 - 前記消費カロリーを表示する表示部を有し、
前記消費カロリー算出処理の停止後、前記消費カロリー算出処理を停止するまでの前記消費カロリーの累積値を前記表示部に表示すること、
を特徴とする請求項8に記載の生体情報処理装置。 - 前記体動センサ部、前記消費カロリー算出部及び前記処理部を収めるケース部と、
前記ケース部の6時方向には、前記ケース部の回転を阻む回転止め部が形成されていることを特徴とする請求項8または9に記載の生体情報処理装置。
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